JP4653950B2 - 新規なet−743の抗腫瘍性誘導体 - Google Patents

新規なet−743の抗腫瘍性誘導体 Download PDF

Info

Publication number
JP4653950B2
JP4653950B2 JP2003513982A JP2003513982A JP4653950B2 JP 4653950 B2 JP4653950 B2 JP 4653950B2 JP 2003513982 A JP2003513982 A JP 2003513982A JP 2003513982 A JP2003513982 A JP 2003513982A JP 4653950 B2 JP4653950 B2 JP 4653950B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
alkyl
unsubstituted
alkenyl
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003513982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004536132A (ja
Inventor
バレンタイン・マルチネス
マリア・フローレス
ピラル・ガジェゴ
カルメン・クエヴァス
シモン・ムント
イグナシオ・マンサナーレス
Original Assignee
ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ filed Critical ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ
Publication of JP2004536132A publication Critical patent/JP2004536132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4653950B2 publication Critical patent/JP4653950B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D515/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen, oxygen, and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D515/22Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen, oxygen, and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明は、エクチナサイジン、特にエクチナサイジン743、ET−743の誘導体に関する
Et−743のようなエクチナサイジンは、海洋尾索類動物Ectinascidia turbinataから単離された非常に強力な抗腫瘍剤である。いくつかのエクチナサイジンは、特許文献及び科学文献において以前に報告されている。例えば以下のものを参照:
米国特許第5,256,663号は、熱帯海洋無脊椎動物、Ectinascidia turbinataから抽出され、エクチナサイジンと命名された物質を含む製薬組成物、及び哺乳動物における抗菌剤、抗ウイルス剤、及び/または抗腫瘍剤としてのそのような組成物の使用を記載している。
米国特許第5,089,273号は、熱帯海洋無脊椎動物、Ectinascidia turbinataから抽出され、エクチナサイジン729、743、745、759A、759B、及び770と命名された物質の新規な組成物を記載している。これらの化合物は、哺乳動物における抗菌剤及び/または抗腫瘍剤として有用である。
米国特許第5,478,932号は、カリブ海尾索類動物Ectinascidia turbinataから単離されたエクチナサイジンを記載し、それはP388リンパ腫、B16メラノーマ、M5076卵巣サルコーマ、ルイス肺カルシノーマ、並びにLX−1ヒト肺及びMX−1ヒト乳カルシノーマ移植片に対してin vivo保護を提供する。
米国特許第5,654,426号は、カリブ海尾索類動物Ectinascidia turbinataから単離されたいくつかのエクチナサイジンを記載し、それはP388リンパ腫、B16メラノーマ、M5076卵巣サルコーマ、ルイス肺カルシノーマ、並びにLX−1ヒト肺及びMX−1ヒト乳カルシノーマ移植片に対してin vivo保護を提供する。
米国特許第5,721,362号は、エクチナサイジン化合物及び関連構造体の形成のための合成方法を記載している。
米国特許第6,124,293号は、半合成化エクチナサイジンに関する。
WO9846080は、求核置換化及びN−オキシドエクチナサイジンを提供する。
WO9958125は、エクチナサイジン代謝産物に関する。
WO0069862は、シアノサフラシンBからのエクチナサイジン化合物の合成を記載している。
WO0177115、WO0187894、及びWO0187895は、エクチナサイジンシリーズの新規な合成化合物、それらの合成、及び生物学的特性を記載している。
さらに以下の文献を参照:
〔参考文献〕
Figure 0004653950
Figure 0004653950
米国特許第5,256,663号 米国特許第5,089,273号 米国特許第5,478,932号 米国特許第5,654,426号 米国特許第5,721,362号 米国特許第6,124,293号 WO9846080 WO0069862 WO0177115 WO0187894 WO0187895
本発明は、一般式Iaの化合物に関する:
Figure 0004653950
[式中、
、R、R、Rによって規定される置換基はそれぞれ独立に、H、C(=O)R’、C(=O)OR’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリールから選択され;
及びRは両方=Oであり、点線はキノン環を示し、またはRは−ORであり、RはH、C(=O)R’、C(=O)OR’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリールであり、RはHであり、点線はフェニル環を示し;
R’基のそれぞれは独立に、H、OH、NO、NH、SH、CN、ハロゲン、=O、C(=O)H、C(=O)CH、COH、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリールからなる群から選択され;
、X、X、X、Xについての置換基は独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、置換化または非置換化C−C24アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリール、置換化または非置換化へテロ芳香族から選択され;
は独立に、OR、CN、(=O)、またはHから選択され;
、R、R、R、及びRについての置換基はそれぞれ独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリール、置換化または非置換化複素環からなる群から選択される]。
とりわけ本発明は、式(I)の化合物を提供する:
Figure 0004653950
[式中、
、R、R、Rによって規定される置換基はそれぞれ独立に、H、C(=O)R’、C(=O)OR’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリール、またはP=O(OR’)から選択され;
はH、C(=O)R’、C(=O)OR’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリールであり、RはHであり、点線はフェニル環を示し;
R’基のそれぞれは独立に、H、OH、NO、NH、SH、CN、ハロゲン、=O、C(=O)H、C(=O)CH、アルキルオキシカルボニル、COH、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリールからなる群から選択され;
、X、X、X、Xについての置換基は独立に、H,OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリール、置換化または非置換化へテロ芳香族から選択され;
は独立に、OR、CN、(=O)、またはHから選択され;
、R、R、R、及びRについての置換基はそれぞれ独立に、H,OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、置換化または非置換化アリール、置換化または非置換化へテロ芳香族からなる群から選択される]。
一つの特徴点では、本発明は、式(I)の化合物を提供する:
[式中、
、R、及びRは独立に、ハロゲン、R’、C=OR’、またはCOOR’から選択され、R’は、任意に置換化されたアルキルまたはアルケニルであり、任意の置換基は、ハロ、アミノ酸から由来するアミノを含むアミノ、アリール、または複素環から選択され;
は水素、アルキル、またはC(=O)OR’であり、R’はアルキルであり;
は水素、アルキル、またはC(=O)OR’であり、R’はアルキレンであり、
は水素、ヒドロキシ、またはシアノであり;
、X、及びXは水素であり;
はOR’であり、R’はアルキルであり;及び
は水素またはアルキルである]。
本発明の化合物における適切なハロゲン置換基は、F、Cl、Br、及びIを含む。
アルキル基は好ましくは、1から24の炭素原子を有する、一つの特に好ましいクラスのアルキル基は、1から約12の炭素原子を有し、またさらに好ましくは1から約8の炭素原子を有し、またより好ましくは1から約6の炭素原子を有し、最も好ましくは1、2、3、または4の炭素原子を有する。たのより好ましいクラスのアルキル基は、12から約24の炭素原子を有し、またより好ましくは12から約18の炭素原子を有し、最も好ましくは13、15、または17の炭素原子を有する。メチル、エチル、及びイソプロピルを含むプロピルが、本発明の化合物における特に好ましいアルキル基である。ここで使用されるような、用語「アルキル」は、他に記載がなければ、環状及び非環状基の両者を指すが、環状基は少なくとも3の炭素環数を含むであろう。
本発明の化合物における好ましいアルケニル及びアルキニル基は、意図対状の不飽和結合を有し、2から約12の炭素原子、より好ましくは2から約8の炭素原子、さらにより好ましくは2から約6の炭素原子、さらにより好ましくは1、2、3、または4の炭素原子を有する。ここで使用される用語「アルケニル」及び「アルキニル」は、環状及び非環状基の両者を指すが、直鎖状または分枝状非環状基が一般的により好ましい。
本発明の化合物における好ましいアルコキシ基は、一つ以上の酸素結合を有し、1から約12の炭素原子、より好ましくは1から約8の炭素原子、さらにより好ましくは1から約6の炭素原子、最も好ましくは1、2、3、または4の炭素原子を有する基を含む。
本発明の化合物における好ましいアルキルチオ基は、一つ以上のチオエーテル結合を有し、1から約12の炭素原子、より好ましくは1から約8の炭素原子、さらにより好ましくは1から約6の炭素原子を有する。1、2、3、または4の炭素原子を有するアルキルチオ基が特に好ましい。
本発明の化合物における好ましいアルキルスルフィニル基は、一つ以上のスルホキシド(SO)基を有し、1から約12の炭素原子、より好ましくは1から約8の炭素原子、さらにより好ましくは1から約6の炭素原子を有するものを含む。1、2、3、または4の炭素原子を有するアルキルスルフィニル基が特に好ましい。
本発明の化合物における好ましいアルキルスルホニル基は、一つ以上のスルホニル(SO)基を有し、1から約12の炭素原子、より好ましくは1から約8の炭素原子、さらにより好ましくは1から約6の炭素原子を有するものを含む。1、2、3、または4の炭素原子を有するアルキルスルホニル基が特に好ましい。
好ましいアミノアルキル基は、一つ以上の第一級、第二級、及び/または第三級アミン基を有し、1から約12の炭素原子、より好ましくは1から約8の炭素原子、さらにより好ましくは1から約6の炭素原子、さらにまたより好ましくは1、2、3、または4の炭素原子を有する基を含む。第二級及び第三級アミン基は、第一級アミン基より一般的に好ましい。
適切な複素環基は、ヘテロ芳香族基及びヘテロ脂環式基を含む。本発明の化合物における適切なヘテロ芳香族基は、N、O、またはS原子から選択される一つ、二つ、または三つのヘテロ原子を含み、例えば8−クマリニルを含むクマリニル、8−キノリニルを含むキノリニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジル、フリル、ピロリル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、及びベンゾチアゾールを含む。本発明の化合物における適切なヘテロ脂環式基は、N、O、及びS原子から選択される一つ、二つ、または三つのヘテロ原子を含み、例えばテトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、モルホリノ、及びピロリジニル基を含む。
本発明の化合物における適切な炭環式アリール基は、別個の及び/または融合したアリール基を含む複数の環化合物を含む、単一及び複数の環化合物を含む。典型的な炭環式アリール基は、1から3の別個のまたは融合した環を含み、6から約18の炭素環原子を含む。特に好ましい炭環式アリール基は、2−置換化フェニル、3−置換化フェニル、2,3−置換化フェニル、2,5−置換化フェニル、2,3,5−置換化及び2,4,5−置換化フェニルのような置換化フェニルを含むフェニルを含み、一つ以上のフェニル置換基は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルカノイル、スルフィニル、スルホニル等のような電子誘引性基であるものを含み、さらに、1−ナフチル及び2−ナフチルを含むナフチル;ビフェニル;フェナントリル;及びアントラシルを含む。
本発明の化合物における置換化R’基についての参考は、特定の基、典型的にアルキルアルケニル、アルキニルまたはアリールを指し、それら特定の基は一つ以上の適切な基、例えばハロゲン、例えばフルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨード;シアノ;ヒドロキシル;ニトロ;アジド;アルカノイル、例えばC1−6アルカノイル基、例えばアシル等;カルボキサミド;1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子、より好ましくは1−3の炭素原子を有する基を含むアルキル基;一つ以上の不飽和結合を含み、2から約12の炭素原子、または2から約6の炭素原子を有する基を含むアルケニル及びアルキニル基;一つ以上の酸素結合を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有するアルコキシ基;アリールオキシ、例えばフェノキシ;一つ以上のチオエーテル結合を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有する基を含むアルキルチオ基;一つ以上のスルフィニル結合を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有する基を含むアルキルスルフィニル基;一つ以上のスルホニル結合を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有するアルキルスルホニル基;一つ以上のN原子を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有する基のようなアミノアルキル基;6以上の炭素を有する炭環式アリール基、特にフェニル(例えばRが置換化または非置換化ビフェニル基である);アラルキル、例えばベンジル;ヘテロ脂環式基及びヘテロ芳香族基を含む複素環、特に5から10の環原子の1から4がヘテロ原子であるもの、より好ましくは5または6の環原子を有し1または2のヘテロ原子を有する、または10の環原子を有し1から3のヘテロ原子を有する複素環基といった、一つ以上の適切な基によって一つ以上の利用可能な位置で置換されても良い。
好ましいR’基は、式R’、COR’、またはOCOR’の群に存在し、アルキルまたはアルケニルを含む、それらは例えばハロゲン、例えばフルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨード、特にω−クロロまたはパーフルオロ;アミノアルキル基、例えば一つ以上のN原子を有し、1から約12の炭素原子、または1から約6の炭素原子を有する基、特にアミノ酸、とりわけグリシン、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、またはバリン、特にそのようなアミノ酸の保護化形態;6以上の炭素を有する炭環式アリール、特にフェニル;及びアラルキル、例えばベンジル;ヘテロ脂環式基及びヘテロ芳香族基を含む複素環基、特に5から10の環原子のうち1から4がヘテロ原子であるもの、とりわけ5または6の環原子と1または2のヘテロ原子を有する、または10の環原子と1から3のヘテロ原子を有する複素環であって、複素環基は任意に、一つ以上のR’について許容される置換基で置換され、特にジメチルアミノのようなアミノまたはケトで置換される複素環といった、一つ以上の適切な基によって一つ以上の利用可能な位置で置換されても良い。
本発明の好ましい化合物の一つのクラスは、以下の置換基の一つ以上を有する本発明の化合物を含む:
は水素;アルキル、とりわけ1から6の炭素原子のアルキル;C(=O)R’[式中、R’はアルキル、より好ましくは1から24の炭素原子のアルキル、特に1から8または12から18の炭素原子を有する;ハロアルキル、より好ましくは1から4の炭素原子のω−クロロ−またはパーフルオロ−アルキル、特にω−クロロエチルまたはパーフルオロメチル、エチル、またはプロピル;複素環アルキル、より好ましくはビオチンのような3のヘテロ原子を有する融合複素脂環式を含む、5から10の環原子と1から4のヘテロ原子を適宜有するω−複素環置換基を有する1から6の炭素原子をアルキル;アミノアルキル、より好ましくは(CHC−O−C=O−のような例えばアルコキシカルボニルまたは他の保護基で任意に保護されたω−アミノ基を有する、1から6の炭素原子、特に2の炭素原子のアルキル;アリールアルキレン、特にシンナモイル;アルキレン、特にビニルまたはアリル;アラルキル、例えばベンジルである];またはC(=O)OR’[式中、R’はアルキル、より好ましくは1から6の炭素原子のアルキル、特に分枝状アルキル;アルケニル、より好ましくはアリルである]であり;
は水素、メチル、または(CHC−O−C=O−のようなアルコキシカルボニルを含む保護基であり;
は水素;アルキル、とりわけ1から6の炭素原子のアルキル;C(=O)R’[式中、R’はアルコキシ、特に1から6の炭素原子のアルキル基を有するもの;アルキル、より好ましくは1から24の炭素原子のアルキル、特に1から8または12から18の炭素原子を有する;ハロアルキル、より好ましくは1から4の炭素原子のパーフルオロアルキル、特にパーフルオロメチル、エチル、またはプロピル;アリールアルキレン、特にシンナモイル;複素環アルキル、より好ましくはビオチンのような3のヘテロ原子を有する融合複素環を含む、5から12の環原子と1から4のヘテロ原子を適宜有するω複素環置換基を有する1から6の炭素原子のアルキル;アルキル基に好ましくは1の炭素原子を有する複素環アルキル、より好ましくは5から10の環原子と1から4の環原子を有するヘテロ脂環式メチル、特に1から4のヘテロ原子を有する融合複素環、例えばジメチルアミノクマリンまたはクマリン;アルキレン、特にアリル;アラルキル、例えばベンジルである];またはC(=O)OR’[式中、R’はアルキル、より好ましくは1から6の炭素原子のアルキル;アルキレン、特にビニルまたはアリル;アラルキル、例えばベンジルである]であり;
はC(=O)R’[式中、R’はアルキル、より好ましくは1から24の炭素原子のアルキル、特に1から8または12から18の炭素原子を有する;ハロアルキル、より好ましくは1から4の炭素原子のω−クロロ−またはパーフルオロアルキル、特にω−クロロエチルまたはパーフルオロメチル、エチル、またはプロピル;アラルキル、例えばベンジルまたはフェネチル;アリールアルキレン、特にシンナモイル;アミノアルキル、特にアミノ酸、とりわけ保護化アミノ酸、特に保護化システイン、特にFm−S CH2CH(NHAlloc)−cys、または保護化アラニン、特に(CHC−O−C=O−ala;複素環アルキル、より好ましくはビオチンのような3の環原子を有する融合複素環を含む、5から12の環原子と1から4のヘテロ原子を適宜有するω複素環置換基を有する1から6の炭素原子のアルキル;アルキル基に好ましくは1の炭素原子を有する複素環アルキル、より好ましくは5から10の環原子と1から4の環原子を有するヘテロ脂環式メチル、特に1から4のヘテロ原子を有する融合複素環、例えばクマリンまたはジメチルアミノクマリンである];またはC(=O)OR’[式中、R’はアルキル、より好ましくは1から6の炭素原子のアルキル;アルキレン、特にビニルまたはアリル;アラルキル、例えばベンジルである];P=O(OR’)[式中、R’はベンジルである]であり;
