JP2001183589A - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents

側方視型内視鏡の先端部

Info

Publication number
JP2001183589A
JP2001183589A JP36582399A JP36582399A JP2001183589A JP 2001183589 A JP2001183589 A JP 2001183589A JP 36582399 A JP36582399 A JP 36582399A JP 36582399 A JP36582399 A JP 36582399A JP 2001183589 A JP2001183589 A JP 2001183589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
axis
distal end
lens
type endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36582399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4441030B2 (ja
Inventor
Kenichi Ohara
健一 大原
Keiji Kunii
圭史 國井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP36582399A priority Critical patent/JP4441030B2/ja
Publication of JP2001183589A publication Critical patent/JP2001183589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4441030B2 publication Critical patent/JP4441030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】観察光軸を左右方向に微調整することができる
側方視型内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】対物レンズ16の軸線とイメージガイドフ
ァイババンドル20の先端部分の軸線とを相対的に偏心
させて鏡筒14に取り付け、鏡筒14を軸線周りに回転
自在に鏡筒挿入孔10内に嵌挿すると共に、鏡筒14を
任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔10に固定する
ことができる鏡筒固定手段22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、観察方向が挿入
部先端の側方を向いた側方視型内視鏡の先端部に関し、
特に観察光軸が挿入部先端の90°側方より少し前方又
は後方に偏向した側方視型内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】観察光軸が挿入部先端の90°側方より
少し前方又は後方に偏向した側方視型内視鏡において
は、一般に、反射面の角度が45°から少し偏角したプ
リズムを取り付けたり、対物レンズの軸線とイメージガ
イドファイババンドルの先端部分の軸線とを偏心させて
鏡筒に取り付けることにより、観察範囲を偏向させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】側方視型の内視鏡は一
般に、処置具突出口が観察窓の横に並んで配置されてい
て、そこから突出される処置具の先端部分を観察しなが
ら内視鏡的処置を行うようになっている。
【0004】したがって、処置具の先端部分を観察し易
くする必要があるが、上述のような従来の側方視型内視
鏡においては、観察光軸を左右方向に調整することがで
きないので、組み立て時に光軸が処置具突出口側と反対
方向にずれているときに修正がきかず、処置具が観察視
野の周辺寄りにしか観察されずに使い難くなってしまう
場合があった。
【0005】そこで本発明は、観察光軸を左右方向に微
調整することができる側方視型内視鏡の先端部を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、先側に対物レ
ンズが取り付けられて後側からイメージガイドファイバ
バンドルの先端部分が取り付けられた鏡筒が、先端部本
体内のプリズムの後方位置に形成された鏡筒挿入孔に嵌
挿固定された側方視型内視鏡の先端部において、対物レ
ンズの軸線とイメージガイドファイババンドルの先端部
分の軸線とを相対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒
を軸線周りに回転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共
に、鏡筒を任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固
定することができる鏡筒固定手段を設けたものである。
【0007】なお、イメージガイドファイババンドルの
先端部分の軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよく、或い
は、対物レンズの軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は側方視型内視鏡の挿入部の先端部
分の平面図、図1はそのI−I断面図である。
【0009】挿入部の先端に配置された先端部本体1に
は、側面に観察窓3と照明窓4が直列に配置されて、そ
の横に並んで処置具突出口8が配置され、それら以外の
部分は電気絶縁性の先端キャップ2により外装されてい
る。9は、処置具突出口8から突出する処置具の先端部
分(図示せず)を起上させるための処置具起上台であ
る。
【0010】照明窓4には凹レンズからなるカバーレン
ズ6が水密に接合されており、その裏面に対向して、照
明用ライトガイドファイババンドル7の射出端面が配置
されている。
【0011】観察窓3には、凹レンズからなる対物第一
レンズ11が水密に接合されており、その裏面にはマス
ク12と直角ダハプリズム13が接合されている。直角
