JP4736814B2 - 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置に関し、さらに詳しくは、生産性及びハンドリング性に優れるとともに、吐出特性にも優れた液滴吐出ヘッド並びに高精細な画像情報を形成することが可能な液滴吐出装置に関する。
ノズルから液滴を微細な液滴状にして吐出することにより情報の記録を行うための液滴吐出ヘッドでは、液体の流路を構成する部材として、金属材料やポリマー材料等が用いられている。
このような流路を構成する部材の1つであるノズルプレートの材質としてポリマー材料を用いる場合、このポリマー材料を加熱成形するときに流動性を改善して加工性を高めるため、あるいは成形品を金型から取り出すことを容易にするため、ポリマー材料中に滑剤を添加することが一般に行われている。
しかし、レーザー加工によってノズルプレートにノズルを形成する場合、ポリマー材料中に含まれる滑剤がレーザーの加工性に悪影響を及ぼしてバリや加工不良を発生させ、液滴の吐出特性(方向性)を低下させるという不都合があった。
このような不都合を解消するため、滑剤を含まないポリマー材料からノズルプレートを形成する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3254655号
しかしながら、滑剤を含まないポリマー材料の成形加工の場合、ポリマー材料の表面の滑り性が低下して走行性等が悪化し、走行時のガイドロール等との接触により張力が増大したり、表面に擦り傷が発生するというような、生産性及びハンドリング性が低下するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、生産性及びハンドリング性に優れるとともに、吐出特性にも優れた液滴吐出ヘッド並びに高精細な画像情報を形成することが可能な液滴吐出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、以下の液滴吐出ヘッド及びこの液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置が提供される。
[1]ノズルを有し、ポリマー材料から形成されたノズルプレートを備えた液滴吐出ヘッドにおいて、前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が0.01μm以上で、かつ前記ノズルの孔径の8%以下の二酸化ケイ素又は炭酸マグネシウムからなる滑剤を含むことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
この構成によれば、二酸化ケイ素又は炭酸マグネシウムからなる滑剤の平均粒径を0 .01μ m 以上とすることにより、ポリマー材料の加熱成形時に流動性を付与する等の滑剤の機能を発揮することができる。また、滑剤の平均粒径をノズルの孔径の8%以下とすることにより、レーザー加工によりノズルを形成した場合に、ノズルから滑剤が露出し、バリや加工不良となるのを防止することができる。この結果、生産性及びハンドリング性に優れるとともに、吐出特性にも優れた液滴吐出ヘッドとすることができる。
[2]前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が前記ノズルの孔径の5%以下である前記滑剤を含むことを特徴とする前記[1]に記載の液滴吐出ヘッド。
このように構成することによって、生産性及びハンドリング性にさらに優れるとともに、吐出特性にもさらに優れた液滴吐出ヘッドとすることができる。
[3]前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が前記ノズルの孔径の1%以下である前記滑剤を含むことを特徴とする前記[1]に記載の液滴吐出ヘッド。
このように構成することによって、生産性及びハンドリング性に特に優れるとともに、吐出特性にも特に優れた液滴吐出ヘッドとすることができる。
[4]前記ノズルプレートに形成された前記ノズルは、前記ノズルプレートをレーザー加工することによって形成されたものであることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載の液滴吐出ヘッド。
このように構成することによって、本発明の上述の効果を最も十全に発揮させることができる。
[5]複数のノズルを有し、ポリマー材料から形成されたノズルプレートを有する液滴吐出ヘッドを備え、駆動信号に応じて前記複数のノズルから被吐出面に向けて液滴を吐出する液滴吐出装置において、前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が0.01μm以上で、かつ前記ノズルの孔径の8%以下の二酸化ケイ素又は炭酸マグネシウムからなる滑剤を含むことを特徴とする液滴吐出装置。
