JP4832199B2 - 基板バックアップ装置製造装置および製造方法ならびその製造方法によって製造された基板バックアップ装置 - Google Patents

基板バックアップ装置製造装置および製造方法ならびその製造方法によって製造された基板バックアップ装置 Download PDF

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Description

本発明は、回路基板等の基板に電子部品を実装する電子部品実装装置に用いる基板バックアップ装置の製造装置および製造方法ならびその製造方法によって製造された基板バックアップ装置に関するものである。
回路基板等の基板に電子部品を実装する電子部品実装装置においては、電子部品の装着時に基板が反ったりしないように、基板の背面側を複数のバックアップピンで支持するようになっている。この種の電子部品実装装置では、基板の背面側に既に電子部品が装着されている状態で、基板の表面側に電子部品を実装する場合がある。このような条件で、バックアップピンを電子部品実装装置の機内でセットしようとすると、基板によってバックアップピンをセットする位置が死角となるため、段取り替えの作業性が悪く、段取り替えに多くの時間を要する問題があった。
このような問題を解決するものとして、例えば特許文献1に、バックアップピンをセットする位置を機外で決定できるようにした技術が記載されている。すなわち、特許文献1に記載のものは、治具本体(31)に位置決めされたプリント基板(8)の上方に、透明なバックアップベース(41)を位置決め固定し、バックアップベース(41)に設けた取付孔(43)に複数のバックアップピン(26)をプリント基板(8)の裏面に装着されている電子部品(51)を確認しながら挿入し、その状態で、透明板(45)をそれに形成した取付孔(47)にバックアップピン(26)を嵌合するようにバックアップベース(41)上に位置決め載置し、バックアップピン(26)が挿通された透明板(45)の取付孔(47)の周囲にマークを付すようにしたものである。
その後、バックアップピン(26)を、透明板(45)の取付孔(47)より取外すとともに、透明板(45)を治具本体(31)から取外し、透明板(45)のみを上下反転させて、電子部品実装装置のバックアップベース(17)上に位置決めするようにしたものである。
かかる特許文献1に記載された技術によれば、機外においてバックアップベース(41)の取付孔(43)に複数のバックアップピン(26)を挿入することができ、段取り替えに要する時間を短縮できる利点がある。
特開2005−268314号公報(段落0036〜0041、図6、図11)
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、バックアップベース(41)に挿入されたバックアップピン(26)は、透明板(45)の取付孔(47)にマークを付した後に取外され、バックアップピン(26)を取外した透明板(45)のみを、電子部品実装装置のバックアップベース(17)上に位置決め載置するようになっているため、機内において、再びバックアップピン(26)を、マークが付された透明板(45)の取付孔(47)にセットする必要があり、このために、バックアップ装置の段取り替えに依然として多くの時間を要し、機械稼働率の低下を招く問題があった。
本発明は、上記した従来の不具合を解消するためになされたもので、機外でセットしたバックアップピンをそのまま機内にセットできる基板バックアップ装置の製造装置および製造方法ならびその製造方法によって製造された基板バックアップ装置を提供することを目的とするものである。
上記した課題を解決するために、請求項1に係る発明の特徴は、電子部品実装前の基板を所定位置に位置決めする冶具本体と、該冶具本体に前記基板の上方に装着可能でピン取付穴を形成した透明プレートと、該透明プレートのピン取付穴に挿入されるバックアップピンと、電子部品実装装置に取付け可能でかつ前記バックアップピンの一端を当接するように前記透明プレートに結合されたバックアップベースとを備え、前記透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートとによって構成し、前記バックアップベースを、同一単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースとによって構成し、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、所要数の前記第1の分割透明プレートと前記第1の分割バックアップベースと、前記第2の分割透明プレートと前記第2の分割バックアップベースとを組み合わせて前記冶具本体に装着するようにしたことである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記透明プレートは、前記冶具本体に対して位置調整可能に保持され、前記透明プレートを前記バックアップピンのセット位置に応じた任意の位置で前記バックアップベースに結合できるようにしたことである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記バックアップピンの前記基板の表面に当接する側の端面には、前記バックアップピンの軸心に対して偏心した偏心軸部が設けられ、前記透明プレートに対する前記バックアップピンの回動により、前記偏心軸部を位置調整できるようにしたことである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項3の何れか1項において、前記バックアップピンの外周には、弾性リングが装着され、該弾性リングが前記透明プレートの前記ピン取付穴に嵌合して前記バックアップピンを透明プレートに保持するようにしたことである。
請求項5に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項4の何れか1項において、前記複数の第1の分割バックアッププレートのうち基準となる分割バックアッププレートには、位置決め基準穴が設けられ、前記治具本体より切り離された当該分割バックアッププレートが、部品実装位置に設けられた位置決めピンに前記位置決め基準穴が嵌合されて位置決めされることである。
請求項6に係る発明の特徴は、冶具本体に、電子部品実装前の基板を所定位置に位置決めし、該基板の上方にピン取付穴を形成した所定単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートを、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、前記冶具本体に複数装着し、該分割透明プレートのピン取付穴に前記基板の表面に一端が当接するバックアップピンを挿入し、前記分割透明プレートに電子部品実装装置に取付け可能な所定単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースを結合して該分割バックアップベースに前記バックアップピンの他端を当接させ、その後、前記バックアップピンを挿入した前記複数の第1および第2の分割透明プレートおよび前記複数の第1および第2の分割バックアップベースを前記冶具本体から取外すようにしたことである。
