JP5392330B2 - 遠心ファン - Google Patents

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本発明は、羽根車を有する遠心ファンに関する。
従来技術において、例えば特許文献1には、羽根車の吐き出し方向に対して垂直な方向の両面に、吸気口を備えた遠心ファンが開示されている。
しかし、ノート型パソコンのようなモバイル機器では、CPUの発熱量が増加するに従って、遠心ファンの高風量化が求められているだけでなく、近年では静音化も強く求められている。また、こうしたモバイル機器の筐体の薄型化が進むに従って、遠心ファンの吸気スペースが十分に確保できなくなり、冷却に必要な風量が得られないという問題も生じている。
特開2004−92446号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、薄型化された筺体内であっても吸気が容易で、風量を維持しながら静音化も可能な遠心ファンを提供することを、その目的とする。
本発明の請求項1における遠心ファンは、上記目的を達成するために、羽根車の吐き出し方向に位置して、ケーシングに排気口を設けた遠心ファンにおいて、前記羽根車の吹出し方向にあたる前記ケーシングの側壁の一部に吸気口と、突起状のスタビライザーを設け、前記羽根車を構成するブレードの先端部の向きが、該羽根車の中心を通るように形成したことを特徴とする。
本発明の請求項2における遠心ファンは、前記ブレードを該羽根車の中央部から分離し、それぞれの前記各ブレードを回転方向に対して互い違いの位置に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項における遠心ファンは、羽根車の吐き出し方向に位置して、ケーシングに排気口を設けた遠心ファンにおいて、前記羽根車の吐き出し方向と垂直な方向に第1の吸気口を設け、前記羽根車の吹出し方向にあたる前記ケーシングの側壁の一部に第2の吸気口と、突起状のスタビライザーを設け、前記羽根車を構成するブレードの先端部の向きが、該羽根車の中心を通るように形成したことを特徴とする。
本発明の請求項における遠心ファンは、前記ブレードを該羽根車の中央部から分離し、それぞれの前記各ブレードを回転方向に対して互い違いの位置に形成したことを特徴とする。
請求項1の遠心ファンでは、羽根車の吐き出し方向にあたるケーシングの側壁の一部に吸気口を設けることにより、吸気口から羽根車とケーシングとの間の流路を経由して、排気口に至る風の流れを一直線状に形成することができる。そのため、薄型化された筺体内であっても、吸気口から容易に吸気を行なって、冷却に必要な風量を維持できる。また、冷却に必要な風量に対し、ここでの遠心ファンは従来のものよりも著しく騒音が低下し、静音化が可能になる。また、ケーシングの側壁の一部に突起状のスタビライザーを設けることで、排気口から排出される風量や向きなどを決定することができ、遠心ファンとして好ましい風量を得ることができる。
さらに、羽根車を構成するブレードを、前進翼と後進翼のほぼ中間の形状とすることにより、羽根車の回転によって吸気口から効率よく吸気を行ないつつ、排気口に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
請求項の遠心ファンでは、羽根車の中央部から分離したそれぞれのブレードが、羽根車の回転方向に対して互い違いの位置に設けられるので、羽根車の回転によって吸気口から効率よく吸気を行ないつつ、排気口に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
請求項の遠心ファンでは、羽根車の吐き出し方向にあたるケーシング側壁の一部に第2の吸気口を設けることにより、この第2の吸気口から羽根車とケーシングとの間の流路を経由して、排気口に至る風の流れを一直線状に形成することができる。そのため、薄型化された筺体内において、羽根車の吐き出し方向と垂直な方向に設けられた第1の吸気口から、十分な吸気風量が得られない場合であっても、別な第2の吸気口から容易に吸気を行なって、冷却に必要な風量を維持できる。また、冷却に必要な風量に対し、ここでの遠心ファンは従来のものよりも著しく騒音が低下し、静音化が可能になる。また、ケーシングの側壁の一部に突起状のスタビライザーを設けることで、排気口から排出される風量や向きなどを決定することができ、遠心ファンとして好ましい風量を得ることができる。
