JP4477520B2 - キャリアリーク低減送信回路 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数変換が行なわれる非定振幅変調に伴って発生するキャリアリークを抑圧する送信回路に関する。
携帯電話等の移動体通信において、GMSK(Gaussian Minimum Shift Keying)変調等による定振幅の送信信号を採用する場合には、オフセットPLL(Phase Locked Loop)を送信回路に用いることが多く行なわれている。オフセットPLLは、例えば非特許文献1にその動作の詳細が記述されているように、電圧制御発振器に変調を掛けることで変調信号を送信周波数に変換する。
また、8値PSK(Phase Shift Keying)変調等による多値多相(従って、非定振幅)の送信信号を採用する場合には、二重平衡変調器を送信回路に用いることが多く行なわれている。二重平衡変調器は、例えば特許文献1に記載されているように、搬送波でオンオフする一対のトランジスタを二組用い、二組のそれぞれの電流を差動の変調信号に応じて変化させるものである。
ベーツァド・ラザビ(Behzad Razavi)、「アールエフ・トランスミッタ・アーキテクチャ・アンド・サーキッツ(RF Transmitter Architectures and Circuits)」、(米国)、アイイーイーイー・1999・カスタム・インテグレイテッド・サーキッツ・コンファレンス(IEEE 1999 Custom Integrated Circuits Conference)予稿集、1999年、p.197−204 特開2001−223535号公報
移動体通信、特に携帯電話では、音声サービス、メールサービスを中心に世界に広く事業が拡大してきたが、これからは画像、インターネットなど高速データを扱うサービスが拡大すると予想される。携帯電話の中で最も普及率の大きいGSMでは、高速化に向けて、定振幅変調である従来のGMSK変調を用いる方式から、多値変調、即ち非定振幅変調の8値PSK変調を用いたEDGE(Enhanced Data for Global Evolution)方式への移行が進んでいる。更には、日本国内で普及が始まっているW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)との併用も進んでいる。
従来のGSM(定振幅GMSK変調)では、上述のオフセットPLLが送信回路に用いられてきた。オフセットPLLでは、発振器を直接変調するために、不要妨害波の輻射を少なくすることができる。
一方、EDGEで用いられる8値PSK変調や、W−CDMAで用いられるQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調等によって得られる、位相と振幅の双方に変調情報を持つ変調信号に対しては、オフセットPLL方式を適用することができず、例えば図18に示す直交変調型の送信回路が必要となる。
直交変調型送信回路は2つのミキサ回路82,83と2分周器84、利得可変増幅器85などで構成される。また、ミキサ回路82,83のそれぞれに上述の二重平衡変調器が多く採用される。
この場合、ミキサ回路82,83で搬送波(キャリア)が出力側に漏れるキャリアリークの抑圧が課題となる。図19にミキサ回路のバラツキに起因するスプリアス(不要妨害波)と送信信号の関係を示す。送信信号86に対してミキサ回路の直流オフセットに起因したキャリアリーク87と、2分周器で発生する局部発振信号の位相誤差に起因するイメージ信号88があり、このうちキャリアリークが最も支配的なスプリアスとなる。直流オフセットは集積回路上のトランジスタ特性、抵抗値のバラツキに起因するもので本質的に存在する。近年進んでいるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)化においては、同一チップ上のFET(Field Effect Transistor)の閾値バラツキが大きいため問題が顕在化してくる。特に、変調方式が非定振幅のように高度になるにつれ、送信信号とキャリアリークの電力比であるキャリアリーク比118に対する要求仕様が厳しくなり、キャリアリークの抑圧が大きな課題となっている。
特許文献1は、キャリアリークを発生させるトランジスタのバラツキを、トランジスタのバイアス電圧を手動で調整することによって抑える検査方法を述べている。この方法では、工場出荷後の経時変化や温度変化に対応することができず、キャリアリーク抑圧の安定化が困難である。