請求項7に係る発明の特徴は、電子部品実装装置に取付け可能なバックアップベースと、複数のピン取付穴を形成し前記バックアップベースに結合される透明プレートと、基板の表面に装着された電子部品の位置に応じて前記透明プレートの複数のピン取付穴に挿入されるバックアップピンとを備え、前記バックアップベースを、同一単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースとによって構成し、前記透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートとによって構成し、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、所要数の前記第1の分割バックアップベースと前記第1の分割透明プレートと、前記第2の分割バックアップベースと前記第2の分割透明プレートとを組み合わせて前記バックアップベースおよび前記透明プレートを構成したことである。
請求項8に係る発明の特徴は、請求項7において、前記バックアップベースの両側に、前記バックアップピンと同一高さのバックアッププレートを保持したことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、複数の分割バックアップベースおよび複数の分割透明プレートは、同一幅の複数の第1の分割バックアップベースおよび複数の第1の分割透明プレートと、それより幅の小さな少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースおよび第2の分割透明プレートとによって構成され、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、所要数の第1の分割透明プレートおよび第1の分割バックアップベースと、第2の透明プレートおよび第2の分割バックアップベースとを組み合わせて冶具本体に装着するようにしたので、小さな幅の第2の分割バックアップベースおよび第2の分割透明プレートによって、基板の空き領域を補完することができ、基板の大きさに見合ったバックアップベースおよび透明プレートを容易に構成することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、透明プレートは、冶具本体に対して位置調整可能に保持され、透明プレートをバックアップピンのセット位置に応じた任意の位置でバックアップベースに結合できるようにしたので、透明プレートが固定である場合に比べて、バックアップピンをセットできる位置の自由度を大幅に高めることができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、バックアップピンの基板の表面に当接する側の端面には、バックアップピンの軸心に対して偏心した偏心軸部が設けられ、透明プレートに対するバックアップピンの回動により、偏心軸部を位置調整できるようにしたので、バックアップピンと同心上ではバックアップピンを立てることができない場合でも、バックアップピンの回動による偏心軸部の位置調整によってバックアップピンを立てることが可能となり、バックアップピンの配列位置の自由度を高めることができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明によれば、バックアップピンの外周には、弾性リングが装着され、弾性リングが透明プレートのピン取付穴に嵌合してバックアップピンを透明プレートに保持するようにしたので、バックアップピンを透明プレートに確実に保持させることができ、バックアップ装置を冶具装置より取外して電子部品実装装置に移し替える場合においても、バックアップピンがピン取付穴より抜け出るのを防止することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明によれば、複数の第1の分割バックアッププレートのうち基準となる分割バックアッププレートには、位置決め基準穴が設けられ、治具本体より切り離された分割バックアッププレートが、部品実装位置に設けられた位置決めピンに位置決め基準穴が嵌合されて位置決めされるようになっているので、基準となる分割バックアップベースを、位置決め基準ピンによってXY方向に位置決めすることができる。
上記のように構成した請求項6に係る発明によれば、透明プレートおよびバックアップベースは、それぞれ所定単位幅の複数の第1の分割バックアップベースおよび複数の第1の分割透明プレートと、これら複数の第1の分割バックアップベースおよび複数の第1の分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースおよび第2の分割透明プレートからなっており、冶具本体に、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、複数の第1および第2の分割透明プレートを装着し、これら分割透明プレートに同数の第1および第2の分割バックアップベースを結合するようにしたので、基板寸法の異なる複数種類の基板に応じたバックアップ装置に容易に製造することができる。
上記のように構成した請求項7に係る発明によれば、電子部品実装装置に取付け可能なバックアップベース、およびこれに結合される透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースとによって構成し、前記透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートとによって構成し、これら分割バックアップベースおよび分割透明プレートを、基板の大きさに応じて組み合わせてバックアップ装置を構成したので、基板寸法の異なる複数種類の基板に容易に対応することができ、基板バックアップ装置の構成を簡素化することができる。
上記のように構成した請求項8に係る発明によれば、バックアップベースの両側に、バックアップピンと同一高さのバックアッププレートを保持したので、バックアップピンとバックアッププレートとの協働によって、電子部品装着時における基板のバックアップ機能を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、基板上にチップ状の電子部品を実装する電子部品実装装置に適用するバックアップ装置を製造する例につき、図面に基づいて説明する。
図1において、電子部品実装装置10の部品実装位置には、電子部品実装装置10に搬入された基板11の両端を位置決めクランプする基板位置決め装置12が備えられ、基板位置決め装置12は、ストッパ13とクランパ14とによって構成されている。基板11は、基板11の搬送方向と直交する方向に所定距離離間して配置された一対の搬送コンベア15によって、基板11が部品実装位置まで搬送され、基板11が部品実装位置に搬送されると、クランパ14が上昇されて、基板11をクランパ14とストッパ13との間で挟み込んで、部品実装位置の所定位置に位置決めクランプするようになっている。なお、搬送コンベア15および基板位置決め装置12の基板搬送方向と直交する方向の間隔は、電子部品実装装置10に搬入される基板11の基板寸法(幅方向寸法)に応じて調整可能となっている。
また、電子部品実装装置10の部品実装位置には、シリンダ17によって昇降される昇降台18が設けられ、昇降台18上に、基板11の種類(大きさ)に応じたバックアップ装置20が取り替え可能に装着されるようになっている。当該基板バックアップ装置20は、詳細については後述するが、昇降台18上に位置決め固定されるバックアップベース21と、バックアップベース21に固定された透明プレート22と、透明プレート22に設けた後述するピン取付穴を貫通してバックアップベース21上に起立された複数のバックアップピン23とによって構成されている。バックアップピン23は、基板11の下面に当接して、電子部品実装時に基板11が撓まないように支持するものである。
