JP4697187B2 - 高電圧機器モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、高電圧回路の一部に組み込まれた一対のメイン継電器を共通の筐体に取付けてなる高電圧機器モジュールに関する。
例えばハイブリッド自動車等には、直流の高電圧電源としてのバッテリーと、該バッテリーの直流電力を交流電力に変換してモーターを駆動制御するための電力変換装置が搭載されている。そして、バッテリーと電力変換装置とは、メイン継電器等を有する高電圧機器モジュールを介して接続されている。これにより、例えば電力変換装置における異常発生時に、バッテリーと電力変換装置との間を電気的に遮断して、過電流が高電圧回路に流れ続けることを防いだり、起動時においてバッテリーから電力変換装置へ大電流が突入することを防いだりしている。
かかる高電圧機器モジュールにおけるメイン継電器は、例えば、本体に固定された固定接点と、該固定接点に対して移動可能に配設された可動接点とを有する。そして、該可動接点を上記固定接点に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができる。
電力変換装置の異常時等には、一対の上記可動接点が上記固定接点から離れた状態(遮断状態)を保っている。
しかしながら、例えば、上記高電圧機器モジュールを搭載した自動車の振動等が可動接点に伝わることにより可動接点が振動し、場合によっては固定接点に接触することがある。このとき、一対のメイン継電器の双方において同時に、可動接点と固定接点とが接触すると、高電圧回路に高電圧電流が流れてしまうおそれがある。
また、特に、特許文献1に示すようなフロート構造のメイン継電器を用いた場合には、上記の振動によって、可動接点が固定接点と接触しやすくなるおそれが生じる。フロート構造とは、遮断状態において、可動接点を固定接点から遠ざける方向に付勢する付勢手段と、可動接点を固定接点に近づける方向に付勢する付勢手段とのバランスによって、可動接点を支持する構造である(図4参照)。
また、例えば、ハイブリッド自動車の場合には、高電圧回路に異常が生じた場合に、メイン継電器を遮断状態とすることにより高電圧回路を遮断して、エンジン(内燃機関)のみで走行することがある。かかる場合に、エンジンの振動や、走行時の路面からの振動等が、高電圧機器モジュールに伝わり上記の問題が生じることも充分に考えられる。
特開2005−347116号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する高電圧機器モジュールを提供しようとするものである。
第1の発明は、高電圧回路の一部に組み込まれ、高電圧電源の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器を、共通の筐体に取付けてなる、車両用の高電圧機器モジュールであって、
上記メイン継電器は、本体に固定された固定接点と、該固定接点に対して移動可能に配設された可動接点とを有し、該可動接点を上記固定接点に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができるよう構成されており、
上記一対のメイン継電器は、上記可動接点の可動方向が互いになす角度が鋭角かつ45°以上となるように配置されていることを特徴とする高電圧機器モジュールにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記高電圧回路において問題となるのは、上述したごとく、遮断状態を維持する必要があるときに、高電圧機器モジュールにおける一対のメイン継電器の双方において同時に、可動接点と固定接点とが接触して、高電圧回路に高電圧電流が流れてしまうおそれがあることにある。それ故、一対のメイン継電器のうちの一方のみにおいて可動接点と固定接点とが接触することは問題とならない。
そこで、発明者らは、一対のメイン継電器の双方において同時に、可動接点と固定接点とが接触してしまう原因につき鋭意研究した結果、その原因の一つは、従来の高電圧機器モジュールにおいては、一対のメイン継電器における可動接点の可動方向が互いに平行となっていることにあることを見出した(後述する比較例参照)。即ち、高電圧機器モジュールを搭載した車両等の振動がメイン継電器に伝わり、可動接点が振動して固定接点に接触するおそれがある。ここで、一対のメイン継電器における可動接点の可動方向が互いに平行となっていると、その可動方向の振動が高電圧機器モジュールに加わったとき、一対のメイン継電器の可動接点が同期して振動し、同時に固定接点に接触してしまうおそれがある。
