JP2001223535A - 半導体装置およびその検査方法 - Google Patents

半導体装置およびその検査方法

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JP2001223535A
JP2001223535A JP2000030079A JP2000030079A JP2001223535A JP 2001223535 A JP2001223535 A JP 2001223535A JP 2000030079 A JP2000030079 A JP 2000030079A JP 2000030079 A JP2000030079 A JP 2000030079A JP 2001223535 A JP2001223535 A JP 2001223535A
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JP
Japan
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dbm
carrier leakage
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input
baseband
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JP2000030079A
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English (en)
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Shinichi Osako
伸一 尾迫
Junji Ito
順治 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DBM回路を用いたFETの特性のアンバランスを
調整と検査系の簡略化を提供する。 【解決手段】 FET209〜212の特性のアンバラン
スにより生じるLOのキャリアリークは、ベースバンド入
力信号のDCオフセット電圧を調整することによりキャリ
アリークを抑圧することが可能である。そして、ある条
件下でキャリアリークの抑圧が可能であれば、LO入力レ
ベル、電源電圧が変動してもキャリアリークが抑圧が可
能であり、検査が省略可能であることを特徴とするDBM
回路の調整及び検査手法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、衛星電話、携帯電
話などの移動体通信、TV、CATV、衛星放送などの受信機
ならびに送信機に用いるICの検査に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信容量の大容量化に伴い、通信
方式も高周波化が進んでおり、その検査系においても高
周波化に伴い通常の検査項目に加え、RF等の検査項目の
増大、また、特性を確認する上での部品の調整が必要と
されている。顧客の要望では、あらゆる条件下で検査を
行わなければならない。
【0003】それに加えて、生産能力を工場させるため
に、歩留の向上が必要となり、歩留が、コストの削減に
寄与する。しかし、FETの特性のバラツキ等の要因によ
り、差動回路のバランスがくずれ、目標とする特性が得
られないのが現状である。
【0004】以下、図面1を参照にしながら、上記した
従来のFETの問題点について説明する。
【0005】図1は従来のGaAsFETを用いたDBM回路であ
る。第111〜118のFETの特性にはバラツキがあ
り、その原因により、出力においてLOキャリアリークが
発生している。近年、さらに未来における通信方式にお
いては、このキャリアリークがどれだけ抑圧されている
のかが問題となり、あらゆる条件下で、この抑圧比をい
かに軽減するかが課題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように図1で示
した従来の回路では、DBM回路のFETの特性のアンバラン
スによりLOのキャリアリークがキャンセルされず、これ
は特性の劣化である。調整には時間が必要となるため
に、調整の項目が増すに従い、検査時間が長くなる。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑み、DBM回路の
検査手法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明のDBMの調整手法において、第210、2
12のFETを一定のベースバンド信号のDCオフセット電
圧に固定し、第209、211のFETの電圧を変動させ
る。入力端子101で第209、210のFETのアンバ
ランスを調整し、入力端子102で第211、212の
FETのアンバランスを調整する。FETのアンバランスを調
整することにより、DBM回路の出力で発生するLOキャリ
アリークを抑圧することが可能となる。
【0009】ある一定の条件下のもとで調整が可能であ
れば、ベースバンド信号のDC電圧、LOレベル、電源電圧
が変化してLO(ローカル)のキャリアリークを抑圧が可
能であり、異なったこの3条件下のもとでは、測定する
ことなく補償できる。本発明は上記した構成によって、
DBM回路のFETの性能のアンバランスを補正することが可
能となる。さらにこの補正により出力のキャリアリーク
の抑圧を補正することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明一実施例のDBM回路
の調整手法について、図面を参照しながら説明する。
【0011】図2は本発明の第1の実施例を示すDBM回
路である。第201〜208のFETのソースは各第20
9から212のFETに接続され、各第209〜212のF
ETのソースは第301〜304の抵抗と接続し、接地す
る。各第209から212のFETはベースバンド信号入
力端子第101から104により、ベースバンド信号を
LO信号にミキシングする。第201〜208のFETのド
レインに接続された出力端子第109、110にミキシ
ングされた信号が出力される。図3は従来の図1に示す
DBM回路において実施した測定結果であり、図4は図2
に示すDBM回路において実施した測定結果である。図
3、4より本発明を実施することによりLOのキャリアリ
ークが抑圧することが可能であることを実証している。