このように構成することによって、高精細な画像情報を形成することが可能な液滴吐出装置とすることができる。
本発明によって、生産性及びハンドリング性に優れるとともに、吐出特性にも優れた液滴吐出ヘッド並びに高精細な画像情報を形成することが可能な液滴吐出装置が提供される。
(液滴吐出ヘッドの構成)
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドを示し、図1は平面図、図2(a)は図1のA−A線断面図、図2(b)は図2(a)のB部詳細図である。
この液滴吐出ヘッド1は、図1に示すように、略平行四辺形の振動板7と、振動板7上に配置された複数の圧電素子8と、複数の圧電素子8に対向する位置に形成された複数のノズル2aとを有し、圧電素子8を駆動することにより、内部に貯留されている液体がノズル2aから液滴として吐出するように構成されている。なお、7aは、振動板7に設けられ、図示しない液体タンクから液体がヘッド1内部に供給される供給孔である。
また、液滴吐出ヘッド1は、図2(a)に示すように、ノズル2aが形成されたノズルプレート2を有し、このノズルプレート2の吐出側と反対側の面(裏面)に、連通孔3aおよび液プール3bを有するプールプレート3と、連通孔4aおよび供給孔4bを有する供給孔プレート4と、連通孔5aおよび供給路5bを有する供給路プレート5と、圧力発生室6aを有する圧力発生室プレート6と、上記振動板7と、上記圧電素子8とを順次積層して構成されている。また、液プール3bからは、供給孔4bおよび供給路5bを介して圧力発生室6aに連通し、圧力発生室6aからは連通孔5a,4a,3aを介してノズル2aに連通している。
さらに、液滴吐出ヘッド1は、図2(b)に示すように、ノズルプレート2の吐出側の面(表面)に、ノズル2a周辺に凸部9aが形成されるように凸部プレート9が接合されており、ノズルプレート2のノズル2a周辺の表面、および凸部9aの表面および側面に下地層10aおよび撥水層10bからなる撥水膜10を形成している。ノズル2aの周辺に撥水膜10を形成することにより、ノズル2aから吐出する液滴がノズル2aの開口面に対して垂直方向に吐出されるようになる。また、ノズル2aの周辺に凸部9aを設けることにより、ノズル2a周辺の撥水膜10をワイピング等による機械的な摩耗から保護することができる。
圧電素子8は、上面と下面に電極がスパッタリング等により形成されており、下面の電極は、接着剤により振動板7に接合され、振動板7を介して接地されている。圧電素子8の上面の電極は、ハンダにより図示しないフレキシブルプリント基板の導電パターンに接続されている。また、圧電素子8は、圧力発生室6aに対応する振動板7の部分に接合されている。
なお、図1、図2では、1つの液滴吐出ヘッド1を示すが、複数の液滴吐出ヘッド1を組み合わせて液滴吐出ヘッドユニットとして、また、複数の液滴吐出ヘッドユニットを配列して液滴吐出ヘッドアレイとして用いることができる。
本液滴吐出ヘッド1は、上述の基本的な構成を有することに加えて、ノズルプレート2が、ノズル2aの形成が容易である点からポリマー材料から構成されるとともに、このポリマー材料が、その平均粒径が0.01μm以上で、かつノズル2aの孔径の8%以下である滑剤を含むという構成を有するものである。
ノズルプレート2を構成するポリマー材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、液晶ポリマー、アロマティックポリアミド樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリサルフォン樹脂等を挙げることができる。中でも、耐インク性、耐熱性(SUS等の金属からなるプールプレート3との接合温度は300℃にも達する)、および作製工程の観点から、自己融着型のポリイミド樹脂が好ましい。また、ノズルプレート2の厚さは、30〜100μmであることが好ましい。
本実施の形態において、ノズル2aを形成する方法としては、例えば、微細な加工が可能であることからレーザーの照射によるレーザー加工を好適例として挙げることができる。このようなレーザー加工に用いられるレーザーとしては、ガスレーザーであってもよく固体レーザーであってもよい。ガスレーザーとしては、エキシマレーザーを挙げることができ、固体レーザーとしてはYAGレーザーを挙げることができる。中でも、エキシマレーザーを用いることが好ましい。このように、レーザー加工によってノズル2aを形成する場合に、ノズルプレート2を構成するポリマー材料中に含まれる滑剤の平均粒径の、ノズル2aの孔径に対する比率の大きさが、レーザーの加工性に悪影響を及ぼし、バリや加工不良を発生させる原因になっていた。
