JPH11175448A - データ中継装置、情報端末装置、要求中継装置、データ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び要求中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ中継装置、情報端末装置、要求中継装置、データ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び要求中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11175448A
JPH11175448A JP9341473A JP34147397A JPH11175448A JP H11175448 A JPH11175448 A JP H11175448A JP 9341473 A JP9341473 A JP 9341473A JP 34147397 A JP34147397 A JP 34147397A JP H11175448 A JPH11175448 A JP H11175448A
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JP9341473A
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English (en)
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Sunao Hashimoto
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの認証を行った上で、履歴情報へのア
クセスを許可できるようにする。 【解決手段】 データ利用手段11から、データ供給手
段12の保持するデータ12aのデータ取得要求が出力
されると、データ12aがデータ供給手段12から取得
される。データ12aは、履歴管理手段25により、デ
ータの名前、及びデータの中継処理を行った時刻の時刻
情報と対応づけられ、履歴情報として履歴保持手段21
に格納される。次に、データ利用手段11より、履歴情
報の取得を目的とするデータ取得要求が出力されると、
そのデータ取得要求からデータの名前、時刻情報、ユー
ザ名、及びパスワードが抽出される。すると、認証手段
23により、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が正し
く行われたら、履歴管理手段25により、データ取得要
求の内容と適合する履歴情報が履歴保持手段21から検
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ中継装置、情
報端末装置、要求中継装置、データ中継プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報閲覧
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体及び要求中継プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関し、特に中継したデータを履
歴情報として保持するデータ中継装置、そのようなデー
タ中継装置にアクセスする情報端末装置、前述の情報端
末装置からのアクセス要求を中継する要求中継装置、前
述のデータ中継装置をコンピュータで実現するためのデ
ータ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体、前述の情報端末装置をコンピュータで実
現するための情報閲覧プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体及び前述の要求中継装置をコ
ンピュータで実現するための要求中継プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上では、WWW(W
orld Wide Web)を利用した情報の送受信が盛んになって
きている。WWWを利用すると、ユーザは世界中の情報
に簡単にアクセスすることが可能になる。
【0003】ユーザはブラウザと呼ばれるクライアント
ソフトウェア(以下、単に「クライアント」という)を
使用して、WWWサーバ上のページデータを閲覧する。
WWW上の情報にアクセスするためには、データの位置
をあらわすURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれ
る識別子をブラウザに入力する。すると、そのURLに
対する要求が、ブラウザからWWWサーバに送信され、
そのURLに対応したデータが返される。そして、その
データがブラウザ上に表示され、ユーザはデータの内容
を閲覧することができる。
【0004】このようにしてユーザはWWW上のデータ
が閲覧できるが、WWW上の情報は常に変化しているの
で、同じURLで同じ内容が常に閲覧できるとは限らな
い。例えば、新聞社のホームページでは、データの内容
は日に数回更新されているところがほとんどである。そ
のため、閲覧したデータを後で再閲覧するためには、ユ
ーザはそのページをなんらかの方法で保存する必要があ
った。例えば、好みのデータに関する情報を、クライア
ントが実行されているコンピュータ内に格納しておけ
ば、もしWWWサーバ内のデータの内容が更新されてい
ても、更新前のデータを閲覧することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、過去に閲覧
したデータを、クライアントが実行されている個々のコ
ンピュータに格納した場合、そのデータを複数のクライ
アントからアクセスすることができない。過去に閲覧し
たデータを履歴情報として保持しておき、その履歴情報
に複数のコンピュータからアクセスすることができれ
ば、ユーザの使用するコンピュータが代わっても履歴情
報にアクセスでき、非常に便利である。そこで、プロキ
シサーバのようなデータの中継を行う装置(データ中継
装置)内に、中継されるデータを履歴情報として自動的
に格納し、ネットワーク上の各コンピュータからその履
歴情報にアクセスできるようにすることが考えられる。
【0006】しかし、単にデータ中継装置内に履歴情報
を保持し、その履歴情報へのアクセスを何の制限もなし
に認めると、以下のような問題が生じる。第1の問題
は、複数のユーザで共有すべきではないデータがあって
も、そのデータの履歴情報に対して各ユーザからアクセ
スできてしまうことである。例えば、データの提供者が
「1人のユーザのみが閲覧可能」という条件の下にデー
タを提供した場合には、提供されたデータに対しては、
最初にそのデータを閲覧した本人のみが再閲覧できるよ
うにしなければならない。
【0007】第2の問題は、大勢のユーザが閲覧したデ
ータの履歴情報が逐次蓄えられると、情報量が膨大とな
り、それらの情報の中から重要度の高いデータを選び出
すのが難しくなってしまうことである。従って、過去に
閲覧したデータに対してなんらかの評価を行う必要があ
る。
【0008】第3の問題は、履歴情報を蓄えつづける
と、データ中継装置の記憶装置の記憶容量が足りなくな
ることである。そのため、一定のタイミングで、履歴情
報を削除しなければならない。このとき、重要な履歴情
報は削除せずに残しておく必要がある。
【0009】第4の問題は、クライアントから履歴情報
にアクセスする場合には、過去に閲覧した時刻情報を用
いて目的の履歴情報を特定できるが、クライアントから
送信された時刻と関連付けて履歴情報を管理したので
は、クライアントごとに内部時計の時刻が異なるため、
クライアントが異なると閲覧時刻が異なってしまうこと
である。例えば、2つのクライアントで内部時計が著し
く異なっていると、両方のクライアントから同じ時刻に
同じデータを閲覧した場合であっても、データ中継装置
に保持される履歴情報に含まれる閲覧時刻に著しい違い
が出てしまう。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ユーザの認証を行った上で、履歴情報へのア
クセスを許可することができるデータ中継装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、ユーザが過去
に閲覧したデータの重要度などの評価を関連付けて管理
することができるデータ中継装置を提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、履歴情報を格納する際
に、一定の条件に達したら自動的に不要な履歴情報を削
除するデータ中継装置を提供することである。
【0012】また、本発明の他の目的は、データ中継を
行うときに、サーバから返された時刻と関連付けてユー
ザが閲覧したデータを管理するデータ中継装置を提供す
ることである。
【0013】また、本発明の他の目的は、表示したデー
タに対する評価をデータ中継装置に対して送信すること
ができる情報端末装置を提供することである。また、本
発明の他の目的は、データに対する評価を含んだデータ
アクセス要求を、データ中継装置に対する評価の入力要
求に変換して出力することのできる要求中継装置を提供
することである。
【0014】また、本発明の他の目的は、ユーザの認証
を行った上で、履歴情報へのアクセスを許可する処理を
コンピュータに実行させることができるデータ中継プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は、ユーザが過去
に閲覧したデータの重要度などの評価を関連付けて管理
する処理をコンピュータに実行させることができるデー
タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することである。
【0016】また、本発明の他の目的は、履歴情報を格
納する際に、一定の条件に達したら自動的に不要な履歴
情報を削除する処理をコンピュータに実行させることが
できるデータ中継プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0017】また、本発明の他の目的は、データ中継を
行うときに、サーバから返された時刻と関連付けてユー
ザが閲覧したデータを管理する処理をコンピュータに実
行させることができるデータ中継プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することで
ある。
【0018】また、本発明の他の目的は、表示したデー
タに対する評価をデータ中継装置に対して送信する処理
をコンピュータに実行させることができる情報閲覧プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することである。
【0019】また、本発明の他の目的は、データに対す
る評価を含んだデータアクセス要求を、データ中継装置
に対する評価の入力要求に変換して出力する処理をコン
ピュータに実行させることのできる要求中継プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供
することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明では上記第1
の問題を解決するために、要求して得たデータを利用す
るデータ利用手段と、保持するデータを要求に応じて供
給するデータ供給手段との間でデータの中継を行うデー
タ中継装置において、中継したデータの履歴情報を保持
する履歴保持手段と、データ利用手段からデータの取得
要求を受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継
要求か履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得
要求がデータの中継要求の場合には、前記データ取得要
求からデータの名前、及びユーザ名を抽出し、前記デー
タ取得要求が履歴情報の取得要求の場合には、前記デー
タ取得要求からデータの名前、時刻情報、ユーザ名、及
びパスワードを抽出する要求解析手段と、ユーザ名とパ
スワードとを関連付けたユーザ情報を保持しており、前
記データ取得要求が履歴情報の取得要求の場合には、前
記要求解析手段が抽出したユーザ名とパスワードの組に
一致するユーザ情報を検索し、一致するユーザ情報が存
在した場合には、前記データ取得要求によるアクセスを
認証する認証手段と、前記データ取得要求がデータの中
継要求の場合には、前記要求解析手段が抽出したデータ
の名前に該当するデータをデータ供給手段に要求し、要
求に応じてデータ供給手段から送られてきたデータを受
け取るデータ要求手段と、前記データ取得要求がデータ
の中継要求の場合には、前記データ要求手段が受け取っ
たデータ、データの名前、ユーザ名、及びデータの中継
処理を行った時刻の時刻情報を対応づけて履歴情報とし
て前記履歴保持手段に格納すると共に、前記データ取得
要求が受け取ったデータを出力データとし、前記データ
取得要求が履歴情報の取得要求の場合には、前記認証手
段により認証されたユーザ名、前記要求解析手段が抽出
したデータの名前、及び時刻情報に適合する履歴情報を
前記履歴保持手段から検索し、検出されたデータを出力
データとする履歴管理手段と、前記データ取得要求の出
力元であるデータ利用手段に対し、前記履歴管理手段が
特定した出力データを出力する出力手段と、を有するこ
とを特徴とするデータ中継装置が提供される。
【0021】このデータ中継装置によれば、履歴情報の
取得要求を受け取ると、認証手段により、そのデータ取
得要求に含まれるユーザ名とパスワードに基づいて、認
証が行われる。そして、認証されたユーザ名を用いて、
履歴管理手段により、履歴情報の検索が行われる。
【0022】また、第2の発明では上記第2の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
において、中継したデータの履歴情報を保持する履歴保
持手段と、データ利用手段からデータの取得要求を受け
取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求か履歴
情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、前記データの取得要求からデ
ータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報
の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデータ
の名前、時刻情報、及び評価情報を抽出し、データ入力
要求を受け取ると、前記データ入力要求からデータの名
前、時刻情報、及びユーザがデータに付与した評価情報
を抽出する要求解析手段と、前記データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、前記要求解析手段が抽出した
データ名に該当するデータをデータ供給手段に要求し、
要求に応じてデータ供給手段から送られてきたデータを
受け取るデータ要求手段と、前記データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、前記データ要求手段が受け取
ったデータ、データの名前、及びデータ中継処理を行っ
た時刻の時刻情報を対応づけて履歴情報として前記履歴
保持手段に格納するとともに、前記データ要求手段が受
け取ったデータを出力データとし、前記データ取得要求
が履歴情報の取得要求である場合には、前記要求解析手
段が抽出したデータの名前、時刻情報、及び評価情報に
適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索し、検出
された履歴情報に含まれるデータを出力データとし、前
記データ入力要求を受け取った場合には、前記要求解析
手段が抽出したデータの名前と時刻情報とに合致する前
記履歴保持手段内の履歴情報に、評価情報を付加する履
歴管理手段と、前記データ取得要求の出力元であるデー
タ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定した出力デ
ータを出力する出力手段と、を有することを特徴とする
データ中継装置が提供される。
【0023】このようなデータ中継装置によれば、評価
情報を含むデータ入力要求を受け取ると、履歴管理手段
により、該当する履歴情報に対して評価情報が付加され
る。また、第3の発明では上記第3の問題を解決するた
めに、要求して得たデータを利用するデータ利用手段
と、保持するデータを要求に応じて供給するデータ供給
手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置におい
て、中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段
と、データ利用手段からデータの取得要求を受け取る
と、前記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報
の取得要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの
中継要求の場合には、前記データの取得要求からデータ
の名前を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取
得要求の場合には、前記データ取得要求からデータの名
前、及び時刻情報を抽出する要求解析手段と、前記デー
タ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記要求解
析手段が抽出したデータ名に該当するデータをデータ供
給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段から送ら
