JP4839473B2 - 軸受装置 - Google Patents
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Description
本発明は、特に自動車の伝動装置の、回転可能な軸のための軸受装置に関する。さらに本発明は、特に軸受装置で使用するためのばね、および上記軸受装置とともに使用するための伝動装置に関する。
【0002】
自動車では、殊に音響に関する快適性の要求が一般に極めて高い。特に高級と分類される自動車では、車両ドライバおよび乗員は、自動車のユニットの運転により運転中に生じるような煩わしいノイズを望まない。今や、内燃機関や、伝動装置のようなその他の装置が、大抵、煩わしいと感じられる騒音を発する。無段階式に調節可能な伝動装置ではリンクプレートチェーンを使用する際にノイズが生じる。何故ならば、このようなリンクプレートチェーンは、リンクプレートとピンとを備えたその構造により、伝動装置の運転中に、ピンが伝動装置の円錐プレートへと当接することにより繰り返し衝突するからである。
【0003】
DE19958073号明細書によりこのために騒音を緩衝する層が設けられることが公知である。このような層は、軸受および伝動装置の運転中に硬化するかまたはその弾性的な特性が変化するので、耐用期間にわたって同じ音響的な特性もしくは結果を有していない。
【0004】
本発明の課題は、運転中に生じるノイズをできるだけ発生した場所または少なくともその近傍で緩衝し、これによりノイズができるだけ車両客室に入ってこないようにすることであって、このために、先行技術の欠点を有していないまたは僅かにしか有していない、耐用期間にわたって極めて良好な遮音が行えるような軸受装置を提供することである。
【0005】
本発明によれば、特に車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、ほぼ円筒状の内壁を有しており、軸受外レースと収容部の内壁との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形の、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っていて、軸方向でフレキシブルなエレメントが振動緩衝のために設けられている。
【0006】
本発明によれば、特に車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、ほぼ円筒状の内壁を有しており、軸受外レースと収容部の内壁との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形の、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っている。
【0007】
本発明の思想によれば、特に車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、ほぼ円筒状の内壁を有しており、軸受内レースと軸の受容部との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形の、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っていて、軸方向でフレキシブルなエレメントが振動緩衝のために設けられている。
【0008】
この場合、リングエレメントが帯として形成されていて、この帯に半径方向で突出する突起が加工成形されているならば特に有利である。この突起は、軸方向で延びていて、半径方向で半径方向外側または半径方向内側に突出するビードのような、押し込み加工部として形成されている。ビードは、リングエレメントの軸線に対して傾斜して、リングエレメントに向けられていてよい。この場合、リングエレメントがほぼ円形のリングとして形成されていて、半径方向外側及び/又は半径方向内側に突出する領域を有しているならば有利である。
【0009】
リングエレメントが、ほぼ正弦波状に波打つリングとして形成されているならば有利である。
【0010】
1つの実施例において、リングエレメントが閉じられたリングとして形成されているならば有利である。別の実施例では、リングエレメントが開かれたリングとして形成されているならば有利である。
【0011】
軸受外レースと収容部の内壁とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに半径方向で支持されているならば有利である。軸受内レースと収容部の外壁とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに、半径方向で支持されていても有利である。
【0012】