本発明の目的は、具備するミキサにおいてキャリアリークが安定して抑圧される送信回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の送信回路は、搬送波を入力信号によって変調するミキサを具備し、位相と振幅に情報を持つ第1の信号を出力する送信回路であって、上記ミキサ毎に直流オフセットを検出し、検出された上記直流オフセットを校正する直流電圧を上記ミキサの上記入力信号に加算することを特徴とする。キャリアリークの起因となる直流オフセットを校正する機能を送信回路が有するので、運用時に、例えば電源投入の度に、或いは送信を行なう度に直流オフセットを校正することができ、キャリアリークが安定して抑圧される。
上記ミキサは、差動出力のための2個の第1の抵抗を備える二重平衡変調器であり、上記送信回路は、上記2個の第1の抵抗の接続点と電源の間に接続された第2の抵抗と、上記二重平衡変調器の差動の上記入力信号を入力する一対の入力端子の電位を交互に第1の電位と第2の電位にしたときに上記接続点に現われる第2の信号を増幅するリミッタ増幅器と、上記リミッタ増幅器が出力する第3の信号を用いて上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させる制御部とを更に具備し、上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させることによって上記第2の信号の振幅を低減させる帰還ループが形成され、上記帰還ループにおいて収斂した上記第1の電位及び上記第2の電位が上記直流オフセットを校正する上記直流電圧の電位であることが望ましい。また、送信回路は、上記構成のミキサ2個用いた直交変調回路を含んで構成されることが望ましい。
本発明によれば、運用時にキャリアリークの起因となる直流オフセットを校正することができるため、キャリアリークが安定して抑圧される送信回路が実現される。
以下、本発明に係るキャリアリーク低減送信回路を図面に示した実施形態を参照して更に詳細に説明する。なお、説明に使用する全図において、同一の符号は、同一物又は類似物を表示するものとする。
本発明の第1の実施形態を図1〜図4を用いて説明する。まず、送信回路の基本構成及び動作を図1,2を用いて説明する。送信回路の中心を成すミキサ31は二重平衡変調器であり、トランジスタ1〜6、負荷抵抗11,12(第1の抵抗)を含んで構成される。局部発振信号入力端子9より、位相が互いに逆の、即ち差動の搬送波である局部発振信号が入力され、バッファ増幅器8で増幅され、トランジスタ3〜6(第1のトランジスタ)に印加される。トランジスタ3〜6は、差動の局部発振信号によってオンオフのスイッチングを行なう。トランジスタ3,4で一対となり、トランジスタ5,6でもう一方の一対になり、トランジスタ3〜6が一対のトランジスタの二組となる。トランジスタ3,6は入力端子が共通なので、同時にオンオフを行ない、同じくトランジスタ4,5は入力端子が共通なので、同時にオンオフを行なう。また、ベースバンド入力信号端子30より差動の変調信号であるベースバンド入力信号が入力され、スイッチ24,25を介して一対の入力トランジスタ1,2(第2のトランジスタ)に印加される。このように、スイッチングを行なうトランジスタ3〜6のオン時の電流がベースバンド入力信号によって変化するトランジスタ1,2の駆動電流となることから変調が行なわれる。差動の被変調波である送信信号(第1の信号)が、負荷抵抗11,12が接続される出力端子10より引き出される。
キャリアリークは、主に、同じ入力電位に対して同じであるべきトランジスタ1,2の駆動電流の誤差、即ち直流オフセットに起因する。この誤差の検出が次のように行なわれる。先ず、トランジスタ13の入力端子に電源電圧を与えてトランジスタ13をオフ状態にする。続いて、スイッチ24,25を介してバイアス可変電源28,29の電位Vをトランジスタ1,2に印可する。ただし、このとき図2の(a)と(b)に示すように、一方のトランジスタのみにバイアスを印加し、残りの一方はスイッチ26,27を用いて接地する。この動作により、ミキサ31においてトランジスタ1のみがバイアスされた状態と、トランジスタ2のみがバイアスされた状態の2状態を作ることができる。
この各状態におけるバイアス電流差は、電源端子117と抵抗11,12の接続点の間に抵抗16(第2の抵抗)を設け、抵抗16での図2の(c)に示す電位降下(第2の信号)V,Vを測定することで観測することができる。このとき局部発振信号による高周波雑音が観測電位に混入することを避けるため、容量15,17と抵抗18が設けられる。これらは高周波信号を減衰させる低域通過フィルタとして機能する。抵抗16での電位降下はカップリング容量19を介してリミッタ増幅器20に入力される。
