JP4735934B2 - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用情報表示装置に係わり、特に、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置に関する。
近年、自動車等の車両には、カーナビゲーション装置、交通情報表示装置、空調装置、オーディオ装置、Eメール及び電話、インターネット接続機器等、種々の機器が搭載されるようになっている。これらの各機器を別々に車載し、各機器について専用の操作ボタン、ツマミ等を設けると、車室内の限られた空間に多数の機器の多数の操作ボタン等を配置することが必要になるので、各操作ボタン等は小型化し、それにより各機器の操作がしにくくなる。
この問題を解決するために、車載される各機器の操作部及び表示部を統合した装置が考案され、使用されている。このような各車載機器の操作部及び表示部を統合した装置では、同一の操作ボタンを各車載機器で共用したり、各機器の操作ボタンを表示装置に順次表示することによって、多数の機能を比較的大きな操作ボタンで操作できるようにしている。これらの装置においては、一般に、階層的なメニュー方式が採用されている。即ち、車載機器を選択するメニューが最上位階層の操作メニューとして表示され、この最上位階層から、操作する車載機器のより下の階層に向って操作メニューを順次選択していくことにより、目的の操作を実行する。
また、これらの操作メニューを選択するために、ハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチが広く利用されている。このハンドルに設けられた十字操作スイッチは、運転者がハンドルから手を離すことなく、操作画面上のカーソルを移動させ、操作メニューを選択することができるので操作性に優れている。
特開2003−241784号公報
車載機器の多数の機能を、階層的なメニュー方式で操作するためには、操作画面に表示されるカーソルを、目的の機能の操作メニューまで移動させ、それを選択する必要がある。しかしながら、特に、ハンドルに設けられた十字操作スイッチを使用して、操作者が目的の機能を選択する場合、十字操作スイッチが指示する方向と、操作画面上のカーソルが移動する方向が、ハンドルの舵角によって一致しなくなり、誤操作が起こりやすいという問題がある。特に、車両の運転中に操作する必要がある車載機器では、誤操作を防止し、操作性を向上させることが、安全性の面からも強く求められている。
また、特開2003−241784号公報には、車載機器を操作するための入出力装置が記載されている。
従って、本発明は、ハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチによって操作される車載機器の誤操作を少なくすることができる車両用情報表示装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された本発明は、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、各車載機器の操作画面が表示されるディスプレイと、このディスプレイに表示される操作画面の操作メニューの中から、各方向にカーソルを移動させることにより各車載機器を操作するための、ハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチと、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの制御を変更する十字操作スイッチ制御手段と、を有し、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角が所定値以上になると、ディスプレイのカーソルを予め定められたカーソル位置に移動させることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、複数の車載機器は、ディスプレイに表示される各車載機器の操作画面のカーソルを移動させることにより操作される。このカーソルを移動させるためのハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチは、ハンドルの舵角に基づいて制御が変更される。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角に基づいて操作性が変化してしまう十字操作スイッチの誤操作を未然に防ぎ、又は誤操作があった場合でも車載機器の誤動作が防止される。また、ハンドルの舵角が所定値以上になると、ディスプレイのカーソルが予め定められたカーソル位置に移動されるので、ハンドルの蛇角が所定値以上になった場合に移動するカーソル位置を、例えばハンドルが大きく操舵されているときに使用することが好ましくない操作メニューに対応したカーソル以外のものに設定しておくことで、操舵中に操作することが好ましくない車載機器が偶発的に起動されるのを防止することができる。
また、請求項2に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの特性を変化させる。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角に基づいて操作性が変化してしまう十字操作スイッチの誤操作を未然に防ぎ、車載機器の誤動作を防止することができる。
さらに、請求項3に記載された本発明は、請求項2記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチが、複数の電気接点を有し、十字操作スイッチ制御手段は、これらの電気接点のうち、どの電気接点が閉じたかを検知することによって、所定の方向にカーソルを移動させるように構成されており、ハンドルの舵角が所定値以上になると、閉じた電気接点と、カーソルを移動させる方向の関係を変更する。
このように構成された本発明によれば、操舵により十字操作スイッチが回転移動して、十字操作スイッチが指示する方向とカーソルが移動する方向が異なるようになった場合でも、十字操作スイッチの誤操作を未然に防ぐことができる。
また、請求項4に記載された本発明は、請求項2記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチが、複数の圧力センサを有し、十字操作スイッチ制御手段は、これらの圧力センサが検出する圧力の比率に基づいて、所定の方向にカーソルを移動させるように構成されており、ハンドルの舵角に基づいて、各圧力センサが検出する圧力の比率と、カーソルを移動させる方向の関係を変更する。
このように構成された本発明によれば、操舵により十字操作スイッチが回転移動して、十字操作スイッチが指示する方向とカーソルが移動する方向が異なるようになった場合でも、十字操作スイッチの誤操作を未然に防ぐことができる。
さらに、請求項5に記載された本発明は、請求項2記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチが操作されたと判断する閾値を変更する。
このように構成された本発明によれば、操舵により十字操作スイッチが回転移動して、十字操作スイッチが操作しにくい位置にある場合にも、十字操作スイッチを容易に操作することができる。
また、請求項6に記載された本発明は、請求項2記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの操作反力を変更する。
このように構成された本発明によれば、操舵により十字操作スイッチが回転移動して、十字操作スイッチが操作しにくい位置にある場合にも、十字操作スイッチを容易に操作することができる。
さらに、請求項7に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの操作による各車載機器の操作に規制を加える。
