JP4841928B2 - 広角撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いた車載用カメラ、携帯電話用カメラ、監視カメラ等に用いられる撮像レンズに関するもので、主に自動車の前方、側方、後方などの映像を撮影するための車載用カメラなどに用いられる広角の撮像レンズに関する。
CCDやCMOSなどの撮像素子は近年、非常に小型化および高画素化が進んでいる。そのため、撮像機器本体、ならびにそれに搭載されるレンズにも、小型、軽量化が求められている。一方、車載用カメラなどでは、例えば対角で140°以上の広い画角を持つ広角レンズが求められている。
従来、比較的レンズ枚数の少ない広角の撮像レンズとしては、以下の特許文献に記載のものがある。特許文献1には、CCDカメラ用の3枚構成の広角レンズが記載されている。特許文献2には、3枚の非球面レンズからなる広角レンズが記載されている。特許文献3には、第1群と第2群とからなり、全体として4枚のレンズからなる広角レンズが記載されている。
特開平7−72382号公報 特開2001−337268号公報 特開2002−244031号公報
しかしながら、特許文献1に記載の広角レンズは、小型化と広角化が十分であるとはいえない。また特許文献2に記載の広角レンズでは、第1レンズとしてプラスチック非球面レンズを用いているが、例えば車載カメラのような高い耐候性が要求される環境下では第1レンズの材料としてガラスを用いることが好ましい。特許文献2に記載の広角レンズでは非球面を用いているため、第1レンズをガラスによって成型しようとするとコストが高くなってしまう。また特許文献3に記載の広角レンズは、4枚のレンズを用いており、性能の点では有利であるが、コストと軽量化の点では不利となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、特に倍率色収差について良好な光学性能を保持しながら、小型で軽量な広角レンズ系を安価に実現できるようにした広角撮像レンズを提供することにある。
本発明による広角撮像レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズと、像側の面が像側に凸形状であり、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズとを備えている。第1レンズはアッベ数が40以上の材質、第3レンズはアッベ数が50以上の材質からなる。開口絞りは第2レンズと第3レンズとの間に配設されている。さらに、第2レンズおよび第3レンズの少なくとも1面が回折機能を有した面となっている。
本発明による広角撮像レンズでは、3枚という少ないレンズ枚数で非球面やレンズの材質等の最適化を図ることで、良好な光学性能を保持しながら、小型、軽量な広角レンズ系が安価に実現される。特に、第1レンズをアッベ数が40以上の材質とし、第2レンズおよび第3レンズの少なくとも1面が回折機能を有していることで、倍率色収差が良好に補正される。
そしてさらに、要求される仕様等に応じて次の好ましい構成を適宜採用して満足することで、より望ましい性能が得られる。
本発明による広角撮像レンズにおいて、第2レンズおよび第3レンズはそれぞれ、両面が非球面であることが好ましい。画角は対角で140°以上の広角であることが好ましい。
また、本発明による広角撮像レンズにおいて、第2レンズおよび第3レンズの材質はプラスチックであることが好ましい。また、第2レンズおよび第3レンズの材質の吸水率が0.3%以下であることが好ましい。さらに、第3レンズがポリオレフィン系の材質よりなることが好ましい。
第2レンズの物体側の面は、光軸近傍で物体側に凹形状であり、光軸から離れるに従ってその負のパワーが弱くなる形状とされていることが好ましい。
この場合において、第2レンズの物体側の面が、光軸から離れるに従って周辺部で物体側に凹形状から凸形状へと変化するような形状とされていても良い。
第2レンズの像側の面は例えば、光軸近傍の形状が像側に凹であり、光軸から離れるに従ってその負のパワーが強くなる形状とされていることが好ましい。
第2レンズの像側の面はまた、光軸近傍の形状が像側に凸であり、光軸から離れるに従ってその正のパワーが弱くなる形状とされていても良い。この場合において、第2レンズの像側の面が、光軸から離れるに従って周辺部で像側に凸形状から凹形状へと変化するような形状とされていても良い。
また、第1レンズの物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、第3レンズの像側の面の頂点から撮像素子面までの距離をBFとするとき、
3<L/BF<7 ……(1)
を満足することが好ましい。
また、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1とするとき、
2<|f1/f|<11 ……(2)
を満足することが好ましい。
また、第1レンズの物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、最大像高をx、対角画角を2ω(radian)とするとき、
L/(2ωx)<2.3 ……(3)
を満足することが好ましい。
本発明の広角撮像レンズによれば、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズと、像側の面が像側に凸形状であり、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズとを備え、非球面やレンズの材質等の最適化を図るようにしたので、良好な光学性能を保持しながら、小型で軽量な広角レンズ系を安価に実現できる。特に、第1レンズをアッベ数が40以上の材質とし、第2レンズおよび第3レンズの少なくとも1面を回折機能を有する面にしたので、倍率色収差を良好に補正することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る広角撮像レンズの一構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例のレンズ構成に対応している。
この広角撮像レンズは、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた各種カメラ、例えば自動車の前方、側方、後方などの映像を撮影するための車載用カメラに用いて好適なものである。この広角撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、第1レンズL1と、第2レンズL2と、第3レンズL3とを備えている。開口絞りStは、光軸Z1上において第2レンズL2と第3レンズL3との間に配置されている。画角は例えば対角で140°以上の広角とされている。
この広角撮像レンズの結像面には、CCD等の撮像素子3が配置される。第3レンズL3と撮像素子3との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、種々の光学部材2が配置されている。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置される。
この広角撮像レンズにおいて、第1レンズL1と第2レンズL2との間の有効径外を通過する光束は、迷光となって像面に達し、ゴーストとなるおそれがある。なお、図1において、光束4は、最大画角で入射する光線を示す。これよりも外側を通過する光束が迷光となるおそれがある。この場合には、第1レンズL1と第2レンズL2との間に、遮光手段1を設けて迷光を遮断することが好ましい。この遮光手段1は、例えば不透明な板材で構成される。または、第1レンズL1の第2レンズL2側の有効径外に、不透明な塗料を施すようにしても良い。
第1レンズL1は、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとなっている。第1レンズL1は、ガラスの球面レンズであることが好ましい。第2レンズL2は、比較的パワーが弱く、少なくとも一方の面が非球面の正または負のレンズとなっている。第3レンズL3は、像側の面が像側に凸形状であり、少なくとも一方の面が非球面である正のレンズとなっている。色収差を良好に補正するために、第1レンズL1はアッベ数が40以上の材質、第3レンズL3はアッベ数が50以上の材質からなる。また、第2レンズL2および第3レンズL3の少なくとも1面が色収差補正用の回折機能を有した面となっている。
第2レンズL2および第3レンズL3はそれぞれ、両面が非球面であることが好ましい。また、第2レンズL2および第3レンズL3の材質はプラスチックであることが好ましい。また、第2レンズL2および第3レンズL3の材質の吸水率が0.3%以下であることが好ましい。具体的には第3レンズL3が、ポリオレフィン系の材質よりなることが好ましい。さらに第2レンズL2もポリオレフィン系の材質よりなることがより好ましい。
第2レンズL2の物体側の面は、光軸近傍で物体側に凹形状であり、光軸Z1から離れるに従ってその負のパワーが弱くなる形状とされていることが好ましい。この場合において、第2レンズL2の物体側の面が有効径内において曲率の変曲点を持ち、光軸Z1から離れるに従って周辺部で物体側に凹形状から凸形状へと変化するような形状とされていても良い。
また、第2レンズL2の像側の面は、光軸近傍の形状が像側に凹であり、光軸Z1から離れるに従って次第にその負のパワーが強くなっていくような形状とされていることが好ましい。
第2レンズL2の像側の面はまた、光軸近傍の形状が像側に凸であり、光軸Z1から離れるに従ってその正のパワーが弱くなる形状とされていても良い。この場合において、第2レンズL2の像側の面が有効径内において曲率の変曲点を持ち、光軸Z1から離れるに従って周辺部で像側に凸形状から凹形状へと変化するような形状とされていても良い。
この広角撮像レンズは、図1に示したように第1レンズL1の物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、第3レンズL3の像側の面の頂点から撮像素子面までの距離をBFとするとき、
3<L/BF<7 ……(1)
を満足することが好ましい。なお、L,BFについては、カバーガラスなどの光学部材2の厚みを空気換算した値とする。
この広角撮像レンズはまた、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズL1の焦点距離をf1とするとき、
2<|f1/f|<11 ……(2)
を満足することが好ましい。
この広角撮像レンズはまた、第1レンズL1の物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、最大像高をx、対角画角を2ω(radian)とするとき、
L/(2ωx)<2.3 ……(3)
を満足することが好ましい。
次に、以上のように構成された広角撮像レンズの作用および効果を説明する。
この広角撮像レンズでは、開口絞りStを第2レンズL2と第3レンズL3との間に配置することで、撮像素子3に対する入射角度のテレセン性を確保しつつ、広角化を実現している。また、第2レンズL2および第3レンズL3を非球面レンズとすることで、短い全長で良好な解像性を得ている。そして、第2レンズL2および第3レンズL3の材質をプラスチックとすることで、非球面形状を高精度に実現することができ、また、軽量、低コストのレンズ系を可能にしている。特に、第2レンズL2および第3レンズL3を吸水性の小さい(吸水率0.3%以下)プラスチック材料で成型することにより、吸水による性能劣化を抑えることができる。なお、吸水による性能劣化を最小限まで抑えるためには第2レンズL2および第3レンズL3の吸水率を0.1%以下とすることがより望ましい。具体的には第3レンズL3をポリオレフィン系の材質とすることで吸水による性能劣化を抑えることができる。より好ましくは第2レンズL2もポリオレフィン系の材質とすることで、吸水による性能劣化をさらに抑えることができる。さらに、第1レンズL1をガラスの球面レンズとすることで、例えば車載カメラのような高い耐候性の求められる環境下においても使用可能なレンズ系を、安価に提供することができる。
また、第1レンズL1をアッベ数が40以上の材質とし、第2レンズL2および第3レンズL3の少なくとも1面を回折機能を有する面とすることで、倍率色収差の補正された良好な像を得ることができる。ここで、回折機能を有する面は、第3レンズL3の像側の面とすることが面形状や光線入射角などの観点よりもっとも好ましい。
上述の条件式(1)の上限を超えると、収差は良好に補正可能であるが、撮像素子3に近接しすぎてレンズ系の配置が難しくなるか、あるいはレンズ系全体が大きくなり過ぎ、小型化の目的が達成できなくなる。条件式(1)の下限を超えると収差を良好に補正することが難しくなる。
条件式(2)の上限を超えると第1レンズL1のパワーが弱くなり、小型かつ広角化を達成することが困難となる。条件式(2)の下限を超えると色収差の補正が困難となり良好な画像を得ることができない。
条件式(3)はレンズ系が小型かつ広角であることを表す式である。撮像素子3のサイズが大きく、レンズ系が小型かつ広角であるほど条件式(3)の値は小さくなる。この広角撮像レンズでは、撮像素子3として例えば1/4インチサイズのもの(対角像高2.25mm)に対して、条件式(3)の条件を満足しており小型かつ広角化を達成している。
以上説明したように、本実施の形態に係る広角撮像レンズによれば、3枚という少ないレンズ枚数で非球面やレンズの材質等の最適化を図るようにしたので、良好な光学性能を保持しながら、小型で軽量な広角レンズ系を安価に実現できる。
次に、本実施の形態に係る広角撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、第1〜第14の数値実施例をまとめて説明する。
図2は、実施例1に係る広角撮像レンズのレンズ断面図を示している。図16および図17(A),図17(B)は、実施例1に係る広角撮像レンズの数値データを示している。特に図16にはその基本的なレンズデータを示し、図17(A)には回折、非球面に関するデータを示す。図17(B)は、上述の条件式に関するデータを示す。なお、カバーガラス等の光学部材2に関するデータは数値データでは省略している。
図2において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜6)の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。また、図16に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図2において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの値の単位はミリメートル(mm)である。Ndj,νdjの欄には、それぞれ、物体側からj番目(j=1〜3)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。
実施例1に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2および第3レンズL3の両面がすべて非球面形状となっている。図16の基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍の曲率半径の数値を示している。図17(A)に非球面データとして示した数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
非球面データとしては、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数Bi,KAの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。実施例1に係る広角撮像レンズは、各非球面が非球面係数Biとして第3次〜第6次の係数B3〜B6を有効に用いて表されている。
Z=C・h2/{1+(1−KA・C2・h21/2}+ΣBi・hi ……(A)
(i=3〜n,n:3以上の整数)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:円錐定数
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
i:第i次の非球面係数
また、実施例1に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面(DOE)となっている。図17(A)には回折面のデータとして、以下の式(B)によって表される位相差関数Φにおける第i次の位相差係数Eiの値を記す。
Φ=ΣEi・h2i ……(B)
図17(B)には、上述の各条件式に関する値を示す。なお、図17(B)において、fは全系の近軸焦点距離(mm)、f1は第1レンズL1の焦点距離(mm)、2ωは対角画角、L,BFは図1に示した距離(カバーガラスなどの光学部材2の厚みは空気換算した値とする。)を示す。図17(B)から分かるように、実施例1に係る広角撮像レンズは各条件式の数値範囲内となっている。
以上の実施例1に係る広角撮像レンズと同様にして、実施例2〜実施例14に係る広角撮像レンズのレンズ断面図を図3〜図15に示す。また同様に、実施例2〜実施例14に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを図18,図20,図22,図24,図26,図28,図30,図32,図34,図36,図38,図40,図42に示す。また同様に、実施例2〜実施例14に係る広角撮像レンズの非球面に関するデータを、図19(A),図21(A),図23(A),図25(A),図27(A),図29(A),図31(A),図33(A),図35(A),図37(A),図39(A),図41(A),図43(A)に示す。また同様に、実施例2〜実施例14に係る広角撮像レンズについて上述の各条件式に関するデータを、図19(B),図21(B),図23(B),図25(B),図27(B),図29(B),図31(B),図33(B),図35(B),図37(B),図39(B),図41(B),図43(B)に示す。実施例2〜実施例14に係る各広角撮像レンズはそれぞれ、上述の各条件式の数値範囲内となっている。
実施例2〜実施例14に係る広角撮像レンズのいずれについても、実施例1に係る広角撮像レンズと同様、第2レンズL2および第3レンズL3の両面がすべて非球面形状となっている。
ここで、実施例1〜実施例14に係る広角撮像レンズのいずれについても、第2レンズL2の物体側の面は、光軸近傍で物体側に凹形状であり、光軸Z1から離れるに従ってその負のパワーが弱くなる形状とされている。特に、実施例1、実施例2、実施例3、実施例6、実施例7、実施例8、実施例9、実施例10、実施例12、実施例13および実施例14(実施例4,5,11以外)に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2の物体側の面が周辺部で物体側に凹形状から凸形状へと変化するような形状とされている。
第2レンズL2の像側の面は、実施例1、実施例2、実施例3、実施例6、実施例7、実施例8、実施例10および実施例12については、光軸近傍の形状が像側に凹であり、光軸Z1から離れるに従って次第にその負のパワーが強くなっていくような形状とされている。その他の実施例(実施例4、実施例5、実施例9、実施例11、実施例13、および実施例14)については、光軸近傍の形状が像側に凸であり、光軸Z1から離れるに従ってその正のパワーが弱くなる形状とされている。特に、実施例13および実施例14に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2の像側の面が周辺部で像側に凸形状から凹形状へと変化するような形状とされている。
また、実施例1〜実施例14に係る広角撮像レンズのいずれについても、第3レンズL3が、安価で入手性が良く、吸水率が0.01%程度のポリオレフィン系の材質となっている。第2レンズL2は、実施例1〜実施例11、実施例13および実施例14についてはポリオレフィン系の材質、実施例12についてはポリカーボネイト系の材質となっている。
また、実施例2に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例3に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の両面が回折面となっている。実施例4に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の物体側の面が回折面となっている。実施例5に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の物体側の面が回折面となっている。実施例6に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例7に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例8に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例9に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2の像側の面が回折面となっている。実施例10に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2の像側の面と第3レンズL3の像側の面とが回折面となっている。実施例11に係る広角撮像レンズは、第2レンズL2の像側の面と第3レンズL3の像側の面とが回折面となっている。実施例12に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例13に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。実施例14に係る広角撮像レンズは、第3レンズL3の像側の面が回折面となっている。
図44(A)〜図44(D)はそれぞれ、実施例1に係る広角撮像レンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、および倍率色収差を示している。各収差図には、e線(波長546.07nm)を基準波長とした収差を示すが、球面収差図および倍率色収差図には、C線(波長656.27nm),F線(波長486.13nm)についての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。ωは、半画角を示す。
同様にして、実施例2に係る広角撮像レンズについての諸収差を図45(A)〜図45(D)に、実施例3に係る広角撮像レンズについての諸収差を図46(A)〜図46(D)に、実施例4に係る広角撮像レンズについての諸収差を図47(A)〜図47(D)に、実施例5に係る広角撮像レンズについての諸収差を図48(A)〜図48(D)に、実施例6に係る広角撮像レンズについての諸収差を図49(A)〜図49(D)に、実施例7に係る広角撮像レンズについての諸収差を図50(A)〜図50(D)に、実施例8に係る広角撮像レンズについての諸収差を図51(A)〜図51(D)に、実施例9に係る広角撮像レンズについての諸収差を図52(A)〜図52(D)に、実施例10に係る広角撮像レンズについての諸収差を図53(A)〜図53(D)に、実施例11に係る広角撮像レンズについての諸収差を図54(A)〜図54(D)に示す。また、実施例12に係る広角撮像レンズについての諸収差を図55(A)〜図55(D)に、実施例13に係る広角撮像レンズについての諸収差を図56(A)〜図56(D)に、実施例14に係る広角撮像レンズについての諸収差を図57(A)〜図57(D)に示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、3枚という少ないレンズ枚数で非球面やレンズの材質等の最適化を図ることで、良好な光学性能を保持しながら、小型で軽量な広角レンズ系を安価に実現できている。特に、色収差補正用の回折面を有していることで、倍率色収差が良好に補正できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
本発明の一実施の形態に係る広角撮像レンズの一構成例を示す光学系断面図である。 本発明の実施例1に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例2に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例3に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例4に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例5に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例6に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例7に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例8に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例9に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例10に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例11に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例12に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例13に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例14に係る広角撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例1に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例1に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例2に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例2に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例3に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例3に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例4に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例4に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例5に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例5に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例6に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例6に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例7に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例7に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例8に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例8に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例9に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例9に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例10に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例10に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例11に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例11に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例12に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例12に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例13に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例13に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例14に係る広角撮像レンズの基本的なレンズデータを示す図である。 