JP4708759B2 - シミュレーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有限要素法を用いてタイヤに発生する亀裂の進展を予測するシミュレーション方法に関する。
近年では、有限要素法を用いてタイヤに発生する亀裂の進展を予測するシミュレーション方法が提供されている。このシミュレーション方法では、具体的には、先ず、数値解析が可能な要素の集合体によりタイヤのモデル(以下では単にグローバルモデルと称する)が設定されるとともに、数値解析が可能な要素の集合体によりタイヤに発生する亀裂のモデル(以下では単にローカルモデルと称する)が設定される。そして、所定条件の下でグローバルモデル及びローカルモデルの挙動が解析され、タイヤに発生する亀裂の進展が予測されている。また、他には重合メッシュ法による有限要素法を用いた複合材料の解析手法の事例1が報告(例えば、非特許文献1参照)されている。
計算工学講演会論文集,Vol.18(2003年5月),「重合メッシュ法を用いた複合部材のメゾ解析」,P243-246
しかしながら、グローバルモデルに対応するタイヤと、ローカルモデルに対応するタイヤの亀裂との間の挙動には物理現象である相互干渉が存在するにも関わらず、上記シミュレーション方法ではこの相互干渉が考慮されていないため、タイヤに発生する亀裂の進展をより正確に予測することは困難であった。
一方、上記事例1では、各部材の間に存在する相互干渉が考慮されたモデルを用いる解析手法が示されている。ところが、当該解析手法は、任意の各部材の間に存在する相互干渉が考慮されたモデルを用いており、タイヤにおける各部材の間に生じる相互干渉が考慮されたモデルを用いていないため、タイヤの亀裂の進展などを含むタイヤの寿命をより正確に予測することができなかった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、タイヤにおける各部材の間に存在する相互干渉を考慮したモデルを用いることにより、タイヤの寿命をより正確に予測することができるシミュレーション方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の特徴を有する。すなわち、演算処理を行う処理部と、前記処理部による演算を実行するための情報が記憶された記憶部とを備えるコンピュータを用いて、タイヤに発生する変位を算出するシミュレーション方法であって、前記処理部は、数値解析が可能な要素の集合体によりタイヤをモデル化したグローバルモデルに、数値解析が可能な要素の集合体により前記タイヤに発生する亀裂をモデル化したローカルモデルが重複して設定されたタイヤモデルにおいて、前記グローバルモデル及び前記ローカルモデルを構成する各要素に設定されている値に基づいて、有限要素法解析により、前記タイヤの内部に生じる応力及び歪みを含む変位を算出する変位算出ステップと、
前記変位算出ステップにおいて算出された前記タイヤモデルの変位に基づいて前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測する予測ステップと、を実行し前記処理部は、前記変位算出ステップでは、前記変位算出ステップにおいて算出された前記タイヤモデルの変位における、前記グローバルモデルと前記ローカルモデルとが重複する重複部分の変位を前記グローバルモデルと前記ローカルモデルの変位の和に設定するとともに、前記ローカルモデルの境界部分の変位をゼロに設定することを要旨とする。
このような本発明によれば、グローバルモデル及びローカルモデルの重複部分の変位がそれぞれのモデルの変位の和とされ、ローカルモデルの境界部分のローカルモデルの変位がゼロとされることにより、グローバルモデルとローカルモデルとの間の相互干渉が考慮された状態となるため、タイヤの寿命(例えば、ベルト層の端部に発生する亀裂の進展、カーカスの端部に発生する亀裂の進展、ワイヤーチェーファーの端部に発生する亀裂の進展、ナイロンチェーファーの端部に発生する亀裂の進展、又はタイヤに備えられたショルダー部の近くに配置されるカーカス部分に発生する亀裂の進展)をより正確に予測することができる。
上記発明においては、前記処理部は、前記予測ステップは、前記タイヤモデルと、タイヤを構成するゴムの時系列変化とに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測してもよい。ここで、ゴムは時間が経過するにつれて脆くなる性質を有する。これはゴムがタイヤの内側又は外側から侵入してくる酸素・水分・熱にさらされるからである。このため、ゴムに発生する亀裂を進ませようとする推進力に対する抗力が時間の経過とともに低下することとなる。したがって、ゴムの時系列変化が用いられることにより、タイヤに発生する亀裂の進展をより正確に予測することができる。
