JP4680776B2 - 車両用ルーフアンテナ取付け装置 - Google Patents

車両用ルーフアンテナ取付け装置 Download PDF

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Description

本発明は、特に車両のルーフパネルへの取付け作業性を考慮した車両用ルーフアンテナ取付け装置に関する。
従来、一般的な車両用ルーフアンテナ取付け装置では、車両のルーフパネルに形成された穿孔部に対し、アンテナベースプレートの下面に形成した突部を嵌合し、車両室内側より突出した該突部をナット等で締付けることでアンテナベースプレートを固定するものとしていた(例えば、特開2001−036315号公報)。
しかしながら、上記のようにアンテナベースプレートと締め付け固定のためのナット等を別体とし、車両の室内側からルーフパネルを介して突出した部分にナット等を取付ける作業を必要とするため、取付け時にナットが落下してしまう可能性があることも含めて、きわめて作業性が悪く、作業者に負担がかかる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、車両への取付けが容易で作業者の負担を軽減することが可能な車両用ルーフアンテナ取付け装置を提供することにある。
本発明は、車両ルーフパネルに形成された取付孔に車両外側からその一部を挿通し、車両内側から上記車両ルーフパネルを挟込んで取付け固定する車両用ルーフアンテナ取付け装置において、上記車両ルーフパネルに対して車両外側に配置されるアンテナベースと、このアンテナベースの上記車両ルーフパネル側の面に形成され、上記取付孔に挿入されるとともに、その外周部の少なくとも一部に先端側から基端側にかけて広がるテーパ面及び第1のネジ部が形成された突部と、上記第1のネジ部に螺合する第2のネジ部を有し、上記突部に締結される締結部材と、上記締結部材が貫通する板状のワッシャリングと、このワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径より大きく形成された、弾性を有する第1の脚部と、上記ワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、上記締結部材の締付けによって上記ワッシャリングが上記取付孔に近づくに伴い上記テーパ面にその一部内面が当接し、当該先端が上記取付孔の外側へと広がる第2の脚部とが形成された脚付きワッシャとを備えている。
また、本発明は、車両ルーフパネルに形成された取付孔に車両外側からその一部を挿通し、車両内側から上記車両ルーフパネルを挟込んで取付け固定する車両用ルーフアンテナ取付け装置において、上記車両ルーフパネルに対して車両外側に配置されるアンテナベースと、このアンテナベースの上記車両ルーフパネル側の面に形成され、上記取付孔に挿入されるとともに、第1のネジ部が形成された突部と、上記第1のネジ部に螺合する第2のネジ部を有し、上記突部に締結される締結部材と、上記締結部材が貫通する板状のワッシャリングと、このワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径より大きく形成された、弾性を有する第1の脚部と、上記ワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径に収まるように形成された第2の脚部と、上記ワッシャリング又は上記第2の脚部の少なくとも一方に、上記締結部材の締付けにより上記第2の脚部の先端を上記取付孔の外側へと広げる折曲部が形成された脚付きワッシャとを備えている。
さらにまた、本発明は、車両ルーフパネルに形成された取付孔に車両外側からその一部を挿通し、車両内側から上記車両ルーフパネルを挟込んで取付け固定する車両用ルーフアンテナ取付け装置において、上記車両ルーフパネルに対して車両外側に配置されるアンテナベースと、このアンテナベースの上記車両ルーフパネル側の面に形成され、上記取付孔に挿入されるとともに、第1のネジ部が形成された突部と、上記第1のネジ部に螺合する第2のネジ部を有し、上記突部に締結される締結部材と、上記締結部材が貫通するワッシャリングと、このワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径の内側に配置されるとともに、先端部と基端部との間の少なくとも一部が上記取付孔の内径より外側に配置されるように形成された突出部を有する第1の脚部と、この第1の脚部の外側面であって、上記突出部と上記先端との間に設けられた接地爪とが形成された脚付きワッシャとを備えている。
