JP4618636B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、異常時に巻上機のブレーキ部によってかごを急停止させるエレベータ装置に関するものである。
従来装置では、エレベータかごが昇降されているときに、エレベータかごが昇降路の所定の位置に達したことが確認されるとブレーキ動作指令が発せられる。このとき、刻々と変化するエレベータかごの速度が検出され、その検出値に基づいてブレーキトルクが算出され、さらにその算出されたブレーキトルクが表示器に表示される。そして、作業員は、表示器に表示されている値になるようにブレーキトルクの調整を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−313582号公報
上記のような従来のエレベータ調整装置では、ブレーキトルクを調整するには、作業員によって調整作業が行われる必要がある。しかしながら、ブレーキトルクの調整作業はすぐに実施できないこともあり、特に過減速度が大きい仕様のエレベータシステムなどでは、充分な制動力が確保されていない状態では、非常制動が必要なときに充分な制動をかけられず、エレベータかごが終端階を行き過ぎて昇降してしまう可能性がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、かごが終端階を行き過ぎて昇降してしまうことをより確実に防ぐことができるエレベータ装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ装置は、かご、かごを吊り下げる主ロープ、主ロープが巻き掛けられた駆動シーブと、駆動シーブを回転させるモータ部と、駆動シーブの回転を制動するブレーキ部とを有し、かごを昇降させる駆動装置、ブレーキ部の制動力の低下を検出する制動力低下検出手段、及び駆動装置を制御する制御装置を備え、制御装置による駆動装置の運転モードには、通常モードと、通常モードよりも早期にかごの昇降を減速させる早期減速モードとが含まれており、制動力低下検出手段によりブレーキ部の制動力の低下が検出されると、制御装置は、早期減速モードにより駆動装置を制御する。
この発明のエレベータ装置によれば、制動力低下検出手段によりブレーキ部の制動力の低下が検出されると、制御装置は、早期減速モードにより駆動装置を制御するので、たとえブレーキ部の制動力が低下してしまっていても、その状態の制動力で終端階迄に停止できるようにかごの昇降の減速が開始され、かごが終端階を行き過ぎて昇降してしまうことをより確実に防ぐことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、駆動装置(巻上機)2が設けられている。駆動装置2は、駆動シーブ2a、駆動シーブ2aを回転させるモータ部2b、及び駆動シーブ2aの回転を制動するブレーキ部2cを有している。駆動シーブ2aの近傍には、そらせ車3が配置されている。駆動シーブ2a及びそらせ車3には、主ロープ4が巻き掛けられている。
昇降路1内には、主ロープ4によってかご5及び釣り合いおもり6が吊り下げられている。即ち、かご5及び釣り合いおもり6は、主ロープ4によって全掛け1:1ローピング方式で吊り下げられている。かご5には、かご5の自重及びかご5が積載している重量を計測する秤装置5aが搭載されている。
かご5及び釣り合いおもり6は、駆動装置2の駆動力によって昇降される。ブレーキ部2cは、駆動シーブ2aの回転を制動することで、停止しているかご5を静止保持する。また、ブレーキ部2cは、駆動シーブ2aの回転を制動することで、異常時や緊急時にかご5を急停止させる。駆動装置2の動作は、制御装置7によって制御される。
制御装置7は、運転モード作成部8及び速度指令発生部9を有している。運転モード作成部8は、状況に応じての運転モードを決定する。速度指令発生部9は、運転モード作成部8が決定した運転モードに基づいて、駆動装置2に対して速度指令を入力する。速度指令には、加速指令、一定速度維持指令、及び減速指令が含まれている。
かご5は、各乗場にそれぞれ設けられている乗場釦(図示しない)、及びかご5内に設けられているかご操作盤(図示しない)の操作によって呼びが登録されると、その呼びに応じた乗場階に配車される。
また、昇降路1内の上部には、上側ファイナルリミットスイッチ11が設けられている。昇降路1内の下部には、下側ファイナルリミットスイッチ12が設けられている。ファイナルリミットスイッチ11,12とは、かご5が上側終端階10a及び下側終端階10bを行き過ぎて昇降することを防止する安全装置の1つである。かご5には、上側ファイナルリミットスイッチ11及び下側ファイナルリミットスイッチ12を操作するためのカム15が取り付けられている。
昇降路1の底部には、かご用緩衝器13、及び釣り合いおもり用緩衝器14が設けられている。緩衝器13,14とは、かご5及び釣り合いおもり6が、何等かの原因で下側終端階10bを行き過ぎて下降し、昇降路1の底部に衝突しようとする場合に衝撃を緩和する安全装置の1つである。