上記発明においては、前記処理部は、前記予測ステップは、前記タイヤモデルと、タイヤを構成するゴムの亀裂速度とに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測してもよい。また、前記タイヤモデルと、タイヤを構成するゴムの温度とに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測してもよい。この場合には、ゴムの亀裂速度及び温度が有限要素法解析に用いられるため、タイヤに発生する亀裂の進展をより正確に予測することができる。
上記発明においては、前記処理部によって実行される予測ステップは、さらに、数値解析が可能な要素の集合体により路面をモデル化した路面モデルを設定するステップと、グローバルモデルが路面モデルを転動することにより発生するトレッド部の磨耗量を予測するステップと、予測された磨耗量に基づいてグローバルモデルを変更するステップと、変更されたグローバルモデルに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測するステップとを備えてもよい。この場合には、予測された磨耗量により変更されたグローバルモデルが有限要素法解析に反映されることにより、タイヤに発生する亀裂の進展をより正確に予測することができる。
本発明によれば、タイヤにおける各部材の間に存在する相互干渉を考慮したモデルを用いることにより、タイヤの亀裂の進展をより正確に予測することができる。
(空気入りタイヤの構成)
本実施形態における空気入りタイヤ1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における空気入りタイヤ1の断面を示す図である。図1に示すように、空気入りタイヤ1は、溝で区画された陸部を有するトレッド部2と、トレッド部2の両端からタイヤ半径方向内方に延びるサイドウォール部3と、サイドウォール部3の半径方向内端に位置しているビードコア4と、ビードコア4の上部に埋設され、細切り上の硬質のゴムで形成されているビードフィラー5と、トレッド部2からサイドウォール部3を通りビードコア4に至るカーカス6と、トレッド部2の内側とカーカス6の半径方向外側との間にトレッド部2の周方向に沿って延びる複数のベルト層7と、トレッド部2の内側とベルト層7の半径方向外側との間にベルト層7を覆うキャップ層8と、カーカス6の折り返し部分を補強するワイヤーチェーファー9とを備えている。
本実施形態におけるベルト層7は、ゴム71とゴム71で被覆されたコード72とを備えている。同様にしてキャップ層8も、ゴム81とゴム81で被覆されたコード82とを備えている。このゴム71(又はゴム81)で被覆されたコード72(又はコード82)がタイヤ赤道CLに対して小角度で螺旋巻されている。
(コンピュータの構成)
本実施形態におけるコンピュータ200について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態におけるコンピュータ200の構成を示す図である。図2に示すように、コンピュータ200は、タイヤの性能をシミュレーションするのに必要な値の入力を促す入力部211と、処理部213により処理を実行するためのプログラムなどを記憶する記憶部212と、入力部211により入力された値及び記憶部212に記憶された値に基づいて有限要素法等の解析手法により、タイヤの性能を予測する処理部213と、処理部213により予測された性能の結果を表示する表示部214とを備えている。
前記処理部213は、数値解析が可能な要素の集合体によりタイヤをモデル化したグローバルモデル100を設定する。図3は、本実施形態におけるグローバルモデル100を示す図である。図3に示すように、グローバルモデル100は、要素100a,100b,100c…の集合体である。各要素100a,100b,100c…は、処理部213により数値解析が可能なデータである。例えば、各要素100a,100b,100c…には、2次元の3角形・4角形からなる膜要素、又は3次元の四面体からなるソリッド要素などが挙げられる。また、要素100a,100b,100c…には、座標のデータ、材料の特性を示す値などが定義されている。
