JP4682974B2 - Webアクセス中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、Webアクセス中継装置に関する。
従来より、ネットワークを介して情報を発信したり、あるいはネットワーク上に存在する情報を取得するための様々な方法が提案されている。このようなネットワークによる情報発信・取得のための手段としては、電子メールやWWW(World Wide Web;以下、単にWebという)を用いるのが最も一般的である。また、電子メールとWebを連携させてネットワーク上でデータ交換を行うための方法も考案されている。
例えば、特許文献1には、Webデータと電子メールデータと間でデータ変換を行うことよる電子コミュニケーションシステムが開示されている。このシステムでは、利用者が所定の管理コマンドを含む電子メールデータを送信することによって、Web上に存在する電子掲示板のファイルの操作や管理を行えるようにしたり、Webブラウザで閲覧可能なファイルを作成することができる。
特開平10−63592号公報
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、電子メールによってWeb上にある電子掲示板の記事を削除する等の操作を行うことはできるが、任意のWebページ等を閲覧することはできない。また、電子メールのデータを変換してWebブラウザで閲覧可能なファイルを作成することはできるが、その内容を電子メールで閲覧することはできない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、電子メールを用いてインタラクティブに利用者がWebにアクセスできるようにすることが可能な、新規かつ改良されたWebアクセス中継装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、任意のWebページへのアクセスを中継するWebアクセス中継装置であって、Webページへのアクセス要求を行うためのアクセス要求メールを受信し、Webページのアクセス先を示す情報を抽出するアクセス要求受信部と、アクセス先を示す情報に基づいてWebページにアクセスし、Webデータを取得するWebデータ取得部と、Webデータに含まれる所定のタグ情報を、タグ情報に対応する所定の識別記号で置き換え、その他のタグ情報を削除することによって、Webデータをテキスト形式のデータに変換するWebデータ変換部と、アクセス要求メールの送信元に対して、Webデータ変換部によって変換された変換後Webデータを電子メールによって送信するWebデータ送信部と、Webデータ送信部によって送信された変換後Webデータに対して利用者が応答するためのコマンドメールであって、変換後Webデータに含まれる少なくとも1つの識別記号を含むコマンドメールを受信するコマンド受信部と、Webデータ変換部によって変換される前の変換前Webデータを記憶するWebデータ記憶部と、Webデータ記憶部に記憶された変換前Webデータとコマンドメールとをマッチングするデータマッチング部と、を備えるWebアクセス中継装置が提供される。ここで、データマッチング部は、コマンドメールに含まれる識別記号を用いて変換前Webデータとコマンドメールとが対応する部分を特定し、対応する部分の変換前Webデータの内容に基づいて利用者からの応答内容を判断し、Webデータ取得部は、応答内容に基づいてWebデータを取得する。
かかる構成により、利用者は、本発明にかかるWebアクセス中継装置に電子メールで任意のWebページのURLを送信することで、そのWebページを電子メールで閲覧することができる。また、利用者は、アクセス先のWebサイトに対し、電子メールによってさらに要求を行うことができ、その結果、新たなWebデータを取得することができるようになる。従って、電子メールを用いたインタラクティブなWebアクセスが可能となる。また、Webサイトの運営者は、個別にWebページへのアクセスを要求するメールを受け付けるインターフェースを用意する必要が無く、電子メールによる閲覧サービスを提供することができる。
例えば、Webデータ変換部は、他のWebデータへのリンクが張られていることを示すリンクタグ情報を、リンクが張られていることを示すためのリンク識別記号で置き換えるようにしてもよい。これにより、利用者は、送信された電子メールのWebデータにおいても、リンクが張られている箇所を識別できるようになる。
あるいは、Webデータ変換部は、利用者からの入力を受け付けるための入力タグ情報を、入力を受け付けることを示すための入力識別記号で置き換えるようにしてもよい。これにより、利用者は、送信された電子メールのWebデータにおいても、入力を行うことができる箇所を識別できるようになる。
また、Webデータ変換部は、入力識別記号とともに所定の数の空白記号を付加するようにしてもよい。これにより、利用者は、送信された電子メールに返信するときに、空白記号の部分を入力域として利用しすることができるようになる。
また、Webデータ変換部は、変換後Webデータにおいて識別記号が付加された文字列の中に同一の文字列が複数存在する場合、当該複数の文字列が互いに識別可能となるようにそれらの文字列を編集するようにしてもよい。これにより、変換後のWebデータの識別記号の部分と、変換前のWebデータとの対応付けを一意に行うことが可能となる。
また、データマッチング部は、コマンドメールに含まれる識別記号に基づいて、変換前Webデータとコマンドメールとが対応する部分を特定するようにしてもよい。