このように、直流オフセットの検出が抵抗16によって行なわれる。直流オフセットの検出は、平衡が崩れて現われる同相成分が検出されれば良いので、抵抗16による他、例えば、オン時の抵抗11と抵抗12に生ずる電圧の差を検出するようにしても良い。
リミッタ増幅器20の入力バイアスは、入出力を短絡した反転増幅器21によってその電位が決められ、その電位の電圧が抵抗22を介してリミッタ増幅器20の入力に供給される。リミッタ増幅器20は反転増幅器の多段接続で構成され、更にバイアスを発生する反転増幅器21には、リミッタ増幅器20の初段と同じ回路が用いられる。こうすることでバイアス電位とリミッタ増幅器のしきい値を一致させることができる。このようにして、リミッタ増幅器20の初段の入力では、電位降下V,Vによる観測波形は、図2の(d)に示すしきい値Vthを中心にした波形(第3の信号)になる。
リミッタ増幅器20の出力では、最終的には図2の(e)に示す接地電位と電源電位VDDの間を振れる波形になる。この波形は論理出力とみなすことができ、トランジスタ1,2のどちらかが動作する2状態のうち、電位降下が大きい方を“1”、小さい方を“0”とし、トランジスタ1から動作させ、“0,1,0,1”と動作すればトランジスタ1の駆動電流が2に比べ小さく、逆の“1,0,1,0”と動作すればトランジスタ1の駆動電流が2に比べ大きいことが分かる。このようにしてオフセットの符号(どちらが大きいか)を容易に検出することができる。この判定がオフセット判定回路(ODM)23によって行なわれる。トランジスタ13からオフセット判定回路(ODM)23回路に至る間がオフセット検出回路32になる。
オフセット判定結果を受けた制御部(CONT)37は、バイアス可変電源28の電位(第1の電位)及びバイアス可変電源29の電位(第2の電位)を増減し、上記観測を繰り返すことでオフセットを校正することができる。即ち、トランジスタ1,2の入力端子からオフセット検出回路32、制御部37及び可変電源28,29を一巡するループで帰還ループが形成され、可変電源28,29の電圧がトランジスタ1,2の入力端子に帰還されることになる。この帰還ループは負帰還であり、制御部37の動作により、抵抗16に現われる電圧降下による信号(第2の信号)の振幅を零に近づけるように収斂する。この収斂によってオフセット校正が終了する。オフセット校正が終了したときに得られるバイアス電圧(直流オフセットを校正する直流電圧)がバイアス端子280,290に与えられ、加算器38a,38bによって入力信号端子30に入力される差動のベースバンド入力信号のそれぞれに加算される。同時に、トランジスタ13の入力端子14が接地され、トランジスタ13は短絡状態(オン状態)になり、抵抗16の両端が短絡される。この状態でミキサ31は、キャリアリークが最小に抑圧された状態で変調動作を行ない、出力端子10にキャリアリークが低減された送信信号を出力する。
なお、図1ではミキサ回路31のトランジスタ1〜6にFETを適用しているが、バイポーラトランジスタを適用しても同様の機能が得られることは言うまでもない。
ここで、図3,4に本実施形態に好適なリミッタ増幅器20の構成を示す。図3のリミッタ増幅器20は、多段接続の反転増幅器のそれぞれと反転増幅器21にCMOSインバータ回路33を用いたものである。出力を容易にCMOS論理レベルにすることができる。図4のリミッタ増幅器20は、バイアス発生回路を初段の増幅器で兼ねたものである。初段の入力端子と出力端子の間に抵抗(第3の抵抗)22が接続される。図3ではバイアス発生回路が別なため、バイアス電位と、増幅器のしきい値が一致しない場合があり、増幅器に不感領域が発生するおそれがある。図4ではこの点が改善される。
本発明の第2の実施形態を図5〜図13を用いて説明する。本実施形態は、第1の実形態の送信回路を直交変調回路に適用し、別の送信回路としたものである。
直交変調回路では、それぞれにミキサを用いたI,Q2系統が用意される。図5において、I系統は、ミキサ31、高域雑音抑圧用のフィルタ回路35、校正時にフィルタを切り離すためのスイッチ34、オフセット検出回路23、オフセット検出回路23の出力を基に校正電位を決定する制御部37、制御結果をアナログ量に変換するDA(Digital to Analog)変換器36を含んで構成される。局部発振信号入力端子9にI用の局部発振信号(搬送波)が入力される。Q系統はI系統と同じユニットの、局部発振信号入力端子42を持つミキサ41、フィルタ回路122、スイッチ121、DA変換器125を含んで構成され、オフセット検出回路23と制御部37が共有される。ミキサ31,41の出力信号が加算されて、出力端子128から直交被変調波が出力される。局部発振信号入力端子42にI用とは位相が90度異なるQ用の局部発振信号が入力される。
入力端子30のベースバンド入力信号がアナログ値である場合、DA変換器35の出力に接続された加算器38において、校正が終了したバイアス電圧がベースバンド入力信号に加算される。また、ベースバンド入力信号がデジタル値である場合は、デジタル変調入力端子40にデジタルベースバンド入力信号が入力され、デジタル領域で加算器39で校正が終了したデジタルバイアス電圧がデジタルベースバンド入力信号に加算される。同様に、入力端子124のベースバンド入力信号がアナログ値である場合、DA変換器125の出力に接続された加算器123において、校正が終了したバイアス電圧がベースバンド入力信号に加算される。また、ベースバンド入力信号がデジタル値である場合は、デジタル変調入力端子127にデジタルベースバンド入力信号が入力され、デジタル領域で加算器126で校正が終了したデジタルバイアス電圧がデジタルベースバンド入力信号に加算される。
図6に本実施形態の送信回路の具体的回路を示す。I,Q2系統でQ系統用ミキサ41、Q系統用の局部発振信号入力端子42が追加され、ミキサ31,41で負荷抵抗11,12を共有することで出力信号の加算が行なわれる。ここでは、詳細をI系統に絞って説明する。
接地か、バイアスの状態への接続かを切り替えるスイッチ43,44(SWI1及びSWI2、Q系統ではSWQ1及びSWQ2)がミキサ31,41の入力に接続される。また、抵抗47,48、容量で構成されるフィルタ(図5のフィルタ35)に対し、スイッチ34として機能するスイッチ45,46(SWI3及びSWI4、図示していないがQ系統ではSWQ3及びSWQ4)によって接続、非接続が選択される。入力されるアナログベースバンド入力信号は、入力段回路(INST)49で電流に変換され、負荷抵抗50を駆動する。定電流源51,52,55,56によってダイオード接続したトランジスタ53,54が駆動され、負荷抵抗50に発生する電位がレベルシフトされる。これによって、ミキサ31への電位が発生する。検出回路32の検出出力(DET_RES)を基に制御部37でバイアス変化量を決め、I用の電流DA変換器(IDAC)58でバイアス電流にオフセットを加えることでミキサ31の入力直流電位が調整される。電流DA変換器58に制御部37から多ビットの制御信号(C_SET)が入力される。検出の際のオン、オフなどは遷移状態制御部(ST−CONT)59によって制御される。遷移状態制御部59には、I,Qのどちらを選択するかの指示信号(IQCAL)及びクロック信号(CAL_CLK)が入力される。また、入力端子14には、オフセット検出の実行を指示する信号(MODCAL_ON)が入力される。上述のように、信号(MODCAL_ON)が電源電位のときに抵抗16を用いたオフセット検出が行なわれる。信号(MODCAL_ON)は、同時に遷移状態制御部59にも供給され、遷移状態制御部59の動作が制御される。
図7に電流DA変換器58の詳細を示す。端子Outから一定電圧が与えられるトランジスタ60と抵抗61とで構成される電流源回路に制御信号(C_SET)で動作するスイッチ62が接続される。スイッチ62により、トランジスタ60の入力端子に対して、端子65からのバイアス電圧によるリファレンス電位と接地電位との切替が行なわれる。これによって端子Outに流れる電流値Iの有無が制御される。続いて、抵抗値が1/2倍の抵抗63、1/4倍の抵抗64と順に抵抗値を下げることで、電流値2*I、電流値4*I、電流値8*I、電流値16*I、電流値32*Iが得られ、多ビットのDA変換器を構成することができる。
ここで、図8に上記の各制御関係の信号の、入出力関係(IN/OUT)、ビット数(Bit)、ミキサとしての動作状態(STATE0)、I系統の検出状態(STATE1)、Q系統の検出状態(STATE2)のそれぞれで整理して示す。なお、STATE0におけるFは、オフセット検出が完了したときの最終値であることを示すものである。
また、図9に各スイッチの、STATE1状態及びSTATE2状態でのオン(ON)、オフ(OFF)、接地(GND)、接続(THRU)が示される。
図10に本実施形態の動作シーケンスを示す。ステップ66でフィルタ35の分離が行なわれ、ステップ67でI系統のミキサ31が選択される。ステップ68でミキサ31の入力バイアス電位が初期電位に設定される。ステップ69で検出回路32において出力データ列が調べられ、ステップ70で0,1の順位が1,0に反転しているかが判断される。反転していなければ、ステップ71で一方のバイアスレベルが1単位増加され、ステップ70での判断が真になるまで、ステップ70,71が繰り返される。ステップ72でその後反転した時点での電流が記録される。次に、ステップ73でQ系統のミキサ41が選択される。以下I系統と同じシーケンスを繰り返すことで校正が完了する。
校正プロセスには他に図11に示す挟み撃ち法もある。これは初期状態の符号を判定し(74)、次に最上位ビット(DA変換器の最上位電流源)を反転させ(75)、以下順次ビットの順位を下げて実行し(76)、符号反転が止まったところ(77)のDA変換器出力を記録するもので、収束時間を早めることができる。
I,Q2系統の校正は、図12A〜図12Cに示すように、電源投入後に指示信号(ICAL)と指示信号(QCAL)が出され、校正が交互に行なわれる図12Aの方法が基本である。温度特性などの影響がある場合には、送信(TX)直前に毎回I,Q交互に校正する図12Bの方法もある。この場合,校正時間の短縮が必要になる場合もあり、その場合にはI,Q並列に校正する図12Cの方法を採用することもできる。この場合は、図13に示すように検出器が2系統23,81必要になる。
上記の図9の状態、図10,11の手順及び図12A〜12Cの校正順序は、制御部37に組み込まれたプログラムによって実行され、制御部37はこのような定められた手順が実行できるように構成される。
本発明の第3の実施形態を図14、15を用いて説明する。本実施形態は、第1の実施形態のミキサ31の局部発振信号入力端子9(図1)にシグマデルタ送信機の出力信号を与えるように構成された、非定振幅変調を行なう送信回路である。送信するベースバンド信号であるI,Q信号は、座標変換部(PC)91で座標変換されて、デジタルの位相情報(freq)及びデジタルの振幅信号(amp)として出力される。位相情報はシグマデルタ送信機130へ入力され、振幅信号は遅延器92、DA(Digital to Analog)変換器93及びフィルタ94を介してミキサ31を中心とする送信回路89のベースバンド入力端子30(図1)に入力される。
シグマデルタ送信機130は、等化器(EQ)119、シグマデルタ変調器(SDMOD)95及び位相同期ループ(PLL)140を含んで構成される。また、位相同期ループ140は、電圧制御発振器90、分周器(Div)96、位相比較器(PD)97、チャージポンプ回路(CP)98及びフィルタ99を含んで構成される。シグマデルタ変調器95によって位相情報はシグマデルタ変調が施され、その出力信号によって位相同期ループ140の分周比が定められ、電圧制御発振器90から位相情報に応じた定振幅の発振信号が出力される。
送信回路89において、フィルタ94が出力する振幅信号によって電圧制御発振器90が出力する定振幅の発振信号が変調され、非定振幅変調のRF(無線周波数)送信信号が出力端子10(図1)から出力される。このように、本実施形態の送信回路89においてキャリアリークが抑えられるので、高精度の非定振幅変調による送信が可能になる。
なお、図15に示すように、位相情報を分波器(CD)100によって低周波成分(Low freq)と高周波成分(High freq)に分け、低周波成分に対してシグマデルタ変調を施し、高周波成分に対しては、DA変換器101で高周波成分をアナログ信号にしてからフィルタ102を介し、同アナログ信号を加算器121で位相同期ループ140に加えることが可能である。ベースバンド信号の広帯域化に対して対応が可能になる。
本発明の第4の実施形態を図16、17を用いて説明する。本実施形態は、第1の実施形態のミキサ31の局部発振信号入力端子9(図1)にオフセットPLL送信機の出力信号を与えるように構成された、非定振幅変調を行なう送信回路である。I,Q信号は直交変換部103で直交するIF(Intermediate Frequency)信号に変換される。
位相比較器(PD)104によって検出された、帰還信号と比較したIF信号の位相差がローパスフィルタ(LPF)105を経て電圧制御発振器90に与えられる。電圧制御発振器90は、同位相差に応じた定振幅の発振信号を出力する。一方、包絡線比較器(AMD)106によって検出された、上記帰還信号と比較したIF信号の包絡線の振幅差がローパスフィルタ107、増幅器108及びローパスフィルタ109を経て、ミキサ31を中心とする送信回路89のベースバンド入力端子30(図1)に入力される。
送信回路89において、電圧制御発振器90が出力する定振幅の発振信号がフィルタ109が出力する振幅信号によって変調され、非定振幅変調のRF(Radio Frequency)送信信号が出力端子10(図1)から出力される。同RF送信信号は、ミキサ111によって周波数変換されてIF帯の帰還信号となる。同帰還信号は、増幅器110を経て位相比較器104及び包絡線比較器106に与えられる。ミキサ111には、RFPLL112によって生成され、分周器113によって分周された局部発振信号が与えられる。帰還信号が位相比較器104及び包絡線比較器106に与えられることから、帰還ループが形成される。帰還ループは上記の位相差及び振幅差が零に近づくように動作し、RF送信信号は、位相及び包絡線の振幅がIF信号に追従した非定振幅の信号になる。RF送信信号は、利得が制御される電力増幅器114に入力され、アンテナ(図示せず)への送信信号となる。