このように構成された本発明によれば、操舵中に十字操作スイッチを誤って操作したとしても、操舵中に起動されることが好ましくない車載機器の起動を防止することができる。
また、請求項8に記載された本発明は、請求項7記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角が所定値以上のとき、十字操作スイッチが操作されると、操作者にその操作の実行を確認する。
このように構成された本発明によれば、操舵中に十字操作スイッチを誤って操作したとしても、誤操作がそのまま実行されることはない。
さらに、請求項9に記載された本発明は、請求項7記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角が所定値以上の場合には、十字操作スイッチの同一操作が複数回続けて行われたとき、その操作に対応する車載機器の操作を受け付ける。
このように構成された本発明によれば、十字操作スイッチの同一操作を複数回続けて行ったとき、その操作が受け付けられるので、十字操作スイッチに誤って触れてしまったような場合にも、車載機器が誤動作することがない。
また、請求項10に記載された本発明は、請求項7記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段は、十字操作スイッチの操作を補正して各車載機器に対する制御信号を生成する。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角に基づいて十字操作スイッチの操作を補正するので、操舵により十字操作スイッチを操作する位置がずれたような場合にも、車載機器の誤動作を防止することができる。
さらに、請求項11に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、さらに、サブディスプレイを有し、十字操作スイッチ制御手段は、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの操作によって選択又は実行される操作メニューのサブディスプレイ上の表示を変更する。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの操作によって選択又は実行される操作メニューのサブディスプレイ上の表示が変更されるので、使用者の注意が喚起され、誤操作を防止することができる。
さらに、請求項12に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、さらに、スタンバイ位置設定部を有し、十字操作スイッチ制御手段は、使用者がスタンバイ位置設定部によって登録したーソル位置にカーソルを移動させる。
また、請求項13に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角に基づいて、車載機器の所定の操作に対応した十字操作スイッチの操作を無視する。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角に基づいて、車載機器の所定の操作に対応した十字操作スイッチの操作が無視されるので、操舵中に操作することが好ましくない車載機器が偶発的に起動されるのを防止することができる。
さらに、請求項14に記載された本発明は、請求項13記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角が所定値以上になると、全ての十字操作スイッチの操作を無視する。
また、請求項15に記載された本発明は、請求項13記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角が大きくなるにつれて、十字操作スイッチの操作が無視される車載機器の操作が増加する。
さらに、請求項16に記載された本発明は、請求項13記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、車載機器の少なくとも1つの操作に対しては、ハンドルの舵角に関らず十字操作スイッチの操作を受け付ける。
また、請求項17に記載された本発明は、請求項13記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角が所定値以上になると、十字操作スイッチがどのように操作された場合でも、車載機器の特定の操作として受け付ける。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角が所定値以上になると、十字操作スイッチがどのように操作された場合でも、車載機器の特定の操作として受け付けるので、操舵中に操作する必要性の高い機能を確実に作動させることができる。
さらに、請求項18に記載された本発明は、請求項13記載の車両用情報表示装置であって、十字操作スイッチ制御手段が、ハンドルの舵角が所定値以上になると、操作する車載機器を変更するための十字操作スイッチの操作を無視する。
このように構成された本発明によれば、ハンドルの舵角が所定値以上になると、操作する車載機器を変更するための十字操作スイッチの操作を無視するので、使用者の誤操作により、意図した車載機器以外の車載機器が偶発的に起動されるのを防止することができる。
本発明の車両用情報表示装置によれば、ハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチによって操作される車載機器の誤操作を少なくすることができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。
まず、図1乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図であり、図2は、本実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1は、ダッシュボード4の下部の、ハンドル6の左側に配置されたディスプレイであるメインモニター2と、ダッシュボード4の上部に配置されたサブディスプレイであるサブモニター8と、メインモニター2及びサブモニター8上のカーソルの位置を移動させる十字操作スイッチ9aと、各モニターの表示及び各車載機器の制御を行う統合処理装置10と、を有する。この統合処理装置10は、具体的には、各種インターフェイス、メモリ、CPU等で構成されている。
本実施形態においては、メインモニター2はタッチパネル式のモニターであり、使用者がモニターの画面上に表示される操作ボタンに触れることで、各車載機器を操作することができるように構成されている。本実施形態においては、メインモニター2には、操作する車載機器を切替えるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等が表示され、各車載機器の操作メニューを選択できるように構成されている。また、メインモニター2に表示される操作画面には各操作メニューを指示するカーソルが表示され、十字操作スイッチ9aを操作することによってカーソルを逐次移動させ、操作メニューを選択することができるように構成されている。
図2に示すように、本実施形態の車両用情報表示装置1には、カーナビゲーション装置18、オーディオ装置20、空調装置22、Eメール送受信装置24、自動車電話26、運転情報検索装置28、及びインターネット接続装置29が接続され、これらの車載機器を統合して操作し、情報を表示できるようになっている。
サブモニター8には、車室内の温度、オーディオの音量、音源等の使用頻度の高い機器に関する概略的な情報が表示されるように構成されている。
