JP2009173442A - シート折り装置と画像形成装置 - Google Patents

シート折り装置と画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009173442A
JP2009173442A JP2008261933A JP2008261933A JP2009173442A JP 2009173442 A JP2009173442 A JP 2009173442A JP 2008261933 A JP2008261933 A JP 2008261933A JP 2008261933 A JP2008261933 A JP 2008261933A JP 2009173442 A JP2009173442 A JP 2009173442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
folding
roller
sheet folding
apparatuses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008261933A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Noji
敏彰 野地
Masahiro Yonenuma
政広 米沼
Kazuhiro Mochizuki
一宏 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2008261933A priority Critical patent/JP2009173442A/ja
Publication of JP2009173442A publication Critical patent/JP2009173442A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】シートの折り曲げに高生産性を発揮するシート折り装置を提供すること。
【解決手段】シート折り装置200は、受入搬送パス、送り搬送パス、排出搬送パスに沿って設けられた第1乃至第3ローラ214乃至216を備えている。また、第1乃至第3ローラを制御するCPU290も備えている。第1乃至第3ローラは、画像形成装置の装置本体100Aで画像を形成されたシートを折り畳むようになっている。CPU290は、シート折り装置が複数接続(100A,100B)されたとき、各シート折り装置の第1乃至第3ローラを選択して作動させことが可能になっている。このため、シート折り装置は、1台でシートの折り処理を行えるとともに、必要に応じて複数接続することによって、各種の折り処理を行うことができるので、設置スペースを有効に使用することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、シートを折り畳むシート折り装置と、このシート折り装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する装置に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機器等の画像形成装置がある。画像形成装置には、画像を形成したシートを折り畳むシート折り装置を装置本体に備えたものがある(特許文献1,2)。
特許文献1に記載のシート折り装置は、次のようにしてシートを折り畳むようになっている。まず、第1のストッパで位置決めして静止したシートを折り板で突いて第1の折りローラ対のニップに押し込む。第1の折りローラ対は、回転しながらシートの1回目の折り曲げを行い、搬出経路に導き出して、シートの先端を第2のストッパに突き当てる。この状態で、第1の折りローラ対は、さらに回転して、シートの後端側を送り出し、シートを撓ませる。すると、第2のローラ対は、シートの撓んだ部分を回転しながら受け入れて、シートの2回目の折り曲げを行う。このようにして、従来のシート折り装置は、シートを2回折り曲げて3つ折りにしている。
特許文献2に記載のシート折り装置は、ローラ対とこのローラ対のニップにシートを押し込む折り板とからなる折り機構を複数備え、シートの折り方に応じて折り機構を選択して使用するようになっている。しかも、シート折り装置は、シートの折り回数が最も多い場合に対応できる数の折り機構を備えている。
特開2004−99199号公報 特開2005−306585号公報
ところで、近年、画像形成装置は、高生産性を求められている。これにともなって、シート折り装置も高生産性を求められている。ところが、特許文献1のシート折り装置は、1台で、2回、連続してシートを折り曲げるため、生産性を高めるのが困難であった。
そこで、生産性を高めるため、ローラ対の回転速度を速くすることが考えられる。しかし、ローラ対の回転速度を速くすると、ローラがシートに対してスリップして、シートに傷を付けたり、皺を発生させたりして、シートの品質を低下させるという別の問題が生じるおそれがある。
また、特許文献2のシート折り装置は、ユーザによっては、折り回数の少ないシートを折り畳む場合、使用しない折り機構が生じる。このため、ユーザは、不必要な折り機構を備えたシート折り装置を使用することになり、大型のシート折り装置を使用せざるをえないという課題があった。
さらに、ユーザによっては、シートの折り目をはっきりと付けて品質を向上させたい場合がある。このような場合、特許文献1,2のシート折り装置におけるローラ対の圧接圧を強くする必要がある。しかし、ローラ対の圧接圧を強くすると、シートの折り目に皺が生じることがあった。また、折り目の位置がずれて、所定の位置に折り目を形成することができないこともあった。
本発明は、シートの品質を低下させることなく、シートの折り曲げに高生産性を発揮するシート折り装置を提供することにある。
本発明は、シートの品質を低下させることなく、シートの折り目をはっきりと付ける(増し折りする)ことのできるシート折り装置を提供することにある。
本発明は、シートの折り曲げに高生産性を発揮するシート折り装置を装置本体に備えて画像形成に高生産性を発揮する画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート折り装置は、画像形成装置の装置本体で画像を形成されたシートを折り畳む、シート搬送路に沿って設けられた複数の折り手段と、前記複数の折り手段を作動させる制御手段と、を備えており、前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、各前記シート折り装置の前記折り手段を選択して作動させることが可能である、ことを特徴としている。
本発明のシート折り装置は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、前記制御手段が、前記選択した折り手段の内、最後の折り手段よりシート搬送方向の下流側の折り手段にシートの折り目付けを行わせることが可能である、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、前記画像形成部によって画像を形成されたシートを折り畳むシート折り装置と、を備え、前記シート折り装置が、上記いずれか一方のシート折り装置であることを特徴としている。
本発明のシート折り装置は、複数接続されたとき、制御手段によって、各シート折り装置の折り手段を選択して作動させることができるようになっている。
このため、本発明のシート折り装置は、従来、1枚のシートを1台のシート折り装置で折り畳んでいたのを、折り順序に従って複数台のシート折り装置で分担して順次折り畳むことができて、1台の場合よりも、シートの折り曲げの生産性を高めることができる。
また、本発明のシート折り装置は、シートを1枚ずつ複数台の各シート折り装置で折り曲げて、一度に、複数枚のシートを折ることができるので、シートの折り曲げの生産性を高めることができる。
しかも、本発明のシート折り装置は、シートの搬送速度を従来よりも速くすることなく、シートの折り曲げの生産性を高めることができて、シート搬送速度を速くすることによって生じていたシートの傷や皺の発生を少なくすることができる。よって、シートの折り品質の低下を防止することができる。
また、本発明のシート折り装置は、シートの折り回数に応じて、複数接続して使用できるため、設置スペースを不必要に広く必要とすることがない。
さらに、本発明のシート折り装置は、シートの折り目をはっきりと付ける(増し折りする)ことを希望するときには、最後に、改めて、折り目付けを行うことができるので、シートの折り品質(品位)を高めることができる。しかも、折り目付けをするのに、シートを折り畳むときの力と同じ力で行えるので、折り皺を発生させることなく、はっきりとした折り目付けを行うことができる。
また、本発明のシート折り装置は、必要に応じて接続し、シート折り手段を選択して使用することができるので、同一構造にして、生産コストを下げることができる。
本発明の画像形成装置は、シートの折り曲げに高生産性を発揮するシート折り装置を装置本体に備えているので、画像形成に高生産性を発揮することができる。
以下、本発明の実施形態のシート折り装置と、このシート折り装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
図1において、画像形成装置100は、装置本体100Aとシート折り装置200とを備えている。シート折り装置200には、シート処理装置300が必要に応じて接続されている。装置本体100Aは、シートに画像を形成する部分である。シート折り装置200は、装置本体100Aで画像を形成されたシートを2回折って、3つに折り畳む装置である。なお、シート折り装置200は、図13に示すように、2台、あるいは3台以上、複数並設されて、増設できるようになっている。シート処理装置300は、シート折り装置を素通りしたシートやシート折り装置200によって折り畳まれたシートをそのまま排出する処理、シートに孔をあける処理、捺印をする処理及び束状にして綴じる処理等の、少なくとも1つの処理をするようになっている。本実施形態のシート処理装置300は、シートを綴じるようになっている。
(画像形成装置の全体説明)
画像形成装置の装置本体100Aは、上部に、画像読取装置120と原稿給送装置(ADF)110とを重ねて備えている。原稿給送装置110は、ユーザによってスタッカ111に載置された原稿Dを順次1枚ずつ画像読取装置120のプラテンガラス121に給送するようになっている。なお、原稿給送装置110は、画像読取装置120に開閉自在に設けられている。原稿給送装置110を開くと、プラテンガラス121が開放されて、プラテンガラス121上に原稿を置くことができる。画像読取装置120は、原稿給送装置110によってプラテンガラス121上に送り込まれた原稿や、プラテンガラス121に置かれた原稿を読み取り、読み取った画像情報に処理を加えて、レーザスキャナ部130に送るようになっている。
