JP4935048B2 - 遠心ファン - Google Patents

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Description

本発明は、送風に用いられる電動式の遠心ファンに関する。
従来より、軸方向に吸気して径方向に排気する遠心ファンでは、回転軸を中心とする周方向に配列された複数の翼を有するインペラが設けられ、遠心ファンの静音化、風量特性の改善、および、モータの温度上昇に伴う性能低下を抑制するために、インペラに対して様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1では、ブレードの内側にインデューサ部を連結した多翼ファンが開示されており、吸い込み口から流入した気流をインデューサ部により乱流の発生を抑制しながらブレードまで導いて、騒音の低減とファンの効率を向上する技術が開示されており、特許文献2では、翼の形状をターボファンとシロッコファンとを組み合わせた形状とすることで、同サイズの一般的な形状のシロッコファンよりもファン効率を向上することができるインペラが開示されている。
また、特許文献3では、インペラ構造が、翼の内側に回転軸に垂直な板状の気流案内手段を備え、気流案内手段が気流の進行パス上に設けられて気流のパターンが変化することにより、騒音を低減させる技術が開示されており、特許文献4では、インペラ下部に翼間の風穴に連通する開口が設けられ、インペラが回転するときの騒音や電流値を低減することができる技術が開示されている。
さらに、特許文献5では、インペラの中央のカップ部の途中から翼を支持するステーを設け、ロータハブがインペラのカップ部にて覆われないようにすることにより、小型シロッコファンにおいてエアの吸い込み口の面積減少に伴う風量特性の劣化やモータの回転数増大による騒音の増加を抑えることができる技術が開示されており、特許文献6では、シロッコファンの翼を連結する側板に貫通孔を設けることにより、この貫通孔が通風路となって内部に収納されるアウターロータモータの電機子へエアを供給し、電機子を冷却する技術が開示されている。
特開2002−70793号公報 特開2005−69183号公報 実用新案登録第3029287号公報 実用新案登録第3101660号公報 特開平7−111756号公報 実開昭50−133511号公報
ところで、中央部にモータを収納するためのカップ部を有するインペラが用いられる遠心ファンではカップ部の外側面付近でエアの乱流が発生しやすく、その乱流がカップ部から外側に離れて周方向に配列される翼に流れ込むと遠心ファンの騒音が高くなってしまう。また、カップ部の内部にエアが供給がされにくいため、カップ部内に収納される電機子で発生した熱がこもり、電機子の温度上昇を抑えることも重要となる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、電機子を収納するカップ部を中央に有する遠心ファンにおいて低騒音化を図ることを主たる目的としており、さらに、電機子にエアを効率よく供給して電機子の温度上昇を抑えることも目的としている。
請求項1に記載の発明は、遠心ファンであって、所定の中心軸を中心とする円筒状のヨーク部を有する略有底円筒状のカップ部と、前記カップ部の内側面に固定された界磁用磁石と、前記カップ部に接続されて前記カップ部の外側の環状の領域に放射状に配置された翼集合体を有し、前記カップ部と共に回転することにより前記カップ部の底部側からエアを取り込んで前記中心軸から離れる方向に前記エアを排出するインペラ部と、前記インペラ部の外周を覆う側壁部、前記カップ部の開口部側を覆うベース部、および、前記カップ部の前記底部に対向する吸気口が形成されたカバー部を有し、前記側壁部と前記インペラ部との間の流路の幅が排気口に向かって漸次広がるハウジングと、前記中心軸を中心に前記カップ部を前記ベース部に対して回転可能に支持する軸受機構と、前記ベース部に固定されて少なくとも一部が前記カップ部内に位置し、前記界磁用磁石との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する電機子とを備え、前記翼集合体が、前記インペラ部の外周に沿って配列された複数の主翼と、前記カップ部の外側面と前記複数の主翼との間において、前記カップ部の前記外側面に接続されるとともに前記ベース部側にて前記複数の主翼と直接または間接的に接続される複数の補助翼とを備え、前記複数の補助翼の前記ベース部とは反対側のエッジが外側へと伸びつつ前記ベース部に向かって傾斜しており、前記複数の主翼と前記複数の補助翼との間における前記インペラ部の前記中心軸方向の幅が前記複数の主翼