JP2007218101A - 軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】軸流ファンにおいて、射出成形を含む工程により内側面がテーパ面を有する構造として形成されるハウジングを用いつつ、気流の乱れに起因する騒音を低減する
【解決手段】ハウジング3において、外枠部32の内側面にはテーパ面321が設けられる。各リブ33の一端側はモータ部のステータ部の一部となる取付部31に接続され、他端側はテーパ面321から***する土台部34に接続される。土台部34においてテーパ面321と接続するとともに中心軸J1を中心とする周方向に並ぶ2つの面のそれぞれが、中心軸J1から離れるほどリブ33の中心線から離れる傾斜面342とされる。これにより、軸流ファンにおいて、リブ33と外枠部32との間の土台部34により発生する気流の乱れを抑制して、気流の乱れに起因する騒音を低減することができる。
【選択図】図2
【解決手段】ハウジング3において、外枠部32の内側面にはテーパ面321が設けられる。各リブ33の一端側はモータ部のステータ部の一部となる取付部31に接続され、他端側はテーパ面321から***する土台部34に接続される。土台部34においてテーパ面321と接続するとともに中心軸J1を中心とする周方向に並ぶ2つの面のそれぞれが、中心軸J1から離れるほどリブ33の中心線から離れる傾斜面342とされる。これにより、軸流ファンにおいて、リブ33と外枠部32との間の土台部34により発生する気流の乱れを抑制して、気流の乱れに起因する騒音を低減することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、射出成形を含む工程により形成される軸流ファンのハウジング、および、当該ハウジングを用いた軸流ファンに関する。
従来より、各種電子機器において筐体の内部や特定の電子部品を冷却するために冷却用ファンが用いられており、冷却用ファンの一種として軸流ファンが知られている。軸流ファンでは、所定の中心軸を中心として回転するインペラを有するモータ部、および、内部にモータ部が配置されるハウジングが設けられ、ハウジングは中心軸に沿ってモータ部の周囲を囲む外枠部を有する。外枠部の内部において、中心軸方向における外枠部の一方の端部近傍に配置される取付部にモータ部のステータ部が取り付けられ、または、ステータ部の一部が取付部とされており、取付部から中心軸に垂直な方向に外枠部の内側面に向かって伸びる複数のリブにより取付部が外枠部に対して固定される。通常、このようなファンでは、外枠部、取付部および複数のリブは樹脂の射出成形により一体的に形成され、ハウジングの製造コストの削減が図られる。
また、近年、軸流ファンの冷却効率を向上するために、外枠部の内側面において外枠部のリブが接続される端部から中央部に向かって中心軸との間の距離が漸次減少するテーパ面が形成される。この場合に、射出成形により形成されるハウジングでは、金型の設計上の制限や金型の耐久性等の諸事情により、テーパ面から***してリブの端部に接続する土台部が形成される(土台部を有するハウジングの一例として、特許文献1の図1参照。)。このようなハウジングでは、通常、中心軸を中心とする周方向に関して土台部の幅はリブの幅よりも太くなっている。
特開2000−303998号公報
ところで、近年、各種電子機器において静音化の要求が高まっており、これに伴い、冷却用ファンにおいても低騒音化が求められている。しかしながら、ハウジングにテーパ面を有する軸流ファンでは、インペラの回転により生じる気流が、外枠部の内側面上の土台部により乱されてしまい、騒音が発生するという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、軸流ファンにおいて、射出成形を含む工程によりテーパ面を有する構造として形成されるハウジングを用いつつ、気流の乱れに起因する騒音を低減することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、射出成形を含む工程により形成される軸流ファンのハウジングであって、インペラを有するモータ部のステータ部が取り付けられる、または、ステータ部の一部となる取付部と、前記モータ部が配置される予定の空間を前記モータ部の中心軸を中心として囲む環状の外枠部と、前記取付部と前記外枠部とを接続するリブとを備え、前記外枠部の内側面が、前記中心軸方向に関して前記リブと接続する位置近傍から前記モータ部のロータ部側に向