十字操作スイッチ9aは、ドーナツ型の円板と、その裏側の上下左右の位置に取り付けられた4つの圧力センサから構成されており、これらの圧力センサが検出する圧力の比率に基づいて上方向、下方向、左方向、右方向のカーソル移動を指示するように構成されている。また、この十字操作スイッチの中央には、中央操作スイッチ9bが設けられている。十字操作スイッチ9a及び中央操作スイッチ9bの構成及び作用の詳細は、後述する。
統合処理装置10は、カーナビゲーション装置18等の各車載機器との間で信号の入出力を行うことによって、これらの機器を操作し、これらの機器から入力された信号に従って情報をメインモニター2及びサブモニター8に表示させるように構成されている。統合処理装置10には、操作画面選択手段30が内蔵されており、この操作画面選択手段30は、メインモニター2に表示されるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等の操作により、メインモニター2に表示する画面を選択するように構成されている。また、操作画面選択手段30は、表示されている操作画面に対する操作の終了を判断する操作終了判断部30aを内蔵している。さらに、統合処理装置10に内蔵された、画面表示手段32は、操作画面選択手段30によって選択された画面をメインモニター2に表示するように構成されている。
さらに、統合処理装置10には、十字操作スイッチ9aの操作に基づいて、各車載機器に制御信号を送る十字操作スイッチ制御手段34が内蔵されている。十字操作スイッチ制御手段34の詳細に関しては、後述する。
次に、図3乃至6を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の操作画面を説明する。図3は、本実施形態の車両用情報表示装置1のメインモニター2に表示される画面の一例を示す。
図3は、車載機器の1つであるカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図3に示すように、操作画面の最上部には、横1列に7つのシステム切替スイッチ12が表示されている。このシステム切替スイッチ12は、常に画面の最上部に表示されており、操作すべき車載機器をいつでも切替えられるようになっている。システム切替スイッチ12は、左から順に、カーナビゲーション装置18、運転情報検索装置28、空調装置22、オーディオ装置20、Eメール送受信装置24及び自動車電話26、及びインターネット接続装置29に割り当てられており、これらの車載機器を使用するときには対応するシステム切替スイッチ12に触れて車載機器を選択する。また、操作画面の最下部には、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16が表示されている。このトップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16も、操作画面の下部に常に表示されており、トップメニュースイッチ14は、現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させる場合に、戻しスイッチ16は、現在表示されている操作画面の直前に表示されていた操作画面を表示させる場合に夫々使用する。
図4(a)乃至(g)は、各車載機器の最上層の操作画面の一例を示している。なお、図4では、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16の図示は省略されている。
図4(a)は、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図4(a)に示すように、この画面では、「地図を見る」、「登録した場所」、「周辺施設」、「検索メニュー」等のメニューが表示される。表示されている各メニューのボタンに触れると、選択されたメニューの中に用意されている種々の機能の操作画面(図示せず)がさらに表示され、階層的に順次表示されるメニューの中から、希望するメニューを順次選択していくことで、希望する機能を起動させることができる。
図4(b)は、運転情報検索装置28の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「渋滞情報」、「道路規制情報」、「交通取締り情報」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(c)は、空調装置22の最上層の操作画面であり、この操作画面では、空調装置の動作モードの選択、風量調整、風向調整等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(d)は、Eメール送受信装置24及び自動車電話26の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「着信メール」、「着信・発信履歴」、「送信メール」、「リダイヤル」、「メール作成」、「アドレス帳」、「設定」、「電話をかける」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(e)は、オーディオ装置20の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「ON/OFF」、「システム選曲」、「音量」、「各種設定」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(f)は、インターネット接続装置29の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「インターネット」、「ニュース」、「天気」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(g)は、車両用情報表示装置1自身のシステム設定を行うための操作画面である。
次に、図5及び6を参照して、操作画面の階層構造の一例を説明する。図5に示すように、例えば、オーディオ装置20の最上層のメニューの中から、「システム選曲」メニューを選択すると、次の階層の操作画面では、「CD」、「MD」、「RADIO」のメニューが表示される。次に、このメニューの中から「RADIO」を選択すると、次の階層の操作画面として、「AM」、「FM1」、「FM2」、「交通情報」のメニューが表示される。さらに、このメニューの中から「AM」を選択すると、次の階層の操作画面として、受信する周波数を選択するための操作画面が表示される。
また、図6は、カーナビゲーション装置18の操作画面の階層構造の一例である。例えば、カーナビゲーション装置18の最上層のメニューの中から、「検索メニュー」を選択すると、「住所検索」、「電話番号検索」、「名称検索」等のメニューが、次の階層の操作画面として表示される。さらに、この中から「名称検索」を選択すると、名称を入力するためのスクリーンキーボードを表示した操作画面が表示され、目的地の検索を行うことができる。
例えば、まず、オーディオ装置20を「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の順に操作して、ある放送局の番組を聞きながら、カーナビゲーション装置18で目的地の検索を行い、その後、受信する放送局を変更する場合の操作を考える。従来の階層的にメニューが表示される車両用情報表示装置では、使用する車載機器を切替えた場合、その機器の最上層のメニューが表示されるので、この場合には使用者は、オーディオ装置20を再び選択した後、「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の操作を繰り返してラジオ放送の受信周波数を変更する必要があった。本発明の実施形態の車両用情報表示装置1では、後述するように、この操作を1回で行うことができる。