通常、ブレーキ部2cは、据付時にそのエレベータ装置に応じた制動力を有していることが確認される。エレベータ装置に応じたブレーキ部2cの制動力とは、例えば駆動装置2への電源供給が遮断された場合などでも、ファイナルリミットスイッチ11,12、及び緩衝器13,14を動作させることなく、かご5を停止させることができる制動力である。なお、かご5がファイナルリミットスイッチ11,12を動作させてしまうと、エレベータ装置は自動運転では再起動できないように設定されている。
次に、図2は、図1のかご5が下側終端階10bから上側終端階10aまで走行するときの種々の速度パターンを示す説明図である。通常では、実線Aに示すように、昇降を開始したかご5は、加速され、設定された速度に達するとその速度が維持されたまま上昇され、設定された位置に達すると減速される。そして、上側終端階10aに着床すると、ブレーキ部2cによって駆動シーブが制動され、かご5は静止保持される。
これに対して、上側終端階10aへの走行途中に何等かの異常が発生した場合には、ブレーキ部2cによる制動が行われる。このとき、かご5は、通常より大きい減速度で減速される。即ち、破線Bに示すように、通常走行時と同じ位置で減速が開始されたとしても、かご5は、上側終端階10aよりも手前で停止される。
しかし、例えばブレーキライニングの経年劣化などにより、ブレーキ部2cの制動力が低下してしまっている場合には、ブレーキ部2cによる制動が行われたとしても、充分な減速度が得られない。即ち、一点鎖線Cに示すように、通常走行時と同じ位置で減速が開始されたとしても、かご5の減速度は小さく、かご5が上側終端階10aを行き過ぎて上昇する可能性がある。この場合、上側ファイナルリミットスイッチ11を動作させてしまうことがあり、エレベータ装置が自動運転では再起動できない状態になってしまう。
次に、図3は、図1の運転モード作成部8の機能構成を示すブロック図である。図において、運転モード作成部8は、ブレーキ部2cの制動力の状態を検出する制動力低下検出手段20、運転モード変更判断手段21、及び運転モード指令手段22を有している。
運転モード変更判断手段21は、エレベータ装置の運転モードを変更する必要があるかどうかを判断する。エレベータ装置の運転モードとしては、通常時に行われる通常モードと、ブレーキ部2cの制動力の状態検出を行う制動力判定モードと、通常モードよりも早期にかご5の昇降を減速させる早期減速モードとがある。
ここで、制動力判定モードによるエレベータ装置の動作としては、かご5が低速で昇降されるとともに、ブレーキ部2cによる制動が行われる。このとき、駆動装置2の動作がエンコーダで計測されることにより、かご5の制動距離が計測され、その制動距離が予め設定された基準距離を超えているかどうかが制動力判定手段26によって判定され、かご5の制動距離が基準値以下であれば、ブレーキ部2cが充分な制動力を有していると判断され、かご5の制動距離が基準値を超えていると制動力が不足していると判定される。
運転モード指令手段22は、運転モード変更判断手段21が運転モードの変更を決定したときに、決定された運転モードを速度指令発生部9に入力する。
制動力低下検出手段20は、制動力判定実施判断手段25、制動力判定手段26、及び制動力判定結果記憶手段27を有している。
制動力判定実施判断手段25は、ブレーキ部2cの制動力の状態検出を実施するかどうかを判断する。また、制動力判定実施判断手段25は、ブレーキ部2cの制動力の状態検出を行う場合には、制動力判定実施指令を運転モード変更判断手段21及び制動力判定手段26に入力する。
運転モード変更判断手段21は、制動力判定実施指令を受けると、運転モードを制御力判定モードに変更する。制動力判定手段26は、制動力判定実施指令を受けると、制御力判定モードで運転されているエレベータ装置のブレーキ部2cの制動力の良否を判定する。制動力判定結果記憶手段27には、制御力判定モード時に計測されたかご5の制動距離、及び制動力判定手段26によって判定されたブレーキ部2cの制動力の良否が登録される。
また、運転モード変更判断手段21は、運転モードを制御力判定モードに変更した後に、制動力判定結果記憶手段27に対して、ブレーキ部2cの制動力の良否の問い合わせを行う。さらに、運転モード変更判断手段21は、制動力判定結果記憶手段27からブレーキ部2cの制動力の良否の返答を受けると、運転モードを早期減速モードに変更するかどうかを判断する。さらにまた、運転モード変更判断手段21は、ブレーキ部2cの制動力が低下していると判断されたときには、運転モードを早期減速モードに変更する。
なお、上記のような運転モード作成部8は、制御装置7のコンピュータにより実現される。具体的には、制御装置7のコンピュータには、CPU及びメモリが含まれており、メモリには、運転モード作成部8の機能を実行するためのプログラムが格納されており、CPUは、そのプログラムに基づいた演算処理を実行する。
次に、図4は、図1のかご5の通常モード及び早期減速モードによる減速時速度パターンを示す説明図である。図において、通常モードによる速度パターン(実線A及び破線B)は、図2と同様である。
一点鎖線Dは、早期減速モードによる制御が行われているときに、制動力が低下しているブレーキ部2cの制動が行われたときの速度パターンである。実線Eは、早期減速モードによる制御が行われているときに、駆動装置2による減速が行われたときの速度パターンである。
即ち、早期減速モードでは、制動力判定モード時に計測されたかご5の制動距離に基づき、制動力が低下しているブレーキ部2cの制動でも制動力が低下していないときの位置にかご5が停止できるように、通常モードよりも早期にかご5の減速が開始される。
このようなエレベータ装置では、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出されると、制御装置7は、早期減速モードにより駆動装置2を制御するので、たとえブレーキ部2cの制動力が低下してしまっていても、その状態の制動力で終端階10a,10bを行き過ぎることのないようにかご5の減速が開始され、かご5が終端階10a,10bを行き過ぎて昇降してしまうことをより確実に防ぐことができる。
また、かご5が終端階10a,10bを行き過ぎて昇降してしまうことを防ぐことができるので、たとえブレーキ部2cの制動力が低下してしまっていても、ファイナルリミットスイッチ11,12を動作させる可能性を低減させることができ、自動運転で再起動できなくなる可能性を低減させることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2による運転モード作成部30の機能構成を示すブロック図である。図において、運転モード作成部30には、運転モード作成部8に、エレベータ運転データ収集手段31がさらに設けられている。
エレベータ運転データ収集手段31は、かご5の運行状況を監視している。また、エレベータ運転データ収集手段31は、乗場釦及びかご操作盤によって呼び登録がされると、かご5の着床先の乗場階を運転モード変更判断手段21に入力する。
運転モード変更判断手段21は、エレベータ運転データ収集手段31から入力を受けると、かご5の着床先が、上側終端階10a又は下側終端階10bであるかどうかを判定する。また、運転モード変更判断手段21は、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出され、かつかご5の着床先が上側終端階10a又は下側終端階10bであると運転モードを早期減速モードとする。即ち、運転モード変更判断手段21は、ブレーキ部2cの制動力の低下が検出されない場合、又はかご5の着床先が終端階10a,10b以外の中間階である場合には、運転モードを通常モードとする。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、かご5の着床先が終端階10a,10b以外のときには、早期減速モードによる制御が行われないので、実施の形態1の効果に加え、たとえブレーキ部2cの制動力が低下していたとしても、終端階10a,10bを行き過ぎてかご5が昇降する可能性が少ないときには、かご5の昇降が早期に減速されることがなく、早期に減速されることで発生する運行効率の低下を抑えることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態2では、エレベータ運転データ収集手段31は、かご5の着床先の乗場階を運転モード変更判断手段21に入力していたが、この実施の形態3では、エレベータ運転データ収集手段31は、かご5の運行状況を監視するとともに、秤装置5aが計測する情報を監視する。また、エレベータ運転データ収集手段31は、運転モード変更判断手段21に対して、かご5の着床先の乗場階を入力するとともに、かご5と釣り合いおもり6との重量比を入力する。
運転モード変更判断手段21は、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出される場合にかご5と釣り合いおもり6との重量比を判定する。また、運転モード変更判断手段21は、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出され、かつ釣り合いおもり6に対してかご5の方が重い場合には、かご5の着床先が下側終端階10bのときにのみ、運転モードを早期減速モードに変更する。
さらに、運転モード変更判断手段21は、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出され、かつ釣り合いおもり6に対してかご5の方が軽い場合には、かご5の着床先が上側終端階10aのときにのみ、運転モードを早期減速モードに変更する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、運転モード変更判断手段21は、釣り合いおもり6との重量比によってかご5が制動されにくいときのみに、運転モードが早期減速モードに変更されるので、運行効率の低下をさらに抑えることができる。
なお、実施の形態2〜3において、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出され、かつかご5の着床先が終端階10a,10bのときには、終端階10a,10bの1つ手前の乗場階に着床するように、早期に昇降の減速を行い、かご5が終端階10a,10bの1つ手前の乗場階に着床した後に、かご5を終端階10a,10bに低速で配車するようにしてもよい。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。この実施の形態4では、制動力低下検出手段20によってブレーキ部2cの制動力の低下が検出されると、かご5が終端階10a,10bに配車されることを禁止する。即ち、制御装置7は、制動力低下検出手段20によりブレーキ部2cの制動力の低下が検出される場合には、たとえ乗場釦及びかご操作盤によってかご5を終端階10a,10bに着床させる呼びが登録されても、その呼び登録を無効とする。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、かご5を終端階10a,10bに着床させる呼びを無効とするので、早期減速モードを用いることなく、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態1〜4において、ローピング方式は、全掛け1:1ローピング方式に限らず、半掛け式でもよく、さらに2:1ローピングなどであってもよい。
また、駆動装置2の配置位置は、昇降路1の上部に限らず、例えば昇降路1の下部などであってもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のかごが下側終端階から上側終端階まで走行するときの種々の速度パターンを示す説明図である。 図1の運転モード作成部の機能構成を示すブロック図である。 図1のかごの通常モード及び早期減速モードによる減速時速度パターンを示す説明図である。 この発明の実施の形態2による運転モード作成部の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 駆動装置、2a 駆動シーブ、2b モータ部、2c ブレーキ部、4 主ロープ、5 かご、7 制御装置、10a 上側終端階、10b 下側終端階、20 制動力低下検出手段。

Claims (4)

  1. かご、
    上記かごを吊り下げる主ロープ、
    上記主ロープが巻き掛けられた駆動シーブと、上記駆動シーブを回転させるモータ部と、上記駆動シーブの回転を制動するブレーキ部とを有し、上記かごを昇降させる駆動装置、
    上記ブレーキ部の制動力の低下を検出する制動力低下検出手段、及び
    上記駆動装置を制御する制御装置
    を備え、
    上記制御装置による上記駆動装置の運転モードには、通常モードと、上記通常モードよりも早期に上記かごの昇降を減速させる早期減速モードとが含まれており、
    上記制動力低下検出手段により上記ブレーキ部の制動力の低下が検出されると、上記制御装置は、上記早期減速モードにより上記駆動装置を制御することを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記制御装置は、上記制動力低下検出手段により上記ブレーキ部の制動力の低下が検出され、かつ上記かごの着床先が終端階のときにのみ上記早期減速モードにより上記駆動装置を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記制御装置は、上記制動力低下検出手段により上記ブレーキ部の制動力の低下が検出される場合に上記かごと釣り合いおもりとの重量比を判定し、上記釣り合いおもりに対して上記かごの方が重い場合には、上記かごの着床先が下側終端階のときにのみ上記早期減速モードにより上記駆動装置を制御し、上記釣り合いおもりに対して上記かごの方が軽い場合には、上記かごの着床先が上側終端階のときにのみ上記早期減速モードにより上記駆動装置を制御することを特徴とする請求項2記載のエレベータ装置。
  4. かご、
    上記かごを吊り下げる主ロープ、
    上記主ロープが巻き掛けられた駆動シーブと、上記駆動シーブを回転させるモータ部と、上記駆動シーブの回転を制動するブレーキ部とを有し、上記かごを昇降させる駆動装置、
    上記ブレーキ部の制動力の低下を検出する制動力低下検出手段、及び
    乗場及びかごの少なくともいずれか一方からの呼びに応じて上記駆動装置を制御する制御装置
    を備え、
    上記制御装置は、上記制動力低下検出手段により上記ブレーキ部の制動力の低下が検出される場合には、上記かごを終端階に着床させる呼びを無効とすることを特徴とするエレベータ装置。
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