JP4441030B2 - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、観察方向が挿入部先端の側方を向いた側方視型内視鏡の先端部に関し、特に観察光軸が挿入部先端の90°側方より少し前方又は後方に偏向した側方視型内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】
観察光軸が挿入部先端の90°側方より少し前方又は後方に偏向した側方視型内視鏡においては、一般に、反射面の角度が45°から少し偏角したプリズムを取り付けたり、対物レンズの軸線とイメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線とを偏心させて鏡筒に取り付けることにより、観察範囲を偏向させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
側方視型の内視鏡は一般に、処置具突出口が観察窓の横に並んで配置されていて、そこから突出される処置具の先端部分を観察しながら内視鏡的処置を行うようになっている。
【0004】
したがって、処置具の先端部分を観察し易くする必要があるが、上述のような従来の側方視型内視鏡においては、観察光軸を左右方向に調整することができないので、組み立て時に光軸が処置具突出口側と反対方向にずれているときに修正がきかず、処置具が観察視野の周辺寄りにしか観察されずに使い難くなってしまう場合があった。
【0005】
そこで本発明は、観察光軸を左右方向に微調整することができる側方視型内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、先側に対物レンズが取り付けられて後側からイメージガイドファイババンドルの先端部分が取り付けられた鏡筒が、先端部本体内のプリズムの後方位置に形成された鏡筒挿入孔に嵌挿固定された側方視型内視鏡の先端部において、対物レンズの軸線とイメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線とを相対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒を軸線周りに回転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共に、鏡筒を任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固定することができる鏡筒固定手段を設けたものである。
【0007】
なお、イメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよく、或いは、対物レンズの軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は側方視型内視鏡の挿入部の先端部分の平面図、図1はそのI−I断面図である。
【0009】
挿入部の先端に配置された先端部本体1には、側面に観察窓3と照明窓4が直列に配置されて、その横に並んで処置具突出口8が配置され、それら以外の部分は電気絶縁性の先端キャップ2により外装されている。9は、処置具突出口8から突出する処置具の先端部分(図示せず)を起上させるための処置具起上台である。
【0010】
照明窓4には凹レンズからなるカバーレンズ6が水密に接合されており、その裏面に対向して、照明用ライトガイドファイババンドル7の射出端面が配置されている。
【0011】
観察窓3には、凹レンズからなる対物第一レンズ11が水密に接合されており、その裏面にはマスク12と直角ダハプリズム13が接合されている。直角ダハプリズム13は反射角度が45°のものである。
【0012】
直角ダハプリズム13の後端面に面して、断面形状が正円形の鏡筒挿入孔10が先端部本体1に穿設されている。鏡筒挿入孔10は先端部本体1の軸線と平行に形成されており、先端部本体1の後端面に開口している。
【0013】
鏡筒挿入孔10内には、外面形状が正円形の鏡筒14が軸線周りに回転自在に挿通されて、後述する固定ネジ22により固定されている。
鏡筒14には、前側と後側から対物レンズ収容孔15aとイメージガイド取付孔15bとが、相対的に偏心して形成されている。この実施の形態においては、鏡筒14の外周に対してイメージガイド取付孔15bは同軸であり、対物レンズ収容孔15aは観察窓3から遠ざかる方向に偏心している。
【0014】
対物レンズ収容孔15a内には、後群対物レンズ16が取り付けられている。この実施の形態では、後群対物レンズ16は三枚のレンズからなり、それらが対物レンズ枠17に固着されて、軸線(光軸)が対物レンズ収容孔15aの軸線と一致する状態に固着されている。
【0015】
イメージガイド取付孔15bには、イメージガイドファイババンドル20の像入射端部が取り付けられている。イメージガイドファイババンドル20の像入射端部には断面形状が正円形のイメージガイド先端口金20aが取り付けられており、そのイメージガイド先端口金20aがイメージガイド取付孔15bに対して軸線が一致する状態に嵌挿されている。
【0016】
したがって、後群対物レンズ16の軸線とイメージガイドファイババンドル20の軸線との偏心により、観察窓3の前方の観察光軸100は90°側方より僅かに後方向きになり、この対物光学系は僅かに後方斜視になった側方視である。
【0017】