本発明の実施例14に係る広角撮像レンズの回折、非球面および条件式に関するデータを示す図である。 本発明の実施例1に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例2に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例3に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例4に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例5に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例6に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例7に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例8に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例9に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例10に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例11に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例12に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例13に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例14に係る広角撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。
符号の説明
1…遮光手段、2…光学部材、3…撮像素子、4…最外光線、L1…第1レンズ、L2…第2レンズ、L3…第3レンズ、St…絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (13)

  1. 物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、第2レンズと、像側の面が像側に凸形状であり、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズとからなり
    前記第2レンズおよび前記第3レンズの少なくとも1面が回折機能を有した面であり、前記第1レンズはアッベ数が40以上の材質、前記第3レンズはアッベ数が50以上の材質からなり、開口絞りが前記第2レンズと前記第3レンズとの間に配設され
    前記第2レンズの物体側の面が、光軸近傍で物体側に凹形状であり、光軸から離れるに従ってその負のパワーが弱くなる形状とされており、
    前記第2レンズの像側の面が、光軸近傍の形状が像側に凹であり、光軸から離れるに従ってその負のパワーが強くなる形状とされていることを特徴とする広角撮像レンズ。
  2. 物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、第2レンズと、像側の面が像側に凸形状であり、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズとからなり、
    前記第2レンズおよび前記第3レンズの少なくとも1面が回折機能を有した面であり、前記第1レンズはアッベ数が40以上の材質、前記第3レンズはアッベ数が50以上の材質からなり、開口絞りが前記第2レンズと前記第3レンズとの間に配設され、
    前記第2レンズの物体側の面が、光軸近傍で物体側に凹形状であり、光軸から離れるに従ってその負のパワーが弱くなる形状とされており、
    前記第2レンズの像側の面が、光軸近傍の形状が像側に凸であり、光軸から離れるに従ってその正のパワーが弱くなる形状とされていることを特徴とする広角撮像レンズ。
  3. 前記第2レンズおよび前記第3レンズはそれぞれ、両面が非球面であることを特徴とする請求項1または2に記載の広角撮像レンズ。
  4. 前記第2レンズおよび前記第3レンズの材質がプラスチックであることを特徴とする請求項1または2に記載の広角撮像レンズ。
  5. 前記第2レンズおよび前記第3レンズの材質の吸水率が0.3%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の広角撮像レンズ。
  6. 前記第3レンズが、ポリオレフィン系の材質よりなることを特徴とする請求項1または2に記載の広角撮像レンズ。
  7. 画角が対角で140°以上の広角であることを特徴とする請求項1または2に記載の広角撮像レンズ。
  8. 前記第2レンズの物体側の面が、光軸から離れるに従って周辺部で物体側に凹形状から凸形状へと変化するような形状とされていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の広角撮像レンズ。
  9. 前記第2レンズの像側の面が、光軸から離れるに従って周辺部で像側に凸形状から凹形状へと変化するような形状とされていることを特徴とする請求項に記載の広角撮像レンズ。
  10. 前記第1レンズの物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、前記第3レンズの像側の面の頂点から撮像素子面までの距離をBFとするとき、
    3<L/BF<7 ……(1)
    を満足することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の広角撮像レンズ。
  11. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1とするとき、
    2<|f1/f|<11 ……(2)
    を満足することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の広角撮像レンズ。
  12. 前記第1レンズの物体側の面の頂点から撮像素子面までの距離をL、最大像高をx、対角画角を2ω(radian)とするとき、
    L/(2ωx)<2.3 ……(3)
    を満足することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の広角撮像レンズ。
  13. 前記回折機能を有する面が、前記第3レンズの像側の面であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の広角撮像レンズ。
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