[図1]図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置のアンテナベース側の組立て構成を示す斜視図である。
[図2]図2は、同実施の形態に係る仮止め前の組付けた外観構成を示す斜視図である。
[図3]図3は、同実施の形態に係る車両ルーフパネルに取付けた状態を示す斜視図である。
[図4]図4は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置を示す分解斜視図である。
[図5]図5は、本発明の第3の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置の要部を示す断面図である。
[図6]図6は、同車両用ルーフアンテナ取付け装置に組み込まれた脚付きワッシャを示す斜視図である。
[図7]図7は、本発明の第4の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置の要部を示す断面図である。
[図8]図8は、同車両用ルーフアンテナ取付け装置に組み込まれた脚付きワッシャを示す斜視図である。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置100を示す斜視図である。
図1は、車両ルーフパネルRへ取付孔RHを介して取り付けるために必要な部品構成を示す分解斜視図である。図1中110はアンテナベースを示しており、上面側には図示しないアンテナマストが取り付けられる。アンテナベース110の下面側には取付けのための2段構成の円柱状の突部120が一体に形成されている。
突部120は、周囲より軸長が長く設定された中央軸部に、後述するボルト140を螺着するための雌ネジ孔(第1のネジ部)121が形成されている。また、その最外径が取付孔RHの内径に比して若干小さめの値となる2段構成の円筒形状を基本とし、より大径となる基部側では該軸部に直交する平面上で互いに直交するようにしてそれぞれその外周面側から2対の瓦状切欠き122,122,123,123が形成されている。
加えて、より切欠きの厚みが小さく、かつ、その中心角の小さな一方の瓦状切欠き123,123のショルダ部分には、テーパ面124,124を形成している。
この突部120に被せるようにして、脚付きワッシャ130を配置する。この脚付きワッシャ130は、金属材、例えば低炭素鋼を打ち抜いた後にプレス加工した、2対の第1脚部131,131及び第2脚部132,132をワッシャリング部133に対して一体に有するものである。
このうち、より幅と厚さの値が共に小さく、かつ、脚長の長い一対の第1脚部131,131が上記突部120の瓦状切欠き122,122に対応して配置されるもので、これら第1脚部131,131の先端は、上記突部120の基部側の最外径、及び上述した取付孔RHの内径よりも大きく開かれた状態でワッシャリング部133に対して折曲される。
一方の第2脚部132,132は、上記第1脚部131,131よりも幅が大きく、かつ、上記突部120の瓦状切欠き123,123に対応して収まるような幅の大きさを有するもので、その中央よりやや先端寄りがクランク状に折曲形成され、より大径となった先端部が上記瓦状切欠き123,123に収まるようになる。
加えて、この第2脚部132,132の各先端は、詳細は後述するが、車両ルーフパネルにより強固にくい込むように、図示する如くその両端が鋭角となるように形成される。しかして、この脚付きワッシャ130をアンテナベース110の突部120に螺着するものとしてボルト(締結部材)140が使用される。
2脚部132及びワッシャリング部133の厚さは例えば1mm程度に形成され、第1脚部131の厚さは0.3mm〜0.5mm程度に形成されている。これは、第1脚部131の板厚を第2脚部132の板厚よりも50%以下にすることで後述するように第1脚部131を容易に変形可能にするためであり、30%以上としたのは、第1脚部131が変形により破損することを防止するためである。
