JP4440393B2 - テーブルの配線ダクト構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルの配線ダクト構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、オフィスや図書館などでOA機器などを載置して多人数で使用することができるテーブルが開発されており、この種のテーブルは年々改良されつつある。
【0003】
例えば、特開平11−127967号公報に開示されているOA用のテーブルは、天板に形成される開口部が複数の配線挿通口を有する2分割された蓋体により前記天板と面一になるよう閉塞されている。
【0004】
天板の下面には、開口部には該開口部を臨むように配線等を案内するための中間樋が配設され、その底面には複数の貫通孔が形成されている。また、前記蓋体にも複数の配線挿通口が形成され、この配線挿通口には略円筒状のコンセントボックスが蓋体の上面と面一になるよう装着され、各コンセントボックスの配線の配線が中間樋に収容され、各挿通孔を通して降された配線は床面下面に配設されたOAダクトに導かれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のOA用のテーブルは、天板の開口部を閉塞する前記蓋体に装着されたコンセントボックスが上面に露呈しているため、この差込口にゴミなどの異物が侵入したり、天板上に載置されるOA機器の脚部等が差込口に当接して破損する等の問題を有し、また、天板上に露呈する差込口とOA機器とを接続する配線コード全長が天板上を広く占有することから、他の利用者の邪魔になるとともに見栄えが悪くなる問題を有していた。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、電源コードや通信用ケーブル等の接続端子が天板の下面に隠蔽されて安全に保護されると共に、天板上面を広く使用することができるテーブルの配線ダクト構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のテーブルの配線ダクト構造は、天板には開口部が設けられ、該開口部の下方には前記天板下面に支持されたコ字形の配線ダクトが配設されると共に前記開口部は開閉可能な蓋体によって前記天板の上面と略面一に閉塞され、前記蓋体の下面と前記配線ダクトの底面との間で形成される空間が、配線ダクト内に設けられかつ電源コードや通信用ケーブル等の接続端子が組み込まれた保持板によって上下に区画されていることを特徴としている。この特徴によれば、電源コードや通信用ケーブル等の接続端子が天板上に露呈することなく蓋体下面に安全に収容されると共に、接続端子に接続される電源コードや通信用ケーブル等が蓋体下面の空間に収容されるので、テーブル上面を広く占有することがなくなるばかりか、接続端子下面から延出される複数の配線コードも保持板の下面に体裁良く収容することができる。
【0008】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記保持板が、長手移動により係脱可能な係止手段に係止されて前記配線ダクト内に上下移動が拘束された状態で支持されていれば好適である。
このようにすることにより、長手移動により保持板が配線ダクト内に上下移動が拘束状態で支持されるので、保持板が、電源コードや通信用ケーブル等を引き抜く際に上方に移動することがないばかりか、メンテナンス等を行う際には簡単な操作で開放することができる。
【0009】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記保持板は、矩形の平板状に形成されて長手方向が少なくとも2つに分割されており、前記配線ダクト内に係止された前記分割された保持板によって形成される長手方向の間隙に補助板を上下に取り外し自在に挿嵌支持することによって前記係止された保持板の長手方向の移動が拘束されていれば好適である。このようにすることにより、長手方向に分割されて配線ダクト内に係止された保持板が、該保持板によって形成される長手方向の間隙に補助板を上下の移動により挿嵌することで長手方向の移動が拘束されるので、保持板の着脱操作が容易になり保持板下面に収容される接続端子下面から出される複数の配線コード類のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0010】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記蓋体の周縁部には、配線コードが挿通可能な切欠部が複数個設けられていれば好適である。