処理部213は、数値解析が可能な要素の集合体によりローカルモデル110を設定する。図4は、本実施形態におけるローカルモデル110を示す図である。図4に示すように、ローカルモデル110は、タイヤに備えられたコードをモデル化したコードモデル111と、タイヤに発生する亀裂をモデル化した亀裂モデル112とを備えている。この亀裂モデル112の先端部113には蜘蛛の巣状に各要素が配列されているため、応力の集中が低減される。なお、コードモデル111は、カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9に含まれるコード及びその周辺の亀裂がモデル化されたものである。
この処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110の重複部分の変位をそれぞれのモデルの変位の和とする(変位条件1)とともに、ローカルモデル110の境界部分の該ローカルモデル110の変位をゼロとする(変位条件2)。ここで、図5は、グローバルモデル100とローカルモデル110との関数を示す図である。図5に示すように、グローバルモデル100の関数はuGであり、ローカルモデル110の関数はuLである。また、グローバルモデル100の関数とローカルモデル110の関数との重なる部分はuG+uLとされる(変位条件1に対応)。さらに、ローカルモデル110の境界部分のローカルモデル110の関数uLは0とされる(変位条件2に対応)。上述した処理部213は、これらの変位条件の下で、後述する図6及び図7の処理を実行する。
処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110に基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展(例えば、ベルト層7の端部Tに発生する亀裂の進展、カーカス6の端部6aに発生する亀裂の進展、ワイヤーチェーファー9(又はナイロンチェーファー)の端部9aに発生する亀裂の進展、又はショルダー部10の近くに配置されるカーカス部分6bに発生する亀裂の進展、タイヤの寿命など)を予測する(ステップ5−8参照)。
処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110と、タイヤを構成するゴムの時系列変化とに基づいて、タイヤに発生する亀裂の進展を予測する。ここで、ゴムの時系列変化には、後述するクリープ歪特性曲線によるゴムの時系列変化が挙げられる(ステップ8及びステップ9参照)。
処理部213は、数値解析が可能な要素の集合体により路面をモデル化した路面モデル(図示せず)を設定し、グローバルモデル100が路面モデル(図示せず)を転動することにより発生するトレッド部2の磨耗量を予測し、予測した磨耗量に基づいてグローバルモデル100及びローカルモデル110の形状を変更し、変更したグローバルモデル100及びローカルモデル110に基づいてタイヤに発生する亀裂の進展を予測する(ステップ5−8及びステップ11参照)。
処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110と、タイヤを構成するゴムの亀裂速度とに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測する(ステップ5−2,5−6,5−7,5−8)。処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110と、タイヤを構成するゴムの温度とに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測する(ステップ4,ステップ7)。
(シミュレーション方法)
本実施形態におけるコンピュータ200の動作について図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態にけるコンピュータ200の動作を示すフロー図である。図6に示すように、ステップ1において、処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110を設定するとともに、上述した変位条件1及び変位条件2を設定する。この処理部213は、変位条件1及び変位条件2に基づいて後述する処理を実行する。
ステップ2において、処理部213は、グローバルモデル100及びローカルモデル110を構成する各要素に設定されている座標データ、材料の特性を示す値などに基づいて、タイヤの内部に生じる応力及び歪を算出する。