の前記中心軸方向の長さの1/3以下である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遠心ファンであって、前記インペラ部が、前記複数の補助翼の間において前記中心軸方向に関して貫通する複数の開口を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遠心ファンであって、前記複数の補助翼の前記ベース部側のエッジが、前記カップ部の前記開口部から外側へと伸びつつ前記ベース部に向かって傾斜しており、前記複数の開口の前記ベース部側の開口端が前記エッジを含み、前記開口端の前記複数の主翼側の部位が前記中心軸側の部位よりも前記ベース部に近い。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の遠心ファンであって、前記中心軸を中心とする環状板により前記複数の主翼の前記ベース部側の端部が連結されており、前記複数の補助翼の最も外側の部位が前記環状板の内側の部位と接続される。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の遠心ファンであって、前記複数の補助翼のそれぞれが、前記複数の主翼のいずれかと連続している。
本発明では、補助翼によりカップ部の外側面近くを流れるエアによる乱流を抑制して遠心ファンの低騒音化を図ることができる。請求項2の発明では、補助翼およびこれらの間の開口により電機子にエアを供給し、電機子の温度上昇を抑えることができ、請求項3の発明では、電機子に向かって流れるエアの供給効率を向上することができる。請求項4の発明では効率よく乱流の発生を抑制することができる。また、請求項6の発明では、インペラ部の剛性を向上することができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る遠心ファン1の構成を示す図であり、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面を示す。図2は、遠心ファン1を示す平面図である。ただし、図1では左右両側にてハウジング10の端の部分の図示が省略されており、図2ではハウジング10上面のカバー部(図1中にて符号111を付す。)を外した状態を示している。図1および図2に示すように、遠心ファン1は、回転することによりエアの流れを発生するインペラ部2、および、インペラ部2に接続されてインペラ部2を所定の中心軸J1回りに回転するモータ3を備え、インペラ部2およびモータ3がハウジング10に収納される。遠心ファン1は、例えば、電気製品や電子機器を空冷するための電動ファンとして用いられる。
図1に示すように、ハウジング10は、エアの取り込み口となる吸気口12が形成されたカバー部111、および、後述するステータ部31が取り付けられるベース部112を備え、さらに、図2に示すようにインペラ部2の外周を覆う側壁部113を備える。ハウジング10は、カバー部111が、図2に示すベース部112および側壁部113を備えるハウジング本体11に取り付けられることにより組み立てられ、ハウジング10がインペラ部2を取り囲むことによりエアの流路が形成される(すなわち、インペラ部2の回転により発生したエアの流れがハウジング10により整えられて送出される。)。側壁部113とインペラ部2との間の流路の幅は排気口13(図2参照)に向かって漸次広がる形状とされ、ハウジング10においてベース部112と側壁部113との間は閉塞されている。
モータ3は、図1に示すように、アウターロータ型のモータであり、固定組立体であるステータ部31、および、回転組立体であるロータ部32を備え、ロータ部32は、後述する軸受機構により中心軸J1を中心にステータ部31に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部32側を上側、ステータ部31側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ステータ部31は、ハウジング10の下面であるベース部112に固定され、ベース部112の中央部に形成された円筒状の部位には、中心軸J1を中心とする略円筒状であってベース部112から上側(すなわち、ロータ部32側)に突出する軸受保持部311が取り付けられる。軸受保持部311の内側には、軸受機構となる玉軸受312,313が中心軸J1方向の上部および下部に設けられ、玉軸受313の下側には予圧用のバネ314が設けられる。
ステータ部31は、また、軸受保持部311の外周に固定される(すなわち、軸受保持部311の周囲にてベース部112に固定される)電機子315、および、電機子315とベース部112との間で電機子315に電気的に接続されるとともに電機子315への電流制御用の電子部品が実装された回路基板316をさらに備える。
ロータ部32は、中心軸J1を中心とする略有底円筒状であって開口部3211が下側を向く(すなわち、開口部3211がベース部112に対向する)カップ部321、カップ部321の内側面に固定されて電機子315と対向する略円筒状の界磁用磁石322、および、カップ部321の底部(すなわち、カップ部321の上端の略円板状の部位)から下側に突出するシャフト323を備える。
シャフト323は、カップ部321の底部に固定されたブッシュ324に圧入固定されることによりカップ部321に取り付けられており、軸受保持部311に挿入されて玉軸受312,313により回転可能に支持される。シャフト323の下端近傍にはバネ314を係止するための係止部材3231が取り付けられ、バネ314にて玉軸受313に予圧が与えられることにより、シャフト323および玉軸受312,313が適正な位置に保持される。
遠心ファン1では、玉軸受312,313が、中心軸J1を中心にカップ部321をベース部112に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たし、回路基板316を介して電機子315に供給される駆動電流が制御されて電機子315と界磁用磁石322との間で中心軸J1を中心とするトルク(すなわち、回転力)が発生することにより、カップ部321と共にシャフト323、および、カップ部321に接続された翼集合体22を有するインペラ部2が中心軸J1を中心として回転する。なお、シャフト323はブッシュ324を介さず、カップ部321に直接取り付けられてもよい。
遠心ファン1では、カップ部321の開口部3211側はベース部112により覆われ、カップ部321の内側は中心軸J1を中心とする円筒状のヨーク部321aを含む略有底円筒状のヨーク部材3212となっている。ヨーク部材3212は磁性を有する金属にて形成され、ヨーク部321aの内側面に界磁用磁石322が取付られ、その底部の中央にブッシュ324が取り付けられる。カップ部321の外側は樹脂による略有底円筒状の外側カップ部3213となっており、インペラ部2の全体と一体的に成型され、ヨーク部材3212が圧入固定されている。カップ部321の構造は図1の構造には限定されず、例えば、ヨーク部材3212は円筒状とされ、その外側カップ部3213がシャフト323またはブッシュ324に接続されてもよく、あるいは、外側カップ部3213が省略されてインペラ部2が直接ヨーク部材3212の開口部に接続されてもよい。
図3は、インペラ部2およびインペラ部2と一体的に成形される外側カップ部3213を示す斜視図である。インペラ部2は、図1ないし図3に示すように、カップ部321の外側の(中心軸J1を中心とする)環状の領域に放射状に配置された翼集合体22を有する。遠心ファン1では、インペラ部2がカップ部321と共に回転することにより、インペラ部2の上側(すなわち、カップ部321の底部側)に対向する吸気口12からエアが取り込まれて中心軸J1から離れる方向にエアが排出され、既述のようにエアが側壁部113に沿って排気口13へと導かれる。
翼集合体22は、カップ部321(の外側カップ部3213)の外側面321bと間隔を開けつつインペラ部2の外周に沿って配列された複数の主翼221、および、カップ部321の外側面321bに沿ってカップ部321と複数の主翼221との間に配列された複数の補助翼222を備える。図2では主翼221の先端が一部を除いて隠れているが、複数の主翼221のそれぞれは、外側へと向かいつつインペラ部2の回転方向51へと傾く前進翼となっている。複数の主翼221は、ベース部112側の下端部が中心軸J1に垂直であって中心軸J1を中心とする環状板23により連結されるとともに上端部が環状の連結部24により連結され、一体的に成形されている。なお、図2では主翼221の形状を示すために連結部24の一部を削除している(図4〜図7においても同様)。
複数の補助翼222のそれぞれは、図2に示すように外側へと向かいつつインペラ部2の回転方向51とは反対側に傾く後進翼となっており、カップ部321の外側カップ部3213の外側面321bに接続されるとともに、補助翼222の最も外側の部位は環状板23の内側の部位と接続される。また、補助翼222は、図1および図2に示すように、ベース部112側にて2枚の主翼221毎に1枚の主翼221と直接接続され、複数の補助翼222のそれぞれが複数の主翼221のいずれかと連続している。これにより、主翼221と補助翼222との間の部位がリブとして機能し、さらに補助翼222自体もリブとして機能し、インペラ部2の剛性が向上される。
