JP4904625B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力変換装置などに用いられる絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTと称す。IGBT:Insulated Gate Bipolar Transisitor)などの半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、600〜1200V耐圧のIGBTなどのMOS制御型の電力用半導体デバイスでは、動作時のエネルギー損失の低減と、ウェハコストの削減のために、エピタキシャル基板よりも安価なFZ(Floting Zone)基板を用いて、そのFZ基板の厚さを150μm以下と極めて薄く加工し、デバイスを作り込む技術が脚光を浴びている。特に、耐圧が1200VクラスのIGBTでは、オン電圧や順阻止耐圧などで、良好な電気的特性が得られるフィールドストップ(Field Stop)型IGBT(以下、FS−IGBTと称す)と呼ばれるIGBTが注目されている。
【0003】
図7は、従来のFS−IGBTであり、同図(a)は要部断面図、同図(b)は同図(a)のY−Y線上での不純物濃度分布図である。
同図(a)において、n- 半導体基板200の第1主面側の表面層にpベース領域52を形成し、pベース領域52の表面層にn+ エミッタ領域53を形成し、n- 半導体基板200とn+ エミッタ領域53に挟まれたpベース領域52上にゲート絶縁膜54を介してゲート電極55を形成し、その上に層間絶縁膜56を形成し、n+ エミッタ領域53上とpベース領域52上にエミッタ電極60を形成する。その上に図示しないパッシベーション膜を被覆する。
【0004】
一方、n- 半導体基板200の第2主面側の表面層にn型FS領域59を形成し、このn型FS領域59の表面層にp+ コレクタ領域57を形成し、p+ コレクタ領域57上にコレクタ電極61を形成する。n- 半導体基板200の各領域が形成されない領域が、n- ベース領域51となる。
この従来のFS−IGBTでは、前記したように、エミッタ電極60が形成される前に、コレクタ側のウエハ表面に、リンイオンなどのn型不純物とボロンイオンなどのp型不純物をイオン注入により打ち込み、400℃程度の低温で熱処理して電気的に活性化して、n型FS領域59とp+ コレクタ領域57を形成する。以下に説明するこれらの領域の不純物濃度は、活性化した不純物濃度のことである。
【0005】
この従来のFS−IGBTは、エピタキシャル基板を用いて形成した従来のパンチスルー型IGBT(PT−IGBT)の数百μmの厚いコレクタ領域を1μm以下と極めて薄くした構造であり、従って、全体の半導体基板200の厚さも150μm以下と極めて薄くなっている。
同図(b)において、空乏層の伸びを抑えるフィールドストップ領域となるn型FS領域59を形成する。このn型FS領域59は、従来のエピタキシャル基板を用いたパンチスルー型IGBT(以下、PT−IGBTという)のnバッファ領域よりも不純物濃度が低いことが特徴である。その理由をつぎに説明する。
【0006】
図8は、従来のエピタキシャル基板を用いたパンチスルー型IGBT(PT−IGBT)であり、同図(a)は要部断面図、同図(b)はY−Y線上での不純物濃度分布図である。
図8に示すように、従来のエピタキシャル基板300を用いたPT−IGBTでは、数百μmと厚い高濃度のp+ コレクタ領域77となるp+ 半導体基材上に、比較的高濃度の空乏層をストップさせるnバッファ領域79をエピタキシャル成長で形成する。このnバッファ領域79上に低濃度のn- 半導体領域80を形成し、このn- 半導体領域80の表面層にpベース領域52やn+ エミッタ領域53などを形成する。このn- 半導体領域80のpベース領域52を形成ない領域がn- ベース領域71となる。
【0007】
このnバッファ領域79の不純物濃度を比較的高い値にするのは、不純物濃度が極めて高いp+ コレクタ領域77からの正孔の注入を抑え、空乏層の伸びを完全に止めるためである。
また、p+ コレクタ領域77の不純物濃度を極めて高い値にするのは、p+ コレクタ領域77の厚さが数百μmと厚いために、小さなオン電圧(VCE(sat))を得るためには、このp+ コレクタ領域77の抵抗を極めて小さな値にしなければならないからである。