さらに、羽根車を構成するブレードを、前進翼と後進翼のほぼ中間の形状とすることにより、羽根車の回転によって第1および第2の吸気口から効率よく吸気を行ないつつ、排気口に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
請求項の遠心ファンでは、羽根車の中央部から分離したそれぞれのブレードが、羽根車の回転方向に対して互い違いの位置に設けられるので、羽根車の回転によって第1および第2の吸気口から効率よく吸気を行ないつつ、排気口に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
本発明の第1実施例を示す遠心ファンの外観斜視図である。 同上、図1のA方向から見た遠心ファンの外観斜視図である。 同上、遠心ファンの断面図である。 同上、カバーを取り外した状態での遠心ファンの要部外観図である。 同上、羽根車のブレード形状を模式的にあらわす説明図である。 同上、従来品と本発明の遠心ファンにおいて、筺体とのギャップに対し風量がどのように変化するのかを示すグラフである。 同上、従来品と本発明の遠心ファンにおいて、最大風量に対し騒音がどのように変化するのかを示すグラフである。 本発明の第2実施例を示すカバーを取り外した状態での遠心ファンの要部外観図である。 本発明の第3実施例を示す遠心ファンを含む冷却ユニットの外観図である。
以下、本発明に係る遠心ファンについて、添付図面を参照しながらその好ましい各実施形態を順に説明する。なお、各実施例に共通する箇所には共通する符号を付し、共通する部分の説明は重複を避けるため極力省略する。
図1〜図7は、本発明の第1実施例を示すもので、先ず遠心ファン100の全体的な構成を図1〜図4で説明すると、1は回転する羽根車であり、2は羽根車1を内部に備えたケーシングである。前記羽根車1は、複数の翼たるブレード3と、カップ状のエンペラ4とにより構成され、羽根車1の中央部をなすエンペラ4の円周部に、遠心ファン本体としてのブレード3が放射状に形成される。また、エンペラ4の内側には、羽根車1の駆動部となるモータ5が配設される。当該モータ5は、巻線を装着した鉄心(コア)を有するステータ6と、エンペラ4の内周部に取付けられ、ステータ6からの磁力により回転するロータ(ヨーク)7と、ステータ6および他の各素子を実装して、モータ5としての電気回路を構成する回路基板8とにより構成される。
遠心ファン100の外郭をなすケーシング2は、羽根車1を取り囲む有底状のケース11と、ケース11の上部開口を覆うカバー12とを備え、これらは何れも熱伝導性に優れた部材で形成される。またケース11には、スポーク13によってその周囲部と繋がれた島状のモータ取付け壁14が形成され、このモータ取付け壁14に前記モータ5を設置して、モータ取付け壁14側を除くモータ5のほぼ全面を、カップ状のエンペラ4で取り囲んでいる。より具体的には、モータ取付け部たるモータ取付け壁14には、筒状のベアリングチューブ15が圧入固定される一方で、前記エンペラ4の中心には回転軸たるシャフト16が取付けられ、このシャフト16は軸受17によりベアリングチューブ15内で回動自在に支承される。そして、ロータ7の内周面に取付けられたマグネット18と、これに対向するステータ6との電磁作用により、シャフト16を中心としてロータ7および羽根車1が回転するようになっている。なお、19はステータ6との電気的接続を図るリード線である。
