JP4926482B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、主回路スイッチング素子の少なくとも一方にFETが使用され、負荷に電力を供給する電力変換装置に関する。
近年、スーパージャンクションMOSFETのようにON抵抗が小さいことにより効率の良いMOSFETが開発されている。また従来、誘導性負荷を駆動する電力変換装置内のインバータ回路に設けられたスイッチング素子としてMOSFETを使用する電力変換装置が提案されている(特許文献1参照)。
この提案における電力変換装置では、スイッチング素子であるMOSFETのON、OFFに従ってMOSFETに逆並列接続された寄生ダイオード(MOSFETの構造上、自然に回路上に作成されてしまうダイオード)に生じる逆方向電流による損失を低減するために逆電圧印加回路を設けている。すなわち、この逆電圧印加回路によって一方のMOSFETがONからOFFに変化した場合に、そのMOSFETと対になる他方のMOSFETのONタイミング前に寄生ダイオードへ逆電圧を印加する。印加される逆電圧は、三角波信号と基準周波数及び基準電圧に基づく基準信号とを比較して生成されたPWM(Pulse Wide Modulation:パルス幅変調)基本信号及び逆電圧を印加するMOSFETのOFF信号を組み合わせて生成される駆動信号を基にしている。
特開平10−327585号公報
ここで、上記特許文献1では、逆電圧印加回路の動作のON、OFFを電位判別回路で制御している。図5は、基準信号及び三角波信号から生成されたPWM基本信号に基づいて生成される各信号のON又はOFFの状態を示すタイムチャートである。PWM基本信号の各パルスには「t1」から「t4」までの符号が付されている。このタイムチャートにおいては、一対の主回路スイッチング素子をそれぞれ「上アーム」、「下アーム」と表記しており、「上アームスイッチング信号」及び「下アームスイッチング信号」は、スイッチング素子である各MOSFETを駆動するために出力される信号である。また、「上アーム逆電圧印加信号」及び「下アーム逆電圧印加信号」は、逆電圧印加回路を駆動するために設けられ、各寄生ダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加回路内のスイッチング素子(以下、「逆電圧印加スイッチング素子」という。)に逆電圧の印加を指示するために出力される信号である。
特許文献1の電位判別回路は、図5のタイムチャートの一番上に示すようなPWM基本信号が生成された場合に、上アームのMOSFETを駆動する上アームスイッチング信号がONからOFFに変化した後、下アームのMOSFETがONする前に上アームのMOSFETの寄生ダイオードに逆電圧を印加し、下アームのMOSFETがONした後に逆電圧の印加を終了する必要がある。
すなわち、電位判別回路は、上アームのMOSFETを駆動する上アームスイッチング信号がONからOFFに変化した後、若干の遅延を設けた後、実線aに示すように上アーム逆電圧印加信号をONとし、その後、所定時間ON状態を保持することで、下アームがONされた後に上アーム逆電圧印加信号をOFFする。
ここで、図5に示されるように、上アームと下アームのスイッチング信号間には上下アームが同時ONして、短絡することがないように、それぞれのON信号のみを所定時間(この時間を以下、「デッドタイム」或いは「遅延時間」と言い、その時間幅を「td」と表記する。)だけ遅延させている。
そこで、逆電圧印加信号を生成する電位判別回路は、上アームのスイッチング信号OFFから所定時間ta(ta<td)だけ遅延した時にONとなり、そこからtb(ta+tb>td)時間だけONを継続した後、OFFとなる上アーム逆電圧印加信号を出力しなければならない。同様に、下アームのMOSFETを駆動する下アームスイッチング信号がONからOFFに変化した後、実線bに示すように下アーム逆電圧印加信号を出力しなければならない。
近年、このような三相モータ駆動用電力変換装置に対応するために、その内部でPWM基本信号を生成し、これに基づき主回路スイッチング素子のON,OFFを制御する信号を出力するマイクロコンピュータが開発され、採用されている。このようなマイクロコンピュータを用いた場合、逆電圧印加回路の動作のON、OFFを制御する電位判別回路は、マイクロコンピュータの外部に設けられることになる。
さらに、マイクロコンピュータの種類によっては、外部からの入力に基づきワンショットパルス信号を生成し、外部へ出力するワンショットパルス生成手段がその内部に設けられているものもある。そこで、上下アームスイッチング信号を出力可能で、かつワンショットパルス生成手段付きのマイクロコンピュータを用い、上・下アーム逆電圧印加信号をワンショットパルス生成手段から出力させることが考えられる。