【0008】
一方、従来のFS−IGBTでは、順阻止状態では空乏層の伸びを、p+ コレクタ領域57に接して形成されるn型FS領域59で、ストップするために、PT−IGBTと同様にn- ベース領域51の厚さを薄くできる。また、前記したように、p+ コレクタ領域57の厚さをPT−IGBTより大幅に薄くできるために、p+ コレクタ領域57の不純物濃度を、PT−IGBTに比べて低くできる。このp+ コレクタ領域57の不純物濃度を低くすることで、オン状態でp+ コレクタ領域57からのn- ベース領域51に蓄積されるキャリア量を、PT−IGBTと比べて小さくできる。
【0009】
- ベース領域51に蓄積されるキャリア量を少なくすることで、ライフタイムキラーの導入なしでターンオフ時間を短縮できる。また、ライフタイムキラーの導入がないことで、オン電圧を小さくできる。
また、p+ コレクタ領域57からの正孔の注入効率を所定の値にするために、n型FS領域59の不純物濃度をp+ コレクタ領域57の不純物濃度より小さくする必要がある。その結果、n型FS領域59の不純物濃度は、PT−IGBTのnバッファ領域79の不純物濃度に比べて低い値となる。このことがFS−IGBTの特徴である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のFS−IGBTのp+ コレクタ領域57は、前記したように、PT−IGBTのp+ コレクタ領域77と比べて不純物濃度が低く、厚さが大幅に薄く、また、nバッファ領域79に相当するn型FS領域59の不純物濃度も低いために、p+ コレクタ領域57やn型FS領域59に部分的な欠損(欠落箇所)が生じ易い。
【0011】
イオン注入前に、コレクタ側のウエハの表面に付着したごみ・ほこりなどによりn型FS領域59の一部分でも形成されない箇所(欠損箇所)があると、pベース領域52側からから伸びてきた空乏層が容易にp+ コレクタ領域57にパンチスルーして、IGBTの耐圧が劣化する。
また、p+ コレクタ領域57が形成されない箇所があると、n型FS領域59の不純物濃度が通常のpnダイオードのn領域と比べて大幅に高くなっているために、p+ コレクタ領域57とn型FS領域59からなるp/n接合が順バイアスされ難くなり、その結果、p+ コレクタ領域57からn型FS領域59への正孔の注入が起こり難くなり、オン電圧が上昇する。
【0012】
この発明の目的は、前記の課題を解決して、p+ コレクタ領域とn型FS領域の部分的な欠損が、オン電圧特性や耐圧特性に及ぼす影響を小さくできる半導体装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、第1導電型半導体基板の第1主面の表面層に、選択的に形成された第2導電型ベース領域と、該第2導電型ベース領域の表面層に選択的に形成された第1導電型エミッタ領域と、該第1導電型エミッタ領域と前記第1導電型半導体基板に挟まれた前記第2導電型ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1導電型エミッタ領域上と前記第2導電型ベース領域上に形成されたエミッタ電極と、前記第1導電型半導体基板を150μm以下に薄くした第2主面の表面層に形成された厚さが1μm以下の第2導電型コレクタ領域と、該第2導電型コレクタ領域上に形成されたコレクタ電極とを具備する半導体装置であって、
前記第2導電型コレクタ領域と離して前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より高い不純物濃度で、第1導電型半導体基板内に形成された第1導電型フィールドストップ領域とを有し、該第1導電型フィールドストップ領域と前記第2導電型コレクタ領域との間が前記第1導電型半導体基板の不純物濃度の領域で分離されている構成とする。
【0014】
また、第1導電型半導体基板の第1主面の表面層に、選択的に形成された第2導電型ベース領域と、該第2導電型ベース領域の表面層に選択的に形成された第1導電型エミッタ領域と、該第1導電型エミッタ領域と前記第1導電型半導体基板に挟まれた前記第2導電型ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1導電型エミッタ領域上と前記第2導電型ベース領域上に形成されたエミッタ電極と、前記第1導電型半導体基板を150μm以下に薄くした第2主面の表面層に形成された厚さが1μm以下の第2導電型コレクタ領域と、該第2導電型コレクタ領域上に形成されたコレクタ電極とを具備する半導体装置であって、
