JPS6124096Y2 - - Google Patents

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JPS6124096Y2
JPS6124096Y2 JP1980009330U JP933080U JPS6124096Y2 JP S6124096 Y2 JPS6124096 Y2 JP S6124096Y2 JP 1980009330 U JP1980009330 U JP 1980009330U JP 933080 U JP933080 U JP 933080U JP S6124096 Y2 JPS6124096 Y2 JP S6124096Y2
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wiring
leg
legs
longitudinal
cord
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JP1980009330U
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は学習机や事務机の上部に、照明器具や
電話器等の電気器具を設ける場合において、これ
らの電気器具に対する配線コードを互いに干渉す
ることなく、簡単に配線できるようにした机にお
ける脚装置の構造に関するものである。
〔従来の技術〕 先行技術の実開昭49−4804号公報にみられるよ
うに、机の脚を中空状に形成し、該中空内に配線
用コードを上下長手に挿通すると共に、脚の下端
部近傍に配線端子用プラグを設けた構成が開示さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記先行技術では、脚の上下長手側面
が閉じられてある。従つて、机の天板と脚との取
付け前に、予め当該脚の内部に配線用コードを挿
通し、且つ該コードを配線端子用プラグに結線し
ておく必要があり、特に電話線を脚の内部に沿つ
て配線する等、コードの増設、変更の作業が略不
可能なものであつた。
また、電力線と電話線のように、両者の配線が
互いに接触するほど近付くと電気的に干渉して不
具合のある場合の工夫がなされていなかつた。
本発明は、上記従来の問題を解決することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は、机天板を支持する脚を、そ
の上下長手一側面に沿つて長手開口部を有する中
空状に形状し、該脚の中空部内に沿つて設けた上
下長手の仕切板により、前記長手開口部側に対し
て非開放状となる奥側配線空間と、前記長手開口
部側に対して開放状となる前記配線空間とを形成
し、前記長手開口部には表側配線空間を塞ぐ上下
長手のカバー体を着脱自在に設ける一方、前記長
手開口部の下端近傍には、カバー体の下端に隣接
してコーナー板を脚に固着し、該コーナー板には
配線端子用プラグを設け、該配線端子用プラグ後
面のコード取出し口を前記奥側配線空間に臨ませ
る構成としたものである。
〔作用・効果〕
この構成によれば、一側面に長手開口部を有す
る中空状脚内を、上下長手の仕切板により二つの
配線空間に仕切つたので、該二つの配線空間に
各々配線コードを独立的に互いに干渉されること
なく挿通することができる。
そして、この二つの配線空間は、長手開口部に
開放された表側配線空間と、それより奥側にあつ
て直接的に長手開口部に開放されていない奥側配
線空間とは分離されており、且つ脚の下端部近傍
のコーナー板に取付く配線端子用プラグの後面の
コード取出し口を前記奥側配線空間に臨ませてあ
るから、電力用配線コードのように予め配線して
おくことが可能なコードを奥側配線空間に挿通で
き、その端部を前記コーナー板に取付く配線端子
用プラグの後面のコード取出し口に繋けば良く、
電話配線コードのように増設、廃止を自由に施工
する必要のあるものに対しては、表側の配線空間
を利用すれば、カバー体の着脱により簡単な配線
施工ができる。
さらに、脚の長手開口部の下端にコーナー板を
固着してあるから、前記開口部が開くような脚の
変形を容易に防止でき、脚の強度及び剛性を高め
ることができ、このコーナー板にて脚の補強部材
と配線端子用プラグの取付け部材との二つの役割
を同時に果たし、脚の構造も簡単となる効果を奏
する。
〔実施例〕
次に本考案を、机天板の四隅の脚に照明器具等
の支柱が立設できるようにした場合の実施例に基
づき説明すると、図において符号1はスチール製