前記モータ取付け壁14はケース11の一部をなし、ケース11には羽根車1の吐き出し方向と同一方向に排気口21とケーシング2が形成される。また、ケース11には羽根車1の吐き出し方向と垂直な方向に吸気口22が形成されると共に、この吸気口22に対向して、ケース11に取付けられたカバー12にも、羽根車1の吐き出し方向と垂直な方向に別な吸気口23が形成される。吸気口22は、ケース11のモータ取付け壁14と周囲部との間をスポーク13で部分的に繋ぐことで形成される。また、吸気口22,23の開口面積は、各吸気口22,23の吸込み量を考慮して適宜決定すればよい。前記遠心ファン100の排気口21は、羽根車1の放射方向に沿った吐き出し方向の一側に位置して、箱状に形成されたケーシング2の側壁に開口形成されるが、羽根車1およびモータ5を間に挟んで、前記吐き出し方向の一側と反対側に位置するケーシング2の側壁には、さらに別な複数の吸気口24,25が開口形成される。これにより、羽根車1の放射方向において、吸気口24,25から羽根車1の外側を周回して排気口21に至る直線状の風路27が形成される。
図4に示すように、前記風路27が形成されるケーシング2の内部には、適宜形状のスタビライザー28が設けられる。このスタビライザー28は、遠心ファン100として必要な風量を得るためのもので、特に本実施例では、風路27から吸気口24に向かおうとする逆方向の風の流れを遮断する位置に、突起状のスタビライザー28が配設される。勿論、図4とは異なる位置にスタビライザー28を設けてもよいし、また複数のスタビライザー28であってもよい。
また各ブレード3は、その基端がエンペラ4の外周面に直接連結する構造であっても、或いはその基端がエンペラ4の外周面から分離していても構わない。後者の場合、ブレード3とエンペラ4との間には、特に吸気口22,23から取り込んだ空気を整流して、ブレード3間に均等に送り出す整流板29が連結される(図4参照)。
図5は、本実施例で採用するブレード3の形状を模式的に示している。またこの図では、比較のために従来知られているターボファンのブレード3Aと、シロッコファンのブレード3Bも示されている。矢印Rの向きにエンペラ4ひいては羽根車1が回転する場合、ターボファンのブレード3Aは、その先端がエンペラ4の回転方向とは逆方向に向いている(後進翼)。逆にシロッコファンのブレード3Bは、その先端がエンペラ4の回転方向と同一方向に向いている(前進翼)。本実施例で採用する遠心ファン100のブレード3は、その先端が羽根車1の回転軸中心Cを通って放射方向に延びる直線αに向いている。こうしたブレード3の形状により、羽根車1が回転すると、この羽根車1の回転軸方向に設けられた吸気口22,23のみならず、回転軸と直交する放射方向に設けられた吸気口24,25からも、効率よく空気(流体)を吸込んで、風量を増加させることが可能になる。
こうして、羽根車1のほぼ内側にモータ5が配置される構成であるため、ノート型パソコンなどのモバイル機器に望まれている薄型の筺体に実装するには、本実施例のような遠心ファン100が最も適した形状である。
次に、上記構成についてその作用を説明する。本実施例における遠心ファン100は、ノート型パソコンなどのモバイル機器に実装する発熱部品などを冷却するために、図示しないモバイル機器の筐体内に実装される。そして、モータ5のステータ6に電力を供給し、このステータ5とロータ7の内周面に取付けられたマグネット18との電磁作用によって、羽根車1を矢印Rの方向に回転させると、筺体とケーシング2の上面との隙間と、筺体とケーシング2の下面との隙間に存在する暖かい空気が、吸気口22,23からそれぞれ吸込まれると共に、筺体とケーシング2の側面との間に存在する暖かい空気が、別な吸気口24,25から吸込まれる。吸気口22,23から取り込まれた空気は、羽根車1の整流板29によって整流され、回転するブレード3の間から風路27に送り出されて、排気口21から遠心ファン100ひいては筺体の外部に排出される。また、別な吸気口24,25から取り込まれた空気は、ケーシング2内に形成された風路27に沿って、羽根車1の外側を周回して排気口21に至り、そこから遠心ファン100ひいては筺体の外部に排出される。その際、風路27から吸気口24に向かおうとする逆方向の風の流れは、ケース11に設けられたスタビライザー28によって遮断され、排気口21に向けて案内され、結果的に排気口21からの風量を増加することが可能になる。