れてきたデータを受け取るデータ要求手段と、前記デー
タ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記データ
要求手段が受け取ったデータ、データの名前、及びデー
タ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけて履歴情
報として前記履歴保持手段に格納し、予め設定されてい
る履歴情報削除開始条件に適合した場合には、予め設定
されている履歴情報削除方法にしたがって前記履歴保持
手段内の履歴情報を削除するするとともに、前記データ
要求手段が受け取ったデータを出力データとし、前記デ
ータ取得要求が履歴情報の取得要求である場合には、前
記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時刻情報
に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索し、検
出された履歴情報に含まれるデータを出力データとする
履歴管理手段と、前記データ取得要求の出力元であるデ
ータ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定した出力
データを出力する出力手段と、を有することを特徴とす
るデータ中継装置が提供される。
【0024】このようなデータ中継装置によれば、履歴
情報を格納する際に、予め設定されている履歴情報削除
開始条件に適合すると、履歴管理手段により、予め設定
されている履歴情報削除方法にしたがって履歴保持手段
内の履歴情報が削除される。
【0025】また、第4の発明では上記第2の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
において、中継したデータの履歴情報を保持する履歴保
持手段と、データ利用手段からデータの取得要求を受け
取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求か履歴
情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、前記データの取得要求からデ
ータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報
の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデータ
の名前、及び時刻情報を抽出する要求解析手段と、前記
データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記要
求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータをデー
タ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段から
送られてきたデータを受け取るデータ要求手段と、前記
データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記デ
ータ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、及び
データ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけて履
歴情報として前記履歴保持手段に格納するとともに、前
記データ要求手段が受け取ったデータを出力データと
し、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求である場
合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及
び時刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から
検索し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力デ
ータとすると共に、検出された履歴情報に再閲覧済を示
す情報を付加する履歴管理手段と、前記データ取得要求
の出力元であるデータ利用手段に対し、前記履歴管理手
段が特定した出力データを出力する出力手段と、を有す
ることを特徴とするデータ中継装置が提供される。
【0026】このようなデータ中継装置によれば、履歴
情報の取得要求により履歴情報が検出されると、履歴管
理手段により、検出された履歴情報に再閲覧済みを示す
情報が付加される。
【0027】また、第5の発明では上記第4の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
において、中継したデータの履歴情報を保持する履歴保
持手段と、データ利用手段からデータの取得要求を受け
取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求か履歴
情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、前記データの取得要求からデ
ータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報
の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデータ
の名前と時刻情報とを抽出する要求解析手段と、前記デ
ータ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記要求
解析手段が抽出したデータの名前に該当するデータをデ
ータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段か
ら送られてきたデータを受け取り、送られたデータから
データ供給手段が返信した時刻を示す時刻情報を取り出
すデータ要求手段と、前記データ取得要求がデータの中
継要求の場合には、前記データ要求手段が受け取ったデ
ータ、データの名前、及び前記データ要求手段が取り出
した時刻情報とを対応づけて履歴情報として前記履歴保
持手段に格納すると共に、前記データ要求手段が受け取
ったデータを出力データとし、前記データ取得要求が履
歴情報の取得要求の場合には、前記要求解析手段が抽出
したデータの名前と時刻情報とに適合する履歴情報を前
記履歴保持手段から検索し、検出された履歴情報に含ま
れるデータを出力データする履歴管理手段と、前記デー
タ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対し、前記
履歴管理手段が特定した出力データを出力する出力手段
と、を有することを特徴とするデータ中継装置が提供さ
れる。
【0028】このようなデータ中継装置によれば、デー
タを中継した際には、データ要求手段により、データ供
給手段が返信した時刻を示す時刻情報が取り出される。
そして、履歴管理手段により、データ要求手段が取り出
した時刻情報を付加した履歴情報が、履歴保持手段に格
納される。
【0029】また、第6の発明では上記第2の問題を解
決するために、サーバとの間でデータの中継を行うと共
に、中継したデータ、データの名前、及び時刻情報を対
応づけて履歴情報として管理しており、データの名前と
時刻情報を含むデータ取得要求に応じて、該当する履歴
情報に含まれるデータを送り返すデータ中継装置を経由
して、ネットワークを介してサーバ上のデータにアクセ
スする情報端末装置において、サーバ上の最新のデータ
にアクセスする場合には、データの名前を指定したデー
タ取得要求を前記データ中継装置に対して出力し、前記
データ中継装置が保持している履歴情報のデータにアク
セスする場合には、データの名前と時刻情報とを指定し
たデータ取得要求をデータ中継装置に送信し、データに
対する評価が入力されると、データの名前、時刻情報、
及び入力された評価を指定したデータ入力要求を前記デ
ータ中継装置に送信する要求送信手段と、前記データ取
得要求に応じて前記データ中継装置から送られたデータ
を受け取るデータ受付手段と、前記データ受付手段が受
け取ったデータを表示装置の画面に表示する表示手段
と、表示したデータに対する評価を前記要求送信手段へ
入力する評価入力手段と、を有することを特徴とする情
報端末装置が提供される。
【0030】このような情報端末装置によれば、評価入
力手段により、データに対する評価が入力されると、要
求送信手段によって、データの名前、時刻情報、及び入
力された評価を指定したデータ入力要求がデータ中継装
置に送信される。
【0031】また、第7の発明では上記第2の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、中継したデータの履歴情報を保持しているデ
ータ中継装置との間のデータアクセス要求を中継する要
求中継装置において、データ利用手段から、データ中継
装置内へ格納すべき入力情報が引数として含まれたデー
タアクセス要求を受け取ると、前記データアクセス要求
からデータの名前、時刻情報及び入力情報を抽出する要
求解析手段と、前記要求解析手段が抽出したデータの名
前と時刻情報とに適合する履歴情報に対して、前記要求
解析手段が抽出した入力情報を格納すべき旨を示すデー
タ入力要求を生成する入力要求生成手段と、前記入力要
求生成手段が生成したデータ入力要求を前記中継装置に
対して送信する要求送信手段と、を有することを特徴と
する要求中継装置が提供される。
【0032】このような要求中継装置によれば、データ
利用手段から、データ中継装置内へ格納すべき入力情報
が引数として含まれたデータアクセス要求を受け取る
と、要求解析手段によりデータの名前、時刻情報及び入
力情報が抽出される。次に、入力要求生成手段により、
要求解析手段が抽出したデータの名前と時刻情報とに適
合する履歴情報に対して、要求解析手段が抽出した入力
情報を格納すべき旨を示すデータ入力要求を生成され
る。そして、要求送信手段により、入力要求生成手段が
生成したデータ入力要求がデータ中継装置に対して送信
される。
【0033】また、第8の発明では上記第1の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
タ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ中
継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体において、中継したデータの履歴情報を保持する
履歴保持手段、データ利用手段からデータの取得要求を
受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求か
履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求が
データの中継要求の場合には、前記データ取得要求から
データの名前、及びユーザ名を抽出し、前記データ取得
要求が履歴情報の取得要求の場合には、前記データ取得
要求からデータの名前、時刻情報、ユーザ名、及びパス
ワードを抽出する要求解析手段、ユーザ名とパスワード
とを関連付けたユーザ情報を保持しており、前記データ
取得要求が履歴情報の取得要求の場合には、前記要求解
析手段が抽出したユーザ名とパスワードの組に一致する
ユーザ情報を検索し、一致するユーザ情報が存在した場
合には、前記データ取得要求によるアクセスを認証する
認証手段、前記データ取得要求がデータの中継要求の場
合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名前に該
当するデータをデータ供給手段に要求し、要求に応じて
データ供給手段から送られてきたデータを受け取るデー
タ要求手段、前記データ取得要求がデータの中継要求の
場合には、前記データ要求手段が受け取ったデータ、デ
ータの名前、ユーザ名、及びデータの中継処理を行った
時刻の時刻情報を対応づけて履歴情報として前記履歴保
持手段に格納すると共に、前記データ取得要求が受け取
ったデータを出力データとし、前記データ取得要求が履
歴情報の取得要求の場合には、前記認証手段により認証
されたユーザ名、前記要求解析手段が抽出したデータの
名前、及び時刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持
手段から検索し、検出されたデータを出力データとする
履歴管理手段と、前記データ取得要求の出力元であるデ
ータ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定した出力
データを出力する出力手段、としてコンピュータを機能
させることを特徴とするデータ中継プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0034】このような記録媒体に記録されたデータ中
継プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第1
の発明のデータ中継装置がコンピュータによって構築さ
れる。
【0035】また、第9の発明では上記第2の問題を解
決するために、要求して得たデータを利用するデータ利
用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
タ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ中
継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体において、中継したデータの履歴情報を保持する
履歴保持手段、データ利用手段からデータの取得要求を
受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求か
履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求が
データの中継要求の場合には、前記データの取得要求か
らデータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履歴
情報の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデ
ータの名前、時刻情報、及び評価情報を抽出し、データ
入力要求を受け取ると、前記データ入力要求からデータ
の名前、時刻情報、及びユーザがデータに付与した評価
情報を抽出する要求解析手段、前記データ取得要求がデ
ータの中継要求の場合には、前記要求解析手段が抽出し
たデータ名に該当するデータをデータ供給手段に要求
し、要求に応じてデータ供給手段から送られてきたデー
タを受け取るデータ要求手段、前記データ取得要求がデ
ータの中継要求の場合には、前記データ要求手段が受け
取ったデータ、データの名前、及びデータ中継処理を行
った時刻の時刻情報を対応づけて履歴情報として前記履
歴保持手段に格納するとともに、前記データ要求手段が
受け取ったデータを出力データとし、前記データ取得要
求が履歴情報の取得要求である場合には、前記要求解析
手段が抽出したデータの名前、時刻情報、及び評価情報
に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索し、検
出された履歴情報に含まれるデータを出力データとし、
前記データ入力要求を受け取った場合には、前記要求解
析手段が抽出したデータの名前と時刻情報とに合致する
前記履歴保持手段内の履歴情報に、評価情報を付加する
履歴管理手段、前記データ取得要求の出力元であるデー
タ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定した出力デ
ータを出力する出力手段、としてコンピュータを機能さ
せることを特徴とするデータ中継プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0036】このような記録媒体に記録されたデータ中
継プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第2
の発明のデータ中継装置がコンピュータによって構築さ
れる。
【0037】また、第10の発明では上記第3の問題を
解決するために、要求して得たデータを利用するデータ
利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、中継したデータの履歴情報を保持す
る履歴保持手段、データ利用手段からデータの取得要求
を受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求
か履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求
がデータの中継要求の場合には、前記データの取得要求
からデータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履
歴情報の取得要求の場合には、前記データ取得要求から
データの名前、及び時刻情報を抽出する要求解析手段、
前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段、前
記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記
データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、及
びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけて
履歴情報として前記履歴保持手段に格納し、予め設定さ
れている履歴情報削除開始条件に適合した場合には、予
め設定されている履歴情報削除方法にしたがって前記履
歴保持手段内の履歴情報を削除するとともに、前記デー
タ要求手段が受け取ったデータを出力データとし、前記
データ取得要求が履歴情報の取得要求である場合には、
前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時刻情
報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索し、
検出された履歴情報に含まれるデータを出力データとす
る履歴管理手段、前記データ取得要求の出力元であるデ
ータ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定した出力
データを出力する出力手段、としてコンピュータを機能
させることを特徴とするデータ中継プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0038】このような記録媒体に記録されたデータ中
継プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第3
の発明のデータ中継装置がコンピュータによって構築さ
れる。
【0039】また、第11の発明では上記第2の問題を
解決するために、要求して得たデータを利用するデータ
利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、中継したデータの履歴情報を保持す
る履歴保持手段、データ利用手段からデータの取得要求
を受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求
か履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求
がデータの中継要求の場合には、前記データの取得要求
からデータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履
歴情報の取得要求の場合には、前記データ取得要求から
データの名前、及び時刻情報を抽出する要求解析手段、
前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段、前
記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記
データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、及
びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけて
履歴情報として前記履歴保持手段に格納するとともに、
前記データ要求手段が受け取ったデータを出力データと
し、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求である場
合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及
び時刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から
検索し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力デ
ータとすると共に、検出された履歴情報に再閲覧済を示
す情報を付加する履歴管理手段、前記データ取得要求の
出力元であるデータ利用手段に対し、前記履歴管理手段
が特定した出力データを出力する出力手段、としてコン
ピュータを機能させることを特徴とするデータ中継プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
が提供される。
【0040】このような記録媒体に記録されたデータ中
継プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第4
の発明のデータ中継装置がコンピュータによって構築さ
れる。
【0041】また、第12の発明では上記第4の問題を
解決するために、要求して得たデータを利用するデータ
利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、中継したデータの履歴情報を保持す
る履歴保持手段、データ利用手段からデータの取得要求
を受け取ると、前記データ取得要求がデータの中継要求
か履歴情報の取得要求かを解析し、前記データ取得要求
がデータの中継要求の場合には、前記データの取得要求
からデータの名前を抽出し、前記データの取得要求が履
歴情報の取得要求の場合には、前記データ取得要求から
データの名前と時刻情報とを抽出する要求解析手段、前
記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前記
要求解析手段が抽出したデータの名前に該当するデータ
をデータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手
段から送られてきたデータを受け取り、送られたデータ
からデータ供給手段が返信した時刻を示す時刻情報を取
り出すデータ要求手段、前記データ取得要求がデータの
中継要求の場合には、前記データ要求手段が受け取った
データ、データの名前、及び前記データ要求手段が取り
出した時刻情報とを対応づけて履歴情報として前記履歴
保持手段に格納すると共に、前記データ要求手段が受け
取ったデータを出力データとし、前記データ取得要求が
履歴情報の取得要求の場合には、前記要求解析手段が抽
出したデータの名前と時刻情報とに適合する履歴情報を
前記履歴保持手段から検索し、検出された履歴情報に含
まれるデータを出力データする履歴管理手段、前記デー
タ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対し、前記
履歴管理手段が特定した出力データを出力する出力手
段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする
データ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体が提供される。
【0042】このような記録媒体に記録されたデータ中
継プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第5
の発明のデータ中継装置がコンピュータによって構築さ
れる。
【0043】また、第13の発明では上記第2の問題を
解決するために、サーバとの間でデータの中継を行うと
共に、中継したデータ、データの名前、及び時刻情報を
対応づけて履歴情報として管理しており、データの名前
と時刻情報を含むデータ取得要求に応じて、該当する履
歴情報に含まれるデータを送り返すデータ中継装置を経
由して、ネットワークを介してサーバ上のデータにアク
セスするための情報閲覧プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体において、サーバ上の最新
のデータにアクセスする場合には、データの名前を指定
したデータ取得要求を前記データ中継装置に対して出力
し、前記データ中継装置が保持している履歴情報のデー
タにアクセスする場合には、データの名前と時刻情報と
を指定したデータ取得要求をデータ中継装置に送信し、
データに対する評価が入力されると、データの名前、時
刻情報、及び入力された評価を指定したデータ入力要求
を前記データ中継装置に送信する要求送信手段、前記デ
ータ取得要求に応じて前記データ中継装置から送られた
データを受け取るデータ受付手段、前記データ受付手段
が受け取ったデータを表示装置の画面に表示する表示手
段、表示したデータに対する評価を前記要求送信手段へ
入力する評価入力手段、としてコンピュータを機能させ
ることを特徴とする情報閲覧プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0044】このような記録媒体に記録された情報閲覧
プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第6の
発明の情報端末装置がコンピュータによって構築され
る。また、第14の発明では上記第2の問題を解決する
ために、要求して得たデータを利用するデータ利用手段
と、中継したデータの履歴情報を保持しているデータ中
継装置との間のデータアクセス要求を中継する要求中継
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体において、データ利用手段から、データ中継装置内
へ格納すべき入力情報が引数として含まれたデータアク
セス要求を受け取ると、前記データアクセス要求からデ
ータの名前、時刻情報及び入力情報を抽出する要求解析
手段、前記要求解析手段が抽出したデータの名前と時刻
情報とに適合する履歴情報に対して、前記要求解析手段
が抽出した入力情報を格納すべき旨を示すデータ入力要
求を生成する入力要求生成手段、前記入力要求生成手段
が生成したデータ入力要求を前記中継装置に対して送信
する要求送信手段、としてコンピュータを機能させるこ
とを特徴とする要求中継プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0045】このような記録媒体に記録された要求中継
プログラムをコンピュータに実行させれば、上記第7の
発明の要求中継装置がコンピュータによって構築され
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。このデータ中継装置20は、要求して得たデータを
利用するデータ利用手段11と、保持するデータ12a
を要求に応じて供給するデータ供給手段12との間でデ
ータの中継を行うものである。
【0047】データ中継装置20は、以下の要素からな
る。履歴保持手段21は、中継したデータの履歴情報を
保持する。要求解析手段22は、データ利用手段11か
らデータの取得要求を受け取ると、データ取得要求がデ
ータの中継要求か履歴情報の取得要求かを解析する。そ
の結果、データ取得要求がデータの中継要求の場合に
は、データ取得要求からデータの名前、及びユーザ名を
抽出する。また、データ取得要求が履歴情報の取得要求
の場合には、データ取得要求からデータの名前、時刻情
報、ユーザ名、及びパスワードを抽出する。
【0048】認証手段23は、ユーザ名とパスワードと
を関連付けたユーザ情報を保持しており、データ取得要
求が履歴情報の取得要求の場合には、要求解析手段22
が抽出したユーザ名とパスワードの組に一致するユーザ
情報を保持しているかどうかによりユーザ認証を行う。
【0049】データ要求手段24は、データ取得要求が
データの中継要求の場合には、要求解析手段22が抽出
したデータの名前に該当するデータをデータ供給手段1
2に要求し、その要求に応じてデータ供給手段12から
送られてきたデータを受け取る。
【0050】履歴管理手段25は、データ取得要求がデ
ータの中継要求の場合には、データ要求手段24が受け
取ったデータ、データの名前、及びデータの中継処理を
行った時刻の時刻情報を対応づけて履歴情報として履歴
保持手段21に格納する。このとき、データ取得要求が
受け取ったデータを出力データとする。また、データ取
得要求が履歴情報の取得要求の場合には、認証手段23
により認証されたユーザ名、及び要求解析手段22が抽
出したデータの名前と時刻情報とに適合する履歴情報を
履歴保持手段21から検索し、検出されたデータを出力
データとする。
【0051】出力手段26は、データ取得要求の出力元
であるデータ利用手段に対し、前記履歴管理手段が特定
した出力データを出力する。このようなシステムにおい
て、データ利用手段11から、データ供給手段12の保
持するデータ12aのデータ取得要求が出力されると、
そのデータ取得要求が要求解析手段22で解析され、デ
ータ取得要求からデータの名前、及びユーザ名が抽出さ
れる。すると、データ要求手段24が、抽出されたデー
タの名前に該当するデータ12aをデータ供給手段12
から取得する。データ要求手段24が受け取ったデータ
12aは、履歴管理手段25により、データの名前、及
びデータの中継処理を行った時刻の時刻情報と対応づけ
られ、履歴情報として履歴保持手段21に格納される。
そして、データ要求手段24が受け取ったデータ12a
が、出力手段26によりデータ利用手段11に送信され
る。
【0052】次に、データ利用手段11より、履歴情報
の取得を目的とするデータ取得要求が出力されると、そ
のデータ取得要求が要求解析手段22により解析され、
データの名前、時刻情報、ユーザ名、及びパスワードが
抽出される。すると、認証手段23により、抽出された
ユーザ名とパスワードとの組が、ユーザ情報として格納
されている否かによりユーザ認証が行われる。ユーザ認
証が正しく行われたら、履歴管理手段25により、認証
されたユーザ名、及び要求解析手段22が抽出したデー
タの名前と時刻情報とに適合する履歴情報が履歴保持手
段21から検出される。そして、検出されたデータが、
出力手段26によりデータ利用手段11に出力される。
【0053】このようにして、履歴情報にユーザ名を含
めておき、履歴情報の取得要求を受け取った場合にはユ
ーザ認証を行い、認証されたユーザ名に対応する履歴情
報へのアクセスのみを認めるようにしたため、データ中
継装置20内に履歴情報として保持されているデータで
あっても、そのデータを取得した本人以外は、その履歴
情報にアクセスすることはできない。
【0054】以下に、本発明のデータ中継装置をインタ
ーネットに接続されたWWWサーバ内のデータの閲覧に
適用する場合を例にとり、本発明の実施の形態を具体的
に説明する。
【0055】図2は、本発明の第1の実施の形態のシス
テム構成図である。この図では、ホストコンピュータ
(以下、単に「ホスト」という)41,42に導入され
たWWWのブラウザであるクライアント41a,42a
が、データ中継装置50を介してインターネット72上
に存在するWWWサーバ61,63に格納されているH
TML文書を閲覧する場合の例を示している。
【0056】図において、複数のホスト41,42が、
ネットワーク71を介してデータ中継装置50につなが
っている。データ中継装置50は、インターネット72
を介して、複数のWWWサーバ61、63につながって
いる。WWWサーバ61、63は、それぞれデータ62
とデータ64とを保持している。
【0057】データ中継装置50は、次のような要素か
ら構成されている。要求解析部51は、ホスト41から
のデータ取得要求がデータの中継要求か、履歴情報の取
得要求かを判断する。データ取得要求に「request-tim
e: 」による時刻情報が含まれていれば、それはデータ
の中継要求であり、データ取得要求に「version-time:
」による時刻情報が含まれていれば、それは履歴情報
の取得要求である。データ取得要求がデータの中継要求
であれば、データ取得要求からデータの名前と「reques
t-time: 」で指定された時刻情報、ユーザ名、及びパス
ワードを抽出する。抽出したデータの名前はデータ要求
部52と履歴管理部54とに渡し、時刻情報は履歴管理
部54に渡す。さらに、ユーザ名とパスワードとを認証
部57に渡す。
【0058】また、データ取得要求が履歴情報の取得要
求であれば、要求解析部51は、データ取得要求からデ
ータの名前、「version-time: 」で指定された時刻情
報、ユーザ名、及びパスワードを抽出する。データ取得
要求が履歴情報の取得要求の場合には、抽出した情報は
すべて履歴管理部に渡す。さらに、ユーザ名とパスワー
ドとを認証部57に渡す。
【0059】なお、データ取得要求にユーザ名とパスワ
ードとのいずれかが抜けていた場合には、要求解析部5
1は、そのデータ取得要求を出力したクライアントに対
して、ユーザ名とパスワードとを要求する。また、デー
タ取得要求に含まれていたユーザ名とパスワードとによ
りユーザ認証ができなかった場合には、その旨をクライ
アントに通知し、以後のデータ中継処理を停止する。
【0060】認証部57は、ユーザ名とパスワードとの
組からなるユーザ情報を保持している。そして、要求解
析部51が抽出したユーザ名とパスワードを受け取る
と、入力されたユーザ名とパスワードとの組がユーザ情
報に含まれるかどうかを調べる。含まれない場合は、そ
の旨を出力部56に出力する。含まれる場合は、そのユ
ーザ名のユーザを認証した旨を要求解析部51に伝え
る。
【0061】データ要求部52は、データ取得要求がデ
ータの中継要求の場合に、要求解析部51が抽出したデ
ータの名前を受け取る。データの名前が入力されると、
名前解析部53に対してデータの名前を入力する。そし
て、名前解析部53から返された識別子に対応するWW
Wサーバに対して要求解析部51が抽出したデータの名
前に対応するデータを要求し、サーバからのデータを受
け取る。受け取ったデータは、履歴管理部54に渡す。
【0062】名前解析部53は、データ要求部52から
入力されたデータの名前を解析して、その名前に対応す
るデータを要求すべきサーバの識別子を返す。履歴管理
部54は、データ取得要求がデータの中継要求の場合に
は、データ要求部52が受け取ったデータを、データの
名前、データの内容、データ取得要求に含まれていた時
刻情報、及びユーザ名を対応づけて、履歴情報として履
歴保持部55に格納する。そして、履歴管理部54は、
データ要求部52が受け取ったデータを出力データとす
る。
【0063】また、履歴管理部54は、データ取得要求
が履歴情報の取得要求の場合は、履歴保持部55に保持
されているデータの中からデータ取得要求が示すデータ
の名前、時刻情報、及びユーザ名に適合する履歴情報を
検索し、検索結果を出力データとする。
【0064】履歴保持部55は、データ中継装置50が
中継したデータの名前、データの内容、データ取得要求