また、データマッチング部は、コマンドメールに含まれるリンク識別記号に対応するリンク先の情報を変換前Webデータから抽出するようにしてもよい。さらに、抽出されたリンク先の情報に基づいて、Webデータ取得部は、リンク先のWebデータを取得するようにしてもよい。これにより、利用者が受信したWebデータのリンク識別記号が付された部分を切り取ってコマンドメールとして送信することで、そのリンク先のWebデータを電子メールで受け取ることができるようになる。
また、データマッチング部は、コマンドメールに含まれる入力識別記号に基づいて、入力識別記号に対応して入力された入力情報をコマンドメールから取得するようにしてもよい。さらに、Webデータ取得部は、取得された入力情報を対応する入力域に入力した結果得られるWebデータを取得するようにしてもよい。これにより、利用者はWebデータに含まれた入力フォームに対する入力値をコマンドメールとして送信することで、入力結果のWebデータを電子メールで受け取ることができるようになる。
以上説明したように本発明によれば、電子メールを用いてインタラクティブに利用者がWebにアクセスできるようにすることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態にかかるWebアクセス中継装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるWebアクセス中継装置100の概略構成を示すブロック図である。本実施形態にかかるWebアクセス中継装置100は、図1に示すように、アクセス要求受信部101と、Webデータ取得部102と、Webデータ変換部103と、Webデータ記憶部104、Webデータ送信部105と、コマンド受信部106と、データマッチング部107とにより構成される。また、Webアクセス中継装置100は、ネットワーク110と接続され、ネットワーク110を通じて外部のWebサーバ121、122、123…にアクセス可能なように構成されている。
(アクセス要求受信部101)
アクセス要求受信部101は、利用者から送信されたWebページへのアクセス要求を行うためのアクセス要求メールを受信し、Webページのアクセス先を示す情報を抽出するための機能部である。利用者からのアクセス要求は、アクセス要求受信部101において予め設定されたメールアドレスに対する電子メールによって送信される。以下、アクセス要求受信部101に対して送信される利用者からの電子メールを、アクセス要求メールと呼ぶ。アクセス要求受信部101は、受信したアクセス要求メールの内容を解析し、アクセス対象となるWebサイトのURL等のアクセス先の情報を抽出する。抽出されたアクセス先の情報は、アクセス要求受信部101からWebデータ取得部102に渡される。
図2は、利用者からアクセス要求受信部101に対して送信されるアクセス要求メールの一例を示す説明図である。アクセス要求メール201は、例えば、図2に示すように、利用者が閲覧したいWebサイトのURL「http://www.example.co.jp/」をメール本文中に含む。図2の例によると、アクセス要求メール201の本文には、URL「http://www.example.co.jp/」の前に、URLを特定するための表記「URL=」が付加されており、アクセス要求受信部101は、「URL=」の表記を基に、アクセス要求メール201からURLが記載されている部分を抽出する。
図2の例のように、アクセス要求メールには、URL等のアクセス先情報が記載されている箇所を識別するための記号等がURLに付加されていてもよく、アクセス先情報の開始点と終点が識別可能なように記載されていれば、アクセス先以外の情報が含まれていてもよい。また、単にURLのみが記載されているものであってもよい。また、URLは、メール本文ではなく、サブジェクト(標題)に記載されてもよい。
(Webデータ取得部102)
Webデータ取得部102は、アクセス要求受信部101またはデータマッチング部107から受け取った情報に基づいて所定のWebサイトにアクセスし、Webデータを取得するための機能部である。また、Webデータ取得部102は、取得したWebデータをWebデータ変換部103に渡す。
Webデータ取得部102は、アクセス要求受信部101からURL等のアクセス先の情報を受け取り、そのアクセス先のWebサイトにアクセスし、Webデータを取得する。図2に示すアクセス要求メール201の場合の例を用いて説明すると、Webデータ取得部102は、URL「http://www.example.co.jp/」をアクセス要求受信部101から受け取って、図3に示すようなWebサイトにアクセスする。ここで、図3は、「http://www.example.co.jp/」にアクセスしたときにWebブラウザ300に表示されるWebページ301の表示例を示す説明図である。また、図4は、図3に示すWebページ301にアクセスして取得されたWebデータの例を示す説明図である。Webデータ取得部102は、図4に示すようなWebデータ401を取得し、Webデータ変換部103にWebデータ401を渡す。