次に、図7乃至10を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1をメインモニター2のタッチパネルによって操作する場合の作用を説明する。
まず、図7を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の作用の概略を説明する。まず、図7(a)に示すカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面から「検索メニュー」→「名称検索」を選択して図7(b)の操作画面を表示させ、スクリーンキーボードから目的地の名称を入力する。この入力の途中で、運転者が、車室内が暑いと感じ、左から3番目のシステム切替スイッチ12を操作すると、図7(c)に示す空調装置22の最上層の操作画面が表示される。図7(c)の操作画面において空調装置22の温度設定を下げた運転者は、再びカーナビゲーション装置18を選択するために、カーナビゲーション装置18に割り当てられたシステム切替スイッチ12を操作する。統合処理装置10の操作画面選択手段30は、システム切替スイッチ12が操作されると、それに対応した車載装置の操作画面の中から運転者が操作を希望するであろう階層の操作画面を選択し、それをメインモニター2に表示させる。
この例では、システム切替スイッチ12を操作すると、操作画面選択手段30は、先ほど入力途中であったスクリーンキーボードの操作画面(図7(d))を選択し、表示させるので、運転者は続けて目的地の名称を入力することができる。また、操作画面選択手段30によって選択された操作画面が、運転者が意図した操作画面とは異なる場合には、操作画面の下部に常に表示されているトップメニュースイッチ14によって、カーナビゲーション装置18の操作画面の最上層にワンタッチで移動し、そこから希望する階層の操作画面に移動することができる。このように、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載装置の操作画面の中から適当な階層の操作画面を選択する操作画面選択手段30と、万一、操作画面選択手段30による選択が的中しなかった場合にワンタッチでその車載装置の操作画面の最上層に移動することができるトップメニュースイッチ14の組み合わせにより、運転者は、希望する操作画面を素早く表示させることができる。一方、図7(d)の操作画面において、戻しスイッチ16を操作すると、その直前に表示されていた図7(c)の操作画面が表示される。
次に、図7(e)に示すように、カーナビゲーション装置18によって目的地の検索を行った運転者が、図7(f)に示すように、システム切替スイッチ12を操作して空調装置22の設定を行い、再び、システム切替スイッチ12によってカーナビゲーション装置18を選択した場合には、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面が表示される。
次に、図8乃至10を参照して、操作画面選択手段30による操作画面の選択を具体的に説明する。図8は、システム切替スイッチ12が操作されたときの統合処理装置10における処理を示すフローチャートであり、図9は図8のステップS3における処理を示すフローチャートであり、図10は図8のステップS7における処理を示すフローチャートである。
まず、図8のステップS1において、システム切替スイッチ12が操作されたか否かが判断される。システム切替スイッチ12の操作がない場合には、リターンに進みそのまま処理を終了する。システム切替スイッチ12が操作されている場合には、ステップS2に進み、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた操作画面である最終画面を記憶する必要があるか否かが判断される。このステップS2における判断の詳細については、図9に示すフローチャートに基づいて後述する。
ステップS2において、最終画面を記憶する必要があると判断された場合には、ステップS3で最終画面が記憶画面としてメモリ(図示せず)に記憶され、ステップS4に進む。一方、ステップS2において、最終画面を記憶する必要がないと判断された場合には、そのままステップS4に進む。ステップS4では、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器から、現在の設定状況等の情報を読み込む。ステップS5では、操作画面選択手段30によってメインモニター2に表示する操作画面が選択される。ステップS5における選択の詳細については、図10に示すフローチャートに基づいて後述する。次に、ステップS6では、ステップS5において選択された操作画面が、画面表示手段32によって表示され、操作に応じて車載機器が起動され、又はその設定が変更される。次いで、リターンに進み処理を終了する。
次に、図9を参照して、図8のステップS2における判断のフローを説明する。まず、ステップS21において、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた操作画面が空調装置22のものであるか否かが判断される。直前に表示されていた操作画面が空調装置22のものである場合には、空調装置22の操作画面は最上層のみであるのでステップS25へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。なお、本実施形態においては、操作画面が最上層のみである空調装置22の操作画面について、最終画面を記憶しないように構成されているが、最上層以外の操作画面の使用頻度が特に低い車載機器については、操作画面が複数の階層を有する場合であっても最終画面を記憶しないように構成することもできる。
一方、システム切替スイッチ12が操作される直前の操作画面が空調装置22以外のものである場合には、ステップS22へ進み、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた最終画面の属性が判断される。メインモニター2に表示される各操作画面には、予め属性が設定されている。本実施形態においては、各操作画面の属性が、図4に示すように定められている。即ち、図4各図において、「A」と表示されている操作ボタンを操作することによって表示される操作画面がA属性であり、「B」と表示されている操作ボタンを操作することによって表示される操作画面がB属性である。A属性の操作画面は、操作すべき項目が比較的多く、操作が途中で中断される可能性がある操作画面であり、B属性の操作画面は、操作すべき項目が比較的少なく、操作が途中で中断される可能性が殆どない操作画面である。直前に表示されていた操作画面がB属性のものである場合にはステップS26へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。
一方、直前に表示されていた操作画面がA属性のものである場合にはステップS23へ進む。ステップS23において、操作画面選択手段30の操作終了判断部30aは、操作画面の記憶が必要か否かを判断する。本実施形態においては、カーナビゲーション装置18の目的地設定画面において目的地設定が終了している場合、検索画面で検索が完了している場合、メール作成画面でメールの作成が完了している場合、通話の画面で通話が完了している場合等には、ステップS26へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。