なお、原稿給送装置110を開くと、プラテンガラス121に原稿を置くことができるため、原稿給送装置110は、必ずしも必要としない。また、装置本体100Aは、外部のファクシミリやパソコンからの画像情報に基づいてシートに画像を形成するようになっている。このため、装置本体100Aは、画像読取装置120と原稿給送装置110とを必ずしも備えている必要がない。したがって、画像形成装置100は、少なくとも、装置本体100Aとシート折り装置200とを備えていればよい。
レーザスキャナ部130は、帯電されている感光ドラム140にレーザを照射して、画像形成部である例えば感光ドラム140に静電潜像を形成する。静電潜像は、現像器141に現像されてトナー像となる。トナー像は、給紙カセット150a,150bから給送されたシートに転写チャージャ142によって転写される。シートPAは、定着器143によって加熱加圧されて、トナー像を定着される。トナー像を定着されたシートPAは、本体排紙ローラ対160によってシート折り装置200に排出される。シートの両面にトナー像を形成する場合、シートは、反転パス144によって表裏反転されて感光ドラム140に送られるようになっている。
シートは、本体排紙ローラ対160を通過するとき、本体排紙口センサ161にて検知される。シートPAの排出が検知されと、装置本体のCPU289(図5)からシート折り装置200のCPU290に、本体排紙信号ES(図5)が送信される。シート折り装置200のCPU290は、装置本体のCPU289からの本体排紙信号ESに基づいて、動作タイミングを取り、サイズ信号DS、及び折りモード信号FS等に基づいて、シート搬入口210(図1)に送り込まれたシートの処理を判断する。
シート折り装置200の入口にあるシート搬入ローラ211より取り込まれたシートPAは、シート搬入ローラ211の直後に設けられた切替部材240(図3)により搬送経路が振り分けられる。
折り処理が指定されていない場合、シートは、シート折り装置200の通過搬送パス253(図3)を素通りしてシート処理装置300へ送られる。通過搬送パス253は、ピンチローラ231,232を有するピンチローラユニット230によって形成されている。
また、折り処理が指定されている場合、シートは、受入搬送パス250(図3)へ搬送され、サイズ信号DS及び折りモード信号FSに基づいて、内3つ折り処理(図2)、外3つ折り処理、片袖折り処理のいずれかの折り処理をされる。内3つ折り処理(図2(A))と、外3つ折り処理(図2(B))とが選択されている場合(図6乃至図9)、シートは、内3つ折りあるいは外3つ折りされた後、シート折り装置200内の折りシート収納ボックス280に収納されるようになっている。片袖折り処理(図2(C))を選択されている場合(図10乃至図12)、シートは、片袖折り処理をされた後、排出搬送パス252を通って通過搬送パス253に合流して、シート処理装置300へ送られる。そして、シートは、綴じ処理、あるいはパンチ処理をされるようになっている。なお、観音折り(図2(D))は、図20乃至図22に示すように、2台のシート折り装置200A,200Bによって行われる。
シート処理装置300(図1)は、搬入口307とステープルトレイ303とを結ぶ搬送経路302に、シートを綴じるステープラ304を備えている。ステープラ304によって綴じられたシート束は、シート収納スタッカ301に排出される。ステープラ304の代わりに、シートの一側縁を糊付けする糊付け装置、シートに孔をあける穿孔装置、あるいはシートに捺印をするスタンプ装置を設けてもよい。処理を施されないシートは、搬入口307から、排紙パス306を通過して第2収納スタッカ305に積載される。
(シート折り装置)
シート折り装置200は、使い勝手によって、図1に示すように1台で使用される場合と、図13に示すように2台並設して使用される場合とがある。最初に、1台のシート折り装置を装置本体100Aに接続した場合について説明し、その後、シート折り装置200A,200Bを2台接続した場合(図13乃至図24)について説明する。なお、シート折り装置200は、2台に限定されることなく、複数台接続されるようになっている。
シート折り装置200は、1台のとき、シートを2回折り畳んで、図2(A)に示す内3つ折り、(B)に示す外3つ折り、(C)に示す片袖折りをすることができる。
内3つ折りは、図2(A)に示すように、シートの搬送方向先端側の(1/3)の位置を折り畳み、この折り合わせ片の上にシートの後端側の(1/3)の位置を重ね合わせて形成される。このように、3つ折りにされるシートには、例えば、手紙があり、封筒に封入される。
外3つ折りは、図2(B)に示すように、シートの搬送方向先端側の(1/3)の位置と後端側の(1/3)の位置をそれぞれ反対側に折り畳むことによって形成される。このように3つ折りにされるシートには、例えば、ダイレクトメールがあり、封筒に封入される。
片袖折りは、図2(C)に示すように、シートの搬送方向中央の(1/2)の位置で2つに折り、次いでこの2つに折った一片を更に(1/2)の位置で反対側に2つに折ることによって形成される。ただし、本実施形態では後述するように、まずシートの搬送方向先端側の(1/4)の位置で2つに折り、次いで折ったシートの折り返し先端の位置(折られる前のシートの搬送方向中央の位置)で反対側に2つ折ることにより形成される。このように折り畳んだ片袖折りのシートは、順次積み重ねた一連の文書として綴じられたり、孔をあけられてファイリングされたりする。これによって、大小サイズ、例えば、A3サイズ文書をA4サイズ文書に揃えてファイリングすることができる。
観音折りは、後述する2台のシート折り装置によって、図2(D)に示すように、3箇所折り畳まれて形成される。観音折りは、最初、シート搬送方向の後端の(1/4)の位置を折り畳まれ、次に、先端の(1/4)の位置を折り畳まれ、最後、折られた部分が内側になるように、シートの中央を折り畳まれて形成される。
(シート折り装置の制御ブロック図)
シート折り装置200の制御系統を図3、図5に基づいて説明する。
シート折り装置200のCPU290は、装置本体100AのCPU289に接続されて、CPU289から送られてくる本体排紙信号ES、サイズ信号DS、及び折りモード信号FS等の情報信号に基づいて、シート折り装置200を制御するようになっている。CPU290には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM204と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203とが設けられている。
また、後述する2台のシート折り装置によって、図14乃至図16に示す1枚のシートを分担して折り処理を行うか、図17、図18に示す個別のシートを個々に折り処理を行うかは、CPU290が折りモード信号FSに基づいて判断するようになっている。
図3乃至図5において、シート折り装置200を制御する制御手段である例えばCPU290には、次のセンサが接続されている。折り基準ストッパ243を回転させるストッパ移動モータM4の軸に同軸固定されたマスク板の回転を検知して折り基準ストッパ243のホームポジションを検知する折り基準ホーム検知センサHS1。受入搬送パス250の入口近くでシートPAを検知する入口センサS1。受入搬送パス250を通過するシートの検知及びシートが詰まった場合の検知を行うパスセンサS2。レジストSBローラ213とピンチローラSB234に到達する直前のシートの先端を検知するレジスト前センサS3。レジストSBローラ213とピンチローラSB234を通過したシートの先端を検知するレジスト後センサS4。シート押えガイド244の下流側近傍に配設されて、シート折り時の、シート詰まりを検知する折りシート検出センサS5。収納ゲート241を通過するシートを検知する折り部排出センサS6。折りシート収納ボックス280内のシートが満杯であることを折りシート押え回動片282を介して検知するフル検知センサS7。折り処理されたシートがシート処理装置300に搬送されるのを検知するシート排出センサS8。シート折り装置上流側には、シート折り装置が画像形成装置の装置本体100Aや、シート折り装置に接続されたことを検知する接続検知センサS295。
CPU290には、次のモータが接続されている。各搬送系のローラ211A,212,217乃至223,211B等を、タイミングベルトを介して回転させる搬送モータM1。第1ローラ214、第2ローラ215及び第3ローラ216を回転させるブラシレスモータである折り駆動モータM2。シートのスキュー補正及び折り処理のため、レジストSBローラ213を他のローラとは別駆動回転させるパルスモータであるレジストモータM3。折り基準ストッパ243を回転させるパルスモータであるストッパ移動モータM4。
CPU290には、次のソレノイドが接続されている。切替部材240を図3において、実線の位置と破線の位置とに切り替える切替部材ソレノイドSL1。ON状態でピンチローラ233を搬入ローラ212から離間させる離間ソレノイドSL2。ON状態でピンチローラ233を搬入ローラ212に圧接させる加圧ソレノイドSL3。ON状態でシート押えガイド244でシートを押える押えソレノイドSL4。レジストモータM3が励磁状態で静止したとき、ON状態でモータM3のクラッチ部を作動させてレジストSBローラ213をレジストモータM3と連結させるラチェットソレノイドSL5。ON状態で収納ゲート241を折シート収納ボックス側に切り替える収納ゲートソレノイドSL6。切替部材260を作動させる1回目折りフラッパソレノイドSL8。
(シート折り装置の構造)
シート折り装置200は、図1、図3、図4に示すように、画像形成装置の本体100Aから排出されたシートPAを取り込むシート搬入口210を備えている。また、シート折り装置200は、上部に、シート搬入口210に送り込まれたシートPAを搬送するシート搬入ローラ211A及びピンチローラ231、並びにシート搬入ローラ211B及びピンチローラ232の2つのローラ対を備えている。2つのピンチローラ231,232は、ピンチローラユニット230を構成している。シート搬入口側のピンチローラ231の直後に配設された切替部材240は、シート折り装置200がシートの折り処理をするか否かによって、受入搬送パス250と通過搬送パス253とを選択的に切り替えるようになっている。
シート折り装置200がシートの折り処理をしない場合、切替部材240は、切り替わらないで実線の位置にいて通過搬送パス253を選択している。このため、シートPAは、ピンチローラユニット230と2つのシート搬入ローラ211A,211Bとで形成された水平な通過搬送パス253に案内されて、シート処理装置300に送られる。また、ピンチローラユニット230は、通過搬送パス253にシートが詰まったとき、シートピン237を中心にして上方に開いて、詰まったシート(ジャムシート)を除去できるようになっている。