続いて上記実施の形態の車両ルーフパネルRへの取付け動作について説明する。図2は、取付け対象である車両ルーフパネルRに仮止めする前の、アンテナベース110及び脚付きワッシャ130をボルト140により軽く螺着して組み付けた状態を示す。この状態では、脚付きワッシャ130の第2脚部132,132の先端が突部120の瓦状切欠き123,123に納められた状態となり、車両ルーフに穿設された孔部に挿通されるのに何ら支障を生じないようにされる一方で、より細い第1脚部131,131は、その先端が車両ルーフに穿設された孔部の内径よりも広げられている。
加えてこの組み付け状態で、これら第1脚部131,131の先端とアンテナベース110の平面部との間隔が、対象となる車両ルーフパネルの厚さ以上となるように、第1脚部131,131の長さが予め設定されるものとする。
これら第1脚部131,131は、その幅と厚さの値が共に充分小さいため、素材となる低炭素鋼の有する弾性を活かして、作業員がこれら脚付きワッシャ130、ボルト140を組み付けたアンテナベース110の突部120を車両ルーフパネルの孔部に差し込む場合に、若干の抵抗を伴いつつも一時的に内側に可撓し、その先端が車両ルーフパネルRを通過し終えた時点で再びその弾性により広がるものとする。
したがって、図2に示した如く脚付きワッシャ130、ボルト140を組み付けたアンテナベース110の突部120を車両ルーフパネルRの孔部に差し込み、車両室内側で再び脚付きワッシャ130の第1脚部131,131が広がると、車両室内側で脚付きワッシャ130の第1脚部131,131を作業員が手指により縮めて押し出す以外、もうこのアンテナベース110を車両ルーフパネルから取り外すことはできず、これがアンテナベース110の仮止め状態となる。
その後、作業員が車両室内側からボルト140を締め付けると、ボルト140のアンテナベース110に対する軸長が縮まり、脚付きワッシャ130全体が車両ルーフパネル側に押しつけられることとなる。
このとき、特に脚付きワッシャ130の幅が広い方の第2脚部132,132は、そのクランク折曲した部分内面が突部120のテーパ面124,124に押し当てられることで徐々にその先端部が広がり、両先端部の間隔が車両ルーフパネルRの孔部の内径よりも広がり、かつ、車両ルーフパネルRにその室内側から当接されることとなる。
図3は、このときの特に脚付きワッシャ130と車両ルーフパネルRとの関係を示すものであり、第1脚部131,131だけでなく、上述した如く第2脚部132,132もその先端が大きく広がり、車両ルーフパネルRの室内側に強く当接されている状態を示す。このとき、第2脚部132,132が瓦状切欠き123,123に収まることで固定され、回転が規制される。
このとき、第1脚部131,131はその脚長がより長いために第2脚部132,132に比してより大きく広がっているものの、上述した如く弾性を持たせるために予めその幅と厚さの値を小さく設定している。そのため、アンテナベース110の取付け固定に必要なほどの強度をもって車両ルーフパネルRの下面に当接されるものではない。なお、第1脚部131,131の先端を鋭角ではなく例えば平坦に形成することが好ましい。したがって、第1脚部131,131は、上述した弾性との関係で車両ルーフパネルRにくい込まない。
一方の第2脚部132,132は、ボルト140を強く締め付けることで突部120のテーパ面124,124によってそのクランク折曲部が広げられ、鋭利な先端が車両ルーフパネルRの室内側に当接されるもので、予め充分な幅を有する剛構造とされている。そのため、アンテナベース110の車両ルーフパネルRへの取付け固定に必要な充分な剛性を有している。
加えて、第2脚部132,132の先端は上述した如くそれぞれその両端が鋭角となるように形成されているので、より強固に車両ルーフパネルRにくい込ませることができる。
そのため、ルーフパネルR下面の表面に塗装等が施され、かつ、この脚付きワッシャ130がアンテナの一部品としてアース等の電気的な伝送路を兼ねた構造をとる場合であっても、接触不良を防止して車両ルーフパネルRと確実に電気的に接続することが可能となる。
さらに、アンテナベース110の下面に突出した突部120の中央軸部は、その基部側の周囲より軸長を大きくし、その先端でボルト140を必要以上に締め付けることができないようなストッパとしての構造をとり、作業者に取付けの完了を感知させるものとした。これにより、作業者による必要以上のボルト140の締め付けを未然に防止し、第2脚部132,132の先端がより大きく広がって、車両ルーフパネルRへの取付け強度が低下し、かつ、電気的な接触不良となることを回避できる。
