JP4731205B2 - 油圧シリンダの作動制御装置 - Google Patents
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Description
方向制御弁13は、第1受圧部23又は第2受圧部24にパイロット圧が加わっていないときには、バネ21、22からの付勢力によって保持位置(A)に保持されている。
即ち、本願発明の油圧シリンダの作動制御装置では、被駆動部材を駆動する油圧シリンダと、前記油圧シリンダを作動させる圧油の給排制御を行い、前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を有してなる方向制御弁と、前記方向制御弁における切換位置の制御を行い、かつ前記方向制御弁におけるメータアウト面積の制御を行うパイロット圧の圧力制御を行う制御弁と、前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を指示する操作手段と、前記操作手段の操作位置に応じた操作信号を出力する操作信号出力手段と、前記操作信号出力手段からの操作信号に基づいた指示信号を、前記制御弁に対して出力するコントローラと、を備えてなる油圧シリンダの作動制御装置において、
前記コントローラが、前記操作手段の操作位置として前記操作手段の保持位置と浮き位置との間に調整領域を設定し、前記操作信号に基づいて出力する指示信号値として、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値を、前記浮き位置における指示信号値と同じ指示信号値とし、前記調整領域の最も保持位置側における指示信号値を、前記保持位置におけるゼロの指示信号値とは所定量異なり、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、
前記操作信号が前記調整領域にあると判断したときには、前記操作信号に基づいて出力する指示信号の値を、前記調整領域の最も浮き位置側における前記指示信号値から前記調整領域の最も保持位置側における前記指示信号値に向けて漸減する特性に従った指示信号値として出力し、
前記操作信号に基づいた前記指示信号値に応じて、前記制御弁から出力される前記パイロット圧を制御することにより、前記方向制御弁におけるメータアウト面積を制御してなることを最も主要な特徴としている。
前記コントローラが、前記操作手段の操作位置として前記操作手段の保持位置と浮き位置との間に調整領域を設定し、前記操作信号に基づいて出力する指示信号値として、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値を、前記浮き位置における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、前記調整領域の最も保持位置側における指示信号値を、前記保持位置におけるゼロの指示信号値とは所定量異なり、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、
前記操作信号が前記調整領域にあると判断したときには、前記操作信号に基づいて出力する指示信号の値を、前記調整領域の最も浮き位置側における前記指示信号値から前記調整領域の最も保持位置側における前記指示信号値に向けて漸減する特性に従った指示信号値として出力し、
前記操作信号に基づいた前記指示信号値に応じて、前記制御弁から出力される前記パイロット圧を制御することにより、前記方向制御弁におけるメータアウト面積を制御してな
ることを他の最も主要な特徴としている。
更にまた、本願発明では請求項4に記載したように、方向制御弁、制御弁及びコントローラの構成を特定したことを主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項5に記載したように、被駆動部材の構成及び油圧シリンダの構成を特定したことを主要な特徴となしている。
若しくは、操作信号に基づいて出力する指示信号値として、調整領域の最も浮き位置側における指示信号値を、浮き位置における指示信号値よりも小さな指示信号値としており、調整領域の最も保持位置側における指示信号値を、保持位置におけるゼロの指示信号値とは所定量異なり、調整領域の最も浮き位置側における指示信号値よりも小さな指示信号値としている。
この構成のうえで、操作信号が調整領域に対応した信号を出力しているときには、操作信号に基づいて出力する指示信号値を、調整領域の最も浮き位置側における指示信号値から調整領域の最も保持位置側における指示信号値に向けて漸減する特性に従った指示信号値として出力している。
調整領域における被駆動部材の下降速度としては、操作手段の操作位置に応じて最も浮き位置側から最も保持位置側に向けて漸減する特性に従った減速制御を行うことができる。
とで、ポンプポート14と第2ポート17の連通面積と第1ポート16とタンクポート15の連通面積を小さくする(メータアウト面積が絞られる)。これにより、ホイストシリンダ9の伸び室9aからタンク20に流出する圧油、つまり戻り油の流量が減少する。
Claims (5)
- 被駆動部材を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダを作動させる圧油の給排制御を行い、前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を有してなる方向制御弁と、
前記方向制御弁における切換位置の制御を行い、かつ前記方向制御弁におけるメータアウト面積の制御を行うパイロット圧の圧力制御を行う制御弁と、
前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を指示する操作手段と、