ところが、従来のマイクロコンピュータのワンショットパルス生成手段は、その出力信号を生成するトリガーとなるトリガー信号は外部からマイクロコンピュータに入力されるようになっている。そのため、例えば、三相のDCブラシレスモータを駆動するインバータ回路では、例えば、全てのスイッチング素子をMOSFETとした場合、マイクロコンピュータから出力端子を経て外部に出力された6個の上・下アームのスイッチング信号を再び6個の外部トリガー入力端子からマイクロコンピュータ内に戻す必要があった。このように自らの出力を再びマイクロコンピュータに戻すという無駄な配線によって、マイクロコンピュータが搭載されるプリント基板の面積が大きくなってしまうなどの問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、電力変換装置のスイッチング素子を駆動するマイクロコンピュータの外部配線を増やすことなく上・下アーム逆電圧印加信号を出力させることができるようにして、回路構成を簡素化した電力変換装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、前記一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、前記FETに逆並列接続された前記ダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、前記一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するためのPWM基本信号を生成するPWM基本信号生成手段と、前記PWM基本信号生成手段と接続され前記PWM基本信号に基づき前記逆電圧印加手段を所定の期間駆動する逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段及び、前記PWM基本信号生成手段において生成されるPWM基本信号と外部で生成されて入力される外部トリガー信号とを選択して前記ワンショットパルス生成手段に入力するトリガー信号選択手段とを内部に有するマイクロコンピュータとを備える。
本発明によれば、スイッチング素子を駆動するマイクロコンピュータの外部配線を増やすことなくマイクロコンピュータから上・下アーム逆電圧印加信号を出力させることができるようにして、回路構成を簡素化した電力変換装置を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置1においては、直流電圧源2の電源ラインに直列にインバータ回路3が接続され、このインバータ回路3の出力側には、例えばモータなどの誘導性負荷4が接続されている。
このインバータ回路3には、主回路スイッチング素子である上側素子MOSFET5uないし5w及び下側素子MOSFET5xないし5zが三相ブリッジ接続される。ここではMOSFET5u及び5x、MOSFET5v及び5y、MOSFET5w及び5zがそれぞれ一対の主回路スイッチング素子を構成している。これらのMOSFET5は、例えば、スーパージャンクションMOSFETからなる。MOSFET5uないし5w及び5xないし5zのソース及びドレイン間には、ダイオード(寄生ダイオード)6uないし6w及び6xないし6zが逆並列に接続される。なお、これらのスイッチング素子は低ON抵抗MOSFETで構成されているが、いずれか一対の主回路スイッチング素子の一方のMOSFETをIGBTとしてもよく、その場合、上側素子をIGBTに、下側素子をMOSFETにすることが好ましい。
各主回路スイッチング素子5のゲートにはドライブ手段14uないし14w及び14xないし14zが各々設けられ、各主回路スイッチング素子5は、マイクロコンピュータ13からそれぞれに対して出力されるスイッチング信号に基づくドライブ手段14の出力によってON、OFF駆動される。
ダイオード6uないし6w及び6xないし6zには、それぞれ逆電圧印加手段としての逆電圧印加回路7uないし7w及び7xないし7zが接続されている。これら各逆電圧印加回路7は、直流電圧源2よりも電圧が低い低電圧直流電圧源8を有し、逆電圧印加回路7xないし7zにおいては低電圧直流電圧源8xを共用している。MOSFET5uないし5w及び5xないし5zのソース及びドレイン間に低電圧直流電圧源8がそれぞれ接続されている。
逆電圧印加回路7の低電圧直流電圧源8と直列に抵抗9uないし9w及び9xないし9zが設けられ、さらにコンデンサ10uないし10w及び10xないし10zが並列に接続されている。抵抗9は、コンデンサ10のチャージに伴う突入電流を防止するために設けられている。また、逆電圧印加スイッチング素子11uないし11w及び11xないし11z、電流の逆流を防ぐダイオード12uないし12w及び12xないし12zが低電圧直流電圧源8の電源ライン上に接続されている。ここで逆電圧印加スイッチング素子11には、電力消費の少ないMOSFETが好適に使用される。
図2に示すように、マイクロコンピュータ13は、U相ないしW相及びX相ないしZ相の各主回路スイッチング素子5に印加する上下アームスイッチング信号を出力する出力ポート13eと、U相ないしW相及びX相ないしZ相の逆電圧印加回路7を駆動する信号を出力するワンショットパルス生成手段20に設けられた出力ポート20aとを介して、インバータ回路3と接続されている。なお、図2においては説明のため、単一出力相すなわちU相部分のみを表しており、三相インバータ装置においては、このような構成が3相分必要となる。