そこで、本発明にかかる高電圧機器モジュールにおいては、上記一対のメイン継電器を、上記可動接点の可動方向が互いに平行とならないように配置している。これにより、振動が高電圧機器モジュールに伝わっても、その振動によって、一対のメイン継電器の双方の可動接点が固定接点に向かって振動することを抑制することができる。そのため、遮断状態を保つ必要があるときに、一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止することができる。
以上のごとく、本発明によれば、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する高電圧機器モジュールを提供することができる。
第2の発明は、高電圧回路の一部に組み込まれ、高電圧電源の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器を、共通の筐体に取付けてなる高電圧機器モジュールであって、
上記メイン継電器は、本体に固定された固定接点と、該固定接点に対して移動可能に配設された可動接点とを有し、該可動接点を上記固定接点に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができるよう構成されており、
上記筐体は、振動源と複数個所において接触した状態で固定されていると共に、上記一対のメイン継電器のうちの一方と他方とをそれぞれ搭載する第1搭載部と第2搭載部とを有し、
上記第1搭載部と上記第2搭載部との間には、段差が設けてあり、
上記第1搭載部と該第1搭載部に搭載された上記メイン継電器との接触面と、上記第2搭載部と該第2搭載部に搭載された上記メイン継電器との接触面とは、上記振動源と上記筐体との接触面からの該接触面の法線方向の距離が、互いに異なっていることを特徴とする高電圧機器モジュールにある(請求項)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記高電圧機器モジュールにおいては、振動源と上記筐体との接触面を基準として、上記一対のメイン継電器を、上記筐体との接触面の位置が互いに異なるように配置している。そのため、振動源から筐体を通じて上記一対のメイン継電器に伝わる振動は、互いに位相がずれた状態となる。したがって、上記一対のメイン継電器は、互いに異なる位相で(同期することなく)振動することとなる。
これにより、たとえ一対のメイン継電器が、その可動接点の可動方向が平行となるように配置されていたとしても、遮断状態を保つ必要があるときに一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防ぐことができる。
以上のごとく、本発明によれば、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する高電圧機器モジュールを提供することができる。
第1の発明(請求項1)及び第2の発明(請求項)において、上記高電圧機器モジュールは、上記メイン継電器と共に他の電子部品を搭載することもできる。
第1の発明(請求項1)において、上記一対のメイン継電器は、上記可動接点の可動方向が互いに45°以上の角度をなすように配置されている。
これにより、遮断状態を保つ必要があるときに、上記一対のメイン継電器が同時に導通状態となることをより効果的に防ぐことができる。上記一対のメイン継電器における可動接点の可動方向が互いになす角度が45°未満である場合には、上記一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを確実に防ぐことが困難となるおそれがある。
このように、上記一対のメイン継電器は、可動接点の可動方向が上記角度となるよう配置する
次に、第1の発明(請求項1)又は第2の発明(請求項)において、上記高電圧機器モジュールは、電力変換装置と、該電力変換装置に直流電力を供給する高電圧電源との間に電気的に接続されているものとすることができる(請求項)。
この場合には、電力変換装置における半導体モジュールの故障等の異常時に、高電圧回路を確実に遮断状態に保つことができる。
また、上記メイン継電器は、通電によって生じる電磁力によって上記可動接点を移動させる電磁駆動部と、上記可動接点を上記固定接点から離れる方向に付勢する第1付勢手段と、上記可動接点を上記固定接点に近付ける方向に付勢する第2付勢手段とを有し、上記遮断状態においては、上記可動接点は、上記第1付勢手段と上記第2付勢手段とによってフロート状態に支持されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、遮断状態において、外部から加わる振動によって上記可動接点が振動しやすく、固定接点と接触するという問題が生じやすい。そこで、上記のような構成の電磁継電器をメイン継電器として用いた高電圧機器モジュールに本発明を適用することにより、「遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する」という本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、上記一対のメイン継電器は、互いに同じ構造を有することが好ましい(請求項)。