かって前記中心軸との間の距離が漸次減少するテーパ面を有し、前記外枠部が、射出成形時の前記中心軸方向への金型分離用として、前記テーパ面から***するとともに前記リブと接続される土台部を備え、前記土台部の少なくとも前記リブと接続する位置において、前記外枠部の前記内側面と接するとともに前記中心軸を中心とする周方向に並ぶ2つの面のうち少なくとも一方の面が、前記中心軸から離れるほど前記リブの中心線から離れる傾斜面を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸流ファンのハウジングであって、前記土台部の前記2つの面のうちの他方の面が、前記中心軸から離れるほど前記リブの中心線から離れるもう1つの傾斜面を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の軸流ファンのハウジングであって、前記傾斜面と前記リブの前記中心線とのなす角が、前記中心軸から離れるほど大きくなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、前記取付部が複数のリブにより前記外枠部に対して固定され、前記複数のリブに接続される複数の土台部のそれぞれの前記2つの面のうち前記周方向に対して同一側の面が前記傾斜面を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、前記傾斜面が、前記射出成形時に前記金型により形成される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の軸流ファンのハウジングであって、前記外枠部の前記中心軸に垂直な断面の外形が直線部を含む形状であり、前記テーパ面のうち前記直線部が前記外枠部の前記内側面と最も近接する部位を中心とする領域が、前記中心軸とのなす角が他の領域よりも小さい特定テーパ面となっており、前記土台部が前記特定テーパ面上に配置される。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、前記土台部との接続位置近傍において前記中心軸から離れるほど前記リブの幅が増大し、前記リブと前記土台部の前記傾斜面とが滑らかに接続される。
請求項8に記載の発明は、軸流ファンであって、請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングと、ロータ部がインペラを有し、前記ハウジングの取付部にステータ部が取り付けられる、または、前記取付部がステータ部の一部となるモータ部とを備える。
本発明によれば、軸流ファンにおいて、射出成形を含む工程によりテーパ面を有する構造として形成されるハウジングのリブと外枠部との間の土台部により発生する気流の乱れを抑制することにより、気流の乱れに起因する騒音を低減することができる。
また、請求項2、3および7の発明では、気流の乱れをさらに抑制することができ、請求項4の発明では、複数のリブにより取付部が外枠部に対して強固に固定されるハウジングを有する軸流ファンにおいて、気流の乱れを大幅に抑制することができる。
また、請求項5の発明では、気流の乱れに起因する騒音を低減することが可能な軸流ファンのハウジングを射出成形にて容易に製造することができ、請求項6の発明では、気流の乱れの要因となる土台部の高さを低減することにより、気流の乱れに起因する騒音をさらに低減することができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係る軸流ファン1の縦断面図である。軸流ファン1は、所定の中心軸J1を中心に回転するモータ部2、および、内部にモータ部2が設けられるハウジング3を備える。モータ部2は回転体であるロータ部21、および、固定体であるステータ部22を有し、ロータ部21はオイルによる流体動圧を利用した軸受機構によりステータ部22に対して回転可能に支持される。
ロータ部21は、ステータ部22に向かって開口する略椀状のロータ本体211、および、多極に着磁されるとともに中心軸J1を中心とする円環状の界磁用磁石212を有し、界磁用磁石212はロータ本体211の内周面に固定される。ロータ本体211の中央には、中心軸J1を中心とする環状であってステータ部22側に突出する環状突起部213が形成されており、シャフト214の一端(固定端)が環状突起部213に挿入されて固定される。