と共にクライアント41から送られた時刻情報、及びユ
ーザ名を対応づけて履歴情報として保持する。
【0065】出力部56は、履歴管理部54が特定した
出力データの内容を、クライアントに出力する。また、
認証部57からユーザ認証が不適合である旨の情報を受
け取ると、その情報をクライアントに通知する。
【0066】WWWサーバ61、63は、データ62,
64の内容にその他の情報を付加して保持、管理してい
る。ここで、データ62は、名前が「url1」、内容
が「P1」であるものとする。また、データ64は、名
前が「url2」、内容が「P2」であるものとする。
【0067】このような構成のシステムにおいて、クラ
イアント41aを使用するユーザが、過去に閲覧したデ
ータを再閲覧をする際に、本人が過去に閲覧しデータだ
けを再閲覧可能にする場合の処理について説明する。
【0068】最初に、ユーザがデータの名前に対応する
現在のデータを閲覧する手順について説明する。ユーザ
は、「url1」に対応するデータを閲覧するために、
クライアント41aからデータ取得要求をデータ中継装
置50に対して送信する。このとき、クライアント41
aが送信するデータ取得要求は、以下のようなものであ
る。
【0069】図3は、クライアントが送信するデータ取
得要求を示す図である。このデータ取得要求81は、ク
ライアント41aがHTTP(Hyper Text Transfer Pro
tocol)によって送信するヘッダ情報である。このヘッダ
情報の1行目は、「url1」のデータをHTTPのバ
ージョン1.1によって取得する旨を示している。2行
目の「request-time: 」は、クライアント41aがデー
タ取得要求を送信した時刻「T11」を表している。
【0070】このデータ取得要求81を受け取ったデー
タ中継装置50では、要求解析部51が、データ取得要
求81の中にユーザ名とパスワードとが含まれているか
否かを調べる。この例では、ユーザ名、パスワード共に
含まれていないため、ユーザ名とパスワードの要求通知
をクライアント41aに返す。
【0071】データ中継装置50からユーザ名とパスワ
ードとの要求通知を受け取ったクライアント41aで
は、ユーザ名とパスワード入力画面を、表示装置に表示
する。図4は、ユーザ名とパスワードとの入力画面の例
を示す図である。この入力画面82には、ユーザ名入力
用のダイアログボックス82aと、パスワード入力用の
ダイアログボックス82bとが設けられている。
【0072】ここで、ユーザは、各ダイアログボックス
82a,82bにユーザ名「U1」とパスワード「PA
1」とを入力する。すると、クライアント41aからデ
ータ中継装置50に対して、再度データ取得要求が出力
される。このときのデータ取得要求の内容は次の通りで
ある。
【0073】図5は、ユーザ名とパスワードが含まれた
データ取得要求を示す図である。このデータ取得要求8
3の上の2行は、図3に示したデータ取得要求81の内
容と同じである。3行目の「user-name:U1」は、データ
取得要求83を送信したユーザ名が「U1」であること
を表している。4行目の「passwd:PA1」は、ユーザが入
力したパスワードが「PA1」であることを表してい
る。
【0074】データ中継装置50では、要求解析部51
が、データ取得要求83からデータの名前「url
1」、時刻情報「T11」、ユーザ名「U1」、及びパ
スワード「PA1」を抜き出す。ユーザ名「U1」とパ
スワード「PA1」とは、認証部57に渡される。
【0075】認証部57は、自己が保持するユーザ情報
を検索し、ユーザ名「U1」とパスワード「PA1」と
の組が登録されているかどうかを調べる。もし、登録さ
れていない場合には、その旨を出力部56に伝える。す
ると、出力部56からクライアント41aに対して、認
証情報が不適合である旨のメッセージが送られる。ユー
ザ名「U1」とパスワード「PA1」との組が認証部5
7内に登録されている場合には、認証情報が適合した旨
の情報が要求解析部51に伝えられる。
【0076】認証情報が適合した旨の情報を受け取った
要求解析部51は、データ取得要求の内容を解析する。
図5に示したように、今回のデータ取得要求には「requ
est-time: 」による時刻情報が含まれているため、デー
タの中継要求であることがわかる。そこで、データの名
前「url1」がデータ要求部52に渡され、データの
名前「url1」、時刻情報「T11」、及びユーザ名
「U1」が履歴管理部54に渡される。
【0077】データ要求部52は、受け取ったデータの
名前「url1」を名前解析部53に渡す。すると、名
前解析部53でデータの名前が解析され、そのデータを
有しているWWWサーバ61の識別子がデータ要求部5
2に返される。この識別子を用いて、データ要求部52
からWWWサーバ61に対してデータ62の要求が出力
される。
【0078】図6は、データ中継装置から出力されるデ
ータ取得要求を示す図である。このデータ取得要求84
は、クライアント41aが出力したデータ取得要求83
(図5に示す)の2行目から4行目の記載を削除したも
のである。
【0079】このデータ取得要求84を受け取ったWW
Wサーバ61は、「url1」に対応するデータ62を
データ中継装置50に返す。送り返されたデータ62
は、データ中継装置50内のデータ要求部52が受け取
る。
【0080】データ62を受け取ったデータ要求部52
は、そのデータ62を履歴管理部54に渡す。履歴管理
部54は、要求解析部51から受け取ったデータの名前
「url1」、時刻情報「T11」、及びユーザ名「U
1」を、データ要求部52から受け取ったデータ62の
内容「P1」を関連付けて、履歴情報として履歴保持部
55に格納する。このとき、履歴保持部55に格納され
る履歴情報の内容は以下の通りである。
【0081】図7は、履歴保持部に格納される履歴情報
を示す図である。図のように、データの名前「url
1」、データの内容「P1」、閲覧時刻「T11」、及
びユーザ名「U1」が対応づけられ、履歴保持部55に
格納されている。
【0082】また、履歴管理部54は、データ62を出
力部56に渡す。すると、出力部56は、データ62を
クライアント41aに送信する。データ62を受け取っ
たクライアント41aは、データ62の内容を表示装置
の画面に表示する。このときの画面の例を以下に示す。
【0083】図8は、クライアントに表示された画面の
例を示す図である。この画面90の上部には、「ur
l:」と表記されたURL入力用のテキストボックス9
1と、「date:」と表記された閲覧時刻入力用のテ
キストボックス92とが設けられている。2つのテキス
トボックス91,92の右には「open」と表記され
たボタン93が用意されている。このボタン93を押す
ことで、テキストボックス91で指定したデータを取得
すべき旨の指令を出力することができる。テキストボッ
クス92の下には、内容表示部94が設けられており、
データ中継装置50を介して取得したデータの内容が表
示される。この例では、データ62の内容が内容表示部
94に表示されている。
【0084】次に、ユーザが「url2」に対応するデ
ータ64を閲覧するために、クライアント41aからデ
ータ取得要求をデータ中継装置50へ送信する。このと
きのデータ取得要求は、以下のようなものである。
【0085】図9は、クライアントが送信するデータ取
得要求を示す図である。このデータ取得要求85は、H
TTPのヘッダ情報で表されている。このヘッダ情報の
1行目は、「url2」のデータをHTTPのバージョ
ン1.1によって取得する旨を示している。2行目の
「request-time:T12」は、クライアント41aがデータ
取得要求を送信した時刻「T12」を表している。3行
目の「user-name:U1」は、データ取得要求85を送信し
たユーザ名が「U1」であることを表している。4行目
の「passwd:PA1」は、ユーザが入力したパスワードが
「PA1」であることを表している。
【0086】このデータ取得要求85を受け取ったデー
タ中継装置50は、前述のデータ取得要求83(図5に
示す)を受け取ったときと同様に、WWWサーバ63に
対して、データ取得要求を出力する。
【0087】図10は、データ中継装置から出力される
データ取得要求を示す図である。このようなデータ取得
要求86がWWWサーバ63に対して送信されるとこ
で、WWWサーバ63からデータ64が返される。
【0088】WWWサーバ63から返されたデータ64
は、データ要求部52から履歴管理部54に渡される。
履歴管理部54は、時刻「T12」、データの名前「u
rl2」、データの内容「P2」、及びユーザ名「U
1」を関連付けて、履歴保持部55に格納し、データ6
4が出力部56に渡される。このときの履歴保持部55
の内容を以下に示す。
【0089】図11は、履歴保持部に格納される履歴情
報を示す図である。図のように、図7で示した履歴情報
に加えて、データの名前「url2」、データの内容
「P2」、閲覧時刻「T12」、及びユーザ名「U1」
が対応づけられ、履歴保持部55に格納されている。
【0090】データ64を受け取った出力部56は、そ
のデータ64をクライアント41aに返す。クライアン
ト41aは、そのデータ64を受け取り、データ64の
内容を表示装置の画面に表示する。
【0091】次に、T12より後の時刻「T21」にお
いて、ユーザが時刻「T11」に閲覧したデータ62を
再閲覧する場合について説明する。ユーザは、時刻T1
1に閲覧したデータ62を再閲覧するために、クライア
ント41aから履歴情報の取得要求をデータ中継装置5
0に送信する。このとき、クライアント41aが送信す
るデータ取得要求は以下のようなものである。
【0092】図12は、履歴保持部に格納される履歴情
報を示す図である。このデータ取得要求87は、クライ
アント41aがHTTPによって送信するヘッダ情報を
表している。この中で「version-time: 」は、履歴情報
を指定するための閲覧時刻を表している。
【0093】このデータ取得要求87を受け取ったデー
タ中継装置50では、まず、要求解析部51がユーザ名
「U1」とパスワード「PA1」とを抜き出し、認証部
57に送る。すると、認証部57が、自己の保持するユ
ーザ情報を検索し、「U1」と「PA1」の組が登録さ
れているか否かを検索する。もし、該当する情報が登録
されていれなければ、出力部56を介して、認証が不適
合であった旨のメッセージをクライアント41aに送
る。
【0094】ユーザ名「U1」とパスワード「PA1」
の組が認証部57内のユーザ情報に登録されていたら、
その旨の情報が認証部57から要求解析部51に伝えら
れる。
【0095】すると、要求解析部51は、データ取得要
求87がデータの中継要求なのか、履歴情報の取得要求
なのかを判断する。この例では、「version-time: 」に
よる時刻情報が含まれているため、履歴情報の取得要求
であると判断される。そして、時刻情報「T11」、デ
ータの名前「url1」、及びユーザ名「U1」が履歴
管理部54に渡される。
【0096】履歴管理部54は、時刻情報「T11」、
データの名前「url1」、及びユーザ名「U1」に適
合するデータ62を、履歴保持部55から検索する。こ
こでは、時刻情報「T11」とデータの名前「url
1」が適合しても、ユーザ名「U1」が一致しない限
り、適合するデータとはみなされない。
【0097】履歴管理部54で検出されたデータ62
は、出力部56に渡される。出力部56は、渡されたデ
ータ62をクライアント41aに送信する。クライアン
ト41aでは、受け取ったデータ62の内容を表示装置
の画面に表示する。
【0098】以上のようにして、過去に特定のユーザが
閲覧してデータ中継装置に保持されたデータは、閲覧し
た本人のみが再閲覧可能となる。これにより、複数の者
で共有することが許されていないデータをデータ中継装
置に履歴情報として蓄えておいても、そのデータを閲覧
した本人以外は履歴情報にアクセスできない。
【0099】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、過去に閲覧したデータを
評価し、評価情報を含めた履歴情報をデータ中継装置に
格納するものである。
【0100】図13は、本発明の第2の実施の形態のシ
ステム構成図である。図において、複数のホスト10
1,102が、ネットワーク131を介してデータ中継
装置110につながっている。データ中継装置110
は、インターネット132を介して、複数のWWWサー
バ121,124につながっている。
【0101】データ中継装置110は、要求解析部11
1、データ要求部112、名前解析部113、履歴管理
部114、履歴保持部115、及び出力部116を有し
ている。ここで、データ要求部112、名前解析部11
3、及び履歴保持部115の機能は、それぞれ図2に示
した第1の実施の形態のデータ中継装置50内の同名の
構成要素と同じ機能を有している。その他の、要求解析
部111、履歴管理部114、及び出力部116は、次
のような機能を有している。
【0102】要求解析部111は、第1の実施の形態に
おける要求解析部51が有していた機能に加え、次のよ
うな機能を有している。すなわち、WWWサーバ124
の評価部124aからデータの評価値の設定を目的とす
るデータ入力要求を受け取った際に、データ入力要求の
内容を解析する。そして、データ入力要求から、評価
値、時刻情報、ユーザ名、及びホスト名の各情報を抽出
し、履歴管理部114に渡す。また、評価値を指定した
データ取得要求を受け取ると、そのデータ取得要求から
評価値、時刻情報、ユーザ名、及びホスト名の各情報を
抽出し、履歴管理部114に渡す。
【0103】履歴管理部114は、第1の実施の形態に
おける履歴管理部54が有していた機能に加え、次のよ
うな機能を有している。すなわち、データ入力要求を受
け取った際に、要求解析部111から評価値、時刻情
報、ユーザ名、及びホスト名を渡されると、履歴保持部
115内から時刻情報、ユーザ名、及びホスト名に該当
する履歴情報を検索する。そして、検出された履歴情報
に、与えられた評価値を設定する。また、データ取得要
求を受け取った際に、要求解析部111から評価値、時
刻情報、ユーザ名、及びホスト名を渡されると、これら
の情報に適合する履歴情報を履歴保持部115内から検
索する。そして、検出された履歴情報のデータを、出力
データとして出力部116に渡す。
【0104】出力部116は、第1の実施の形態におけ
る出力部56が有していた機能に加え、次のような機能
を有している。すなわち、中継するデータを出力する際
に、そのデータの内容に評価を下すためのアンカータグ
を追加し、新たなデータを生成する。そして、生成した
データをクライアントに返す。なお、追加するアンカー
タグには、WWWサーバ124が有する評価部124a
の名前が指定されている。
【0105】WWWサーバ121は、データ122,1
23の内容にその他の情報を付加して保持、管理してい
る。ここで、データ122の名前が「url1」であ
り、データ123の名前が「url2」であるものとす
る。
【0106】WWWサーバ124は、評価部124aを
有している。評価部124aはクライアントからデータ
取得要求を受け取ると、そのデータ取得要求に引数とし
て含まれている各種情報を抽出する。そして、データ取
得要求に含まれていた評価値をデータ中継装置110内
の該当する履歴情報に登録するためのデータ入力要求を
生成し、データ中継装置110に送信する。
【0107】このような構成のシステムにおいて、クラ
イアント101aを使用するユーザが、WWWサーバ1
21が保持している「url1」という名前のデータ1
22を参照し、評価を付与する場合について説明する。
【0108】ユーザは、「url1」に対応するデータ
を閲覧するために、クライアント101aから、データ
取得要求をデータ中継装置110に送信する。クライア
ント101aが送信するデータ取得要求は、以下のもの
である。
【0109】図14は、クライアントが送信するデータ
取得要求を示す図である。このデータ取得要求141
は、クライアント101aがHTTPによって送信する
ヘッダ情報である。この中で、「request-time: 」は、
クライアントがデータ取得要求を送信した時刻を表して
いる。また、「host-name 」は、クライアントが動作す
るホスト名を表している。
【0110】この例では、クライアント101aがデー
タ取得要求141を送信した時刻「T11」を閲覧時刻
として扱っている。このデータ取得要求141を受け取
ったデータ中継装置110は、要求の中にユーザ名が含
まれているかどうかを調べる。この例ではユーザ名が含
まれていないので、ユーザ名をクライアントに要求す
る。
【0111】クライアント101aは、以下のダイアロ
グボックスを表示して、ユーザにユーザ名の入力を要求
する。図15は、ユーザ名の入力画面の例を示す図であ
る。この入力画面142には、ユーザ名入力用のダイア
ログボックス142aが設けられている。ユーザは、こ
のダイアログボックス142aにユーザ名を入力する。
【0112】なお、この例では、ユーザ名だけを入力す
るようにしているが、ユーザ名とパスワードを要求する
ようにし、そのユーザ名とパスワードをデータ中継装置
110に送信することにより、データ中継装置110が
ユーザを認証するようにしてもよい。ユーザ認証のため
のデータ中継装置の構成は、図2に示した通りである。
【0113】ユーザがユーザ名を入力すると、クライア
ント101aは、次のデータ取得要求をデータ中継装置
110に送信する。図16は、ユーザ名を含んだデータ
取得要求を示す図である。このデータ取得要求143で
は、3行目に「user-name:」の記述が追加されており、
この記述がデータ取得要求を送信したユーザ名を表して
いる。