ダハプリズム13は反射角度が45°のものである。
【0012】直角ダハプリズム13の後端面に面して、
断面形状が正円形の鏡筒挿入孔10が先端部本体1に穿
設されている。鏡筒挿入孔10は先端部本体1の軸線と
平行に形成されており、先端部本体1の後端面に開口し
ている。
【0013】鏡筒挿入孔10内には、外面形状が正円形
の鏡筒14が軸線周りに回転自在に挿通されて、後述す
る固定ネジ22により固定されている。鏡筒14には、
前側と後側から対物レンズ収容孔15aとイメージガイ
ド取付孔15bとが、相対的に偏心して形成されてい
る。この実施の形態においては、鏡筒14の外周に対し
てイメージガイド取付孔15bは同軸であり、対物レン
ズ収容孔15aは観察窓3から遠ざかる方向に偏心して
いる。
【0014】対物レンズ収容孔15a内には、後群対物
レンズ16が取り付けられている。この実施の形態で
は、後群対物レンズ16は三枚のレンズからなり、それ
らが対物レンズ枠17に固着されて、軸線(光軸)が対
物レンズ収容孔15aの軸線と一致する状態に固着され
ている。
【0015】イメージガイド取付孔15bには、イメー
ジガイドファイババンドル20の像入射端部が取り付け
られている。イメージガイドファイババンドル20の像
入射端部には断面形状が正円形のイメージガイド先端口
金20aが取り付けられており、そのイメージガイド先
端口金20aがイメージガイド取付孔15bに対して軸
線が一致する状態に嵌挿されている。
【0016】したがって、後群対物レンズ16の軸線と
イメージガイドファイババンドル20の軸線との偏心に
より、観察窓3の前方の観察光軸100は90°側方よ
り僅かに後方向きになり、この対物光学系は僅かに後方
斜視になった側方視である。
【0017】図1に示されるIII−III部分では、その断
面図である図3にも示されるように、鏡筒14が外径を
細められて薄肉に形成されている。そしてその部分に、
側方から先端部本体1のネジ孔にねじ込まれた尖り先ネ
ジからなる固定ネジ22の先端が当接して、鏡筒14を
押圧すると同時に、鏡筒14の薄肉部を変形させてイメ
ージガイド先端口金20aをも押圧している。
【0018】このような構成により、固定ネジ22を締
め込むことにより鏡筒14とイメージガイド先端口金2
0aとが一緒に先端部本体1に固定された状態になり、
固定ネジ22を緩めれば、先端部本体1に対して鏡筒1
4が自由になる。また、それと同時にイメージガイド先
端口金20aが鏡筒14に対して自由になる。
【0019】したがって、観察光軸100が左右方向に
ずれている場合には、固定ネジ22を緩めて鏡筒14を
任意の角度回転させることにより後群対物レンズ16の
軸線が左右に偏位するので、イメージガイドファイババ
ンドル20の端面に投影される被写***置が左右にずれ
て、観察光軸100を左右方向に微調整することがで
き、そこで固定ネジ22を締め付け固定すればよい。
【0020】図4は、本発明の第2の実施の形態の側方
視型内視鏡の先端部を示しており、鏡筒14の前側に形
成された対物レンズ収容孔15aを鏡筒14の外周に対
して同軸に形成し、鏡筒14の後側に形成されたイメー
ジガイド取付孔15bを観察窓3に近づく方向に偏心し
て形成したものである。
【0021】固定ネジ22による押圧固定部において
は、V−V断面を示す図5に示されるように、固定ネジ
22の先端が押し付けられる鏡筒14の側面が切り削が
れて薄肉に形成されている。その他の構成は上述の第1
の実施の形態と同じである。
【0022】このような構成により、観察光軸100が
左右方向にずれている場合には、固定ネジ22を緩めて
鏡筒14を任意の角度回転させることによりイメージガ
イド先端口金20aが左右方向に偏位するので、イメー
ジガイドファイババンドル20の端面に投影される被写
***置が左右にずれて、観察光軸100を左右方向に微
調整することができ、そこで固定ネジ22を締め付け固
定すればよい。
【0023】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、対物光学系として僅かに前方
斜視の側方視光学系が組み込まれた内視鏡の先端部に本
発明を適用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、対物レンズの軸線とイ
メージガイドファイババンドルの先端部分の軸線とを相
対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒を軸線周りに回
転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共に、鏡筒を任意の
角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固定することができ
る鏡筒固定手段を設けたことにより、観察光軸が左右方
向にずれている場合には、鏡筒を回転させるだけで観察
光軸の左右方向のずれを容易に微調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側方視型内視鏡の
先端部の図2におけるI−I断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の側方視型内視鏡の
先端部の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図1におけるIII
−III断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の側方視型内視鏡の
先端部の側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の図4におけるV−
V断面図である。
【符号の説明】
1 先端部本体 10 鏡筒挿入孔 13 直角ダハプリズム 14 鏡筒 15a 対物レンズ収容孔 15b イメージガイド取付孔 16 後群対物レンズ 20 イメージガイドファイババンドル 20a イメージガイド先端口金 22 固定ネジ(鏡筒固定手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 CA23 CA27 DA12 DA17 4C061 AA00 BB04 CC04 CC07 DD00 FF40 FF46 FF47 JJ06 NN01 PP11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先側に対物レンズが取り付けられて後側か