は水素;アルキル、より好ましくは1から6の炭素原子のアルキル;(C=O)OR’[式中、R’はアルキレン、特にビニルである]であり;
は水素、ヒドロキシ、またはシアノであり;
は水素であり;
はOR’[式中、R’は1から6の炭素原子のアルキル、特にメチルである]であり;
は水素であり;
は水素であり;
は水素またはアルキル、特に水素または1から6の炭素原子のアルキル、とりわけ水素である。
が水素ではない化合物は、好ましい化合物の一つのクラスである。Corey等, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 1999, 96, 3496-3501の文献では、構造−活性の関係が、エクチナサイジンタイプの化合物について示されており、水素が必須であることを示している。3498頁では、「Eサブユニット状の他のフェノール製ヒドロキシル基の保護が、最小の活性を引き起こした」と述べられてている。我々は水素が必須ではないことを見出し、多くの他のものの中で化合物96、97及び98を参照されたい。
がエステルまたはエーテルである化合物は、例えば化合物57、60、61、63、65、68、及び76といった好ましい化合物である。一般的に、それらは改良された毒物学的特性を有し、より広い治療上の可能性を与える。
特にR及びRが水素でない化合物が好ましい。もちろん、これらの位置でエステルまたはエーテルを有する化合物が最も好ましく、特にエステル及びカルボナートを有する化合物が好ましい。化合物78、82、83、84、86、88、92を参照。嵩高い基(長い脂肪族または芳香族残基)を有するエステルは、より優れた結果を与える。特に好ましい置換基の例は、オクタン酸、パルミチン酸、シンナモイル、ヒドロキシシンナモイルを含む。化合物86、92を参照。カルボナートの中では、tert-ブチルオキシカルボニル(tBOC)及びビニルオキシカルボニル(VOC)が、これらの位置について最も好ましい置換基である。化合物86及び92を参照し、これらは活性及び毒性の点で最高である。これらの位置でのエーテル置換基については、エチルまたは嵩高い基が好ましい。
化合物が毒性を発揮するものより低い濃度で活性が存在するため、Rでエチル、N2’を有する化合物が好ましい。
で変化を有する化合物、特にエステル基、R=R’CO−[R’は長い脂肪族または芳香族基である]を有する化合物は、本発明の一部である。化合物161、162、164、165、168、169、170、171、172、174、175を参照。これらの化合物のあるものは、RとRの両者で置換基を有する。それらは、良好な活性/毒性特性を有する。例えば170は活性であり、心臓において脊髄非毒性である。化合物174は非常に活性であり(E−10)、より高濃度(E−8)で毒性である。
薬物動力学の良好な指標である良好なADME特性(吸収−分配−代謝−排出)を有する化合物が存在する。
前述のように、本発明の化合物、好ましくは嵩高い置換化基を有するものは、良好な治療上の可能性を有し、各種の酸及びカルボナートでのフェノールのエステル化は、製薬特性の一般的な増強を引き起こす:これらの誘導体は、さらにより高い代謝安定性を有するチトクローム阻害を示さないため、肝細胞毒性が有意に減少し、薬剤−薬剤相互作用の良好なプロフィールも存在する。
本発明の関連する特徴点では、化合物は以下の特徴の一つ以上を有する:
はアセチルではない。好ましくはそれは少なくとも4、5、または6の炭素原子、例えば18または24までの炭素原子を有する。適切な置換基はエステルCOR’[式中、R’はしばしば一つ以上の置換基を有するアルキル、アルケニルである]を含む。アリール、複素環を含む適切な置換基を有するアルキル、置換化アルキル、アルケニル、及びアリールアルケニルが好ましい。Rについての他の定義は、アミノ酸、任意に保護化アミノ酸から由来する式COR’のエステルを含む。
は水素ではない。好ましくはそれはR’、COR’、またはCOOR’[式中、R’はある嵩を有する置換基である]である。そのような嵩高い置換基は、分枝鎖基、不飽和基、または芳香族基を含む環状基を有するものを含む。かくして、分枝状アルキル、シクロアルキル、分枝状アルケニル、アリール、ヘテロ芳香族、及び関連基が、置換基Rの構造の範囲内に含まれることを好ましい。好ましくは、Rにおける炭素原子の総数は、2から24、より好ましくは6から18の炭素原子である。典型的にRは、エステル、エーテル、またはカルボナートであり、式COR’、R’、またはCOOR’である。
は水素ではない。好ましくはそれは、R’、COR’、またはCOOR’[式中、R’はある嵩を有する置換基である]である。そのような嵩高い置換基は、分枝鎖基、不飽和基、または芳香族基を含む環状基を有するものを含む。かくして、分枝状アルキル、シクロアルキル、分枝状アルケニル、アリール、ヘテロ芳香族、及び関連基が、置換基Rの構造の範囲内に含まれることを好ましい。好ましくは、Rにおける炭素原子の総数は、2から24、より好ましくは6から18の炭素原子である。典型的にRは、エステル、エーテル、またはカルボナートであり、式COR’、R’、またはCOOR’である。
アミノ及び他の置換基についての保護基の例はWO0069862に記載されており、この開示は明白に取り込まれる。
網羅的ではないが、本発明の好ましい化合物の別のクラスは、以下の定義の一つ以上を有する:
はH、−CN、または−OH、とりわけ−OHまたは−CNであり;
は水素であり;
はメトキシであり;
及びXは水素であり;
は好ましくはHまたはアセチル;アリールアルキル、特にベンジル;アルキル−CO−(アルキルは25までの炭素原子、例えば17、19、または21までの炭素原子であり、好ましくは偶数の炭素原子の脂肪酸カルボン酸に対応する奇数の炭素原子、または1から6のような低い数の炭素原子である)、特にCH−(CH−CO−[式中、nは例えば1、2、4、6、12、14、または16である];ハロアルキル−CO−、特にトリフルオロメチルカルボニル;アリールアルキル−CO−、特にベンジル−CO−;アリールアルケニル−CO−、特にシンナモイル−CO−;とりわけRはH、アセチル、またはシンナモイルであり;
はH;アルキル、特にメチル;アルキル−O−CO−、特にt−ブチル−O−CO−、またはアルケニル−O−CO−、特にアリル−O−CO−であり;
は好ましくはHまたはアセチル;アルキル(アルキルは1から6の炭素原子である)、特にCからCアルキル;アルケニル、特にアリル;アリールアルキル、特にベンジル;アルキル−CO−(アルキルは25までの炭素原子、例えば17、19、または21までの炭素原子であり、好ましくは偶数の炭素原子の脂肪酸カルボン酸に対応する奇数の炭素原子、または1から6のような低い数の炭素原子である)、特にCH−(CH−CO−[式中、nは例えば1、2、4、6、12、14、または16である]及びそれらの誘導体、例えばビオチン−(CH−CO−;アリールアルケニル−CO−、特にシンナモイル−CO−;アルキル−O−CO−、特にt−ブチル−O−CO−;アリールアルキル−O−CO−、特にベンジル−O−CO−;アルケニル−O−CO−,特にアリル−O−CO−であり;
は好ましくはH、アセチル、アルキル(アルキルは1から6の炭素原子である)、特にCからCアルキル;アルケニル、特にアリル;アリールアルキル、特にベンジル;アルキル−CO−(アルキルは25までの炭素原子、例えば17、19、または21までの炭素原子であり、好ましくは偶数の炭素原子の脂肪酸カルボン酸に対応する奇数の炭素原子、または1から6のような低い数の炭素原子である)、特にCH−(CH−CO−[式中、nは例えば1、2、4、6、12、14、または16である]及びそれらの誘導体、例えばビオチン−(CH−CO−;ハロアルキル−CO−、特にトリフルオロメチルカルボニル;アミノ酸アシルまたはそれらの誘導体、例えばFmSCHCH(NHAlloc)CO−;アリールアルケニル−CO−、特にシンナモイル−CO−;アルキル−O−CO−、特にtert-ブチル−O−CO−;アルケニル−O−CO−、特にアリル−O−CO−;アリールアルキル−O−CO−、特にベンジル−O−CO−;PO(OBn)のような保護基であり;とりわけRはH、アシル、シンナモイルであり;
はHまたはアルキル(アルキルは1から6の炭素原子である)であり、RはとりわけHまたはCからCのアルキルである。
本願は、英国特許出願の優先権を享受する。当該英国優先権主張出願の明細書に存在し、本願の明細書に存在しないいずれの開示も、参考として明白に取り込まれる。
さらに、本発明に置換基に対応する置換基の議論について、WO0069862、WO0177115、WO0187894及びWO0187895のそれぞれが参考として明白に取り込まれる。特定の置換基についてこれらの以前の出願のいずれかに与えられているいずれの定義も、本発明の化合物について採用できる。
さらに、以前の出願に開示されたいずれの化合物もクレームに記載されておらず、そのような化合物のいずれも明白にクレームから除外される。飽きたかに、必要であるいずれのクレームからの除外の記載について、以前の出願のそれぞれが参考として明白に取り込まれる。
一つの特徴点では、本発明は、以下の特徴点の一つ以上において異なるEt−743またはEt−770またはEt−729の誘導体に関する:
はアセチルではなく、特にCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチルまたはエチルであり、またはCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、エチル、またはプロピルである。
はR’ではなく、ここでR’はメチルまたはエチルであり、またはR’はメチル、エチル、またはプロピルであり、またはR’はメチル、エチル、プロピル、またはブチルである。
はメチルではない。
はRであり、水素ではない。
は水素ではない。
は水素ではない。
及びRは=Oである。
は水素またはシアノではない。
一つの特徴点では、本発明は以下の誘導体を提供する:
はアセチルではなく、特にCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、またはエチルであり、またはCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、エチル、またはプロピルであり;RはR’ではなく、ここでR’はメチルまたはエチルであり、またはR’はメチル、エチル、またはプロピルであり、またはR’はメチル、エチル、プロピル、またはブチルであり;及びRはRであり、水素ではない。
更なる特徴点では、本発明は以下の誘導体を提供する:
はアセチルではなく、特にCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、またはエチルであり、またはCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、エチル、またはプロピルであり;RはR’ではなく、ここでR’はメチルまたはエチルであり、またはR’はメチル、エチル、またはプロピルであり、またはR’はメチル、エチル、プロピル、またはブチルであり;及びRは水素ではない。
関連する特徴点では、本発明は以下の誘導体を提供する:
はRであり、水素ではなく;Rは水素ではない。
また更なる特徴点では、本発明は以下の誘導体を提供する:
はアセチルではなく、特にCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、またはエチルであり、またはCOR’ではない基であり、ここでR’は水素、メチル、エチル、またはプロピルであり;RはR’ではなく、ここでR’はメチルまたはエチルであり、またはR’はメチル、エチル、またはプロピルであり、またはR’はメチル、エチル、プロピル、またはブチルであり;RはRであり、水素ではなく;Rは水素ではない。
本発明の化合物、ET−770及びET−729は、米国特許代5,721,362号に記載された中間体化合物15から合成的に調製できる。数多くの活性抗腫瘍性化合物がこの化合物から調製されており、多くの更なる化合物が、本開示の教示に従って形成できると解される。
Figure 0004653950
これらの化合物の抗腫瘍性活性は、白血病、肺ガン、大腸ガン、腎臓ガン、前立腺ガン、卵巣ガン、乳ガン、サルコーマ、及びメラノーマを含む。
本発明の別の特に好ましい実施態様は、本発明の化合物(類)を活性成分として含む、抗腫瘍剤として有用な製薬組成物、並びにその調製方法である。
製薬組成物の例は、適切な組成を有し、経口、局所的、または全身性の投与のための、いずれかの固体(錠剤、丸薬、カプセル、顆粒等)、または液体(溶液、懸濁液、またはエマルション)を含む。
本発明の化合物または組成物の投与は、静脈点滴、経口調製物、腹膜内及び静脈内調製物のようないずれかの適切な方法であって良い。
本発明の化合物または組成物の投与は、静脈点滴、経口調製物、腹膜内及び静脈内調製物のようないずれかの適切な方法であって良い。24時間までの点滴時間、より好ましくは2−12時間、最も好ましくは2−6時間を使用することが好ましい。病院での一晩の滞在を要しないで治療を実施できる短い点滴時間が特に所望される。しかしながら点滴は、必要であれば12から24時間、またはそれ以上であっても良い。点滴は約2から4週間の適切な間隔で実施されて良い。本発明の化合物を含む製薬組成物は、持続放出製剤においてリポソームまたはナノスフェアカプセル化によって、または他の標準的な輸送手段によって輸送されて良い。
化合物の正確な投与量は、特定の製剤、適用の態様、並びに治療される特定の部位、宿主、及び腫瘍によって変化するであろう。年齢、体重、性別、食事、投与時間、排出速度、宿主の状態、薬剤の組合せ、反応感度、及び疾患のひどさのような他の因子も考慮されるであろう。投与は、最大の寛容投与量の範囲で継続的にまたは定期的に実施できる。
本発明の化合物及び組成物は、組合せ治療を提供するための他の薬剤と共に使用されて良い。他の薬剤は同じ組成物の一部を形成しても良く、または同時若しくは異時での投与のための物故の組成物として準備されても良い。他の薬剤の同定は特に制限されず、適切な候補は以下のものを含む:
a)抗有糸***効果を有する薬剤、特にタキサン薬剤(例えばタクソール、パクリタキセル、タクソテレ、ドセタキセル)、ポドフィロトキシン、またはビンカアルカノイド(ビンクリスチン、ビンブラスチン)のような微小管調節剤を含む細胞骨格エレメントを標的とするもの;
b)代謝拮抗剤、例えば5−フルオロウラシル、シタラビン、ゲンシタラビン、プリン類似体、例えばペントスタチン、メトトレキサート;
c)アルキル化剤、例えば窒素マスタード(例えばシクロホスファミドまたはイホスファミド);
d)アントラサイクリン薬剤アドリアマイシン、ドクソルビシン、ファルモルビシン、またはエピルビシンのようなDNAを標的化する薬剤;
e)エトポシドのようなトポイソメラーゼを標的化する薬剤;
f)ホルモン及びホルモンアゴニスト若しくはアンタゴニスト、例えばエストロゲン、抗エストロゲン(タモキシフェン及び関連化合物)、及びアンドロゲン、フルタミド、ロイプロレリン、ゴセレリン、シプロトロン、またはオクトレオチド;
g)ヘルセプチンのような抗体誘導体を含む腫瘍細胞におけるシグナル伝達を標的化する薬剤;
h)アルキル化剤、例えば白金薬剤(シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、パラプラチン)、またはニトロソウレア;
i)マトリックスメタロプロテイナーゼインヒビターのような腫瘍の転移に強力に影響する薬剤;
j)遺伝子治療剤及びアンチセンス薬剤;
k)抗体治療剤;
l)海洋起源の他の生体活性化合物、特にアプリジンのようなジデミン;
m)ステロイド類似体、特にデキサメタゾン;
n)抗炎症剤、特にデキサメタゾン;並びに
o)抗嘔吐剤、特にデキサメタゾン。
本発明の化合物の生物学的活性の例は、本明細書の末尾の表I、II及びIIIに含まれる。
化合物を生産するための好ましい方法は、スキームI−VIで以下に記載されている。
スキームI
Figure 0004653950
スキームIは、実施例において記載される各種の方法を通じたアシル化反応を含む。化合物1はEt−770に対応する。この化合物から開始して、アシル化方法に引き続き標的化合物を得ることが可能である:A((RCO)O/塩基)、B(RCOCl/塩基)、C(RCOOH/DMAP/EDC.HCl)、及びD(ROCOCl/塩基)。他のアシル化反応は、式Iの構造のファミリーに属する化合物25と、さらに記載される構造を有する化合物47から実施されている。
化合物29、30、31、32、及び33は、R、R、及びRがビニル残基または水素原子である化合物である。
スキームII
Figure 0004653950
スキームIIでは、方法Eはアルキル化の反応を含み(RBr/CsCO)、方法G(RCHO/NaBCNBH/AcOH)はN−2’での還元アルキル化である。アルキル化反応がMeIで実施される場合、化合物34、35、及び36が得られる。これらの方法体系では、化合物1で開始してN及びO−アルキル誘導体が生産される。化合物53では、ジベンジルホスファイトを使用してC−6’でホスファート基が導入される。
スキームIII
Figure 0004653950
スキームIIIは、方法F(TFA/HO/CHCl)を通じてC−6’においてtert-ブチルカルボナートの加水分解を含み、KOH/HO/THFでの化合物42からのC−5における、及びTEA/MeOH/THFでの化合物6からのC−6’におけるアセチル基の加水分解を含む。さらに、右側の芳香環の酸化反応を通じた、化合物1から開始する化合物52の形成も記載されている。
スキームIV
Figure 0004653950
、R、及びRがアシル、カルボナート、カルバマート、またはアルキル基であるEt−743の各種の類似体が、Et−770の誘導体から方法H(AgNO/CHCN/HO)またはI(CuBr/THF/HO)に従って調製される(スキームIV)。両者の場合では、反応は、C−21におけるニトリル基のヒドロキシル基への変換を含む。化合物96、97、98、99、100、101、及び120のような他の特定の誘導体は、Et−770の対応する類似体、化合物51、47、36、31、32、52、及び48から同じ方法体系に従って合成される。
スキームV
Figure 0004653950
スキームVでは、開始材料は、KOH/THF/HOでのC−5におけるアセチル基の加水分解による化合物4から得られた化合物105である。化合物106からエステル化とアルキル化反応によって、式Iの構造を有する誘導体が調製できる。次の工程は、tert-ブチルカルボナート基の加水分解(方法F:TFA/HO/CHClまたは方法J:TMSCl、NaI;CHCN/HO)を含み、式IIIの構造の誘導体が得られ、それがC−21におけるニトリル基のヒドロキシル基への変換によって最終化合物(式IVの構造)に変換される。この最後の工程は、方法H(AgNO/CHCN/HO)、方法I(CuBr/THF/HO)、または方法K(CuCl/THF/HO)に引き続き達成される。R及びRがBocであり、R1がBoc、AlaBoc、及びVoc残基である式Iの構造の誘導体の場合、tert-ブチルカルボニルの加水分解は、これらのエステル官能性の加水分解をも含む。これらの化合物は、方法Hを通じて最終類似体に変換される。
スキームVI
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Et−729から、各種の実験条件を通じて標的化合物を得ることが可能である。化合物186を調製する試みでは、他の二つの化合物(184及び185)を、スキームVIに記載されているように単離した。Allocクロロホルミアート、ピリジン、及びDMAPでの化合物186の処理は、化合物187を与える。DIPEAを使用するまたは使用しないBoc無水物では、Boc誘導体(化合物188、189、及び190)を得ることが可能である。アルキル化反応(Cs2CO3、アリルブロミド)を通じて化合物190から、化合物199を調製し、それを方法Fに引き続くtert-ブチルカルボナート基の加水分解によって化合物201に変換する。
鍵となる化合物188から、エステル化反応を通じて、モノまたはジ置換化した式Iの構造の化合物を生産可能である。tert-ブチルカルボナート基の加水分解(方法F)及びC−21におけるニトリル基のヒドロキシル基への変換(方法H)は、式IIIの構造の化合物を導く。さらに化合物188から還元メチル化によって、N−2’位でメチル基を有する化合物200を得る。アミド結合の加水分解(方法F)及びニトリル基のヒドロキシル基への変換(方法H)は、化合物217を与える。
スキームVII
Figure 0004653950