なお、本実施の形態において、ノズル2aを形成するタイミングとしては、ノズルプレート2とプールプレート3とを接合してから、ノズル2a形成してもよく、ノズルプレート2にノズル2aを形成してから、ノズルプレート2とプールプレート3とを接合してもよい。
本実施の形態において、ポリマー材料に含まれる滑剤としては、例えば、二酸化ケイ素(SiO)、炭酸マグネシウム(MgCO)を挙げることができる。
本実施の形態において用いられる滑剤の平均粒径は、上述のように、0.01μm以上で、かつノズル2aの孔径の8%以下、好ましくは5%以下、さらに好ましくは1%以下のものである。ノズル2aの孔径の8%を超えると、レーザーの加工性に悪影響を及ぼしてバリや加工不良を発生させ、液滴の吐出特性(方向性)を低下させる。また、0.01μm未満であると、滑剤として機能しない。
(液滴吐出ヘッドの製造方法)
以下、図3を参照しつつ、液滴吐出ヘッド1の製造方法を説明する。
図3A(a)に示すように、凸部9aを形成するため、まず、滑剤として、平均粒径が0.01μm以上の二酸化ケイ素(SiO)を含んだ自己融着型のポリイミドフィルムから構成された厚さが、例えば、50μmのノズルプレート2に、例えば、厚さが10μmのSUSプレートを加熱加圧(例えば、300℃、300kgf)により接合する。次に、SUSプレート上にフォトリソグラフィ法により凸部9aを形成する。
次に、図3A(b)に示すように、ノズルプレート2の裏面に、連通孔3aを有した厚さが、例えば100μmのSUSから構成されたプールプレート3を加熱加圧(例えば、300℃、300kgf)によって接合する。
次に、図3A(c)に示すように、ノズルプレート2の表面及び凸部9aの表面及び側面に、下地層10aとしてスパッタリング法により二酸化ケイ素(SiO)を30〜100nm着膜させて、その後、蒸着法によってフッ素系撥水剤からなる撥水層10bを10〜20nm着膜させる。
次に、図3A(d)に示すように、撥水層10bの表面を真空中において保護層11で被覆する。
保護層11としては、例えば、シート状の粘着テープ類、熱可塑性樹脂類等からなる層を挙げることができる。粘着テープ類としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリイミド樹脂等からなる基材上に、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系レジスト、ノボラック系レジスト等の粘着剤を塗布したものを挙げることができる。また、熱可塑性樹脂類としては、ポリエステル樹脂、エチレンアクリル酸共重合物、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂等を挙げることができ、これらを単独で用いてもよく、基材フィルムに塗布したものを用いてもよい。
次に、図3B(e)に示すように、プールプレート3側からエキシマレーザーを照射することによって貫通孔を穿設してズル2aを形成する。
次に、図3B(f)に示すように、保護層11を剥離して、第1の積層体S1を得る。
次に、図2及び図3B(g)に示すように、SUSから構成された供給孔プレート4、供給路プレート5および圧力発生室プレート6を、接着剤を用い、加熱加圧(例えば300℃、300kgf)により接合し、さらに振動板7および圧電素子8を接着剤により接合して第2の積層体S2を得る。
次に、図2および図4B(h)に示すように、上述のようにして得られた第1の積層体S1と第2の積層体S2とを、接着剤を用いて、撥水膜10の耐熱温度より低い加熱加圧(200℃、430kgf)で接合し、液滴吐出ヘッド1を得る。
(第1の実施の形態)
上述した第1の実施の形態によれば、ノズルプレート2を構成する材料として、最適な粒径の滑剤を含んだポリマー材料を用いているので、ノズルプレート2の加熱成形が容易となり、ノズル2aにバリ等が発生せず、良好な吐出特性を得ることができる。
[第2の実施の形態]
(カラープリンタの構成)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る液滴吐出装置を適用したカラープリンタを模式的に示す構成図である。このカラープリンタ100は、略箱型状の筐体101を有し、筐体101内の下部に、用紙Pを収容する給紙トレイ20、筐体101内の上部に、記録済みの用紙Pが排出される排紙トレイ21を各々配設し、給紙トレイ20から記録位置102を経由して排紙トレイ21に至る主搬送路31a〜31e、および排紙トレイ21側から記録位置102側に至る反転搬送路32に沿って用紙Pを搬送する搬送機構30を有している。