    らイメージガイドファイババンドルの先端部分が取り付
    けられた鏡筒が、先端部本体内のプリズムの後方位置に
    形成された鏡筒挿入孔に嵌挿固定された側方視型内視鏡
    の先端部において、 上記対物レンズの軸線と上記イメージガイドファイババ
    ンドルの先端部分の軸線とを相対的に偏心させて上記鏡
    筒に取り付け、上記鏡筒を軸線周りに回転自在に上記鏡
    筒挿入孔内に嵌挿すると共に、上記鏡筒を任意の角度回
    転させた位置で上記鏡筒挿入孔に固定することができる
    鏡筒固定手段を設けたことを特徴とする側方視型内視鏡
    の先端部。
  2. 【請求項2】上記イメージガイドファイババンドルの先
    端部分の軸線が上記鏡筒の軸線位置にある請求項1記載
    の側方視型内視鏡の先端部。
  3. 【請求項3】上記対物レンズの軸線が上記鏡筒の軸線位
    置にある請求項1記載の側方視型内視鏡の先端部。
JP36582399A 1999-12-24 1999-12-24 側方視型内視鏡の先端部 Expired - Fee Related JP4441030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36582399A JP4441030B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 側方視型内視鏡の先端部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36582399A JP4441030B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 側方視型内視鏡の先端部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001183589A true JP2001183589A (ja) 2001-07-06
JP4441030B2 JP4441030B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=18485207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36582399A Expired - Fee Related JP4441030B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 側方視型内視鏡の先端部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4441030B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061185A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
WO2014097717A1 (ja) * 2012-12-17 2014-06-26 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡及び内視鏡の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061185A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
WO2014097717A1 (ja) * 2012-12-17 2014-06-26 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡及び内視鏡の製造方法
JP5563178B1 (ja) * 2012-12-17 2014-07-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡及び内視鏡の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4441030B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8456562B2 (en) Image pickup unit
US4856495A (en) Endoscope apparatus
JP3034019B2 (ja) 内視鏡の先端部
US5027138A (en) Dental camera system
JP2537587Y2 (ja) 内視鏡の先端部
EP1332710A3 (de) Endoskop mit Seitblickoptik
JPH1156754A (ja) 内視鏡の操作部
JP5178101B2 (ja) 内視鏡
JPS6337310A (ja) 内視鏡先端部
JPH09101465A (ja) 内視鏡用光学アダプタ
JP2001183589A (ja) 側方視型内視鏡の先端部
JP5006125B2 (ja) 内視鏡及び内視鏡用光学アダプタ
US11009694B2 (en) Side-viewing optical adapter
JP4959248B2 (ja) 光学アダプタおよび内視鏡装置
JP3579529B2 (ja) 硬性内視鏡
JP3331059B2 (ja) 硬性内視鏡
JPH09149883A (ja) 側視型電子内視鏡
JPH0618328Y2 (ja) プリズム装置
JPS63298314A (ja) 先端アダプタ−式内視鏡
JPH04335611A (ja) 電子内視鏡用固体撮像素子の取付け構造
JPH01131511A (ja) 内視鏡装置
JP4538158B2 (ja) 側方視型電子内視鏡の先端部
JP3302424B2 (ja) 内視鏡用撮像装置
JPH075454Y2 (ja) 内視鏡
JP2754559B2 (ja) 内視鏡の接眼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4441030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees