JP2000120669A - 転がり軸受 - Google Patents
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- JP2000120669A JP2000120669A JP10285507A JP28550798A JP2000120669A JP 2000120669 A JP2000120669 A JP 2000120669A JP 10285507 A JP10285507 A JP 10285507A JP 28550798 A JP28550798 A JP 28550798A JP 2000120669 A JP2000120669 A JP 2000120669A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
- F16C27/045—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies with a fluid film, e.g. squeeze film damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/46—Fans, e.g. ventilators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低騒音化可能な転がり軸受を提供すること。
【解決手段】 ハウジング9に装着される外輪3A,3
Bと、軸6に装着される内輪4A,4Bと、該内外輪間
に設けられた複数の転動体5A,5Bとを備えた転がり
軸受2A,2B。外輪の3A,3Bの外周には複数の溝
30A,30Bが設けられている。そして、該複数の溝
30A,30Bには複数のOリング32A,32Bがハ
ウジング9と接触した状態で装着されており、該複数の
Oリング32A,32B間と前記ハウジング9によって
形成される空間内には、粘性流体が充填されている。
Bと、軸6に装着される内輪4A,4Bと、該内外輪間
に設けられた複数の転動体5A,5Bとを備えた転がり
軸受2A,2B。外輪の3A,3Bの外周には複数の溝
30A,30Bが設けられている。そして、該複数の溝
30A,30Bには複数のOリング32A,32Bがハ
ウジング9と接触した状態で装着されており、該複数の
Oリング32A,32B間と前記ハウジング9によって
形成される空間内には、粘性流体が充填されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり軸受に関す
る。さらに詳しくは、エアコンファンモータ、空気清浄
器用モータ等の低騒音を要求されるものに好適な玉軸受
の改良に関する。
る。さらに詳しくは、エアコンファンモータ、空気清浄
器用モータ等の低騒音を要求されるものに好適な玉軸受
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エアコンファンモータは、低騒音が要求
されている。図5に、このエアコンファンモータの要部
断面図を示す。図5に示すように、エアコンファンモー
タ40は、ステータSに対向したロータRを固定した軸
46が玉軸受42A,42Bによって支持されている。
この玉軸受42A,42Bは、ハウジング49に装着さ
れる外輪43A,43Bと、軸46に装着される内輪4
4A,44Bと、内外輪間に複数設けられた転動体とし
ての玉45A,45Bとを備えている。
されている。図5に、このエアコンファンモータの要部
断面図を示す。図5に示すように、エアコンファンモー
タ40は、ステータSに対向したロータRを固定した軸
46が玉軸受42A,42Bによって支持されている。
この玉軸受42A,42Bは、ハウジング49に装着さ
れる外輪43A,43Bと、軸46に装着される内輪4
4A,44Bと、内外輪間に複数設けられた転動体とし
ての玉45A,45Bとを備えている。
【0003】従来、エアコンファンモータ40は、低騒
音化を達成するため、玉軸受42Aの外輪43Aの端面
43s(図5中右側)とハウジング49の間に、ゴム又
は樹脂からなる防振材47を与圧用のばね48の一端に
設けて、アキシアル方向の振動を吸収していた。
音化を達成するため、玉軸受42Aの外輪43Aの端面
43s(図5中右側)とハウジング49の間に、ゴム又
は樹脂からなる防振材47を与圧用のばね48の一端に
設けて、アキシアル方向の振動を吸収していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ラジアル方
向においては、外輪43A,43Bとハウジング49が
直接接触するために、玉軸受42A,42Bが振動する