この場合、理想的には該第2脚部132,132の先端をなるべく垂直に近い角度で車両ルーフパネルRに当接させるものとしたい。
このように、ボルト140でアンテナベース110と脚付きワッシャ130を一体的に螺着した状態で、アンテナベース110下面に突出した突部120を車両ルーフパネルRに形成された孔部に車両外側から挿通し、第1脚部131,131が車両ルーフパネルRを挟んで車両室内側で開いて抜けなくなることで仮止めが完了する。
後は室内側から該ボルト140を必要分だけ締付けるだけで、第2脚部132,132の先端が開いてアンテナベース110の下面とで車両ルーフパネルRを強固に挟み込み、車両への取付けを終えることができる。
したがって、仮止め後は、特に車両の室内側で突出しているボルト140を締め付けるだけの非常に簡単な作業のみで取付けを終了することができ、ボルト140が予めアンテナベース110に組み付けた状態であるので、室内側に落下してしまうこともあり得ず、作業者の負担を大幅に軽減することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、脚付きワッシャ130が第1脚部131,131と第2脚部132,132の各剛性をその幅と厚さにより調整するものとして一体に低炭素鋼の打抜きとプレス加工により作成されるものとして説明したが、こうすることで、柔構造の第1脚部131,131と剛構造の第2脚部132,132とを有する脚付きワッシャ130をきわめて容易に製作でき、部品の製作コストを低減できる。
なお、上記実施の形態にあっては、柔構造の第1脚部131,131と剛構造の第2脚部132,132はいずれも一対であるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、少なくともその一方が3本以上形成されるものであっても良い。
図4は本発明の第2の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置200を示す分解斜視図である。車両用ルーフアンテナ取付け装置200は、前述した第1の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置100と同様、車両ルーフパネルRに形成された取付孔RHに取り付けられる。なお、脚付きワッシャ130及びボルト140については上述した第1の実施の形態に係るものと同一のものであるので、詳細な説明については省略する。
図4中210はアンテナベースを示しており、図示しないアンテナマストが取り付けられるとともに、その下面211は車両ルーフパネルRに当接される。アンテナベース210の下面211には、アンテナベース210自体の廻り止めとなる突起212と、取付孔RHから車両内側へ突出する突部220とが一体に形成されている。なお、下面211の突部220が設けられる周囲には扇形の金属パネル(当て具)213が複数設けられている。金属パネル213の径方向の長さは、後述する第2脚部132の先端が車両ルーフパネルRに接触開始してから終了までの範囲に対応する寸法に設定されている。
突部220は、その軸長が長く、かつ、細径の中央軸部230と、この中央軸部230の外周に一体に形成され、その軸長が中央軸部230より僅かに短く、かつ、太径の外軸部240との2段構成となっている。なお、外軸部240の外径は取付孔RHよりも若干小さめとなっている。
中央軸部230には、ボルト140を螺着するための雌ネジ孔(第1のネジ部)231が形成されている。ボルト140の軸部141には前述した雌ネジ孔231に螺合する雄ネジ(第2のネジ部)が形成されている。
外軸部240には、2つの切欠部241と、4つの切欠部242が形成されている。切欠部242には、軸心線の中央側から外側へ広がるテーパ面242aが形成されている。切部241と切欠部242との間には、板状部243が形成されている。
次に、車両用ルーフアンテナ取付け装置200の車両ルーフパネルRへの取付け動作について説明する。
突部220に脚付きワッシャ130をボルト140により軽く螺着して組み付ける。この状態では、脚付きワッシャ130の第2脚部132の先端が突部220の切欠部242に納められた状態となり、取付孔RHに挿通されるのに何ら支障を生じないようにされる。これ以降の取付動作については上述した第1の実施の形態とほぼ同様であるので、異なる点のみを説明し、重複する点の詳細な説明は省略する。