なお、部品実装位置に搬送される電子部品実装前の基板11としては、両方の面に電子部品が実装されていない基板11と、一方の面に電子部品25が実装された基板11の2通りあるが、以下においては、基板11の一表面に前工程において電子部品25が既に実装されている例で説明する。
次に、上記した基板バックアップ装置20を、機外において製造する冶具装置30の構成について、図2および図3に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、電子部品実装装置10における基板搬送方向に相当する図2の左右方向をX方向とし、このX方向に直交する前後方向をY方向とする。
冶具装置30は、矩形状の冶具ベース31と、冶具ベース31に開閉可能に支持された冶具フレーム32とからなる冶具本体33を備えている。冶具本体33の冶具ベース31は、バックアップ装置20によってバックアップすべき基板11を位置決め載置する載置面31aを有し、この載置面31a上に基板11が電子部品25を実装した面を上にして載置される。冶具ベース31には、その一辺に沿って基準レール31bが配設され、この基準レール31bに基板11の幅方向(Y方向)の一端に形成された基準面11aが当接されて、基板11がY方向に位置決めされる。
基準レール31bには、図4に示すように、基板11の前後方向(X方向)の両端に係合可能な一対の位置決め部材34、35が、基準レール31bに沿ってそれぞれ移動可能に案内されている。基準レール31bには、位置決め部材34、35の移動方向に離間した一対のプーリ(図示省略)が軸承され、これらプーリの間にベルト36が掛け渡されている。基準レール31bに沿って左右方向に移動するベルト36の一部には、一対の位置決め部材34、35の一方(34)が連結部材34aを介して連結され、他方(35)はベルト36の一部と常に反対方向に移動するベルト36の他部に図略の連結部材を介して連結されている。
これにより、ベルト36の移動によって一対の位置決め部材34、35は、互いに逆方向に同じ量だけ移動され、基板11の両側を一対の位置決め部材34、35により挟み込んで、基板11を冶具ベース31のX方向の中央位置に位置決め(センタリング)するようにしている。
冶具フレーム32は、冶具ベース31の4辺に沿った3つのフレーム部32a〜32cおよび支軸32dからなる略額縁状をなしている。Y方向に沿って配置された支軸32dの両端は、冶具ベース31に取付けられた一対の支持ブロック43に開閉可能に支持されており、支軸32dを中心として冶具フレーム32を開閉できるようにしている。支軸32dとY方向に対向する第1フレーム部32aは、冶具フレーム32の閉止によって、図3に示すように、冶具ベース31の基準レール31b上に平行に重合する位置に位置決めされる。
冶具フレーム32の第1フレーム部32aには、バックアップ装置20を位置決めするための一対の位置決め基準ピン45、46が第1フレーム部32aの長手方向(X方向)に所定量離間して取付けられている。また、第1フレーム部32aには、冶具フレーム32を開閉するための取っ手47が取付けられ、この取っ手47をつかんで冶具フレーム32を開閉することにより、冶具本体33は、冶具フレーム32が起立して冶具ベース31上に基板11をセットできる基板セット位置(図2の状態)と、冶具フレーム32の各フレーム部32a〜32cが冶具ベース31上に水平に重合する水平位置(図3の状態)との間で移動可能であり、リンク式のスタンド44によって起立した任意の位置に保持できるようになっている。なお、以下においては、冶具フレーム32が水平位置に保持された状態での構成を説明する。
冶具フレーム32の第1フレーム部32aおよび支軸32dの各両端に結合された互いに平行な第2および第3フレーム部32b、32cは、磁性体にて構成され、これら第2および第3フレーム部32b、32cには、透明プレート22を位置決めするための位置決め部51、52が設けられている。各位置決め部51、52は、図6に示すように、第2および第3フレーム部32b、32cに開口された位置決め穴53と、この位置決め穴53を塞ぐ円板状のマグネット体54からなり、マグネット体54は磁力によって第2および第3フレーム部32b、32c上に移動可能に固定される。マグネット体54には、位置決め穴53よりも小径の嵌合穴54aが貫通されている。
透明プレート22は、図5および図8に示すように、バックアップピン支持用の円形のピン取付穴55をXY方向の複数位置に貫通して穿設したアクリル板で構成されている。透明プレート22は、X方向に細長く伸びた所定の単位幅B2の複数の分割透明プレート22Aからなっており、基板11の大きさ(幅方向の寸法)に応じて所要数の分割透明プレート22AをY方向に組み合わせて使用するようになっている。このために、第2および第3フレーム部32b、32cに設けられた位置決め部51、52も、分割透明プレート22Aの単位幅B2にほぼ見合った間隔で、第2および第3フレーム部32b、32cに沿って複数設けられており、これら位置決め部51、52に上記したと同様な円板状のマグネット体54が、位置決め穴53(図6参照)を塞ぐように第2および第3フレーム部32b、32c上にそれぞれ磁力によって移動可能に固定されている。
各分割透明プレート22Aの長手方向(X方向)両端部上面には、図6に示すように、ねじ穴を貫通して設けた金属製の円筒状台座ブロック69が、ねじ穴にねじ係合する締付ねじ70によって固定されている。また、分割透明プレート22Aの両端部下面には、マグネット体54の嵌合穴54aに隙間なく嵌合する位置決めピン57が下方に向けて突設されている。位置決めピン57は、締付ねじ70に一体的に形成されている。位置決めピン57は、嵌合穴54aを貫通して第2および第3フレーム部32b、32cの位置決め穴53に遊嵌され、位置決め穴53内で所定量遊動できるようになっている。これによって、分割透明プレート22Aは、位置決めピン57が位置決め穴53内で移動できる範囲内でXY方向に移動調整可能であり、移動調整された後は、その任意の位置でマグネット体54によって自由な移動を拘束されるようになっている。
上記したように、冶具ベース31上に基板11が位置決めされ、かつ冶具フレーム32上に基板11の大きさ(幅方向の寸法)に応じた所要数の分割透明プレート22Aが装着されると、分割透明プレート22Aは基板11の上方に、電子部品25と干渉しない高さ位置に配設される。その状態で、分割透明プレート22Aの複数のピン取付穴55にバックアップピン23が垂直に嵌合されて立設される。バックアップピン23は、図7に示すように、基板11を支持する側と反対の軸方向のほぼ半分が円筒状に形成され、基板11を支持する側の軸方向のほぼ半分が先端23aを小径とした緩やかな円錐台状に形成されている。ピン取付穴55に嵌合するバックアップピン23の軸方向のほぼ中央部の外周には、環状溝23cが形成され、環状溝23cにOリング60が嵌着されている。Oリング60は、図8に示すように、ピン取付穴55の内周に弾性係合して、ピン取付穴55に挿入されたバックアップピン23の軸方向の自由な移動を拘束するようにしている。