このスキームでは、化合物221が、化合物218から、特許WO01/77115A1に記載されたように、化合物24として得ることができ、トランスアミン化反応に引き続き219が得られ、Pictect-Splenger環状化により化合物2210が得られる。最終工程は、AgNO3を使用する通常の方法体系(方法K)でのC−21におけるニトリル基のOHへの変換である。化合物224は、化合物222から、WO00/69862に記載されたように化合物36として得ることができ、Pictect-Splenger環状化により化合物223が得られる。最終工程は、通常の方法体系(方法K)でのC−21におけるニトロリル基のOHへの変換である。
方法A:アルゴン下でのCHCl(0.032M)における1当量のEt−770(1)の溶液に対して、2当量の無水物と2当量のピリジンを加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
実施例1
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例2
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例3
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例4
Figure 0004653950
化合物6を、45当量のAcOと113当量のピリジンと触媒量のDMAPで得る。
Figure 0004653950
実施例5
方法B:室温でアルゴン下でのCHCl(0.032M)における1当量のEt−770(1)の溶液に対して、2当量の塩基と2当量のピリジンを加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
クロマトグラフィー精製の後、25%の開始材料が回収された。
Figure 0004653950
実施例6
Figure 0004653950
クロマトグラフィー精製の後、28%の開始材料が回収された。
Figure 0004653950
実施例7
Figure 0004653950
10当量のブチリルクロリド及び10当量のTEAを使用して、9が得られた。
Figure 0004653950
実施例8
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例9
Figure 0004653950
4当量のヒドロシンナモイルクロリドと2当量のピリジンを使用して、反応を実施した。クロマトグラフィー精製の後、25%の開始材料が回収された。
Figure 0004653950
実施例10
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例11
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例12
方法B:アルゴン下でのCHCl(0.032M)における1当量のEt−770(1)の溶液に対して、2当量の酸と2当量のピリジンを加えた。反応を室温で2時間攪拌した。この時間の後、CHClで希釈し、塩水で洗浄し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例13
Figure 0004653950
10当量のオクタン酸と10当量のEDC・HClと10当量のDMAPを使用して、方法Cに引き続き化合物15を得る。
Figure 0004653950
実施例14
Figure 0004653950
化合物16及び17を、方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例15
Figure 0004653950
1.5当量の酸、2.5当量のDMAP、及び2.5当量のEDC・HCl(方法C)を使用して、化合物18を得る。
Figure 0004653950
実施例16
Figure 0004653950
化合物19及び20の混合物を、1.5当量のビオチン、2.5当量のDMAP、及び2.5当量のEDC.HCl(方法C)を使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例17
Figure 0004653950
21を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例18
Figure 0004653950
化合物22及び23を、3:1の混合物として方法Cを使用して得、H−RMNでともに記載した。
Figure 0004653950
実施例19
Figure 0004653950
24を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例20
方法D:アルゴン下でのCHCl(0.032M)における1当量の開始材料の溶液に対して、2当量のクロロホルミアートと2当量の塩基を加え、混合物を室温で攪拌した。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
反応を、3.3当量のAllocクロリドと3.3当量のピリジンで実施する。
Figure 0004653950
実施例21
Figure 0004653950
反応を、過剰量のAllocクロリドとピリジンと触媒DMAP(方法D)で実施した。ある量の開始材料が、クロマトグラフィー精製の後に回収された。
Figure 0004653950
実施例22
Figure 0004653950
反応を3.0当量のピリジン(方法D)で実施した。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例23
Figure 0004653950
28は、塩基としてTEAを使用して方法Cに引き続き得られた。
Figure 0004653950
実施例24
Figure 0004653950
29は、方法Dを使用して得られた。
Figure 0004653950
実施例25
Figure 0004653950
反応を、5.0当量のTEAと10当量のビニルクロロホルミアート(方法D)で実施した。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例26
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例27
方法E:室温でアルゴン下でのDMF(0.032M)における1当量のEt−770(1)または化合物4の溶液に対して、2当量のCsCOと2当量のアルキルハライドを加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
化合物の混合物を、1.5当量のMeIと1.0当量のCsCOで得る。クロマトグラフィー精製の後、21%の開始材料が回収され、三つの化合物の混合物の分画が回収される。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例28
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例29
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例30
Figure 0004653950
化合物41及び42は、方法Eを使用して得られた。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例31
Figure 0004653950
化合物43及び44は、方法Eを使用して得られた。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例32
Figure 0004653950
反応を、1.0当量のMeIと1.0当量のCsCO(方法E)を使用して実施した。クロマトグラフィー精製の後、開始材料(16%)が回収された。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例33
Figure 0004653950
化合物46は、15当量のイソプロピルブロミドと15当量のCsCO(方法E)を使用して得られた。
Figure 0004653950
実施例34
方法E:CHCl/HO/TFA2:1:3.3(0.013M)における1当量の開始材料の溶液を、室温で15分間攪拌した。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
47は、方法Fを使用して得られた。
Figure 0004653950
実施例35
Figure 0004653950
48は、方法Fを使用して得られた。
Figure 0004653950
実施例36
Figure 0004653950
クロマトグラフィー精製の後、開始材料(33%)が回収された。化合物36は以前に記載されている。
他の化学的変換:
実施例37
化合物47は、方法Bに引き続きアシル化された。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例38
Figure 0004653950
THF/MeOH1.1における化合物42の溶液に対して、2当量のKOHを加えた。反応混合物を室温で5時間攪拌した。この時間の後、反応をNaClで停止し、またはHClの水溶液で希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。クロマトグラフィーは純粋な化合物50(79%)を与える。
Figure 0004653950
実施例39
Figure 0004653950
室温でMeOH/THF3:4(0.011M)における化合物6の溶液に対して、150当量のEtNを加えた。7日後、溶媒を蒸発した。フラッシュクロマトグラフィーにより、純粋な化合物51を得る。
Figure 0004653950
実施例40
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でのMeOH(0.032M)におけるEt−770(1)(1.0当量)の溶液に対して、RuCl(PPh(0.1当量)及びH(8当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌した。この時間の後、それをCHClで希釈し、塩水で洗浄し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより化合物52を得る。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例41
Figure 0004653950
アルゴン下でのCHCN(0.03M)において、無水トルエンで二度共蒸発された1の懸濁液を、−10℃に冷却した。この温度で、5当量のCCl、2.1当量のPrNEt、0.1当量のDMAP、及び1.45当量のジベンジルホスファイトを加えた。1時間後、反応を1.2当量のKHPO(0.5M)で停止した。反応混合物を室温まで温め、5分間攪拌し、EtOAcで希釈し、水で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより、純粋な化合物53(75%)が得られる。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例42
方法G:室温でアルゴン下でのCHCN(0.016M)におけるEt−770(1)の溶液に対して、200当量のアルデヒド(水中に37重量%)と10当量のNaCNBHを加えた。1時間10分後、40当量の酢酸を加えた。反応混合物を2時間以上攪拌した。この時間の後、それをCHClで希釈し、NaHCOで中和し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
54は方法Gに引き続き得られた。
Figure 0004653950
実施例43
Figure 0004653950
55は方法Gに引き続き得られた。
Figure 0004653950
実施例44
Figure 0004653950
56は方法Gに引き続き得られた。
Figure 0004653950
実施例45
方法H:CHCN/HO3:2(0.009M)における1当量の開始材料の溶液に対して、30当量のAgNOを加えた。24時間後、塩水の飽和溶液とNaHCOの1.1の混合物で停止し、10分間攪拌し、希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
57を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例46
Figure 0004653950
58を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例47
Figure 0004653950
59を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例48
Figure 0004653950
60を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例49
Figure 0004653950
61を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例50
Figure 0004653950
62を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例51
Figure 0004653950
63を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例52
Figure 0004653950
64を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例53
Figure 0004653950
65を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例54
Figure 0004653950
66を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例55
Figure 0004653950
67を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例56
Figure 0004653950
68を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例57
Figure 0004653950
69を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例58
Figure 0004653950
70を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例59
Figure 0004653950
71を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例60
Figure 0004653950
化合物11(31%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
72を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例61
Figure 0004653950
73を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例62
Figure 0004653950
74を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例63
Figure 0004653950
75を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例64
Figure 0004653950
化合物21(17%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
76を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例65
Figure 0004653950
反応を、方法Hを使用して化合物22及び23(3:1)の混合物で実施し、かくして化合物77及び78を、純粋な化合物としてクロマトグラフィーの後に単離した。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例66
Figure 0004653950
79を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例67
Figure 0004653950
化合物6(42%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
80を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例68
Figure 0004653950
化合物9(25%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
81を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例69
Figure 0004653950
82を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例70
Figure 0004653950
83を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例71
Figure 0004653950
84を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例72
Figure 0004653950
85を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例73
Figure 0004653950
86を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例74
Figure 0004653950
87を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例75
Figure 0004653950
88を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例76
Figure 0004653950
89を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例77
Figure 0004653950
90を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例78
Figure 0004653950
91を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例79
Figure 0004653950
化合物30(15%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
92を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例80
Figure 0004653950
93を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例81
Figure 0004653950
94を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例82
Figure 0004653950
化合物32(15%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
95を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例83
Figure 0004653950
96を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例84
Figure 0004653950
97を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例85
Figure 0004653950
化合物36(11%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
98を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例86
Figure 0004653950
99を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例87
Figure 0004653950
100を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例88