一方、ステップS23において、操作画面の記憶が必要と判断された場合には、ステップS24へ進み、最終画面の記憶が必要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS3に処理が進む。図7で説明した例においては、図7(b)の操作画面において、空調装置22のシステム切替スイッチ12が操作されると、図7(b)の操作画面は、空調装置22のものではないので、図9のステップS21からステップS22へ進む。次いで、図7(b)の操作画面は、A属性のものであるのでステップS23へ進む。さらに、図7(b)の操作画面では、名称検索が終了していないので、ステップS23の記憶不要条件には該当せず、ステップS24へ進み、最終画面の記憶が必要と判断される。これにより、図8のステップS3へ進んで、図7(b)の操作画面がメモリに記憶される。一方、図7(e)の操作画面の後、空調装置22のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、検索が終了しているので、図9のステップS23において、最終画面の記憶は不要と判断される。これにより、図7(e)の操作画面はメモリに記憶されずに図8のステップS4へ進む。
次に、図10を参照して、図8のステップS5における初期表示画面の選択を説明する。まず、ステップS51において、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられた車載機器に関する最終画面が、メモリに記憶されているか否かが判断される。例えば、図7(c)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、図7(b)の操作画面がメモリに記憶されているので、記憶データありと判断される。一方、図7(f)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、図7(e)の操作画面はメモリに記憶されていないので、記憶データなしと判断される。
ステップS51において記憶データなしと判断された場合には、ステップS54へ進み、ステップS54では、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられている車載機器の最上層の操作画面が初期画面として選択され、処理を終了する。即ち、図7(f)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面が初期画面として選択される。
一方、ステップS51において記憶データありと判断された場合には、ステップS52へ進み、ステップS52では、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合するか否かが判断される。本実施形態においては、カーナビゲーション装置18の目的地の入力において、入力を中断した時から12時間以上経過した場合、Eメール送受信装置24のEメールの作成において、作成を中断した時から12時間以上経過した場合等を不採用条件に適合としている。即ち、図7(c)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合、図7(b)の操作画面において入力を中断した後12時間以上経過していれば、不採用条件に適合と判断される。
ステップS52において、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合すると判断された場合には、ステップS55に進み、メモリに記憶されている最終画面のデータはメモリから消去される。次いで、ステップS54に進み、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられている車載機器の最上層の操作画面が初期画面として選択され、処理を終了する。
一方、ステップS52において、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合しないと判断された場合には、ステップS53に進み、メモリに記憶された最終画面が初期画面として選択され、処理を終了する。
本実施形態では、ステップS51において記憶データなしと判断された場合、及びステップS52においてメモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合すると判断された場合には、初期画面として最上層の操作画面が選択されているが、これらの場合において、使用者が予め設定した任意の階層の操作画面が初期画面として選択されるように構成しても良い。
また、本実施形態においては、システム切替スイッチが1回操作されると、予め記憶されている所定の階層の操作画面が選択されるように構成されているが、そのシステム切替スイッチがもう1回続けて操作された場合に、1つ上の階層の操作画面が選択されるように構成することもできる。
また、本実施形態においては、システム切替スイッチが操作されると、操作画面選択手段によって選択された画面が表示されるように構成されているが、特定のシステム切替スイッチについては、そのシステム切替スイッチに割り当てられた車載機器の最上層の操作画面が常に選択されるように構成することもできる。
次に、図11乃至16を参照して、十字操作スイッチ9aによる車両用情報表示装置1の操作を説明する。図11は、ハンドル6に設けられた十字操作スイッチ9aの拡大図を示す。十字操作スイッチ9aは、ハンドル6の外周近くに配置され、ハンドルを握る運転者の左手の親指で容易に操作することができるように位置決めされている。十字操作スイッチ9aは、ドーナツ型円板状のボタンによって上下左右方向を指示するように構成されている。また、十字操作スイッチ9a〜9dの中央には、中央操作スイッチ9eが配置されている。
十字操作スイッチ制御手段34は、ボタンの裏側に取り付けられている4つの圧力センサ(図示せず)のうち、上側の圧力センサが検出した圧力が最大で、下側の圧力センサが検出した圧力が最小である場合には、ドーナツ型円板状のボタンの上部が押され、使用者は上方向を指示していると認識する。また、十字操作スイッチ制御手段34は、4つの圧力センサ(図示せず)のうち、左側の圧力センサが検出した圧力が最大で、右側の圧力センサが検出した圧力が最小である場合には、ドーナツ型円板状のボタンの右側部が押され、使用者は左方向を指示していると認識する。十字操作スイッチ制御手段34は、同様に、使用者の下方向、及び右方向の指示を認識することができる。また、4つの圧力センサ(図示せず)のうち、上側及び左側の圧力センサが検出した圧力が同程度に大きく、下側及び右側の圧力センサが検出した圧力が同程度に小さい場合には、使用者がドーナツ型円板状のボタンの左上45゜付近を押しているということを認識することができる。このように、4つの圧力センサ(図示せず)が検出した圧力の比率に基づいて、使用者がどの方向を指示しているかを認識することができる。
また、十字操作スイッチ制御手段34は、十字操作スイッチ9a及び中央操作スイッチ9eの感度を変更できるように構成されている。即ち、十字操作スイッチ制御手段34は、十字操作スイッチ9a又は中央操作スイッチ9eの裏側に取り付けられている圧力センサ(図示せず)が検出した圧力が所定の閾値を超えたとき、スイッチが押されたと判断するが、十字操作スイッチ制御手段34は、舵角に応じてこの閾値を変化させるように構成されている。また、十字操作スイッチ制御手段34は、舵角に応じて、十字操作スイッチ9a及び中央操作スイッチ9eの操作反力を変化させることができるように構成されている。
例えば、図3に示す操作画面において、十字操作スイッチ9aによって右方向を指示すると、カーソルは、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12から、運転情報検索装置28のシステム切替スイッチ12に移動する。さらに、十字操作スイッチ9aによって右方向をもう1回指示すると、カーソルは空調装置20のシステム切替スイッチ12に移動する。また、図3に示す操作画面において、十字操作スイッチ9aによって下方向を指示すると、カーソルは、カーナビゲーション装置18の操作画面の「地図を見る」の操作メニューに移動する。使用者が、この「地図を見る」の操作メニューを選択する場合には、中央操作スイッチ9bを押すことによって、この操作メニューが選択され、図3に示す操作画面の下の階層の操作画面が表示される。このように、十字操作スイッチ9aにより各操作メニューにカーソルを移動させ、それを中央操作スイッチ9bにより選択することによって、十字操作スイッチを使用して車両用情報表示装置1を操作することができる。