この場合には、上記高電圧機器モジュールの組立て作業性を向上させることができると共に、製造コストを低減することができる。このように同じ構造を有する一対のメイン継電器を用いる場合には、これらの可動接点が同期して振動しやすいということが考えられる。そこで、かかる高電圧機器モジュールに本発明を適用することにより、一対のメイン継電器における可動接点が同期して振動することを防ぎ、「遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する」という本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、上記メイン継電器の各端子は、上記高電圧回路の一部を構成する高電圧バスバー、及び、上記メイン継電器を駆動するための低電圧電流が流れる低電圧バスバーに対して、それぞれ溶接されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、メイン継電器の各端子と、高電圧バスバー及び低電圧バスバーとの接合部において、接触抵抗が生じることがなく、接合部の発熱を抑制することができる。
また、上記高電圧バスバー及び上記低電圧バスバーの接続端子部は、上記筐体における上記メイン継電器の本体が配される側と反対の面において、上記メイン継電器の端子と溶接されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、高電圧バスバー及び低電圧バスバーの接続端子部と、メイン継電器の端子との溶接を、容易に行うことができる。即ち、筐体における共通の面に高電圧バスバー及び低電圧バスバーの接続端子部が配置されるため、溶接を同じ方向から行うことができ、作業性が向上する。また、これらの接続端子部がメイン継電器の本体の配されていない側の筐体の面に配されているため、メイン継電器の本体が溶接作業の邪魔になることもない。
また、上記高電圧バスバー及び上記低電圧バスバーの接続端子部と、上記メイン継電器の端子とは、レーザー溶接によって接続されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、溶接時における発熱を小さくすることができるため、メイン継電器への熱負荷を抑制することができる。
参考例
本発明の参考例にかかる高電圧機器モジュールにつき、図1〜図5を用いて説明する。
本例の高電圧機器モジュール1は、図1、図2、図5に示すごとく、高電圧回路10の一部に組み込まれ、高電圧電源としてのバッテリ6の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器2を、共通の筐体5に取付けてなる。
メイン継電器2は、図1、図5に示すごとく、本体に固定された固定接点21と、固定接点21に対して移動可能に配設された可動接点22とを有する。そして、メイン継電器2は、可動接点22を固定接点21に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができるよう構成されている。
一対のメイン継電器2は、可動接点22の可動方向Kが互いに平行とならないように配置されている。本例においては、図1に示すごとく、一対のメイン継電器2は、可動接点22の可動方向Kが互いに直交するように配置されている。
また、図5に示すごとく、高電圧機器モジュール1は、電力変換装置3と、電力変換装置(インバータ7)に直流電力を供給するバッテリ6との間に電気的に接続されている。インバータ7は、生成した交流電力を、図示しない回転電機に供給して回転電機を駆動制御する。なお、バッテリ6の供給電圧は、例えば100V以上の高電圧である。
そして、高電圧機器モジュール1は、バッテリ6の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器2として、第1のメイン継電器201と第2のメイン継電器202とを有する。第1のメイン継電器201は、インバータ7の正極側電力線71に接続され、第2のメイン継電器202は、インバータ7の負極側電力線72に接続されている。