シート折り装置200がシートの折り処理をする場合、シート折り装置200のCPU290(図5)は、切替部材ソレノイドSL1をONにして、切替部材240を実線の位置から破線の位置に切り替える。切替部材240は、受入搬送パス250を選択して、シートを受入搬送パス250に案内するようにする。受入搬送パス250には、下流側に向けて、搬入されたシートPAを検知する入口センサS1、シートの検知及びシートの詰まりを検知するパスセンサS2、搬入ローラ212とピンチローラ233とのローラ対、シート後端ストッパ242が順に配設されている。入口センサS1がシートを検知すると、折り処理をするための折り駆動モータM2が駆動を開始するようになっている。折り駆動モータM2は、後述する第1ローラ214、第2ローラ215及び第3ローラ216を回転させるようになっている。
さらに、その受入搬送パス250の下流に第1ローラ214、第2ローラ215、第3ローラ216が配置されている。第1ローラ214と第2ローラ215は圧接している。第2ローラ215と第3ローラ216は圧接している。受入搬送パス250と、第1ローラ214と第2ローラ215との圧接ローラ間とで折り1ループ形成部255が形成されている。折り1ループ形成部255には、切替部材260を設置してある。この切替部材260は、除電ブラシも兼用しており、画像形成装置の装置本体100A側で帯電させられたシートの静電気を除去するようになっている。
また、第1ローラ214と第2ローラ215のニップの下流側には、折り搬送パス251が形成されている。折り搬送パス251と、第2ローラ215と第3ローラ216との圧接ローラ間とで折り2ループ形成部256が形成されている。また、受入搬送パス250の折り1ループ形成部255の下流側には、レジスト前センサS3、レジストSBローラ213及びピンチローラSB234、レジスト後センサS4、折り1シート後方パス254が順に配設されている。レジストSBローラ213及びピンチローラSB234は、シートPAのレジスト及びスキュー補正をするようになっている。折り1シート後方パス254は、シート搬送方向に長いシートの処理時に、長いシートの先頭部分を収納する部分である。
折り搬送パス251は、折りシートを重ね合わせる方向に湾曲した1対の板状部材で形成されている。シートを折り畳む折り手段である例えば第1ローラ214と第2ローラ215は、ニップでシートを挟んで搬送して、第1回目のシート折りをするようになっている。折り搬送パス251の最下流部分付近には、位置可変のレバー部材からなる折り基準ストッパ243が配設されている。この折り基準ストッパ243は、折り搬送パス251の曲率中心側に回動支点を有し、ストッパ移動モータM4で所定角度回転するようになっている。したがって、折り搬送パス251中での折り基準ストッパ243は、ストッパ移動モータM4によってその位置を調節することができる。
また、折り搬送パス251には、シート折り時に、揺動して、シート端の浮きによる耳折れを防止するシート押えガイド244が設けられている。さらに、シート押えガイド244の下流側近傍には、シート折り時の、シート詰まりを検知する折りシート検出センサS5が設けられている。
シートを折り畳む折り手段である例えば第2ローラ215と第3ローラ216は、ニップでシートを挟んで搬送して、第2回目のシート折りをするようになっている。第1ローラ214と第2ローラ215と第3ローラ216は、互いに圧接された回転体対であり、複数の折り手段の一例である。搬出ローラ217と排出ピンチローラ235は、ニップでシートを挟んでシートに折り目を確実に付けるようになっている。搬送ローラ218,219,220,221,222,223と各搬送ピンチローラ236とからなる複数のローラ対は、折り処理が完了したシートを、排出搬送パス252を通過させてシート処理装置300(図1)に搬送するようになっている。
図4において、搬送ローラ218の下流側には、収納ゲート241が設けられている。収納ゲート241は、内3つ折り処理及び外3つ折り処理されたシートを選択的にその下部に設置された折りシート収納ボックス280に案内するようになっている。また、収納ゲート241は、収納ゲート241を通過するシートを検知する折り部排出センサS6(図3)を有している。折りシート収納ボックス280の上部には、軸283を中心に回動する折りシート押え回動片282を介してシートの満杯を検知するフル検知センサS7(図3)が設けられている。さらに、この折りシート収納ボックス280は、シート折り装置側に設けたガイドレール284によって、シート折り装置に着脱できるようになっている。また、折りシート押え回動片282と一体のピニオン285を回動させるラック286の片側端部には台形突起287が設けてある。台形突起287は、折りシート収納ボックス280を着脱するとき、シート折り装置の折りシート収納ボックス280を着脱用開口部端に上述の台形突起を当てて折りシート押え回動片282を、折りシート収納ボックス280内に回動退避させるようになっている。ラック286は、ばね288によって矢印方向に常時引っ張られている。
内3つ折り及び外3つ折り処理以外の折り処理されたシートは、収納ゲート241を通過して搬送ローラ219,220,221,222,223と各搬送ピンチローラ236とからなる複数のローラ対で搬送される。さらに、シートは、水平な通過搬送パス253を経て、シート処理装置300に搬送される。通過搬送パス253の合流点直後には、シート排出センサS8が設けられている。シート排出センサS8は、折り処理されたシートの搬送を監視して、シート折り装置のCPU290は、シート処理装置300にシート検知信号を送信するようになっている。
シート折り装置200内の上部と下部に、保守のためシート搬送パス含む機構部を引き出しできるように、引き出し上レール201と引き出し下レール202が設置されている。また、シート折り装置200内の最下部には、シート折り装置200の駆動用電源部を含むシート折り装置のCPU290が納められている。さらにシート折り装置外装の最下部には、装置重量を支え移動可能とするキャスタ291(図3)が設けられている。
(シート折り装置の基本的な動作説明)
シート折り装置の基本的な動作の説明を図1、図3乃至図12に基づいて行う。
装置本体100Aから排出されて、折り処理が指定されたシートは、折りモードに従って、前述した内3つ折り、外3つ折り、片袖折りのいずれかの折り処理をされる。
(初期動作)
画像形成装置の装置本体100Aの電源が入れられると、シート折り装置200の電源も入る。シート折り装置200のCPU290は、シート折り装置200が画像形成装置の装置本体100A(図25(B))に確実接続されているか否かを接続検知センサS295の検知動作によって確認する。仮に、シート折り装置が装置本体に確実に接続されていないと、装置本体から送られてくるシートは、シート折り装置に確実に送り込まれることができなくなる。このため、CPU290は、接続検知センサS295が検知動作をしないとき、不図示の操作パネルに接続不十分であることを表示して、ユーザに接続を確実にするように促す。
その後、シート折り装置200のCPU290は、センサ及びソレノイド等のアクチュエータ類の状態を、あらかじめ設定された初期値と比較して装置本体のCPU289側と通信し、必要に応じて、シート折り装置200の初期動作を行う。この初期確認と同時に、CPU290は、搬送モータM1及び折り駆動モータM2を始動させる。
(シートの取り込み)
シートが、装置本体100Aからシート折り装置200のシート搬入口210に搬送されるとき、装置本体のCPU289からシート折り装置のCPU290に本体排紙信号ES、サイズ信号DS、折りモード信号FSの情報が入力される。この入力された情報に基づき、シートは、シート折り装置のシート搬入口の直後にある切替部材240によってシート折り装置内への受入搬送パス250へ案内される。
(シートのレジスト処理)
受入搬送パス250に搬送されてきたシートPAは、入口センサS1、パスセンサS2で検知されて、さらに、搬入ローラ212とピンチローラ233とによって搬送され、先端がレジスト前センサS3によって検知される。シートは、レジスト前センサS3がONになった後、ピンチローラSB234と回転を停止したレジストSBローラ213とのニップに突き当てられる。シートは、搬入ローラ212とピンチローラ233とによって、さらに、所定時間搬送され、折り1ループ形成部255にループ(撓み)が形成される。このときレジストモータM3が励磁状態で回転を静止し、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになり、レジストSBローラ213はレジストモータM3と連結される。
シートにループが形成された後、ピンチローラ233の加圧ソレノイドSL3がOFFになり、ピンチローラ233の離間ソレノイドSL2がONになり、搬入ローラ212に対向するピンチローラ233の圧接が解除されて、シートPAは自由度を与えられる。これによって、シートは、レジストSBローラ213とピンチローラSB234とのニップを基準にして、スキュー補正されて、レジスト処理が完了する。すなわち、シートが斜めになっている場合、真っ直ぐに修正される。
(シート折り処理)
シートは、レジスト処理された後、折りモード信号FSに基づいて、以下に説明する、内3つ折り、外3つ折り、片袖折りのいずれかの折り処理をされる。
(内3つ折りフロー制御)図6、図7参照。
スキュー補正後、離間ソレノイドSL2がOFFしてピンチローラ233が搬入ローラ212に再度圧接し、レジストモータM3が正転駆動して、レジストSBローラ213がシートPAを折り1シート後方パス254へ送り込む(図6(A)乃至(D))。レジストモータM3の回転は、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになりレジストSBローラ213に確実に伝達される。レジストモータM3は、パルスモータであり、シートの搬送量をCPU290によってパルスカウント制御されて、搬入ローラ212の下流搬送路にあるシート後端ストッパ242をシートの後端が通過するまで回転して停止する。そのシートの後端がシート後端ストッパ242を通過するのに相当するパルス量は、シートサイズ、折りモードにより設定され、レジスト後センサS4がシートの先端を検知するのを始点にパルスカウントされる。
シートの後端がシート後端ストッパ242を通過した時点で、レジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5がONのまま、レジストSBローラ213のレジストモータM3が逆転する(図6(C))。シートPAは、レジストSBローラ213の逆転により逆送されて、後端(上端)がシート後端ストッパ242に受け止められて、折り1ループ形成部255の空間にループ(撓み)を形成される。シートPAは第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折ローラ間にニップされる(図6(D))。