【0012】以下本発明の第2の実施例について実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0013】第2の実施例における基本的な回路構成は
第1の実施例と同じである。図5は図2に示すDBM回路
においてベースバンド信号のDCオフセット電圧を第1の
実施例と異なる電圧にした場合の実施例である。ベース
バンド信号のDCオフセット電圧を第1の実施例の電圧と
違う電圧にした場合、DCオフセット電圧を中心に電圧を
調整し、キャリアリークを抑圧することが可能である。
第1の実施例で行った検査において電圧調整によりキャ
リアリークを抑圧することが可能であれば、DCオフセッ
ト電圧が変化しても電圧の調整によりキャリアリークを
抑圧することが可能である。つまり、第1の実施例が可
能であれば、第2の実施例が検査することなくキャリア
リークの抑圧が可能であることを補償するものである。
【0014】以下本発明の第3の実施例について実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0015】第3の実施例における基本的な回路構成は
第1の実施例と同じ回路である。図5にLO入力端子第1
05〜108のLO入力端子のレベルを変動した場合のキ
ャリアリーク抑圧比を示したグラフであり、LO入力端子
のレベルを変動してもキャリアリーク抑圧比が変動して
いない。つまり、第1の実施例が可能であれば、第3の
実施例が調整することなくキャリアリークの抑圧が可能
であることを補償するものである。
【0016】以下本発明の第4の実施例について実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0017】第4の実施例における基本的な回路構成は
第1の実施例と同じ回路である。図5にDC入力端子第1
00の電圧を変動した場合のキャリアリークの抑圧比を
示したグラフであり、DC入力端子第100の電圧を変動
してもキャリアリーク抑圧比が変動していない。つま
り、第1の実施例が可能であれば、第4の実施例が調整
することなくキャリアリークの抑圧が可能であることを
補償するものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DBM回
路のFETのバラツキを補正することにより、LOのキャリ
アリークを抑圧することが可能となり、ある一つの条件
化においてLOのキャリアリークの抑圧が可能であれば、
ベースバンド信号のDCオフセット電圧、LO入力レベル、
電源電圧の変化によるキャリアリークの抑圧が可能であ
ること補償し、各条件下で測定する必要無く、検査項目
の簡略化することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDBM回路の回路図
【図2】本発明の第1の実施例におけるFETバラン回路
の回路図
【図3】従来のDBM出力波形図
【図4】本発明第1の実施例による出力波を示す図
【図5】本発明第2の実施例による出力波を示す図
【図6】本発明第3、4の実施例による各電源電圧ごと
のキャリアリーク抑圧比の例を示す図
【符号の説明】
100 DC電源端子 101、102、103、104 ベースバンド信号入
力端子 105、106、107、108 LO信号入力端子 109、110 出力端子 111、112、113、114 DCオフセット電圧端
子 201、202、203、204、205、206、2
07、208LO入力用FET 209、210、211、212 ベースバンド入力用
FET 301、302、303、304、309、310、3
11、3 12、313、314、315、316、3
17、318、31 9、320、321、322 バ
イアス設定抵抗 305、306、307、308 バイアス印加用抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたRF信号とバースバンド信号
    (IQ信号)をミキシングするダブルバランミキサー(以
    下DBMとする)回路において、ベースバンド入力用FETは
    プロセス上において特性のバラツキに起因するキャリア
    リークを抑圧することを必要とし、その抑圧手法とし
    て、ベースバンド入力用FETの特性を補正するためにDC
    オフセット電圧端子の電圧を調整し、キャリアリークを
    抑圧することを特徴とするDBMの調整手法。
  2. 【請求項2】 前記DCオフセット電圧端子のベースバン
    ド信号のDCオフセット電圧が、ベースバンド入力用FET
    の特性を損なわない電位である場合、ベースバンド信号
    のDCオフセット電圧が同じ場合にキャリアリークを抑圧
    できることを特徴とする請求項1に記載するDBMの調整
    手法。
  3. 【請求項3】 LO入力端子のある入力レベルにおいてキ
    ャリアリークを抑圧するためにDBMのベースバンド入力
    用FETを調整し検査を行った場合、キャリアリークの抑
    圧が可能であれば、LO信号入力端子のLO入力レベルが異
    なってもキャリアリークの抑圧が可能であることを補償
    する請求項1または請求項2に記載のDBMの調整手法。
  4. 【請求項4】 DC電源端子のある電圧においてキャリア
    リークを抑圧するためにDBMのベースバンド入力用FETを
    調整し検査を行った場合、キャリアリークの抑圧が可能
    であれば、異なるDC電源端子の電圧もキャリアリークの
    抑圧が可能であることを補償する請求項1または請求項
    2に記載のDBMの調整手法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314029A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Renesas Technology Corp 無線通信用半導体集積回路装置
US7606323B2 (en) 2005-02-18 2009-10-20 Renesas Technology Corp. Carrier leak reduction transmitter circuit
WO2014136402A1 (ja) * 2013-03-05 2014-09-12 パナソニック株式会社 ミキサ回路

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