また、Webデータ取得部102は、データマッチング部107からアクセス先を示す情報を受け取り、そのアクセス先からWebデータを取得する。例えば、データマッチング部107から受け取ったアクセス先が、リンク先のURLであれば、そのURLにアクセスしてWebデータを取得する。あるいは、データマッチング部107からアクセス先と入力値とを受け取った場合は、そのアクセス先に入力値を加えてアクセスし、その結果得られるWebデータを取得する。また、データマッチング部から、アクセス先等の情報とともに、セッションID等を受け取った場合は、それらのパラメータも同時にアクセス先に送信する。
(Webデータ変換部103)
Webデータ変換部103は、Webデータ取得部102が取得したWebデータを電子メールによって送信可能な形式に変換するための機能部である。以下、Webデータを変換前と変換後とで区別するために、変換前のWebデータを変換前Webデータ、変換後のWebデータを変換後Webデータと呼ぶ。
Webデータ変換部103は、Webデータ取得部102から受け取った変換前Webデータからタグ情報を除いた文字列を抽出することによって、テキスト形式の変換後Webデータを生成する。ここで、タグ情報とは、例えば、HTMLの各種のタグにより記述された情報をいい、Webデータの構造や表示形式等を定義するための情報である。また、Webデータ変換部103は、タグ情報の中でも予め決められた種類のタグ情報を、そのタグ情報に対応する所定の識別記号で置き換え、それ以外のタグ情報を削除する。
例えば、Webデータ変換部103は、他のWebデータへのリンクが張られていることを示すタグ情報(リンクタグ情報)を、リンクが張られていることを示す識別記号(リンク識別記号)で置き換えて、リンクが張られている部分の文字列を識別できるようにしてもよい。これにより、変換後Webデータにおいても、リンク識別記号が付加された部分にリンクが張られていることが識別できるようになる。
また、Webデータ変換部103は、利用者からの入力を受け付けるためのタグ情報(入力タグ情報)を、入力を受け付けることを示す識別記号(入力識別記号)で置き換えるようにしてもよい。これにより、変換後Webデータにおいても、入力識別記号が付加されている部分に利用者が何らかの入力を行うことが可能であることが識別できるようになる。さらに、Webデータ変換部103は、入力識別記号とともに所定数の空白記号を入力域として付加するようにしてもよい。これにより、利用者は、変換後Webデータにおいて、空白記号の部分を入力域として利用することができるようになる。
また、Webデータ変換部103は、イメージデータを表示することを示すイメージタグ情報を、イメージデータが存在することを示すためのイメージ識別記号で置き換えるようにしてもよい。また、イメージタグ情報で、イメージの代わりに表示させる文字列が指定されている場合は、その文字列にイメージ識別記号を付加して置き換えるようにしてもよい。これにより、利用者は、変換後Webデータにおいてイメージ識別記号が付加された文字列の部分にイメージデータが存在することを認識できるようになる。
以下、図4及び図5に示すWebデータの例を用いて、Webデータ変換部103が行う処理について具体的に説明する。ここで、図5は、図4のWebデータの変換後のWebデータの例を示す説明図である。図4に示すWebデータ401はHTML形式のデータであり、Webデータ401の変換後のWebデータ501は、テキスト形式のデータである。ここでは、リンクやイメージのタグ情報を置き換えるための識別記号として「[!--」「--!]」を用い、入力フォームのタグ情報を置き換えるための識別記号として「〔!--」「--!〕」を用いるものとする。
例えば、図4のWebデータ401の場合、リンクタグ(<a></a>)、イメージタグ(<img>)及びフォームタグ(<form>)以外のタグ、<html>タグや<body>タグなどのタグ情報は全て削除し、タグ情報以外の文字列だけを抽出する。さらに、リンクタグ、イメージタグ及びフォームタグについては、それぞれ個別に以下のように変換処理を行う。
まず、リンクタグの変換処理について説明する。例えば、リンクタグ402に対する変換処理の場合、リンクが張られている文字列、即ち<a>タグと</a>タグとで囲まれている文字列「IPテレフォニーサーバを販売開始」をリンク識別記号「[!--」と「--!]」とで囲んだ文字列によりリンクタグ402を置き換える。これにより、図4のリンクタグ402は、図5の変換後Webデータ501においてリンク識別記号502で示されるように、「[!--IPテレフォニーサーバを販売開始--!]と変換される。
また、1つのWebデータ内に複数のリンクタグが存在し、リンクが張られている文字列が同じである場合は、文字列の後にユニークな数字を付与する等して、互いに識別できるようにしてもよい。この場合、変換されたリンク識別記号と、変換前Webデータ内のリンクタグとの対応付けが行えるように、変換前Webデータの該当箇所を編集するようにしてもよい。
次に、イメージタグの変換処理について説明する。イメージタグの場合も、イメージデータへのリンクを示すリンク識別記号「[!--]「--!」」が用いられる。例えば、イメージタグ403にはalt属性が指定されているため、alt属性で指定されている文字列「プレスリリース」にリンク識別記号「[!--]「--!」」を付加した文字列でイメージタグ403を置き換える。これにより、図4のイメージタグ403は、図5のイメージ識別記号503で示されるように、「[!−プレスリリース--!]」と変換される。もし、alt属性が指定されていない場合は、例えば、文字列部分を「画像リンク」として、「[!--画像リンク--!]」のように変換してもよい。この場合、変換前Webデータ内の該当箇所との対応付けができるようにするために、変換前Webデータの該当箇所にも「画像リンク」の文字列を付加する等して、変換前Webデータを編集するようにしてもよい。