特に、インペラ部2が樹脂により成形される場合には、ベース部112側にて環状板23を用いつつ主翼221と補助翼222とを接続することにより、インペラ部2の成形(樹脂注入や金型からの取り出し等)を容易とすることができる。もちろん、インペラ部2の剛性や成形に問題が生じないのであれば、主翼221と補助翼222とを分離して環状板23を介して複数の補助翼222が複数の主翼221と間接的に接続されてもよい。また、補助翼222は、インサート成形等によりヨーク部材3212(図1参照)の外側面に接続されてもよい。
ところで、翼集合体22では、補助翼222から主翼221へエアを円滑に流れ込ませるという観点からは、主翼221と補助翼222とが連続していることが好ましい。その一方で、カップ部321と主翼221との間には障害物が存在しない方が主翼221へのエアの流入効率を向上することができる。そこで、遠心ファン1では主翼221と補助翼222とを連続させるとともに主翼221と補助翼222との間(すなわち、境界)におけるインペラ部2の中心軸J1方向の幅が小さくなるように設計されており、これにより、補助翼222による乱流抑制効果を得つつ主翼221にて発生する気流による遠心ファン1の特性(例えば、静圧−風量特性)に補助翼222が与える影響を低減することができる。具体的な好ましい設計条件としては、複数の主翼221と複数の補助翼222との間におけるインペラ部2の中心軸J1方向の幅(図1中に符号Wを付す。)は、複数の主翼221の中心軸J1方向の長さ(符号Lを付す。)の1/3以下とされる。また、カップ部321の外側面を流れるエアにより外側面の下部近傍にて乱流域が広くなることから、遠心ファン1では図1に示すように、補助翼222のベース部112とは反対側のエッジ2222は、カップ部321の外側面321bから外側へと伸びつつベース部112に向かって傾斜しており、中心軸J1方向に関する補助翼222の幅が、インペラ部2の外周側からカップ部321に向かって漸次大きくされる。その結果、ファン特性を低下させることなく効率よく乱流の発生が抑制される。
なお、主翼221と補助翼222との間におけるインペラ部2の中心軸J1方向の幅とは、主翼221と補助翼222とが直接接続される場合は、1つの主翼221と1つの補助翼222との間の上下方向の最小幅であり(すなわち、複数の主翼221と複数の補助翼222との間の中心軸J1を中心とする環状の略凹状の領域に限定して注目した場合は、この環状領域におけるリブ状の部位の上下方向の幅となる。)、主翼221と補助翼222とが環状板23を介して間接的に接続される場合は、環状板23の厚さとなる。
インペラ部2ではさらに、図1ないし図3に示すように、複数の補助翼222の間において中心軸J1方向に関して貫通する複数の開口25が設けられる。図1に示すように、複数の開口25のベース部112側の開口端は複数の補助翼222のベース部112側のエッジ2221を含み、開口端の複数の主翼221側の部位251(すなわち、環状板23の内側の部位)が中心軸J1側の部位252(すなわち、カップ部321の開口部3211側の部位)よりもベース部112に近くされる。これにより、開口端が電機子315と回路基板316との間の隙間に向かって傾斜する。なお、開口端を傾斜させるために、補助翼222のベース部112側のエッジ2221は、カップ部321の開口部3211から外側へと伸びつつベース部112に向かって傾斜している。
以上、遠心ファン1の構造について説明したが、遠心ファン1では、カップ部321の外側面321bと主翼221との間において、外側面321bに接続されるとともにベース部112側にて主翼221と直接接続される複数の補助翼が設けられるため(環状板23を介して間接的に接続されてもよい。)、カップ部321の外側面321bの近くを流れるエアは補助翼222によって掻き込まれるため、エアが淀まず滑らかに主翼221へと導くことができる。その結果、カップ部321の外側面321b近傍での乱流の発生を抑制でき、主翼221へ円滑にエアが流れ、遠心ファン1の低騒音化を図ることができる。
また、遠心ファン1では、電機子315の少なくとも一部がカップ部321内に位置するためモータ3が回転するときに電機子315で発生する熱がこもり易くなるが、隣接する2つの補助翼222の間に中心軸J1方向に関して貫通する開口25が設けられるため、カップ部321の外側面321bに沿って流れるエアの一部がカップ部321の内部にも流れ込み(カップ部321からエアが流れ出す領域もおよそ排気口13側に生じる。)、加えて、補助翼222により開口25近傍にて気流が発生することにより、効率よくエアをカップ部321内に送ることができ、これにより、電機子315にエアを供給して電機子315の温度上昇を抑えることができる。設計条件にもよるが、開口25を設けないインペラ部では電機子315の温度が約115℃となる場合に、開口25を設けることにより、約47℃まで低下することが確認されている。