Figure 0004653950
化合物52(19%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収した。
101を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例89
Figure 0004653950
102を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例90
方法I:THF/HO4.5:0.5(0.0052M)における1当量の化合物3の溶液に対して、5当量のCuBrを加えた。24時間後、反応をNaHCOで停止し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物104を与える(50%)。
Figure 0004653950
104を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例91
Figure 0004653950
THF/HO3:1(0.027M)における化合物4の溶液に対して、15当量のKOHを加えた。反応混合物を室温で5時間攪拌した。この時間の後、反応をNaClで停止し、HClの水溶液で希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物106を与える。
Figure 0004653950
実施例92
方法A:アルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の化合物106の溶液に対して、2当量の無水物と2当量のピリジンを加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
107を方法Aを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例93
Figure 0004653950
108を方法Aを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例94
Figure 0004653950
もし化合物106のアシル化反応を、塩基としてピリジンの代わりにTEA(10当量)で実施したならば、化合物109が得られる(方法A)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例95
Figure 0004653950
反応を、6当量の無水物と9当量の塩基で実施する(方法A)。微量の化合物110もまた、アシル化反応をピリジンで実施した場合に得られ、化合物108が主たる産物である。
Figure 0004653950
実施例96
方法B:室温でアルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の化合物106の溶液に対して、2当量の塩基と2当量の酸塩化物を加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
111を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例97
Figure 0004653950
化合物111もまた、これらの反応条件(10当量のブチリルクロリドと10当量のTEA)においてマイナー化合物として単離される。
112を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例98
Figure 0004653950
113を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例99
Figure 0004653950
114を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例100
Figure 0004653950
115を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例101
Figure 0004653950
116を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例102
Figure 0004653950
117を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例103
Figure 0004653950
118を方法Bを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例104
方法C:アルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の化合物106の溶液に対して、2当量の酸、2当量のDMAP、及び2当量のEDC.HClを加えた。反応を室温で2時間攪拌した。この時間の後、CHClで希釈し、塩水で洗浄し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
119を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例105
Figure 0004653950
120を10当量の各試薬で得た(方法C)。
Figure 0004653950
実施例106
Figure 0004653950
1当量のパルミチン酸を使用した(方法C)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例107
Figure 0004653950
化合物124を、DMAPで不純状態で単離した。
123を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
124を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例108
Figure 0004653950
125を方法Cを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例109
方法E:室温でアルゴン下でDMF(0.032M)における1当量の化合物106の溶液に対して、2当量のCsCO及び2当量のアルキルブロミドを加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を与える。
Figure 0004653950
126を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
127を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例110
Figure 0004653950
化合物106(15%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収する。
128を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
化合物106(15%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収する。
129を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例111
Figure 0004653950
化合物106(33%)を、クロマトグラフィー精製の後に回収する。
130を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
131を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例112
Figure 0004653950
1当量のアリルブロミド及び1当量のセシウムカルボナートで反応を完成させ、他の分画をクロマトグラフィー精製の後に単離し、それは化合物131と化合物132の混合物である(方法E)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例113
Figure 0004653950
134を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
135を方法Eを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例114
CHCl/HO/TFA2:1:3.3(0.013M)における1当量の開始材料の溶液を、室温で15分間攪拌した。反応をTLCによって継続し、NaHCOで中和し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーで純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
136は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例115
Figure 0004653950
137は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例116
Figure 0004653950
138は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例117
Figure 0004653950
139は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例118
Figure 0004653950
140は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例119
Figure 0004653950
141は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例120
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例121
Figure 0004653950
143は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例122
Figure 0004653950
144は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例123
Figure 0004653950
145は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例124
Figure 0004653950
146は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例125
Figure 0004653950
147は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例126
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例127
Figure 0004653950
149は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例128
Figure 0004653950
150は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例129
Figure 0004653950
151は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例130
Figure 0004653950
152は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例131
Figure 0004653950
153は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例132
Figure 0004653950
154は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例133
Figure 0004653950
155は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例134
Figure 0004653950
156は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例135
Figure 0004653950
157は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例136
Figure 0004653950
158は方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例137
方法J:CHCN/CHCl1.2:1における1当量の開始材料の溶液に対して、NaI(6当量)及びTMSCl(6当量)を加えた。1時間後、反応を塩水で停止し、水性相をCHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーで純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
159を方法Jを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例138
Figure 0004653950
160を方法Jを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例139
方法H:CHCN/HO3:2(0.009M)における1当量の開始材料の溶液に対して、30当量のAgNOを加えた。24時間後、反応を塩水の飽和溶液とNaHCOの1:1混合物で停止し、10分間攪拌し、希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーで純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
161を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例140
Figure 0004653950
162を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例141
Figure 0004653950
163を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例142
Figure 0004653950
164を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例143
Figure 0004653950
165を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例144
Figure 0004653950
166を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例145
Figure 0004653950
167を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例146
Figure 0004653950
168を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例147
Figure 0004653950
169を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例148
Figure 0004653950
170を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例149
Figure 0004653950
171を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例150
Figure 0004653950
172を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例151
Figure 0004653950
173を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例152
Figure 0004653950
174を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例153
Figure 0004653950
175を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例154
Figure 0004653950
176を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例155
方法I:THF/HO4:1(0.009M)における1当量の開始材料の溶液に対して、5当量のBrCuを加えた。24時間後、反応をNHClで停止し、CHClで希釈し、塩水とNaHCOで洗浄し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーで純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
177を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例156
Figure 0004653950
178を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例157
Figure 0004653950
179を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例158
Figure 0004653950
180を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例159
Figure 0004653950
181を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例160
方法K:THF/HO4:1(0.009M)における1当量の開始材料の溶液に対して、5当量のClCuを加えた。24時間後、反応をNHClで停止し、CHClで希釈し、塩水とNaHCOで洗浄し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーで純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
182を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例161
Figure 0004653950
183を方法Iを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例162
Figure 0004653950
MeOH(0.19M)におけるEt−743の溶液に対して、15当量のKOHを加えた。反応混合物を室温で1時間30分攪拌した。この時間の後、反応をNHClで停止し、希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。クロマトグラフィーにより純粋なEt−701を得る。
Figure 0004653950
実施例163
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でMeOH(0.005M)におけるEt−729の溶液に対して、30当量のKCNを加えた。反応混合物を6時間攪拌した。この時間の後、反応をCHClで希釈し、NaClで洗浄し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物184を得る(20%)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例164
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でアセトニトリル(0.016M)におけるEt−729の溶液に対して、200当量のホルマリンと10当量のNaBHCNを加えた。反応混合物を1時間攪拌し、次いで酢酸(40当量)を加え、反応を1時間以上放置した。この時間の後、反応をCHClで希釈し、NaHCOの飽和水溶液を加え、水性相をCHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物185を得る(60%)。
Figure 0004653950
実施例165
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でMeOH(0.005M)におけるEt−729の溶液に対して、4.2当量のKCNと4.2当量の酢酸を加えた。反応混合物を1時間30分攪拌した。この時間の後、反応をCHClで希釈し、NaHCOで停止し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物186を得る(93%)。