なお、ボルト140を締め付けることにより、第2脚部132のクランク折曲した部分内面が押し当てられるのは突部220のテーパ面242aとなる。
本第2の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、簡単な動作で仮止めを行うことができ、その仮止め後は、特に車両の室内側で突出しているボルト140を締め付けるだけの非常に簡単な作業のみで取付けを終了することができることから、作業者の負担を大幅に軽減することが可能となる。
なお、第1脚部131及び第2脚部132の先端は、車両ルーフパネルRを挟んで金属パネル213が配置されている箇所に突き当たることになる。金属パネル213があるため、車両ルーフパネルRが第1脚部131及び第2脚部132の押圧力に抗して曲げられない。このため、車両ルーフパネルRが波打つこと等によって美観が損なわれることがないとともに、作業効率を向上させることができる。
さらに、切欠部241と切欠部242との間に形成された板状部243によって、第2脚部132が板状部243に当たるため、ボルト140を締めこむ際の脚付きワッシャ130の廻り止めとなり、作業効率を向上させることができる。この他、中央軸部230に切り込みを入れ、この切り込みに係合するような部材を脚付きワッシャ130に設けることで、廻り止めの機能を持たせるようにしてもよい。
図5は本発明の第3の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置300の要部を示す断面図、図6は同車両用ルーフアンテナ取付け装置に組み込まれた脚付きワッシャ330を示す斜視図である。
図5中310はアンテナベースを示しており、図示しないアンテナマストが取り付けられるとともに、その下面311は車両ルーフパネルRに当接される。アンテナベース310の下面311には、取付孔RHから車両内側へ突出する突部320とが一体に形成さている。
突部320は、円柱状に形成されており、その中心部には、後述するボルト340を螺着するためのネジ穴(第1のネジ部)321が形成されている。この突部320に被せるようにして、脚付きワッシャ330が配置されている。この脚付きワッシャ330は、金属材、例えば低炭素鋼を打ち抜いた後にプレス加工して形成されている。脚付きワッシャ330は、円環状のワッシャリング331と、このワッシャリング331の外縁部から車両ルーフパネルR側に延設された4つの脚部332とを備えている。
脚部332は、球面の一部を形成するような湾曲した板状に形成された脚部本体333と、この脚部本体333の先端に設けられ車両ルーフパネルRにより強固にくい込むように形成された一対の爪334及び係止部335とを備えている。
この脚付きワッシャ330をアンテナベース310の突部320に螺着するものとしてボルト(締結部材)340が使用される。ボルト340の軸部341には前述した雌ネジ孔331に螺合する雄ネジ(第2のネジ部)が形成されている。
次に、車両用ルーフアンテナ取付け装置300の車両ルーフパネルRへの取付け動作について説明する。まず、突部320に脚付きワッシャ330をボルト340により軽く螺着して組み付ける。脚部332は、その最大径部が取付孔RHの内径よりも広がっている。
次に、脚付きワッシャ330及びボルト340を組み付けたアンテナベース310の突部320を取付孔RHに差し込む。このとき、脚部332を弾性変形させることにより、若干の抵抗を伴いつつも一時的に内側に可撓し、その先端が取付孔RHを通過し終えた時点で再びその弾性により広がる。
したがって、脚付きワッシャ330、ボルト340を組み付けたアンテナベース310の突部320を車両ルーフパネルRの取付孔RHに差し込み、車両室内側で再び脚付きワッシャ330の脚部332が広がると、車両室内側で脚付きワッシャ330の脚部332を作業員が手指により縮めて押し出す以外、もうこのアンテナベース310を車両ルーフパネルRから取り外すことはできず、これがアンテナベース310の仮止め状態となる。
その後、作業員が車両室内側からボルト340を締め付けると、ボルト340のアンテナベース310に対する軸長が縮まり、脚部本体333が外側(図中矢印K方向)に広がってゆくとともに、爪334が車両ルーフパネルRに、係止部335がアンテナベース310の下面311に押しつけられることとなる。