本実施形態の送信回路89においてキャリアリークが抑えられるので、高精度の非定振幅変調による送信が可能になる。
なお、図17に示すように、IF信号の包絡線に対して帰還ループを形成せず、IF信号の包絡線成分を直接に送信回路89のベースバンド入力端子30に与えるように構成することが可能である。包絡線検出器(AMDET)115からIF信号の包絡線成分が取り出され、同包絡線成分がローパスフィルタ116を経て送信回路89に供給される。IF信号の包絡線に対して帰還ループを形成されないことから、包絡線に対する精度が上記構成よりも低下するが、回路構成が簡単化される。また、IF信号が包絡線成分を持たない定振幅となる場合には、本実施形態は、オフセットPLLとしてのみ動作すれば良く、その場合は、スイッチ120が閉じて送信回路89は短絡される。
本発明に係る送信回路の第1の実施形態を説明するための回路図。 第1の実施形態の動作を説明するための波形図。 第1の実施形態で用いるリミッタ増幅器の一例を説明するための回路図。 第1の実施形態で用いるリミッタ増幅器の別の例を説明するための回路図。 本発明の第2の実施形態を説明するための構成図。 本発明の第2の実施形態を説明するための回路図。 第2の実施形態で用いるDA変換器の一例を説明するための回路図。 本発明の第2の実施形態の動作状態を説明するための図。 本発明の第2の実施形態のスイッチの状態を説明するための図。 第2の実施形態の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 第2の実施形態の別の動作シーケンスを説明するための図。 第2の実施形態の動作タイミングを説明するための図。 第2の実施形態の別の動作タイミングを説明するための図。 第2の実施形態の更に別の動作タイミングを説明するための図。 図12Cの動作タイミングを実現する例を説明するための構成図。 本発明の第3の実施形態を説明するための構成図。 本発明の第3の実施形態の別の例を説明するための構成図。 本発明の第4の実施形態を説明するための構成図。 本発明の第4の実施形態の別の例を説明するための構成図。 従来の直交変調回路の一例を説明するための構成図。 キャリアリークを説明するための図。
符号の説明
1〜6,13,53,54,60…トランジスタ、9,42…局部発振信号入力端子、10…出力端子、11,12,16,18,22,47,48,50,61〜64…抵抗、14…入力端子、15,17,19,45…コンデンサ、20…リミッタ増幅器、21…反転増幅器、23…オフセット判定回路、24〜27,34,43〜46,62…スイッチ、28,29…バイアス可変電源、30,40…ベースバンド信号入力端子、31,41…ミキサ、32…オフセット検出回路、33…インバータ回路、35…フィルタ、37…制御部、38,39…加算器、49…入力段回路、51,52,55,56…電流源、58…電流DA変換器、59…遷移状態制御部。

Claims (12)

  1. 搬送波を入力信号によって変調するミキサを具備し、位相と振幅に情報を持つ第1の信号を出力する送信回路であって、
    上記ミキサの直流オフセットを検出し、検出された上記直流オフセットを校正する直流電圧を上記ミキサの上記入力信号に加算し、
    上記ミキサは、差動出力のための2個の第1の抵抗を備える二重平衡変調器であり、
    上記送信回路は、
    上記2個の第1の抵抗の接続点と電源の間に接続された第2の抵抗と、
    上記二重平衡変調器の差動の上記入力信号を入力する一対の入力端子の電位を交互に第1の電位と第2の電位にしたときに上記接続点に現われる第2の信号を増幅するリミッタ増幅器と、
    上記リミッタ増幅器が出力する第3の信号を用いて上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させる制御部と
    を更に具備し
    上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させることによって上記第2の信号の振幅を低減させる帰還ループが形成され、
    上記帰還ループにおいて収斂した上記第1の電位及び上記第2の電位が上記直流オフセットを校正する上記直流電圧の電位である
    ことを特徴とする送信回路。
  2. 請求項1において、