この2つの折りローラ214,215でシートを挟んで回転して搬送するとき、レジスト後センサS4が再度シート端を検知してから所定時間後、ラチェットソレノイドSL5及びレジストモータM3がOFFになる。レジストSBローラ213は、回転自在になり、シートの移動に従動回転して、シートに必要以上のストレス(引っ張り力)を加えないようにする。同様な目的で、レジストSBローラ213の駆動伝達を切る代わりにピンチローラSB234をレジストSBローラ213から離間させても良い。
以上のように、シートPAは、第1ローラ214と第2ローラ215に受け渡され、2つの折りローラ214,215でニップ搬送されて、折りローラ間で第1回目の折り処理を受ける。折り部分を先頭にシートPAは、送られ、折りシート検出センサS5で検知されて、その下流の折り搬送パス251上に設けられて所定位置に移動設定された折り基準ストッパ243に受け止められる。この結果、シートPAは、折り2ループ形成部256にループ(撓み)を形成させられる(図7(A))。
特に、内3つ折り処理では、折り2ループ形成部256において、シートにループを形成するとき、ループ側に第1回目の折り処理されたシート端面が来るため、第2回目の折り処理時にシート端面を巻き込まれて、シート端面に耳折れ等が発生しやすい。このため、内3つ折り処理では、折りシート検出センサS5で検知し所定時間経過後、押えソレノイドSL4をONにして、シート押えガイド244を作動させ、第1回目の折り処理されたシート端面を押え、端面の浮きによる巻き込まれを防止する。シートPAは、第1回目の折り処理と同様に第2ローラ215と第3ローラ216のローラ面に倣う形で折りローラ215,216間に挟まれながら搬送されて第2回目の折り処理を受ける(図7(B))。シートPAは、折られた状態で搬出ローラ217と排出ピンチローラ235とにニップされて、折り部分が加圧され、確実に内3つ折りにさせられる(図7(C)、(D))。
(外3つ折りフロー制御)図8、図9参照。
まず、折り装置200は、前述の、内3つ折り処理と同様にして、シートPAのスキュー補正を行う(図8(A)、(B))。その後、離間ソレノイドSL2がOFFしてピンチローラ233を搬入ローラ212に再度圧接し、レジストSBローラ213のレジストモータM3が正転駆動する。これによって、レジストSBローラ213とピンチローラSB234とがシートPAを搬送する。このとき、CPU290(図1)は、不図示のカウンタでレジストモータM3のパルスをカウントしてシートの搬送量を検知し、シートPAをシート搬送方向長さLの((1/3)−α)相当を送り込んだ時点でレジストモータM3を停止させる。
レジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5がONのまま、レジストSBローラ213のレジストモータM3が励磁状態で回転を停止すると、シートPAの下端(先端)がレジストSBローラ213とピンチローラSB234とに挟まれたままになる。そして、加圧ソレノイドSL3がONになり、搬入ローラ212とピンチローラ233とによる搬送力が上がり、搬入ローラ212とピンチローラ233とで、さらに、シートPAを搬送する。すると、折り1ループ形成部255の空間にシートのループ(撓み)が発生する(図8(C))。搬入ローラ212とピンチローラ233とによるシートの搬送が継続されて、シートのループは、次第に大きくなり、第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折りローラ214,215の間に挟まれて、折り畳まれる(図8(D))。すなわち、シートは、第1回目の折り処理を受けたことになる。このとき、CPU290は、シートに必要以上の引っ張り力を加えないようにするため、内3つ折り処理と同様に、レジストSBローラ213を回転自在にし、かつ加圧ソレノイドSL3をOFFにして、ピンチローラ233を搬入ローラ212から離間させる。
第1回目の折り処理後、シートPAは、内3つ折り処理と同様に、折られた部分を先頭に搬送されて、所定位置に移動設定された折り基準ストッパ243に先頭を受け止められて、折り2ループ形成部256の空間にループ(撓み)を生じる(図9(A))。このとき、第1回目の折り処理をされたシートの端部は、折り2ループ形成部256に生じたシートのループと、シートを間にして反対側にあるため、内3つ折り処理のようなシート端部の巻き込まれることがない。このため、シート押えガイド244によって、シートを押える必要がない。
折り2ループ形成部256に生じたシートのループは、第1回目の折り処理と同様に、第2ローラ215と第3ローラ216のローラ面に倣う形で2つの折りローラ215,216の間に挟まれて、折り畳まれる(図9(B))。すなわち、シートは、第2回目の折り処理を受けたことになる。その後、シートは、搬出ローラ217と排出ピンチローラ235に挟まれて、加圧され、確実に外3つ折りにさせられる(図9(C)、(D))。
(片袖折りフロー制御)図10乃至図12参照。
まず、折り装置200は、前述の、内3つ折り処理と同様にして、シートPAのスキュー補正を行う(図10(A)、(B))。その後、ピンチローラ233の離間ソレノイドSL2がOFFになり、ピンチローラ233は搬入ローラ212に再度圧接される。また、ピンチローラ233の加圧ソレノイドSL3がONになり、ピンチローラ233と搬入ローラ212は、搬送力を上げてシートPAを搬送する。レジストモータM3が励磁状態で回転を停止し、ラチェットソレノイドSL5がONになり、レジストSBローラ213は、レジストモータM3によって回転できる状態になる。搬入ローラ212とピンチローラ233とで受入搬送パス250を搬送されたシートPAは、静止状態のレジストSBローラ213とピンチローラSB234とに当接して、折り1ループ形成部255にループ(撓み)を形成される(図10(B)、(C))。シートは、ループの部分が第1ローラ214と第2ローラ215とに挟まれて搬送され始める。このときシートに必要以上のストレス(引っ張り力)が加わらないようにする。このため、シートPAが第1ローラ214と第2ローラ215に受け渡される時点(ピンチローラ233が搬入ローラ212に再圧接してから所定時間経過した時点)で、ラチェットソレノイドSL5及びレジストモータM3がOFFになる。この結果、レジストSBローラ213は、回転自在になり、シートの移動に従動回転して、シートに必要以上のストレス(引っ張り力)を加えることがない。また、加圧ソレノイドSL3がOFFになって、搬入ローラ212とピンチローラ233との圧接が解除されるので、シートにストレスが加わることがない。
シートPAは、ループが大きくなり、第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折りローラ間に挟まれて搬送され、第1回目の折り処理を受ける。このとき、レジストSBローラ213とピンチローラSB234のニップと、第1ローラ214と第2ローラ215のニップとの搬送パス長が、シートPAの搬送方向長さLの(1/4)の長さに相当している。これによって、シートPAの紙長さLの1/4相当部分での第1回目の折り処理ができる(図10(D))。
このとき、下流の折り搬送パス251上の折り基準ストッパ243は、片袖折り処理に対応した位置に移動しており、搬送されたシートPAの折り部分を受け止める(図11(A))。シートPAは、第1回目の折り部を折り基準ストッパ243に受け止められて、2つの折りローラ214,215間にニップされて、さらに搬送されるため、折り2ループ形成部256にループを形成される。そして、シートPAは、第2ローラ215と第3ローラ216によって、第2回目の折り処理を受けて、搬出ローラ217と排出ピンチローラ235との圧接によって折り部分に確実に折り目を付けられる。これによって、シートPAは、片袖折り処理されたことになる(図11(B)、(C))。
片袖折り処理が完了したシートPAは、搬出ローラ217から排出搬送パス252上の搬送ローラ218に受け渡される。搬送ローラ218の直後には収納ゲート241があり、折り処理後のシートの経路を選択的に切り替える。収納ゲート241は、片袖折り処理が選択されている場合(図11(D))、切り替わらない。このため、シートPAは、そのまま排出搬送パス252(図12(A))、通過搬送パス253を搬送されて(図12(B))、シート排出センサS8に搬送を検知される。シート排出センサS8のシート排紙信号と共折り処理後のシートが、折り装置のCPU290からシート処理装置300へ送られて折り処理が完了する。
内3つ折り処理、外3つ折り処理されたシートは、収納ゲートソレノイドSL6がONして、収納ゲート241が折シート収納ボックス側に切り替わり、折り部排出センサS6で確認されて、折りシート収納ボックス280に収納されて折り処理が完了する。折りシート収納ボックス280のシート満杯は、フル検知センサS7によって検知される。
(内3つ折り高生産性フロー制御1)図13乃至図16参照。
次に、図13乃至図16に示すようにシート折り装置200が、装置本体100Aからシートが排出される方向に2台並設されている場合について説明する。この2台の各シート折り装置200は、構造が同一である。なお、図13乃至図16の説明において、上流側のシート折り装置とは、装置本体100Aに並設された、図において右側のシート折り装置であり、符号200Aで示す。また、下流側のシート折り装置とは、上流側のシート折り装置に並設された、図において左側のシート折り装置であり、符号200Bで示す。
2台のシート折り装置200の内、上流側のシート折り装置200Aがシートに対して第1回目の折り処理をし、下流側のシート折り装置200Bが第1回目の折り処理をされたシートに対して引き続いて第2回目の折り処理をするようになっている。すなわち、1枚のシートを2台のシート折り装置が順次作動して折り順序に従って順次折り畳むようになっている。
このように、2台のシート折り装置によって1枚のシートを分担して折り処理を行うことによって、1台のシート折り装置でシートを2回折って、3つ折りにするよりも、シートの折り処理の生産性を向上させることができる。このため、シート折り装置を2台接続すると、画像形成速度が高速な装置本体100Aに対応してシートの折り処理を行うことができる。なお、シートの折り回数が3回以上の場合には、3台以上のシート折り装置で分担して折り処理を行っても良い。すなわち、複数回折り畳む回数に相当する台数(複数台)のシート折り装置でシートを分担して折り畳んでも良い。
CPU290は、シート折り装置に接続検知センサS295が設けられている場合、接続検知センサS295によって、2台のシート折り装置が接続されたことを確認してから、シート折り処理を開始する。図14(A)乃至図14(C)までは、前述の内3つ折りフロー制御の図6(A)乃至図6(D)に示す第1回目の折り処理動作と同様な動作説明用の図である。
その後、押えソレノイドSL4がONになる。シート押えガイド244(図15(A))は、折り2ループ形成部256内に突出して、シートの先頭部分である第1回目の折り部分を第2ローラ215と第3ローラ216のニップに直接案内する。このため、シートの先頭である折り部分は、折り基準ストッパ243に当接することがなく、シートは、折り2ループ形成部256でループ(撓み)を形成されることもなく、第2回目の折り処理を受けることがない(図15(A))。