また、ロータ部21は、中心軸J1を中心とする略円筒状であってロータ本体211が中心軸J1に沿って内部に挿入されるインペラ215をさらに有する。インペラ215の外周面には複数のブレード216が形成され、インペラ215のステータ部22とは反対側の端部には中心軸J1側に向かって突出してロータ本体211のステータ部22とは反対側の面に当接する環状のフランジ部217が設けられる。
ステータ部22は、含油性の多孔質金属体からなる円筒状のスリーブ221、および、樹脂により形成されるスリーブ保持部222を有する。有底円筒状のスリーブ保持部222内にはスリーブ221が挿入され、スリーブ221にはシャフト214の自由端側が挿入される。これにより、シャフト214は自由端側にてオイルを介してスリーブ221により回転可能に支持される。スリーブ保持部222内の底面においてシャフト214の自由端側の端面に対向する位置には、スラストプレート223が設けられる。スラストプレート223は低摩擦性の合成樹脂材にて形成され、中心軸J1方向に関してシャフト214を支持する。スリーブ保持部222の周囲には電機子224が配置される。電機子224は電流供給回路225に接続され、供給される電流が制御されることにより、ロータ部21の界磁用磁石212および電機子224で構成される駆動機構がトルク(回転力)を発生し、ロータ部21をシャフト214を回転軸としてステータ部22に対して回転させる。
ハウジング3は、中心軸J1を中心とする円板状であってステータ部22のスリーブ保持部222と一体的に形成される取付部31、中心軸J1を中心としてモータ部2の周囲を囲む環状の外枠部32、および、それぞれが取付部31から中心軸J1に垂直な方向に外枠部32の内側面に向かって伸びる複数のリブ33を有し、複数のリブ33により取付部31が外枠部32に対して強固に固定される。外枠部32の内側面は、中心軸J1方向のほぼ中央において径が一定となる(すなわち、中心軸J1と平行な)中央環状面322、中心軸J1方向に関して中央環状面322からリブ33が接続する位置に向かって中心軸J1との間の距離が漸次増大するテーパ状の環状面321、並びに、中央環状面322の環状面321とは反対側にて中央環状面322から離れるに従って中心軸J1との間の距離が漸次増大するもう1つのテーパ状の環状面323を有する。以下の説明では、2つのテーパ状の環状面321,323のうち、リブ33と接続する環状面321を、「テーパ面321」と呼ぶ。なお、図1に示す中心軸J1を含むハウジング3の断面では、テーパ面321のエッジは直線状となっているが、当該エッジが曲線状となるテーパ面がハウジング3に設けられてもよい。
軸流ファン1では、インペラ215が回転することにより、中心軸J1方向に関してハウジング3の一方の端部(例えば、環状面323側の端部)近傍のガスがハウジング3の内部へと吸引され、インペラ215の回転方向に移動しつつ、ハウジング3の他方の端部(例えば、テーパ面321側の端部)側から吐出され、送風が行われる。このとき、外枠部32の内側面に環状面323およびテーパ面321が形成されていることにより、軸流ファン1における送風効率が向上する。
図2はハウジング3を示す斜視図であり、図3はハウジング3を示す底面図であり、図4は図3中の矢印A−Aの位置におけるハウジング3の縦断面図である。図2および図3(並びに、後述の図5,図6,図8,図9および図13ないし図15)ではハウジング3を取付部31側から見た場合を示しており、図2ないし図4では中心軸J1の上下方向が図1の場合とは反対となっている。
ハウジング3において、モータ部2が配置される予定の空間を中心軸J1を中心として囲む環状の外枠部32(図1参照)は、図3に示すように中心軸J1に垂直な断面の外形が略正方形となっている。なお、図1は、図3のハウジング3において正方形の対角線に対応する位置における軸流ファン1の縦断面図となっている。
また、既述のように、図4の外枠部32の内側面には、中心軸J1方向に関してリブ33と接続する位置近傍から、配置される予定のモータ部2のロータ部21側に向かって(すなわち、図4中の下方に向かって)中心軸J1との間の距離が漸次減少するテーパ面321が設けられる。図3に示すように、テーパ面321において、外枠部32の(中心軸J1に垂直な)正方形の断面における各辺の中央の内側の領域は、中心軸J1とのなす角(図4中の符号α1にて表される角度)が他の領域よりも小さくなっている(図3では、ほぼ0となっている。)。また、複数のリブ33のそれぞれにおいて、中心軸J1側の端部は取付部31の外周面に接続され、中心軸J1とは反対側の端部は外枠部32に接続される。