記録位置102には、図4(b)に示すように、図1に示す液滴吐出ヘッド1の複数個を並列させて記録ヘッドユニットを構成し、4個の記録ヘッドユニットをそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のインク滴を吐出する記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kとして用紙Pの搬送方向に配列して記録ヘッドアレイを構成している。
また、カラープリンタ100は、用紙Pを吸着する吸着手段としての帯電ロール43と、無端ベルト35を介して記録ヘッドユニット20に対向して配置されたプラテン44と、記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kの近傍に配置されたメンテナンスユニット45と、本カラープリンタ100の各部を制御するとともに、画像信号に基づいて記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kを構成する液滴吐出ヘッド1の圧電素子8に駆動電圧を印加し、ノズル2aからインク滴を吐出させ、用紙P上のカラー画像を記録する図示しない制御部とを備える。
記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kは、用紙Pの幅以上の有効印字領域を有する。なお、液滴を吐出させる方法として、圧電方式を用いたが、特に制限はなく、例えば、サーマル方式等の汎用されている方式を適宜用いることができる。
記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kの上部には、記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kに対応する色のインクを収容するインクタンク42Y、42M、42C、42Kを配設している。各インクタンク42Y、42M、42C、42Kからは、インクが各液滴吐出ヘッド1に図示しない配管を経由して供給されるように構成されている。
インクタンク42Y、42M、42C、42Kに収容されるインクとしては特に制限はなく、例えば、水性、油性、溶剤系等の汎用されているインクを適宜用いることができる。
搬送機構30は、給紙トレイ20から用紙Pを1枚ずつ取り出して主搬送路31aに供給するピックアップロール33と、主搬送路31a、31b、31d、31e、および反転搬送路32の各部に配置され、用紙Pを搬送する複数の搬送ロール34と、記録位置102に設けられ、用紙Pを排紙トレイ21方向に搬送する無端ベルト35と、無端ベルト35が張架された駆動ロール36および従動ロール37と、搬送ロール34および駆動ロール36を駆動する図示しない駆動モータとを備える。
(カラープリンタの動作)
次に、カラープリンタ100の動作を説明する。搬送機構30は、制御部の制御の下に、ピックアップロール33および搬送ロール34を駆動し、給紙トレイ20から用紙Pを取り出して主搬送路31a,31bに沿って搬送する。用紙Pが無端ベルト35の近傍に差し掛かると、帯電ロール43の静電吸着力によって用紙Pに電荷が付与され、用紙Pは無端ベルト35に吸着する。
無端ベルト35は、駆動ロール36の駆動によって回転移動し、用紙Pが記録位置102に搬送されると、記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kによってカラー画像が記録される。
すなわち、図2に示す液滴吐出ヘッド1の液プール3bは、インクタンク42Y、42M、42C、42Kから供給されたインクで満たされており、液プール3bからインクが供給孔4bおよび供給路5bを介して圧力発生室6aに供給され、圧力発生室6aにインクが貯留している。制御部が、画像信号に基づいて複数の圧電素子8に駆動電圧を選択的に印加すると、振動板13は圧電素子8の変形に伴ってたわみ、これにより、圧力発生室6a内の容積が変化し、圧力発生室6aに貯留しているインクが連通孔5a,4a,3aを介してノズル2aからインク滴として用紙P上に吐出し、用紙Pに画像を記録する。用紙Pは、Y、M、C、Kの画像が順次上書きされ、カラー画像が記録される。
カラー画像が記録された用紙Pは、搬送機構30によって主搬送路31dを経由して排紙トレイ21に排出される。
なお、両面記録モードが設定されている場合は、排紙トレイ21近くまで排出された用紙Pは、再び主搬送路31eに戻り、反転搬送路32を経由して再び主搬送路31bを経由して記録位置102に搬送され、記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kによって前回記録された用紙Pの面と反対の面にカラー画像が記録される。
(第2の実施の形態の効果)
上述した第2の実施の形態によれば、ノズル2aにバリ等の発生の少ないノズルプレート2を用いているので、吐出方向性に優れた記録ヘッドユニット41Y、41M、41C、41Kにより、高精細、高画質のカラー画像を提供することができる。
実施例1は、滑剤として、平均粒径が0.1μmの二酸化ケイ素(SiO)を用いてノズルプレート2を形成し、孔径が25μmのノズル2aを形成したものである。従って、滑剤の平均粒径(0.1μm)は、ノズルの孔径(25μm)の0.4%に相当することになる。
実施例2において、滑剤として、平均粒径が0.25μmの二酸化ケイ素(SiO)を用いたこと以外は実施例1と同様にした。なお、ノズルの孔径は25μmで実施例1の場合と同じにした。従って、滑剤の平均粒径(0.25μm)は、ノズルの孔径(25μm)の1%に相当することになる。
実施例3において、滑剤として、平均粒径が1.25μmの二酸化ケイ素(SiO)を用いたこと以外は実施例1と同様にした。なお、ノズルの孔径は25μmで実施例1の場合と同じにした。従って、滑剤の平均粒径(1.25μm)は、ノズルの孔径(25μm)の5%に相当することになる。
実施例4において、滑剤として、平均粒径が2.0μmの二酸化ケイ素(SiO)を用いたこと以外は実施例1と同様にした。なお、ノズルの孔径は25μmで実施例1の場合と同じにした。従って、滑剤の平均粒径(2.0μm)は、ノズルの孔径(25μm)の8%に相当することになる。
(比較例)
比較例において、滑剤として、平均粒径が2.5μmの二酸化ケイ素(SiO)を用いたこと以外は実施例1と同様にした。なお、ノズルの孔径は25μmで実施例1の場合と同じにした。従って、滑剤の平均粒径(2.5μm)は、ノズルの孔径(25μm)の10%に相当することになる。
実施例2〜4、及び比較例1で得られた記録ヘッド(インクジェットヘッド)を用いて、液滴が大滴(10pl)、中滴(4pl)、小滴(2pl)の場合におけるそれぞれの吐出方向性を確認した。その結果を表1に示す。
Figure 0004736814
表1において、記号〇は方向性が良好であること、記号△は方向性が概ね良好であること、記号×は方向性が不良であることを意味する。
(走査型電子顕微鏡(SEM)画像による評価)
図5(a)は、実施例1で得られた記録ヘッド(インクジェットヘッド)のノズル及びその周辺を、正面方向から走査型電子顕微鏡によって撮影して得られた3000倍のSEM画像であり、図5(b)は、斜方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた2000倍のSEM画像である。図5(a)、(b)からわかるように、ノズル及びその周辺には、レーザー加工に起因するバリや加工不良は認められなかった。
図6(a)は、比較例1で得られた記録ヘッド(インクジェットヘッド)のノズル及びその周辺を、正面方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた1300倍のSEM画像であり、図6(b)は、斜方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた1500倍のSEM画像を示す。図6(a)、(b)からわかるように、ノズル及びその周辺に、レーザー加工に起因して、滑剤50が露出し、バリや加工不良が認められた。
なお、本発明は、上記実施の形態および上記実施例に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
例えば、上記実施の形態および上記実施例では、ノズルプレート2の表面に凸部9aを形成し、それらの表面に撥水層10を形成したが、ノズルプレート2の表面に凸部9aを形成せずにノズルプレート2の表面に撥水層10を形成してもよい。
また、ノズルプレートに放電加工、フォトエッチング、ポンチによるプレス加工、レーザ加工等の加工を施してノズルの周囲に凸部を形成してもよい。これにより、ノズルプレートと凸部を一体的に形成することができるので、接合工程等を省略することができる。
また、上記実施の形態では、圧電素子を用いて液滴を吐出したが、本発明は、熱エネルギーの作用で液滴を吐出する熱インクジェットヘッド等の液滴吐出ヘッドにも適用することができる。
本発明の液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置は、液滴を吐出することによって高精細な画像情報のパターンを形成することが要請される各種産業分野、例えば、高分子フィルムやガラス表面上にインクジェット法を用いてインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルタを形成したり、半田ペーストを基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したり、回路基板の配線を形成する等の電気・電子工業分野、ガラス基板等に反応試薬を吐出してサンプルとの反応を検査するバイオチップを製造する医療分野等で有効に利用される。
本発明の第1の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドの平面図である。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は(a)のB部詳細図である。 (a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドの製造方法を模式的に示す断面図である。 (f)〜(h)は、本発明の第1の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドの製造方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る液滴吐出装置(カラープリンター)の説明図である。 (a)は、実施例1で得られた液滴吐出ヘッドのノズル及びその周辺を、正面方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた3000倍のSEM画像、(b)は、実施例1で得られた液滴吐出ヘッドのノズル及びその周辺を、斜方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた2000倍のSEM画像である。 (a)は、比較例1で得られた液滴吐出ヘッドのノズル及びその周辺を、正面方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた1300倍のSEM画像、(b)は、比較例1で得られた液滴吐出ヘッドのノズル及びその周辺を、斜方向から走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮影して得られた1500倍のSEM画像である。
符号の説明
1 液滴吐出ヘッド
2 ノズルプレート
2a ノズル
3 プールプレート
3a 連通孔
3b 液プール
4 供給孔プレート
4a 連通孔
4b 供給孔
5 供給路プレート
5a 連通孔
5b 供給路
6 圧力発生室プレート
6a 圧力発生室
7 振動板
7a 供給孔
8 圧電素子
9 凸部プレート
9a 凸部
10 撥水膜
10a 下地層
10b 撥水層
11 保護層
20 給紙トレイ
21 排紙トレイ
30 搬送機構
31a〜31e 主搬送路
32 反転搬送路
33 ピックアップロール
34 搬送ロール
35 無端ベルト
36 駆動ロール
37 従動ロール
41Y、41M、41C、41K 記録ヘッドユニット
42Y、42M、42C、42K インクタンク
43 帯電ロール
44 プレテン
45 メンテナンスユニット
100 カラープリンタ
101 筐体
102 記録位置
P 用紙
S1 積層体
S2 積層体

Claims (5)

  1. ノズルを有し、ポリマー材料から形成されたノズルプレートを備えた液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が0.01μm以上で、かつ前記ノズルの孔径の8%以下の二酸化ケイ素又は炭酸マグネシウムからなる滑剤を含むことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が前記ノズルの孔径の5% 以下である前記滑剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が前記ノズルの孔径の1% 以下である前記滑剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記ノズルプレートに形成された前記ノズルは、前記ノズルプレートをレーザー加工することによって形成されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 複数のノズルを有し、ポリマー材料から形成されたノズルプレートを有する液滴吐出ヘッドを備え、駆動信号に応じて前記複数のノズルから被吐出面に向けて液滴を吐出する液滴吐出装置において、
    前記ノズルプレートを構成する前記ポリマー材料は、その平均粒径が0.01μm以上で、かつ前記ノズルの孔径の8%以下の二酸化ケイ素又は炭酸マグネシウムからなる滑剤を含むことを特徴とする液滴吐出装置。
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