また、1つのWebデータ内に複数のイメージタグが存在し、alt属性に同じ文字列が指定されている場合や、複数箇所のイメージタグでalt属性が指定されておらず、全て「画像リンク」のような同じ文字列を用いて変換した場合、「画像リンク1」「画像リンク2」のように、文字列の後にユニークな数字を付与する等して、互いに識別できるようにしてもよい。この場合、変換された部分の文字列と、変換前Webデータ内のイメージタグとの対応付けが行えるように、変換前Webデータの該当箇所を編集するようにしてもよい。
最後に、フォームタグの変換処理について説明する。例えば、フォームタグ404に対する変換処理の場合、<input>要素の入力欄に相当する部分を、入力識別記号「〔!--」と「--!〕」との間に空白記号を付加した入力識別記号で置き換える。これにより、図4のフォームタグ404に含まれる3つの<input>要素は、それぞれ入力識別記号「〔!-- --!〕」で置き換えられ、図5の504のように変換される。
上述のようにして変換処理を行った後、Webデータ変換部103は、変換後WebデータをWebデータ送信部105に渡す。さらに、Webデータ変換部103は、変換前Webデータを、アクセス要求メールの送信元メールアドレスをキーにして、セッションIDなどのパラメータと共にWebデータ記憶部104に格納する。ここで、変換処理において、変換前Webデータのリンクタグ情報及びイメージタグ情報について編集を行った場合、Webデータ変換部103は、編集された後の変換前WebデータをWebデータ記憶部104に格納する。
(Webデータ記憶部104)
Webデータ記憶部104は、Webデータ変換部103から受け取った変換前Webデータを記憶するための記憶部である。ここで、図6は、Webデータ記憶部104に記憶されるデータの一例を示す説明図である。図6に示すように、Webデータ記憶部104には、例えば、変換前Webデータ604と対応付けて、アクセス要求メールの送信元のメールアドレス601、変換前Webデータ604の取得元のURL602、及びURL602に対するアクセス時のセッションID603等が格納される。
メールアドレス601及びURL602は、コマンド受信部106によって受信されたコマンドメールと、変換前Webデータ604とを対応付けるための情報である。例えば、コマンドメールの送信元アドレスをキーとして、Webデータ記憶部104を検索することによって、同一の利用者が以前に要求した変換前Webデータ604を取得することができる。あるいは、コマンドメールの一部にURLを示す情報が含まれるようにすれば、そのURLをキーとしてWebデータ記憶部104を検索することができる。
また、セッションID603は、Webデータ取得部102が、同じWebサイトに対しアクセスする際に利用される情報である。セッションID603を保存して用いることにより、例えば、あるWebサイトにログイン後、複数回に分けてアクセスする場合であっても、セッションが中断されることなく処理を継続することができる。
(Webデータ送信部105)
Webデータ送信部105は、アクセス要求メールの送信元に対して、変換後Webデータを電子メールによって送信するための機能部である。Webデータ送信部105は、変換後Webデータを、例えば電子メールの本文としてアクセス要求メールの送信元アドレスに送信する。このとき、電子メールの本文またはサブジェクトに変換後Webデータ以外の情報を含むようにしてもよい。例えば、本文の先頭や末尾に、送信されるWebデータの取得元のURLを付加する等してもよい。
(コマンド受信部106)
コマンド受信部106は、Webデータ送信部105によって送信された変換後Webデータに対して利用者が応答するためのコマンドメールを受信するための機能部である。ここで、コマンドメールとは、Webデータ送信部105によって送信された電子メールに対する利用者からの返信メールであって、送信された電子メールの一部が編集されたメールである。図7及び図8に、コマンドメールの一例を示す。ここで、図7及び図8は、図5に示す変換後Webデータ501を受信した利用者から送信されるコマンドメールの一例を示す説明図である。
例えば、図7に示すコマンドメール701は、変換後Webデータ501の中のリンクを示す部分を切り取って返信されたものである。また、図8に示すコマンドメール801は、変換後Webデータ501の入力フォームの空白部分が編集されて返信されたものである。このように、コマンドメールは、Webデータ送信部105によって送信された変換後Webデータ内の、リンクや入力フォームを示す識別記号が付加された部分を編集して返信されるものである。コマンドメールには、識別記号が付加された部分を少なくとも1つ含むものとし、識別記号を含まないメールはコマンドメールとして扱われない。また、コマンドメールには、識別記号が付加されていない部分のテキストが含まれていてもよい。
なお、コマンドメールが受信されるメールアドレスは、アクセス要求受信部101が受信するアクセス要求メールの送信先メールアドレスと異なるものであってもよく、同一であってもよい。同一とする場合は、受信したメールの内容を解析して、アクセス要求メールであるかコマンドメールであるかを判断するための機能部を別途設け、そこからアクセス要求受信部101またはコマンド受信部106にそれぞれ電子メールデータが送られるようにしてもよい。