リブ33と外枠部32との接続について、詳細には、各リブ33が接続されるテーパ面321上の位置には、図2に示すように、テーパ面321から対応するリブ33の端部に向けて***する土台部34が形成されており、リブ33は土台部34に接続されることにより外枠部32に対して固定される。各土台部34の中心軸J1に対向する面341(リブ33の端部に接続される面であり、以下、「接続面341」という。ただし、図2では1つの土台部34の接続面341のみに符号を付している。)上では、各位置において中心軸J1との間の距離が、中央環状面322の半径と同じとなっており、接続面341から中央環状面322に亘って中心軸J1に平行な面が形成されている。ハウジング3では、リブ33が伸びる方向に関してリブ33と土台部34との境界は中央環状面322の位置に一致し、中央環状面322よりも中心軸J1側がリブ33とされ、中央環状面322よりも外枠部32側が土台部34とされる。
図5は、ハウジング3の1つの土台部34近傍を拡大して示す図である。図5では、土台部34に平行斜線を付している。土台部34において、テーパ面321と接するとともに中心軸J1を中心とする周方向(すなわち、図5中の中央環状面322に沿う方向)に並ぶ2つの面のそれぞれは、中心軸J1から離れるほど(図3参照)リブ33の中心線331から離れる傾斜面342とされる。ここで、リブ33の中心線331は、リブ33が伸びる方向に沿うとともに、この方向に垂直なリブ33の断面(後述するように、実際には三角形の断面)の中心(重心)を通る線である。
中心軸J1に垂直な断面上において、土台部34の傾斜面342の各位置における接線とリブ33の中心線331とのなす角は中心軸J1から離れるほど大きくなり、この断面上における傾斜面342のエッジの形状は滑らかな曲線となっている。そして、傾斜面342のテーパ面321との境界近傍では、傾斜面342とテーパ面321とのなす角(すなわち、図5中にて符号θ1,θ2を付す矢印にて示す角度)は微小な鋭角となり、傾斜面342とテーパ面321とが滑らかに連続する。土台部34では、中心軸J1およびリブ33の中心線331に垂直な方向の幅が、リブ33の当該方向の幅よりも広くされ、土台部34によりリブ33が外枠部32に対して強固に固定される。
次に、ハウジング3の製造における土台部34の形成について説明する。以下の説明では、土台部34が形成される様子を判り易くするため、図6に示すように、土台部34の位置が図2および図3のハウジング3とは僅かに異なるハウジング3が製造対象であるものとするが、図2および図3のハウジング3の製造も図6のハウジング3と同様にして行われる。
本実施の形態におけるハウジング3は所定の金型を用いた樹脂の射出成形により形成される。図7は、図6のハウジング3の外枠部32の内側面、複数のリブ33および取付部31を成型するための上金型91および下金型92を示す図である。なお、上金型91および下金型92では、ハウジング3の土台部34以外の他の部位の成型に係る部分の図示を適宜省略している。
図7に示す上金型91において平行斜線を付す領域911は、図6のハウジング3における対応する土台部34の平行斜線を付す傾斜面(図6中にて符号342aを付している。)を成型するための部分であり、下金型92において平行斜線を付す領域921は、図6のハウジング3における対応する土台部34の平行斜線を付す接続面341を成型するための部分である。
図6のハウジング3の製造では、外枠部32の外形を成型する他の外側形状成型用の金型にて囲まれる空間内に図7の上金型91および下金型92を互いに組み合わせて配置し、これらの金型にて形成される空間に樹脂が注入される。そして、注入された樹脂が冷却されて固化した後に、外側形状成型用の金型が取り外され、続いて、上金型91および下金型92が形成途上のハウジング3の中心軸J1に沿って互いに反対方向に分離される。これにより、外枠部32の内側面(すなわち、テーパ面321、中央環状面322、環状面および土台部34)、複数のリブ33および取付部31を成型しつつ、ハウジング3が形成される。このとき、ハウジング3の内側面における上金型91と下金型92とによるパーティングラインは、土台部34が設けられる位置を除き、テーパ面321と中央環状面322との境界線となる。なお、図7中の下金型92の領域921の形状から判るように、ハウジング3の各リブ33の断面は略三角形となっている。