前記第2導電型コレクタ領域と離して前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より高い不純物濃度で、第1導電型半導体基板内に形成された第1導電型フィールドストップ領域とを有し、該第1導電型フィールドストップ領域の不純物ピーク濃度が1015〜1017cm−3であり、該第1導電型フィールドストップ領域と前記第2導電型コレクタ領域との間が前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より1桁以内の不純物濃度高さの領域で分離されている構成とする。
【0015】
また、前記第1導電型フィールドストップ領域が離れて複数個形成されるとよい。
また、前記第2導電型コレクタ領域の表面から前記第1導電型半導体基板内に到達するように形成された複数個の溝と、該溝内を充填する絶縁膜と、該溝の各先端部に個別に形成された前記第1導電型フィールドストップ領域とを有するとよい。
【0016】
【0017】
また、前記第1導電型フィールドストップ領域前記第2主面に投影した平面形状が、格子状であるとよい。
また、前記第1導電型フィールドストップ領域の前記第2主面に投影した平面形状が、セル状もしくはストライプ状であるとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1実施例の半導体装置であり、同図(a)は要部断面図、同図(b)は同図(a)のY−Y線上での不純物濃度分布(拡散プロフィル)図である。従来のFS−IGBTとの違いは、p+ コレクタ領域7とn型FS領域9が接していない点である。また、以下の実施例では、ゲート部分がトレンチ構造であっても同様の効果がある。
【0019】
同図(a)において、n- 半導体基板100の第1主面側の表面層にpベース領域2を形成し、このpベース領域2の表面層にn+ エミッタ領域3を形成する。n- 半導体基板100(n- ベース領域1)とn+ エミッタ領域3に挟まれたpベース領域2上にゲート絶縁膜4を介してゲート電極5を形成し、その上に層間絶縁膜6を形成し、層間絶縁膜にコンタクトホールを開けて、前記のn+ エミッタ領域3上とpベース領域2上にエミッタ電極10を形成する。その後、表面に図示しないパッシベーション膜を被覆する。
【0020】
一方、n- 半導体基板100の第2主面から所定の深さに、空乏層の伸びを抑える働きがあるn型FS領域9を形成し、このn型FS領域9より低い不純物濃度で、n型FS領域9と第2主面の間にn領域8を形成し、このn領域8の表面層に、n型FS領域9と離してp+ コレクタ領域7を形成し、p+ コレクタ領域7上にコレクタ電極11を形成する。n- 半導体基板100の各領域が形成されない領域がn- ベース領域1となる。
【0021】
前記のn型FS領域9とp+ コレクタ領域7およびn領域8は、リンイオンなどのn型不純物およびボロンイオンなどのp型不純物をイオン注入し、400℃程度の低温で熱処理してイオン注入された不純物を活性化する。以下の説明で、これらの領域の不純物濃度は、熱処理した後の活性化した不純物濃度のことである。
【0022】
尚、図1(a)のn型FS領域9のp+ コレクタ領域表面12に投影した平面形状は、全面がn型FS領域9であるが、図6(a)に示すような格子状をしていてもよい。
同図(b)において、n型FS領域9がp+ コレクタ領域7に接しないようにするためには、n型FS領域9の不純物濃度ピーク位置15(不純物濃度がピークとなる位置のこと)からn- ベース領域と同等の不純物濃度になる位置まで(n- ベース領域1とn型FS領域9とのpn接合の位置)の距離aよりも、n型FS領域の不純物濃度ピーク位置15からp+ コレクタ領域7とn領域8とのp/n接合(以下、コレクタp/n接合13と称す)までの距離bを大きくする。つまり距離b<距離aとする。
【0023】