Figure 0004653950
実施例166
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でCHCl(0.036M)における1当量の化合物186の溶液に対して、40当量のPyr、20当量のアリルクロロホルマート、及び触媒量のDMAPを、26時間の間で短い期間で加えた。次いで反応を水/氷で停止した。水性相をCHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物187を得る(88%)。
Figure 0004653950
実施例167
方法A:アルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の開始材料の溶液に対して、2当量の無水物と2当量の塩基を加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
化合物188を、CHCNにおいて塩基の存在しない1.5当量の((CHCOCO)Oで得る。化合物189及び190を、CHCNにおける1当量の((CHCOCO)Oと4当量のPrNEtで得る。これらの二つの化合物の割合は、他の実験条件(反応時間と試薬の当量)を使用して変更できる;反応を7当量の((CHCOCO)Oと21当量のPrNEtで実施すると、化合物190が5日後に得られる(78%)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例168
Figure 0004653950
化合物191は、3当量の無水物としての無水酢酸と5当量の塩基としてのpyrを使用して得られる(方法A)。
Figure 0004653950
実施例169
方法B:室温でアルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の開始材料の溶液に対して、2当量の塩基と2当量の酸塩化物を加えた。反応をTLCによって継続し、NaHCOで停止し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
化合物192を、2.5当量のブチリルクロリドと3.5当量のピリジンで得る。一定量の開始材料(11%)が、クロマトグラフィー精製の後に回収された(方法B)。
Figure 0004653950
実施例170
Figure 0004653950
化合物193は、10当量の酸塩化物としてのブチリルクロリドと、10当量の塩基としてのEtNを使用して得られる(方法B)。化合物192(13%)が、クロマトグラフィー精製の後に回収される。
Figure 0004653950
実施例171
Figure 0004653950
化合物194は、2.5当量の酸塩化物としてのシンナモイルクロリドと、3.5当量の塩基としてのpyrを使用して得られる(方法B)。化合物188(8%)が、クロマトグラフィー精製の後に回収される。
Figure 0004653950
実施例172
方法C:アルゴン下でCHCl(0.032M)における1当量の開始材料の溶液に対して、2当量の酸、2当量のDMAP、及び2当量のEDC.HClを加えた。反応を室温で2時間攪拌した。この時間の後、CHClで希釈し、塩水で洗浄し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
1.5当量の酸としてのオクタン酸を使用して、化合物195と196の混合物を得る。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例173
Figure 0004653950
1.5当量の酸としてのパルミチン酸を使用して、化合物197と198の混合物を得る(方法C)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例174
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でDMF(0.02M)における1当量の化合物190の溶液に対して、0.7当量のCsCOと2当量のアリルブロミドを加えた。反応を72時間攪拌し、次いでAcOHで停止した。粗物をHex/EtOAc1:3で希釈し、NaClの飽和溶液で洗浄し、水性相をHex/EtOAc1:3で希釈で抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物199を得る(66%)。
Figure 0004653950
実施例175
Figure 0004653950
室温でアルゴン下でCHCN(0.016M)における化合物188の溶液に対して、100当量のホルマリン(水中に37重量%)と5当量のNaCNBHを加えた。1時間後、20当量の酢酸を加えた。反応混合物を2時間以上攪拌した。この時間の後、CHClで希釈し、NaHCOで中和し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る(86%)。
Figure 0004653950
実施例176
方法F:CHCl/HO/TFA2:1:3.3(0.013M)における1当量の開始材料の溶液を、室温で15分間攪拌した。反応をTLCによって継続し、NaHCOで中和し、CHClで抽出し、有機相をNaSOで乾燥した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
201を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例177
Figure 0004653950
2021を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例178
Figure 0004653950
203を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例179
Figure 0004653950
204を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例180
Figure 0004653950
205を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例181
Figure 0004653950
206を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例182
Figure 0004653950
207を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例183
Figure 0004653950
208を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例184
Figure 0004653950
209を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例185
方法H:CHCN/HO3:2(0.009M)における1当量の開始材料の溶液に対して、30当量のAgNOを加えた。24時間後、反応を、塩水の飽和溶液とNaHCOの1:1混合物で停止し、10分攪拌し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥した。クロマトグラフィーにより純粋な化合物を得る。
Figure 0004653950
210を方法Hを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例186
Figure 0004653950
211を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例187
Figure 0004653950
212を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例188
Figure 0004653950
213を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例189
Figure 0004653950
214を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例190
Figure 0004653950
215を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例191
Figure 0004653950
216を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例192
Figure 0004653950
217を方法Fを使用して得た。
Figure 0004653950
実施例193
無水DMF(0.26M)におけるN−メチルピリジン−4−カルボキシアルデヒドイオディドの溶液を、無水トルエン(2×5mL)で処理した。無水CHCl(0.03M)における化合物218(118.7mg、1当量)(無水トルエン2×5mLで以前に処理された)の溶液を、N−メチルピリジン−4−カルボキシアルデヒドイオディドの溶液に23℃で漏斗を介して加えた。反応混合物を23℃で4時間攪拌した。この時間の後、DBU(1.0当量)を23℃で滴下し、23℃で15分攪拌した。新鮮なシュウ酸の飽和水溶液(5.4mL)を反応混合物に加え、23℃で30分攪拌した。次いで反応混合物を0℃に冷却し、NaHCOを少しずつ加え、引き続きNaHCOの水性飽和溶液を加えた。混合物をEtOで抽出した。組み合わせた有機相をNaSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物219(54%)を得る。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例194
EtOH(0.03M)における1当量の化合物219の溶液に対して、5当量のAcOHと3.5当量の2−[3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル]エチルアミンを加えた。反応を一晩攪拌した。次いで溶媒を減圧下で除去した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物(62%)を得る。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例195
CHCN/HO3:2(0.015M)における1当量の化合物220の溶液に対して、30当量のAgNOを加えた。反応を光から保護して24時間攪拌した。この時間の後、2mLのNaClの飽和溶液と2mLのNaHCOの飽和溶液を加え、粗物を10分間攪拌した。次いでCHClで希釈し、15mLの塩水で洗浄し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。予備的クロマトグラフィーにより、純粋な化合物(11%)を得る。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例196
室温でアルゴン下でEtOH(0.064M)における1当量の化合物222の溶液に対して、3.5当量のa−エチル−3−ヒドロキシ−4−メチルフェネチルアミンクロルヒドラートと、2当量のKCOと、シリカゲルを加えた。反応を室温で7時間攪拌した。次いで溶媒を減圧下で除去した。フラッシュクロマトグラフィーにより純粋な化合物(68%)を得る。化合物223を、二つの異性体の混合物として単離する。これらの化合物はまた、反応を溶媒として酢酸を使用して実施し、50℃で24時間加熱した際に得ることができる(99%)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
実施例197
CHCN/HO3:2(0.01M)における1当量の化合物223の溶液に対して、30当量のAgNOを加えた。反応を光から保護して室温で24時間攪拌した。この時間の後、反応をNaClとNaHCOの飽和水溶液の1:1の混合物で停止し、10分間攪拌し、希釈し、CHClで抽出した。有機相をNaSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。クロマトグラフィーにより、二つの異性体化合物224の混合物を得る(72%)。
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
抗腫瘍スクリーニングのためのバイオアッセイ
これらのアッセイの結果は、治療されるサンプルに対する細胞の継続的な曝露による"in vitro"の腫瘍細胞培養物の増殖を阻害することである。
細胞系
名称 ATCC No. 種 組織 特徴
P-388 CCL-46 マウス 腹水液 リンパ性新生物
K-562 CCL-243 ヒト 白血病 赤白血病(胸膜滲出液)
A-549 CCL-185 ヒト 肺 肺カルシノーマ”NSCL”
SK-MEL-28 HTB-72 ヒト メラノーマ 悪性メラノーマ
HT-29 HTB-38 ヒト 大腸 大腸アデノカルシノーマ
LoVo CCL-229 ヒト 大腸 大腸アデノカルシノーマ
LoVo-Dox ヒト 大腸 大腸アデノカルシノーマ(MDR)
SW620 CCL-228 ヒト 大腸 大腸アデノカルシノーマ(リンパ節転移)
DU-145 HTB-81 ヒト 前立腺 前立腺カルシノーマ、アンドロゲンレセプ
ター前立腺アデノカルシノーマではない
LNCaP CRL-1740 ヒト 前立腺 アンドロゲンレセプター乳アデノカルシノ
ーマを有する
SK-BR-3 HTB-30 ヒト *** Her2/neu+(胸膜滲出液)
乳アデノカルシノーマ
MCF-7 HTB-22 ヒト *** (胸膜滲出液)
乳アデノカルシノーマ
MDA-MB-231 HTB-26 ヒト *** Her2/neu+(胸膜滲出液)
IGROV-1 ヒト 卵巣 卵巣アデノカルシノーマ
IGROV-ET ヒト 卵巣 卵巣アデノカルシノーマ、ET−743
耐性細胞の特徴を有する
SK-OV-3 HTB-77 ヒト 卵巣 卵巣アデノカルシノーマ
(悪性腹水)
OVCAR-3 HTB-161 ヒト 卵巣 卵巣アデノカルシノーマ
HeLa CCL-2 ヒト 子宮頸 子宮頚類上皮カルシノーマ
HeLa-APL CCL-3 ヒト 子宮頚 子宮頚類上皮カルシノーマ
アプリジン耐性細胞の特徴を有する
A-498 HTB-44 ヒト 腎臓 腎臓カルシノーマ
PANC-1 CRL-1469 ヒト 膵臓 膵臓類上皮カルシノーマ
HMEC1 ヒト 内皮
1°−細胞のカウントによる細胞増殖の阻害
このアッセイの形態は、16mmの直径の24穴マルチ皿を使用する(Bergeron, 1984; Schroeder, 1981)。使用される腫瘍細胞系は、P−388(ATCC CCL 46)、DBA−2マウス由来のリンパ性新生物の懸濁培養物;A−549(ATCC CCL 185)、ヒト肺カルシノーマの単一層培養物;HT−29(ATCC HTB-38)、ヒト大腸カルシノーマの単一層培養物;MEL−28(ATCC HTB-72)、ヒトメラノーマの単一層培養物、及びDU−145(ATCC HTB-81)、ヒト前立腺カルシノーマの単一層培養物である。
細胞を、エールバランス塩、非必須アミノ酸、2.0mM L−グルタミンを含み、二炭酸ナトリウムを含まず、10%胎児ウシ血清(FCS)、10−2M、二炭酸ナトリウム、及び0.1U/lペニシリンG+0.1g/l硫酸ストレプトマイシンを補ったイーグルス最小必須培地(EMEM/neaa)で対数増殖期に維持した。実験のため、細胞をトリプシンを使用して飽和前培養物から回収し、プレーティングの前に新鮮な培地で再懸濁した。
P−388細胞を、各種の濃度の試験サンプルを含むEMEM5%FCSの1mlの等量物でウェル当たり1×10細胞で16mm直径のウェルに蒔いた。薬剤を含まない別個のセットの培養物を、増殖のコントロールとして蒔き、細胞が対数増殖期で維持されていることを確認した。全ての測定を二重に実施する。37℃、5%CO、98%の相対湿度でインキュベートした3日後、コントロールウェルにおける増殖に対する薬剤と、ウェルにおける増殖を比較することによっておよそのIC50を測定した。
A−549、HT−39、MEL−28、及びDU−145細胞を、各種の濃度の試験サンプルを含むEMEM5%FCSの1ml等量物にウェル当たり1×10細胞で16mmの直径のウェルに蒔いた。薬剤を含まない別個のセットの培養物を、増殖のコントロールとして蒔き、細胞が対数増殖期で維持されていることを確認した。全ての測定を二重で実施する。37℃、5%CO、98%の相対湿度でインキュベートした3日後、細胞を0.1%クリスタルバイオレットで染色する。コントロールウェルにおける増殖に対する薬剤と、ウェルにおける増殖を比較することによっておよそのIC50を測定した。
活性の定量化のため、インキュベーション時間の後、細胞をトリプシン処理し、Coulter Counter ZMでカウントした。全てのカウント(ウェル当たりの全細胞)は、二重のウェルの平均値を表す。%Gは薬剤を含まない培養物に対する細胞色のパーセンテージである。これらのアッセイの結果を使用して、投与量応答曲線を生産し、それはより正確なIC50を決定する(50%細胞増殖阻害を生産するサンプル濃度)。
得られた結果は、潜在的なガンの治療としての特定の薬剤の有用性を示すであろう。この方法のため、1μg/mlより小さいIC50値を示す化合物を選択し、更なる研究を継続する。IC50のデータは、薬剤が細胞静止性であることだけでなく、腫瘍の減少の観点で可能性を有することを予測させる。
2°−発色アッセイによる細胞増殖の阻害
スルホホダミンB(SRB)反応を使用する発色測定タイプのアッセイが、細胞増殖と生存可能性の定量的測定のために測定されている(Philip Shehan等, (1990), New colorimetric cytotoxicity assay for anticancer drug screening, J. Natl. Cancer Inst., 82: 1107-1112に記載された方法による)。
このアッセイ形態は、9mmの直径の96穴細胞培養ミクロプレートを使用する(Faircloth, 1988; Mosmann, 1983)。ほとんどの細胞系を、各種のヒトガンタイプから由来するAmerican Type Culture Collection (ATCC)から得る。
細胞を、0.1g/lのペニシリン及び0.1g/lの硫酸ストレプトマイシンで補ったRPMI1640 10%FBSで維持し、次いで37℃、5%CO、98%の相対湿度でインキュベートする。実験のため、トリプシンを使用して細胞を飽和前の培養物から回収し、プレーティングの前に新鮮な培地に再懸濁した。
細胞を、195μlの培地の等量物においてウェル当たり5×10細胞で96穴ミクロタイタープレートに蒔き、18時間薬剤を含まない培地で増殖させることによって、細胞をプレートの表面に結合させる。その後、DMSO/EtOH/PBS(0.5:0.5:99)に溶解した、10から10−8μg/mlの範囲で5μlの等量物においてサンプルを加える。48時間の曝露の後、SRB方法体系によって抗腫瘍効果を測定する:冷却50%(we/vol)トリクロロ酢酸(TCA)の50μlを加え、4℃で60分間インキュベートすることによって細胞を固定する。プレートを脱イオン水で洗浄し、乾燥する。100μlのSRB溶液(1%酢酸において0.4%wt/vol)を各ミクロタイターウェルに加え、室温で10分間インキュベートする。非結合SRBを1%酢酸で洗浄することによって除去する。プレートを風乾し、結合染料をトリスバッファーで溶解する。490nmの単一の波長で自動化分光光度プレートリーダーで、光学密度を読み取る。
三重のウェルから得られたデータの平均+/−SDの値を計算する。細胞応答のためのいくつかのパラメーターは以下のように計算できる:GI=増殖阻害、TGI=全増殖阻害(細胞静止効果)、及びLC=細胞殺傷(細胞毒性効果)。
得られた結果は、潜在的なガンの治療としての特定の薬剤の有用性を示すであろう。この方法のため、10μg/mlより小さいGI50値を示す化合物を選択し、更なる研究を継続する。GIIC50のデータは、薬剤が細胞静止性であることだけでなく、腫瘍の減少の観点で可能性を有することを予測させる。
活性データ
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
Figure 0004653950
毒性データ
毒性を、Toxicology in Vitro, 15 (2001) 571-577, J. Luber Narod等:"Evaluation of the use of in vitro methodologies as tools for screening new compounds for potential in vivo toxicity"に報告された方法によって評価した。
Figure 0004653950
Figure 0004653950