    上記リミッタ増幅器は、多段接続された複数の反転増幅器を含んで構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  3. 請求項2において、
    上記複数の反転増幅器のうちの初段の反転増幅器の入力端子と出力端子との間に第3の抵抗が接続されている
    ことを特徴とする送信回路。
  4. 請求項において、
    上記ミキサを2個用いて構成されており、
    上記制御部は、上記直流オフセットを校正する上記直流電圧が電源投入時に一方のミキサの校正に続いて他方のミキサの校正を行なうことによって得られるように構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  5. 請求項において、
    上記ミキサを2個用いて構成されており、
    上記制御部は、上記直流オフセットを校正する上記直流電圧が送信を行なう前に一方のミキサの校正に続いて他方のミキサの校正を行なうことによって得られるように構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  6. 請求項において、
    上記ミキサを2個用いて構成されており、
    上記制御部は、上記直流オフセットを校正する上記直流電圧が送信を行なう前に一方のミキサの校正と他方のミキサの校正とを並行して行なうことによって得られるように構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  7. 請求項において、
    上記二重平衡変調器は、差動の上記搬送波を入力してオンオフ動作を行なう一対の第1のトランジスタの二組と、上記二組のそれぞれに直列に接続された一対の第2のトランジスタとを含んで成り、
    上記二組の一対の第1のトランジスタのうち、入力端子が相互に接続された第1のトランジスタがそれぞれ上記2個の第1の抵抗のそれぞれに接続され、
    上記一対の第2のトランジスタが上記一対の入力端子を有し、上記一対の入力端子に差動の上記入力信号が入力される
    ことを特徴とする送信回路。
  8. 請求項において、
    上記ミキサを2個用いた直交変調回路を含んで構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  9. 搬送波を用いて入力信号の周波数変換を行なって、周波数変換された第1の信号を出力するミキサを具備して成り、
    上記ミキサの直流オフセットを検出し、検出された上記直流オフセットを校正する直流電圧を上記ミキサの上記入力信号に加算する送信回路であって、
    上記ミキサは、差動出力のための2個の第1の抵抗を備える二重平衡変調器であり、
    上記送信回路は、
    上記2個の第1の抵抗の接続点と電源の間に接続された第2の抵抗と、
    上記二重平衡変調器の差動の上記入力信号を入力する一対の入力端子の電位を交互に第1の電位と第2の電位にしたときに上記接続点に現われる第2の信号を増幅するリミッタ増幅器と、
    上記リミッタ増幅器が出力する第3の信号を用いて上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させる制御部と
    を更に具備し、
    上記第1の電位及び上記第2の電位を変化させることによって上記第2の信号の振幅を低減させる帰還ループが形成され、
    上記帰還ループにおいて収斂した上記第1の電位及び上記第2の電位が上記直流オフセットを校正する上記直流電圧の電位である
    ことを特徴とする送信回路。
  10. 請求項9において、
    上記リミッタ増幅器は、多段接続された複数の反転増幅器を含んで構成されている
    ことを特徴とする送信回路。
  11. 請求項10において、
    上記複数の反転増幅器のうちの初段の反転増幅器の入力端子と出力端子との間に第3の抵抗が接続されている
    ことを特徴とする送信回路。
  12. 請求項において、
    上記二重平衡変調器は、差動の上記搬送波を入力してオンオフ動作を行なう一対の第1のトランジスタの二組と、上記二組のそれぞれに直列に接続された一対の第2のトランジスタとを含んで成り、
    上記二組の一対の第1のトランジスタのうち、入力端子が相互に接続された第1のトランジスタがそれぞれ上記2個の第1の抵抗のそれぞれに接続され、
    上記一対の第2のトランジスタが上記一対の入力端子を有し、上記一対の入力端子に差動の上記入力信号が入力される
    ことを特徴とする送信回路。
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