【0114】データ中継装置110では、要求解析手段
111がデータ取得要求143を解析し、データの中継
要求か、履歴情報の取得要求かを判断する。この例で
は、「request-time: 」による時刻情報が含まれている
ため、データの中継要求であると判断される。すると、
要求解析部111は、データ取得要求143からデータ
の名前「url1」、時刻情報「T11」、ユーザ名
「U1」、及びホスト名「H1」を抜き出す。データの
名前「url1」は、データ要求部112に渡される。
また、抜き出された全ての情報が履歴管理部114に渡
される。データ要求部112は、受け取ったデータの名
前を名前解析部113に渡す。すると、名前解析部11
3からデータの名前「url1」に対応するWWWサー
バ121の識別子が返される。この識別子に基づいて、
データ要求部112は、WWWサーバ121に対して、
次のようなデータ取得要求を送る。
【0115】図17は、データ中継装置から出力される
データ取得要求を示す図である。このデータ取得要求1
44は、図16に示したデータ取得要求143の2行目
から4行目の記載を削除したものである。
【0116】このデータ取得要求144を受け取ったW
WWサーバ121は、「url1」に対応するデータ1
22を返す。このとき、データ中継装置110がWWW
サーバ121から受け取るデータ122の例を以下に示
す。
【0117】図18は、WWWサーバから送られるデー
タの例を示す図である。このデータ122はHTMLで
書かれている。データ122は、データ中継装置110
のデータ要求部112で受け取られ、履歴管理部114
に渡される。履歴管理部114は、データの名前「ur
l1」、データ122の内容「P1」、時刻情報「T1
1」、ユーザ名「U1」、及びホスト名「H1」を対応
づけて、履歴保持部115に格納する。そして、データ
122が出力部116に渡される。
【0118】出力部116は、データ122を受け取る
と、その内容に3つのアンカータグを追加する。追加さ
れるアンカータグは、データの評価を入力するためのも
のである。
【0119】図19は、アンカータグが追加されたデー
タの内容を示す図である。このデータ122aでは、<
BODY></BODY>タグ内の最後部に、3つのア
ンカータグ122aa、122ab、122acが追加
記載されている。これらのアンカータグ122aa、1
22ab、122acは、WWWサーバ124(ホスト
名「aaa」)の評価部124a(プログラム名「ev
al」)をリンク先として指定している。そして、それ
ぞれのアンカータグにより、評価部124aに渡す引数
が異なる。
【0120】アンカータグ122aaは、評価部124
aに対して、「value=重要」、「url=url1」、「user=U
1 」、及び「time=T11」という引数を渡す。アンカータ
グ122abは、評価部124aに対して、「value=普
通」、「url=url1」、「user=U1 」、及び「time=T11」
という引数を渡す。
【0121】アンカータグ122acは、評価部124
aに対して、「value=関係なし」、「url=url1」、「us
er=U1 」、及び「time=T11」という引数を渡す。このよ
うなデータ122aが、出力部116からクライアント
101aに送信される。すると、クライアント101a
は、データ122aに含まれる画像を取得するために、
以下のデータ取得要求をデータ中継装置110に送信す
る。
【0122】図20は、クライアントから画像取得のた
めに出力されるデータ取得要求を示す図である。このデ
ータ取得要求145では、取得するデータの名前が「u
rl2」になっているのみで、その他の内容は図16に
示したデータ取得要求143と同じである。
【0123】データ中継装置110では、図16に示し
たデータ取得要求143を受け取った場合と同様の処理
を行い、WWWサーバ121からデータ123を取得す
る。そして、データの名前「url2」、データの内容
「G1」、時刻情報「T11」、ユーザ名「U1」、及
びホスト名「H1」が関連付けられ履歴保持部115に
格納される。このときの履歴保持部115が保持する履
歴情報の内容を以下に示す。
【0124】図21は、履歴保持部の保持する履歴情報
を示す図である。図のように履歴保持部115には、デ
ータの名前、データ、閲覧時刻、ユーザ名、ホスト名、
及び評価の設定項目が設けられている。そして、データ
中継装置110で中継した2つのデータ122,123
の履歴情報が設定されている。ただし、まだ評価の項目
は空欄である。
【0125】データ中継装置110が取得したデータ1
23は、出力部116によりクライアント101aに送
られる。そのデータ123を受け取ったクライアント1
01aは、データ122aとデータ123との内容を1
つのページとして、表示装置の画面に表示する。
【0126】図22は、クライアントが表示する画面を
示す図である。この画面150内には、データの内容表
示部151が設けられており、その内容表示部151に
データ122aの内容が表示されている。その中には、
データ123による画像151a、次のリンク先を示す
アンカー151bと共に、このページの内容の評価を入
力するためアンカー151c〜151eが表示されてい
る。
【0127】「次のページ」と表記されたアンカー15
1bは、「url3」へのリンクを表す。ユーザがこの
リンクを選択すると、画面上には「url3」に対応す
るデータが表示される。
【0128】「重要」、「普通」、「関係なし」と表記
されたアンカー151c〜151eは、このページに対
するユーザの評価を入力するためのリンク先を表す。表
示されたページの内容が重要であると判断した場合に
は、ユーザはアンカー151cを選択する。あまり重要
でない場合にはアンカー151dを選択する。必要とし
ていた情報とは関係のない内容であればアンカー151
eを選択する。ここでは、ユーザが「重要」のリンクを
選択したものとする。
【0129】「重要」のアンカー151cが選択される
と、クライアント101aは、以下のデータ取得要求を
データ中継装置110に送信する。図23は、評価情報
を含むデータ取得要求を示す図である。このデータ取得
要求146には、取得するデータの名前として、アンカ
ー151cに対応して設定されていたURLが指定され
ている。
【0130】このURL中、「eval」は処理手続きを行
う評価部124aのプログラム名を表し、「url=」の値
は評価対象データのURLを表し、「user= 」の値は評
価を下したユーザ名を表し、「time= 」の値はurl1の閲
覧時刻を表し、「evaluation= 」の値はこの「url
1」に対応するデータにユーザが付与した評価を表す。
【0131】なお、この例では、データ取得要求の形態
をとって評価の入力を行おうとしているが、その内容は
評価値を設定するためのデータ入力要求である。データ
中継装置110では、この要求を要求解析部111が受
け取り、データ取得要求146を解析する。そして、デ
ータの中継要求とみなしてデータの名前をデータ要求部
112に渡す。データ要求部112は、名前解析部11
3からWWWサーバ124の識別子を受け取り、図23
に示されたデータ取得要求146と同じ内容のデータ取
得要求をWWWサーバ124に送信する。
【0132】WWWサーバ124では、評価部124a
によって上記要求を処理する。評価部124aは、上記
要求から、評価が「重要」であること、URLが「ur
l1」であること、ユーザ名が「U1」であること、時
刻情報が「T11」であること、及びホスト名が「H
1」であることを抜き出す。そして、評価部124a
は、評価内容を履歴保持部115に格納するために、以
下のようなデータ入力要求を生成し、データ中継装置1
10に送信する。
【0133】図24は、評価部からデータ中継装置に送
られるデータ入力要求を示す図である。このデータ入力
要求147は、データの名前「url1」を指定して、
情報の入力を要求している。ここで、「evaluation: 」
は、評価を表す。この例では「重要」の評価を与えてい
る。
【0134】このデータ入力要求147を受け取ったデ
ータ中継装置110では、要求解析部111がデータ入
力要求147からデータの名前「url1」、評価内容
「重要」、時刻情報「T11」、ユーザ名「U1」、及
びホスト名「H1」を抜き出す。抜き出された情報は履
歴管理部114に渡される。
【0135】履歴管理部114は、ユーザ名「U1」、
データの名前「url1」、閲覧時刻「T11」、及び
ホスト名「H1」に対応するデータの評価として「重
要」を履歴保持部115に格納する。このとき、履歴保
持部115が保持する内容を以下に示す。
【0136】図25は、評価情報を保持した履歴保持部
の内容を示す図である。この図に示すように、「url
1」に対する評価として、「重要」が設定されている。
ここで、履歴保持部115にユーザ名「U1」、ータの
名前「url1」、覧時刻「T11」、及びホスト名
「H1」に対応するデータが複数存在する場合は、全て
の評価を「重要」に変えるようにしてもよい。
【0137】次に、履歴管理部114は、評価の入力結
果を出力部116に渡す。出力部116は、入力結果を
評価部124aに返す。すると、評価部124aは、入
力結果をデータ中継装置110を介してクライアント1
01aに送信する。データ中継装置110には、入力結
果が履歴情報として保持される。
【0138】このようにしてデータ中継装置110は、
ユーザが閲覧したデータとユーザが閲覧したデータに対
して付与した評価値を関係づけて管理することが可能に
なる。
【0139】なお、ここではデータの内容に評価機能
(評価部124a)へのリンク情報を含ませる例につい
て説明したが、クライアントに評価機能を持たせるよう
にしてもよい。例えば、クライアントに、評価値(上の
例では、「重要」、「普通」 、「 関係なし」)に対応す
るボタンを設け、ページが表示されているときに、ユー
ザがそのボタンを押した場合は、そのページのURL、
ボタンに対応する評価値、時刻情報、ユーザ名、及びホ
スト名を、図24と同様のデータ入力要求によってデー
タ中継装置110に送信する。データ中継装置110
は、そのURL、時刻情報、ユーザ名、及びホスト名に
対応するデータにその評価値を関連付けて保持するよう
にしてもよい。
【0140】次に、ユーザが、過去に閲覧したデータ
を、データに付与した評価データで検索する場合につい
て説明する。ここで、履歴保持部115が保持する内容
が以下に示す内容だとする。
【0141】図26は、履歴保持部の内容例を示す図で
ある。この例では、データの名前「url1」に対応す
る履歴情報に対して「重要」の評価が設定されており、
データの名前「url3」に対応する履歴情報に対して
「関係なし」の評価が設定されている。その他の履歴情
報には、評価が設定されていない。
【0142】ここでユーザ名「U1」のユーザが、自分
が過去に閲覧したデータで、自分が「重要」と評価した
データを検索する場合を考える。ユーザは、クライアン
ト101aから以下のデータ取得要求をデータ中継装置
110に送信する。
【0143】図27は、評価データを検索する際のデー
タ取得要求を示す図である。このデータ取得要求148
の中で、データの名前「url0」はダミーのURLで
あり、どんなURLを指定してもよい。「search-direc
tion: 」は、検索の方向を表す。ここでは「backward」
が指定されているので、データ中継装置110は時刻
「T31」より以前に閲覧したデータを検索する。な
お、各時刻は、「T11<T12<T31」の関係にあ
るものとする。
【0144】データ取得要求148を受け取ったデータ
中継装置110では、要求解析部111が要求の内容を
解析する。ここでは、「version-time: 」による時刻情
報が含まれていることから、履歴情報の取得要求である
と認識する。そして、データ取得要求148から、評価
「重要」、時刻「T31」、ユーザ名「U1」、ホスト
名「H1」、及び検索方法指定「backward」を抽出し、
それらの情報を履歴管理部114に渡す。
【0145】履歴管理部114は、履歴保持部115が
保持する情報のうち、時刻「T31」以前に閲覧した情
報で、評価が「重要」であり、ユーザ名が「U1」, ホ
スト名が「H1」に対応するデータを検索する。
【0146】すると、対応するデータは、時刻「T1
1」に閲覧したデータの名前「url1」に対応するデ
ータであることがわかる。そのため、データ中継装置1
10は、対応するデータをクライアント101aに返
す。
【0147】このようにして、ユーザは、過去に閲覧し
たデータで、評価が付与されたデータを検索することが
可能になる。従って、過去に閲覧したデータを有効に利
用することができる。
【0148】なお、この例では、評価値で検索する例に
ついて説明したが、ユーザ名やホスト名、データの名
前、閲覧時刻で検索するようにしてもよい。また、ここ
では、検索のための要求を、HTTPのヘッダに含ませ
る例について説明したが、取得したデータの評価を設定
する場合と同様に、特別なURLに必要な情報を含ませ
てクライアントから出力するようにしてもよい。その場
合、そのURLを処理するためのサーバを別途設けてお
き、そのサーバが検索要求を中継することで所定の形式
の検索要求に変換し、データ中継装置110に送信す
る。次に、第3の実施の形態について説明する。第3の
実施の形態は、履歴保持部の格納容量の残量が少なくな
ってきた場合に、履歴保持部が保持するデータを効率よ
く削除できるようにしたものである。
【0149】図28は、本発明の第3の実施の形態のシ
ステム構成図である。なお、この構成は、データ中継装
置150の構成を除き第2の実施の形態と同じであるた
め、同じ要素には同一の符号を付し説明を省略する。
【0150】データ中継装置150は、要求解析部15
1、データ要求部152、名前解析部153、履歴管理
部154、履歴保持部155、出力部156、最大容量
保持部157、及び削除方法保持部158を有してい
る。ここで、要求解析部151、データ要求部152、
名前解析部153、履歴保持部155、及び出力部15
6の機能は、それぞれ図13に示した第2の実施の形態
のデータ中継装置110内の同名の構成要素と同じ機能
を有している。その他の要素は、次のような機能を有し
ている。
【0151】履歴管理部154は、データを履歴保持部
155に格納した場合に、現在のデータの容量と、最大
容量保持部157に保持されている最大容量とを比較す
る。現在のデータの容量が最大容量より小さい場合は、
何もしない。現在のデータの容量が最大容量より大きい
場合は、削除方法保持部158が保持する削除方法に従
って、履歴保持部155に保持されている履歴情報を削
除する。
【0152】最大容量保持部157は、履歴保持部15
5のデータの削除を始める容量の値を保持する。ここ
で、最大容量保持部157に保持される最大容量を「M
1」とする。
【0153】削除方法保持部158は、履歴保持部15
5が保持するデータを削除する方法を保持する。ここで
は、削除方法保持部158が保持する削除方法は、次に
示す通りであるものとする。
【0154】図29は、削除方法保持部が保持する削除
予方法の例を示す図である。図に示すように、「閲覧時
間がT32以前のデータで、評価が重要以外のものを削
除する。」という削除方法が保持されている。
【0155】また、履歴保持部155が保持するデータ
は、図26と同様であるものとする。また、各時刻情報
の値は、T11<T12<T32とする。このような状
態で、クライアント101aからデータの中継を目的と
するデータ取得要求が出力されると、中継したデータを
履歴管理部154が履歴保持部155へ格納する。そし
て、履歴保持部155の容量が最大容量「M1」を超え
ていた場合には、履歴管理部154が、図29に示した
方法に従って履歴情報を削除する。その結果、履歴保持
部155が保持するデータは、以下のようになる。
【0156】図30は、履歴情報の削除後の履歴保持部
の内容を示す図である。このように、評価が「重要」で
ない履歴情報はすべて削除されている。このようにし
て、データ中継装置150は、履歴保持部155の記憶
容量の残量が少なくなってきた場合に、履歴保持部15
5が保持するデータを削除することが可能になる。
【0157】ところで、上記例では、「url2」に対
応するデータも削除されてしまう。しかし、このデータ
は「url1」に含まれる画像を表すデータなので、
「url2」に対応するデータが削除されると、「ur
l1」に対応するデータの再現はできなくなる。
【0158】そこで、削除方法保持部158が保持する
削除方法を以下のようにすることもできる。図31は、
削除方法保持部が保持する削除方法の他の例を示す図で
ある。この例では、「親のURLの評価が重要の場合は
削除しない。」という条件が設定されている。
【0159】この例では、履歴保持部155が保持する
データは、図26の内容にチェック用のフィールドを追
加したものとする。また、T11<T12<T32とす
る。そして、次のような手順で処理が行われる。
【0160】履歴管理部154は、履歴情報を削除する
必要が生じた場合には、まず、閲覧時刻が「T32」以
降のデータをチェックする。ここでは、どのデータもチ
ェックされない。次に評価が「重要」のものチェックす
る。すると、履歴保持部155が保持するデータは以下
のようになる。
【0161】図32は、評価が「重要」である履歴情報
をチェックした後の履歴保持部の内容を示す図である。
この図において、「チェック」 のフィールドに「V」が
付いているものが、チェックされたものである。
【0162】次に、履歴管理部154は、評価が「重
要」でチェックされているものそれぞれについて、ホス