Claims (21)

  1. 一般式Iaの化合物:
    Figure 0004653950
    [式中、
    、R、及びRはそれぞれ独立に、H、C(=O)R’、C(=O)OR’、P=O(OR’)、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、或いは置換化または非置換化アリールから選択され;
    及びRは両方=Oであり、点線はキノン環を示し、またはRは−ORであり、RはH、C(=O)R’、C(=O)OR’、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、或いは置換化または非置換化アリールであり、RはHであり、点線はフェニル環を示し;
    、X、X、X、Xは独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、C−C24アルキル、C−C18アルケニル、C−C18アルキニル、アリール、またはヘテロ芳香族から選択され;
    は独立に、OR、CN、(=O)、またはHから選択され;
    R’基のそれぞれは独立に、H、OH、NO、NH、SH、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)CH、COH、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、或いは置換化または非置換化アリールからなる群から選択され;
    は、C(=O)R’、C(=O)OR’、P=O(OR’)、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、或いは置換化または非置換化アリールから選択され;
    がC(=O)R’、C(=O)OR’またはP=O(OR’)であるとき、R’はそれぞれ独立に、H、OH、NO、NH、SH、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)CH、COH、置換化または非置換化C−C18アルキル、置換化または非置換化C−C18アルケニル、置換化または非置換化C−C18アルキニル、或いは非置換化アリールからなる群から選択され;
    、R、R、R、及びR基が置換基を有するとき、当該置換基のそれぞれは独立に、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SOR’、C(=O)R’、C(=O)OR’、NO、NH、NHR’、N(R’)、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、C−C18アルキル、C−C18アルケニル、C−C18アルキニル、アリール、または複素環から選択され;及び
    R’基が置換基を有するとき、当該置換基はそれぞれ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、アジド、C−Cアルカノイル、カルボキサミド、C−C12アルキル、C−C12アルケニル、C−C18アルキニル、C−C12アルコキシ、アリールオキシ、C−C12アルキルチオ、C−C12アルキルスルフィニル、C−C12アルキルスルフォニル、C−C12アミノアルキル、炭環式アリール、アラルキル、及び複素環からなる群から選択される]。
  2. はORであり;
    及びRは独立に、水素、R’、C(=O)R’、またはC(=O)OR’から選択され、R’は、任意に置換化されたアルキルまたはアルケニルであり、任意の置換基は、ハロ、アリール、または複素環から選択され;
    は水素、アルキル、またはC(=O)OR’であり、R’はアルキルであり;
    は水素、アルキル、またはC(=O)OR’であり、R’はアルケニルであり;
    は水素、ヒドロキシ、またはシアノであり;
    、X、及びXは水素であり;
    はOR’であり、R’はアルキルであり;
    は水素またはアルキルであり;
    は水素であり;及び
    点線はフェニル環を示す;
    請求項1に記載の化合物。