特に車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、ほぼ円筒状の内壁を有しており、軸受内レースと軸の収容部との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形の、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っていてもよい。
【0013】
フレキシブルなエレメントが、互いに隣接するまたは、互いに間隔をおいて位置する半径方向で波形の、または突起が設けられている複数のリングエレメントから成っているならば有利である。相応に、複数のリングエレメントが積層体状に互いに隣接して位置しているならば有利である。別の思想によれば、リングエレメントがスペーサによって互いに間隔をおいて位置しているならば有利である。
【0014】
リングエレメントが閉じられたリングとして形成されているならば有利である。リングエレメントが開かれたリングとして形成されていても有利である。
【0015】
この場合有利には、リングエレメントが、ほぼ正弦波状に波打つリングとして形成されている。別の実施例のように、リングエレメントがほぼ円形のリングとして形成されていて、このリングは、半径方向外側及び/又は半径方向内側に突出する領域を有しているならば有利である。特に有利には、半径方向内側に突出する領域が、半径方向外側に突出する領域に対して周方向でずらされて配置されている。
【0016】
本発明により、互いに隣接して位置するリングにおいて、半径方向内側及び/又は半径方向外側に突出する領域は、互いにずらされて配置されていると有利である。
【0017】
本発明により、軸受外レースと収容部の内壁とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに半径方向で支持されているならば有利である。別の実施例により、軸受内レースと収容部の外壁とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに、半径方向で支持されていても有利である。
【0018】
リングエレメントが金属から製造されていると有利である。この場合、リングエレメントがワイヤから製造されていると有利である。
【0019】
有利な実施例では、リングエレメントが金属から製造されている。この場合、有利な実施例では、リングエレメントが薄板から製造されている。
【0020】
別の有利な実施例では、リングエレメントがプラスチックから製造されている。
【0021】
本発明により、半径方向でフレキシブルなエレメントと接触する軸受シェルの領域で、即ち軸受内側シェル及び/又は軸受外側シェルの領域で、軸受シェルの少なくとも1つの側で、軸方向でフレキシブルなエレメントが軸受シェルの側面と側壁との間に配置されていると有利である。
【0022】
軸方向でフレキシブルなエレメントがそれぞれ、軸受シェル、即ち軸受内側シェル及び/又は軸受外側シェルの側面と側壁との間に配置されているならば有利である。
【0023】
軸方向でフレキシブルなエレメントがOリングまたはフレキシブルなリングであると有利である。
【0024】
軸方向でフレキシブルなエレメントがフレキシブルなリングプレートであっても有利である。
【0025】
軸方向でフレキシブルなエレメントが、プラスチック、ゴムまたは金属のような弾性的な材料から製造されていると特に有利である。
【0026】
有利な実施例では、軸方向で重ねられたリングを周方向にわたって種々様々に配置することができ、例えば、内側のプロフィール及び/又は外側のプロフィールと同じ周方向プロフィール及び/又は異なる周方向プロフィールを有した複数のリングを、互いに所定の回動角度をもって隣接させて嵌め込むことができ、これにより軸受内側シェルを形成することができる。精密な輪郭は特に、別個に行われる製造法、詳しく述べるならば、例えば精密打ち抜き加工、打ち抜き加工、レーザ分離法、噴流分離法などを使用することにより行われる。このためにばね鋼、プラスチック、良好な音響緩衝性を有した材料のような適した材料を使用することができる。さらに有利には、層状の構成形式で、種々異なる材料を、軸受内レースの構成に対して軸方向に配置することができる。この場合、材料の選択は例えば一方では静的に固定的な、他方では音響を良好に緩衝する材料が適している。
【0027】
軸方向で重ねられた個々のリングは、互いに無関係に及び/又は同様に互いに回転された任意の内側輪郭および外側輪郭を有していてよい。これにより、軸受内レースに軸方向の経過によって、軸受内レース自体における所定の数列のような非直線性及び/又は非対称性が、例えば主負荷方向を考慮して調節される。このような手段により、総じて、特性線全体が大きな範囲で影響を受ける。同時に弾性的な支持の均一化は、軸方向の層における互いに回転されたばねエレメントによって行われる。軸受内レースの軸方向の剛性は、個々のリング構成部分を相応に形成することにより調節され、場合によっては、軸受レースと軸受の受容面との間のスラスト力に適合される。
【0028】
次に図面につき本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0029】