(データマッチング部107)
データマッチング部107は、Webデータ記憶部104に記憶された変換前Webデータとコマンド受信部106によって受信されたコマンドメールとをマッチングするための機能部である。データマッチング部107は、コマンドメールの送信元メールアドレスをキーとしてWebデータ記憶部104から変換前Webデータを取得する。あるいは、コマンドメールに変換前Webデータの取得元であるWebサイトのURL等の情報が含まれる場合は、URLをキーとしてもよい。
データマッチング部107は、コマンドメールから、「[!--」「--!]」のような識別記号が含まれる部分を抽出する。コマンドメールに識別記号が含まれていない場合は、データマッチング部107は処理を終了し、受信したメールを破棄するようにしてもよく、あるいは、コマンドが無い旨のメッセージを含めたエラーメールを送信元のメールアドレス宛に送信するようにしてもよい。コマンドメールに識別記号が含まれる場合は、データマッチング部107は、識別記号が含まれる部分のテキストを抽出し、変換前Webデータとのマッチングを行う。マッチング処理は、識別記号によって示される内容によって異なる。
例えば、抽出された識別記号が「[!--」「--!]」のようにリンクを示すリンク識別記号である場合、データマッチング部107は、そのリンク識別記号に対応するリンク先の情報を変換前Webデータから抽出する。具体的には、例えば、データマッチング部107は、「[!--」と「--!]」とで囲まれた文字列を抽出して、その文字列と一致する箇所を変換前Webデータから検索する。変換前Webデータに該当する文字列があれば、その文字列を囲むリンクタグ<a>から、リンク先のURL等を取得することができる。
例えば、図7に示すコマンドメール701を受け取った場合、データマッチング部107は、識別記号に基づいて、「[!--IPテレフォニーサーバを販売開始--!]」の部分を抽出する。そして、識別記号で囲まれた文字列「IPテレフォニーサーバを販売開始」と一致する箇所を変換前Webデータから検索し、その結果、リンク先である「z06079.html」を取得する。取得されたリンク先の情報は、Webデータ取得部102に渡される。
また、図8に示すコマンドメール801を受け取った場合、データマッチング部107は、入力識別記号「〔!--」「--!〕」の前後の文字列を用いて変換前Webデータ401とのマッチングを行い、該当箇所の<input>要素に値を入れる。コマンドメール801の例によると、変換前Webデータ401の<form>領域の中で、「メールアドレス:」という文字列とのマッチングを行い、その後ろの<input>の値として、「[email protected]」を代入する。同様に、「性別:<任意の文字列>男 <任意の文字列>女」とのマッチングをとり、コマンドメール801で○の付いている「男」に該当する<input>の値が選択された状態にする。ここで、○は任意の文字列でよく、空でなければ選択されていると判断されるものとする。このように、テキストなど文字列を入力する属性の<input>タグには、返信されたメールの文字列を代入し、チェックボックスやラジオボタンを選択する属性の<input>タグには、返信されたメールの該当部分に何らかの文字が存在すればチェックされていると判断して入力値を代入する。
入力値の判断を行った後、データマッチング部107は、該当するフォームタグのaction属性に指定されたアクセス先に入力値の情報を加えてWebデータ取得部102に渡す。なお、その際、Webデータ記憶部104から取得したセッションID等のパラメータも、同時にWebデータ取得部102に渡すようにしてもよい。
以上、本実施形態にかかるWebアクセス中継装置100の構成について説明した。なお、アクセス要求受信部101、Webデータ取得部102、Webデータ変換部103、Webデータ送信部105、コマンド受信部106及びデータマッチング部107の各部は、上述した各機能を実行可能なプログラムモジュールをコンピュータ等の情報処理装置にインストールしたソフトウェアで構成されてもよいし、あるいは、上述した各機能を実行可能なプロセッサ等のハードウエアで構成されてもよい。また、Webデータ記憶部104は、例えば、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク等の各種の記憶媒体等により構成されてもよい。
次に、図9に基づいて、本実施形態にかかるWebアクセス中継装置100により実行されるWebアクセス中継処理の一例を説明する。ここで、図9は、本実施形態にかかるWebアクセス中継装置100により実行されるWebアクセス中継処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS900で、利用者端末から、本実施形態のWebアクセス中継装置100で予め定められた電子メールアドレス宛に、あるWebサイトへのアクセス要求を行うための電子メール(アクセス要求メール)が送信される。図2は、送信されるアクセス要求メールの一例であって、利用者がアクセス要求を行うWebサイトのURLを本文中に含むメールである。図2の例によると、アクセス要求メール201の本文中には、利用者が閲覧したいWebページのURL「http://www.example.co.jp/」が記載されている。メールの本文には、単にURLのみが記載されていてもよく、図2の例のように「URL=http://www.example.co.jp/」のようにURLを特定するための「URL=」のような表記とともに記載されてもよい。また、URLは、メール本文ではなく、サブジェクト(標題)に記載されてもよい。