ト名と時刻情報(閲覧時刻)を抜き出す。この例では、
「H1」と「T11」が該当する。次に「H1」と「T
11」の組み合わせに適合するものをチェックする。評
価が「重要」でチェックされているものが複数存在する
場合は、それぞれについて同様の処理を行う。その結
果、履歴保持部155が保持するデータは以下のように
なる。
【0163】図33は、評価が「重要」である履歴情報
に関連する履歴情報をチェックした後の履歴保持部の内
容を示す図である。この例では、データの名前が「ur
l2」である履歴情報がチェックされている。
【0164】最後に、履歴管理部154が、履歴情報の
中でチェックがついていないものを削除する。その結
果、履歴保持部155が保持するデータは以下のように
なる。図34は、履歴情報削除後の履歴保持部の内容を
示す図である。この例では、「url1」と「url
2」との履歴情報の除いて削除されている。
【0165】このようにして、親のデータが削除条件か
ら外れている場合は、そのデータに含まれる画像につい
ても削除しないようにすることができる。次に、クライ
アントが履歴情報の取得要求を出す場合に、データ中継
装置で再閲覧情報を記録し、再閲覧した履歴情報を重要
な履歴情報に準じた取り扱いをする場合について説明す
る。なお、以下の説明では、図28で示した符号を用い
ることとする。
【0166】ユーザは時刻「T11」に閲覧したデータ
「url1」を検索するために次のようなデータ取得要
求をクライアント101aから送信する。図35は、再
閲覧時のデータ取得要求を示す図である。このデータ取
得要求161において、「version-time: 」は過去にそ
のデータを閲覧した時刻を表す。
【0167】このデータ取得要求161を受け取ったデ
ータ中継装置150は、時刻情報「T11」とデータの
名前「url1」とに対応するデータをクライアント1
01aに返す。
【0168】このとき、データ中継装置150は、デー
タの名前「url1」と時刻情報「T11」に対応する
データを再閲覧したことを、履歴保持部155に記録す
る。具体的には、履歴保持部155が保持するデータの
テーブルに、再閲覧を記録するフィールドを追加し、再
閲覧を行った場合は、そのフィールドにその旨を記録す
る。ここでは、履歴保持部155が保持する内容は、以
下のようになる。
【0169】図36は、再閲覧情報が記録された履歴保
持部の内容を示す図である。この例では、「再閲覧」の
フィールドに「○」が記録されている場合は、そのデー
タの名前と時刻情報に対応するデータが再閲覧されたこ
とを表す。
【0170】このようにして、データ中継装置150
は、再閲覧したデータを管理することが可能になる。こ
れにより、ユーザは、再閲覧情報を利用して、データ中
継装置150が保持する履歴情報を利用することが可能
になる。例えば、過去に再閲覧したデータの中から必要
な情報を選択することなどが可能になる。
【0171】なお、上記のように再閲覧した否かの情報
を、履歴情報を削除する際の判断基準とすることもでき
る。そこで、再閲覧したものを削除しない場合の処理手
順について、以下に説明する。
【0172】ここでは、削除方法保持部158が保持す
る削除方法が以下のものであるとする。図37は、削除
方法保持部が保持する削除方法の例を示す図である。こ
の例では、「閲覧時刻がT33以前のデータで、再閲覧
していないものを削除する。」という内容が削除方法保
持部158に保持されている。
【0173】また、履歴保持部155が保持するデータ
は、以下のようなものとする。また、T11<T12<
T33<T13とする。図38は、履歴保持部の保持す
る内容の例を示す図である。この例では、「url1」
と「url5」との再閲覧のフィールドに、「○」が記
録されている。
【0174】履歴管理部154は、履歴保持部155の
格納容量が最大容量を超えると、図37に示した削除方
法で履歴保持部が保持するデータを削除する。その結
果、履歴保持部155が保持するデータは、以下のよう
になる。
【0175】図39は、不要な履歴情報を削除後の履歴
保持部の保持する内容を示す図である。この例では、
「url1」と「url5」との履歴情報以外が削除さ
れている。
【0176】このようにして、データ中継装置150
は、履歴保持部155の格納容量の残量が少なくなって
きた場合に、履歴保持部155が保持するデータのう
ち、再閲覧していないものを削除することが可能にな
る。
【0177】次に第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、サーバから送られた時刻を、履歴
情報を特定するための時刻情報として使用する場合の例
である。
【0178】図40は、本発明の第4の実施の形態のシ
ステム構成を示す図である。図において、複数のホスト
171,172が、ネットワーク201を介してデータ
中継装置180につながっている。データ中継装置18
0は、インターネット202を介して、複数のWWWサ
ーバ191、194につながっている。WWWサーバ1
91はデータ192,193を保持しており、WWWサ
ーバ194は、データ195を保持している。データ1
92,193,195の内容はそれぞれ「P1」、「G
1」、「G2」である。
【0179】各ホスト171,172では、WWWブラ
ウザであるクライアント171a 、172a が実行され
ている。クライアント171a 、172aは、データ中
継装置180へのデータの要求と、要求したデータの受
付とを行う。受け付けたデータは、クライアント171
a、172aが画面に表示する。
【0180】データ中継装置180は、次のような要素
から構成されている。要求解析部181は、ホスト17
1、172からのデータ取得要求がデータの中継要求
か、履歴情報の取得要求かを判断する。ここでは、デー
タ取得要求の中に時刻情報が含まれていなければデータ
の中継要求であり、時刻情報が含まれていれば履歴情報
の取得要求である。データ取得要求がデータの中継要求
であれば、データの取得要求からデータの名前を抽出す
る。データの取得要求が履歴情報の取得要求であれば、
データ取得要求からデータの名前と時刻情報を抽出す
る。
【0181】データ要求部182は、データの取得要求
がデータの中継要求の場合に、要求解析部181が抽出
したデータの名前を受け取る。データの名前が入力され
ると、名前解析部183に対してデータの名前を入力す
る。そして、名前解析部183から返された識別子に対
応するサーバに対して要求解析部181が抽出したデー
タの名前に対応するデータを要求し、サーバからのデー
タを受け取る。
【0182】名前解析部183は、データ要求部182
から入力されたデータの名前を解析して、その名前に対
応するデータを要求すべきサーバの識別子を返す。履歴
管理部184は、データ取得要求がデータの中継要求の
場合には、データ要求部182が受け取ったデータのヘ
ッダ情報から、サーバがデータを送り返した時刻を示す
時刻情報を抽出する。そして、データの名前、データの
内容、及びデータのヘッダ情報から抽出した時刻情報を
対応づけて履歴情報として履歴保持部185に格納す
る。そして、履歴管理部184は、データ要求部182
が受け取ったデータを出力データとする。また、データ
取得要求が履歴情報の取得要求の場合は、履歴管理部1
84は、履歴保持部185に保持されているデータの中
からデータ取得要求が示す、データの名前と時刻情報と
に合致する履歴情報を、データ取得要求が示す検索方法
で検索し、検索結果を出力データとする。
【0183】履歴保持部185は、データ中継装置18
0が中継したデータの名前、データの内容、及びクライ
アントが要求を送った時刻を対応づけて履歴情報として
保持する。
【0184】出力部186は、履歴管理部184が特定
した出力データの内容を、クライアントソフト171a
に出力する。サーバ191、194は、データの内容に
その他の情報を付加して保持、管理している。そして、
データ取得要求を受け取った際には、データの送出時刻
をヘッダ情報に含めて、要求されたデータを送り返す。
【0185】このような構成のシステムにおいて、クラ
イアント171aを使用するユーザが、WWWサーバ1
91が保持している「url1」という名前のデータ1
92を参照する例について説明する。
【0186】ユーザは、データの名前「url1」に対
応するデータ192を閲覧するために、クライアント1
71aから、データ取得要求をデータ中継装置180に
送信する。
【0187】クライアント171aが送信するデータ取
得要求は、以下のものである。図41は、クライアント
が送信するデータ取得要求を示す図である。このデータ
取得要求211は、クライアント171aがHTTPに
よって送信するヘッダ情報である。
【0188】このデータ取得要求211を受け取ったデ
ータ中継装置180の要求解析部181は、データ取得
要求211を解析し、時刻情報が含まれていないことか
ら、データの中継要求であることを認識する。すると要
求解析部181は、データ取得要求211からデータの
名前「url1」を抜き出す。そして、データの名前
「url1」をデータ要求部182に渡す。
【0189】データ要求部182は、データの名前「u
rl1」を名前解析部183に渡す。すると、名前解析
部183が、データの名前「url1」に対応するWW
Wサーバの識別子をデータ要求部182に返す。データ
要求部182は、名前解析部183から受け取った識別
子を用い、WWWサーバ191に対して、図41と同様
のデータ取得要求を送る。
【0190】このデータ取得要求を受け取ったWWWサ
ーバ191は、データの名前「url1」に対応するデ
ータ192を返す。このとき、データ中継装置180が
WWWサーバ191からHTTPによって受け取るデー
タ192に含まれるヘッダ情報の例を以下に示す。
【0191】図42は、ヘッダ情報の例を示す図であ
る。このヘッダ情報212中で、「date: 」の値は、サ
ーバ191がデータ192を返した時刻を表す。ここで
はこの時刻を返信時刻と呼ぶ。
【0192】データ要求部182は、返されたデータ1
92から、返信時刻「T11」(上の例では'Wednesda
y, 08-Oct-97 00:57:45 GMT' )を抜き出す。履歴管理
部184は、データ要求部が抜き出した返信時刻「T1
1」を閲覧時刻として、データの名前「url1」とデ
ータ192の内容「P1」に関連付けて履歴保持部18
5に格納する。このとき、履歴保持部185に保持され
るデータは以下のようになる。
【0193】図43は、履歴保持部に保持される履歴情
報を示す図である。この図のように、データの名前「u
rl1」、データの内容「P1」、及びWWWサーバ1
91からデータが送られてきた際のヘッダ情報に含まれ
ている返信時刻(閲覧時刻)が関連付けられて、履歴情
報として履歴保持部185に保持されている。
【0194】このような履歴情報を履歴保持部185で
保持した後、出力部186によって、データ192がク
ライアント171aに送られる。クライアント171a
では、受け取ったデータの内容を表示装置の画面に表示
する。
【0195】以後、データ中継装置180に履歴情報と
して保持されたデータ192を再閲覧する場合には、ク
ライアント171aから、時刻情報「T11」を指定し
たデータ取得要求を出力する。
【0196】このデータ取得要求は、データ中継装置1
80の要求解析部181で解析され、履歴情報の取得要
求であることが認識される。そして、履歴管理部184
により、データの名前「url1」と時刻情報「T1
1」に基づいて、過去に閲覧したデータ192が検出さ
れる。検出されたデータ192、出力部186によりク
ライアント171aに返される。
【0197】このようにして、データ中継装置180
は、サーバが返した返信時刻をデータの名前とデータの
内容に関連付けて保持し、以後のその返信時刻に基づい
て、履歴情報にアクセスすることが可能となる。これに
よりWWWサーバの内部時計を基準とした時刻と関連付
けてデータが管理されるため、クライアントが異なって
も、同じ時刻に同じデータを参照した場合は、同じ時刻
情報に関連付けてデータが保持される。
【0198】また、データ中継装置が複数存在し、同じ
時刻に同じデータを異なるデータ中継装置を経由して参
照した場合でも、同じ閲覧時刻に関連付けてデータが保
持されるなお、第4の実施の形態において、WWWサー
バがデータを返信した時刻に加え、データ中継装置がデ
ータの中継を行った時刻を履歴情報に付加したり、クラ
イアントから送られた時刻を履歴情報に付加することも
可能である。
【0199】ところで、上記の各実施の形態における処
理機能は、コンピュータによって実現することができ
る。その場合、情報端末装置、データ中継装置、及びW
WWサーバが有すべき機能の処理内容は、コンピュータ
で読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記
述されており、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memor
y) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログ
ラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接
続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネッ
トワークを通じて他のコンピュータに転送することもで
きる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内
のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、
メインメモリにロードして実行する。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明のデータ
中継装置では、履歴情報の取得要求を受け取ると、その
データ取得要求に含まれるユーザ名とパスワードに基づ
いて認証を行い、認証されたユーザ名を用いて履歴情報
の検索を行うようにしたため、ユーザ名が付加された履
歴情報を他人が取得することはできない。
【0201】また、第2の発明のデータ中継装置では、
評価情報を含むデータ入力要求を受け取ると、該当する
履歴情報に対して評価情報を付加するようにしたため、
ユーザの意思で履歴情報に対して重要度を設定すること
ができる。その結果、重要度の高い履歴情報を選択して
再閲覧することが可能となる。
【0202】また、第3の発明のデータ中継装置では、
履歴情報を格納する際に、予め設定されている履歴情報
削除開始条件に適合すると、予め設定されている履歴情
報削除方法にしたがって履歴保持手段内の履歴情報を削
除するようにしたため、不必要な履歴情報によってデー
タ中継装置の記憶容量が圧迫されることが防止される。
【0203】また、第4の発明のデータ中継装置では、
履歴情報の取得要求により履歴情報が検出されると、検
出された履歴情報に再閲覧済みを示す情報を付加するよ
うにしたため、再閲覧されたか否かの情報により、その
履歴情報の重要度を判別することが可能となる。
【0204】また、第5の発明のデータ中継装置では、
データを中継した際には、そのデータから時刻情報を取
り出し、取り出した時刻情報を付加した履歴情報を履歴
保持手段に格納するようにしたため、同一のデータ供給
手段から提供されたデータには、データ供給手段がデー
タを送信した順番で時刻情報が付加され、実際のアクセ
ス順と付加される時刻情報の順番が食い違うことはな
い。その結果、時刻情報に基づいた検索を行えば、正し
い検索結果を得ることができる。
【0205】また、第6の発明の情報端末装置では、デ
ータに対する評価が入力されると、データの名前、時刻
情報、及び入力された評価を指定したデータ入力要求を
データ中継装置に送信するようにしたため、内容を表示
したデータの履歴情報に対して評価を与えることが可能
となる。
【0206】また、第7の発明の要求中継装置では、デ
ータ中継装置内へ格納すべき入力情報が引数として含ま
れたデータアクセス要求を受け取ると、要求解析手段が
抽出したデータの名前と時刻情報に適合した履歴情報に
対して、要求解析手段が抽出した入力情報を格納すべき
旨を示すデータ入力要求を生成し、そのデータ入力要求
をデータ中継装置に対して送信するようにしたため、デ
ータ中継装置へのデータ入力要求を生成できないデータ
利用手段からでも、データ中継装置へ情報を入力するこ
とができる。
【0207】また、第8の発明のデータ中継プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、
記録されたデータ中継プログラムをコンピュータで実行
させることで、履歴情報の取得要求を受け取ると、その
データ取得要求に含まれるユーザ名とパスワードに基づ
いて認証を行い、認証されたユーザ名を用いて履歴情報
の検索を行うような処理をコンピュータに行わせること
が可能となる。
【0208】また、第9の発明のデータ中継プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、
記録されたデータ中継プログラムをコンピュータで実行
させることで、評価情報を含むデータ入力要求を受け取
ると、該当する履歴情報に対して評価情報を付加するよ
うな処理をコンピュータに行わせることが可能となる。
【0209】また、第10の発明のデータ中継プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
は、記録されたデータ中継プログラムをコンピュータで
実行させることで、履歴情報を格納する際に、予め設定
されている履歴情報削除開始条件に適合すると、予め設
定されている履歴情報削除方法にしたがって履歴保持手
段内の履歴情報を削除するような処理をコンピュータに
行わせることが可能となる。
【0210】また、第11の発明のデータ中継プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
は、記録されたデータ中継プログラムをコンピュータで
実行させることで、履歴情報の取得要求により履歴情報
が検出されると、検出された履歴情報に再閲覧済みを示
す情報を付加するような処理をコンピュータに行わせる
ことが可能となる。
【0211】また、第12の発明のデータ中継プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
は、記録されたデータ中継プログラムをコンピュータで
実行させることで、データを中継した際には、そのデー
タから時刻情報を取り出し、取り出した時刻情報を付加
した履歴情報を履歴保持手段に格納するような処理をコ
ンピュータに行わせることが可能となる。
【0212】また、第13の発明の情報閲覧プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、
記録された情報閲覧プログラムをコンピュータで実行さ
せることで、データに対する評価が入力されると、デー
タの名前、時刻情報、及び入力された評価を指定したデ
ータ入力要求をデータ中継装置に送信するような処理を
コンピュータに行わせることが可能となる。
【0213】第14の発明の要求中継プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、記録さ
れた要求中継プログラムをコンピュータで実行させるこ
とで、データ中継装置内へ格納すべき入力情報が引数と
して含まれたデータアクセス要求を受け取ると、要求解
析手段が抽出したデータの名前と時刻情報に適合する履
歴情報に対して、要求解析手段が抽出した入力情報を格
納すべき旨を示すデータ入力要求を生成し、そのデータ
入力要求をデータ中継装置に対して送信するような処理
をコンピュータに行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【図3】クライアントが送信するデータ取得要求を示す
図である。
【図4】ユーザ名とパスワードとの入力画面の例を示す
図である。
【図5】ユーザ名とパスワードが含まれたデータ取得要
求を示す図である。
【図6】データ中継装置から出力されるデータ取得要求
を示す図である。
【図7】履歴保持部に格納される履歴情報を示す図であ
る。
【図8】クライアントに表示された画面の例を示す図で
ある。
【図9】クライアントが送信するデータ取得要求を示す
図である。
【図10】データ中継装置から出力されるデータ取得要
求を示す図である。
【図11】履歴保持部に格納される履歴情報を示す図で
ある。
【図12】履歴保持部に格納される履歴情報を示す図で
ある。
【図13】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図
である。
【図14】クライアントが送信するデータ取得要求を示
す図である。
【図15】ユーザ名の入力画面の例を示す図である。
【図16】ユーザ名を含んだデータ取得要求を示す図で
ある。
【図17】データ中継装置から出力されるデータ取得要
求を示す図である。
【図18】WWWサーバから送られるデータの例を示す
図である。
【図19】アンカータグが追加されたデータの内容を示
す図である。
【図20】クライアントから画像取得のために出力され
るデータ取得要求を示す図である。
【図21】履歴保持部の保持する履歴情報を示す図であ
る。
【図22】クライアントが表示する画面を示す図であ
る。
【図23】評価情報を含むデータ取得要求を示す図であ
る。
【図24】評価部からデータ中継装置に送られるデータ
入力要求を示す図である。
【図25】評価情報を保持した履歴保持部の内容を示す
図である。
【図26】履歴保持部の内容例を示す図である。
【図27】評価データを検索する際のデータ取得要求を
示す図である。
【図28】本発明の第3の実施の形態のシステム構成図
である。
【図29】削除方法保持部が保持する消去予方法の例を
示す図である。
【図30】履歴情報の削除後の履歴保持部の内容を示す
図である。
【図31】削除方法保持部が保持する削除方法の他の例
を示す図である。
【図32】評価が「重要」である履歴情報をチェックし
た後の履歴保持部の内容を示す図である。
【図33】評価が「重要」である履歴情報に関連する履
歴情報をチェックした後の履歴保持部の内容を示す図で
ある。
【図34】履歴情報削除後の履歴保持部の内容を示す図
である。
【図35】再閲覧時のデータ取得要求を示す図である。
【図36】再閲覧情報が記録された履歴保持部の内容を
示す図である。
【図37】削除方法保持部が保持する削除方法の例を示
す図である。
【図38】履歴保持部の保持する内容の例を示す図であ
る。
【図39】不要な履歴情報を削除後の履歴保持部の保持
する内容を示す図である。
【図40】本発明の第4の実施の形態のシステム構成を
示す図である。
【図41】クライアントが送信するデータ取得要求を示
す図である。
【図42】ヘッダ情報の例を示す図である。
【図43】履歴保持部に保持される履歴情報を示す図で
ある。
【符号の説明】
11 データ利用手段 12 データ供給手段 12a データ 20 データ中継手段 21 履歴保持手段 22 要求解析手段 23 認証手段 24 データ要求手段 25 履歴管理手段 26 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 データ中継装置、情報端末装置、要求中継装置、データ中継プログラムを記録したコンピュータ 読み取り可能な記録媒体、情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 及び要求中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求して得たデータを利用するデータ利
    用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
    タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
    において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段と、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、
    及びユーザ名を抽出し、前記データ取得要求が履歴情報
    の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデータ
    の名前、時刻情報、ユーザ名、及びパスワードを抽出す
    る要求解析手段と、 ユーザ名とパスワードとを関連付けたユーザ情報を保持
    しており、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求の
    場合には、前記要求解析手段が抽出したユーザ名とパス
    ワードの組に一致するユーザ情報を検索し、一致するユ
    ーザ情報が存在した場合には、前記データ取得要求によ
    るアクセスを認証する認証手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータの名前に該当するデー
    タをデータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給
    手段から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段
    と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    ユーザ名、及びデータの中継処理を行った時刻の時刻情
    報を対応づけて履歴情報として前記履歴保持手段に格納
    すると共に、前記データ取得要求が受け取ったデータを
    出力データとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得
    要求の場合には、前記認証手段により認証されたユーザ
    名、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時
    刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索
    し、検出されたデータを出力データとする履歴管理手段
    と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段と、 を有することを特徴とするデータ中継装置。
  2. 【請求項2】 前記要求解析手段は、前記データ取得要
    求がデータの中継要求の場合には、前記データ取得要求
    からデータの名前、ユーザ名、及びパスワードを抽出
    し、 前記認証手段は、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合においても、前記要求解析手段が抽出したユー
    ザ名とパスワードの組に一致するユーザ情報を検索し、
    一致するユーザ情報が存在した場合には、前記データ取
    得要求によるアクセスを認証し、 前記履歴管理手段は、前記データ取得要求がデータの中
    継要求の場合には、前記データ要求手段が受け取ったデ
    ータ、データの名前、前記認証手段により認証されたユ
    ーザ名、及びデータの中継処理を行った時刻の時刻情報
    を対応づけて履歴情報として前記履歴保持手段に格納す
    ると共に、前記データ取得要求が受け取ったデータを出
    力データとする、 ことを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  3. 【請求項3】 要求して得たデータを利用するデータ利
    用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
    タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
    において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段と、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、時
    刻情報、及び評価情報を抽出し、データ入力要求を受け
    取ると、前記データ入力要求からデータの名前、時刻情
    報、及びユーザがデータに付与した評価情報を抽出する
    要求解析手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納するととも
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求であ
    る場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名
    前、時刻情報、及び評価情報に適合する履歴情報を前記
    履歴保持手段から検索し、検出された履歴情報に含まれ
    るデータを出力データとし、前記データ入力要求を受け
    取った場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの
    名前と時刻情報とに合致する前記履歴保持手段内の履歴
    情報に、評価情報を付加する履歴管理手段と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段と、 を有することを特徴とするデータ中継装置。
  4. 【請求項4】 ユーザ名とパスワードとを関連付けたユ
    ーザ情報を保持しており、前記データ取得要求から抽出
    されたユーザ名とパスワードの組に一致するユーザ情報
    を検索し、一致するユーザ情報が存在した場合には、前
    記データ取得要求によるアクセスを認証する認証手段を
    更に有し、 前記要求解析手段は、前記データ取得要求を受け取った
    際には、前記データ取得要求からユーザ名とパスワード
    との組を抽出し、抽出したユーザ名とパスワードとの組
    が前記認証手段によって認証された場合にのみ、前記デ
    ータ取得要求によるアクセスを許可することを特徴とす
    る請求項3記載のデータ中継装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、データを出力する際
    に、評価の入力要求の送信を可能とするための内容をデ
    ータの内容に追加して、データを出力することを特徴と
    する請求項3記載のデータ中継装置。
  6. 【請求項6】 前記履歴管理手段は、前記データ取得要
    求がデータの中継要求であった場合において、予め設定
    されている履歴情報削除開始条件に適合した場合には、
    前記履歴情報に付加されている評価情報を判断基準とし
    た履歴削除方法にしたがって前記履歴保持手段内の履歴
    情報を削除することを特徴とする請求項3記載のデータ
    中継装置。
  7. 【請求項7】 要求して得たデータを利用するデータ利
    用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
    タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
    において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段と、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、及
    び時刻情報を抽出する要求解析手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納し、予め設定
    されている履歴情報削除開始条件に適合した場合には、
    予め設定されている履歴情報削除方法にしたがって前記
    履歴保持手段内の履歴情報を削除するとともに、前記デ
    ータ要求手段が受け取ったデータを出力データとし、前
    記データ取得要求が履歴情報の取得要求である場合に
    は、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時
    刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索
    し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力データ
    とする履歴管理手段と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段と、 を有することを特徴とするデータ中継装置。
  8. 【請求項8】 要求して得たデータを利用するデータ利
    用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
    タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
    において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段と、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、及
    び時刻情報を抽出する要求解析手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納するととも
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求であ
    る場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名
    前、及び時刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手
    段から検索し、検出された履歴情報に含まれるデータを
    出力データとすると共に、検出された履歴情報に再閲覧
    済を示す情報を付加する履歴管理手段と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段と、 を有することを特徴とするデータ中継装置。
  9. 【請求項9】 要求して得たデータを利用するデータ利
    用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデー
    タ供給手段との間でデータの中継を行うデータ中継装置
    において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段と、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前と時
    刻情報とを抽出する要求解析手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータの名前に該当するデー
    タをデータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給
    手段から送られてきたデータを受け取り、送られたデー
    タからデータ供給手段が返信した時刻を示す時刻情報を
    取り出すデータ要求手段と、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及び前記データ要求手段が取り出した時刻情報とを対応