内3つ折りの第1回目の折り処理を受けたシートPAは、搬出ローラ217から排出搬送パス252上の搬送ローラ218に受け渡される。搬送ローラ218の直後にある収納ゲート241は、シート折り装置が2台接続されて、内3つ折りが選択されているので、切り替わっていない。このため、シートPAは、そのまま排出搬送パス252、通過搬送パス253を搬送されて(図15(B))、シート排出センサS8によって、上流側のシート折り装置から排出されたことが検知され、下流側のシート折り装置へと送られる(図15(C))。この間、上流側のシート折り装置200Aに後続のシートが送り込まれてきており、その後続のシートも第1回目の折り処理を受ける。
図16(A)を参照。下流側のシート折り装置は、内3つ折りの第1回目の折り処理をされたシートが搬入されるため、第1回目の折り処理を行わないように第1回目折りフラッパソレノイドSL8をオンして切替部材260を折り1ループ形成部255内に突出させる。この結果、切替部材260は、シートの第1回目の折り部分を先頭にしてシートを第1ローラ214と第2ローラ215とのニップに案内する。
これ、以降、図16(B)、図16(C)に示すように、下流側のシート折り装置で第2回目の折り処理を行う。この第2回目の折り処理は、前述した内3つ折りフロー制御の図7(A)乃至図7(D)に示す第2回目の折り処理と同じである。
ところで、図6(A)乃至図7(D)に示すように、1台の折り装置で2回折る場合、シートの後端が第1ローラ214と第2ローラ215のニップを抜けないと、次のシートの先端を第1ローラ214の位置付近まで受け入れることができない。このため、2回折るまでに要する時間が長く、生産性が低下する。
これに対し、以上、図14乃至図16で説明した2台のシート折り装置によってシートを折る場合、それぞれ1回ずつ折り処理をするように役割分担をすることができる。すなわち、図14(C)、図15(A)に示すように、上流側のシート折り装置200Aが第1回目の折り処理のみを行い、図15(C)乃至図16(C)に示すように、下流側のシート折り装置200Bが第2回目の折り処理のみを行うようになっている。このため、それぞれの装置において、折り処理が行われてからシートの後端が第1ローラ214と第2ローラ215のニップを抜けるまでの時間が、1台の折り装置で2回折る場合に比べて短くなるので、生産性が向上する。
なお、以上の説明では、内3つ折りについて説明したが、外3つ折り、片袖折りも同様にして、分担して行うことができる。また、2台のシート折り装置で、1枚のシートを分担して折り畳むことなく、いずれか一方のシート折り装置のみでシートの折り畳み処理を行う場合、他方のシート折り装置は、取り外すことなくそのまま接続しておくことができることは勿論である。
以上の、図14乃至図16に示すように、2台のシート折り装置によって、1枚のシートを分担して折り処理を行うか否かは、CPU290が折りモード信号FS(図5)に基づいて判断する。
なお、シート折り装置が複数台接続されているとき、シート折り装置を制御する制御手段である例えば各CPU290が他のCPU290と情報交換しながらシートの折り処理を行ってもよい。あるいは、各CPU290に、全体のシート折り装置を制御できるようにする機能を持たせて、複数台のシート折り装置の内、1台のシート折り装置のCPU290が全体のシート折り装置を制御することができるようにしてもよい。
図25は、複数台のシート折り装置の内、画像形成装置の装置本体100Aに接続される先頭のシート折り装置のCPU290が全体のシート折り装置のCPU290を制御するようにした場合の制御ブロック図である。各シート折り装置200A,200Bは、折り装置通信部292と折り装置接続検知部293を備えている。この場合、装置本体100Aに接続されるシート折り装置を決めておき、そのシート折り装置にCPU290を設け、他のシート折り装置にはCPUを設けないようにしてもよい。また、この場合のCPU290は、画像形成装置の装置本体の制御手段である例えばCPU289と一体であってもよい。
検知手段である例えば折り装置接続検知部293は、シート折り装置が接続されたことを検知する。その検知情報は、折り装置通信部292を通じて先頭のシート折り装置のCPU290に報される。すなわち、CPU290は、図26に示すように、シート折り装置が複数台接続されているか否かを折り装置接続検知部293からの信号の有無によって判断する(図26、S201)。信号が無ければ、CPU290は、先頭の1台のシート折り装置しか装置本体に接続されていないものと判断して1台でシートの折り処理を行う(S202)。信号があれば、CPU290は、複数台のシート折り装置を制御して、シートの折り処理を分散して行う(S203)。なお、処理S201において、シート折り装置が複数台接続されていないとき、複数台で内3つ折りができないことを不図示の表示パネルに表示して、シート折り装置が複数台接続されてから、処理S203へ移行してもよい。
各シート折り装置のCPU290同士で、制御信号の授受を行って、シートの折り処理を分散して行う場合も、各シート折理装置200A,200Bに設けた折り装置通信部292と折り装置接続検知部293とによって、シート折り装置の接続を検知してもよい。
折り装置接続検知部293は、例えば、図25(B)に示す構成になっている。図25(B)において、折り装置接続検知部293は、シート折り装置200A,200Bの上流側に設けられた接続検知センサS295と、下流側に設けられた突起296とで構成されている。下流側のシート折り装置200Bの接続検知センサS295が上流側のシート折り装置200Aの突起296を検知し、その検知情報を折り装置通信部292によって上流側のシート折り装置200AのCPU290に報せる。CPU290は、折り装置通信部292からの信号により、上流側のシート折り装置に後続のシート折り装置を接続されたものと判断する。CPU290は、折り装置通信部292からの信号の数によって、接続されたシート折り装置の台数を判断する。
なお、接続検知センサS295に接触センサを使用して、センサS295がシート折り装置或いは装置本体に接触することによって、接続を検知できるようにした場合、突起296は必要ない。また、折り装置接続検知部293は、センサS295を光センサにし、突起296の代わりに反射板を設けても良い。この場合、光センサが反射板からの反射光を検知して、シート折り装置の接続を判断できるようになっている。さらに、反射板の代わりにシート折り装置の下流側側面を使用してもよい。したがって、突起296、反射板は、必ずしも必要としない。
(内3つ折り高生産性フロー制御2)図17、図18参照。
図17、図18に示す2台のシート折り装置は、それぞれが2回の折り処理を行うようになっている。すなわち、1枚のシートを1台のシート折り装置で折るようになっている。2台のシート折り装置200は、構造が同一である。なお、図17、図18の説明においても、上流側のシート折り装置とは、装置本体100Aに並設された、図において右側のシート折り装置であり、符号200Aで示す。また、下流側のシート折り装置とは、上流側のシート折り装置に並設された、図において左側のシート折り装置であり、符号200Bで示す。
装置本体100Aから送られてきたシートは、上流側と下流側とのいずれのシート折り装置から先に受け入れてもよい。ただし、1つのジョブが終了するまで、シートの受入れ順序を変更しない方が好ましい。
なお、案内手段である例えば切替部材240と、最初の折り手段である例えば第1ローラ214及び第2ローラ215のニップとの距離がシートの搬送方向長さより短い場合、CPU290は、下流側の切替部材240から順に作動させる。
図17は、下流側(最下流側)のシート折り装置が先にシートを受け入れて折るようになっている。すなわち、シートを素通り案内する通過路である例えば通過搬送パス253をシートが搬送されてくると、下流側のシート折り装置の切替部材240が通過搬送パス253内に突出して、シートを受入搬送パス250に案内する(図17(A))。その後、上流側(最上流側)のシート折り装置200Aの切替部材240が通過搬送パス内に突出して後続のシートを上流側のシート折り装置200Aの受入搬送パス250に案内する。2台のシート折り装置は、受け入れたシートを個々に折り処理をする。シート折り装置の個々の動作は図6、図7に示す動作と同様であるので、その動作説明は省略する。折り処理をされたシートは、折りシート収納ボックス280に収納される(図18(B)、(C))。図17、図18は内3つ折り処理についての図であるが、図8、図9に示す外3つ折り処理を行ってもよい。シートの折り処理を行う順番は、1枚目下流側、2枚目上流側、3枚目下流側、4枚目上流側、5枚目下流側、6枚目上流側の順番で、7枚目以降も同様にして処理が続けられる。なお、通過搬送パス253は、図3に示すように、入口253aの高さHAと出口253bの高さHBは、同じ高さに設定されて、シートが通過し易いようにしてある。
このように、2台のシート折り装置毎で略同時に折り順序に従ってシートの折り処理を行うことによって、1台のシート折り装置でシートを折るよりも、生産性を約2倍に向上させることができる。このため、シート折り装置を2台接続すると、画像形成速度が高速な装置本体100Aに対応してシートの折り処理を行うことができる。なお、画像形成装置の装置本体100Aの画像形成速度如何によっては、シート折り装置を3台以上並設してもよい。
また、各シート折り装置の第1ローラ214、第2ローラ215、第3折りローラ216は、折り駆動モータM2によって回転し、それ以外の搬送ローラは搬送モータM1によって回転させられるようになっている。ところが、コストを優先したシート折り装置の場合、搬送モータM1を設けること無く、折り駆動モータM2の駆動により、第1ローラ214、第2ローラ215、第3折りローラ216とその他搬送ローラも駆動できるようにする場合がある。しかし、一連の第1回目の折り処理と第2回目の折り処理における折り精度を向上させるため、モータの回転速度を遅くする必要がある。このため、折り駆動モータM2の回転速度を遅くする必要がある。しかも、折り駆動モータM2の回転速度は、折りが終了しない限り、次のシートを受け入れるための高速回転に変更することができない。このように、コストダウンをし、かつ折り精度を向上させるため、シートの搬送速度を減速することのあるシート折り装置であっても、2台以上、複数台接続することによって、シートの折り処理の生産性を損なうことを防止することができる。また、画像形成速度が高速な装置本体100Aに対応することができることもできる。図14乃至図16に示すシート折り装置においても、コストを優先したような場合、図17、図18に示すシート折り装置は、図14乃至図16に示すシート折り装置よりもシート折り処理の生産性を向上させることができる。
以上の、図17、図18に示すように、2台のシート折り装置によって、個別のシートを個々に折り処理を行うか否かは、CPU290が折りモード信号FS(図5)に基づいて判断する。