ところで、近年はモバイル機器の筐体が薄型化され、羽根車1の吐出し方向と垂直な方向からの吸気が著しく困難になってきた。そこで、本発明の遠心ファン100は羽根車1の吐出し方向にあたるケーシング2の一部に吸気口24,25を形成したので、筐体と遠心ファン100とのギャップが少なくなっても、吸気口24,25から必要量の吸気が得られ、冷却に必要な風量が維持できる。また、冷却に必要な同一風量における騒音を比較したときに、本発明の遠心ファン100は著しく騒音が低下し、近年望まれている静音化に対し大きく貢献できる。
図6は、従来品と本発明の遠心ファン100における同一騒音での風量特性の比較を示している。この図では、ケーシング2と筺体とのギャップが、風量にどのような影響を及ぼすのかを表わしているが、本発明の遠心ファン100は、ケーシング2と筺体とのギャップが狭くなるに従って、風量が改善されていることがわかる。
図7は、ケーシング2と筺体とのギャップが1.5mmの条件下で、風量に対する騒音特性を、従来品と本発明の遠心ファン100で比較したものである。この図からも明らかなように、風量が68L/minである場合に、従来品と本発明では騒音が8db低下していることがわかる。
以上のように本実施例では、羽根車1の吐き出し方向に位置して、ケーシング2の側壁に排気口21を設けた遠心ファン100において、このケーシング2の側壁の一部に吸気口24,25を設けている。
こうすると、羽根車1の吐き出し方向にあたるケーシング2の側壁の一部に吸気口24,25を設けることにより、吸気口24,25から羽根車1とケーシング2との間の流路である風路27を経由して、排気口21に至る風の流れを一直線状に形成することができる。そのため、薄型化されたモバイル機器などの筺体内であっても、吸気口24,25から容易に吸気を行なって、冷却に必要な風量を維持できる。また、冷却に必要な風量に対し、ここでの遠心ファン100は従来のものよりも著しく騒音が低下し、静音化が可能になる。
また、特に本実施例では、羽根車1の吐き出し方向と垂直な方向に第1の吸気口22,23を設け、ケーシング2の側壁の一部に別な第2の吸気口24,25を設けているので、羽根車1の吐き出し方向と垂直な方向に設けられた第1の吸気口22,23から、十分な吸気風量が得られない場合であっても、別な第2の吸気口24,25から容易に吸気を行なって、冷却に必要な風量を維持できる。また、冷却に必要な風量に対し、ここでの遠心ファンは従来のものよりも著しく騒音が低下し、静音化が可能になる。
ここで、第1の吸気口22,23や第2の吸気口24,25は、本実施例のように複数設けることが好ましく、それにより必要な吸気面積を確保して、遠心ファン100としての風量を増すことが可能になる。
また本実施例では、ケーシング2の側壁の一部に突起状のスタビライザー28を設けている。こうすると、排気口21から排出される風量や向きなどを、スタビライザー28の位置や形状で決定することができ、遠心ファン100として好ましい風量を得ることができる。
さらに本実施例では、羽根車1を構成するブレード3の先端部の向きが、該羽根車1の中心である回転軸中心Cを通る直線上に形成される。こうすると、羽根車1を構成するブレード3が、前進翼と後進翼のほぼ中間の形状となり、羽根車1の回転によって第1の吸気口22,23および第2の吸気口24,25から効率よく吸気を行ないつつ、排気口21に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
図8は、本発明の第2実施例を示す遠心ファン100のカバー12を外した状態の外観斜視図である。同図において、ここでは羽根車1の先端部をなすブレード31,32が、異なる形状で互い違いに形成されている。ブレード31,32は、羽根車1の回転軸方向に沿った高さが相違し、ブレード32よりもブレード31が高くなるように形成される。本実施例では、円周上に配置された隣接するブレード31,31の間に、1枚のブレード32が設けられるが、例えば2枚以上のブレード32を設けても構わない。それ以外の構成は、前記第1実施例と共通である。