このようにすることにより、選択された切欠部より配線コードを挿通させてOA機器等に接続することができるので、配線コードに規制されず蓋体の開閉を自由に行うことができる。
【0011】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記蓋体が、長手方向に対し複数に分割されていれば好適である。
このようにすることにより、使用される電源コードや通信用ケーブル等の接続端子直上の蓋体のみを開放するだけでプラグ等を接続することができるので、配線コードの着脱作業を容易に行うことができる。
【0012】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記配線ダクト内の両側面には、前記保持板を支持する支持片が突設されていれば好適である。
このようにすることにより、保持板を平板状の単純構造に形成することができ、保持板の分割加工も容易に行うことができる。
【0013】
本発明のテーブルの配線ダクト構造は、前記配線ダクトの底面には、前記電源コードや通信用ケーブル等の接続端子の配線コードを挿通する挿通孔が形成されていれば好適である。
このようにすることにより、複数の配線コードをまとめて挿通孔に挿通することにより最短距離で床面のOAダクトに導くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のテーブルの配線ダクト構造を利用して天板上のOA機器に配線コードを接続して使用する状態を示す斜視図、図2は本発明のテーブルの配線ダクト構造を示す分解組立斜視図であり、図3は本発明のテーブルの配線ダクト構造を示す横断面図である。
【0015】
先ず図1に示されるように、1は本発明の配線ダクト構造が採用されたテーブルを示し、このテーブル1は多数の利用者が利用することができる大型のテーブルであって、このテーブル1の天板2中央には貫通した矩形の開口部3が形成されている。
【0016】
この開口部3は、天板2の上面と略面一になるよう長手方向に3分割された蓋部材4a、4b、4cからなる蓋体4により開閉可能に閉塞されている。両側に配置される蓋部材4a、4bには、詳細は後述するが、その下面に配置される保持板14に組込まれる電源コードや通信用ケーブル等の接続端子の配置に対応するよう配線用の複数の切欠部Rが形成されている。
【0017】
開口部3の下方には、配線ダクト5が天板2の下面に支持されて設けられ、この配線ダクト5は、断面コ字形に形成されて両側面6a、6bの上端には天板2の下面に取付けつけるためのフランジ7a、7bが形成され、底面6cの略中央には後述する配線コードを挿通するための挿通孔8が形成されている。
【0018】
更に、配線ダクト5の両側壁6a、6bの内側には一対の支持側板9a、9bが溶接等の手段で固定され、これら支持側板9a、9bの上端外側には蓋体4を支持するためのフランジ10a、10bが形成されると共に、下端内側には後述する保持板を支持するための支持片となるフランジ11a、11bが形成され、その両端は端板12a、12bによって閉塞されている。
【0019】
また、支持側板9a、9b下端の両フランジ11a、11bには大径穴とこの大径穴に連通する小幅の長穴から成るダルマ形の係止穴12及び13が所定間隔で配置され、これら係止穴12及び13は両フランジ11a、11bの略中央を境に小幅の長穴が互いに外側を向くように対称的に配置されている。
【0020】
次に、蓋体4の下面には保持板14が配置され、この保持板14は、矩形の平板状に形成されて長手方向が分割され、電源コード等の接続端子として例えば電源用コンセント15や通信用ケーブル等の接続端子として電話用コンセント16が組み込まれる2枚の主保持板14a、14bから構成され、電源用コンセント15及び電話用コンセント16は、主保持板14a、14b中央に長手方向に連設配置された図示しない貫通角穴に所定の固着手段により固定されて組込まれている。
【0021】
さらに主保持板14a、14b下面の四隅には頭部下端に設けた4本の係止ピン17が支持側板9a、9b下端の両フランジ11a、11bに形成された係止穴12及び13に対応して配置され、これら係止ピン17と係止穴12及び13によって係止手段が構成されている。
【0022】
次に本発明のテーブルの配線ダクト構造に係る組立て手順並びに使用方法につき説明する。図4の(a)〜(b)は分割された保持板の組立て手順を示す説明図である。
【0023】
最初に、電源用コンセント15及び電話用コンセント16が組込まれた2枚の主保持板14a、14bを、その下面の各係止ピン17が支持側板9a、9b下端の両フランジ11a、11bに長手中央を境に対称的に配置された係止穴12及び13にそれぞれ対応させた状態で下降し、各係止ピン17の頭部を係止穴12及び13の大径穴にそれぞれ挿通させる。
【0024】
次に、係止穴12及び13に各係止ピン17の頭部が係止された状態で、両フランジ11a、11bの上面に載置された各主保持板14a、14bを、互いが離間するように長手方向外側にスライドさせることにより、両主保持板14a、14bの間隔L1をL2に拡大させる。
【0025】
これにより、各主保持板14a、14bを長手方向外側にスライドさせるだけで、各係止ピン17の頭部が両フランジ11a、11bの係止穴12に係止されるので、各主保持板14a、14bの係脱操作を容易に行うことができる。
【0026】
そこで、両主保持板14a、14b間の拡開された間隔L2に、該当する長さのL2の補助板14cを挿嵌することにより、両主保持板14a、14bは長手方向の移動が拘束されると同時に係止ピン17の頭部が係止穴12及び13の幅細の長穴に係止されて移動不能に保持される。
【0027】
従って、互いに離間して配置された両主保持板14a、14bの拡大された間隙L2内に、補助板14cを装着するだけの簡単な簡単な操作で、両主保持板14a、14bを配線ダクト5内に上下移動が拘束状態で支持されるので、該両主保持板14a、14bが、電源コードや通信用ケーブル等を引き抜く際に上方に移動することがないばかりか、メンテナンス等を行う際には簡単な操作で開放することができる。
【0028】
次に、配線ダクト5内のフランジ11a、11bに両主保持板14a、14bが移動不能に支持されて、蓋体4の下面と配線ダクト5の底面との間で形成される空間が、配線コードW1,W2や、電源用コンセント15及び電話用コンセント16が組み込まれた両主保持板14a、14b及び補助板14cによって上下に区画される。
【0029】
これによって、電源用コンセント15及び電話用コンセント16等が、天板2上に露呈することなく蓋体4の下面に安全に収容されるれるので、テーブル1上面を広く占有することがなくなるばかりか、電源用コンセント15及び電話用コンセント16の下面から延出される複数の電源側配線コードDも両主保持板14a、14b及び補助板14cの下面に収容することができる。
【0030】
従って、配線コードW1,W2や、電源用コンセント15及び電話用コンセント16が組み込まれた両主保持板14a、14b及び補助板14cが、蓋体4下面との間に所定深さの空間が形成された状態で保持されるので、電源用コンセント15及び電話用コンセント16にプラグP等を差込んで使用することができる。
【0031】
次に、配線ダクト5内に保持された両主保持板14a、14bの電源用コンセント15及び電話用コンセント16にプラグP等が差込まれると、開口部3は蓋体4によって天板と面一に閉塞されることとなる。
【0032】
そこで、図1に示されるようにテーブル1の天板2上の所定個所で、OA機器としてのパーソナルコンピュータP1、P2等が適宜各利用者によって使用される際は、分割された蓋部材4a、4bの何れかを開放して所望の電源用コンセント15及び電話用コンセント16にプラグPが差し込れるが、差し込まれたプラグからの各配線コードW1またはW2は、閉塞時に蓋部材4aまたは4bの切欠部Rから挿通される。
【0033】
このように、配線ダクト5内に支持される電源用コンセント15及び電話用コンセント16は、天板2と面一に閉塞される蓋体4によって隠蔽されるので安全に収容される。また、蓋体4の下面との間に形成される所定の空間には電源用コンセント15及び電話用コンセント16に差し込まれれたプラグPや、各配線コードW1またはW2が隠蔽されて収容されるので、テーブル上面を広く占有することがなくなる。
【0034】
また、蓋体4の周縁部には、複数の切欠部Rが複数個設けられているので、選択された切欠部より配線コードW1、W2を挿通させてパソコン等のOA機器に接続することができるので、天板2上に配線コードW1、W2が整然と整理されて配線される。
【0035】
さらに、蓋体4が長手方向に対し複数に分割されているので、使用される電源用コンセント15及び電話用コンセント16直上の蓋部材4aまたは4bのみを開放するだけでプラグP等を接続することができるので、配線コードW1、W2の着脱作業を容易に行うことができる。
【0036】
加えて、配線ダクト5内の両側面には保持板14を支持するフランジ11a、11bが形成されているので、保持板14を配線ダクト5内底面との間または蓋体4の下面との間に、所定の空間を形成する複雑な構成にすることなく平板状の単純構造に形成することができ、分割する加工も容易に行うことができる。
【0037】
また、電源用コンセント15及び電話用コンセント16が組み込まれた保持板14は、配線ダクト5の底面との間に空間が形成されているので、電源用コンセント15及び電話用コンセント16下面から出される複数の配線コードも保持板14の下面に収容することができ、これら配線コードのメンテナンスも容易に行うことができる。
【0038】
また、配線ダクト5の底面には電源用コンセント15及び電話用コンセント16の電源側配線コードDを挿通する挿通孔8が形成されているので、複数の電源側配線コードDをまとめて挿通孔8に挿通することにより最短距離で図示しない床面下面のOAダクトに導くことができる。
【0039】
次に、本発明の他の実施形態につき説明する。すなわち、図5は他の実施形態に係るテーブルの配線ダクト構造を示す分解組立斜視図である。なお、前述した実施形態における構成部分と同一構成部分については同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0040】
本実施形態では、前記実施形態における蓋体のうち長手方向に3分割された蓋部材の中間に配置される蓋部材20の接合部両側にも配線コードを相通するための切欠部R′が形成されている構成、及び長手方向に分割された2枚の主保持板が片側に連設配置され、その端部に補助板が配置される構成が前記実施形態と相違している。
【0041】
従って、本実施形態においては、分割された2枚の主保持板14a、14bが支持側板9a、9b下端の両フランジ11a、11b上に片側(左側)に寄せて配置されることから、左側の係止穴12は前記実施形態のものと共用することができるが、これに加えて、両フランジ11a、11b上に、主保持板14aに連設配置される別の主保持板14b下面の4本の係止ピン17に対応する係止穴22が前記係止穴12と同じ方向に形成される。
【0042】
このように構成された、本実施形態の主保持板14a、14bを下降させて各係止ピン17を両フランジ11a、11bの係止穴12及び22に係止すると同時に左側にスライドし、両フランジ11a、11b上の右側端部に形成された間隙に補助板14cを挿嵌することにより、両主保持板14a、14bは長手方向の移動が拘束されると同時に係止ピン17の頭部が係止穴12及び22の幅細の長穴に係止されて移動不能に保持される。
【0043】
次に、保持板14上方の開口部3は蓋体4によって天板2と面一になるように閉塞されるが、3分割された蓋部材4a、4bの中央に配置される蓋部材20にも切欠部Rが形成されているので、蓋部材20の直下に配置される主保持板14bの電源用コンセント15及び電話用コンセント16にプラグPを差し込んで配線コードを取り出すことができ、切欠部Rに指を差し込むことにより容易に開放することが出来る。
【0044】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0045】
例えば、前述した実施形態においては、蓋体4を3分割及び保持板14を2分割した例について述べたが分割数に限定されるものではなく、また分割された蓋部材4a、4b、4cや、分割された主保持板14a、14b及び補助板14cの配置、組合わせも適宜変更することができることは勿論である。
【0046】
また、前述した実施形態では、コンセントは、電源用と電話用のものが使用されているが、ネットワーク用に使用される通信ケーブル等のコンセントを設けても良い。
【0047】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0048】
(a)請求項1項の発明によれば、電源コードや通信用ケーブル等の接続端子が天板上に露呈することなく蓋体下面に安全に収容されると共に、接続端子に接続される電源コードや通信用ケーブル等が蓋体下面の空間に収容されるので、テーブル上面を広く占有することがなくなるばかりか、接続端子下面から延出される複数の配線コードも保持板の下面に体裁良く収容することができる。
【0049】
(b)請求項2項の発明によれば、長手移動により保持板が配線ダクト内に上下移動が拘束状態で支持されるので、保持板が、電源コードや通信用ケーブル等を引き抜く際に上方に移動することがないばかりか、メンテナンス等を行う際には簡単な操作で開放することができる。
【0050】
(c)請求項3項の発明によれば、長手方向に分割されて配線ダクト内に係止された保持板が、該保持板によって形成される長手方向の間隙に補助板を上下の移動により挿嵌することで長手方向の移動が拘束されるので、保持板の着脱操作が容易になり保持板下面に収容される接続端子下面から出される複数の配線コード類のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0051】
(d)請求項4項の発明によれば、選択された切欠部より配線コードを挿通させてOA機器等に接続することができるので、配線コードに規制されず蓋体の開閉を自由に行うことができる。
【0052】
(e)請求項5項の発明によれば、使用される電源コードや通信用ケーブル等の接続端子直上の蓋体のみを開放するだけでプラグ等を接続することができるので、配線コードの着脱作業を容易に行うことができる。
【0053】
(f)請求項6項の発明によれば、保持板を平板状の単純構造に形成することができ、保持板の分割加工も容易に行うことができる。
【0054】
(g)請求項7項の発明によれば、複数の配線コードをまとめて挿通孔に挿通することにより最短距離で床面のOAダクトに導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テーブルの配線ダクト構造を利用して天板上のOA機器に配線コードを接続して使用する状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のテーブルの配線ダクト構造を示す分解組立斜視図である。
【図3】本発明のテーブルの配線ダクト構造を示す横断面図である。
【図4】(a)〜(b)は分割された保持板の組立て手順を示す説明図である。
【図5】他の実施形態に係るテーブルの配線ダクト構造を示す分解組立斜視図である。
【符号の説明】
1 テーブル
2 天板
3 開口部
4 蓋体
4a、4b、4c 蓋部材
5 配線ダクト
6a、6b 側壁
6c 底面
7a、7b フランジ
8 挿通孔
9a、9b 支持側板
10a、10b フランジ
11a、11b フランジ
12 係止穴
12a 端板
14 保持板
14a、14b 主保持板
14c 補助板
15 電源用コンセント
16 電話用コンセント
17 係止ピン
20 蓋部材
22 係止穴
D 電源側配線コード
P プラグ
P1、P2 パーソナルコンピュータ
R 切欠部
W1、W2 配線コード

Claims (7)

  1. 天板には開口部が設けられ、該開口部の下方には前記天板下面に支持されたコ字形の配線ダクトが配設されると共に前記開口部は開閉可能な蓋体によって前記天板の上面と略面一に閉塞され、前記蓋体の下面と前記配線ダクトの底面との間で形成される空間が、配線ダクト内に設けられかつ電源コードや通信用ケーブル等の接続端子が組み込まれた保持板によって上下に区画されていることを特徴とするテーブルの配線ダクト構造。
  2. 前記保持板は、長手移動により係脱可能な係止手段に係止されて前記配線ダクト内に上下移動が拘束された状態で支持されている請求項1に記載のテーブルの配線ダクト構造。
  3. 前記保持板は、矩形の平板状に形成されて長手方向が少なくとも2つに分割されており、前記配線ダクト内に係止された前記分割された保持板によって形成される長手方向の間隙に補助板を上下に取り外し自在に挿嵌支持することによって前記係止された保持板の長手方向の移動が拘束されている請求項2に記載のテーブルの配線ダクト構造。
  4. 前記蓋体の周縁部には、配線コードが挿通可能な切欠部が複数個設けられている請求項1に記載のテーブルの配線ダクト構造。
  5. 前記蓋体は、長手方向に対し複数に分割されている請求項1または4に記載のテーブルの配線ダクト構造。
  6. 前記配線ダクト内の両側面には、前記保持板を支持する支持片が突設されている請求項1または3に記載のテーブルの配線ダクト構造。
  7. 前記配線ダクトの底面には、前記電源コードや通信用ケーブル等の接続端子の配線コードを挿通する挿通孔が形成されている請求項1、3または6の何れかに記載のテーブルの配線ダクト構造。
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