また、図17、図18に示すように、複数台のシート折り装置で内3つ折り高生産性の折り処理を行うときも、各CPU290が他のCPU290と情報交換しながらシートの折り処理を行ってもよい。あるいは、そのCPU290に、全体のシート折り装置を制御できるようにする機能を持たせて、複数台のシート折り装置の内、1台のシート折り装置のCPU290が全体のシート折り装置を制御することができるようにしてもよい。
全体のシート折り装置を制御する1台のシート折り装置が先頭のシート折り装置である場合は、図25(B)に示す制御ブロックになるので、その動作説明を省略する。
各シート折り装置のCPU290同士で、制御信号の授受を行って、シートの折り処理を分散して行う場合も、各シート折理装置200A,200Bに設けた折り装置通信部292と折り装置接続検知部293とによって、シート折り装置の接続を検知してもよい。
また、画像形成装置100は、複数台のシート折り装置によってシートの折り曲げに高生産性を発揮するので、画像形成に高生産性を発揮することができる。
(観音折りフロー制御)図19乃至図22参照。
ところで、観音折りのようにシートを3回折る必要が生じたとき、1台のシート折り装置200では、シートを3回折ることができない。このような場合も、図13に示すように装置本体100Aからシートが排出される方向にシート折り装置200を1台増設して、2台並設することによって、シートの3回折りに対処することができる。この場合、いずれか一方のシート折り装置で2回シートを折り、他方のシート折り装置で1回シートを折るようになっている。このように、シートの折り回数に応じて、シート折り装置を増設すると、使用しない折り機構を装備することを減らすことができて、大型のシート折り装置を使用しなくてもすむようになる。
2台のシート折り装置200の内、上流側のシート折り装置200Aがシートに対して第1回目、第2回目の折り処理をし、下流側のシート折り装置200Bが2回の折り処理をされたシートに対して引き続いて第3回目の折り処理をするようになっている。すなわち、1枚のシートを2台のシート折り装置が順次作動して折り順序に従って順次折り畳むようになっている。シートの折り方によっては、1台目のシート折り装置で、1回だけシートを折り、2台目のシート折り装置で2回シートを折るようにしても良い。さらに、シートを4回折るような折り処理の場合、各シート折り装置で2回折り、2台で都合4回折ってもよい。
上流側のシート折り装置200Aは、シートに対して上記スキュー補正を行う。その後、離間ソレノイドSL2がOFFしてピンチローラ233が搬入ローラ212に再度圧接し、レジストモータM3が正転駆動して、レジストSBローラ213がシートPAを折り1シート後方パス254へ送り込む(図19、図20(A))。レジストモータM3の回転は、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになりレジストSBローラ213に確実に伝達される。レジストモータM3は、パルスモータであり、シートの搬送量をCPU290によってパルスカウント制御されて、搬入ローラ212の下流搬送路にあるシート後端ストッパ242をシートの後端が通過するまで回転して停止する。そのシートの後端がシート後端ストッパ242を通過するのに相当するパルス量は、シートサイズ、折りモードにより設定され、レジスト後センサS4がシートの先端を検知するのを始点にパルスカウントされる。
シートの後端がシート後端ストッパ242を通過した時点で、レジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5がONのまま、レジストSBローラ213のレジストモータM3が逆転する。シートPAは、レジストSBローラ213の逆転により逆送されて、後端(上端)がシート後端ストッパ242に受け止められ、折り1ループ形成部255の空間にループ(撓み)を形成される。シートPAは第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折ローラ間にニップされる(図20(A))。
以上のように、シートPAは、第1ローラ214と第2ローラ215に受け渡され、2つの折りローラ214,215でニップ搬送されて、折りローラ間で第1回目の折り処理を受ける。折り部分を先頭にシートPAは、送られ、折りシート検出センサS5で検知されて、その下流の折り搬送パス251上に設けられて所定位置に移動設定された折り基準ストッパ243に受け止められる。この結果、シートPAは、折り2ループ形成部256にループ(撓み)を形成させられる(図20(B))。シートPAは、第1回目の折り処理と同様に、第2ロール215と第3ロール216のローラ面に倣って、第2ロール215と第3ロール216のニップに挟まれて、第2回目の折り処理を受ける。そして、シートPAは、搬出ローラ217と排出ピンチローラ235に挟まれて、加圧され、確実に両端を折られた状態になる。
観音折りでは、シートは、前述したように、上流側のシート折り装置200Aで、片方の1/4程度の位置で第1回目の折りを受け、他方の1/4程度の位置で第2回目の折りを受ける。1/4程度の位置で折られたシートPAは、排出搬送パス252を搬送されて(図21(A))、上部の水平な通過搬送パス253に合流し、シート排出センサS8によって、搬送が確認されて、下流側のシート折り装置200B内に搬送される。下流側のシート折り装置200Bに搬送されたシートPAは、離間ソレノイドSL2がOFFしてピンチローラ233が搬入ローラ212に再度圧接し、レジストモータM3が正転駆動する。レジストモータM3の回転は、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになりレジストSBローラ213に確実に伝達される。レジストモータM3は、パルスモータであり、シートの搬送量をCPU290によってパルスカウント制御されて、搬入ローラ212の下流搬送路にあるシート後端ストッパ242をシートの後端が通過するまで回転して停止する。
シートの後端がシート後端ストッパ242を通過した時点で、レジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5がONのまま、レジストSBローラ213のレジストモータM3が逆転する。シートPAは、レジストSBローラ213の逆転により逆送されて、後端(上端)がシート後端ストッパ242に受け止められて、折り1ループ形成部255の空間にループ(撓み)を形成される。シートPAは第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折ローラ間にニップされて、第3回目の折りを受ける(図21(B))。シートは、第3回目の折り部を先頭にして、搬送されて、折りシート検出センサS5に検知され、その下流の搬送パス251上に設けられ所定位置に移動設定された折り基準ストッパ243に当接する。このとき、シートは、第1ローラ214と第2ローラ215から抜け出ている。
折り処理が完了したシートPAは、シート押えガイド244の下端が右側に傾くことによって、第2ローラ215と第3ローラ216のニップに案内されて、第2ローラ215と第3ローラ216に挟まれて、排出ローラ217に搬送される。シートPAは、搬出ローラ217と排出ピンチローラ235に挟まれて、加圧され、確実に4つ折りにさせられる。その後、観音折り処理が選択されているので、収納ゲートソレノイドSL6がONして、収納ゲート241が折シート収納ボックス側に切り替わっている。シートは、収納ゲート241に案内されて、折り部排出センサS6によって確認され、折りシート収納ボックス280に収納されて折り処理が完了する。
なお、図21(B)、図22において、1台目のシート折り装置200Aは、後続のシートの折り処理を行っていないようになっているが、後続のシートの折り処理を行って、シートの折り処理効率を高めても良い。
観音折りの場合も、先頭のシート折り装置のCPU290は、図25に示すように、シート折り装置が複数台接続されているか否かを折り装置接続検知部293(図25(B))からの信号の有無によって判断する(図27、S401)。信号が無ければ、CPU290は、先頭の1台のシート折り装置しか装置本体に接続されていないものと判断して1台で通常の内3つ折りのシート折り処理を行う(S402)。信号があればCPU290は、複数台のシート折り装置を制御して、シートの折り処理を行う(S403)。なお、処理S401において、シート折り装置が複数台接続されていないとき、観音折りをできないことを不図示の表示パネルに表示して、シート折り装置が複数台接続されたとき、処理S403へ移行するようにしてもよい。
(増し折りフロー制御)図23、図24参照。
ところで、シートの折り目が確実に付いていないとき、折り畳まれたシートの高さが高くなり、想定した枚数のシートを収納ボックス280に収納することができないことがある。また、折り目をはっきりと付けて、折りの品質を高めたいときもある。このような場合、折り目をはっきりと付ける(増し折りする)ために、シート折り装置200をシートの排出方向に1台増設して、増設したシート折り装置にシートに折り目をはっきりと付けさせることができる。
すなわち、2台のシート折り装置を使用した場合、上流側の1台目のシート折り装置200Aでシートを内3つ折り、外3つ折り、片袖折りの2回折り曲げる処理をし、下流側の2台目のシート折り装置200Bで折り目を強化する増し折り処理を行える。
また、3台のシート折り装置を使用した場合、1枚のシートを、図14乃至図16に示すように、2台のシート処理装置で順次折り曲げて、不図示の3台目のシート折り装置で増し折り処理を行ってもよい。さらに、1枚のシートを、図19乃至図22に示す観音折りを2台のシート折り装置200A,200Bで行い、不図示の3台目のシート折り装置で増し折り処理を行ってもよい。
このように、シート折り装置を複数台併設して使用すると、最後のシート折り装置における第1乃至第3ローラ214乃至216によって、増し折り処理をすることができる。したがって、上流側のシート折り装置で、シートの折り目に皺を生じさせたり、折り目の位置にずれを生じさせたりすることなく、最後のシート折り装置で折り目をはっきりと付けることができる。
以下、シートを2回折り曲げたときの増し折り処理を説明する。シートを2回折り曲げるのには、内3つ折り、外3つ折り及び片袖折りがあるが、内3つ折りしたシートの増し折り処理をのみを説明して(図23、図24)、外3つ折り、片袖折りをしたシートの増し折り処理の説明は、省略する。
内3つ折りでの増し折り処理は、上流側の1台目のシート折り装置200Aによって内3つ折り処理が行われ、下流側の2台目のシート折り装置200Bによって、増し折り処理が行われるようになっている。
