JP5096226B2 - 広角レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いた車載カメラ、携帯電話機用カメラ、PC用カメラ、監視用カメラ等の小型カメラに用いられる広角レンズに関する。
近年、車載用カメラ等の小型カメラに用いられるレンズとして、小型かつ安価で、画角150度以上の広角レンズが求められている。また、このような広角レンズには、複数枚のレンズが用いられている。
以下の特許文献1、特許文献2および特許文献3には、3枚のレンズを用いて、広い画角を達成しているレンズが開示されている。
特開2005−181596号公報 特開2006−209028号公報 特開2007−114546号公報
しかしながら、特許文献1に記載された広角レンズでは、第1レンズが負のパワーを有し、第2レンズが正のパワーを有しているため、最も物体側に配置された第1レンズには、レンズの像面側の面の曲率半径が2.20〜2.88mmと小さいレンズが用いられている(特許文献1の表1A、表2A、表3A参照)。このため、第1レンズは球面レンズであるにもかかわらず、加工が困難になるという問題があった。また、特許文献2および特許文献3に記載された広角レンズでは、ディストーションを大きくして広角を達成している。これらの広角レンズでは、撮像素子の対角端でのディストーション(絶対値)が50%を大きく超えている(特許文献2の図3、図4、特許文献3の図38〜図49参照)。このため、周辺部の画像が小さくなり、見にくくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、少ない枚数のレンズを用いた場合であっても、レンズを簡単に製造でき、ディストーションを小さくすることができる広角レンズを提供することを目的とする。
本発明に係る広角レンズは、物体側から順に配置された第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズと、前記第2レンズおよび前記第3レンズの間に設けられた絞りとを有するレンズ系である広角レンズであって、前記第1レンズは、負のパワーを有し、物体に凸面を向けた球面メニスカスレンズであり、前記第2レンズは、光軸上に負のパワーを有し、前記光軸から離れるにつれて正のパワーを有し、物体側に凸面を向けた非球面メニスカスレンズであり、前記第3レンズは、正のパワーを有するレンズであり、前記第2レンズはアッベ数が30以下であり、前記レンズ系の結像面に配置される撮像素子の対角長Dと、前記レンズ系全体の焦点距離fとの比が、f/D≦0.26であり、前記第3レンズの焦点距離f3と、前記レンズ系全体の焦点距離fとの比が、f3/f<1.5である構成を有している。
この構成により、第1レンズおよび第2レンズの双方が負のパワーを有するので、負のパワーを2つのレンズに分散することができる。この結果、第1レンズの像面側の面の曲率半径を大きくすることができ、第1レンズの加工を容易にすることができる。第2レンズを物体側に凸面を向けた非球面メニスカスレンズとし、第2レンズの物体側の凸面を、光軸上において負のパワーを有し、光軸から離れるにつれて正のパワーを有する非球面としたことにより、凸面の非球面形状に変曲点ができないので、当該第2レンズの金型加工を簡単に行うことができる。また、撮像素子の対角長Dと、レンズ系全体の焦点距離fとの比をf/D≦0.26とし、第3レンズの焦点距離f3と、レンズ系全体の焦点距離fとの比をf3/f<1.5としたので、ディストーションが小さくて広角なレンズを提供することができ、レンズ系全体の焦点距離fが短くてもf3/f<1.5を充足することで、バックフォーカスを長くすることができる。f/D>0.26となると、レンズ系全体の焦点距離fが長くなってしまうため、ディストーションを大きくしないと広い画角とすることができない。また、f3/f≧1.5となるとバックフォーカスが短くなりすぎて、例えばフォーカス調整などで第3レンズが移動する際に、第3レンズが撮像素子と第3レンズとの間に設けられるカバーガラスと接触して傷付く可能性がある。以上の通り、本発明により、少ない枚数のレンズを用いた場合であっても、レンズを簡単に製造でき、ディストーションを小さくすることができる。
また、本発明に係る広角レンズにおいて、前記第3レンズは非球面レンズであることが好ましい。これにより、撮像素子の周辺部の光線入射角を平行に補正し、かつ、性能も上げることができる。
また、好適には、本発明に係る広角レンズにおいて、前記第2レンズの材質が樹脂であることが好ましい。これにより、第2レンズの形状を形成し易くすることができる。特に、第2レンズに非球面を形成し易く、安価にできる。
また、本発明に係る広角レンズにおいて、前記第3レンズの材質が樹脂であることが好ましい。これにより、第3レンズの形状を形成し易くすることができる。特に、第3レンズに非球面を形成し易く、安価にできる。
また、本発明に係る広角レンズにおいて、前記第1レンズの材質がガラスであることが好ましい。これにより、広角レンズ内部を様々な弊害から保護することができ、様々な環境に対して強い広角レンズとすることができる。
本発明は、負のパワーを有し、物体側レンズ面に凸面が形成された球面メニスカスレンズである第1レンズと、光軸上において負のパワーを有し、光軸から離れるにつれて正のパワーを有し、物体側レンズ面に凸面が形成された非球面メニスカスレンズである第2レンズと、正のパワーを有するレンズである第3レンズとを物体側から順に配列し、第2レンズのアッベ数を30以下とし、撮像素子の対角長Dとレンズ系全体の焦点距離fとの比をf/D≦0.26とし、第3レンズの焦点距離f3とレンズ系全体の焦点距離fとの比をf3/f<1.5としたことにより、少ない枚数のレンズを用いた場合であっても、レンズを簡単に製造でき、ディストーションを小さくすることができる広角レンズを提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態に係る広角レンズについて、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態の広角レンズの構成を図1に示す。図1では、光軸Zを含む面で広角レンズの各構成部品を切断したときの切断面を表しており、紙面左側が物体側、紙面右側が像面側に相当する。図1に示されるように、広角レンズ100は、第1レンズ1と、第2レンズ2と、第3レンズ3と、絞り4とを備えた光学系により構成される。第1レンズ1、第2レンズ2および第3レンズ3は、光軸Zに沿って物体側から順に配列されている。絞り4は、第2レンズ2および第3レンズ3の間に配置される。カバーガラス5および撮像素子6が広角レンズ100より像面側に配置される。
第1レンズ1は、負のパワーを有し、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する球面レンズである。第1レンズ1は、アッベ数40以上、屈折率1.7以上であることが好ましい。アッベ数を40以上にすることにより色収差を補正し易くすることができ、屈折率を高くすることによりレンズの曲率半径を大きくすることができ、レンズを加工し易くすることができる。第1レンズ1の材質はガラスとする。これにより、広角レンズ内部を様々な弊害から保護することができ、様々な環境に対して強いレンズとすることができる。なお、第1レンズ1の材質はガラスの方が好ましいが、樹脂であってもよい。
第2レンズ2は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する非球面レンズである。凸面の非球面は、光軸上において負のパワーを有し、光軸から離れるにつれて正のパワーを有するように形成されている。これにより、光軸外の光線の倍率色収差を補正することができる。また、色収差をよりよく補正するために、第2レンズ2の両方の面(物体側の面と像面側の面)を非球面とすることが好ましい。第2レンズ2のアッベ数は30以下とする。これにより、色収差を補正しやすくすることができる。第2レンズ2の材質は樹脂とする。これにより、第2レンズ2の形状を形成し易くすることができる。特に、第2レンズ2に非球面を形成し易く、安価にできる。なお、第2レンズ2の材質は樹脂であるのが好ましいが、ガラスであってもよい。
第3レンズ3は、正のパワーを有する非球面レンズである。これにより、色収差を補正しやすくすることができ、撮像素子の周辺部の光線入射角を平行に補正し、かつ、性能も上げることができる。また、第3レンズ3のアッベ数を50以上とした方が、色収差を補正しやすくすることができる。なお、第3レンズ3は非球面レンズであるのが好ましいが、球面であってもよい。第3レンズ3の材質は樹脂とする。これにより、第3レンズ3の形状を形成し易くすることができる。特に、第3レンズ3に非球面を形成し易く、安価にできる。なお、第3レンズ3の材質は樹脂であるのが好ましいが、ガラスであってもよい。
絞り4は、第2レンズ2および第3レンズ3の間に配置されており、第2レンズ2から第3レンズ3へ入射する光の量を調整する。カバーガラス5は、撮像素子6を密封したり、ある波長域の光を透過するフィルタや、ローパスフィルタの特性を有していてもよい。撮像素子6は、レンズ系の結像面に配置されており、レンズ系が結像する像を撮像する。
ここで、本発明の実施の形態の広角レンズ100においては、以下の式(1)および式(2)の条件を満たす光学特性を有する。
f/D≦0.26 ・・・(1)
f3/f<1.5 ・・・(2)
ただし、
D:撮像素子6の対角長
f:レンズ系全体の焦点距離
f3:第3レンズ3の焦点距離
本発明の実施の形態に係る広角レンズによれば、第1レンズおよび第2レンズの双方が負のパワーを有するので、負のパワーを2つのレンズに分散することができる。この結果、第1レンズの像面側の面の曲率半径を大きくすることができ、第1レンズの加工を容易にすることができる。第1レンズの物体側を凸面とすることにより、第1レンズに入射する光の角度を抑えることができる。特に反射防止膜を第1レンズの物体側の面に蒸着した場合に角度依存性を抑えることができる。第2レンズを物体側に凸面を向けた非球面メニスカスレンズとし、第2レンズの物体側の凸面を、光軸上において負のパワーを有し、光軸から離れるにつれて正のパワーを有する非球面としたことにより、凸面の非球面形状に変曲点ができないので、当該第2レンズの金型加工を簡単に行うことができる。
また、第2レンズはアッベ数が30以下であることと、第2レンズの物体側の非球面形状の凸面が光軸から離れるにつれて正のパワーを有することと、第1レンズが負のパワーを有することとにより、光軸外の光線の倍率色収差を補正することができ、この結果、レンズ系全体の倍率色収差を小さくすることができる。第2レンズのアッベ数が30を超えてしまうと、レンズ系全体の倍率色収差が大きくなり、撮像素子の周辺部で良好な画像を得ることができない。
また、撮像素子の対角長Dと、レンズ系全体の焦点距離fとの比をf/D≦0.26とし、第3レンズの焦点距離f3と、レンズ系全体の焦点距離fとの比をf3/f<1.5としたので、ディストーションが小さくて広角なレンズを提供することができ、レンズ系全体の焦点距離fが短くてもf3/f<1.5を充足することで、バックフォーカスを長くすることができる。f/D>0.26となると、レンズ系全体の焦点距離fが長くなってしまうため、ディストーションを大きくしないと広い画角とすることができない。また、f3/f≧1.5となるとバックフォーカスが短くなりすぎて、例えばフォーカス調整などで第3レンズが移動する際に、第3レンズが撮像素子と第3レンズとの間に設けられるカバーガラスと接触して傷付く可能性がある。
以上の通り、本発明により、3枚という少ない枚数のレンズを用いた場合であっても、レンズを簡単に製造でき、ディストーションを小さくすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る広角レンズによれば、第3レンズは非球面レンズであるので、撮像素子の周辺部の光線入射角を平行に補正し、かつ、性能も上げることができる。
また、本発明の実施の形態に係る広角レンズによれば、第2レンズの材質が樹脂であるので、第2レンズの形状を形成し易くすることができる。特に、第2レンズに非球面を形成し易く、安価にできる。
また、本発明の実施の形態に係る広角レンズによれば、第3レンズの材質が樹脂であるので、第3レンズの形状を形成し易くすることができる。特に、第3レンズに非球面を形成し易く、安価にできる。
また、本発明の実施の形態に係る広角レンズによれば、第1レンズの材質がガラスであるので、広角レンズ内部を様々な弊害から保護することができ、様々な環境に対して強い広角レンズとすることができる。
次に、本発明の実施の形態に係る広角レンズの具体的な数値実施例について説明する。ここで挙げる実施例1〜3は、本発明の実施の形態に対応しており、実施例1〜3のレンズの構成は図1に示された構成と同一である。
実施例1〜3の各データにおいて、物体側から順に、第1レンズの物体側の面をS1面、像面側の面をS2面、第2レンズの物体側の面をS3面、像面側の面をS4面、絞りをS5面、第3レンズの物体側の面をS6面、像面側の面をS7面、カバーガラスの物体側の面をS8面、像面側の面をS9面とする。
また、実施例1〜3において、S3、S4、S6およびS7の面は非球面形状の屈折光学面であり、非球面の面形状は、光軸と同軸にX軸、光軸に垂直にY軸ととり、光線の進行方向を正とした場合、次の式(3)で表される。
図5は、実施例1の広角レンズの構成を示す図である。
表1は、実施例1の広角レンズのレンズデータである。
表1において、F−noはFナンバー、焦点距離(f)は図1に示される広角レンズ100の光学系全体の焦点距離、センサー対角長(D)は撮像素子6(センサー)の対角端間の距離、画角(2ω)は撮像素子6の対角端における画角、第3レンズの焦点距離(f3)は第3レンズ単体の焦点距離、f3/fは第3レンズの焦点距離とレンズ系全体の焦点距離の比、f/Dはレンズ系全体の焦点距離とセンサー対角長の比、バックフォーカス(in glass)は第3レンズ3の第2面である像面側の面(S7面)から撮像素子6の物体側の面(撮像面、センサー面)までの距離を示している。
また、表1において、面タイプはS1〜S9の各面の形状を表しており、記載のない面は平面である。曲率半径は面の半径であり、面タイプが平面の場合は記載しない。面間隔は、物体側から順に指定した面から次の面までの光軸上の間隔であり、図1に示されるように、d1はS1およびS2の間の間隔、d2はS2およびS3の間の間隔、d3はS3およびS4の間の間隔、・・・、d9はS9および撮像素子6の物体側の面(撮像面)の間の間隔を示す。屈折率ndは、物体側から順に指定した面から次の面までの間のd線(587.56nm)に対する屈折率である。アッベ数νdは、物体側から順に指定した面から次の面までの間のd線に対するアッベ数である。
表2は実施例1で非球面とされるレンズ面の非球面形状を特定するための定数や係数を示す。表2において、コーニック定数(K)は式(3)中の円錐係数(k)と同一であり、非球面係数A、B、C、Dは式(3)のA1、A2、A3、A4にそれぞれ対応する。
図2は、実施例1に対応する収差図であって、図2(a)は球面収差図、図2(b)は非点収差図、図2(c)は歪曲収差図である。各収差図において、e線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図にはC線およびF線の収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。球面収差図において、縦軸はFナンバー(F−no)、横軸は収差量(mm)を表す。非点収差図において、縦軸は像高(mm)、横軸は収差量(mm)を表す。歪曲収差図において、縦軸は像高(mm)、横軸はe線に対する歪曲(%)を表す。
図2(a)〜(c)の収差図から、ディストーション(Di)、倍率色収差(6割)C−eおよび倍率色収差(6割)F−eは、以下の通りとなった。ここで、ディストーション(Di)は撮像素子の対角端におけるディストーション(歪曲収差)である。倍率色収差(6割)C−eは、撮像素子の対角端の6割の位置でのe線(波長546.07nm)を基準として、C線(波長656.27nm)の像面上における主光線の光軸に垂直な方向での差を示す。倍率色収差(6割)F−eは、撮像素子の対角端の6割の位置でのe線を基準として、F線(波長486.13nm)の像面上における主光線の光軸に垂直な方向での差を示す。
ディストーション(D):−52.0%
倍率色収差(6割)C−e:9.5um
倍率色収差(6割)F−e:−7.0um
図6は、実施例2の広角レンズの構成を示す図である。
表3は実施例2の広角レンズのレンズデータである。表3中の各記号は、表1の説明と同様である。
表4は実施例2で非球面とされるレンズ面の非球面形状を特定するための定数や係数を示す。表4中の各記号は、表2の説明と同様である。
図3は、実施例2に対応する収差図であって、図3(a)は球面収差図、図3(b)は非点収差図、図3(c)は歪曲収差図である。各収差図において、e線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図にはC線およびF線の収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。各収差図の縦軸および横軸の説明は、図2の説明と同様である。
図3(a)〜(c)の収差図から、ディストーション(Di)、倍率色収差(6割)C−eおよび倍率色収差(6割)F−eは、以下の通りとなった。
ディストーション(D):−52.2%
倍率色収差(6割)C−e:15.6um
倍率色収差(6割)F−e:−12.5um
図7は、実施例3の広角レンズの構成を示す図である。
表5は実施例3の広角レンズのレンズデータである。表5中の各記号は、表1の説明と同様である。
表6は実施例3で非球面とされるレンズ面の非球面形状を特定するための定数や係数を示す。表6中の各記号は、表2の説明と同様である。
図4は、実施例3に対応する収差図であって、図4(a)は球面収差図、図4(b)は非点収差図、図4(c)は歪曲収差図である。各収差図において、e線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図にはC線およびF線の収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。各収差図の縦軸および横軸の説明は、図2の説明と同様である。
ディストーション(D):−52.0%
倍率色収差(6割)C−e:9.3um
倍率色収差(6割)F−e:−7.0um
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明は、少ない枚数のレンズを用いて、倍率色収差を少なくしつつ、レンズを製造し易くでき、ディストーションを小さくすることができるという効果を有し、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた車載カメラ、携帯電話機用カメラ、PC用カメラ、監視用カメラ等に代表される小型カメラに用いる広角レンズに有用である。
本発明の実施の形態の広角レンズの構成を示す図 実施例1のレンズ系の収差図 実施例2のレンズ系の収差図 実施例3のレンズ系の収差図 実施例1の広角レンズの構成を示す図 実施例2の広角レンズの構成を示す図 実施例3の広角レンズの構成を示す図
1 第1レンズ
2 第2レンズ
3 第3レンズ
4 絞り
5 カバーガラス
6 撮像素子
100 広角レンズ

Claims (5)

  1. 物体側から順に配置された第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズから構成され、前記第2レンズおよび前記第3レンズの間に設けられた絞りとを有するレンズ系からなる広角レンズであって、
    前記第1レンズは、負のパワーを有し、物体側に凸面を向けた球面メニスカスレンズであり、
    前記第2レンズは、光軸上において負のパワーを有し、前記光軸から離れるにつれて正のパワーを有し、物体側に凸面を向けた非球面メニスカスレンズであり、
    前記第3レンズは、正のパワーを有するレンズであり、
    前記第2レンズはアッベ数が30以下であり、
    前記レンズ系の結像面に配置される撮像素子の対角長Dと、前記レンズ系全体の焦点距離fとの比が、f/D≦0.26であり、
    前記第3レンズの焦点距離f3と、前記レンズ系全体の焦点距離fとの比が、f3/f<1.5であることを特徴とする広角レンズ。
  2. 前記第3レンズは非球面レンズであることを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。
  3. 前記第2レンズの材質が樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の広角レンズ。
  4. 前記第3レンズの材質が樹脂であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の広角レンズ。
  5. 前記第1レンズの材質がガラスであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の広角レンズ。
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