また、高電圧機器モジュール1は、第1のメイン継電器201に対して並列に接続したプリチャージ用継電器13を有する。このプリチャージ用継電器13は、レジスタ11と直列に接続されており、プリチャージ用継電器13とレジスタ11との直列回路が、第1のメイン継電器201と並列に接続されている。
また、第2のメイン継電器202は、直列接続された電流センサ12を介してバッテリ6の負極に接続されている。
メイン継電器2及びプリチャージ用継電器13は、制御部(ECU:電子制御装置)101からの駆動信号によって作動する。
また、インバータ7は、正極側電力線71と負極側電力線72との間にコンデンサ73を接続している。
図1、図2、図6に示すごとく、高電圧機器モジュール1は、一対のメイン継電器2、プリチャージ用継電器13及びレジスタ11を、筐体5に搭載している。そして、この筐体5は、例えば車体のボディに固定されている。図6に示すごとく、メイン継電器2及びプリチャージ用継電器13の端子25、131は、筐体5に設けた貫通孔53に挿通され、筐体5におけるメイン継電器2の本体部20を配した側とは反対側の面において、高電圧バスバー3及び低電圧バスバー4に対してレーザー溶接され、バッテリ6やインバータ7あるいは制御部101と電気的に接続されている。
高電圧バスバー3は高電圧回路の一部を構成するバスバーであり、低電圧バスバー4はメイン継電器2及びプリチャージ用継電器13を駆動するための低電圧電流が流れるバスバーである。したがって、高電圧バスバー3は、後述するメイン継電器2またはプリチャージ用継電器13における固定接点21に電気的に接続された高電圧側の端子25(131)に溶接され、低電圧バスバー4は、後述するメイン継電器2またはプリチャージ用継電器13における電磁駆動部23に電気的に接続された低電圧側の端子25(131)に溶接される。
また、図7(A)、(B)に示すごとく、高電圧バスバー3及び低電圧バスバー4の接続端子部31、41と、メイン継電器2の端子25(又はプリチャージ用継電器13の端子131)とは、互いの先端面を同一方向に向けて接合した拝み合わせ状態となっており、両者の先端面においてレーザー溶接されている。図7(A)、(B)において、符号19は溶接部を表す。
プリチャージ用継電器13の端子131も、同様の状態で高電圧バスバー3及び低電圧バスバー4にレーザー溶接されている。また、レジスタ11等、高電圧機器モジュール1における他の電子部品の端子についても同様の状態で高電圧バスバー3に溶接されている(図示略)。
メイン継電器2は、図3、図4に示すごとく、通電によって生じる電磁力によって可動接点22を移動させる電磁駆動部23と、可動接点22を固定接点21から離れる方向に付勢する第1付勢手段241と、可動接点22を固定接点21に近付ける方向に付勢する第2付勢手段242とを有する。
そして、遮断状態(図4)においては、可動接点22は、第1付勢手段241と第2付勢手段242とによってフロート状態に支持されている。
電磁駆動部23は、駆動コイル部231と該駆動コイル部231の内側に配された固定コア232及び可動プランジャ233とからなる。固定コア232と可動プランジャ233との間には、可動プランジャ233を固定コア232から離す方向に付勢する上記第1付勢手段241が介在している。
また、可動接点22は、可動ホルダ221の両端に一対設けられており、それぞれの可動接点22は、一対の固定接点21に対して対向配置されている。可動ホルダ221は、第2付勢手段242によって、可動接点22が固定接点21に当接する方向に付勢されている。
そして、駆動コイル部231に通電しないときは、図4に示すごとく、第1付勢手段241によって、可動プランジャ233が固定コア232から離れる側へ押され、可動ホルダ221を押す。これにより、可動接点22が固定接点21から離れ、遮断状態が形成される。このとき、可動ホルダ221及びこれに固定された可動接点22は、第1付勢手段241と第2付勢手段242とによって支持されたフロート状態となっている。
一方、駆動コイル部231に通電したときには、図3に示すごとく、駆動コイル部231に生じる電磁力によって、可動プランジャ233は、固定コア232側に吸引される。これにより、可動接点22が固定接点21に接触し、導通状態が形成される。
本例の高電圧機器モジュール1における一対のメイン継電器2(第1のメイン継電器201及び第2のメイン継電器202)は、いずれも上記の構成となっており、互いに同じ構造を有する。
一方、プリチャージ用継電器13は、メイン継電器2よりも小型であって、その構造は、メイン継電器2とは異なっていてもよい。
本例の高電圧機器モジュール1は、図5に示すごとく、例えばハイブリッド自動車における駆動用の高電圧回路10に組み込まれて使用される。そして、自動車の起動時における信号を受けて、制御部101からの駆動信号によって、電磁継電器2を駆動させて、適宜オン、オフを切り替えることにより、インバータ7のコンデンサ73のプリチャージを行ったり、インバータ7の故障など、高電圧回路10に異常が発生した場合の電力供給の遮断等を行ったりして、高電圧回路10の安全性を確保している。
例えば、プリチャージの際には、高電圧機器モジュール1は、以下のように作動する。
まず、自動車の起動時における信号を受けて、制御部101からの駆動信号によって、第2のメイン継電器202とプリチャージ用継電器13をオンの状態とする。これにより、バッテリ6の高電圧電流は、プリチャージ用継電器13とレジスタ11とを経由してインバータ7のコンデンサ73に流れ、コンデンサ73が充電される。このとき、高電圧電流は、レジスタ11を介してコンデンサ73に流れるため、電流の突入時に大電流が流れることを防ぐことができる。
このように、大電流の突入を防ぎつつ、徐々にコンデンサ73を充電していく。
次いで、コンデンサ73の充電が略完了したとき、プリチャージ用継電器13をオフする。なお、第2のメイン継電器202は接続状態を維持している。
その後、第1のメイン継電器201をオンして、バッテリ6とインバータ7との間の配電のために、常時導通状態を維持する。
また、例えば、インバータ7におけるスイッチング素子等が故障することにより、インバータ7に異常が生じた場合には、第1のメイン継電器201と第2のメイン継電器202とをオフして、バッテリー6とインバータ7とを電気的に遮断する。これにより、高電圧回路10に高電圧電流が流れ続けることを防ぐことができる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記高電圧回路10において問題となるのは、上述したごとく、遮断状態を維持する必要があるときに、高電圧機器モジュール1における一対のメイン継電器2の双方において同時に、可動接点22と固定接点21とが接触して、高電圧回路10に高電圧電流が流れてしまうおそれがあることにある。それ故、一対のメイン継電器2のうちの一方のみにおいて可動接点22と固定接点21とが接触することは問題とならない。
そこで、本例の高電圧機器モジュール1においては、上記一対のメイン継電器2を、可動接点22の可動方向Kが互いに平行とならないように配置している。これにより、振動が高電圧機器モジュール1に伝わっても、その振動によって、一対のメイン継電器2の双方の可動接点22が固定接点21に向かって振動することを抑制することができる。そのため、遮断状態を保つ必要があるときに、一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防止することができる。
また、高電圧機器モジュール1は、インバータ7と、インバータ7に直流電力を供給するバッテリ6との間に電気的に接続されているものであるため、インバータ7における半導体モジュールの故障等の異常時に、高電圧回路10を確実に遮断状態に保つことができる。
また、メイン継電器2は、遮断状態において可動接点22が第1付勢手段241と第2付勢手段242とによってフロート状態に支持される電磁継電器であるため、遮断状態において、外部から加わる振動によって可動接点22が振動しやすく、固定接点21と接触するという問題が生じやすい。そこで、上記のような構成の電磁継電器をメイン継電器2として用いた高電圧機器モジュール1に本発明を適用することにより、「遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防止する」という本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、一対のメイン継電器2は、互いに同じ構造を有するため、高電圧機器モジュール1の組立て作業性を向上させることができると共に、製造コストを低減することができる。また、このように同じ構造を有する一対のメイン継電器2を用いる場合には、これらの可動接点22が同期して振動しやすいということが考えられる。そこで、かかる高電圧機器モジュール1に本発明を適用することにより、一対のメイン継電器2における可動接点22が同期して振動することを防ぎ、「遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防止する」という本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
以上のごとく、本例によれば、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器が同時に導通状態となることを防止する高電圧機器モジュールを提供することができる。