図6乃至図7に示す折り順序によって内3つ折り処理をされたシートPAは、折り畳まれた状態で搬出ローラ217と排出ピンチローラ235とによって、折り部分が加圧されて、排出搬送パス252を搬送される(図23)。その後、シートPAは、上部の水平な通過搬送パス253に送り込まれて、シート排出センサS8によって、搬送が確認され、下流側のシート折り装置200B内に搬送される。下流側のシート折り装置200Bに搬送されたシートPAは、折りフラッパソレノイドSL8のONによって、切替部材260により、第1ローラ214と第2ローラ215のニップに案内され、そのローラ214,215によって最初の増し折りを受ける(図24)。その後、シートPAは、ソレノイドSL4のONによって、シート押えガイド244により、第2ローラ215と第3ローラ216のニップに案内されて、2度目の増し折りを受ける。
折り処理が完了したシートPAは、排出ローラ217に搬送されて、収納ゲートソレノイドSL6のONによって折りシート収納ボックス280側に切り替わった収納ゲート241に案内され、折り部排出センサS6に検知される。そして、シートPAは、折りシート収納ボックス280に収納される。
増し折りの場合も、先頭のシート折り装置のCPU290は、図25に示すように、シート折り装置が複数台接続されているか否かを折り装置接続検知部293(図25(B))からの信号の有無によって判断する(図28、S501)。信号が無ければ、CPU290は、先頭の1台のシート折り装置しか装置本体に接続されていないものと判断して1台で通常の内3つ折りのシート折り処理を行う(S502)。信号があればCPU290は、下流側のシート折り装置にシートの増し折り処理を行わせる(S503)。なお、処理S501において、シート折り装置が複数台接続されていないとき、増し折りをできないことを不図示の表示パネルに表示して、シート折り装置が複数台接続されたとき、処理S503へ移行するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、同一のシート折り装置を並設したが、必ずしもシート折り装置200A,200Bは、同一の装置である必要がなく、並設されるシート折り装置は増設用の別途折り手段を備えたシート折り装置であってもよい。同一のシート折り装置を並設した場合、同一構造のシート折り装置を使用できるので、シート折り装置の生産コストを下げることができる。
以上、説明したように、シート折り装置200は、シート搬送路である例えば受入搬送パス250、折り搬送パス251、排出搬送パス252に沿って設けられた複数の折り手段である例えば第1乃至第3ローラ214乃至216を備えている。また、第1乃至第3ローラ214乃至216を制御する制御手段である例えばCPU290も備えている。第1乃至第3ローラ214乃至216は、画像形成装置の装置本体100Aで画像を形成されたシートを折り畳むようになっている。
(1)このような構成のシート折り装置において、CPU290は、シート折り装置が複数接続(100A,100B)されたとき、各シート折り装置の第1乃至第3ローラ214乃至216を選択して作動させことが可能になっている。
このため、シート折り装置は、1台でシートの折り処理を行えるとともに、必要に応じて複数接続することによって、各種の折り処理を行うことができるので、設置スペースを有効に使用することができる。
(2)シート折り装置は、画像形成装置の装置本体からシートが排出される方向に並設されたことを検知する検知手段である例えば折り装置接続検知部293を備えている。
このため、複数のシート折り装置の内、いずれか1つのシート折り装置のCPUによって、全体のシート折り装置の制御することができて、シート折り装置間での誤作動を防止することができる。
(3)シート折り装置は、複数接続されたとき、CPUが、全てのシート折り装置において、第1乃至第3ローラ214乃至216を同数選択することができるようになっている。例えば、図14乃至図16において、第1のシート折り装置200Aの第1、第2のローラ214,215を選択し、第2のシート折り装置200Bの第2、第3のローラ215,216を選択して、1枚のシートを2台のシート折り装置で折り処理を行える。
このため、シート折り装置は、従来、1枚のシートを1台のシート折り装置で折り畳んでいたのを、折り順序に従って複数台のシート折り装置で分担して順次折り畳むことができて、1台の場合よりも、シートの折り曲げの生産性を高めることができる。
しかも、シート折り装置は、シートの搬送速度を従来よりも速くすることなく、シートの折り曲げの生産性を高めることができて、シート搬送速度を速くすることによって生じていたシートの傷や皺の発生を少なくして、シートの折り品質の低下を防止できる。
(4)シート折り装置は、複数接続されたとき、CPUが全てのシート折り装置において、第1乃至第3ローラ214乃至216の選択数を異にして選択することができるようになっている。例えば、図19乃至図22において、第1のシート折り装置200Aの第1乃至第3ローラ214乃至216を選択し、第2のシート折り装置200Bの第1、第2ローラ214,215を選択して、1枚のシートを2台のシート折り装置で折り処理を行える。
このため、シート折り装置は、1枚のシートを1台目で2回折り、2台目で1回折り、都合3回折ることができ、1台では折ることができなかった観音折りを1台増設することによって容易に行うことができる。すなわち、シート折り装置は、シートの折り回数に応じて、増設することができるようになっているで、装置全体を不必要に大きくすることなく、設置スペースを必要に応じた広さにして、設置スペースを有効に使用することができる。
(5)シート折り装置は、受入搬送パス250の入口と排出搬送パス252の出口とを連通してシートを通過案内するシート通過路である例えば通過搬送パス253と、受入搬送パスと通過搬送パスとを選択する選択手段である切替部材240とを備えている。
このため、シート折り装置は、複数接続したままで、全部を使用しない場合、切替部材240によって、シートを、使用しないシート折り装置を素通りさせることができて、使用しないシート折り装置をその度毎に取り外す必要が無く、使い易くなる。
(6)シート折り装置は、複数接続されたとき、CPUがシート搬送方向の下流側の切替部材から上流側の切替部材を順に作動させて、受入搬送パス250を選択させ、下流側のシート折り装置から順にシートの折り処理をさせることができるようになっている。
このため、図17乃至図18に示すように、シートを1枚ずつ複数台の各シート折り装置で折り曲げて、一度に、複数枚のシートを折ることができるので、シートの折り曲げの生産性を高めることができる。
しかも、シート折り装置は、シートの搬送速度を従来よりも速くすることなく、シートの折り曲げの生産性を高めることができて、シート搬送速度を速くすることによって生じていたシートの傷や皺の発生を少なくして、シートの折り品質の低下を防止することができる。
(7)さらに、シート折り装置は、複数接続されたとき、CPUが最後のシート折り装置にシートの折り目付けを行わせることができるようになっている。
このため、シート折り装置は、最後に、改めて、折り目付けを行うことができるので、シートの折り品質(品位)を高めることができる。しかも、折り目付けをするのに、シートを折り畳むときの力と同じ力で行えるので、折り皺を発生させることなく、はっきりとした折り目付けを行うことができる。
(8)また、シート折り装置は、前記複数の折り手段の内、最後の折り手段第2、第3ローラ215,216と排出搬送パス252の出口との間からシートを排出する排出部である例えば収納ゲート241を備えている。
このため、シート折り装置は、使い勝手に応じて、各シート折り装置に折り畳み済みのシートを保管することができる。
画像形成装置は、設置スペースを不必要に広くすることが少ないシート折りユニットを備えているので、設置スペースを有効に使用することができる。
本発明の実施形態において、シート折り装置を1台備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 シート折り装置によって折ることのできるシートの折り形態を示す図である。(A)は内3つ折りである。(B)は外3つ折りである。(C)は片袖折りである。(D)は観音折りである。 シート折り装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態におけるシート折り装置のシートを折り畳む部分の拡大図である。 シート折り装置の制御ブロック図である。 シート折り装置によって、シートを内3つ折りするときの動作説明図である。 図6に引き続いた、内3つ折り動作説明用の図である。 シート折り装置によって、シートを外3つ折りするときの動作説明図である。 図8に引き続いた、外3つ折り動作説明用の図である。 シート折り装置によって、シートを片袖折りするときの動作説明図である。 図10に引き続いた、片袖折り動作説明用の図である。 図11に引き続いた、片袖折り動作説明用の図である。 本発明の実施形態において、シート折り装置を2台備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 1枚のシートを2台のシート折り装置で分担して内3つ折りをするときの動作説明用の図である。 図14に引き続いた、内3つ折り動作説明用の図である。 図15に引き続いた動作説明用の図である。 2台のシート折り装置がそれぞれシートを内3つ折りするときの動作説明用の図である。 図17に引き続いた、内3つ折り動作説明用の図である。 1枚のシートを2台のシート折り装置で観音折りするときの動作説明用の図である。 図19に引き続いた、観音折りの動作説明用の図である。 図20に引き続いた動作説明用の図である。 図21に引き続いた動作説明用の図である。 2台目のシート折り装置で増し折りするときの動作説明用の図である。 図23に引き続いた動作説明用の図である。 シート処理装置の制御関係の図である。(A)はシート折り装置を複数台接続した場合の制御ブロック図である。(B)は折り装置接続検知部の図である。 図14乃至図16に示した、1枚のシートを2台のシート折り装置で折る場合の動作説明用のフローチャートである。 図19乃至図22に示した、2台のシート折り装置でシートの観音折りをする場合の動作説明用のフローチャートである。 図23、図24に示した、2台目のシート折り装置で増し折りするときの動作説明用のフローチャートである。
符号の説明
PA シート
SL1 切替部材ソレノイド
S295 接続検知センサ
100 画像形成装置
100A 画像形成装置の本体
140 感光ドラム(画像形成部)
200 シート折り装置
200A 上流側のシート折り装置
200B 下流側のシート折り装置
214 第1ローラ(折り手段、回転体対)
215 第2ローラ(折り手段、回転体対)
216 第3ローラ(折り手段、回転体対)
240 切替部材(選択手段)
250 受入搬送パス(シート搬送路)
251 折り搬送パス(シート搬送路)
252 排出搬送パス(シート搬送路)
253 通過搬送パス(通過路)
289 装置本体のCPU
290 折り装置のCPU(制御手段)
293 折り装置接続検知部(検知手段)