ここで、ハウジング3における土台部34の存在理由について、図6および図7を参照しつつ説明する。ハウジング3の射出成形時には、上金型91および下金型92により中心軸J1方向の両側から囲まれて形成される空間に樹脂が注入されることによりリブ33が成型されるが、上金型91および下金型92を中心軸J1方向に互いに離間させるのみで、ハウジング3の内側形状成型用の金型91,92の分離を容易に行うには、中央環状面322のリブ33側にて中央環状面322よりも外側に広がるテーパ面321は、通常、上金型91にて成型することになる。しかしながら、外枠部32のテーパ面321上において、リブ33と中央環状面322とにより挟まれる部位(以下、「注目部位」という。)については、リブ33が干渉するため上金型91にて成型することができず、下金型92の一部(ここでは、領域921の一部)にて成型しなければならない。この場合に、下金型92は中心軸J1との間の距離がテーパ面321における当該距離よりも短い一定値となる中央環状面322を成型するため、注目部位も中心軸J1との間の距離が中央環状面322における当該距離と同じとなるように成型され、ハウジング3においてテーパ面321から***する部位(すなわち、土台部34)が存在することとなる。このように、土台部34(の一部)は、射出成形時の中心軸J1方向への金型分離のために設けられる。
一方で、金型における一定の耐久性を確保するには、互いに当接する金型は一定の大きさ以上の面同士で接触する(すなわち、面接触する)ことが前提条件となり、図7に示す上金型91および下金型92についても、下金型92のリブ33を成型するための部位923(すなわち、リブ33成型用の溝が伸びる方向に垂直な断面が図7中の領域921と同形状となる部位であり、以下、「リブ成型部位923」という。図7では、1つのリブ成型部位にのみ符号を付している。)において上金型91側の端面が、それぞれが一定の幅にてリブ33成型用の溝に沿って伸びる2つの当接面922(図7中にて平行斜線を付す。)とされて上金型91の対応する面に当接する。リブ成型部位923の外側を向く端面は、土台部34の接続面341を成型する領域921となるため、中心軸J1を中心とする周方向に関して土台部34の接続面341の幅は、リブ33の幅よりも2つの当接面922に対応する幅(各当接面922に対応する幅は、例えば、1ミリメートル[mm]以上となる。)だけ太くなり、リブ33よりも太い土台部34が形成される。
なお、実際には、外枠部32において、中央環状面322の直径がテーパ面321側に向かうに従って極僅かな割合で漸次減少するように下金型92が形成されており、これにより、射出成形時における下金型92の分離を円滑に行うことが実現される。
次に、ハウジング3に対する比較例として射出成形により形成される一般的なハウジングについて説明する。図8は比較例のハウジング8を示す斜視図であり、図9は比較例のハウジング8を示す底面図である。比較例のハウジング8の外枠部82の内側面においても、中心軸J2方向に関してほぼ中央において径が一定となる中央環状面822、および、中心軸J2方向に関して中央環状面822側からリブ83が接続する位置に向かうに従って中心軸J2との間の距離が漸次増大するテーパ面821が形成されている。また、比較例のハウジング8は射出成形により形成されるため、上記ハウジング3と同様に土台部84が形成されるが、比較例のハウジング8の土台部84では、外枠部82のテーパ面821と接するとともに中心軸J2を中心とする周方向に並ぶ2つの面の双方が、リブ83の中心線831(図9参照)および中心軸J2に平行な平面とされる。
次に、ハウジング3を有する軸流ファン1および比較例のハウジング8を有する軸流ファンのそれぞれを実際に駆動させた場合に発生する騒音の測定結果について述べる。ここで、各軸流ファンのモータ部の回転数は毎分3200回であり、インペラのブレード数は7枚であるため、軸流ファンの回転により生じる騒音の翼一次成分は(3200/60×7=373[Hz])として求められる。
図10はハウジング3を有する軸流ファン1を駆動させた場合に発生する騒音の測定結果を示す図であり、図11は比較例のハウジング8を有する軸流ファンを駆動させた場合に発生する騒音の測定結果を示す図である。また、図12は、図10および図11の測定結果において特定の周波数帯域に対応する部分を拡大して示す図である。図12では、ハウジング3を有する軸流ファン1に対する測定結果を符号71を付す実線にて示し、比較例のハウジング8を有する軸流ファンに対する測定結果を符号72を付す破線にて示している。