    づけて履歴情報として前記履歴保持手段に格納すると共
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求の場
    合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名前と時
    刻情報とに適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検
    索し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力デー
    タとする履歴管理手段と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段と、 を有することを特徴とするデータ中継装置。
  10. 【請求項10】 サーバとの間でデータの中継を行うと
    共に、中継したデータ、データの名前、及び時刻情報を
    対応づけて履歴情報として管理しており、データの名前
    と時刻情報を含むデータ取得要求に応じて、該当する履
    歴情報に含まれるデータを送り返すデータ中継装置を経
    由して、ネットワークを介してサーバ上のデータにアク
    セスする情報端末装置において、 サーバ上の最新のデータにアクセスする場合には、デー
    タの名前を指定したデータ取得要求を前記データ中継装
    置に対して出力し、前記データ中継装置が保持している
    履歴情報のデータにアクセスする場合には、データの名
    前と時刻情報とを指定したデータ取得要求をデータ中継
    装置に送信し、データに対する評価が入力されると、デ
    ータの名前、時刻情報、及び入力された評価を指定した
    データ入力要求を前記データ中継装置に送信する要求送
    信手段と、 前記データ取得要求に応じて前記データ中継装置から送
    られたデータを受け取るデータ受付手段と、 前記データ受付手段が受け取ったデータを表示装置の画
    面に表示する表示手段と、 表示したデータに対する評価を前記要求送信手段へ入力
    する評価入力手段と、 を有することを特徴とする情報端末装置。
  11. 【請求項11】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、中継したデータの履歴情報を保持している
    データ中継装置との間のデータアクセス要求を中継する
    要求中継装置において、 データ利用手段から、データ中継装置内へ格納すべき入
    力情報が引数として含まれたデータアクセス要求を受け
    取ると、前記データアクセス要求からデータの名前、時
    刻情報及び入力情報を抽出する要求解析手段と、 前記要求解析手段が抽出したデータの名前と時刻情報と
    に適合する履歴情報に対して、前記要求解析手段が抽出
    した入力情報を格納すべき旨を示すデータ入力要求を生
    成する入力要求生成手段と、 前記入力要求生成手段が生成したデータ入力要求を前記
    中継装置に対して送信する要求送信手段と、 を有することを特徴とする要求中継装置。
  12. 【請求項12】 前記要求解析手段は、データアクセス
    要求を受け取ると、 前記データアクセス要求からデータの名前、時刻情報及
    びデータに対する評価情報を抽出し、 前記入力要求生成手段は、前記要求解析手段が抽出した
    データの名前と時刻情報に適合する履歴情報に対して、
    前記要求解析手段が抽出した評価情報を関連付けて保持
    すべき旨を示すデータ入力要求を生成する、 ことを特徴とする請求項11記載の要求中継装置。
  13. 【請求項13】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
    ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、
    及びユーザ名を抽出し、前記データ取得要求が履歴情報
    の取得要求の場合には、前記データ取得要求からデータ
    の名前、時刻情報、ユーザ名、及びパスワードを抽出す
    る要求解析手段、 ユーザ名とパスワードとを関連付けたユーザ情報を保持
    しており、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求の
    場合には、前記要求解析手段が抽出したユーザ名とパス
    ワードの組に一致するユーザ情報を検索し、一致するユ
    ーザ情報が存在した場合には、前記データ取得要求によ
    るアクセスを認証する認証手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータの名前に該当するデー
    タをデータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給
    手段から送られてきたデータを受け取るデータ要求手
    段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    ユーザ名、及びデータの中継処理を行った時刻の時刻情
    報を対応づけて履歴情報として前記履歴保持手段に格納
    すると共に、前記データ取得要求が受け取ったデータを
    出力データとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得
    要求の場合には、前記認証手段により認証されたユーザ
    名、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時
    刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索
    し、検出されたデータを出力データとする履歴管理手段
    と、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするデー
    タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  14. 【請求項14】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
    ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、時
    刻情報、及び評価情報を抽出し、データ入力要求を受け
    取ると、前記データ入力要求からデータの名前、時刻情
    報、及びユーザがデータに付与した評価情報を抽出する
    要求解析手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納するととも
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求であ
    る場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名
    前、時刻情報、及び評価情報に適合する履歴情報を前記
    履歴保持手段から検索し、検出された履歴情報に含まれ
    るデータを出力データとし、前記データ入力要求を受け
    取った場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの
    名前と時刻情報とに合致する前記履歴保持手段内の履歴
    情報に、評価情報を付加する履歴管理手段、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするデー
    タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  15. 【請求項15】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
    ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、及
    び時刻情報を抽出する要求解析手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納し、予め設定
    されている履歴情報削除開始条件に適合した場合には、
    予め設定されている履歴情報削除方法にしたがって前記
    履歴保持手段内の履歴情報を削除するとともに、前記デ
    ータ要求手段が受け取ったデータを出力データとし、前
    記データ取得要求が履歴情報の取得要求である場合に
    は、前記要求解析手段が抽出したデータの名前、及び時
    刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検索
    し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力データ
    とする履歴管理手段、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするデー
    タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  16. 【請求項16】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
    ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前、及
    び時刻情報を抽出する要求解析手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータ名に該当するデータを
    データ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給手段
    から送られてきたデータを受け取るデータ要求手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及びデータ中継処理を行った時刻の時刻情報を対応づけ
    て履歴情報として前記履歴保持手段に格納するととも
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求であ
    る場合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名
    前、及び時刻情報に適合する履歴情報を前記履歴保持手
    段から検索し、検出された履歴情報に含まれるデータを
    出力データとすると共に、検出された履歴情報に再閲覧
    済を示す情報を付加する履歴管理手段、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするデー
    タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  17. 【請求項17】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、保持するデータを要求に応じて供給するデ
    ータ供給手段との間でデータの中継を行うためのデータ
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、 中継したデータの履歴情報を保持する履歴保持手段、 データ利用手段からデータの取得要求を受け取ると、前
    記データ取得要求がデータの中継要求か履歴情報の取得
    要求かを解析し、前記データ取得要求がデータの中継要
    求の場合には、前記データの取得要求からデータの名前
    を抽出し、前記データの取得要求が履歴情報の取得要求
    の場合には、前記データ取得要求からデータの名前と時
    刻情報とを抽出する要求解析手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記要求解析手段が抽出したデータの名前に該当するデー
    タをデータ供給手段に要求し、要求に応じてデータ供給
    手段から送られてきたデータを受け取り、送られたデー
    タからデータ供給手段が返信した時刻を示す時刻情報を
    取り出すデータ要求手段、 前記データ取得要求がデータの中継要求の場合には、前
    記データ要求手段が受け取ったデータ、データの名前、
    及び前記データ要求手段が取り出した時刻情報とを対応
    づけて履歴情報として前記履歴保持手段に格納すると共
    に、前記データ要求手段が受け取ったデータを出力デー
    タとし、前記データ取得要求が履歴情報の取得要求の場
    合には、前記要求解析手段が抽出したデータの名前と時
    刻情報とに適合する履歴情報を前記履歴保持手段から検
    索し、検出された履歴情報に含まれるデータを出力デー
    タする履歴管理手段、 前記データ取得要求の出力元であるデータ利用手段に対
    し、前記履歴管理手段が特定した出力データを出力する
    出力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするデー
    タ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  18. 【請求項18】 サーバとの間でデータの中継を行うと
    共に、中継したデータ、データの名前、及び時刻情報を
    対応づけて履歴情報として管理しており、データの名前
    と時刻情報を含むデータ取得要求に応じて、該当する履
    歴情報に含まれるデータを送り返すデータ中継装置を経
    由して、ネットワークを介してサーバ上のデータにアク
    セスするための情報閲覧プログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体において、 サーバ上の最新のデータにアクセスする場合には、デー
    タの名前を指定したデータ取得要求を前記データ中継装
    置に対して出力し、前記データ中継装置が保持している
    履歴情報のデータにアクセスする場合には、データの名
    前と時刻情報とを指定したデータ取得要求をデータ中継
    装置に送信し、データに対する評価が入力されると、デ
    ータの名前、時刻情報、及び入力された評価を指定した
    データ入力要求を前記データ中継装置に送信する要求送
    信手段、 前記データ取得要求に応じて前記データ中継装置から送
    られたデータを受け取るデータ受付手段、 前記データ受付手段が受け取ったデータを表示装置の画
    面に表示する表示手段、 表示したデータに対する評価を前記要求送信手段へ入力
    する評価入力手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とする情報
    閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 要求して得たデータを利用するデータ
    利用手段と、中継したデータの履歴情報を保持している
    データ中継装置との間のデータアクセス要求を中継する
    要求中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体において、 データ利用手段から、データ中継装置内へ格納すべき入
    力情報が引数として含まれたデータアクセス要求を受け
    取ると、前記データアクセス要求からデータの名前、時
    刻情報及び入力情報を抽出する要求解析手段、 前記要求解析手段が抽出したデータの名前と時刻情報と
    に適合する履歴情報に対して、前記要求解析手段が抽出
    した入力情報を格納すべき旨を示すデータ入力要求を生
    成する入力要求生成手段、 前記入力要求生成手段が生成したデータ入力要求を前記
    中継装置に対して送信する要求送信手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とする要求
    中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
JP9341473A 1997-12-11 1997-12-11 データ中継装置、情報端末装置、要求中継装置、データ中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び要求中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11175448A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005151174A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Sharp Corp 通信監視装置およびデータ端末装置
JP2010061397A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Ntt Docomo Inc 操作ログ管理装置及び操作ログ管理方法
JP2014153722A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ログ可視化操作画面制御システム及び方法
JP2015505702A (ja) * 2011-12-16 2015-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ ユーザの行動及び関連する感情状態の履歴記録

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