300 シート処理装置

Claims (11)

  1. 画像形成装置の装置本体で画像を形成されたシートを折り畳む、シート搬送路に沿って設けられた複数の折り手段と、
    前記複数の折り手段を作動させる制御手段と、を備えた、
    シート折り装置において、
    前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、各前記シート折り装置の前記折り手段を選択して作動させることが可能である、
    ことを特徴とするシート折り装置。
  2. 前記画像形成装置の装置本体から前記シートが排出される方向に並設されたことを検知する検知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート折り装置。
  3. 前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、全ての前記シート折り装置において、前記折り手段を同数選択することが可能である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート折り装置。
  4. 前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、全ての前記シート折り装置において、前記折り手段の選択数を異にして選択することが可能である、
    ことを特徴とする1又は2に記載のシート折り装置。
  5. 前記シート搬送路の入口と出口とを連通してシートを通過案内するシート通過路と、
    前記シート搬送路と前記シート通過路とを選択する選択手段と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  6. 前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、前記シート搬送方向の下流側の前記選択手段から上流側の前記選択手段に順に作動させて、各前記シート搬送路を選択させ、前記下流側のシート折り装置から順にシートの折り処理をさせることが可能である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート折り装置。
  7. 前記制御手段は、前記シート折り装置が複数接続されたとき、最後のシート折り装置にシートの折り目付けを行わせることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  8. 前記複数の折り手段の内、最後の折り手段と前記シート搬送路の出口との間からシートを排出する排出部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  9. 前記折り手段は、互いに圧接された回転体対を有し、
    前記回転体対は、回転しながらニップでシートを挟んで、シートを折る、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートを折り畳むシート折り装置と、を備え、
    前記シート折り装置は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート折り装置であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記画像形成部を制御する制御手段を備え、
    前記画像形成装置の制御手段と前記シート折り装置の前記制御手段とが一体である、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
JP2008261933A 2007-12-25 2008-10-08 シート折り装置と画像形成装置 Withdrawn JP2009173442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008261933A JP2009173442A (ja) 2007-12-25 2008-10-08 シート折り装置と画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007333162 2007-12-25
JP2007333161 2007-12-25
JP2008261933A JP2009173442A (ja) 2007-12-25 2008-10-08 シート折り装置と画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009173442A true JP2009173442A (ja) 2009-08-06

Family

ID=41028985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008261933A Withdrawn JP2009173442A (ja) 2007-12-25 2008-10-08 シート折り装置と画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009173442A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057344A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 後処理装置、後処理システム、画像形成装置及び画像形成システム
JP2018048028A (ja) * 2017-11-22 2018-03-29 株式会社リコー シート折り装置、画像形成システム、およびシート折り方法
JP2020121842A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 株式会社リコー シート折りシステム及び画像形成システム
JP2021095223A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社リコー シート処理装置、シート処理システムおよび画像形成システム
US11097920B2 (en) 2019-06-07 2021-08-24 Ricoh Company, Ltd. Sheet folding apparatus and image forming system incorporating same

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057344A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 後処理装置、後処理システム、画像形成装置及び画像形成システム
JP2018048028A (ja) * 2017-11-22 2018-03-29 株式会社リコー シート折り装置、画像形成システム、およびシート折り方法
JP2020121842A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 株式会社リコー シート折りシステム及び画像形成システム
US11111098B2 (en) * 2019-01-30 2021-09-07 Ricoh Company, Ltd. Sheet folding system and image forming system
JP7196642B2 (ja) 2019-01-30 2022-12-27 株式会社リコー シート折りシステム及び画像形成システム
US11097920B2 (en) 2019-06-07 2021-08-24 Ricoh Company, Ltd. Sheet folding apparatus and image forming system incorporating same
JP2021095223A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社リコー シート処理装置、シート処理システムおよび画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8814772B2 (en) Sheet finishing apparatus and image forming apparatus equipped with the same
JP2009173442A (ja) シート折り装置と画像形成装置
JP4378317B2 (ja) 紙折り装置、用紙処理装置及び画像形成装置
JP4376741B2 (ja) シート処理装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5493930B2 (ja) 用紙折り装置及び画像形成装置
JP5103272B2 (ja) 用紙折り装置、用紙処理装置、画像形成装置及び用紙折り方法
JP2011140367A (ja) 用紙排出装置、後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2011093686A (ja) シート給送装置及びこれを備えたシート折り装置並びに画像形成システム
JP5749903B2 (ja) シート折り装置
JP4722643B2 (ja) シート処理装置および画像形成装置
JP4377830B2 (ja) 紙折装置
JP5760725B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2015199594A (ja) シート処理装置
JP6459036B2 (ja) 用紙折り処理装置、及び、画像形成装置
JP5821448B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP5539027B2 (ja) シート折り装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5446831B2 (ja) 用紙折り装置
JP5823687B2 (ja) シート折り装置
JP5522922B2 (ja) シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2008297036A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2017105589A (ja) 用紙揃え装置、及び、画像形成装置
JP2020045244A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP4478635B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2012224451A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5218025B2 (ja) 後処理装置及び画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120110