冶具フレーム32上に保持された透明プレート22にバックアップピン23が挿入された状態で、透明プレート22は、電子部品実装装置10に取付け可能なバックアップベース21によって互いに結合される。かかるバックアップベース21は、図9に示すように、上記した分割透明プレート22Aと同様に、X方向に細長く伸びた所定の単位幅B1の複数の分割バックアップベース21Aからなっており、基板11の大きさに応じて分割透明プレート22Aと同じ数だけの分割バックアップベース21Aを、分割透明プレート22Aの上方においてY方向に組み合わせて使用するようになっている。
この場合、分割バックアップベース21AのY方向の単位幅B1は、図10より明らかなように、分割透明プレート22Aの単位幅B2より僅かに大きめ(B1>B2)に設定されている。これによって、隣接する分割透明プレート22Aの間には隙間が設けられ、分割透明プレート22Aの上記した位置調整を可能にするとともに、分割透明プレート22Aが位置調整されても、分割透明プレート22Aを分割バックアップベース21Aの領域内に納めることができるようにしている。これによって、分割透明プレート22Aの位置調整を許容して、分割透明プレート22Aの分割バックアップベース21Aへの結合を可能にしている。
複数の分割バックアップベース21Aの1つには、図9に示すように、冶具フレーム32の一対の位置決め基準ピン45、46に係合可能な一対の位置決め基準穴63,64が形成されている。また、一対の位置決め基準穴63、64を形成した基準となる分割バックアップベース21Aには、図10にも示すように、位置決めキー65が取付けられ、この位置決めキー65の一端は、Y方向に突設されている。残りの各分割バックアップベース21Aには、隣合う分割バックアップベース21Aの位置決めキー65に係合するキースロット66と、隣合う分割バックアップベース21Aのキースロット66に係合する位置決めキー65の両方が設けられている。
これにより、位置決め基準穴63、64を形成した1つの分割バックアップベース21Aが、位置決め基準ピン45,46によってXY方向に位置決めされると、残りの複数の分割バックアップベース21Aが、基準となる分割バックアップベース21Aの側面21Aaに接合する位置に並設されるとともに、位置決めキー65とこれに係合するキースロット66とによってX方向の相対移動が規制される。
この際、分割バックアップベース21Aを共通化するために、すべての分割バックアップベース21Aに、一対の位置決め基準穴63,64をそれぞれ形成するとともに、位置決めキー65およびキースロット66の両方をそれぞれ設けるようにしてもよい。
分割バックアップベース21Aの長手方向(X方向)の両端部には、図10に示すように、締付ボルト67のねじ部を挿通する挿通穴68が貫通して設けられている。挿通穴68を挿通する締付ボルト67のねじ部が、分割透明プレート22Aの両端部上面に取付けられた金属製の台座ブロック69のねじ穴にねじ係合し、分割透明プレート22Aを分割バックアップベース21Aに一体的に結合できるようにしている。
この際、分割バックアップベース21Aの挿通穴68は、締付ボルト67のねじ部の外径より十分に大きな内径に形成され、これによって、上記した分割透明プレート22Aの位置調整を許容して分割透明プレート22Aを分割バックアップベース21Aに結合できるようにしている。すなわち、冶具本体33の冶具フレーム32の所定位置に位置決めされる分割バックアップベース21Aに対して、分割透明プレート22Aは締付ボルト67のねじ部が挿通穴68内を移動できる範囲内において相対移動が許容され、その状態で、締付ボルト67の頭部底面によって分割バックアップベース21Aの上面を締付けることにより、分割透明プレート22Aは分割バックアップベース21Aに一体的に結合される。
また、各分割バックアップベース21Aの上面(電子部品実装装置10に取付けられる際は下面)には、一対のマグネット体71がX方向に所定量離間して埋め込まれている。これらマグネット体71は、電子部品実装装置10の部品実装位置に設けられた磁性材料からなる昇降台18(図1参照)上に、バックアップベース21を磁力によって固定するものである。これにより、バックアップベース21(分割バックアップベース21A)は、電子部品実装装置10に設けられた図略の位置決め基準ピンへの位置決め基準穴63、64の嵌合により、XY方向に位置決めされるとともに、マグネット体71によって固定される。
このように、基板11の大きさ(幅方向の寸法)に応じて、複数の分割バックアップベース21Aおよび複数の分割透明プレート22Aを組み合わせることにより、基板11の幅方向の寸法よりも小さな幅寸法のバックアップベース21および透明プレート22からなるバックアップ装置20が構成される。これにより、バックアップ装置20を電子部品実装装置10の部品実装位置に装着する際に、搬送コンベア15を広げなくてもバックアップ装置20を装着できるようになり、バックアップ装置20の取り替えに伴う段取り替えを短時間でかつ容易に行うことができるようになる。
ところで、分割バックアップベース21A(分割透明プレート22A)の単位幅B1(B2)の寸法を比較的大きく設定すると、基板11の幅方向の寸法によっては、基板11の幅方向の寸法に見合ったバックアップベース21(透明プレート22)を製造することは難しくなり、基板11の基準面11aと反対方向の一端側に、バックアップピン23で支持できない空き領域が生ずる場合がある。
このために、バックアップベース21および透明プレート22は、単位幅の異なる少なくとも2種類ずつの分割バックアップベース21Aおよび分割透明プレート22Aによって構成されている。すなわち、図9および図11に示すように、分割バックアップベース21Aは、所定の単位幅B1からなる複数の第1の分割バックアップベース21Aと、その単位幅B1よりも小さな単位幅、例えば単位幅B1の半分程度の単位幅の第2の分割バックアップベース21A1とによって構成されている。
同様にして、分割透明プレート22Aは、所定の単位幅B2からなる複数の第1の分割透明プレート22Aと、その単位幅B2よりも小さな単位幅、例えば単位幅B2の半分程度の単位幅の第2の分割透明プレート22A1とによって構成されている。
そして、必要に応じて、図9および図11に示すように、第2の分割バックアップベース21A1および第2の分割透明プレート22A1を配設することにより、上記した空き領域を補完できるようになり、基板11の幅方向寸法に見合ったバックアップベース21および透明プレート22を構成できるようになる。
なお、単位幅の小さな第2の分割透明プレート22A1は、単位幅B2の第1の分割透明プレート22Aとは別の方法で冶具フレーム32の第2および第3フレーム部32b、32c上に位置決めされる。単位幅の小さな第2の分割透明プレート22A1を位置決めするために、図3および図5に示すように、第2および第3フレーム部32b、32cには、位置決め部51、52に近接する位置に係合溝32b1、32c1が形成され、この係合溝32b1、32c1に第2の分割透明プレート22A1に形成された図略の突起が係合されて、第2の分割透明プレート22A1の位置決めが行われる。
勿論、所定の単位幅B1(B2)の複数の分割バックアップベース21A(分割透明プレート22A)を組み合わせて、基板11の幅方向寸法より大きなバックアップベース21(透明プレート22)を構成してもよく、この場合には、搬送コンベア15等の移動調整作業を含む段取り替えを行って、バックアップ装置20の取り替えを行うことになる。