と、外輪43A,43Bが装着されたハウジング49に
直接その振動が伝達される。したがって、玉軸受42
A,42Bの振動により、ハウジング49が振動し、そ
れによって周囲の空気を振動させて、騒音が発生すると
いう問題があった。
向においては、外輪43A,43Bとハウジング49が
直接接触するために、玉軸受42A,42Bが振動する
と、外輪43A,43Bが装着されたハウジング49に
直接その振動が伝達される。したがって、玉軸受42
A,42Bの振動により、ハウジング49が振動し、そ
れによって周囲の空気を振動させて、騒音が発生すると
いう問題があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、低騒音化可能
な転がり軸受を提供することを目的とする。
な転がり軸受を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ハ
ウジングに装着される外輪と、軸に装着される内輪と、
該内外輪間に設けられた複数の転動体とを備えた転がり
軸受において、前記外輪の外周には複数の溝が設けられ
ているとともに、該複数の溝には複数のOリングがハウ
ジングと接触した状態で装着されており、該複数のOリ
ング間と前記ハウジングによって形成される空間内に
は、粘性流体が充填されていることを特徴とする転がり
軸受によって達成される。
ウジングに装着される外輪と、軸に装着される内輪と、
該内外輪間に設けられた複数の転動体とを備えた転がり
軸受において、前記外輪の外周には複数の溝が設けられ
ているとともに、該複数の溝には複数のOリングがハウ
ジングと接触した状態で装着されており、該複数のOリ
ング間と前記ハウジングによって形成される空間内に
は、粘性流体が充填されていることを特徴とする転がり
軸受によって達成される。
【0007】本発明の上記構成によれば、複数の溝にハ
ウジングと接触した状態で装着されたOリングの弾性及
びOリングとハウジング間に充填された粘性流体のダン
ピング効果により、軸受の振動の伝達が減少され、ハウ
ジングの振動が小さくなる。したがって、低騒音化を達
成できる。
ウジングと接触した状態で装着されたOリングの弾性及
びOリングとハウジング間に充填された粘性流体のダン
ピング効果により、軸受の振動の伝達が減少され、ハウ
ジングの振動が小さくなる。したがって、低騒音化を達
成できる。
【0008】ここで、Oリングをハウジングに組み込む
際の、Oリングのつぶし代をOリングの断面直径の0%
超25%未満に設定すれば、挿入性が良好になる。
際の、Oリングのつぶし代をOリングの断面直径の0%
超25%未満に設定すれば、挿入性が良好になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係るエアコンファンモータ1の要部断面図で
ある。
の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係るエアコンファンモータ1の要部断面図で
ある。
【0010】図1に示すように、本第1実施形態に係る
エアコンファンモータ1は、ステータSに対向したロー
タRを固定した軸6が玉軸受2A,2Bによって支持さ
れている。この玉軸受2A,2Bも従来と同様に、ハウ
ジング9に装着される外輪3A,3Bと、軸6に装着さ
れる内輪4A,4Bと、内外輪間に複数設けられた転動
体としての玉5A,5Bとを備えている。さらに、玉軸
受2Aの外輪3Aの端面3s(図1中右側)とハウジン
グ9の間にゴム又は樹脂からなる防振材7と、与圧用の
ばね8が取り付けられている。
エアコンファンモータ1は、ステータSに対向したロー
タRを固定した軸6が玉軸受2A,2Bによって支持さ
れている。この玉軸受2A,2Bも従来と同様に、ハウ
ジング9に装着される外輪3A,3Bと、軸6に装着さ
れる内輪4A,4Bと、内外輪間に複数設けられた転動
体としての玉5A,5Bとを備えている。さらに、玉軸
受2Aの外輪3Aの端面3s(図1中右側)とハウジン
グ9の間にゴム又は樹脂からなる防振材7と、与圧用の
ばね8が取り付けられている。
【0011】図2に、玉軸受2A近傍の拡大断面図を示
す。図2に示すように、玉軸受2Aの外輪3Aの外周
で、外輪3Aの両端部近傍には、2つの溝30A,30
Bが設けられている。この溝30A,30Bには、2つ
のゴム弾性体であるOリング32A,32Bがハウジン
グ9と接触した状態で装着されている。そして、この2
つのOリング32A,32Bとハウジング9によって形
成される空間内には、粘性流体33が充填されている。
なお、もう一方の玉軸受2B(図1中左側)にも、同様
な溝が設けられており、その溝にOリングが装着され、
粘性流体が充填されている。