通常の工程では、p+ コレクタ領域表面12からコレクタp/n接合13までの距離(p+ コレクタ領域の厚さ)は0.2〜0.3μm、p+ コレクタ領域表面12からn型FS領域9の不純物濃度ピーク位置15は0.8〜1μm程度である。コレクタp/n接合13とn型FS領域9が接する場合には、n型FS領域の半分の厚み(距離aに相当する)は、0.5〜0.8μmとなる。従って、距離bが0.8μmより大きい値(b>0.8μm)であれば、p+ コレクタ領域13とn型FS領域9とは接することはない。
【0024】
n型FS領域9がpベース領域2に近すぎると、n型FS領域9内が空乏化してしまう可能性があるため、pベース領域2のボトム(pベース領域2とn- ベース領域1のp/n接合(以下、ベースp/n接合14と称す))からn型FS領域9の不純物濃度ピーク位置15までの距離cに対して、距離bを20%程度以下にすることが必要がある。
【0025】
また、前記のn型FS領域9の不純物ピーク濃度が高すぎると、オン電圧の上昇を招くので、p+ コレクタ領域7の不純物ピーク濃度よりn型FS領域9の不純物ピーク濃度を2桁程度以上小さくなるように、設定するのが好ましい。しかし、このn型FS領域9の不純物ピーク濃度の高さ(図中、番号15の位置での濃度の高さ)は、n型FS領域9が完全に空乏化しない程度にすることが望ましい。
【0026】
また、前記のp+ コレクタ領域7を形成するために、イオン注入した不純物原子は、400℃程度以下の低温で熱処理(アニール)し、活性化させるが、通常、この活性化した不純物ピーク濃度を1017cm-3〜1019cm-3程度にすることができる。従って、n型FS領域9の不純物ピーク濃度は1015〜1017cm-3程度とすることが好ましい。
【0027】
また、p+ コレクタ領域7とn型FS領域9のそれぞれに接して、これらの領域の間に形成されるn領域8の不純物ピーク濃度は、n- 半導体基板100(n- ベース領域1)の不純物濃度より多少高く(1桁以内の高さ)、n型FS領域9の不純物ピーク濃度より低く設定する。
このn領域8は、空乏層がn型FS領域9を突き抜けた場合やn型FS領域9に部分的な欠損があった場合に、p+ コレクタ領域7に空乏層が到達しないようにする働きと、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入を抑制する働きがある。従って、n型FS領域9により、空乏層がp+ コレクタ領域7に達せず、且つ、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入を抑制する必要がなければ、このn領域8は形成しなくても構わない。また、図1では、n領域8がn型FS領域9に接しているが、接しなくても構わない。
【0028】
前記のp+ コレクタ領域7と離してn型FS領域9を形成するには、n型不純物を高エネルギーで加速して、深くイオン注入し、低温の熱処理で活性化させる方法と、エピタキシャル成長による方法がある。イオン注入法では1μm程度の深さ程度であるが、エピタキシャル成長による方法では、p+ コレクタ領域表面12から任意の深さに、n型FS領域9を形成することができる。しかし、n型FS領域9を深くし過ぎると、前記のように、n- ベース領域1の幅が狭くなる。その結果、前記のように、n型FS領域内が空乏化してしまう可能性が生じるため、p+ コレクタ領域表面からの深さを10μm程度以下にすることが望ましい。
【0029】
本発明のFS−IGBTでは、p+ コレクタ領域7と離してn型FS領域9を形成し、これらに挟まれた箇所に低濃度のn領域8を形成することで、順阻止状態においては、従来のFS−IGBTと同様に、空乏層をn型FS領域9でストップさせて、耐圧を確保し、一方、オン状態では、p+ コレクタ領域7に低濃度のn領域8が接しているために、この箇所はノンパンチスルー型IGBT(NPT−IGBT)のコレクタ側と類似しており、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入効率が低下せず、オン電圧を小さくできる。
【0030】
また、この構造では、p+ コレクタ領域7の部分的な欠損が、オン電圧に与える影響を小さくできる。それは、p+ コレクタ領域7と接するn領域8の不純物濃度が低いために、部分的にp+ コレクタ領域7が欠損しても、容易にp+ コレクタ領域7とn領域8のp/n接合が順バイアスされて、p+ コレクタ領域7からn領域8へ正孔が注入されるためである。
【0031】