本実施例の遠心ファン100は、羽根車1を構成するブレード31,32を、この羽根車1の中央部であるカップ状のエンペラ4から分離し、ブレード31,32とエンペラ4との間に整流板29を設けると共に、それぞれの各ブレード31,32を回転方向に対して互い違いの位置に形成している。こうすると、羽根車1のエンペラ4から分離したそれぞれのブレード31,32が、羽根車1の回転方向に対して互い違いの位置に設けられるので、羽根車1の回転によって吸気口22,23から取り込まれた空気は、羽根車1の整流板29によって整流され、回転するブレード31,32の間から排気口21に向けて送り出され、また別な吸気口24,25から取り込まれた空気は、形状の異なるブレード31,32によって効率よく羽根車1の外側を周回して排気口21に送り出される。その結果、第1の吸気口22,23だけでなく、第2の吸気口24,25からも効率よく吸気を行ないつつ、排気口21に円滑に風を送り出すことが可能になり、風量の増加が期待できる。
その他、各ブレード31,32の形状や、スタビライザー28を設けた点については、第1実施例と共通であるので、ここでの説明は省略する。
図9は、本発明の第3実施例を示す遠心ファン100を含む冷却ユニット200の外観図である。同図において、遠心ファン100は第1実施例や第2実施例で説明した羽根車1やモータ5を備えている。但し、羽根車1やモータ5がケース12ではなくカバー11に取付けられている関係で、吸気口22はケース12に形成され、吸気口23はカバー11に形成される。ここでの冷却ユニット200も、モバイル機器などの薄型筐体の内部に配設される。
41は、遠心ファン100のケーシングに熱を導く熱輸送手段としてのヒートパイプで、当該ヒートパイプ41の一側には平板状の第1の受熱部42および第2の受熱部43が設けられると共に、ヒートパイプ41の他側は、熱伝導性に優れた部材で構成されるカバー12の、好ましくは排気口21の近傍に位置する上面に熱的に接続される。また、前記第1の受熱部42や第2の受熱部43には、モバイル機器のMPU(マイクロプロセッサユニット)や、他の発熱部品などが熱的に接続される。
そして本実施例では、MPUや他の発熱部品からの熱が、第1の受熱部42および第2の受熱部43からヒートパイプ41を速やかに伝わって、カバー12における排気口21の近傍に導かれる。排気口21からは前述したように、各吸気口22〜25から取り込んだ空気が効率よく排出されるため、この空気によってカバー12に到達した熱が交換され、筺体内において、MPUや他の発熱部品の温度上昇を抑制することができる。
なお本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
1 羽根車
2 ケーシング
21 排気口
22,23 吸気口(第1の吸気口)
24,25 吸気口(第2の吸気口)
28 スタビライザー
31,32 ブレード

Claims (4)

  1. 羽根車の吐き出し方向に位置して、ケーシングに排気口を設けた遠心ファンにおいて、
    前記羽根車の吹出し方向にあたる前記ケーシングの側壁の一部に吸気口と、突起状のスタビライザーを設け
    前記羽根車を構成するブレードの先端部の向きが、該羽根車の中心を通るように形成したことを特徴とする遠心ファン。
  2. 記ブレードを該羽根車の中央部から分離し、それぞれの前記各ブレードを回転方向に対して互い違いの位置に形成したことを特徴とする請求項記載の遠心ファン。
  3. 羽根車の吐き出し方向に位置して、ケーシングに排気口を設けた遠心ファンにおいて、
    前記羽根車の吐き出し方向と垂直な方向に第1の吸気口を設け、
    前記羽根車の吹出し方向にあたる前記ケーシングの側壁の一部に第2の吸気口と、突起状のスタビライザーを設け
    前記羽根車を構成するブレードの先端部の向きが、該羽根車の中心を通るように形成したことを特徴とする遠心ファン。
  4. 記ブレードを該羽根車の中央部から分離し、それぞれの前記各ブレードを回転方向に対して互い違いの位置に形成したことを特徴とする請求項記載遠心ファン。
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