JP4602871B2 - フロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造 - Google Patents

フロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両のフロントピラーを覆う内装材であるフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造に関する。
一般に、自動車のインストルメントパネルの車幅方向側端部とフロントピラートリムとの合わせ部には隙間が形成されやすく、このような隙間が形成された場合には外観上の美観を損なうことから、該合わせ部における隙間の発生を防止する技術として、特許文献1、特許文献2等が提供されている。
特許文献1では、インストルメントパネルの側端部に弾性を有するばね部材が取付けられており、該ばね部材より付勢力を加えてフロントピラートリムに当接させ、インストルメントパネルの側端部とフロントピラートリムとの合わせ部における、隙間の発生を防止している。
また、特許文献2では、フロントピラートリムの下端のフランジにリブ等のラップ形状部が設けられ、該ラップ形状部をインストルメントパネルの側端部に設けたスリットに通して、インストルメントパネルの内側に弾接することにより、隙間の発生を防止している。
特許第2881056号公報 実開平5−34055号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、インストルメントパネルの側端部に弾性を有するばね部材を取付け、該ばね部材より付勢力を加えてフロントピラートリムに当接させる構成であるため、インストルメントパネルおよびフロントピラートリムとは別個にばね部材が必要となる上、該ばね部材をインストルメントパネルの側端部に取付けなければならない。したがって、部品点数が多くなるとともに、ばね部材を組付けるための組付け工数が増加するという問題を有していた。
また、上記特許文献2の技術は、フロントピラートリムの下端のフランジにリブ等のラップ形状部を設け、これをインストルメントパネルの側端部に設けたスリットに通してインストルメントパネルの内側に弾接する構成であるため、フランジに設けたラップ部分をインストルメントパネルのスリットに通す作業が必要となる。かかる組付け作業は煩雑である上、組付け工数も増加するという不具合があった。
しかも、インストルメントパネルは、ステアリングメンバーを中心に回転する方向へ付勢しやすいために、車両前後方向において生じる隙間の大きさが異なる場合があるが、かかる技術ではこのような前後方向での隙間の寸法の違いに対応することは困難であった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、格別な部材を追設することなく簡単な組付け手段で、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部に発生する隙間の形成を回避し、車両室内の外観の向上を図ることが可能なフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、フロントピラーを覆うフロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部の構造において、前記フロントピラートリムの下端部に片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部により前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるように、前記片部を前記側壁の室内側の面に当接させるとともに、前記インストルメントパネルの側部には水平方向に突出する座部が設けられている一方、前記フロントピラートリムの下部には前記座部の車体前後方向後端に形成した座部後端面に当接して、前記フロントピラートリムの車体前方向への動きを止める当接面を設けている。
本発明において、前記フロントピラートリムの当接面は、車体の右又は左方向に張り出して形成されている。
また、本発明において、前記フロントピラートリムの当接面には、該当接面の下端から車体前方側に前下がりとなる傾斜面が設けられている。
そして、本発明フロントピラーを覆うフロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部の構造において、前記フロントピラートリムの下端部の角部に室内側に湾曲する片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部の先端を前記側壁の室内側の面に当接させ、前記片部が前記インストルメントパネルの側壁の内壁に突っ張ることにより、前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるようにするとともに、前記フロントピラートリムは前記側壁により室内側に押され、前記インストルメントパネルと前記フロントピラートリムの室内側の距離が近づくようにしている。
また、本発明において、前記片部からの付勢力を受ける側壁の車両室外側には、車体のドア開口部のフランジに嵌め込まれたオープニングトリムのリップが配置されている。
さらに、本発明において、前記片部は、前記フロントピラートリムの下端部の車両前後方向における後側部位に設けられている。
上述の如く、本発明に係るフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造は、前記フロントピラートリムの下端部に片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部により前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるように、前記片部を前記側壁の室内側の面に当接させるとともに、前記インストルメントパネルの側部には水平方向に突出する座部が設けられている一方、前記フロントピラートリムの下部には前記座部の車体前後方向後端に形成した座部後端面に当接して、前記フロントピラートリムの車体前方向への動きを止める当接面を設けているので、片部がインストルメントパネルの側壁の内壁に突っ張ることで、インストルメントパネルに比べて柔軟なフロントピラートリムが車室内側に押されて、インストルメントパネルとフロントピラートリムの室内側の距離が近付くことになり、インストルメントパネルの側端縁とフロントピラートリムとの見切り線において両者が密着し、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部に隙間が発生するのを防止できる。しかも、本発明によれば、インストルメントパネルに対するフロントピラートリムの車体前後方向の位置が規制されることになり、オープニングトリムに押されるフロントピラートリムの車体前方向への動きを止めて、車両後方側に位置する合わせ部の隙間の発生を防止することができる。
また、この発明によれば、従来技術のようなスリット等の嵌合形状が設けられない場合でも、インストルメントパネル側に複雑な形状の嵌合部を設けることなく、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部の隙間の形成を回避することができる。
さらに、この発明によれば、型割りラインを変えることなく、片部の先端の干渉量をコア型の削りで高さを上げることが可能となるため、合わせの調整も容易に行うことができる。
そして、本発明によれば、前記フロントピラートリムの当接面は、車体の右又は左方向に張り出して形成されているので、インストルメントパネル側部から水平方向に突出する座部に当接面を広い面で確実に当てることができる。
また、本発明によれば、前記フロントピラートリムの当接面には、該当接面の下端から車体前方側に前下がりとなる傾斜面が設けられているので、インストルメントパネルが車体下方向に下がったとき、車体前方側に前下がりとなる傾斜面により、インストルメントパネルの回転具合に合わせて傾斜面のいずれかの範囲を、インストルメントパネル側部から水平方向に突出する座部に当接させることができ、フロントピラートリムがインストルメントパネルの回転に連動する形となって、合わせの隙間の発生を回避できる。
さらに、本発明に係るフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造は、前記フロントピラートリムの下端部の角部に室内側に湾曲する片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部の先端を前記側壁の室内側の面に当接させ、前記片部が前記インストルメントパネルの側壁の内壁に突っ張ることにより、前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるようにするとともに、前記フロントピラートリムは前記側壁により室内側に押され、前記インストルメントパネルと前記フロントピラートリムの室内側の距離が近づくようにしているので、見切り線においてインストルメントパネルとフロントピラートリムとが密着し、インストルメントパネルとフロントピラートリムの合わせ部に隙間が発生するのを防止することができる。
そして、本発明によれば、前記片部からの付勢力を受ける側壁の車両室外側には、車体のドア開口部のフランジに嵌め込まれたオープニングトリムのリップが配置されているので、片部から車両室外側に向かう付勢力による側壁への影響を、当該リップが撓むことにより吸収することが可能となる
また、本発明によれば、前記片部は、前記フロントピラートリムの下端部の車両前後方向における後側部位に設けられている。一方、フロントピラートリムの下端部の車両前後方向における後側部位の周辺の見切り線は、特に乗員に近く目立つ部分である。したがって、本発明のようにこの位置に片部を設ければ、車体左右方向の合わせの隙間の形成を回避して、外観向上を図ることができる。
要するに本発明によれば、フロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部の形状を工夫するのみで、格別な部材を追設することなく簡単な組付け手段にて、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部に発生する隙間の形成を回避でき、これによって外観の向上を可能としたフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造が得られる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7は本発明の実施形態に係るフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造を示すもので、図1は車両の室内の前部座席周辺の斜視図である。
図1に示すように、運転席100の前方面には、車両幅方向にわたってインストルメントパネル1が配設されており、内装材であるフロントピラートリム2に覆われたフロントピラー(図示省略)が、インストルメントパネル1の左右両側部から天井に向かって立設するように配置されている。
図2はインストルメントパネルの側部とフロントピラートリムとの合わせ部の拡大斜視図である。また、図3はフロントピラートリムのインストルメントパネルとの合わせ部近傍の拡大斜視図、図4はインストルメントパネルのフロントピラートリムとの合わせ部近傍の拡大斜視図である。図5は図2におけるA−A矢視図である。
図2に示すように、フロントピラートリム2の下端部2aはインストルメントパネル1の側面で覆われており、インストルメントパネル1の側端縁とフロントピラートリム2との間に見切り線3が形成されている。インストルメントパネル1の組み付けのバラつきおよび熱収縮等により、インストルメントパネル1の合わせ部が車体内側にずれると、この見切り線3の箇所の隙間が大きくなり、外観上好ましくない状態となる。
本発明は、かかる隙間の形成を回避したフロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部構造に係るものである。
図2および図3に示すように、フロントピラートリム2の下端部2aには、片部21が設けられている。一方、インストルメントパネル1側には、図4に示すような、インストルメントパネル1の車幅方向の側面に側壁1aが設けられている。
上記片部21は、フロントピラートリム2の下端部2aの角部に切込みを入れ、先端をカールさせるように室内側へ湾曲させた形状に形成されている。
一般的に、上記フロントピラートリム2は、樹脂材で一体成形により形成されているため、上記片部21も樹脂材でフロントピラートリム2と一体で形成されている。したがって、樹脂材からなる片部21により、フロントピラートリム2が容易に撓むことになる。
さらに、図2および図5に示すように、インストルメントパネル1とフロントピラートリム2を取付けた状態において、フロントピラートリム2の片部21の先端は、インストルメントパネル1の側壁1aの室内側の面に当接して、車幅方向室外側に付勢するように、図5におけるL寸法の干渉量を存して当該側壁1aに当てるように設定されている。
かかる干渉量Lの形成により、片部21がインストルメントパネル1の側壁1aの内壁に突っ張ることで、インストルメントパネル1に比べて柔軟な樹脂材のフロントピラートリム2が側壁1aにより室内側に押されて、インストルメントパネル1とフロントピラートリム2の室内側の距離が近付くようになっている。
これにより、上記見切り線3においてインストルメントパネル1とフロントピラートリム2とが密着し、インストルメントパネル1とフロントピラートリム2の合わせ部に隙間が発生するのを防止することになる。
また、図5に示すように、上記片部21からの付勢力を受ける側壁1aの車両室外側には、車体のドア開口部のフランジに嵌め込まれたゴム製のオープニングトリム4のリップ4aが位置するため、このリップ4aが撓むことにより、片部21からの付勢力により側壁1aが変形して撓む等の影響を吸収できる。
しかも、上記片部21は、フロントピラートリム2の下端部2aの車両前後方向の後側部位に設けられているが、この周辺の見切り線3(図2参照)は、特に乗員に近い位置で乗員に目立つ部分であり、この位置に片部21を設けて、車体左右方向の合わせの隙間を無くすことによって、車室内の外観が向上する。
さらに、かかる見切り線3の箇所は、インストルメントパネル1側の端縁形状の方向が複雑に変化する箇所であるため、型の形成上から、従来技術のようにスリット等の嵌合形状が設けられない場合が多いが、本発明のような構造にすることにより、インストルメントパネル1側に複雑な形状の嵌合部を設けることなく、隙間を解消することができる。
また、上記片部21の先端の干渉量L(図5参照)は、型割りラインを変えることなく、コア型の削りで高さを上げることが可能となるため、合わせの調整も容易である。
次に、図6および図7はインストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部の模式図である。
前述のように前記片部21からの付勢力を受ける側壁1aの車両室外側に位置しているゴム製のオープニングトリム4のリップ4aが撓むようになっているが、該オープニングトリム4のリップ4aの反発力が強すぎる場合、フロントピラートリム2はオープニングトリム4のリップ4aに車体前方向に押されることがある。すると、図7のX部において、インストルメントパネル1とフロントピラートリム2の車体前後方向に隙間が発生してしまう。
本発明の実施形態では、以下の手段により、この車体前後方向の隙間の形成を回避可能としている。
すなわち、本発明の実施形態では、図4に示すように、インストルメントパネル1の側部に水平方向に突出する座部1bが設けられている。一方、図3に示すように、フロントピラートリム2の下端部2aには、車幅方向にほぼ平行な当接面22aが設けられている。
インストルメントパネル1とフロントピラートリム2を取付けた状態において、図2、図6および図7に示すように、このフロントピラートリム2の下端部2aに設けた当接面22aは、インストルメントパネル1の側部から突出する座部1bの車体前後方向後端に形成した座部後端面1b1に当接するように設定されている。
このように構成することにより、インストルメントパネル1に対するフロントピラートリム2の車体前後方向の位置が規制されるため、オープニングトリム4のリップ4aの反発力によって押されるフロントピラートリム2の車体前方向への動きを止め、図7のX部における隙間の発生を防ぐことが可能となる。なお、フロントピラートリム2の下端部2aに設けた当接面22aは、車体の右または左方向(車幅方向)に張り出した形状とすることで、インストルメントパネル1の側部から水平方向に突出している座部1bに、確実に当てることができる。
さらに、本発明においては、図3に示すように、フロントピラートリム2の下端部2aに設けた車幅方向に平行な当接面22aの下端から、車体前方側に前下がりとなる傾斜面22bが設けられている。
一方、インストルメントパネル1は、図示しないステアリングメンバーを介して車体に取付けられているが、このステアリングメンバーより車体前後方向の後側にオーディオや計器類などが配置されるため、それらの重さによって、ステアリングメンバーを中心にインストルメントパネル1が図7に示すように矢印Y方向に回転するような方向にずれやすい。このような場合においても、図7のX部においてインストルメントパネル1とフロントピラートリム2の車体前後方向に隙間が発生してしまう。
しかるに、本発明の実施形態においては、インストルメントパネル1が車体下方向に下がったとき、前述のような車体前方側に前下がりとなる傾斜面22bが設けられているので、インストルメントパネル1の回転具合に合わせて、当該傾斜面22bのいずれかの範囲を、前記のようなインストルメントパネル1の側部から水平方向に突出する座部1bに当接させることができ、これによって、フロントピラートリム2がインストルメントパネル1の回転に連動する形となって、前記X部における合わせの隙間の発生を防止できる。
また、車幅方向に平行な当接面22a、および車体前方側に前下がりとなる傾斜面22bは、図3に示すように、フロントピラートリム2の下端部2aにリブ22を形成し、このリブ22の車体前後方向後側の縁部に形成されても良い。かかる平行な当接面22aおよび傾斜面22bをリブ22に一体に設けることにより、この部分の強度を保持しつつ、上記2つの面22a,22bをコンパクトに配置することが可能となる。
さらに、図3および図4に示すように、インストルメントパネル1の側部から水平方向に突出する座部1bに設けたスリット1b2に差込むリブ23を上記リブ22の前方に設け、インストルメントパネル1とフロントピラートリム2の合わせ部の前方側の隙間の発生を防止するようにしても良い。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施形態に係る本発明の実施形態に係るフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造を示すもので、車両の前部座席周辺の斜視図である。 上記実施形態におけるインストルメントパネルの側部とフロントピラートリムとの合わせ部を示す拡大斜視図である。 上記実施形態におけるフロントピラートリムのインストルメントパネルとの合わせ部近傍を示す拡大斜視図である。 上記実施形態におけるインストルメントパネルのフロントピラートリムとの合わせ部近傍を示す前方視の拡大斜視図である。 上記実施形態における図2のA−A矢視図である。 上記実施形態におけるインストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部の模式図である。 上記実施形態におけるインストルメントパネルとフロントピラートリムとの合わせ部の作用を説明する模式図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
1a 側壁
1b 座部
1s インストルメントパネルの意匠面
2 フロントピラートリム
2a フロントピラートリムの下端部
3 見切り線
4 オープニングトリム
4a オープニングトリムのリップ
21 片部
22 リブ
22a 当接面
22b 傾斜面
23 リブ
100 運転席

Claims (6)

  1. フロントピラーを覆うフロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部の構造において、前記フロントピラートリムの下端部に片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部により前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるように、前記片部を前記側壁の室内側の面に当接させるとともに、前記インストルメントパネルの側部には水平方向に突出する座部が設けられている一方、前記フロントピラートリムの下部には前記座部の車体前後方向後端に形成した座部後端面に当接して、前記フロントピラートリムの車体前方向への動きを止める当接面を設けたことを特徴とするフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
  2. 前記フロントピラートリムの当接面は、車体の右又は左方向に張り出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
  3. 前記フロントピラートリムの当接面には、該当接面の下端から車体前方側に前下がりとなる傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
  4. フロントピラーを覆うフロントピラートリムの下端部とインストルメントパネルとの合わせ部の構造において、前記フロントピラートリムの下端部の角部に室内側に湾曲する片部を設ける一方、前記インストルメントパネルの車幅方向の側面に側壁を設け、前記片部の先端を前記側壁の室内側の面に当接させ、前記片部が前記インストルメントパネルの側壁の内壁に突っ張ることにより、前記側壁に対して車両室外側に向かう付勢力が加わるようにするとともに、前記フロントピラートリムは前記側壁により室内側に押され、前記インストルメントパネルと前記フロントピラートリムの室内側の距離が近づくようにしたことを特徴とするロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
  5. 前記片部からの付勢力を受ける側壁の車両室外側には、車体のドア開口部のフランジに嵌め込まれたオープニングトリムのリップが配置されていることを特徴とする請求項4に記載のフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
  6. 前記片部は、前記フロントピラートリムの下端部の車両前後方向における後側部位に設けられていることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載のフロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ部構造。
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