また、十字操作スイッチ制御手段34は、舵角が所定の値よりも大きくなると、メインモニター2及びサブモニター8上のカーソルの位置を、予め設定された所定の位置に自動的に移動させるように構成されている。
図12は、使用者が、カーソルを自動的に移動させる移動先を設定するための操作画面を示す。この操作画面は、右端のシステム切替スイッチ12を操作することによって表示されるシステム設定画面(図4(g))の「スタンバイ位置の個別設定」メニューを選択すると、十字操作スイッチ制御手段34に内蔵されたスタンバイ位置設定部34aによって表示される。図12の操作画面において、右側には、カーソルを自動的に移動させるスタンバイ位置となる操作メニューが表示されている。図12の例では、スタンバイ位置がオーディオ装置20の最上層の操作画面になるように設定されている。このスタンバイ位置を変更する場合には、スタンバイ位置の表示にカーソルを移動させ、中央操作スイッチ9bを押すと設定可能なスタンバイ位置の候補が表示されるので、選択するスタンバイ位置にカーソルを移動させて中央操作スイッチ9bで選択する。
次に、図13乃至図16を参照して、十字操作スイッチ制御手段34が、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチ9aの操作性を変更する制御フローを説明する。
図13は、十字操作スイッチ9aの誤操作を未然に防ぐために、十字操作スイッチ制御手段34が十字操作スイッチ9aの特性を変化させるフローチャートを示す。
まず、ステップS101において、統合処理装置10は、ハンドル6の舵角を検出する舵角センサ(図示せず)から、舵角及び操舵方向のデータを取り込む。次に、ステップS102乃至S105において、舵角に応じて制御フローを場合分けする。舵角が30゜未満である場合には、十字操作スイッチ9aの特性を変化させることなく、このフローチャートの1回の処理を終了する。次に、舵角が30゜以上60゜未満の場合にはステップS106に進み、ステップS106では、十字操作スイッチ制御手段34が、十字操作スイッチ9aが操作されたと判断する圧力の閾値を所定値に下げる。これにより、十字操作スイッチ9aが弱い力で押されたとしても十字操作スイッチ9aが操作されたと判断されるようになるので、十字操作スイッチ9aの感度が高くなる。
次に、ステップS107に進み、ステップS107では、十字操作スイッチ制御手段34は、十字操作スイッチ9aの操作反力を小さくする。これにより、十字操作スイッチ9aが弱い力でも操作できるようになり、十字操作スイッチ9aの操作が容易になる。
次に、ステップS108に進み、ステップS108では、十字操作スイッチ制御手段34は、サブモニター8に表示されている十字操作スイッチ9aによって選択される操作メニューのアイコンを拡大表示にし、このフローチャートの1回の処理を終了する。これにより、運転者は、十字操作スイッチ9aの操作によるカーソルの移動先を認識しやすくなり、誤操作を防止することができる。
次に、舵角が60゜以上90゜未満の場合にはステップS109に進み、ステップS109では、十字操作スイッチ制御手段34が、十字操作スイッチ9aの各圧力センサが検出する圧力の比率とカーソルを移動させる方向の関係を変更し、このフローチャートの1回の処理を終了する。即ち、ステップS109では、十字操作スイッチ9aが押された位置と、カーソルを移動させる方向を45゜補正する。操舵を行っていない場合には、十字操作スイッチ制御手段34は、十字操作スイッチ9aの左側に配置された圧力センサの検出圧力が大きくなったとき、運転者がカーソルの左側への移動を指示したと認識するが、例えば、ハンドル6が右に70゜操舵されている場合には、左側及び下側に配置された圧力センサの検出圧力が同程度に大きくなったとき、即ち、十字操作スイッチ9aの左斜め下の約45゜の部分が押されたとき、運転者がカーソルの左側への移動を指示したと認識する。このため、運転者が操舵したことにより、十字操作スイッチ9aを押す位置がずれたとしても、運転者の意図した方向にカーソルを移動させることができる。
次に、舵角が90゜以上100゜未満の場合にはステップS113に進み、ステップS109では、十字操作スイッチ9aが押された位置と、カーソルを移動させる方向を90゜補正し、このフローチャートの1回の処理を終了する。即ち、ステップS109では、例えば、ハンドル6が右に95゜操舵されている場合には、十字操作スイッチ制御手段34は、下側に配置された圧力センサの検出圧力が大きくなったとき、即ち、十字操作スイッチ9aの下側の部分が押されたとき、運転者がカーソルの左側への移動を指示したと認識する。
次に、舵角が100゜以上の場合にはステップS110に進み、ステップS110では、スタンバイ位置の個別設定が行われているか否かが判断される。個別設定が行われている場合には、ステップS111に進み、行われていない場合にはステップS112に進む。ステップS111では、十字操作スイッチ制御手段34は、図12に示したスタンバイ位置の個別設定画面によって設定されたスタンバイ位置にカーソルを自動的に移動させ、このフローチャートの1回の処理を終了する。また、ステップS112に進んだ場合には、十字操作スイッチ制御手段34は、オーディオ装置20の操作画面の音量設定メニューにカーソルを自動的に移動させ、このフローチャートの1回の処理を終了する。これにより、舵角が100゜以上の場合には、カーソルは、運転者が設定したスタンバイ位置、又は音量設定メニューに自動的に移動され、大きく操舵しているときに使用することが好ましくない操作メニューの実行が防止される。以上の処理を繰り返すことにより、十字操作スイッチ9aの特性が舵角に応じて変化される。
次に、図14は、十字操作スイッチ9aの誤操作が行われた場合にも、車載機器が誤って起動しないようにするために、十字操作スイッチ制御手段34が各車載機器の操作に規制を加えるフローチャートを示す。
まず、ステップS201において、十字操作スイッチ制御手段34は、ハンドル6の舵角を検出する舵角センサ(図示せず)から、舵角のデータを取り込み、十字操作スイッチ9aが押されたか否かを検出する。次に、ステップS202において、十字操作スイッチ9aが押されたか否かが判断される。十字操作スイッチ9aが押されていない場合には、このフローチャートの1回の処理を終了し、十字操作スイッチ9aが押されている場合には、ステップS203に進む。
次に、ステップS203及びS204において、舵角に応じて制御フローが場合分けされる。舵角が30゜未満である場合には、各車載機器の機能の操作に規制を加えることなく、ステップS211に進み、十字操作スイッチ9aの操作に従って車載機器の機能が起動される。次に、舵角が30゜以上60゜未満の場合にはステップS205に進み、ステップS205では、十字操作スイッチ制御手段34が、4つの圧力センサの検出圧力のデータを取り込む。次いで、ステップS206では、十字操作スイッチ制御手段34が、ハンドル6の操舵方向のデータを取り込む。さらに、ステップS207では、十字操作スイッチ制御手段34は、ステップS205で取り込んだ各圧力センサの検出圧力のデータから、十字操作スイッチ9aが押された位置を特定し、この特定された位置を、ステップS206で取り込んだ操舵方向とは逆向きに45゜補正し、ステップS211に進む。ステップS211では、ステップS207において補正した十字操作スイッチ9aの押圧位置に従って車載機器の機能が実行される。