ステップ3において、処理部213は、グローバルモデル100が路面モデル(図示せず)上を転動している転動時間などに関する解析条件を設定する。
ステップ4において、処理部213は、入力されたゴムのサンプルのtanδ、熱伝導率の測定値、及びタイヤ周りの熱伝導率の測定値に基づいて有限要素法解析により、タイヤの熱解析を実行し、タイヤ各部における温度を予測する。
ステップ5において、処理部213は、後述する破壊パラメータを算出することにより、ゴムにおける亀裂が進行する亀裂速度を予測して亀裂モデル112の先端部113におけるモデルを変更する処理(破壊パラメータ算出処理)を実行する。
図7は、本実施形態におけるステップ5の破壊パラメータ算出処理を示す図である。図7に示すように、ステップ5−1において、処理部213は、亀裂モデル112の先端部113における温度・応力を算出し、算出した温度(予測温度)・応力、及びグローバルモデル100が路面モデル(図示せず)上を転動している転動時間に基づいて、ゴムにおける亀裂を進ませようとする進展力に対するゴムの抗力を算出する。
ステップ5−2において、処理部213は、後述する抗力特性曲線の設定を促す。図8は抗力特性曲線を示す図である。この抗力特性曲線が導かれる過程は以下の通りである。先ず、亀裂が入っているゴムのサンプルが一定の温度に保たれた環境槽に入れられる。そして、当該ゴムの疲労試験が行われ、ゴムにおける亀裂を進ませようとする進展力の度合い、及び環境槽における温度・時間の関係により、当該進展力に対する抗力が求められる。これにより、環境槽における温度・時間が変更されることにより、ゴムの抗力−環境槽における温度・時間の関係を示す抗力特性曲線が導かれる。
ステップ5−3において、処理部213は、グローバルモデル100が路面モデル(図示せず)上を転動している転動時間と、亀裂モデル112の先端部113における予測温度と、図8に示す抗力特性曲線とに基づいて、当該転動時間及び当該温度に対応する抗力を特定する。この処理部213は、一方で、タイヤの全周に沿うベルト層7などの端部における算出された応力又は歪に基づいてJ積分を算出し、算出結果であるJ値を破壊パラメータとする。この破壊パラメータは、J積分の結果であるJ値に限定されずに、応力拡大係数、エネルギー解放率、C積分による結果、T積分による結果などであってもよい。
ステップ5−4において、処理部213は、算出されたJ値がステップ5−1により算出された抗力よりも大きいか否か判定する。また、処理部213は、算出されたJ値がステップ5−1により算出された抗力よりも大きい場合には亀裂の進展があると判定し、算出されたJ値がステップ5−1により算出された抗力よりも小さい場合には亀裂の進展がないと判定する。
ステップ5−5において、処理部213は、ステップ5−4により亀裂の進展があると判定されたか否か確認する。また、ステップ5−4により亀裂の進展があると判定された場合にはステップ5−7の処理に移り、ステップ5−4により亀裂の進展がないと判定された場合には破壊パラメータ算出処理を終了する。
ステップ5−6において、処理部213は、後述する亀裂速度特性曲線の設定を促す。図9は、亀裂速度特性曲線を示す図である。この亀裂速度特性曲線が導かれる過程は以下の通りである。先ず、亀裂が入っているゴムのサンプルが一定の温度に保たれた環境槽に入れられる。そして、当該ゴムの疲労試験が行われ、算出された破壊パラメータの値及び環境槽における温度・時間の関係により、ゴムにおける亀裂が進行する亀裂速度が求められる。これにより、亀裂速度−破壊パラメータ・環境槽における温度の関係を示す亀裂速度特性曲線が導かれる。
ステップ5−7において、処理部213は、ステップ5−1により算出された亀裂モデル112の先端部113における予測温度、ステップ5−3により算出された破壊パラメータ、及び亀裂速度特性曲線に基づいて、当該破壊パラメータ及び当該温度に対応する亀裂速度を特定する。
ステップ5−8において、処理部213は、ステップ5−7により特定された亀裂速度に基づいて、亀裂モデル112の先端部113における形状を変更する。この処理部213は、変更された亀裂モデル112及びその他のモデルに基づいて有限要素法解析により、タイヤに発生する亀裂の進展を予測する。
ステップ5における破壊パラメータ算出処理が終了すると、ステップ6の処理が行われる。ステップ6において、処理部213は、タイヤ各部におけるゴムのサンプルのtanδ、熱伝導率の測定値、及びタイヤ周りの熱伝導率の測定値の入力を促す。ステップ7において、処理部213は、入力されたゴムのサンプルのtanδ、熱伝導率の測定値、及びタイヤ周りの熱伝導率の測定値に基づいて有限要素法解析により、タイヤの熱解析を実行し、タイヤ各部における温度を予測する。