図12より、軸流ファンの回転により生じる騒音の翼2次成分(746Hz)近傍および翼3次成分(1119Hz)近傍にてハウジング3を有する軸流ファン1と比較例のハウジング8を有する軸流ファンとの間で音圧レベルに大きな差が生じていることが判る。音圧レベルのオーバオール値では、ハウジング3を有する軸流ファン1は22.4dB(A)となり、比較例のハウジング8を有する軸流ファンは23.0dB(A)となり、軸流ファン1では比較例に比べて0.6dB(A)だけ音圧レベルが減少している。
以上に説明したように、軸流ファン1のハウジング3では、射出成形時の中心軸J1方向への金型分離用としてテーパ面321から***する土台部34が外枠部32に設けられ、土台部34を介して取付部31の固定用のリブ33が外枠部32に接続される。そして、土台部34においてテーパ面321と接続するとともに中心軸J1を中心とする周方向に並ぶ2つの面のそれぞれが、中心軸J1から離れるほどリブ33の中心線331から離れる傾斜面342とされる。これにより、軸流ファン1において、射出成形を含む工程によりテーパ面を有する構造として形成されるハウジング3を用いて冷却効率を向上しつつ、リブ33と外枠部32との間の土台部34により発生する気流の乱れを抑制して、気流の乱れに起因する騒音を低減することが実現される。
図13は他の例に係るハウジング3を示す底面図である。図13のハウジング3の外枠部32においても、中心軸J1に垂直な断面の外形は略正方形となっており、テーパ面321のうち正方形の各辺が外枠部32の内側面と最も近接する位置を中心とする領域(図13中にて符号321aを付す領域であり、以下、「特定テーパ面」という。)は、中心軸J1とのなす角が他の領域よりも小さくなっている。すなわち、中心軸J1方向の各位置において、特定テーパ面321aでは中心軸J1との間の距離がテーパ面321上の他の領域における当該距離よりも小さくなる。
図13に示すハウジング3では各リブ33と外枠部32とを接続する土台部34が特定テーパ面321a上に配置される。これにより、テーパ面321上の他の領域に形成される場合に比べて、土台部34の高さ(テーパ面321から中心軸J1側に向かう長さ)が低くなる。これにより、射出成形を含む工程により形成される図13のハウジング3では、土台部34における気流の乱れをさらに抑制して、気流の乱れに起因する騒音をさらに低減することができる。なお、軸流ファン1が設けられる電子機器等の設計によっては、軸流ファン1のモータ部2に電力を供給する導線を、中心軸J1に垂直な外枠部32の正方形断面の頂点の位置近傍から引き出す必要があり、この場合には、リブ33が外枠部32の正方形断面の頂点の位置近傍に向かって伸びる図3のハウジング3が用いられることが好ましい。
図14はさらに他の例に係るハウジング3を示す底面図であり、1つのリブ33と土台部34との接続位置近傍を拡大して示している。図14においても土台部34に平行斜線を付している。
図14のハウジング3に設けられる各リブ33では、土台部34との接続位置近傍において中心軸J1(図3参照)から離れるほど(すなわち、リブ33の中心線331に沿って外枠部32側へと向かうに従って)リブ33の幅が増大しており、リブ33の表面と土台部34の傾斜面342とは滑らかに接続する。すなわち、ハウジング3の中心軸J1に垂直な断面において、リブ33の土台部34側の端部から土台部34を介してテーパ面321へと至るエッジが曲線状となる。これにより、射出成形を含む工程により形成される図14のハウジング3を有する軸流ファン1では、図3に示すハウジング3における土台部34の中心軸J1側のエッジにおいて発生する気流の乱れも抑制することができ、軸流ファン1において気流の乱れに起因する騒音をさらに抑制することが実現される。なお、図14のハウジング3を形成するための金型は、図3のハウジング3を形成するためのものよりも複雑な形状となるため、金型作製のコストを低減するには、図3のハウジング3を用いることが好ましい。また、図14と同様の構造のリブ33および土台部34が、図13のハウジング3に用いられてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記実施の形態では、傾斜面342が射出成形時に金型により形成されることにより、気流の乱れに起因する騒音を低減することが可能な軸流ファン1のハウジング3を射出成形にて容易に製造することが実現されるが、例えば、射出成形にて形成される図9の比較例のハウジング8において、土台部84に対して研削加工が施されることにより、各土台部84においてテーパ面821と接するとともに中心軸J2を中心とする周方向に並ぶ2つの面(以下、「特定側面」という。)に中心軸J2から離れるほどリブ83の中心線831から離れる傾斜面が形成されてもよい。すなわち、土台部の形成が必要となる射出成形を含む工程により形成されるハウジングにおいて、土台部の特定側面に傾斜面が設けられることにより、軸流ファンにおける気流の乱れに起因する騒音の低減が可能となる。また、ハウジングは、樹脂の射出成形以外に、例えばアルミニウム等の金属材料を用いた射出成形を含む工程により形成されてもよい。