前記操作手段の操作位置に応じた操作信号を出力する操作信号出力手段と、
前記操作信号出力手段からの操作信号に基づいた指示信号を、前記制御弁に対して出力するコントローラと、
を備えてなる油圧シリンダの作動制御装置において、
前記コントローラが、前記操作手段の操作位置として前記操作手段の保持位置と浮き位置との間に調整領域を設定し、
前記操作信号に基づいて出力する指示信号値として、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値を、前記浮き位置における指示信号値と同じ指示信号値とし、
前記調整領域の最も保持位置側における指示信号値を、前記保持位置におけるゼロの指示信号値とは所定量異なり、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、
前記操作信号が前記調整領域にあると判断したときには、前記操作信号に基づいて出力する指示信号の値を、前記調整領域の最も浮き位置側における前記指示信号値から前記調整領域の最も保持位置側における前記指示信号値に向けて漸減する特性に従った指示信号値として出力し、
前記操作信号に基づいた前記指示信号値に応じて、前記制御弁から出力される前記パイロット圧を制御することにより、前記方向制御弁におけるメータアウト面積を制御してなることを特徴とする油圧シリンダの作動制御装置。 - 被駆動部材を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダを作動させる圧油の給排制御を行い、前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を有してなる方向制御弁と、
前記方向制御弁における切換位置の制御を行い、かつ前記方向制御弁におけるメータアウト面積の制御を行うパイロット圧の圧力制御を行う制御弁と、
前記被駆動部材に対する少なくとも上げ位置、保持位置、及び浮き位置を指示する操作手段と、
前記操作手段の操作位置に応じた操作信号を出力する操作信号出力手段と、
前記操作信号出力手段からの操作信号に基づいた指示信号を、前記制御弁に対して出力するコントローラと、
を備えてなる油圧シリンダの作動制御装置において、
前記コントローラが、前記操作手段の操作位置として前記操作手段の保持位置と浮き位置との間に調整領域を設定し、
前記操作信号に基づいて出力する指示信号値として、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値を、前記浮き位置における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、
前記調整領域の最も保持位置側における指示信号値を、前記保持位置におけるゼロの指示信号値とは所定量異なり、前記調整領域の最も浮き位置側における指示信号値よりも小さな指示信号値とし、
前記操作信号が前記調整領域にあると判断したときには、前記操作信号に基づいて出力する指示信号の値を、前記調整領域の最も浮き位置側における前記指示信号値から前記調整領域の最も保持位置側における前記指示信号値に向けて漸減する特性に従った指示信号値として出力し、
前記操作信号に基づいた前記指示信号値に応じて、前記制御弁から出力される前記パイロット圧を制御することにより、前記方向制御弁におけるメータアウト面積を制御してなることを特徴とする油圧シリンダの作動制御装置。 - 前記コントローラが、前記操作手段を浮き位置にした場合において、予め設定した下降エンド手前の位置に前記被駆動部材の下降による到達を確認すると、前記被駆動部材の下降速度を予め設定した下降速度と比較して最適な下降速度とする最適制御を行う機能と、
前記最適制御により前記被駆動部材の下降速度を最適な下降速度としたときに出力した指示信号値を、前記最適制御の開始時において出力する指示信号値とする機能と、
を備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の油圧シリンダの作動制御装置。 - 前記方向制御弁が、パイロット圧で切換えられるパイロット圧切換式の方向制御弁であり、
前記制御弁が、パイロット圧を制御する電磁比例圧力制御弁と、前記電磁比例圧力制御弁から出力されたパイロット圧の前記方向制御弁への供給先を制御する電磁切換弁と、を備えた構成であり、
前記コントローラが、前記指示信号を前記電磁比例圧力制御弁のソレノイドに通電する電流及び電磁切換弁のソレノイドに通電する電流としてそれぞれ出力し、前記電磁比例圧力制御弁から出力するパイロット圧及び前記電磁切換弁を制御して、前記方向制御弁のメータアウト面積を制御してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の油圧シリンダの作動制御装置。 - 前記被駆動部材が、ダンプトラックのボディであり、前記油圧シリンダが、前記ボディを昇降駆動するホイストシリンダである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の油圧シリンダの作動制御装置。
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JP2005151109A JP4731205B2 (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | 油圧シリンダの作動制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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