さらに、複数の開口25のベース部112側の開口端が電機子315や回路基板316に向かって(特に、電機子315と回路基板316との間の隙間に向かって)傾斜することにより、電機子315に向かって流れるエアの供給効率を向上することができ、かつ、回路基板316の冷却も行うことができる。
次に、インペラ部2の主翼221および補助翼222の他の様々な形状について説明する。図4ないし図9は、インペラ部の他の例を示す図である。図2に示すインペラ部2では、各補助翼222が後進翼とされるが、補助翼の形状は後進翼に限定されるものではなく、例えば、図4に示すインペラ部2aでは、各補助翼222aが前進翼とされ、図5に示すインペラ部2bの各補助翼222bはカップ部321から径方向へと直線状に伸びる径方向翼とされる。インペラ部2aおよびインペラ部2bの主翼221は、インペラ部2と同様に前進翼とされる。
インペラ部2,2a,2b、および、主翼221のみのインペラ部(図示省略)の騒音値の比較実験を行ったところ、それぞれ54.1dB(A)、55.2dB(A)、54.8dB(A)、および、55.8dB(A)となった。このことから、ファンの静圧を高めるために主翼221を前進翼とする場合は、補助翼222を後進翼とすることにより騒音値を最も低減することができることが分かる。なお、補助翼が後進翼でない場合であっても補助翼を設けることにより騒音が低減されるといえる。
一方、主翼についても、図2のインペラ部2のように前進翼に限定されるものではなく、例えば、図6に示すインペラ部2cのように径方向翼である主翼221aとされてもよく、図7に示すインペラ部2dのように後進翼である主翼221bとされてもよい。
また、インペラ部2の翼集合体22では、3枚以上の主翼221毎に1つの主翼221と1つの補助翼222とが接続されてもよく、図8に示すインペラ部2eのように、全ての主翼221に補助翼222が連続して形成されてもよい。また、補助翼の形状は平板状には限定されず、図9に示すように、インペラ部2fを上側から見たときに、各補助翼222cがカップ部321からインペラ部2fの外周側へと伸びつつ湾曲してもよい。
さらに、補助翼222とカップ部321との接続範囲は、図1に示すように、中心軸J1方向に関してカップ部321の外側面321bの途中から下端までの範囲だけでなく、図10に示すようにカップ部321の上端から下端までの範囲、図11に示すように中心軸J1方向に関して外側面321bの途中から途中までの範囲、図12に示すようにカップ部321の上端から下端より下までの範囲とされてもよい。また、補助翼222の下側および上側のエッジ2221,2222についても図13に示すように湾曲してもよく、図14および図15に示すように上側のエッジ2222と中心軸J1に平行なエッジ2223とが連続していてもよい。
以上のように、翼の形状、数、および、大きさは様々に変更されてよく、遠心ファン1が搭載される機器や、必要とされる風量特性等に基づいて主翼221および補助翼222の形状等が決定される。いずれの主翼221および補助翼222の場合においてもカップ部321の外側面321b付近の乱流の発生を抑制して騒音を低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、補助翼222の上側のエッジ2222の形状は、図16に示すように途中に段差が設けられる形状であってもよい。また、図17に示すように、複数の補助翼222dのエッジ2221がカップ部321の開口部3211から外側へ水平に伸びて複数の補助翼222dの形状が略三角形とされ、複数の補助翼222dの最も外側の部位が環状板23の内側の部位のみと接続されてもよい。この場合にもカップ部321の外側面321bにおける乱流の発生を抑制して低騒音化を図ることができ、隣接する2つの補助翼222dの間に開口25が設けられ、補助翼222dおよび開口25の作用によりカップ部321の内部にエアが供給されることにより電機子315の温度上昇を抑えることができる。
上記実施の形態では電機子315のほぼ全体がカップ部321内に収納されるが、ベース部112の中心軸J1の周りに形成された凹部に電機子315が配置される場合は、電機子315の一部だけがカップ部321内に位置してもよい。また、軸受機構も玉軸受以外にスリーブ軸受等が用いられてもよい。