図2は、この発明の第2実施例の半導体装置の要部断面図である。図1との違いはn型FS領域9aが複数個に分割されている点である。
+ コレクタ領域7と離して、部分的にn- 半導体基板100の不純物濃度よりも大きい不純物濃度ピークを持つn型FS領域9aが複数個、離して、n- ベース領域1に埋め込まれるように形成され、このn型FS領域9aとp+ コレクタ領域7の間に、n型FS領域と離して、n型FS領域9aの不純物濃度より低いn領域8を形成する。この埋め込まれたn型FS領域9aとn型領域8は、空乏層の伸びを抑える働きをして、n型FS領域9aのない領域でのp+ コレクタ領域7へ、空乏層が達する電圧(パンチスルー電圧)を高めることができる。また、前記したように、コレクタp/n接合13からn型FS領域9aの不純物濃度ピーク位置15までの距離bは0.8μm以上であることが望ましい。
【0032】
また、ベースp/n接合14からn型FS領域9aの不純物濃度ピーク位置15までの距離cに対して、n型FS領域9aの不純物濃度ピーク位置15からコレクタp/n接合13までの距離bが、20%程度以下で、十分空乏層の伸びを抑制する効果がある。
また、n型FS領域9aのp+ コレクタ領域表面12に垂直投影した平面形状(以下、単に平面形状という)は、図6(b)に示すように、セル状(円形、楕円形、多角形など)、図6(c)に示すように、ストライプ状のいずれでもよい。また、セル状のn型FS領域9aの立体的な形状が、たとえば、球形や、ウェハ面に平行な方向に長く垂直な方向に短い楕円形およびウェハ面に垂直な方向に長く平行な方向に短い楕円形のいずれかの場合には、図6(d)に示すような、n型FS領域9aがウェハ面に垂直な方向に長い楕円形のものが空乏層の伸びを抑える効果が高く、またチップの総面積(チップ面の総面積)に対するn型FS領域9aの面積割合が小さいのでオン電圧の上昇も小さい。尚、図6(d)の垂直の方向と水平の方向は、図2の垂直の方向と水平の方向のことである。
【0033】
また、n型FS領域9aの面積割合が小さい場合には、オン電圧の上昇の割合が小さくなるため、n型FS領域9aの不純物ピーク濃度を高くして順阻止耐圧を向上させることができる。
また、この構造では、前記したように、n領域8が低濃度であるため、コレクタ側の構造は、NPT−IGBTに近い構造となり、従来のFS−IGBTより、p+ コレクタ領域の一部分が欠損しても、オン電圧に及ぼす影響は小さい。尚、前記したように、n型FS領域9aにより、空乏層がp+ コレクタ領域7に達せず、且つ、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入を抑制する必要がなければ、このn領域8は形成しなくても構わない。
【0034】
図3は、この発明の第3実施例の半導体装置の要部断面図である。コレクタ側からn- 半導体基板100に形成された複数個の溝16に絶縁材17が埋め込まれ、その先端にn型FS領域9bが形成されている。n型FS領域9bの不純物濃度は順阻止状態で空乏化しない程度の濃度とすることが望ましい。前記したように、コレクタp/n接合13からn型FS領域9bのもっともpベース領域2側に近い不純物濃度ピーク位置15までの距離bが0.8μm程度以上であることが望ましい。
【0035】
また、前記したように、空乏層の伸びを抑るためには、ベースp/n接合14からn型FS層9bの不純物濃度ピーク位置15までの距離cに対して、n型FS層9bの不純物ピーク位置15からコレクタp/n接合13までの距離bが、20%程度以下で十分である。また、前記したように、n型FS領域9bの面積割合が十分小さい場合には、オン電圧が上昇する割合が小さいため、n型FS領域9bの不純物濃度ピーク濃度を高くすることで、順阻止耐圧を向上させることができる。
【0036】
この構造は、溝16を形成した後、イオン注入、または、n型不純物を含有した材料を埋め込み、拡散によってn型FS領域9bとn領域8を形成し、最後に溝16を絶縁材17で埋めることにより形成できる。n型FS領域9bの平面形状は、セル状、ストライプ状のいずれでも良い。また、n領域8の働きは前記した通りであり、空乏層の伸びがn型FS領域9bによりp+ コレクタ領域7に達せず、また、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入を抑制する必要がなければ、形成しなくても構わない。