図1は、伝動装置の一部を示す図であって、
図2は、軸受装置を示す図であって、
図3は、軸受の配置の一例を示す図であって、
図4は、軸受の配置の一例を示す図であって、
図5aは、リングエレメントの一例を示す図であって、
図5bは、リングエレメントの一例を示す図であって、
図6は、軸受装置の断面図であって、
図7は、軸受装置を示す図であって、
図8は、ラジアル波形ばねリングの配置を示す図である。
【0030】
図1には、円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置の一部分だけが示されている。即ち、例えば内燃機関のような駆動モータによって駆動される、円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置1の駆動側または入力側の部分が示されている。完全に構成された円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置では、この入力側の部分に、補完的に形成された、無段階式に調節可能な円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置の被駆動部分が対応配置されている。この場合、両部分は、例えばリンクプレートチェーン2の形状の、モーメントを伝達するための巻き掛け手段を介して互いに接続されている。円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置1は、入力側で軸3を有している。この軸3は、図示の実施例では、定置の円錐ベルトプーリ4と一体に形成されている。
【0031】
軸方向で定置の円錐ベルトプーリ4は、軸3の軸長手方向で、軸方向で移動可能な円錐ベルトプーリ5に隣接して互いに向き合って位置している。
【0032】
図1では、リンクプレートチェーン2は、駆動側の円錐ベルトプーリ対4,5に半径方向外側の位置で示されている。この半径方向外側の位置は、軸方向移動可能な円錐ベルトプーリ5が、図面で見て右方向に移動され、軸方向移動可能な円錐ベルトプーリ5のこのような移動運動がリンクプレートチェーン2の半径方向外側への運動を行わせることにより得られる。これにより伝動装置の変速比変更は加速方向で行われる。
【0033】
軸方向で移動可能な円錐ベルトプーリ5は、自体公知のように図平面で見て左方向に移動することもできる。この場合、この位置ではリンクプレートチェーン2は半径方向内側の位置に位置している(これは符号2aが付与されている)。この位置では、円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置1の変速比は減速方向に変化する。
【0034】
駆動モータ(図示せず)により既に加えられたトルクが、円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置1の図1に示した駆動側の部分に、軸3に支承された歯車6を介して導入される。この歯車6は軸3上に、軸方向および半径方向の力を受容する玉軸受7の形状の転がり軸受を介して支承されている。この玉軸受7は、軸3上にプレート8と軸ナット9とを介して固定される。歯車6と軸方向移動可能な円錐ベルトプーリ5との間には、トルクセンサ10が配置されていて、このトルクセンサ10には、軸方向で定置の拡開プレート11と軸方向で移動可能な拡開プレート12とが設けられた拡開プレート装置13が配属されている。両拡開プレート11,12の間には、例えば図示した球14のような転動体が配置されている。
【0035】
歯車6を介して導入されたトルクにより、軸方向で定置の拡開プレート11と軸方向移動可能な拡開プレート12との間に、所定の回転角度が形成される。これにより、拡開プレート12は軸方向で移動される。即ち、拡開プレート12に配置された当接傾斜路に基づき移動される。即ち、この当接傾斜路に球14が乗り上げ、これにより球14によって拡開プレートが互いに軸方向に移動される。
【0036】
トルクセンサ10は2つの圧力室15,16を有している。これらの室のうち、第1の圧力室15は、導入されたトルクに依存した圧力媒体の負荷のために設けられていて、第2の圧力室16には圧力媒体が供給される。即ち、伝動装置の変速比に応じて圧力媒体が供給される。
【0037】
軸方向で定置の円錐ベルトプーリ4と、軸方向移動可能な円錐ベルトプーリ5との間のリンクプレートチェーン2に垂直力を負荷する押圧力を形成するために、ピストン・シリンダユニット17が設けられている。このピストン・シリンダユニット17は2つの圧力室18,19を有している。第1の圧力室18は、トルクセンサ10の、トルクに応じて制御される圧力室15に接続されて、両円錐ベルトプーリ4,5の間のリンクプレートチェーン2に負荷される押圧力を増大または減少させるために働く。第2の圧力室19は、リンクプレートチェーン2への負荷を、変速比に依存して変更するために働く。
【0038】
軸3は、圧力室に圧力媒体を供給するために3つの通路20を有している。これらの通路20を介してポンプ(図示せず)から圧力媒体が圧力室に供給される。流出側の通路21を介して圧力媒体は軸3から流出され、回路に再び供給される。
【0039】
圧力室15,16,18,19を負荷することにより、軸方向で移動可能な円錐ベルトプーリ5が軸3上で、モーメントおよび変速比に依存して移動される。軸3は移動可能な円錐ベルトプーリ5を受容するためにセンタリング面22を有している。このセンタリング面22は、移動可能な円錐ベルトプーリ5のためのスライド座として働く。
【0040】
図1により明らかであるように、円錐ベルトプーリ巻き掛け伝動装置1は、軸3上に、円錐ベルトプーリ5の支承個所の領域でそれぞれ1つのノイズ緩衝装置23を有している。このノイズ緩衝装置23は、このためにリング体と緩衝挿入体とを有しているか、またはこのノイズ緩衝装置23は、緩衝挿入体だけから成っていてもよい。
【0041】
図2には軸102の軸受装置100が示されている。この場合、軸102は、軸受103によって伝動装置のケーシング101の領域に回転可能に支承されている。軸受内レース103aは、軸の突出部102aに受容されている。軸受外レース103bは、ケーシング101の肩部105と、ケーシングに結合されている固定プレート106との間に軸方向で収容されている。この収容は、軸受外レースが軸方向でわずかに、遊び110を有するように行われている。これにより、軸受外レース103bは半径方向で僅かに運動可能である。
【0042】
軸受外レース103bと円筒状の受容面121との間には、ばねリングエレメントのような緩衝装置120が配置されている。この緩衝装置120は有利には図5a、図5bに示したように半径方向で突出する突起を備えた金属薄板から成っている。このばねリングエレメントは、図5a、図5bに示したように、開かれたリングとして形成されていて、このためにギャップ130を有している。リングは、別の実施例ではギャップを有さない閉じられたリングとして形成されていてもよい。
【0043】
ばねリングエレメントは、半径方向の延びにおいて変更されるていて、リングが半径方向外側に向かって突出している領域140と、リングが半径方向内側に向かって達している領域141とが存在している。ばねリングエレメントはこの場合、ばね特性線として、変位の関数として、非線形の力の経過を有することができる。図2の実施例では、本発明を明瞭に示すために、軸受レースの可能な移動距離を誇張して、軸受の直径と比較して拡大して示している。0.05〜1mmの範囲で、有利には0.1〜0.3ミリの範囲で移動が行われるならば有利である。
【0044】
移動可能性を制限するために、軸受外レースの受容部の側縁と、固定薄板106とに、縁部150,151とによってストッパが形成されている。
【0045】
ばねリングは、例えば精密打ち抜き加工または曲げ加工によって金属から製造することができる。有利には金属は、ばね鋼またはばね薄板である。
【0046】
図3および図4には、本発明による軸受装置の部分が示されている。この場合、軸受は軸受外レースもしくは軸受内レースで、軸方向および半径方向で移動可能に収容されている。このために軸方向で、軸受レース205と一方では側面210との間に、他方では側方プレート211との間に、弾性的なエレメント220,221が設けられている。これらのエレメント220,221は、軸受レースを軸方向で緊締し、しかし僅かに移動可能に保持する。
【0047】
弾性的なエレメント220,221は、弾性的な材料、例えばプラスチック、ゴム、エラストマまたは金属から成る、Oリングまたは別のリング状のエレメントであってよい。弾性的なエレメントは種々様々な材料から成る層状の材料として形成されてもよい。
【0048】
図4は、軸方向で弾性的な収容部の実施例が示されている。この実施例では、軸方向で弾性的なエレメント230,231が、プレート状のまたはリングプレート状のエレメントとして形成されている。弾性的な構成部分が両側で、金属層を有していて、その間に挿入された弾性的な層を有するように構成されるならば有利に製造することができる。緩衝材料は、高い内側の緩衝性を有していると有利である。例えばエラストマまたは繊維補強された材料であってよい。
【0049】
図5aおよび図5bには、半径方向で弾性的なリング180,190が示されていて、金属帯であるこれらのリング180,190には、内部に加工成形されたビード181,191が設けられている。この場合、ビード181,191は図5aの構成部分では、半径方向内側に向かって形成されていて、図5bの構成では、半径方向外側に向かって形成されている。ビード181,191は、金属構成部分では例えば深絞り加工によって加工成形することができる。
【0050】
図6に示した別の実施例によえば、軸受外レース201と軸受外レース201のケーシング収容部200との間に、実質的に多層に形成されているリング状の装置210が設けられていることにより軸をケーシングから音響的に分離させることができる。この実施例では、多層のエレメントは2つの金属層210a,210cと、その間に位置する弾性的な層210bとから構成されている。しかし中間層210bも、例えば金属薄板のような金属から成っていてもよい。
【0051】
図示の実施例では、多層構造が一方では、各材料の境界層において音波を反射し、従って伝達度を減じるために、即ち遮音のために働く。他方では嵌合緩衝ならびに材料緩衝が生じる。嵌合緩衝はこの場合、個々の層の互いの相対運動により、およびその接触面により引き起こされる。この実施例で示された中間薄板が付加的に、スリットの間のウエブが容易に屈曲されるように形成されているならば、さらに存在するばね作用により引き起こされる振動緩衝も生じる。図7には、軸302の軸受装置300が示されている。この場合、軸は軸受303によって伝動装置のケーシング301の領域で回転可能に支承されている。軸受内レース303aは、軸302の突出部302aに収容されている。軸受外レース303bは軸方向でケーシング301のショルダ305と、ケーシングに結合されている固定プレート306との間に収容されている。この収容は、軸受外レース303bが軸方向で、幾分の遊び310を有していて、これにより軸受外レース303bが半径方向で僅かに運動可能であるように行われている。
【0052】
軸受外レース303bと円筒状の収容面321との間には、ラジアル波形ばねのような緩衝装置320が配置されている。この緩衝装置320は有利には図8に示したように、例えば符号321〜326が付与された個々のばねの積層体から成っている。個々のばねリング321,322,323,324,325,326は開放されたリングとして形成されていて、このためにギャップ330を有している。これらのリングは別の実施例では、ギャップを有さない閉じられたリングとして形成されていてもよい。
【0053】
個々のリングは半径方向の延びで異なっている。即ち、リングが半径方向外側に突出する領域340と、半径方向内側に達する領域341とがある。リングの周面にわたって分配されたこのような領域が、リングとリングの間で互いにずらされていて、これにより、支承リングもしくは収容面に接触する接触面が半径方向内側および半径方向外側で生じ、均一な接触面が生ぜしめられるならば有利である。
【0054】
ラジアル波形ばねは、この場合、ばね特性線として、変位の関数として、非線形の力の経過を有している。この力の経過は、軸方向で積層されたばねリングの装置により生ぜしめられる。このためには、複数の同じばねリングまたは、ばね特性線の種々異なる特性の経過を有する、種々異なるタイプのばねリングを使用することができる。種々異なるタイプのばねリングは、例えばリングの厚さを種々様々に変更することにより、または半径方向での突起または波形により生ぜしめられる。リングの半径方向の形状は種々様々に形成することができるこれにより種々様々な特性が形成される。個々のリングは種々異なる厚さで形成することができる。これにより軸受リングの移動の際には個々のリングは当接し、さらなる移動が制限される。リングは、幾つかのリングが、その他のリングよりも早くロックされるように形成することもできる。
【0055】
図7および図8の実施例では、本発明を明瞭に示すために、軸受の可能な移動距離のオーダが、軸受の直径と比較して拡大されて誇張して示されている。0.05〜1mmの範囲の、有利には0.1〜0.3mmの範囲の移動が行われるならば有利である。
【0056】
移動性を制限するために、軸受外レース303bの収容部の側縁と、固定薄板306とにストッパが、縁部350,351によって形成されている。幾つかのリングは剛性的なリングとしてしか形成されておらず、弾性的な特性は有していなくてもよい。
【0057】
ばねリングは、例えば精密打ち抜き加工または曲げ加工によって金属から、または例えば曲げ加工によってワイヤから製造することができる。有利には金属はばね鋼またはばね薄板である。
【0058】
ばねリングが、リングの積層により助長される僅かな軸方向の剛性を有しているならば特に有利である。
【0059】
本明細書によって提出した請求の範囲は、広い特許権を得るための先例のない文章表現による(文言的)提案であり、本明細書及び/又は図面にのみ開示のその他の特徴事項の特許請求を留保してある。
【0060】
本明細書の従属請求項における先行の独立請求項及び/又は従属請求項の引用は、本明細書の先行の独立請求項及び/又は従属請求項に記載の構成(特徴)を、該各従属請求項に記載の構成(特徴)によってさらに改善することを示すものであり、該各従属請求項に記載の構成に対して、独立した発明の特許権の獲得を断念するものではない。
【0061】
本明細書の従属請求項に記載の構成は、先行の従属請求項に記載の構成とは無関係な構成を有する独立した発明を成すものでもある。
【0062】
又、本発明は本明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、むしろ、本発明の思想の枠内で本発明は、種々異なる多数の態様で実施することができ、特に本明細書全体及び請求の範囲に記載しかつ本図面に示した個別の構成手段若しくは構成要素又は方法段階を組合せかつ変形することによって、新規性並びに発明の高度性を具備した種々異なる実施態様を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伝動装置の一部を示す図である。
【図2】 軸受装置を示す図である。
【図3】 軸受の配置の一例を示す図である。
【図4】 軸受の配置の一例を示す図である。
【図5】 図5aおよび図5bは、リングエレメントの一例を示する。
【図6】 軸受装置の断面図である。
【図7】 軸受装置を示す図である。
【図8】 ラジアル波形ばねリングの配置を示す図である。
Claims (14)
- 車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、円筒状の内壁を有しており、軸受外レースと収容部の内壁との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、
フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っていて、前記リングエレメントが、前記軸受外レースと前記収容部の内壁とに均一に接触するために、周方向に互いにずらされて配置された個々のばねの積層体からなっていることを特徴とする軸受装置。 - 車両のパワートレインにおける伝動装置の回転可能な軸を支承するための軸受装置であって、軸受外レースと軸受内レースとを有した軸受が設けられており、軸受外レースは収容部の側面における受容部において軸方向で位置固定されていて、収容部が、円筒状の内壁を有しており、軸受内レースと軸の受容部との間に、半径方向でフレキシブルなエレメントが配置されている形式のものにおいて、
フレキシブルなエレメントが、半径方向で波形、または突起が設けられた少なくとも1つのリングエレメントから成っていて、前記リングエレメントが、前記軸受内レースと前記受容部の外壁とに均一に接触するために、周方向に互いにずらされて配置された個々のばねの積層体からなっていることを特徴とする軸受装置。 - 軸受外レースと収容部の内壁とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに半径方向で支持されている、請求項1記載の軸受装置。
- 軸受内レースと軸の受容部とがそれぞれ、リングの半径方向内側に位置する領域と半径方向外側に位置する領域とに、半径方向で支持されている、請求項2記載の軸受装置。
- フレキシブルなエレメントが、互いに隣接するまたは、互いに間隔をおいて位置する半径方向で波形の、または突起が設けられている複数のリングエレメントから成っている、請求項1から4までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 複数のリングエレメントが積層体状に互いに隣接して位置している、請求項5記載の軸受装置。
- リングエレメントがスペーサによって互いに間隔をおいて位置している、請求項5記載の軸受装置。
- リングエレメントが閉じられたリングとして形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の軸受装置。
- リングエレメントが開かれたリングとして形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の軸受装置。
- リングエレメントが円形のリングとして形成されていて、このリングは、半径方向外側及び/又は半径方向内側に突出する領域を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 互いに隣接するリングにおいて、半径方向内側及び/又は外側に突出する領域が互いにずらされて配置されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の軸受装置。
- リングエレメントが帯として形成されていて、この帯に半径方向で突出する突起が加工成形されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 軸方向でフレキシブルなエレメントが振動緩衝のために設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 半径方向でフレキシブルなエレメントと接触する軸受シェルの領域で、軸受シェルの少なくとも一方の側に、軸方向でフレキシブルなエレメントが、軸受シェルの側面と、側壁との間に配置されている、請求項13記載の軸受装置。
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