軸流ファン1のハウジング3では、各土台部34の2つの特定側面のうち一方の特定側面のみに傾斜面342が形成される場合であっても、気流の乱れをある程度抑制することが可能である。すなわち、ハウジング3では、各土台部34においてテーパ面321と接するとともに周方向に並ぶ2つの特定側面のうち少なくとも一方の特定側面が傾斜面342を有することが重要となる。ただし、ハウジング3において一方の特定側面のみに傾斜面342を形成する場合に、軸流ファンにおける気流の乱れを大幅に抑制するには、複数のリブ33に接続される複数の土台部34のそれぞれにおいて、2つの特定側面のうち周方向に対して同一側(実際には、モータ部2が配置された場合におけるインペラ215の回転方向の上流側)の特定側面が傾斜面342とされることが好ましい。もちろん、上記実施の形態のように、各土台部34の2つの特定側面の双方に傾斜面342を設けることにより、気流の乱れをより一層抑制することが可能となる。
また、特定側面の全体が必ずしも傾斜面342とされる必要はなく、傾斜面は特定側面において部分的に設けられてもよい。ただし、通常、中心軸J1方向に関して土台部34の中央環状面322とは反対側の端部はリブ33と接続する部分となり、この部分において、土台部34のテーパ面321から中心軸J1に向かう方向の高さが最も大きくなって気流の乱れに寄与する割合が高くなることを考慮すれば、特定側面上において土台部34の少なくともリブ33と接続する位置に傾斜面が形成されることが好ましい。また、この場合に、傾斜面において気流の乱れを効率よく抑制するには、特定側面がリブ33が伸びる方向に平行に形成されていると仮定した場合(図9の場合)における特定側面の当該方向の長さの半分以上に相当する部分が傾斜面とされることが好ましい。
ハウジング3において、土台部34の傾斜面は、中心軸J1から離れるほどリブ33の中心線から離れるように設けられる限り、様々な形状とされてもよい。例えば、ハウジング3の内側形状成型用の金型の設計によっては、図15に示すように、リブ33と土台部34との境界上におけるリブ33の幅と、土台部34の幅とが同じとされ、土台部34にリブ33の表面から滑らかに連続する傾斜面342が形成されてもよい。また、ハウジング3の中心軸J1に垂直な断面上において、エッジの形状が直線状となるように傾斜面が設けられてもよい。ただし、軸流ファン1において気流の乱れをさらに抑制するには、土台部34の傾斜面342とリブ33の中心線331とのなす角が中心軸J1から離れるほど大きくなり、ハウジング3の中心軸J1に垂直な断面上における傾斜面342のエッジの形状が滑らかな曲線となることが好ましい。
図1の軸流ファン1では、取付部31がスリーブ保持部222と一体的に形成されてステータ部22の一部とされているが、スリーブ保持部222と取付部31とが個別の部材として形成され、モータ部2のステータ部22が取付部31に取り付けられてもよい。
図13のハウジング3では、外枠部32の中心軸J1に垂直な断面の外形が正方形とされるが、ハウジングの外枠部としては様々な形状が考えられ、例えば、外枠部の当該断面の外形が円周の一部が直線部とされた略円形であってもよい。この場合、テーパ面のうち当該直線部が外枠部の内側面と最も近接する部位を中心とする領域が中心軸J1とのなす角が他の領域よりも小さい特定テーパ面とされ、特定テーパ面上に比較的高さの低い土台部が配置される。これにより、この土台部にて生じる気流の乱れが抑制される。
以上のように、気流の乱れの要因となる土台部の高さを低くしてこの土台部にて生じる気流の乱れをさらに抑制するという観点では、外枠部の中心軸J1に垂直な断面の外形が少なくとも直線部を含む形状であり、テーパ面のうち当該直線部が外枠部の内側面と最も近接する部位を中心とする領域が、中心軸J1とのなす角が他の領域よりも小さい特定テーパ面とされ、土台部が特定テーパ面上に配置されることが重要となる。