【0037】
図4、この発明の第1参考例の半導体装置の要部断面図である。図1から図3までとの違いは、複数個形成されたn型FS領域9cがp+ コレクタ領域7に接している点である。このn型FS領域9cの不純物濃度は、前記したように、順阻止状態で完全に空乏化しない程度の濃度とすることが望ましい。n型FS領域9cの面積割合が十分小さい場合にはオン電圧が上昇する割合が小さいため、n型FS領域9cの不純物ピーク濃度を、高くすることで、順阻止耐圧を向上させることができる。
【0038】
また、n型FS領域9cの平面形状は、セル状およびストライプ状のいずれでも良い。この構造においても、順阻止状態では、n型FS領域9cにより、n型FS領域9cがない箇所の空乏層の伸びが抑制され、空乏層がp+ コレクタ領域7に到達し難くなり、耐圧が確保しやすい。この空乏層の伸びは、前記のn領域8を形成することで、さらに抑えられて、耐圧の確保が容易になる。しかし、空乏層の伸びがn型FS領域9cによりp+ コレクタ領域7へ達せず、且つ、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入を抑制する必要がないならば、このn領域8は形成しなくても構わない。
【0039】
また、n型FS領域9cがない箇所では、p+ コレクタ領域7からの正孔の注入効率が低下しないため、オン電圧を低く保つことができる。このn型FS領域9cがない箇所の断面構造は、n領域8の不純物濃度が十分低いために、NPT−IGBTに近い構造となり、前記したように、従来のFS−IGBTほどには、p+ コレクタ領域7の一部分の欠損が、オン電圧の上昇を招かない。
【0040】
図5は、この発明の第2参考例の半導体装置の要部断面図である。コレクタ側からn- 半導体基板100に形成された溝16に絶縁材17が埋め込まれ、それを囲むようにn型FS領域9dが形成されている。またp+ コレクタ領域7と接するように、n型FS領域9dより不純物濃度が低いn領域8が形成されている。n型FS領域9dの不純物濃度は、順阻止状態で空乏化しない程度の濃度が望ましい。
【0041】
また、溝16の深さを深くすることにより、n型FS領域9dのp+ コレクタ領域表面12からの深さを深くすることが可能であるが、空乏層の伸びを効果的に抑えるためには、ベースp/n接合14からn型FS層9dの不純物濃度ピーク位置15までの距離cに対して、先端箇所18のn型FS層9dの不純物ピーク位置15からコレクタp/n接合13までの距離bが、20%程度以下で十分である。
【0042】
前記したように、n型FS領域9dの面積割合が十分小さい場合には、オン電圧が上昇する割合が小さいため、n型FS領域9dの不純物濃度ピーク濃度高くすることで、順阻止耐圧を向上させることができる。
また、n型FS領域9dの平面形状は、セル状およびストライプ状のいずれでも良い。また、前記したように、n領域8は空乏層の伸びがn型FS領域9dによりp+ コレクタ領域7に達せず、且つ、p+ コレクタ領域9dからの正孔の注入を抑制する必要がなければ、形成しなくても構わない。
【0043】
【発明の効果】
この発明によれば、p+ コレクタ領域に、n型FS領域を接しないように形成し、p+ コレクタ領域とn型FS領域の間に低濃度のn領域を形成することで、p+ コレクタ領域、n型FS領域の部分的な欠損が、オン電圧および順阻止耐圧に及ぼす影響を小さくできる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例の半導体装置であり、(a)は要部断面図、(b)は(a)のY−Y線上での不純物濃度分布図
【図2】 この発明の第2実施例の半導体装置の要部断面図
【図3】 この発明の第3実施例の半導体装置の要部断面図
【図4】 この発明の第1参考例の半導体装置の要部断面図
【図5】 この発明の第2参考例の半導体装置の要部断面図
【図6】 n型FS領域の形状で、(a)は格子状の図、(b)はセル状の図、(c)はストラプ状の図、(d)は楕円状の図
【図7】 従来のFS−IGBTであり、(a)は要部断面図、(b)は(a)のY−Y線上での不純物濃度分布図
【図8】 従来のエピタキシャル基板を用いたパンチスルー型IGBT(PT−IGBT)であり、(a)は要部断面図、(b)はY−Y線上での不純物濃度分布図