  3. 水素;
    アルキル;
    C(=O)R’[式中、R’はアルキル、ハロアルキル、複素環アルキル、アリールアルケニル、アルケニル、またはアラルキルである];または
    C(=O)OR’[式中、R’はアルキルまたはアルケニルである]
    である、請求項1または2に記載の化合物。
  4. は水素、メチル、またはアルコキシカルボニルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。

  5. 水素;
    アルキル;
    C(=O)R’[式中、R’はアルキル、ハロアルキル、アリールアルケニル、複素環アルキル、アルケニル、またはアラルキルである];または
    C(=O)OR’[式中、R’はアルキル、アルケニル、またはアラルキルである]
    である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。

  6. C(=O)R’[式中、R’はアルキル、ハロアルキル、アラルキル、アリールアルケニル、複素環アルキルである];または
    C(=O)OR’[式中、R’はアルキル、アルケニル、アラルキルである];
    である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。

  7. 水素;
    アルキル;または
    (C=O)OR’[式中、R’はアルケニルである]
    である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. は水素、ヒドロキシ、またはシアノである、請求項1または3〜7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. は水素である、請求項1または3〜8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. はOR’[式中、R’はアルキルである]である、請求項1または3〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. は水素である、請求項1または3〜10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. は水素である、請求項1または3〜11のいずれか一項に記載の化合物。
  13. は水素またはアルキルである、請求項1または3〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. はCOR’であり、R’は少なくとも4の炭素原子を有する任意に置換化されたアルキル、または任意に置換化されたアルケニルである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
  15. の任意の置換基はアリールまたは複素環であり、またはR’は任意に保護化されたアミノ酸から由来する、請求項14に記載の化合物。

  16. 水素;
    −Cアルキル;
    シンナモイル;
    C(=O)R’[式中、R’はC−C18アルキル、C−Cパーフルオロアルキル、または炭素数1から6のアルキルを含むω−複素環置換アルキルである];または
    C(=O)OR’[式中、R’はC−Cアルキル、ビニル、アリル、またはベンジルである]
    である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。

  17. シンナモイル;
    C(=O)R’[式中、R’はC12−C18アルキル、ω−クロロもしくはパーフルオロC−Cアルキル、フェネチル、または炭素数2から6のアルキルを含むω−複素環置換アルキルである];または
    C(=O)OR’[式中、R’はC−Cアルキル、ビニル、またはアリルである]
    である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. 化学式:
    Figure 0004653950
    Figure 0004653950
    Figure 0004653950
    Figure 0004653950
    で表される、請求項1に記載の化合物。
  19. 化学式:
    Figure 0004653950
    Figure 0004653950
    Figure 0004653950
    で表される、化合物。
  20. 請求項1から19のいずれか一項に記載の化合物と製薬学的キャリアーとを含む製薬組成物。
  21. ガンの治療のための医薬の調製における、請求項1から19のいずれか一項に記載の化合物の使用。
JP2003513982A 2001-07-17 2002-07-17 新規なet−743の抗腫瘍性誘導体 Expired - Lifetime JP4653950B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0117402.8A GB0117402D0 (en) 2001-07-17 2001-07-17 New antitumoral derivatives of et-743
PCT/GB2002/003288 WO2003008423A1 (en) 2001-07-17 2002-07-17 New antitumoral derivatives of et-743

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004536132A JP2004536132A (ja) 2004-12-02
JP4653950B2 true JP4653950B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=9918658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003513982A Expired - Lifetime JP4653950B2 (ja) 2001-07-17 2002-07-17 新規なet−743の抗腫瘍性誘導体

Country Status (16)

Country Link
US (2) US7759345B2 (ja)
EP (3) EP1854800B1 (ja)
JP (1) JP4653950B2 (ja)
AT (1) ATE371661T1 (ja)
AU (2) AU2002317967C1 (ja)
CA (1) CA2453991C (ja)
CY (2) CY1107809T1 (ja)
DE (1) DE60222135T2 (ja)
DK (3) DK2298780T3 (ja)
ES (3) ES2291479T3 (ja)
GB (1) GB0117402D0 (ja)
MX (1) MXPA04000506A (ja)
NO (2) NO335262B1 (ja)
PT (3) PT2298780E (ja)
SI (2) SI1854800T1 (ja)
WO (1) WO2003008423A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215645A (ja) * 2002-02-04 2010-09-30 Pharma Mar Sau 自然に生じるエクチナサイジン及び関連化合物の合成

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MXPA02011319A (es) 2000-05-15 2003-06-06 Pharma Mar Sa Analogos antitumorales de ecteinascidina 743.
CN101068596A (zh) * 2004-09-29 2007-11-07 法马马私人股份有限公司 艾可特耐思地作抗炎药
GB0521536D0 (en) * 2005-10-22 2005-11-30 Invibio Ltd Fiducial marker
CN107033164A (zh) 2010-05-25 2017-08-11 法马马有限公司 制备海鞘素化合物的合成方法
JOP20190254A1 (ar) 2017-04-27 2019-10-27 Pharma Mar Sa مركبات مضادة للأورام

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01502749A (ja) * 1986-06-09 1989-09-21 ユニバーシティ・オブ・イリノイ エクテインアシジン729、743、745、759a、759bおよび770
WO1999051238A1 (en) * 1998-04-06 1999-10-14 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Semi-synthetic ecteinascidins

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59225189A (ja) 1983-06-03 1984-12-18 Shionogi & Co Ltd キノナミン誘導体およびその製造法
JPS6084288A (ja) 1983-10-13 1985-05-13 Shionogi & Co Ltd シアノキノナミンアセテ−ト類およびその製造法
US5089273A (en) 1986-06-09 1992-02-18 Board Of Trustees Of The University Of Illinois Ecteinascidins 729, 743, 745, 759A, 759B and 770
US5256663A (en) * 1986-06-09 1993-10-26 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Compositions comprising ecteinascidins and a method of treating herpes simplex virus infections therewith
US5149804A (en) * 1990-11-30 1992-09-22 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Ecteinascidins 736 and 722
US5478932A (en) 1993-12-02 1995-12-26 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Ecteinascidins
US20040059112A1 (en) 1994-02-18 2004-03-25 Rinehart Kenneth L. Ecteinascidins
US5721362A (en) 1996-09-18 1998-02-24 President And Fellows Of Harvard College Process for producing ecteinascidin compounds
US5985876A (en) * 1997-04-15 1999-11-16 Univ Illinois Nucleophile substituted ecteinascidins and N-oxide ecteinascidins
TR200003257T2 (tr) * 1998-05-05 2001-03-21 Graham Keith Ruffles Yerleşmiş deniz hayvanları kültürü.
NZ508585A (en) * 1998-05-11 2002-11-26 Pharma Mar S Metabolites of ecteinascidin 743
US6124292A (en) * 1998-09-30 2000-09-26 President And Fellows Of Harvard College Synthetic analogs of ecteinascidin-743
MY164077A (en) 1999-05-13 2017-11-30 Pharma Mar Sa Compositions and uses of et743 for treating cancer
AR035842A1 (es) 1999-05-14 2004-07-21 Pharma Mar Sa Metodo de hemisintesis para la formacion de compuestos intermediarios y derivados y de estructuras relacionadas con la ecteinascidina y de tetrahidroisoquinolinfenoles y compuestos intermediarios de aplicacion en dicho metodo
US6686470B2 (en) * 2000-01-19 2004-02-03 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Compounds of the saframycin-ecteinascidin series, uses, and synthesis thereof
US6815544B2 (en) * 2000-02-11 2004-11-09 President And Fellows Of Harvard College Synthetic process for an intermediate for ecteinascidin and phthalascidin compounds
US6569859B1 (en) * 2000-02-22 2003-05-27 President And Fellows Of Harvard College Synthetic analogs of ecteinascidin-743
CN1436191B (zh) 2000-04-12 2011-09-14 法马马有限公司 抗肿瘤海鞘素衍生物
US7919493B2 (en) 2000-04-12 2011-04-05 Pharma Mar, S.A. Anititumoral ecteinascidin derivatives
US7420051B2 (en) 2000-05-15 2008-09-02 Pharma Mar, S.A. Synthetic process for the manufacture of an ecteinaschidin compound
MXPA02011319A (es) * 2000-05-15 2003-06-06 Pharma Mar Sa Analogos antitumorales de ecteinascidina 743.
ATE495793T1 (de) 2000-11-06 2011-02-15 Pharma Mar Sa Antitumorzusammensetzungen welche ecteinascidin 743 enthalten
PL368458A1 (en) 2001-10-19 2005-03-21 Pharmamar S.A. Improved use of antitumoral compound in cancer therapy
GB0202544D0 (en) 2002-02-04 2002-03-20 Pharma Mar Sa The synthesis of naturally occuring ecteinascidins and related compounds
GB0218813D0 (en) * 2002-08-13 2002-09-18 Pharma Mar Sa DNA sequences from an endosymbiont and their uses
GB0229793D0 (en) 2002-12-20 2003-01-29 Pharma Mar Sa The gene cluster involved in safracin biosynthesis and its uses for genetic engineering
GB0312407D0 (en) 2003-05-29 2003-07-02 Pharma Mar Sau Treatment
GB0324201D0 (en) 2003-10-15 2003-11-19 Pharma Mar Sau Improved antitumoral combinations
DE602004016376D1 (de) * 2003-11-13 2008-10-16 Pharma Mar Sau Kombination von et-743 mit 5-fluorouracil pro-drugs zur behandlung von krebs
GB0326486D0 (en) 2003-11-14 2003-12-17 Pharma Mar Sau Combination treatment
EP1691809A1 (en) 2003-11-14 2006-08-23 Pharma Mar, S.A. Combination therapy comprising the use of et-743 and paclitaxel for treating cancer
CA2573072A1 (en) 2004-07-09 2006-01-19 Rafael Rosell Costa Use of ecteinascidin in the treatment of cancer in patients with low level of brca1
CN101068596A (zh) 2004-09-29 2007-11-07 法马马私人股份有限公司 艾可特耐思地作抗炎药
ATE430586T1 (de) 2004-10-26 2009-05-15 Pharma Mar Sa Pegyliertes liposomales doxorubicin in kombination mit ecteinescidin 743
EP1658848B1 (en) 2004-10-29 2007-08-01 Pharma Mar S.A., Sociedad Unipersonal Formulations comprising ecteinascidin and a disaccharide
GB0522082D0 (en) 2005-10-31 2005-12-07 Pharma Mar Sa Formulations
ES2361566T3 (es) 2005-11-25 2011-06-20 Pharma Mar S.A., Sociedad Unipersonal Uso de inhibidores de parp-1.
AU2007249281A1 (en) 2006-05-12 2007-11-22 Pharma Mar, S.A. Anticancer treatments with a combination of docetaxel and ecteinascidin
AU2008313634A1 (en) 2007-10-19 2009-04-23 Pharma Mar, S.A. Prognostic molecular markers for ET-743 treatment
JP2011520921A (ja) 2008-05-16 2011-07-21 ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ 抗腫瘍アルカロイドとの併用療法
NZ589270A (en) 2008-05-16 2011-12-22 Pharma Mar Sa Multiple myeloma treatments

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01502749A (ja) * 1986-06-09 1989-09-21 ユニバーシティ・オブ・イリノイ エクテインアシジン729、743、745、759a、759bおよび770
WO1999051238A1 (en) * 1998-04-06 1999-10-14 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Semi-synthetic ecteinascidins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215645A (ja) * 2002-02-04 2010-09-30 Pharma Mar Sau 自然に生じるエクチナサイジン及び関連化合物の合成

Also Published As

Publication number Publication date
EP2298780A1 (en) 2011-03-23
ES2394772T3 (es) 2013-02-05
DK1406907T3 (da) 2008-02-04
WO2003008423A1 (en) 2003-01-30
EP1406907B1 (en) 2007-08-29
NO340213B1 (no) 2017-03-20
EP2298780B1 (en) 2012-09-12
US7759345B2 (en) 2010-07-20
AU2008207381A1 (en) 2008-09-11
EP1406907A1 (en) 2004-04-14
EP1854800A1 (en) 2007-11-14
SI2298780T1 (sl) 2013-01-31
DE60222135D1 (de) 2007-10-11
JP2004536132A (ja) 2004-12-02
PT1406907E (pt) 2007-12-10
AU2002317967C1 (en) 2009-01-22
NO20140711L (no) 2004-03-16
AU2008207381B2 (en) 2011-07-14
GB0117402D0 (en) 2001-09-05
CA2453991A1 (en) 2003-01-30
CY1107809T1 (el) 2013-06-19
MXPA04000506A (es) 2004-07-23
EP1854800B1 (en) 2012-06-27
DE60222135T2 (de) 2008-05-21
AU2002317967B2 (en) 2008-06-05
ES2291479T3 (es) 2008-03-01
US8076337B2 (en) 2011-12-13
DK1854800T3 (da) 2012-10-01
ATE371661T1 (de) 2007-09-15
PT1854800E (pt) 2012-09-25
US20060106021A1 (en) 2006-05-18
ES2389671T3 (es) 2012-10-30
DK2298780T3 (da) 2013-01-07
PT2298780E (pt) 2012-12-17
US20100197695A1 (en) 2010-08-05
NO20040189L (no) 2004-03-16
CY1113359T1 (el) 2016-06-22
CA2453991C (en) 2011-12-20
SI1854800T1 (sl) 2012-11-30
NO335262B1 (no) 2014-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4684552B2 (ja) 抗腫瘍類似体
FI110941B (fi) Menetelmä terapeuttisesti käyttökelpoisten 7,8-metyleenitaksoidien valmistamiseksi ja välituotteita
CA2986930C (en) Chemical modulators of signaling pathways and therapeutic use
FI106261B (fi) Menetelmä uusien terapeuttisesti käyttökelpoisten taksaanijohdannaisten valmistamiseksi
DE69724811T2 (de) Pentafluorobenzensulfonamide und analoge
JP5357831B2 (ja) 自然に生じるエクチナサイジン及び関連化合物の合成
WO2012047630A2 (en) N-alkyl or n-aryl substituted guanide and biguanide compounds and methods of their use
Antoszczak et al. Synthesis and antiproliferative activity of new bioconjugates of Salinomycin with amino acid esters
AU2016260279A1 (en) Crystals of azabicyclic compound
JP4653950B2 (ja) 新規なet−743の抗腫瘍性誘導体
RU2666356C2 (ru) Новые производные морфолинилантрациклина
WO1996028447A1 (fr) Derives de pyrrolocarbazole
US9822071B2 (en) Anticancer miliusane lactams
JP7246524B2 (ja) 医薬品としての3,5-ビス(フェニル)-1h-ヘテロアリール誘導体
JPS63218620A (ja) 癌化細胞の正常化剤
KR102313230B1 (ko) 항종양 활성을 갖는 벤조-n-하이드록시 아미드 화합물
JPH02138186A (ja) カンプトテシン類縁体
ES2686733T3 (es) Derivados de 4-oxo-N-(4-hidroxifenil)retinamida como agentes terapéuticos para el tratamiento de cáncer
JP2002308870A (ja) チオフェン骨格を有する抗菌剤
JP2003523338A (ja) 抗腫瘍活性を有するオキシ−及びアミノ−置換テトラヒドロフリル誘導体
NZ749473B2 (en) Benzo-n-hydroxy amide compounds having antitumor activity

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090803

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100812

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100819

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101012

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4653950

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term