次に、上記した構成の冶具装置30を用いて、電子部品実装装置10に装着するバックアップ装置20を、機外において製造する手順(方法)について説明する。
まず、冶具本体33の冶具フレーム32を開いた状態において、電子部品実装装置10で電子部品が実装される基板11を、冶具ベース31上の所定位置に位置決め載置する。すなわち、電子部品実装前の基板11の基準面11aを冶具ベース31の基準レール31bに当接させてY方向に位置決めするとともに、ベルト36を作動して一対の位置決め部材34、35を、互いに接近する方向に同じ量だけ移動させ、一対の位置決め部材34、35によって基板11の両側を挟み込んで、X方向にセンタリングする。これによって、基板11はXY方向に位置決めされ、電子部品実装装置10におけると同様な位置決め状態が、冶具装置30上において実現される。
基板11を冶具ベース31上の所定位置に位置決めした状態で、冶具フレーム32の取っ手47をつかんで冶具フレーム32を冶具ベース31に重合する位置まで閉止させ、その状態で、基板11の幅寸法に応じた所要数の分割透明プレート22Aを冶具フレーム32上に装着する。この際、図6に示すように、各分割透明プレート22Aの両端に設けた位置決めピン57をマグネット体54の嵌合穴54aに嵌合して貫通させ、冶具フレーム32の位置決め穴53にそれぞれ遊嵌させる。これによって、所要数の分割透明プレート22Aが、基板11の上方に所定の間隔を存して配列される。
続いて、基板11上に装着されている電子部品25の位置を確認しながら、それに干渉しないように、分割透明プレート22Aの複数のピン取付穴55にバックアップピン23を挿入し、バックアップピン23の小径の先端23aを基板11の表面に当接させる。この際、分割透明プレート22Aの位置決めピン57が冶具フレーム32の位置決め穴53に遊嵌されて、分割透明プレート22Aの移動調整が可能であるため、バックアップピン23が立てられるかどうか微妙な場合には、バックアップピン23を基板11上の電子部品25を避けるようにピン取付穴55に挿入することにより、各分割透明プレート22Aをマグネット体54の磁力に抗して、XY方向に個別に位置調整させることができる。
これにより、ピン取付穴55が固定である場合に比べて、バックアップピン23をセットできる位置の自由度が大幅に高められる。しかも、分割透明プレート22AがXY方向に位置調整された後は、マグネット体54の磁力によって分割透明プレート22Aは位置調整された位置に保持されるため、分割透明プレート22Aに特別な外力が作用しない限り、分割透明プレート22Aの移動が拘束される。
この際、基板11の表面に当接する複数のバックアップピン23の上面はすべて同じ高さであるが、その高さ位置は、基板11の厚みに応じて変化することになる。
続いて、上記したように各分割透明プレート22Aのピン取付穴55に挿入された複数のバックアップピン23の当接端面23b上に、分割透明プレート22Aと同数の分割バックアップベース21AをXY方向に組み合わせて配列する。すなわち、基準となる分割バックアップベース21Aを、その位置決め基準穴63、64を冶具フレーム32の一対の位置決め基準ピン45、46に嵌合させてXY方向に位置決めし、複数のバックアップピン23上に載置する。そして、かかる基準の分割バックアップベース21Aの側面21Aaおよび位置決めキー65を基準にして、その他の分割バックアップベース21AをXY方向に位置決めしてバックアップピン23の接合端面23bに載置する。このとき、バックアップピン23上に載置された複数の分割バックアップベース21Aと、分割透明プレート22Aの両端部上面に取付けられた金属製の台座ブロック69との間には、基板11の厚みに応じた隙間が生じている。
その状態で、各分割バックアップベース21Aの挿通穴68に締付ボルト67のねじ部を挿通して、分割透明プレート22A上の台座ブロック69のねじ穴にねじ係合させ、締付ボルト67を締め付ける。締付ボルト67の締め付けにより、締付ボルト67の頭部底面が分割バックアップベース21Aの上面に当接され、さらに締付ボルト67を締め付けていくと、バックアップピン23の上面に当接する分割バックアップベース21Aに対して分割透明プレート22Aが相対的に上昇される。そして、分割透明プレート22A上の台座ブロック69が分割バックアップベース21Aの下面に接合される位置まで締付ボルト67を締め付けることにより、分割透明プレート22Aが分割バックアップベース21Aに結合される。この際、締付ボルト67のねじ部は、挿通穴68に遊嵌しているため、分割透明プレート22Aは位置が調整された状態のまま、分割バックアップベース21Aに結合される。
このようにして、所要数の分割透明プレート22Aからなる透明プレート22および所要数の分割バックアップベース21Aからなるバックアップベース21により、電子部品実装装置10に装着すべきバックアップ装置20が機外において製造される。
次に、上記したように製造されたバックアップ装置20を、電子部品実装装置10に装着する手順について説明する。かかるバックアップ装置20の装着は、互いに結合された分割バックアップベース21Aおよび分割透明プレート22Aを1つの単位として、冶具装置30よりバックアップ装置20を分割し、これら分割された分割バックアップベース21Aを順次電子部品実装装置10に組付けることによってなされる。
すなわち、まず、基準となる(位置決め基準穴63,64を有する)分割バックアップベース21Aを、冶具本体33より持ち上げ、分割バックアップベース21Aの位置決め基準穴63、64およびそれに結合された分割透明プレート22Aの位置決めピン57を、治具フレーム32の位置決め基準ピン45、46およびマグネット体54の嵌合穴54aより離脱させる。これによって、基準となる分割バックアップベース21Aが、他の分割バックアップベース21Aより切り離される。
この際、バックアップピン23は、Oリング60を介して透明プレート22のピン取付穴55に嵌合されているため、治具フレーム32からの分割バックアップベース21Aおよび分割透明プレート22Aの離脱時に、バックアップピン23がピン取付穴55より抜け出ることがなく、バックアップピン23の当接端面23bはバックアップベース21に当接した状態に維持される。
治具フレーム32より切り離された分割バックアップベース21Aは、上下を反転されて、電子部品実装装置10の部品実装位置に位置決め固定される。すなわち、基準の分割バックアップベース21Aの位置決め基準穴63、64が、部品実装位置に設けられた図略の一対の位置決めピンに嵌合されて、XY方向に位置決めされるとともに、マグネット体70の磁力によって部品実装位置の昇降台18上に固定される。
続いて、2番目の分割バックアップベース21Aを、冶具本体33より持ち上げ、前述したと同様に切り離し、上下を反転して、電子部品実装装置10の部品実装位置に位置決め固定する。すなわち、2番目の分割バックアップベース21Aを、基準の分割バックアップベース21Aの側面21Aaに接合させるとともに、そのキースロット66を基準の分割バックアップベース21Aの位置決めキー65に係合させ、2番目の分割バックアップベース21Aを部品実装位置の所定位置に位置決め固定する。
このようにして、冶具装置30上で製造されたバックアップ装置20が、電子部品実装装置10の部品実装位置において再現される。図11は、電子部品実装装置10の部品実装位置に位置決め固定されたバックアップ装置20の取付け状態を示している。
なお、隣合う分割バックアップベース21Aを互いに結合する適宜な結合手段を設ければ、冶具装置33上で組付けたバックアップ装置20を分解させることなく、そのままの状態で電子部品実装装置10の部品実装位置に取付けることも可能である。
このように、治具装置30上で、透明プレート22の所要のピン取付穴55に挿入されたバックアップピン23を、そのまま使用して、透明プレート22を結合したバックアップベース21を電子部品実装装置10に装着できるので、従来のように、電子部品実装装置10においてバックアップピン23を挿入し直す必要がない。従って、基板11の種類の変更に伴うバックアップ装置20の取り替え(段取り替え)のために電子部品実装装置10の運転を停止しなければならない時間を最少にでき、機械稼働率の低下を極力防止できるようになる。
上記した実施の形態によれば、電子部品実装前の基板11を所定位置に位置決めする冶具本体33と、冶具本体33に基板11の上方に装着可能でピン取付穴55を形成した透明プレート22と、透明プレート22のピン取付穴55に挿入されるバックアップピン23と、電子部品実装装置10に取付け可能でかつバックアップピン23の接合端面を当接するように透明プレート22に結合されたバックアップベース23とによって構成したので、冶具本体33上で、バックアップピン23を取付けた透明プレート22およびバックアップベース21からなる基板バックアップ装置20を製造する製造装置を容易に得ることができ、機外でセットしたバックアップピン23をそのまま電子部品実装装置10に装着することができるようになる。これにより、バックアップ装置20の取り替えに伴う機械停止時間を最少に抑えることができ、機械稼動率を向上することができる。
また、上記した実施の形態によれば、透明プレート22およびバックアップベース21は、それぞれ所定単位幅の複数の分割透明プレート22Aおよび複数の分割バックアップベース21からなっており、基板11の大きさに応じた所要数の分割透明プレート22Aおよび分割バックアップベース21Aによってバックアップ装置20を製造するようにしたので、幅方向寸法の異なる複数種類の基板11に応じた透明プレート22およびバックアップベース21を容易に具現化することができ、複数種類の基板11に応じたバックアップ装置20に容易に製造することができる。
また、上記した実施の形態によれば、複数の分割バックアップベース21Aおよび複数の分割透明プレート22Aは、同一幅(B1、B2)の複数の分割バックアップベース21Aおよび複数の分割透明プレート22Aと、それより幅の小さな少なくとも1枚の分割バックアップベース21A1および分割透明プレート22A1からなっているので、小さな幅の分割バックアップベース21A1および分割透明プレート22A1によって、基板11の空き領域を補完することができ、基板11の幅方向寸法に見合ったバックアップベース21および透明プレート22を容易に構成することができる。
また、上記した実施の形態によれば、透明プレート22(分割透明プレート22A)は、冶具本体33に対して位置調整可能に保持され、透明プレート22をバックアップピン23のセット位置に応じた任意の位置でバックアップベース21(分割バックアップベース21A)に結合できるようにしたので、透明プレート22が固定である場合に比べて、バックアップピン23をセットできる位置の自由度を大幅に高めることができる。
また、上記した実施の形態によれば、バックアップピン23の外周には、弾性リング60が装着され、弾性リング60が透明プレート22のピン取付穴55に嵌合してバックアップピン23を透明プレート22に保持するようにしたので、バックアップピン23を透明プレート22に確実に保持させることができ、バックアップ装置20を冶具装置30より取外して電子部品実装装置10に移し替える場合においても、バックアップピン23がピン取付穴55より抜け出るのを防止することができる。
また、上記した実施の形態によれば、冶具本体33に、基板11を位置決めするとともに、透明プレート22を装着し、透明プレート22のピン取付穴55に基板11の表面に当接するバックアップピン23を挿入し、透明プレート22に電子部品実装装置10に取付け可能なバックアップベース21を結合した後、透明プレート22およびバックアップベース21を冶具本体33から取外すようにしたので、冶具本体33上で、バックアップピン23を挿入した透明プレート22およびバックアップベース21からなる基板バックアップ装置20を製造する簡単な製造方法を実現でき、機外でセットしたバックアップピン23をそのまま電子部品実装装置10に装着できるようになる。これにより、バックアップ装置20の取り替えに伴う機械停止時間を最少に抑えることができ、機械稼動率を向上することができる。
また、上記した実施の形態によれば、電子部品実装装置10に取付け可能なバックアップベース21と、複数のピン取付穴55を形成した透明プレート22と、ピン取付穴55に挿入されるバックアップピン23とを備え、基板11の大きさに応じた所要数の分割バックアップベース21Aおよび分割透明プレート22Aを組み合わせてバックアップベース21および透明プレート22を構成したので、幅方向寸法の異なる複数種類の基板11に容易に対応することができ、しかも、透明プレート22によってバックアップピン23を確実に保持できる基板バックアップ装置20を得ることができる。
図12は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、バックアップピン23の配列位置の自由度を高める別の例を示すものである。
図12において、基板11の表面に当接するバックアップピン23の先端には、バックアップピン23の径よりも小径で、かつバックアップピン23の軸心に対して所定量εだけ偏心した偏心軸部123が設けられている。バックアップピン23を透明プレート22のピン取付穴55に挿入した後、バックアップピン23をピン取付穴55で回転することにより、基板11上の電子部品25を避けるように偏心軸部123を位置調整させることができ、その位置でバックアップピン23は、その外周に形成した環状溝23cに嵌着されたOリング60によって保持される。
かかる第2の実施の形態によれば、偏心軸部123の位置調整によって、バックアップピン23と同心上では電子部品25に干渉してバックアップピン23を立てることができない場合でも、バックアップピン23の回転調整によってバックアップピン23を立てることが可能となり、バックアップピン23をセットできる位置の自由度を高めることができる。
かかる偏心軸部123によるバックアップピン23の位置調整は、図6に示すような、位置決め穴53と位置決めピン57との遊動可能な嵌合(遊嵌)による透明プレート22の位置調整機能に代えて用いることもできるが、位置決め穴53と位置決めピン57との遊嵌による位置調整機能と併用して用いることにより、バックアップピン23の自由度をより一層向上できるようになる。
図13は、本発明の第3の実施の形態を示すもので、バックアップ装置20による基板11のバックアップ機能を向上するように、バックアップベース21の両端に薄板状の鉄板からなるバックアッププレート73を付加したものである。バックアッププレート73は、上記した如くバックアップ装置20を製造した後に、バックアップベース21の両端の分割バックアップベース21Aの外端面に、マグネット等を利用して垂直方向に位置決め固定される。
すなわち、バックアッププレート73を位置決め固定するために、図示してないが、分割バックアップベース21Aの各側面に、マグネット体が埋め込まれているとともに、バックアッププレート73に取付けられた係合部に係合する係合溝が形成されている。これによって、バックアッププレート73の上面は、バックアップ装置20に配列された複数のバックアップピン23の高さに一致するように、X方向および上下方向に位置決めされ、電子部品実装装置10における基板11のバックアップ時に、バックアップピン23と協働して基板11の両側をバックアップする。
かかる第3の実施の形態によれば、バックアッププレート73によって基板11の両側をバックアップできるので、仮に、バックアップベース21の幅が基板11の幅寸法より小さく、基板11の一端側にバックアップピン23で支持できない空き領域が発生した場合においても、バックアップピン23とバックアッププレート73との協働によって、基板11を安定的に支持することができる。
図14は、本発明の第4の実施の形態を示すもので、治具装置30上に、基板11の幅寸法に応じて複数の分割透明プレート22Aを装着する際に、何個の分割透明プレート22Aを組み合わせたらよいかを色彩によって容易に識別できるようにしたものである。
図14において、治具本体33の冶具フレーム32の第2および第3のフレーム部32b、32cには、分割透明プレート22Aを位置決めする複数の位置決め部51、52にそれぞれ異なる色彩を施した設置マーク75a、75b、75c、75d・・・が施されている。色彩は例えば3種類からなり、一番手前の位置決め部51、52には例えば青色の設置マーク75aが、2番目には例えば緑色の設置マーク75bが、3番目には例えば黄色の設置マーク75cがそれぞれ施され、同様にして、4番目には青色、5番目には緑色、6番目には黄色のように、複数の位置決め部51、52のすべてが色分けされている。
一方、基板11を載置する冶具ベース31の載置面31aには、基板11を位置決めするX方向の中央位置に、上記した3種類の色彩を順番に施した基準マーク76a、76b、76c、76d・・・がY方向に沿って配設されている。同じ色彩の設置マーク75a・・・と基準マーク76a・・・のY方向の寸法は等しくなっているが、配列位置がY方向に僅かにずらされ、基準マーク76a・・・のほうが設置マーク75a・・・に対して僅かに基準レール31bと反対のY方向にずれている。
これによって、冶具ベース31上に基板11が位置決め載置された際に、基板11より露出する基準マーク76a・・・の色彩に応じて、分割透明プレート22Aを設置できる設置位置を識別できるようにしている。具体的には、基板11を冶具ベース31の載置面31a上に位置決め載置したとき、例えば青色の基準マーク76dが基板11の端部より露出されているとすると、青色の設置マーク75dが施された設置位置まで分割透明プレート22Aを設置すると、バックアップ装置20の幅が基板11の幅寸法より大きくなりすぎる恐れがあることを作業者に報知するものであり、従って、上記したように、青色の基準マーク76dが基板11の端部より露出されている場合には、作業者は、分割透明プレート22Aを設置する個数を3個にすることを容易に認識できるようになる。このように、作業者は基板11の端部より露出された基準マーク76a・・・の色に応じて、分割透明プレート22Aを設置する個数を決定でき、バックアップ装置20の幅が大きくなりすぎないようにしている。
なお、図14において、上記した実施の形態と同一の構成部分については、同一部品に同一の参照番号を付し、その説明は省略する。
かかる第4の実施の形態によれば、基板11の幅方向寸法に応じて分割透明プレート22Aを設置する個数を、色彩によって容易に知ることができ、基板11の大きさに応じたバックアップ装置20を容易に製造できるようになる。
図15および図16は、本発明の第5の実施の形態を示すもので、透明プレート222を、図5に示すように冶具本体33に対して規則的に配列せず、マグネット等を利用して冶具本体33に自由に配置できるようにしたものである。
図15および図16において、透明プレート222は、複数のピン取付穴55を設けた円板状をなし、中央部にマグネットスタンド225が取付けられ、マグネットスタンド225は基板11に対して任意の位置に、磁力によって冶具本体33上に固定される。透明プレート222のピン取付穴55には、マグネットからなるバックアップピン223が挿入され、先端が基板11に当接される。この際、バックアップピン223にOリング(60)を使用せず、バックアップピン223は、後端に接合される図略のバックアップベースに磁力によって保持される。
そして、バックアップピン223をピン取付穴55の所要位置に取付けた後に、バックアップピン223を透明プレート222より離脱させ、バックアップベースに磁力によって保持させた状態で、電子部品実装装置に装着する。なお、透明プレート222は、円板状でなく、矩形状であってもよい。
かかる第5の実施の形態によれば、透明プレート222を、マグネット等を利用して冶具本体33に自由に配置できるので、バックアップピン223の配列の自由度を向上することができる。
上記した実施の形態においては、基板上にチップ状の電子部品を実装する電子部品実装装置に適用した例について述べたが、当該電子部品実装装置には、半田スクリーン印刷装置や接着剤塗布装置も含まれるものである。

また、上記した実施の形態においては、冶具装置30上において、バックアップピン23を挿入する際に、ピン取付穴55を形成した透明プレート22を位置調整できるようにしたため、バックアップピン23を立てる位置の自由度を高めることができる点で有効であるが、透明プレート22を位置調整できるように構成することは、本発明にとって必ずしも必要な要件ではなく、透明プレート22を冶具本体33(冶具フレーム32)に位置決めピン等を用いて固定的に装着するようにしてもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、冶具本体33を、冶具ベース31と、この冶具ベース31に対して開閉可能な冶具フレーム32とによって構成したが、冶具本体33は、冶具フレーム32を冶具ベース31に対して接近離間可能に昇降させる構成のものであってもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、バックアップ装置20のバックアップベース21を、一対の位置決め基準ピンによってXY方向に位置決めするようにしたが、バックアップベース21の位置決めは、電子部品実装装置10と同じ位置決め基準で位置決めできるものであればよく、位置決め基準ピンによる位置決めに限定されるものではない。同様に、基板11の位置決めにおいても、実施の形態で述べたような、X方向にセンタリングして位置決めする他に、例えば、互いに直角な2つも面を利用して位置決めすることもできる。
さらに、上記した実施の形態においては、透明プレート22に複数のピン取付穴55をXY方向に規則的に配列したが、ピン取付穴55の配列は、基板11の位置に応じて異なる配列ピッチで配列するようにしてもよい。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はこのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得ることは勿論である。
本発明の実施の形態のバックアップ装置によって基板が支持された状態を示す電子部品実装装置の概要図である。 バックアップ装置を製造する冶具装置の開いた状態を示す斜視図である。 冶具装置を閉じた状態を示す斜視図である。 冶具装置に基板を位置決めした状態を示す斜視図である。 冶具装置に透明プレートを装着した状態を示す斜視図である。 図5の6−6線に沿って切断した断面図である。 バックアップピンを示す斜視図である。 透明プレートにバックアップピンを挿入した状態を示す断面図である。 冶具装置にバックアップベースを装着した状態を示す斜視図である。 図9の10−10線に沿って切断した断面図である。 バックアップ装置を電子部品実装装置の部品実装位置に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す透明プレートにバックアップピンを挿入した状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示すバックアップ装置の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態を示すバックアップ装置製造装置の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態を示すバックアップ装置製造装置の概略図である。 図15の16方向から見た透明プレートの上面図である。
符号の説明
10・・・電子部品実装装置、11・・・基板、15・・・搬送コンベア、20・・・バックアップ装置、21・・・バックアップベース、21A・・・分割バックアップベース、21Aa・・・側面、22・・・透明プレート、22A・・・分割透明プレート、23・・・バックアップピン、23a・・・先端、23b・・・当接端面、25・・・電子部品、30・・・冶具装置、31・・・冶具ベース、31a・・・載置面、31b・・・基準レール、32・・・冶具フレーム、32a〜32c・・・フレーム部、33・・・冶具本体、34、35・・・位置決め部材、45、46・・・位置決め基準ピン、51、52・・・位置決め部、53・・・位置決め穴、54・・・マグネット体、54a・・・嵌合穴、55・・・ピン取付穴、57・・・位置決めピン、60・・・Oリング、63,64・・・位置決め基準穴、65・・・位置決めキー、66・・・キースロット、67・・・締付ボルト、68・・・挿通穴、71・・・マグネット体、73・・・バックアッププレート、123・・・偏心軸部。

Claims (8)

  1. 電子部品実装前の基板を所定位置に位置決めする冶具本体と、該冶具本体に前記基板の上方に装着可能でピン取付穴を形成した透明プレートと、該透明プレートのピン取付穴に挿入されるバックアップピンと、電子部品実装装置に取付け可能でかつ前記バックアップピンの一端を当接するように前記透明プレートに結合されたバックアップベースとを備え、
    前記透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートとによって構成し、
    前記バックアップベースを、同一単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースとによって構成し、
    幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、所要数の前記第1の分割透明プレートと前記第1の分割バックアップベースと、前記第2の分割透明プレートと前記第2の分割バックアップベースとを組み合わせて前記冶具本体に装着するようにした
    ことを特徴とする基板バックアップ装置製造装置。
  2. 請求項1において、前記透明プレートは、前記冶具本体に対して位置調整可能に保持され、前記透明プレートを前記バックアップピンのセット位置に応じた任意の位置で前記バックアップベースに結合できるようにしたことを特徴とする基板バックアップ装置製造装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記バックアップピンの前記基板の表面に当接する側の端面には、前記バックアップピンの軸心に対して偏心した偏心軸部が設けられ、前記透明プレートに対する前記バックアップピンの回動により、前記偏心軸部を位置調整できるようにしたことを特徴とする基板バックアップ装置製造装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項において、前記バックアップピンの外周には、弾性リングが装着され、該弾性リングが前記透明プレートの前記ピン取付穴に嵌合して前記バックアップピンを透明プレートに保持するようにしたことを特徴とする基板バックアップ装置製造装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項において、前記第1の複数の分割バックアッププレートのうち基準となる分割バックアッププレートには、位置決め基準穴が設けられ、前記治具本体より切り離された当該分割バックアッププレートが、部品実装位置に設けられた位置決めピンに前記位置決め基準穴が嵌合されて位置決めされることを特徴とする基板バックアップ装置製造装置。
  6. 冶具本体に、電子部品実装前の基板を所定位置に位置決めし、該基板の上方にピン取付穴を形成した所定単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートを、幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、前記冶具本体に複数装着し、該分割透明プレートのピン取付穴に前記基板の表面に一端が当接するバックアップピンを挿入し、前記分割透明プレートに電子部品実装装置に取付け可能な所定単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースを結合して該分割バックアップベースに前記バックアップピンの他端を当接させ、その後、前記バックアップピンを挿入した前記複数の第1および第2の分割透明プレートおよび前記複数の第1および第2の分割バックアップベースを前記冶具本体から取外すようにしたことを特徴とする基板バックアップ装置製造方法。
  7. 電子部品実装装置に取付け可能なバックアップベースと、複数のピン取付穴を形成し前記バックアップベースに結合される透明プレートと、基板の表面に装着された電子部品の位置に応じて前記透明プレートの複数のピン取付穴に挿入されるバックアップピンとを備え、
    前記バックアップベースを、同一単位幅の複数の第1の分割バックアップベースと、該分割バックアップベースの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割バックアップベースとによって構成し、
    前記透明プレートを、同一単位幅の複数の第1の分割透明プレートと、該分割透明プレートの幅寸法より小さな幅の少なくとも1枚の第2の分割透明プレートとによって構成し、
    幅方向寸法の異なる複数種類の基板に応じて、所要数の前記第1の分割バックアップベースと前記第1の分割透明プレートと、前記第2の分割バックアップベースと前記第2の分割透明プレートとを組み合わせて前記バックアップベースおよび前記透明プレートを構成したことを特徴とする基板バックアップ装置。
  8. 請求項7において、前記バックアップベースの両側に、前記バックアップピンと同一高さのバックアッププレートを保持したことを特徴とする基板バックアップ装置。
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