図1に示されるIII−III部分では、その断面図である図3にも示されるように、鏡筒14が外径を細められて薄肉に形成されている。そしてその部分に、側方から先端部本体1のネジ孔にねじ込まれた尖り先ネジからなる固定ネジ22の先端が当接して、鏡筒14を押圧すると同時に、鏡筒14の薄肉部を変形させてイメージガイド先端口金20aをも押圧している。
【0018】
このような構成により、固定ネジ22を締め込むことにより鏡筒14とイメージガイド先端口金20aとが一緒に先端部本体1に固定された状態になり、固定ネジ22を緩めれば、先端部本体1に対して鏡筒14が自由になる。また、それと同時にイメージガイド先端口金20aが鏡筒14に対して自由になる。
【0019】
したがって、観察光軸100が左右方向にずれている場合には、固定ネジ22を緩めて鏡筒14を任意の角度回転させることにより後群対物レンズ16の軸線が左右に偏位するので、イメージガイドファイババンドル20の端面に投影される被写***置が左右にずれて、観察光軸100を左右方向に微調整することができ、そこで固定ネジ22を締め付け固定すればよい。
【0020】
図4は、本発明の第2の実施の形態の側方視型内視鏡の先端部を示しており、鏡筒14の前側に形成された対物レンズ収容孔15aを鏡筒14の外周に対して同軸に形成し、鏡筒14の後側に形成されたイメージガイド取付孔15bを観察窓3に近づく方向に偏心して形成したものである。
【0021】
固定ネジ22による押圧固定部においては、V−V断面を示す図5に示されるように、固定ネジ22の先端が押し付けられる鏡筒14の側面が切り削がれて薄肉に形成されている。その他の構成は上述の第1の実施の形態と同じである。
【0022】
このような構成により、観察光軸100が左右方向にずれている場合には、固定ネジ22を緩めて鏡筒14を任意の角度回転させることによりイメージガイド先端口金20aが左右方向に偏位するので、イメージガイドファイババンドル20の端面に投影される被写***置が左右にずれて、観察光軸100を左右方向に微調整することができ、そこで固定ネジ22を締め付け固定すればよい。
【0023】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、対物光学系として僅かに前方斜視の側方視光学系が組み込まれた内視鏡の先端部に本発明を適用してもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、対物レンズの軸線とイメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線とを相対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒を軸線周りに回転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共に、鏡筒を任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固定することができる鏡筒固定手段を設けたことにより、観察光軸が左右方向にずれている場合には、鏡筒を回転させるだけで観察光軸の左右方向のずれを容易に微調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側方視型内視鏡の先端部の図2におけるI−I断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の側方視型内視鏡の先端部の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図1におけるIII−III断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の側方視型内視鏡の先端部の側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の図4におけるV−V断面図である。
【符号の説明】
1 先端部本体
10 鏡筒挿入孔
13 直角ダハプリズム
14 鏡筒
15a 対物レンズ収容孔
15b イメージガイド取付孔
16 後群対物レンズ
20 イメージガイドファイババンドル
20a イメージガイド先端口金
22 固定ネジ(鏡筒固定手段)

Claims (3)

  1. 先側に対物レンズが取り付けられて後側からイメージガイドファイババンドルの先端部分が差し込まれた鏡筒が、先端部本体内のプリズムの後方位置に形成された鏡筒挿入孔に嵌挿固定された側方視型内視鏡の先端部であって
    上記対物レンズの軸線と上記イメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線と相対的に偏心て上記鏡筒に取り付けられ、上記鏡筒軸線周りに回転自在に上記鏡筒挿入孔内に嵌挿されると共に、上記鏡筒を任意の角度回転させた位置で上記鏡筒挿入孔に固定することができる鏡筒固定手段が設けられたものにおいて、
    上記鏡筒が部分的に外径を細めてその部分が薄肉に形成され、
    上記鏡筒固定手段が尖り先ネジであって、その尖り先ネジの先端が、上記鏡筒の薄肉部の外面に側方から当接して上記鏡筒を押圧すると同時に上記鏡筒の薄肉部を変形させてその内側に位置する上記イメージガイドファイババンドルの先端部分をも押圧することを特徴とする側方視型内視鏡の先端部。
  2. 上記イメージガイドファイババンドルの先端部分の軸線が上記鏡筒の軸線位置にある請求項1記載の側方視型内視鏡の先端部。
  3. 上記対物レンズの軸線が上記鏡筒の軸線位置にある請求項1記載の側方視型内視鏡の先端部。
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