す。図2に示すように、玉軸受2Aの外輪3Aの外周
で、外輪3Aの両端部近傍には、2つの溝30A,30
Bが設けられている。この溝30A,30Bには、2つ
のゴム弾性体であるOリング32A,32Bがハウジン
グ9と接触した状態で装着されている。そして、この2
つのOリング32A,32Bとハウジング9によって形
成される空間内には、粘性流体33が充填されている。
なお、もう一方の玉軸受2B(図1中左側)にも、同様
な溝が設けられており、その溝にOリングが装着され、
粘性流体が充填されている。
【0012】ここで、前記Oリング32A,32Bは、
弾性変形するので、玉軸受2A,2B自体をラジアル方
向及びアキシアル方向に弾性力で変位、移動させること
ができる。その結果、ばね8からの予圧は、外輪に装着
されたOリング32A,32Bを介して、玉軸受2A,
2Bに作用し、所定の予圧を確実に設定できる。
弾性変形するので、玉軸受2A,2B自体をラジアル方
向及びアキシアル方向に弾性力で変位、移動させること
ができる。その結果、ばね8からの予圧は、外輪に装着
されたOリング32A,32Bを介して、玉軸受2A,
2Bに作用し、所定の予圧を確実に設定できる。
【0013】次に、玉軸受2A,2Bの組み込み方法に
ついて説明する。まず、ハウジング9に組み込む前提と
して、玉軸受2A,2Bの溝30A,30BにOリング
32A,32Bを装着する。そして、それぞれ2本のO
リング32A,32Bの間に粘性流体33を充填し、ハ
ウジング9に組み込む。ここで、組み込む際は、Oリン
グ32A,32Bのつぶし代によりラジアル方向の力が
生じるので、摩擦係数にこのラジアル方向の力を乗じた
挿入力を生じる。そこで、この挿入力を小さくし、作業
性を良くするために、挿入力をモータの予圧荷重以下に
抑えるようにする。そのため、Oリング32A,32B
のつぶし代をOリングの断面直径の0%超25%未満に
設定する。
ついて説明する。まず、ハウジング9に組み込む前提と
して、玉軸受2A,2Bの溝30A,30BにOリング
32A,32Bを装着する。そして、それぞれ2本のO
リング32A,32Bの間に粘性流体33を充填し、ハ
ウジング9に組み込む。ここで、組み込む際は、Oリン
グ32A,32Bのつぶし代によりラジアル方向の力が
生じるので、摩擦係数にこのラジアル方向の力を乗じた
挿入力を生じる。そこで、この挿入力を小さくし、作業
性を良くするために、挿入力をモータの予圧荷重以下に
抑えるようにする。そのため、Oリング32A,32B
のつぶし代をOリングの断面直径の0%超25%未満に
設定する。
【0014】挿入の際、Oリング32A,32B間に粘
性流体としてのグリース及び潤滑油を軸受のまわりに塗
ったり、給油する等して充填させる。その充填量は、空
間に100%封入することが望ましいが、それ以下でも
よい。
性流体としてのグリース及び潤滑油を軸受のまわりに塗
ったり、給油する等して充填させる。その充填量は、空
間に100%封入することが望ましいが、それ以下でも
よい。
【0015】ところで通常、音響は、玉軸受の玉と軌道
輪間で発生する。そして、振動は、図1に示すような内
輪回転モータの場合には、固定側の外輪3A,3Bに伝
達され、この外輪3A,3Bが装着されたハウジング9
を振動させて、周囲の空気を震わせ、音となって発生す
る。本発明では、外輪3A,3Bがラジアル方向及びア
キシアル方向にOリング32A,32Bによって支持さ
れているので、弾性によりその振動が低減される。さら
に、Oリング32A,32B間に充填された粘性流体
は、ダンピング効果が生ぜしめ、外輪3A,3Bの振動
の速度成分に比例した反力を生ずるので、振動を低減で
きる。したがって、低騒音化を達成できる。
輪間で発生する。そして、振動は、図1に示すような内
輪回転モータの場合には、固定側の外輪3A,3Bに伝
達され、この外輪3A,3Bが装着されたハウジング9
を振動させて、周囲の空気を震わせ、音となって発生す
る。本発明では、外輪3A,3Bがラジアル方向及びア
キシアル方向にOリング32A,32Bによって支持さ
れているので、弾性によりその振動が低減される。さら
に、Oリング32A,32B間に充填された粘性流体
は、ダンピング効果が生ぜしめ、外輪3A,3Bの振動
の速度成分に比例した反力を生ずるので、振動を低減で
きる。したがって、低騒音化を達成できる。
【0016】図3に、本発明の第2実施形態に係る玉軸
受12A近傍の拡大断面図を示す。なお、第1実施形態
と同一の構成については、簡略化のためその説明を省略
する。図3に示すように、本第2実施形態に係る玉軸受
12Aの外輪13Aの外周には、3つの溝34A,34
B,34Cが等間隔に設けられている。この溝34A,
34B,34Cには、3つのOリング35A,35B,
35Cがハウジング9と接触した状態で装着されてい
る。この内、2つのOリング35A,35Bとハウジン
グ9によって形成される空間内には、粘性流体36Aが
充填されており、Oリング35B,35Cとハウジング
9によって形成される空間内には、粘性流体36Bが充
填されている。
受12A近傍の拡大断面図を示す。なお、第1実施形態
と同一の構成については、簡略化のためその説明を省略
する。図3に示すように、本第2実施形態に係る玉軸受
12Aの外輪13Aの外周には、3つの溝34A,34
B,34Cが等間隔に設けられている。この溝34A,
34B,34Cには、3つのOリング35A,35B,
35Cがハウジング9と接触した状態で装着されてい
る。この内、2つのOリング35A,35Bとハウジン
グ9によって形成される空間内には、粘性流体36Aが
充填されており、Oリング35B,35Cとハウジング
9によって形成される空間内には、粘性流体36Bが充
填されている。
【0017】本第2実施形態の玉軸受12Aの場合も、
Oリング35A,35B,35Cの弾性及びOリング3
5A,35B,35Cとハウジング9間に充填された粘
性流体36A,36Bのダンピング効果により、玉軸受
12Aの振動の伝達が減少され、ハウジング9の振動が
小さくなる。したがって、低騒音化を達成できる。
Oリング35A,35B,35Cの弾性及びOリング3
5A,35B,35Cとハウジング9間に充填された粘
性流体36A,36Bのダンピング効果により、玉軸受
12Aの振動の伝達が減少され、ハウジング9の振動が
小さくなる。したがって、低騒音化を達成できる。
【0018】図4に、本発明の第3実施形態に係る玉軸
受22A近傍の拡大断面図を示す。なお、第1実施形態
と同一の構成については、簡略化のためその説明を省略
する。図4に示すように、本第3実施形態に係る玉軸受
22Aの外輪23Aの外周には、端部近傍に位置する溝
37Aと、端部に位置する溝37Bが設けられている。
この溝37A,34Bには、2つのOリング38A,3
8Bがハウジング9と接触した状態で装着されている。
そして、2つのOリング38A,38Bとハウジング9
によって形成される空間内には、粘性流体39が充填さ
れている。
受22A近傍の拡大断面図を示す。なお、第1実施形態
と同一の構成については、簡略化のためその説明を省略
する。図4に示すように、本第3実施形態に係る玉軸受
22Aの外輪23Aの外周には、端部近傍に位置する溝
37Aと、端部に位置する溝37Bが設けられている。
この溝37A,34Bには、2つのOリング38A,3
8Bがハウジング9と接触した状態で装着されている。
そして、2つのOリング38A,38Bとハウジング9
によって形成される空間内には、粘性流体39が充填さ
れている。
【0019】本第3実施形態の玉軸受22Aの場合も、
Oリング38A,38Bの弾性及びOリング38A,3
8Bとハウジング9間に充填された粘性流体39のダン
ピング効果により、玉軸受22Aの振動の伝達が減少さ
れ、ハウジング9の振動が小さくなる。したがって、低
騒音化を達成できる。
Oリング38A,38Bの弾性及びOリング38A,3
8Bとハウジング9間に充填された粘性流体39のダン
ピング効果により、玉軸受22Aの振動の伝達が減少さ
れ、ハウジング9の振動が小さくなる。したがって、低
騒音化を達成できる。
【0020】なお、本発明の玉軸受は、上述した実施形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
適宜変形、改良等が可能である。例えば、エアコンファ
ンモータ用に限定されず、低騒音を要求される装置に上
述した玉軸受を使用することができる。また、上述した
単列の深溝玉軸受に限定されることなく、アンギュラ玉
軸受、ころ軸受等の他の転がり軸受に適用することもで
きる。またOリングの数は、上述した2個及び3個に限
定されることなく、外輪の幅が広ければ、4個以上の複
数であってもよく、粘性流体によるダンピング効果発揮
可能なように構成すれば、Oリングの位置も限定されな
い。
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
適宜変形、改良等が可能である。例えば、エアコンファ
ンモータ用に限定されず、低騒音を要求される装置に上
述した玉軸受を使用することができる。また、上述した
単列の深溝玉軸受に限定されることなく、アンギュラ玉
軸受、ころ軸受等の他の転がり軸受に適用することもで
きる。またOリングの数は、上述した2個及び3個に限
定されることなく、外輪の幅が広ければ、4個以上の複
数であってもよく、粘性流体によるダンピング効果発揮
可能なように構成すれば、Oリングの位置も限定されな
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の転がり軸受によれ
ば、外輪の外周には複数の溝が設けられているととも
に、該複数の溝には複数のOリングがハウジングと接触
した状態で装着されており、該複数のOリング間と前記
ハウジングによって形成される空間内には、粘性流体が
充填されているので、Oリングの弾性及び粘性流体のダ
ンピング効果により、軸受の振動の伝達が減少でき、ハ
ウジングの振動が小さくできる。したがって、低騒音化
を達成できる。
ば、外輪の外周には複数の溝が設けられているととも
に、該複数の溝には複数のOリングがハウジングと接触
した状態で装着されており、該複数のOリング間と前記
ハウジングによって形成される空間内には、粘性流体が
充填されているので、Oリングの弾性及び粘性流体のダ
ンピング効果により、軸受の振動の伝達が減少でき、ハ
ウジングの振動が小さくできる。したがって、低騒音化
を達成できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るエアコンファンモ
ータの要部断面図である。
ータの要部断面図である。
【図2】図1の玉軸受2A近傍の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る玉軸受の拡大断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る玉軸受の拡大断面
図である。
図である。
【図5】従来のエアコンファンモータの要部断面図であ
る。
る。
1 エアコンファンモータ 2A,2B 玉軸受 3A,3B 外輪 4A,4B 内輪 5A,5B 玉 6 軸 9 ハウジング 12A,12B 玉軸受 13A,13B 外輪 14A,14B 内輪 15A,15B 玉 22A,22B 玉軸受 23A,23B 外輪 24A,24B 内輪 25A,25B 玉 30A,30B 溝 32A,32B Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 AB07 BB01 CB03 DB05 DB08 DB13 DB14 FB10 3J017 AA10 CA06 3J101 AA02 AA42 AA52 AA62 BA54 BA56 BA77 FA01 FA41 GA24
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに装着される外輪と、軸に装
着される内輪と、該内外輪間に設けられた複数の転動体
とを備えた転がり軸受において、 前記外輪の外周には複数の溝が設けられているととも
に、該複数の溝には複数のOリングが前記ハウジングと
接触した状態で装着されており、該複数のOリング間と
前記ハウジングによって形成される空間内には、粘性流
体が充填されていることを特徴とする転がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10285507A JP2000120669A (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10285507A JP2000120669A (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | 転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120669A true JP2000120669A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17692433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10285507A Pending JP2000120669A (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000120669A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2820178A1 (fr) * | 2001-02-01 | 2002-08-02 | Luk Fahrzeug Hydraulik | Dispositif de roulement |
JP2002284022A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
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