【符号の説明】
1 n- ベース領域
2 pベース領域
3 n+ エミッタ領域
4 ゲート絶縁膜
5 ゲート電極
6 層間絶縁膜
7 p+ コレクタ領域
8 n領域
9、9a、9b、9c、9d n型FS領域
10 エミッタ電極
11 コレクタ電極
12 p+ コレクタ領域表面
13 コレクタp/n接合
14 ベースp/n接合
15 不純物濃度ピーク位置
16 溝
17 絶縁材
18 先端箇所
21 p+ コレクタ領域表面に投影した形状
100 n- 半導体基板

Claims (6)

  1. 第1導電型半導体基板の第1主面の表面層に、選択的に形成された第2導電型ベース領域と、該第2導電型ベース領域の表面層に選択的に形成された第1導電型エミッタ領域と、該第1導電型エミッタ領域と前記第1導電型半導体基板に挟まれた前記第2導電型ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1導電型エミッタ領域上と前記第2導電型ベース領域上に形成されたエミッタ電極と、前記第1導電型半導体基板を150μm以下に薄くした第2主面の表面層に形成された厚さが1μm以下の第2導電型コレクタ領域と、該第2導電型コレクタ領域上に形成されたコレクタ電極とを具備する半導体装置であって、
    前記第2導電型コレクタ領域と離して前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より高い不純物濃度で、第1導電型半導体基板内に形成された第1導電型フィールドストップ領域とを有し、該第1導電型フィールドストップ領域と前記第2導電型コレクタ領域との間が前記第1導電型半導体基板の不純物濃度の領域で分離されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型半導体基板の第1主面の表面層に、選択的に形成された第2導電型ベース領域と、該第2導電型ベース領域の表面層に選択的に形成された第1導電型エミッタ領域と、該第1導電型エミッタ領域と前記第1導電型半導体基板に挟まれた前記第2導電型ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1導電型エミッタ領域上と前記第2導電型ベース領域上に形成されたエミッタ電極と、前記第1導電型半導体基板を150μm以下に薄くした第2主面の表面層に形成された厚さが1μm以下の第2導電型コレクタ領域と、該第2導電型コレクタ領域上に形成されたコレクタ電極とを具備する半導体装置であって、
    前記第2導電型コレクタ領域と離して前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より高い不純物濃度で、第1導電型半導体基板内に形成された第1導電型フィールドストップ領域とを有し、該第1導電型フィールドストップ領域の不純物ピーク濃度が1015〜1017cm−3であり、該第1導電型フィールドストップ領域と前記第2導電型コレクタ領域との間が前記第1導電型半導体基板の不純物濃度より1桁以内の不純物濃度高さの領域で分離されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1導電型フィールドストップ領域が離れて複数個形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2導電型コレクタ領域の表面から前記第1導電型半導体基板内に到達するように形成された複数個の溝と、該溝内を充填する絶縁膜と、該溝の各先端部に個別に形成された前記第1導電型フィールドストップ領域とを有することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1導電型フィールドストップ領域の前記第2主面に投影した平面形状が、格子状であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  6. 前記第1導電型フィールドストップ領域の前記第2主面に投影した平面形状が、セル状もしくはストライプ状であることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置。
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