次いで、ステップS902で、送信されたアクセス要求メール201をアクセス要求受信部101が受信する。さらに、ステップS904で、アクセス要求受信部101は、受信したアクセス要求メール201のメール本文またはサブジェクトの内容を解析し、URLに該当する部分を抽出する。メールにURLのみが記載されている場合は、その値を取得する。また、メールが図2の例のような形式で記載されている場合は、キーとなる「URL=」を基にURLを示す箇所を特定し、URLの値を抽出する。その後、アクセス要求受信部101は、抽出したURLをWebデータ取得部102に渡す。
次いで、ステップS906で、Webデータ取得部102は、アクセス要求メール201から抽出したURL「http://www.example.co.jp/」にアクセスし、WebサーバにWebデータの取得を要求する。ステップS908で、Webサーバは、Webデータ取得部102からのデータ取得要求に応答して、図4に示すようなHTML形式のWebデータ401をWebデータ取得部102に返す。Webデータ取得部102は、取得したWebデータ401をWebデータ変換部103に渡す。
次いで、ステップS910で、Webデータ変換部103は、Webデータ取得部102から受け取ったHTML形式のWebデータ401を解析し、電子メールで読むことができるテキスト形式のデータに変換する。
具体的には、例えば、図4のWebデータ401を変換する場合、まず、リンクタグ(<a></a>)、イメージタグ(<img>)及びフォームタグ(<form>)以外のタグ、<html>タグや<body>タグなどのタグ情報は全て削除し、タグ情報以外の文字列だけを抽出する。さらに、リンクタグ、イメージタグ及びフォームタグについては、それぞれ個別に以下のように変換処理を行う。
まず、リンクタグの変換処理について説明する。例えば、リンクタグ402に対する変換処理の場合、リンクが張られている文字列、即ち、<a>タグと</a>タグとで囲まれている文字列「IPテレフォニーサーバを販売開始」を識別記号「[!--」と「--!]」とで囲んだリンク識別記号で、リンクタグ402を置き換える。これにより、図4のリンクタグ402は、図5の変換後Webデータ501においてリンク識別記号502で示されるように、「[!--IPテレフォニーサーバを販売開始--!]」と変換される。
また、1つのWebデータ内に複数のリンクタグが存在し、リンクが張られている文字列が同じである場合は、文字列の後にユニークな数字を付与する等して、互いに識別できるようにしてもよい。この場合、変換されたリンク識別記号と、変換前Webデータ内のリンクタグとの対応付けが行えるように、変換前Webデータの該当箇所を編集するようにしてもよい。
次に、イメージタグの変換処理について説明する。例えば、イメージタグ403に対する変換処理の場合、alt属性が指定されているため、alt属性で指定されている文字列「プレスリリース」に識別記号「[!--」「--!]」を付加したイメージ識別記号で、イメージタグ403を置き換える。これにより、図4のイメージタグ403は、図5のイメージ識別記号503で示されるように、「[!−プレスリリース--!]」と変換される。もし、alt属性が指定されていない場合は、例えば、文字列部分を「画像リンク」として、「[!--画像リンク--!]」のように変換してもよい。この場合、変換前Webデータ内の該当箇所との対応付けができるようにするために、変換前Webデータの該当箇所にも「画像リンク」の文字列を付加する等して、変換前Webデータを編集するようにしてもよい。
また、1つのWebデータ内に複数のイメージタグが存在し、alt属性に同じ文字列が指定されている場合や、複数箇所のイメージタグでalt属性が指定されておらず、全て「画像リンク」のような同じ文字列を用いて変換した場合、「画像リンク1」「画像リンク2」のように、文字列の後にユニークな数字を付与する等して、互いに識別できるようにしてもよい。この場合、変換されたイメージ識別記号と、変換前Webデータ内のイメージタグとの対応付けが行えるように、変換前Webデータの該当箇所を編集するようにしてもよい。
最後に、フォームタグの変換処理について説明する。例えば、フォームタグ404に対する変換処理の場合、<input>要素の入力欄に相当する部分を、識別記号「[!--」と「--!]」との間に空白記号を付加した入力識別記号で置き換える。これにより、図4のフォームタグ404に含まれる3つの<input>要素は、それぞれ入力識別記号「[!-- --!]」で置き換えられ、図5の504のように変換される。
上述のようにして変換処理を行った後、Webデータ変換部103は、変換後WebデータをWebデータ送信部105に渡す。ステップS912で、、Webデータ送信部105は、変換後のWebデータ501をアクセス要求メール201の送信元のメールアドレス宛に送信する。
さらに、ステップS914で、Webデータ変換部103は、変換前のWebデータを、アクセス要求メールの送信元メールアドレスをキーにして、セッションIDなどのパラメータと共にWebデータ記憶部104に格納する。ここで、ステップS910の変換処理において、変換前Webデータのリンクタグ情報及びイメージタグ情報について編集を行った場合、Webデータ変換部103は、編集された後の変換前WebデータをWebデータ記憶部104に格納する。