ハウジング3において、取付部31を外枠部32に対して固定するリブ33は必ずしも中心軸J1に対して垂直に伸びる必要はなく、取付部31の外周面から中心軸J1に垂直な方向に対して傾斜して伸びて、中心軸J1方向に関して取付部31とは異なる位置にて外枠部32に接続してもよい。
1 軸流ファン
2 モータ部
3 ハウジング
21 ロータ部
22 ステータ部
31 取付部
32 外枠部
33 リブ
34 土台部
91,92 金型
215 インペラ
321 テーパ面
321a 特定テーパ面
331 中心線
342,342a 傾斜面
J1 中心軸
2 モータ部
3 ハウジング
21 ロータ部
22 ステータ部
31 取付部
32 外枠部
33 リブ
34 土台部
91,92 金型
215 インペラ
321 テーパ面
321a 特定テーパ面
331 中心線
342,342a 傾斜面
J1 中心軸
Claims (8)
- 射出成形を含む工程により形成される軸流ファンのハウジングであって、
インペラを有するモータ部のステータ部が取り付けられる、または、ステータ部の一部となる取付部と、
前記モータ部が配置される予定の空間を前記モータ部の中心軸を中心として囲む環状の外枠部と、
前記取付部と前記外枠部とを接続するリブと、
を備え、
前記外枠部の内側面が、前記中心軸方向に関して前記リブと接続する位置近傍から前記モータ部のロータ部側に向かって前記中心軸との間の距離が漸次減少するテーパ面を有し、
前記外枠部が、射出成形時の前記中心軸方向への金型分離用として、前記テーパ面から***するとともに前記リブと接続される土台部を備え、
前記土台部の少なくとも前記リブと接続する位置において、前記外枠部の前記内側面と接するとともに前記中心軸を中心とする周方向に並ぶ2つの面のうち少なくとも一方の面が、前記中心軸から離れるほど前記リブの中心線から離れる傾斜面を有することを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項1に記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記土台部の前記2つの面のうちの他方の面が、前記中心軸から離れるほど前記リブの中心線から離れるもう1つの傾斜面を有することを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項1または2に記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記傾斜面と前記リブの前記中心線とのなす角が、前記中心軸から離れるほど大きくなることを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記取付部が複数のリブにより前記外枠部に対して固定され、前記複数のリブに接続される複数の土台部のそれぞれの前記2つの面のうち前記周方向に対して同一側の面が前記傾斜面を有することを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記傾斜面が、前記射出成形時に前記金型により形成されることを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項5に記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記外枠部の前記中心軸に垂直な断面の外形が直線部を含む形状であり、前記テーパ面のうち前記直線部が前記外枠部の前記内側面と最も近接する部位を中心とする領域が、前記中心軸とのなす角が他の領域よりも小さい特定テーパ面となっており、
前記土台部が前記特定テーパ面上に配置されることを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングであって、
前記土台部との接続位置近傍において前記中心軸から離れるほど前記リブの幅が増大し、前記リブと前記土台部の前記傾斜面とが滑らかに接続されることを特徴とする軸流ファンのハウジング。 - 軸流ファンであって、
請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンのハウジングと、
ロータ部がインペラを有し、前記ハウジングの取付部にステータ部が取り付けられる、または、前記取付部がステータ部の一部となるモータ部と、
を備えることを特徴とする軸流ファン。
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