このため、車両ルーフパネルR下面の表面に塗装等が施され、かつ、この脚付きワッシャ330がアンテナの一部品としてアース等の電気的な伝送路を兼ねた構造をとる場合であっても、接触不良を防止して車両ルーフパネルRと確実に電気的に接続することが可能となる。この場合、爪334がなるべく垂直に近い角度で車両ルーフパネルRに当接させることが好ましい。
また、係止部335は、広がっていくにつれて、車両ルーフパネルRの取付孔RHの内周縁に向けて広がってゆき、強固に係止され、それ以上ボルト340を締め付けられなくなり、作業者に取付の完了を感知させることができる。これにより、作業者による必要以上のボルト340の締め付けを未然に防止し、脚部332の先端がより大きく広がって、車両ルーフパネルRへの取付け強度が低下するとともに、電気的な接触不良となることを回避できる。
突部320においてもその軸長を大きくし、その先端をワッシャリング331に当接させることで、ボルト340を必要以上に締め付けることができないようなストッパとしての作用を果たしている。
このように、ボルト340でアンテナベース310と脚付きワッシャ330を一体的に螺着した状態で、アンテナベース310下面に突出した突部320を車両ルーフパネルRに形成された取付孔RHに車両外側から挿通し、脚部332が車両ルーフパネルRを挟んで車両室内側で開いて抜けなくなることで仮止めが完了する。
後は車両室内側からボルト340を必要分だけ締付けるだけで、脚部332の先端とアンテナベース310の下面とで車両ルーフパネルRを強固に挟み込み、車両への取付けを終えることができる。
したがって、仮止め後は、特に車両の室内側で突出しているボルト340を締め付けるだけの非常に簡単な作業のみで取付けを終了することができ、ボルト340が予めアンテナベース310に組み付けた状態であるので、室内側に落下してしまうこともあり得ず、作業者の負担を大幅に軽減することが可能となる。
また、図5中二点鎖線322で示すように、突部320の外周部に係合部を突設し、脚部332と係合するように形成することで、ボルト340締結の際の廻り止めとして作用させ、作業者の負担を軽減させることが可能となる。
図7は本発明の第4の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置400の要部を示す断面図、図8は同車両用ルーフアンテナ取付け装置400に組み込まれた脚付きワッシャ430を示す斜視図である。
図7中410はアンテナベースを示しており、図示しないアンテナマストが取り付けられるとともに、その下面411は車両ルーフパネルRに当接される。アンテナベース410の下面411には、取付孔RHから車両内側へ突出する突部420とが一体に形成されている。
突部420は、円柱状に形成されており、その中心部には、後述するボルト440を螺着するためのネジ穴(第1のネジ部)421と、後述する舌片433aが係合する切欠部422が形成されている。
この突部420に被せるようにして、脚付きワッシャ430が配置されている。この脚付きワッシャ430は、金属材、例えば低炭素鋼を打ち抜いた後にプレス加工して形成されている。脚付きワッシャ430は、円環状のワッシャリング431と、このワッシャリング431の外縁部から車両ルーフパネルR側に延設された第1脚部432及び第2脚部433とを備えている。
第1脚部432は、ワッシャリング431から離れるにつれてその先端が開くように形成され、その先端部を結ぶ円の半径は取付孔RHの内径より大きく形成されている。また、第2脚部433は、ワッシャリング431に対して略垂直に設けられている板状の部材であり、その先端部を結ぶ最大径部が取付孔RHよりも小さく形成されている。その先端部は車両ルーフパネルRにより強固にくい込むように鋭角に形成されている。また、中間部には、切欠が設けられ、舌片433aが内側に向けて折曲して形成されている。
なお、第1脚部432は第2脚部433に比して、上述した如く弾性を持たせるために予めその幅と厚さの値を小さく設定されている。
脚付きワッシャ430をアンテナベース410の突部420に螺着するものとしてボルト(締結部材)440が使用される。ボルト440の軸部441には前述した雌ネジ孔421に螺合する雄ネジ(第2のネジ部)が形成されている。