さらに、マイクロコンピュータ13は、主回路スイッチング素子に印加するスイッチング信号を生成するために、基準信号を生成する基準信号生成手段13aと、所定周期の三角波信号を生成する三角波信号生成手段13bと、基準信号生成手段13aの出力と三角波信号生成手段13bの出力とを入力し、スイッチング信号を生成するための基本となるPWM基本信号を生成するPWM基本信号生成手段13cと、このPWM基本信号が入力される反転手段13dcと、遅延手段13da、13dbとを備えている。この最終段の遅延手段13da、13dbを経てマイクロコンピュータ13の出力ポート13eを介してドライブ手段14に印加された信号が主回路スイッチング素子5を駆動するための上下アームスイッチング信号(以下、「スイッチング信号α」という。)となる。第1の実施の形態においては、これら基準信号生成手段13aと三角波信号生成手段13bは、マイクロコンピュータ13内に設けた構成としているが、マイクロコンピュータ13の外に設けられていてもよい。
PWM基本信号生成手段13cは、基準信号と三角波信号との大小比較に基づき、主回路スイッチング素子に印加するスイッチング信号の基となるPWM基本信号を生成する。すなわち、前述した図5に示すように、PWM基本信号は基準信号と三角波信号との大小比較の結果を基準にON又はOFFを行うように生成される。
反転手段13dcは、それぞれ入力される各PWM基本信号を反転させるインバータ回路で構成される。遅延手段13da、13dbは、入力されるPWM基本信号のONタイミングのみをtd時間だけ遅延させる回路である。この時間は、効率面から、短絡を防止できる範囲で極力短い方(例えば、2ないし3μs程度)が望ましい。
さらにマイクロコンピュータ13は、その内部にゲート駆動手段15uないし15w及び15xないし15zを介して逆電圧印加スイッチング素子11に印加する上下アーム逆電圧印加信号(以下、「スイッチング信号β」という。)を生成するワンショットパルス生成手段20を設けている。ワンショットパルス生成手段20のトリガー入力20bに入力される信号は、スイッチング信号αである。
スイッチング信号αは、ワンショットパルス生成手段20にてスイッチング信号βとして生成された後、出力ポート20aから出力され、ゲート駆動手段15を介して逆電圧印加回路7(逆電圧印加スイッチング素子11)に供給される。
ワンショットパルス生成手段20は、トリガとして入力されたON信号を所定時間ta時間だけ遅延させた後、ON信号を出力し、その後、tb時間ON状態を保持した後、OFF信号とする。すなわち、スイッチング信号βは、主回路スイッチング素子5のスイッチング信号がONからOFFに変化した時点からta時間遅延して逆電圧印加スイッチング素子11に印加され、tb時間ONを継続し、その後、OFFすることになる。この結果、逆電圧印加スイッチング素子11は、対応するMOSFETと対になるMOSFETのOFFからONへ移行する前後の期間にわたって(寄生)ダイオード6に対して逆電圧を印加することができる。この結果、MOSFETに逆並列接続された(寄生)ダイオードに流れる逆電流を抑制できる。ここで、時間ta,tbは、マイクロコンピュータのファームウェアにて設定可能となっており、スイッチング素子の特性、逆電圧印加回路の回路常数などを基に予め定められた時間が設定される。
トリガー信号選択手段21は、入力された6個(各スイッチング素子ごと、但し図2ではU相のみのため2個が図示されている)のスイッチング信号αをワンショットパルス生成手段20にトリガー信号として送るか否かを個々のスイッチング信号α毎に選択する。すなわち、三相インバータ装置の6個のスイッチング素子のすべてがMOSFETの場合には6つの全てのスイッチング信号αがトリガー信号としてワンショットパルス生成手段20に供給される。但し、たとえば、上下アームのいずれか一方をMOSFET以外の素子とした場合には、逆電圧印加動作は不要となるため、このような場合には、MOSFET以外の素子に対応するスイッチング信号αをワンショットパルス生成手段20にトリガー信号として送らないようにして無駄な動作を起こなわないようにすることができる。この結果、マイクロコンピュータとしてはスイッチング素子の種類や配置が異なるものにおいても利用可能とし、汎用性を持たせている。
なお、このようなトリガー信号選択手段21における選択は、マイクロコンピュータのファームウェアにて設定可能となっている。
以上のようにマイクロコンピュータの内部で生成される信号を使用することで、逆電圧印加スイッチング素子11に印加するスイッチング信号を生成する際にマイクロコンピュータの外部からトリガー信号を入力する必要がなくなるため、外部配線を増やすことなくマイクロコンピュータから上・下アーム逆電圧印加信号が出力する回路構成を簡素化した電力変換装置を提供することができる。
また、トリガー信号選択手段により、入力された信号を例えば、ファームウェアのレジスタ設定によりワンショットパルス生成手段20にトリガーとして送るか否かを選択するようにしたため、ファームウェアのレジスタ設定を変更することによりFETが一部に使用されている場合にも、簡単に対応することができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第1の実施の形態と構成において相違するのは、第2の実施の形態におけるマイクロコンピュータは外部からトリガー信号の入力を受けることも可能とし、トリガー信号選択手段において内部で生成されたPWM基本信号と外部からのトリガー信号とを選択している点である。