環状板23は中心軸J1に垂直な板である必要はなく、例えば、円錐台状の傾斜面のように、中心軸J1を含む面による断面が中心軸J1に垂直な方向から傾斜していてもよい。また、上記実施の形態では開口25から電機子315へとエアが供給されるが、電機子315の温度上昇が許容範囲に収まるなどの理由で開口25を設ける必要がない場合は、開口25は設けられなくてもよい。
本発明の一の実施の形態に係る遠心ファンの構成を示す断面図である。 遠心ファンを示す平面図である。 インペラ部を示す斜視図である。 インペラ部の他の例を示す平面図である。 インペラ部の他の例を示す平面図である。 インペラ部の他の例を示す断面図である。 インペラ部の他の例を示す断面図である。 インペラ部の他の例を示す平面図である。 インペラ部の他の例を示す平面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。 補助翼の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 遠心ファン
2,2a,2b,2c,2d,2e,2f インペラ部
10 ハウジング
12 吸気口
13 排気口
22 翼集合体
23 環状板
25 開口
51 回転方向
111 カバー部
112 ベース部
113 側壁部
221,221a,221b 主翼
222,222a,222b,222c,222d 補助翼
312,313 玉軸受
315 電機子
321 カップ部
321a ヨーク部
321b 外側面
322 界磁用磁石
2221,2222 エッジ
3211 開口部
J1 中心軸

Claims (5)

  1. 遠心ファンであって、
    所定の中心軸を中心とする円筒状のヨーク部を有する略有底円筒状のカップ部と、
    前記カップ部の内側面に固定された界磁用磁石と、
    前記カップ部に接続されて前記カップ部の外側の環状の領域に放射状に配置された翼集合体を有し、前記カップ部と共に回転することにより前記カップ部の底部側からエアを取り込んで前記中心軸から離れる方向に前記エアを排出するインペラ部と、
    前記インペラ部の外周を覆う側壁部、前記カップ部の開口部側を覆うベース部、および、前記カップ部の前記底部に対向する吸気口が形成されたカバー部を有し、前記側壁部と前記インペラ部との間の流路の幅が排気口に向かって漸次広がるハウジングと、
    前記中心軸を中心に前記カップ部を前記ベース部に対して回転可能に支持する軸受機構と、
    前記ベース部に固定されて少なくとも一部が前記カップ部内に位置し、前記界磁用磁石との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する電機子と、
    を備え、
    前記翼集合体が、
    前記インペラ部の外周に沿って配列された複数の主翼と、
    前記カップ部の外側面と前記複数の主翼との間において、前記カップ部の前記外側面に接続されるとともに前記ベース部側にて前記複数の主翼と直接または間接的に接続される複数の補助翼と、
    を備え、
    前記複数の補助翼の前記ベース部とは反対側のエッジが外側へと伸びつつ前記ベース部に向かって傾斜しており、前記複数の主翼と前記複数の補助翼との間における前記インペラ部の前記中心軸方向の幅が前記複数の主翼の前記中心軸方向の長さの1/3以下であることを特徴とする遠心ファン。
  2. 請求項1に記載の遠心ファンであって、
    前記インペラ部が、前記複数の補助翼の間において前記中心軸方向に関して貫通する複数の開口を有することを特徴とする遠心ファン。
  3. 請求項2に記載の遠心ファンであって、
    前記複数の補助翼の前記ベース部側のエッジが、前記カップ部の前記開口部から外側へと伸びつつ前記ベース部に向かって傾斜しており、前記複数の開口の前記ベース部側の開口端が前記エッジを含み、前記開口端の前記複数の主翼側の部位が前記中心軸側の部位よりも前記ベース部に近いことを特徴とする遠心ファン。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の遠心ファンであって、
    前記中心軸を中心とする環状板により前記複数の主翼の前記ベース部側の端部が連結されており、前記複数の補助翼の最も外側の部位が前記環状板の内側の部位と接続されることを特徴とする遠心ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の遠心ファンであって、
    前記複数の補助翼のそれぞれが、前記複数の主翼のいずれかと連続していることを特徴とする遠心ファン。
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