一方、舵角が60゜以上の場合には、ステップS208に進み、十字操作スイッチ9aの操作が、所定時間内に2回連続で行われたか否かが判断される。本実施形態の車両用情報表示装置1は、舵角が大きい場合には、所定時間内に十字操作スイッチ9aの同一の操作が2回繰り返された場合にその操作が実行されるように構成されている。このため、操舵等により誤って十字操作スイッチ9aに触れてしまった場合でも、それにより車載機器の機能が起動してしまうことがなく、誤操作が防止される。十字操作スイッチ9aの操作が、所定時間内に2回連続して行われた場合には、ステップS211に進み、十字操作スイッチ9aの操作に従って車載機器の機能が実行される。
十字操作スイッチ9aの操作が、2回連続して行われていない場合には、ステップS209に進む。ステップS209では、直前に行われた十字操作スイッチ9aの操作が正しいものであるか否かを確認するメッセージがメインモニター2及びサブモニター8に表示される。次いで、ステップS210では、運転者の意志が確認される。十字操作スイッチ9aの操作を確認するメッセージに対して、運転者が中央操作スイッチ9bを操作した場合には、ステップS211に進み、操作に従って車載機器の機能が実行される。操作を確認するメッセージに対して、運転者が所定時間内に中央操作スイッチ9bを操作しない場合には、ステップS212に進む。ステップS212では、ステップS209で表示された確認メッセージを消去し、直前に行われた十字操作スイッチ9aの操作を無視した旨をメインモニター2及びサブモニター8に表示し、このフローチャートの1回の処理を終了する。以上の処理を繰り返すことにより、各車載機器の操作を規制する。
次に、図15及び図16は、車載機器の機能が誤って起動しないようにするために、ハンドル6の舵角に基づいて、十字操作スイッチ9aの操作を無視するフローチャートを示す。
図15は、十字操作スイッチ制御手段34が、ハンドル6の舵角に基づいて、車載機器の所定の操作に対応する十字操作スイッチ9aの操作を無視するフローチャートを示す。まず、ステップS301において、十字操作スイッチ制御手段34は、ハンドル6の舵角を検出する舵角センサ(図示せず)から、舵角のデータを取り込む。次に、ステップS302乃至S304において、取り込まれた舵角のデータに基づいて場合分けする。まず、舵角が30゜未満の場合には、ステップS305に進み、ステップS305では、風量切替、温度設定、オーディオ、風向モード、ボリューム等、車載機器の全ての機能の起動が許容される。
また、舵角が30゜以上70゜未満の場合には、ステップS306に進み、ステップS306では、十字操作スイッチ9aによるオーディオの操作は無視され、他の風量切替、温度設定、風向モード、ボリューム等の操作は許容される。さらに、舵角が70゜以上90゜未満の場合には、ステップS307に進み、ステップS307では、十字操作スイッチ9aによる風量切替、オーディオ、及び風向モードの操作は無視され、他の温度設定、ボリューム等の操作は許容される。また、舵角が90゜以上の場合には、ステップS308に進み、ステップS308では、十字操作スイッチ9aによるボリュームの操作は許容され、他の風量切替、温度設定、オーディオ、及び風向モードの操作は無視される。以上の処理を繰り返すことにより、舵角に基づいて車載機器の所定の操作が禁止される。
図16は、十字操作スイッチ制御手段34が、ハンドル6の舵角に基づいて、十字操作スイッチ9aによる車載機器の所定の操作を禁止するフローチャートを示す。まず、ステップS401において、十字操作スイッチ制御手段34は、ハンドル6の舵角を検出する舵角センサ(図示せず)から、舵角のデータを取り込む。次に、ステップS402乃至S404において、取り込まれた舵角のデータに基づいて場合分けする。まず、舵角が30゜未満の場合には、ステップS405に進み、ステップS405では、風量切替、温度設定、オーディオ、風向モード、ボリューム等、車載機器の全ての操作が許容される。
また、舵角が30゜以上70゜未満の場合には、ステップS406に進み、ステップS406では、十字操作スイッチ9aによるシステム切替スイッチ12の操作が禁止される。これにより、操作画面が現在表示されている車載機器以外の車載機器の操作が禁止される。さらに、舵角が70゜以上90゜未満の場合には、ステップS407に進み、ステップS407では、十字操作スイッチ9aによる全ての操作は、音量を小さくする操作に変更される。また、舵角が90゜以上の場合には、ステップS408に進み、ステップS408では、十字操作スイッチ9aによる全ての操作は無視される。以上の処理を繰り返すことにより、舵角に基づいて車載機器の所定の操作が禁止される。
以上、図13乃至図16を参照して説明した、ハンドルの舵角に基づいた十字操作スイッチ9aの操作性を変更する各制御フローは、単一の十字操作スイッチ制御手段34に同時に組み合わせて実施しても良いし、或いは、各制御フローのうちの幾つかを適宜選択して実施しても良い。
本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、十字操作スイッチの制御をハンドルの舵角に基づいて変更しているので、十字操作スイッチの誤操作を未然に防止し、また、誤操作があった場合でも、それにより車載機器が誤動作するのを防止することができる。
また、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、十字操作スイッチの特性をハンドルの舵角に基づいて変更しているので、操舵中においても十字操作スイッチが操作しやすく、また、十字操作スイッチを押す位置がずれた場合にも車載機器が運転者の意図しない作動をするのを防止することができる。
さらに、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、ハンドルの舵角に基づいて、十字操作スイッチの操作による各車載機器の操作に規制を加えているので、十字操作スイッチの誤操作があった場合でも、車載機器が誤動作するのを防止することができる。
また、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、ハンドルの舵角に基づいて、車載機器の所定の操作に対応する十字操作スイッチの操作を無視するので、操舵中に行うことが好ましくない車載機器の操作を禁止することができる。
また、上述した実施形態においては、十字操作スイッチ9aは、4つの圧力センサにより、運転者の操作を検出していたが、変形例として、圧力センサの代わりに4つの電気接点を使用しても良い。即ち、図17に示すように、十字操作スイッチを、円周上に配置された4つのボタン90a〜90dから構成し、この4つのボタン90a〜90dの裏側に、夫々電気接点92a〜92dを配置する。各ボタン90a〜90dを押すことによって、その裏側に配置された電気接点92a〜92dが閉じて導通し、十字操作スイッチ制御手段34は、そのボタンが押されたことを認識する。十字操作スイッチ制御手段34は、十字操作スイッチの各ボタン90a〜90dが押されると、メインモニター2に表示されているカーソルを、押されたボタンが指示する方向へ移動させる。
このように構成された変形例において、図13に示すフローチャートのステップS113における処理は、採用する接点を90゜変更することによって実現することができる。例えば、ハンドル6が右に95゜操舵されたとき、接点92bが導通された場合、十字操作スイッチ制御手段34は、運転者がカーソルを左へ移動させることを意図していると認識する。