次に、車両用ルーフアンテナ取付け装置400の車両ルーフパネルRへの取付け動作について説明する。まず、突部420に脚付きワッシャ430をボルト440により軽く螺着して組み付ける。第1脚部432は、その最大径部が取付孔RHの内径よりも広がっている。
次に、脚付きワッシャ430及びボルト440を組み付けたアンテナベース410の突部420を取付孔RHに差し込む。このとき、第1脚部432を弾性変形させることにより、若干の抵抗を伴いつつも一時的に内側に可撓し、その先端が取付孔RHを通過し終えた時点で再びその弾性により広がる。
したがって、脚付きワッシャ430、ボルト440を組み付けたアンテナベース410の突部420を車両ルーフパネルRの取付孔RHに差し込み、車両室内側で再び脚付きワッシャ430の第1脚部432が広がると、車両室内側で脚付きワッシャ430の第1脚部432を作業員が手指により縮めて押し出す以外、もうこのアンテナベース410を車両ルーフパネルRから取り外すことはできず、これがアンテナベース410の仮止め状態となる。
その後、作業員が車両室内側からボルト440を締め付け、ボルト440のアンテナベース410に対する軸長が縮まると、第1脚部432が外側に広がってゆくとともに、その先端が車両ルーフパネルRに押しつけられることとなる。また、第2脚部433は、舌片433aが突部420の切欠部422に係合することで、第2脚部433全体が外側(図7中矢印K方向)に広がり、その先端が取付孔RHの内径よりも大きくなる。この状態で、先端が車両ルーフパネルRに押し付けられる。
このため、車両ルーフパネルR下面の表面に塗装等が施され、かつ、この脚付きワッシャ430がアンテナの一部品としてアース等の電気的な伝送路を兼ねた構造をとる場合であっても、接触不良を防止して車両ルーフパネルRと確実に電気的に接続することが可能となる。なお、第2脚部433がなるべく垂直に近い角度で車両ルーフパネルRに当接させるために、ワッシャリング431に対し若干内側に傾けて形成するようにしてもよい。
また、ボルト440の先端がネジ孔421の底に突き当たると、それ以上ボルト440を締め付けられなくなり、作業者に取付の完了を感知させることができる。これにより、作業者による必要以上のボルト440の締め付けを未然に防止し、第2脚部433の先端がより大きく広がって、車両ルーフパネルRへの取付け強度が低下するとともに、電気的な接触不良となることを回避できる。
なお、突部420の軸長を大きくし、その先端をワッシャリング431に当接させることで、ボルト440を必要以上に締め付けることができないようなストッパとしての構造をとるようにしてもよい。
このように、ボルト440でアンテナベース410と脚付きワッシャ430を一体的に螺着した状態で、アンテナベース410下面に突出した突部420を車両ルーフパネルRに形成された取付孔RHに車両外側から挿通し、第1脚部432が車両ルーフパネルRを挟んで車両室内側で開いて抜けなくなることで仮止めが完了する。
後は車両室内側からボルト440を必要分だけ締付けるだけで、第2脚部433とアンテナベース410の下面とで車両ルーフパネルRを強固に挟み込み、車両への取付けを終えることができる。
したがって、仮止め後は、特に車両の室内側で突出しているボルト440を締め付けるだけの非常に簡単な作業のみで取付けを終了することができ、ボルト440が予めアンテナベース410に組み付けた状態であるので、室内側に落下してしまうこともあり得ず、作業者の負担を大幅に軽減することが可能となる。
なお、本第4の実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置400では、舌片433aを突部420に係合させることによって、第2脚部433を広げるようにしたが、これ以外の方法で第2脚部433を広げるようにしても良い。例えば、ワッシャリング431の中央部をアンテナベース410から離間するように傾けて形成することで、ボルト440の締め込みによって、ワッシャリング431の中央部が押圧され、第2脚部433が広がる。
なお、上述した各実施の形態に係る車両用ルーフアンテナ取付け装置では、締結部材としてボルトを例示したが、雌ネジが形成されたナット状のものであってもよい。したがって、この場合は突部にはネジ孔ではなく、雄ネジが形成されたボルト状となる。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
車両の室内側では突出しているボルト等の締結部材を締め付けるだけの非常に簡単な作業で車両ルーフパネルへ取付けることができ、作業者の負担を大幅に軽減することが可能となる車両用ルーフアンテナ取付け装置を提供できる。

Claims (7)

  1. 車両ルーフパネルに形成された取付孔に車両外側からその一部を挿通し、車両内側から上記車両ルーフパネルを挟込んで取付け固定する車両用ルーフアンテナ取付け装置において、
    上記車両ルーフパネルに対して車両外側に配置されるアンテナベースと、
    このアンテナベースの上記車両ルーフパネル側の面に形成され、上記取付孔に挿入されるとともに、その外周部の少なくとも一部に先端側から基端側にかけて広がるテーパ面及び第1のネジ部が形成された突部と、
    上記第1のネジ部に螺合する第2のネジ部を有し、上記突部に締結される締結部材と、
    上記締結部材が貫通する板状で金属材製のワッシャリングと、このワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径より大きく形成された、弾性を有し、上記締結部材の締付けによって当該車両ルーフと接し、かつ電気的の導通が行われる複数の第1の脚部と、上記ワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、上記締結部材の締付けによって上記ワッシャリングが上記取付孔に近づくに伴い上記テーパ面にその一部内面が当接し、当該先端が上記取付孔の外側へと広がるとともに、上記車両ルーフにくいこんで当該車両ルーフとの電気的導通が行われる第2の脚部とが形成された脚付きワッシャとを備えていることを特徴とする車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  2. 車両ルーフパネルに形成された取付孔に車両外側からその一部を挿通し、車両内側から上記車両ルーフパネルを挟込んで取付け固定する車両用ルーフアンテナ取付け装置において、
    上記車両ルーフパネルに対して車両外側に配置されるアンテナベースと、
    このアンテナベースの上記車両ルーフパネル側の面に形成され、上記取付孔に挿入されるとともに、第1のネジ部が形成された突部と、
    上記第1のネジ部に螺合する第2のネジ部を有し、上記突部に締結される締結部材と、
    上記締結部材が貫通する板状で金属材製のワッシャリングと、このワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径より大きく形成された、弾性を有し、上記締結部材の締付けによって当該車両ルーフとの電気的導通が行われる複数の第1の脚部と、上記ワッシャリングから上記取付孔側に向けて延設され、その先端が上記取付孔の内径に収まるように形成され、上記締結部材の締付けによってその先端が上記車両ルーフにくいこんで当該車両ルーフとの電気的導通が行われる第2の脚部と、上記ワッシャリング又は上記第2の脚部の少なくとも一方に、上記締結部材の締付けにより上記第2の脚部の先端を上記取付孔の外側へと広げる折曲部が形成された脚付きワッシャとを備えていることを特徴とする車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  3. 上記第2の脚部は上記第1の脚部より厚く形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  4. 上記脚付きワッシャは、金属材の打抜き加工により一体に形成することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  5. 上記第1の脚部は、上記第2の脚部に挟まれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  6. 上記突部と上記ワッシャリングとが当接することで、上記締結部材の締付け量が規制されることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の車両用ルーフアンテナ取付け装置。
  7. 上記突部には、上記脚付きワッシャの廻り止めが設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の車両用ルーフアンテナ取付け装置。
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