ステップ8において、処理部213は、後述するクリープ歪特性曲線の入力を促す。このクリープ歪特性曲線が導かれる過程は以下の通りである。先ず、タイヤ各部を構成するゴムのサンプルが環境槽に入れられる。そして、タイヤに内圧が加えられる。一定荷重及び一定温度が加えられた条件で、ゴムのサンプルのクリープ試験が行われる。このクリープ試験において環境槽における温度・時間が変更されることにより、ゴムのサンプルのクリープ歪−ゴムの応力・環境槽における温度・時間の関係を示すクリープ歪特性曲線が導かれる。
ステップ9において、処理部213は、グローバルモデル100に内圧が加えられた場合には、ステップ8により設定されたクリープ歪特性曲線を含む情報に基づいて有限要素法解析により応力解析を実行し、その解析結果に応じたグローバルモデル100及びローカルモデル110を設定する。
ステップ10において、処理部213は、後述する磨耗量特性曲線の設定を促す。この磨耗量特性曲線が導かれる過程は以下の通りである。具体的には、トレッド部2におけるゴムのサンプルが路面に押付けられ、ゴムに掛かる圧力と、ゴムの滑り量と、摩滅するゴムの量(以下では単に磨耗量と称する)とが測定される。これにより、磨耗量−ゴムに掛かる圧力・ゴムの滑り量を示す磨耗量特性曲線が導かれる。
ステップ11において、処理部213は、有限要素法解析における陽解法により、一定荷重のグローバルモデル100が路面モデル(図示せず)から離れる時のトレッド部2に掛かる圧力とトレッド部2の滑り量とを算出する。この処理部213は、ステップ10により設定された磨耗量特性曲線に基づいて、算出した圧力及び滑り量に対応するトレッド部2の磨耗量を予測する。
ステップ12において、処理部213は、予測したトレッド部2の磨耗量に基づいてグローバルモデル100及びローカルモデル110を変更する。ステップ13において、処理部213は、変更されたグローバルモデル100及びローカルモデル110が収束条件を満たす場合にはステップ14の処理に移り、変更されたグローバルモデル100及びローカルモデル110が収束条件を満たさない場合にはステップ7の処理に戻る。
ステップ14において、処理部213は、上述したステップ5と同様の破壊パラメータ算出処理を実行する。ステップ15において、処理部213は、ステップ3により設定された条件が終了したか否か確認する。また、処理部213は、ステップ3により設定された条件が終了した場合には本処理を終了し、ステップ3により設定された条件が終了していない場合にはステップ7の処理に戻る。
(シミュレーション方法の作用及び効果)
このような本発明によれば、グローバルモデル100及びローカルモデル110の重複部分の変位がそれぞれのモデルの変位の和とされ、ローカルモデル110の境界部分のローカルモデル110の変位がゼロとされることにより、グローバルモデル100とローカルモデル110との間の相互干渉が考慮された状態となるため、コンピュータ200は、タイヤの寿命(例えば、ベルト層7の端部Tに発生する亀裂の進展、カーカス6の端部6aに発生する亀裂の進展、ワイヤーチェーファー9(又はナイロンチェーファー)の端部9aに発生する亀裂の進展、又はショルダー部10の近くに配置されるカーカス部分6bに発生する亀裂の進展など)をより正確に予測することができる。
また、ゴムは時間が経過するにつれて脆くなる性質を有する。これはゴムがタイヤの内側又は外側から侵入してくる酸素・水分・熱にさらされるからである。このため、ゴムに発生する亀裂を進ませようとする推進力に対する抗力が時間の経過とともに低下することとなる。本発明では、ゴムの時系列変化が用いることにより、コンピュータ200はタイヤの寿命をより正確に予測することができる。
さらに、タイヤの破壊に関係するゴムの亀裂速度及び温度が有限要素法解析に用いられるため、タイヤの寿命をより正確に予測することができる。さらに、予測された磨耗量により変更されたグローバルモデル100が有限要素法解析に反映されることにより、コンピュータ200は、タイヤの寿命をより正確に予測することができる。
(実施例)
本実施形態におけるシミュレーションの実施例について以下詳細に説明する。なお、図10乃至図13に示す「ゴムの時系列変化」の処理はステップ8,9、「トレッド部の形状変化」の処理はステップ11,12、「タイヤ各部の予測温度」の処理はステップ4,6,7、「亀裂先端部における亀裂進展」の処理はステップ5−2,5−6、「タイヤ各部の予測温度」の処理はステップ4,ステップ7に該当する。