実施例1
本例は、図8に示すごとく、一対のメイン継電器2を、可動接点22の可動方向Kが互いに鋭角をなすように配置した高電圧機器モジュール1の例である。
即ち、参考例においては、一対のメイン継電器2の可動接点22の可動方向Kのなす角度を直角としたが、本例においては、その角度θを鋭角としている。この場合、角度θは、45°以上であることが好ましい。
その他は、参考例と同様である。
本例の場合にも、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防止することが可能である。
その他、参考例と同様の作用効果を有する。
実施例2
本例は、図9、図10に示すごとく、振動源である車両のボディ8と高電圧機器モジュール1の筐体5との接触面14を基準として、一対のメイン継電器2が、筐体5との接触面151、152の位置を互いに異ならせている例である。
筐体5は、第1のメイン継電器201を搭載する第1搭載部51と、第2のメイン継電器202を搭載する第2搭載部52との間に段差を設ける。これにより、第1のメイン継電器201の本体部20と筐体5の第1搭載部51との接触面151と、第2のメイン継電器202の本体部20と筐体5の第2搭載部52との接触面152とが、ボディ8と筐体5との接触面14を基準として、異なる位置に配置されることとなる。即ち、図10に示すごとく、接触面14と接触面151との間の距離H1と、接触面14と接触面152との間の距離H2とが異なっている。
なお、筐体5は、ボディ8に対して、ボルト54によって固定されている。
その他は、参考例と同様である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記高電圧機器モジュール1においては、振動源である車両のボディ8と筐体5との接触面14を基準として、一対のメイン継電器2を、筐体5との接触面151、152の位置が互いに異なるように配置している。そのため、振動源(ボディ8)から筐体5を通じて一対のメイン継電器2に伝わる振動は、互いに位相がずれた状態となる。したがって、一対のメイン継電器2は、互いに異なる位相で(同期することなく)振動することとなる。
これにより、たとえ一対のメイン継電器2が、その可動接点22の可動方向Kが平行となるように配置されていたとしても、遮断状態を保つ必要があるときに一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防ぐことができる。
以上のごとく、本例の場合にも、遮断状態を保つ必要があるときに、外部から加わる振動によって一対のメイン継電器2が同時に導通状態となることを防止する高電圧機器モジュールを提供することができる。
その他、参考例と同様の作用効果を有する。
(比較例)
本例は、図11、図12に示すごとく、一対のメイン継電器2を、可動接点22の可動方向Kが互いに平行となるように配置した高電圧機器モジュール9の例である。
また、振動源である車両のボディ8と高電圧機器モジュール9の筐体5との接触面94を基準として、一対のメイン継電器2が、筐体5との接触面951、952の位置を一致させている。即ち、第1のメイン継電器201と筐体5との接触面951と、第2のメイン継電器202と筐体との接触面952とが、同一平面上に形成されている。
その他は、参考例と同様である。
本例の場合には、一対のメイン継電器2における可動接点22の可動方向Kが互いに平行となっているために、その可動方向Kの振動が、高電圧機器モジュール9に加わったとき、一対のメイン継電器2の可動接点22が同期して振動する。そのため、一対のメイン継電器2の可動接点22が同時に固定接点21に接触してしまうおそれがある。
また、振動源である車両のボディ8と高電圧機器モジュール9の筐体5との接触面94を基準として、一対のメイン継電器2が、筐体5との接触面951、952の位置を一致させている。そのため、振動源(ボディ8)から筐体5を通じて一対のメイン継電器2に伝わる振動は、互いに位相が一致しやすく、一対のメイン継電器2は、互いに同位相で(同期して)振動するおそれがある。それ故、一対のメイン継電器2の可動接点22の可動方向Kが平行となっていると、遮断状態を保つ必要があるときに一対のメイン継電器2が同時に導通状態となるおそれがある。