テキストデータに変換された変換後Webデータを電子メールによって受信した利用者は、ステップS916で、受信した電子メールに返信する形で、受信したメールの一部を編集したコマンドメールを利用者端末から送信する。送信されるコマンドメールは、例えば、図7に示すコマンドメール701や、図8に示すコマンドメール801のようなメールである。ここでは、図7のコマンドメール701が送信されたものとする。
ステップS918で、コマンド受信部106が利用者端末から送信されたコマンドメール701を受信する。コマンド受信部106は、受信したコマンドメール701をデータマッチング部107に渡す。
次いで、ステップS920で、データマッチング部107は、コマンドメール701の送信元メールアドレスをキーとして、Webデータ記憶部104から変換前Webデータ401(図4)を取得する。ここで、コマンドメールに変換前Webデータの取得元であるWebサイトのURL等の情報が含まれる場合は、URLをキーとしてもよい。また、このとき、Webデータ記憶部104からセッションID等の情報も取得するようにしてもよい。
次いで、コマンドメール701の内容を解析し、識別記号が含まれている部分を抽出する。コマンドメールに識別記号が含まれていない場合は、処理を終了する。コマンドメール701の場合、「[!--IPテレフォニーサーバを販売開始--!]」の部分が抽出される。さらに、識別記号で囲まれた文字列「IPテレフォニーサーバを販売開始」と一致する箇所を変換前Webデータ401から検索し、該当する文字列を囲むリンクタグ<a>からリンク先のURL等を取得する。変換前Webデータ401の場合、リンクタグ402の文字列の部分が検索され、文字列の前後のリンクタグからリンク先「z06079.html」が取得される。取得されたリンク先の情報はWebデータ取得部102に渡され、ステップS906に遷移する。
また、コマンドメールの他の例として、図8に示すコマンドメール801が受信された場合の例について説明する。コマンドメール801の場合、入力識別記号「〔!--」「--!〕」の前後の文字列を用いて変換前Webデータ401とのマッチングを行い、該当箇所の<input>要素に値を入れる。コマンドメール801の例によると、変換前Webデータ401の<form>領域の中で、「メールアドレス:」という文字列とのマッチングを行い、その後ろの<input>の値として、「[email protected]」を代入する。同様に、「性別:<任意の文字列>男 <任意の文字列>女」とのマッチングをとり、コマンドメール801で○の付いている「男」に該当する<input>の値が選択された状態にする。ここで、○は任意の文字列でよく、空でなければ選択されていると判断されるものとする。このように、テキストなど文字列を入力する属性の<input>タグには、返信されたメールの文字列を代入し、チェックボックスやラジオボタンを選択する属性の<input>タグには、返信されたメールの該当部分に何らかの文字が存在すればチェックされていると判断して入力値を代入する。
入力値の判断を行った後、データマッチング部107は、該当するフォームタグのaction属性に指定されたアクセス先に入力値の情報を加えてWebデータ取得部102に渡し、ステップS906に遷移する。なお、その際、Webデータ記憶部104から取得したセッションID等のパラメータも、Webデータ取得部102に渡すようにしてもよい。
ステップS906に遷移した後、Webデータ取得部102は、データマッチング部107から受け取ったアクセス先にアクセスし、Webデータを取得する。このとき、データマッチング部から入力値やセッションID等のパラメータを同時に受け取った場合は、それらのパラメータも送信する。以降、ステップS908以下の処理を繰り返す。
かかる構成により、利用者は、本発明にかかるWebアクセス中継装置に電子メールで任意のWebページのURLを送信することで、そのWebページを電子メールで閲覧することができる。また、Webサイトの運営者は、個別にWebページへのアクセスを要求するメールを受け付けるインターフェースを用意する必要が無く、電子メールによる閲覧サービスを提供することができる。また、利用者は、アクセス先のWebサイトに対し、電子メールによってさらに要求を行うことができ、その結果、新たなWebデータを取得することができるようになる。これによって、電子メールを用いたインタラクティブなWebアクセスが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、利用者がアクセス要求を行うWebサイトを1つだけ指定するものとして説明したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、複数のWebサイトに対するアクセス要求を1つの電子メールによって行えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、Webデータの情報を送信するためにテキストデータに変換し電子メールの本文のデータとして送信するものとして説明したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、取得されたWebデータがイメージデータや、音楽ファイル、動画ファイル等の場合、電子メールの添付ファイルとしてWebデータを送信するようにしてもよい。