図10乃至図13は、実験値を100としたときの本発明の予測値(分子)/従来のグローバルモデル・ローカル解析による予測値(分母)を示す図である。
図10は、2層のベルト層7の端部Xが破損するまでの本発明の予測値(分子)/従来の予測値(分母)の関係を示す図である。図10では、サイズが185/65R14であり、正規の内圧に対して100%の内圧、正規の荷重に対して120%の荷重が掛けられた場合の乗用車用ラジアルタイヤが用いられ、室温45度、速度65km/hの条件下で実験が行われ、さらにシミュレーションではコード3本分のローカルモデルが設定されている。図10に示すように、本発明の予測値(分子)の方が従来の予測値(分母)に比べて実験値に近い値になり、良好な結果を示している。
図11は、3層のベルト層7の端部X、カーカス6の端部6a及びワイヤーチェーファーの端部9aが破損するまでの本発明の予測値(分子)/従来の予測値(分母)の関係を示す図である。図11では、サイズが11R20であり、正規の内圧に対して100%の内圧、正規の荷重に対して105%の荷重が掛けられた場合のトラック・バス用ラジアルタイヤが用いられ、室温40度、速度60km/h、走行距離100000kmの条件下で実験が行われ、さらにシミュレーションではコード3本分のローカルモデルが設定されている。また、図11では、カーカス6の端部6aがワイヤーチェーファー9の端部9aよりも高い構造が用いられている。図11に示すように、本発明の予測値(分子)の方が従来の予測値(分母)に比べて実験値に近い値になり、良好な結果を示している。
図12は、ワイヤーチェーファー9の端部9aが破損するまでの本発明の予測値(分子)/従来の予測値(分母)の関係を示す図である。図12では、図11とほぼ同様の条件が用いられているが、カーカス6の端部6aがワイヤーチェーファー9の端部9aよりも低い構造が用いられている点、コード2本分のローカルモデルが設定されている点で条件が一部異なる。図12に示すように、本発明の予測値(分子)の方が従来の予測値(分母)に比べて実験値に近い値になり、良好な結果を示している。
図13は、4層のベルト層7の端部X、及びショルダー部10の近くに配置されるカーカス部分6bが破損するまでの本発明の予測値(分子)/従来の予測値(分母)の関係を示す図である。図13では、サイズが4690R57であり、正規の内圧に対して100%の荷重、正規の荷重に対して120%の荷重が掛けられた場合の建設車両用ラジアルタイヤが用いられ、室温45度、速度10km/hの条件下で実験が行われ、さらにコード5本分のローカルモデルが設定されている。図13に示すように、本発明の予測値(分子)の方が従来の予測値(分母)に比べて実験値に近い値になり、良好な結果を示している。
このような実施例によれば、グローバルモデル100及びローカルモデル110の重複部分の変位がそれぞれのモデルの変位の和とされ、ローカルモデル110の境界部分のローカルモデル110の変位がゼロとされる。これにより、グローバルモデル100とローカルモデル110との間の相互干渉が考慮された状態となるため、コンピュータ200は、タイヤの寿命(例えば、ベルト層7の端部Tに発生する亀裂の進展、カーカス6の端部6aに発生する亀裂の進展、ワイヤーチェーファー9(又はナイロンチェーファー)の端部9aに発生する亀裂の進展、又はショルダー部10の近くに配置されるカーカス部分6bに発生する亀裂の進展など)をより正確に予測することができ、実験に近いシミュレーションを実行することができる。
本実施形態における空気入りタイヤの断面を示す図である。 本実施形態におけるコンピュータの構造を示す図である。 本実施形態におけるグローバルモデルを示す図である。 本実施形態におけるローカルモデルを示す図である。 本実施形態におけるグローバルモデル及びローカルモデルの関係を示す図である。 本実施形態におけるコンピュータの処理を示す図である。 本実施形態における破壊パラメータ算出処理を示す図である。 本実施形態における抗力特性曲線を示す図である。 本実施形態における亀裂速度特性曲線を示す図である。 本実施形態における比較例を示す図である(その1)。 本実施形態における比較例を示す図である(その2)。 本実施形態における比較例を示す図である(その3)。 本実施形態における比較例を示す図である(その4)。
符号の説明
1…タイヤ、2…トレッド部、3…サイドウォール部、4…ビードコア、5…ビードフィラー、6…カーカス、7…ベルト層、8…キャップ層、9…ワイヤーチェーファー、10…ショルダー部、100…グローバルモデル、110…ローカルモデル、111…コードモデル、112…亀裂モデル、113…先端部、200…コンピュータ、211…入力部、212…記憶部、213…処理部、214…表示部

Claims (10)

  1. 演算処理を行う処理部と、前記処理部による演算を実行するための情報が記憶された記憶部とを備えるコンピュータを用いて、タイヤに発生する変位を算出するシミュレーション方法であって、
    前記処理部は、
    数値解析が可能な要素の集合体によりタイヤをモデル化したグローバルモデルに、数値解析が可能な要素の集合体により前記タイヤに発生する亀裂をモデル化したローカルモデルが重複して設定されたタイヤモデルにおいて、前記グローバルモデル及び前記ローカルモデルを構成する各要素に設定されている値に基づいて、有限要素法解析により、前記タイヤの内部に生じる応力及び歪みを含む変位を算出する変位算出ステップと、
    前記変位算出ステップにおいて算出された前記タイヤモデルの変位に基づいて前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測する予測ステップと、
    実行し
    前記処理部は、
    前記変位算出ステップでは、前記変位算出ステップにおいて算出された前記タイヤモデルの変位における、前記グローバルモデルと前記ローカルモデルとが重複する重複部分の変位を前記グローバルモデルと前記ローカルモデルの変位の和に設定するとともに、前記ローカルモデルの境界部分の変位をゼロに設定することを特徴とするシミュレーション方法。
  2. 前記処理部は、
    前記予測ステップは、前記タイヤモデルと、前記タイヤを構成するゴムの時系列変化とに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。
  3. 前記処理部は、
    前記予測ステップは、前記タイヤモデルと、前記タイヤを構成するゴムの亀裂速度とに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。
  4. 前記処理部は、
    前記予測ステップは、前記タイヤモデルと、前記タイヤを構成するゴムの温度とに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。
  5. 前記処理部によって実行される前記予測ステップは、さらに、
    数値解析が可能な要素の集合体により路面をモデル化した路面モデルを設定するステップと、前記グローバルモデルが前記路面モデルを転動することにより発生するトレッド部の磨耗量を予測するステップと、予測された磨耗量に基づいて前記グローバルモデルを変更するステップと、変更されたグローバルモデルに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤに発生する亀裂の進展を予測するステップとを備えることを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。
  6. 前記タイヤに発生する亀裂の進展には、前記タイヤに備えられたベルト層の端部に発生する亀裂の進展が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシミュレーション方法。
  7. 前記タイヤに発生する亀裂の進展には、前記タイヤに備えられたカーカスの端部に発生する亀裂の進展が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシミュレーション方法。
  8. 前記タイヤに発生する亀裂の進展には、前記タイヤに備えられたワイヤーチェーファーの端部に発生する亀裂の進展が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のシミュレーション方法。
  9. 前記タイヤに発生する亀裂の進展には、前記タイヤに備えられたナイロンチェーファーの端部に発生する亀裂の進展が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のシミュレーション方法。
  10. 前記タイヤに発生する亀裂の進展には、前記タイヤに備えられたショルダー部の近くに配置されるカーカスに発生する亀裂の進展が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のシミュレーション方法。
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