このように構成された変形例では、安価な部品を使用して簡易的に十字操作スイッチを構成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置のメインモニターに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置によって制御される各車載機器の最上層の操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の作用の概略を説明する図である。 システム切替スイッチが操作されたときの統合処理装置における処理を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートのステップS2における処理を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートのステップS5における処理を示すフローチャートである。 ハンドルに設けられた十字操作スイッチの拡大図である。 使用者が、カーソルを自動的に移動させるスタンバイ位置を個別設定するための操作画面を示す。 十字操作スイッチ制御手段が十字操作スイッチの特性を変化させるフローチャートである。 十字操作スイッチ制御手段が各車載機器の操作に規制を加えるフローチャートである。 十字操作スイッチ制御手段が、車載機器の所定の操作に対応した十字操作スイッチの操作を無視するフローチャートである。 十字操作スイッチ制御手段が、十字操作スイッチによる車載機器の所定の操作を禁止するフローチャートである。 十字操作スイッチの変形例を示す図である。
符号の説明
1 車両用情報表示装置
2 メインモニター
4 ダッシュボード
6 ハンドル
8 サブモニター
9a 十字操作スイッチ
9b 中央操作スイッチ
10 統合処理装置
12 システム切替スイッチ
14 トップメニュースイッチ
16 戻しスイッチ
18 カーナビゲーション装置
20 オーディオ装置
22 空調装置
24 Eメール送受信装置
26 自動車電話
28 運転情報検索装置
29 インターネット接続装置
30 操作画面選択手段
30a 操作終了判断部
32 画面表示手段
34 十字操作スイッチ制御手段
34a スタンバイ位置設定部
90a〜90d 十字操作スイッチの4つのボタン
92a〜92d 電気接点

Claims (18)

  1. 複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、
    上記各車載機器の操作画面が表示されるディスプレイと、
    このディスプレイに表示される操作画面の操作メニューの中から、各方向にカーソルを移動させることにより上記各車載機器を操作するための、ハンドルに設けられた十字方式の十字操作スイッチと、
    上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチの制御を変更する十字操作スイッチ制御手段と、
    を有し、
    上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角が所定値以上になると、上記ディスプレイ上のカーソルを予め定められたカーソル位置に移動させることを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチの特性を変化させる請求項1記載の車両用情報表示装置。
  3. 上記十字操作スイッチが、複数の電気接点を有し、上記十字操作スイッチ制御手段は、これらの電気接点のうち、どの電気接点が閉じたかを検知することによって、所定の方向にカーソルを移動させるように構成されており、上記ハンドルの舵角が所定値以上になると、閉じた電気接点と、カーソルを移動させる方向の関係を変更する請求項2記載の車両用情報表示装置。
  4. 上記十字操作スイッチが、複数の圧力センサを有し、上記十字操作スイッチ制御手段は、これらの圧力センサが検出する圧力の比率に基づいて、所定の方向にカーソルを移動させるように構成されており、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記各圧力センサが検出する圧力の比率と、カーソルを移動させる方向の関係を変更する請求項2記載の車両用情報表示装置。
  5. 上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチが操作されたと判断する閾値を変更する請求項2記載の車両用情報表示装置。
  6. 上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチの操作反力を変更する請求項2記載の車両用情報表示装置。
  7. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチの操作による上記各車載機器の操作に規制を加える請求項1記載の車両用情報表示装置。
  8. 上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角が所定値以上のとき、上記十字操作スイッチが操作されると、操作者にその操作の実行を確認する請求項7記載の車両用情報表示装置。
  9. 上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角が所定値以上の場合には、上記十字操作スイッチの同一操作が複数回続けて行われたとき、その操作に対応する上記車載機器の操作を受け付ける請求項7記載の車両用情報表示装置。
  10. 上記十字操作スイッチ制御手段は、上記十字操作スイッチの操作を補正して上記各車載機器に対する制御信号を生成する請求項7記載の車両用情報表示装置。
  11. さらに、サブディスプレイを有し、上記十字操作スイッチ制御手段は、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記十字操作スイッチの操作によって選択又は実行される操作メニューの上記サブディスプレイ上の表示を変更する請求項1記載の車両用情報表示装置。
  12. さらに、スタンバイ位置設定部を有し、上記十字操作スイッチ制御手段は、使用者が上記スタンバイ位置設定部によって登録したーソル位置にカーソルを移動させる請求項1記載の車両用情報表示装置。
  13. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角に基づいて、上記車載機器の所定の操作に対応した上記十字操作スイッチの操作を無視する請求項1記載の車両用情報表示装置。
  14. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角が所定値以上になると、全ての上記十字操作スイッチの操作を無視する請求項13記載の車両用情報表示装置。
  15. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角が大きくなるにつれて、上記十字操作スイッチの操作が無視される上記車載機器の操作が増加する請求項13記載の車両用情報表示装置。
  16. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記車載機器の少なくとも1つの操作に対しては、上記ハンドルの舵角に関らず上記十字操作スイッチの操作を受け付ける請求項13記載の車両用情報表示装置。
  17. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角が所定値以上になると、上記十字操作スイッチがどのように操作された場合でも、上記車載機器の特定の操作として受け付ける請求項13記載の車両用情報表示装置。
  18. 上記十字操作スイッチ制御手段が、上記ハンドルの舵角が所定値以上になると、操作する車載機器を変更するための上記十字操作スイッチの操作を無視する請求項13記載の車両用情報表示装置。
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