参考例における、高電圧機器モジュールの平面説明図。 参考例における、高電圧機器モジュールの側面説明図。 参考例における、メイン継電器の導通状態の断面図。 参考例における、メイン継電器の遮断状態の断面図。 参考例における、高電圧機器モジュールを組み込んだ高電圧回路の説明図。 参考例における、端子の接続状態を示す、高電圧機器モジュールの断面説明図。 参考例における、メイン継電器の端子と高電圧バスバー(又は低電圧バスバー)の接続端子部との溶接状態を示す(A)斜視図、(B)断面図。 実施例1における、高電圧機器モジュールの平面説明図。 実施例2における、高電圧機器モジュールの平面説明図。 実施例2における、高電圧機器モジュールの側面説明図。 比較例における、高電圧機器モジュールの平面説明図。 比較例における、高電圧機器モジュールの側面説明図。
符号の説明
1 高電圧機器モジュール
2 メイン継電器
21 固定接点
22 可動接点
5 筐体
6 バッテリ(高電圧電源)
7 インバータ(電力変換装置)
K 可動方向

Claims (8)

  1. 高電圧回路の一部に組み込まれ、高電圧電源の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器を、共通の筐体に取付けてなる、車両用の高電圧機器モジュールであって、
    上記メイン継電器は、本体に固定された固定接点と、該固定接点に対して移動可能に配設された可動接点とを有し、該可動接点を上記固定接点に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができるよう構成されており、
    上記一対のメイン継電器は、上記可動接点の可動方向が互いになす角度が鋭角かつ45°以上となるように配置されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  2. 高電圧回路の一部に組み込まれ、高電圧電源の正極側と負極側とにそれぞれ接続された一対のメイン継電器を、共通の筐体に取付けてなる高電圧機器モジュールであって、
    上記メイン継電器は、本体に固定された固定接点と、該固定接点に対して移動可能に配設された可動接点とを有し、該可動接点を上記固定接点に対して接触させたり離脱させたりすることにより、導通状態と遮断状態とを形成することができるよう構成されており、
    上記筐体は、振動源と複数個所において接触した状態で固定されていると共に、上記一対のメイン継電器のうちの一方と他方とをそれぞれ搭載する第1搭載部と第2搭載部とを有し、
    上記第1搭載部と上記第2搭載部との間には、段差が設けてあり、
    上記第1搭載部と該第1搭載部に搭載された上記メイン継電器との接触面と、上記第2搭載部と該第2搭載部に搭載された上記メイン継電器との接触面とは、上記振動源と上記筐体との接触面からの該接触面の法線方向の距離が、互いに異なっていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  3. 請求項1又は2において、電力変換装置と、該電力変換装置に直流電力を供給する高電圧電源との間に電気的に接続されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記メイン継電器は、通電によって生じる電磁力によって上記可動接点を移動させる電磁駆動部と、上記可動接点を上記固定接点から離れる方向に付勢する第1付勢手段と、上記可動接点を上記固定接点に近付ける方向に付勢する第2付勢手段とを有し、上記遮断状態においては、上記可動接点は、上記第1付勢手段と上記第2付勢手段とによってフロート状態に支持されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記一対のメイン継電器は、互いに同じ構造を有することを特徴とする高電圧機器モジュール。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記メイン継電器の各端子は、上記高電圧回路の一部を構成する高電圧バスバー、及び、上記メイン継電器を駆動するための低電圧電流が流れる低電圧バスバーに対して、それぞれ溶接されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  7. 請求項6において、上記高電圧バスバー及び上記低電圧バスバーの接続端子部は、上記筐体における上記メイン継電器の本体が配される側と反対の面において、上記メイン継電器の端子と溶接されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
  8. 請求項6又は7において、上記高電圧バスバー及び上記低電圧バスバーの接続端子部と、上記メイン継電器の端子とは、レーザー溶接によって接続されていることを特徴とする高電圧機器モジュール。
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