図3に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータ13の内部に設けられているトリガー信号選択手段21には、マイクロコンピュータの内部で生成されたPWM信号と、マイクロコンピュータ13の外部に設けられた外部トリガー信号生成手段30からのトリガー信号とが入力される。トリガー信号選択手段21は、これら入力された信号の中から必要な信号を選択することができる。
前述の第1の実施の形態のようにマイクロコンピュータ13の外部からトリガー信号を入力せず、内部結線によりマイクロコンピュータ13の内部で生成される信号を基に逆電圧印加スイッチング素子11に印加する信号を生成することにすると、このマイクロコンピュータ13は、逆電圧印加回路7を備えたインバータ回路3にしか使用することができず、マイクロコンピュータとしての汎用性が低くなる。
そこで、スイッチング素子としてMOSFETを使用せず、逆電圧印加回路7を備えないインバータ回路3に用いる場合は、マイクロコンピュータが有する一又は複数の入力端子を外部で生成されたトリガ信号の入力用に使用して、マイクロコンピュータの内部で生成された信号又は外部で生成された信号のいずれかを選択して使用することが可能な構成とすることで、マイクロコンピュータの汎用性を高めたものである。
なお、トリガー信号選択手段21では、外部から入力された信号と上下アームスイッチング信号αのいずれかを、ファームウェアのレジスタ設定によりワンショットパルス生成手段20にトリガーとして送る信号として選択できるようにしている。このため、ファームウェアのレジスタ設定を変更することにより容易に選択すべきトリガー信号を変更することができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1又は第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第3の実施の形態においては、マイクロコンピュータ13に設けられているピンに与えられる機能を適宜アサイン変更可能とした点に特徴がある。
すなわち、マイクロコンピュータ13に設けられているピンに与えられる機能が、例えばワンショットパルス生成手段20で生成された逆電圧印加スイッチング素子11に印加されるスイッチング信号βの出力のためにのみ使用されるように固定されて設定されていると、マイクロコンピュータ13としての用途が限定される。そこで、図4に示すように、マイクロコンピュータ13に設けられているピンに与えられる機能を例えば、ファームウェアのレジスタ設定を変更することにより、例えば、レジスタ設定1の場合には、ワンショットパルス生成手段20で生成されるスイッチング信号βの出力を行うための出力ポートとしての機能を与え、或いは、レジスタ設定3の場合には各ピンに割込み信号入力ピンとしての機能を与える等、容易にその機能設定を変更することができるようにしている。
このように、マイクロコンピュータ13に設けられているピンの機能を例えば、ファームウェアのレジスタ設定を変更して容易にその機能設定を変更できるようにすることで、マイクロコンピュータ13の汎用性を高めることができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態における電力変換装置を示す全体構成図である。 第1の実施の形態におけるマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるマイクロコンピュータのピンのレジスタ設定の例を示した表である。 従来の実施の形態において主回路スイッチング素子及び寄生ダイオ−ドに印加される信号を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…電力変換装置、2…直流電圧源、3…インバータ回路、4…誘導性負荷、5…主回路スイッチング素子、6…寄生ダイオード、7…逆電圧印加回路、12…ダイオード、13…マイクロコンピュータ、20…ワンショットパルス生成手段、21…トリガー信号選択手段、30…外部トリガー信号生成手段

Claims (1)

  1. 直流電圧源に接続され、ON、OFF駆動により負荷に電力を供給する少なくとも一方がFETからなる一対の主回路スイッチング素子と、
    前記一対の主回路スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたダイオードと、
    前記FETに逆並列接続された前記ダイオードに前記直流電源の電圧より低い逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
    前記一対の主回路スイッチング素子をON、OFF駆動するためのPWM基本信号を生成するPWM基本信号生成手段と、前記PWM基本信号生成手段と接続され前記PWM基本信号に基づき前記逆電圧印加手段を所定の期間駆動する逆電圧印加信号を生成するワンショットパルス生成手段及び、前記PWM基本信号生成手段において生成されるPWM基本信号と外部で生成されて入力される外部トリガー信号とを選択して前記ワンショットパルス生成手段に入力するトリガー信号選択手段とを内部に有するマイクロコンピュータと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
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