本発明の一実施形態にかかるWebアクセス中継装置の概略構成を示すブロック図である。 利用者から送信されるアクセス要求メールの一例を示す説明図である。 図2に示すアクセス要求メールによってアクセス要求されるWebページを表示した画面の一例を示す説明図である。 図3に示すWebサイトから取得されるWebデータの一例を示す説明図である。 図4に示すWebデータを変換した変換後Webデータの一例を示す説明図である。 Webデータ記憶部に記憶されるデータの一例を示す説明図である。 図5に示す変換後Webデータを受信した利用者から送信されるコマンドメールの一例を示す説明図である。 図5に示す変換後Webデータを受信した利用者から送信されるコマンドメールの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかるWebアクセス中継装置によって実行されるWebアクセス中継処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 Webアクセス中継装置
101 アクセス要求受信部
102 Webデータ取得部
103 Webデータ変換部
104 Webデータ記憶部
105 Webデータ送信部
106 コマンド受信部
107 データマッチング部
110 ネットワーク
121、122、123 Webサーバ

Claims (8)

  1. 任意のWebページへのアクセスを中継するWebアクセス中継装置であって、
    当該Webアクセス中継装置は、
    Webページへのアクセス要求を行うためのアクセス要求メールを受信し、前記Webページのアクセス先を示す情報を抽出するアクセス要求受信部と、
    前記アクセス先を示す情報に基づいて前記Webページにアクセスし、Webデータを取得するWebデータ取得部と、
    前記Webデータに含まれる所定のタグ情報を、前記タグ情報に対応する所定の識別記号で置き換え、その他のタグ情報を削除することによって、前記Webデータをテキスト形式のデータに変換するWebデータ変換部と、
    前記アクセス要求メールの送信元に対して、前記Webデータ変換部によって変換された変換後Webデータを電子メールによって送信するWebデータ送信部と、
    前記Webデータ送信部によって送信された前記変換後Webデータに対して利用者が応答するためのコマンドメールであって、前記変換後Webデータに含まれる少なくとも1つの前記識別記号を含む前記コマンドメールを受信するコマンド受信部と、
    前記Webデータ変換部によって変換される前の変換前Webデータを記憶するWebデータ記憶部と、
    前記Webデータ記憶部に記憶された前記変換前Webデータと前記コマンドメールとをマッチングするデータマッチング部と、
    を備え
    前記データマッチング部は、前記コマンドメールに含まれる前記識別記号を用いて前記変換前Webデータと前記コマンドメールとが対応する部分を特定し、前記対応する部分の前記変換前Webデータの内容に基づいて利用者からの応答内容を判断し、前記Webデータ取得部は、前記応答内容に基づいてWebデータを取得することを特徴とする、
    Webアクセス中継装置。
  2. 前記Webデータ変換部は、他のWebデータへのリンクが張られていることを示すリンクタグ情報を、リンクが張られていることを示すためのリンク識別記号で置き換えることを特徴とする、請求項に記載のWebアクセス中継装置。
  3. 前記Webデータ変換部は、利用者からの入力を受け付けるための入力タグ情報を、入力を受け付けることを示すための入力識別記号で置き換えることを特徴とする、請求項またはのいずれかに記載のWebアクセス中継装置。
  4. 前記Webデータ変換部は、前記入力識別記号とともに所定の数の空白記号を付加することを特徴とする、請求項に記載のWebアクセス中継装置。
  5. 前記Webデータ変換部は、前記変換後Webデータにおいて前記識別記号が付加された文字列の中に同一の文字列が複数存在する場合、当該複数の文字列が互いに識別可能となるように前記文字列を編集することを特徴とする、請求項のいずれかに記載のWebアクセス中継装置。
  6. 前記データマッチング部は、前記コマンドメールに含まれる前記識別記号に基づいて、前記変換前Webデータと前記コマンドメールとが対応する部分を特定することを特徴とする、請求項のいずれかに記載のWebアクセス中継装置。
  7. 前記データマッチング部は、前記コマンドメールに含まれる前記リンク識別記号に対応するリンク先の情報を前記変換前Webデータから抽出し、
    前記Webデータ取得部は、前記リンク先の情報に基づいて前記リンク先のWebデータを取得することを特徴とする、請求項2に従属する限りの請求項2〜6のいずれかに記載のWebアクセス中継装置。
  8. 前記データマッチング部は、前記コマンドメールに含まれる前記入力識別記号に基づいて、前記入力識別記号に対応して入力された入力情報を前記コマンドメールから取得し、
    前記Webデータ取得部は、前記入力情報を前記入力識別記号に対応する入力域に入力した結果得られるWebデータを取得することを特徴とする、請求項3に従属する限りの請求項3〜7のいずれかに記載のWebアクセス中継装置。
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