等の机で、左右一対の前後脚3,4、3,4と、
該前部脚3、後部脚4の各上端近傍を連結する横
梁5、机天板6および左右後部脚4,4上端から
立設する支柱23,23間に支持された照明器具
2とから成る。
前記前部脚3及び後部脚4は、各々その横断面
が矩形、円形等の中空部材の長手一側壁に長手開
口部8を形成して出来た溝型断面形に形成されて
おり、本実施例では、第4図及び第5図に示すよ
うに薄金属板を横断面四角状に折曲し、その一つ
の角部において左右両長手開放側縁となる左右端
板7,7を内側に折曲して脚の上端から下端まで
連続した長手開口部8を形成するのである。
符号9は前記各脚3,4の長手開口部8の中途
部を覆う着脱自在なカバー体であつて、該カバー
体9は可撓性を有する合成樹脂製材料から成り、
横断面円弧状で、その横断面両側縁から一体的に
突出する長手係止爪が前記長手開口部8の端面に
係合し得るように形成されている。
さらに、符号10は前後両脚3,4の横断面を
その長手方向に沿つて区切る仕切板で、該仕切板
10の横断面をL字状等に形成して、前記各脚
3,4の壁面11とカバー体9とで囲まれる横断
面を2つの空間に仕切る。
即ち、脚の壁面11と仕切板10とにより、前
記長手開口部8側に対して非開放状の電力用配線
空間となる奥側配線空間12を形成する一方、仕
切板10前側と壁面11とカバー体9とにより、
前記長手開口部8側に対して開放状の電話用配線
空間となる表側空間13を形成する。
これらの仕切板10及びカバー体9は共に脚
3,4の長さより短く、且つ脚3,4の上端及び
下端を除く中途部のみを区切り又は覆うようにし
て該各脚3,4にその長手軸方向の空間を形成し
て成る。なお、机1の左右両側の前部脚3,3に
は、前記仕切板10を設けないことがある。
また、前記各脚における長手開口部8の下端近
傍では、前記カバー体9の下端に隣接して補強部
材となるコーナー板14を左右両端板7,7に固
着して覆うようにし(第4図及び第6図参照)、
後部脚4におけるコーナー板14には電力線接続
用端子であるプラグ15を表面側に開口し、コー
ナー板14裏側におけるプラグ15のコード取出
口16を前記仕切板10より奥側の奥側配線空間
12の下方に臨ませると共に後部脚4のコーナー
板14における前記カバー体9との隣接端には電
話用配線コード35の挿入のため切欠溝17が形
成されている。
そして第1図及び第2図に示すように机天板6
上に電話器36を載置すると共に机天板6上面後
部には、ON・OFFスイツチ28と差し込み型雌
プラグ29とを備えた電力配線用スイツチボツク
ス30を設ける一方、該スイツチボツクス30の
下方にも差し込み型雌プラグ31を机天板6の下
面に臨ませてあり、これらを電力配線用コード3
2により電気的に接続する。
即ち、前記一方の後部脚4の下端における電力
用差し込みプラグ15後面のコード取出口16か
ら配線コード32を脚壁11と仕切板10とで区
切られた奥側配線空間12内に挿通し、後部脚4
の上端において一旦脚外に出すか、もしくは脚内
に沿わせたまま机天板6下面に沿つて他方の脚4
上端に至らしめ、前記と同様にしてその後部脚4
の下端の電力用差し込みプラグ15に連結する一
方、前記コード32の中途部からコード32′を
分岐させてON・OFFスイツチ28とプラグ2
9,31に接続し、前記照明器具2用支柱23内
を挿通するコード32″端の雄プラグ33を机天
板6下面のプラグ31に差し込むように構成する
等して、机上での各種電気器具への電力供給を可
能となるように構成する。
また、前記電力配線用スイツチボツクス30箇
所等において机天板6の上面から下面にまで貫通
する孔34を穿設し、後部脚4の下端近傍のコー
ナー板14の切欠溝17から電話用配線コード3
5を挿入して脚4における表側配線空間13内に
沿つて上端に至り、前記の孔34を貫通して電話
用配線コード35を電話器36に接続することが
できる。
このようにして、脚3,4の壁面11と仕切板
10とによつて形成された横断面L字状の奥側配
線空間12は、電力用の配線に利用でき、又前記
仕切板10と壁体11とカバー体9とによつて形
成された表側配線空間13は電話用の配線に利用
できるのである。
この配線施工に際して円弧状のカバー体9を取
り外すことができるから、電話配線工事を極めて
簡単に行なえる。
また、前記電力線、電話線共に外部から見えな
いから、脚の外観が美麗になると共に、人の足に
コードが絡はついて切断する事故も無くなる。し
かも、脚において電力用配線コード32と電話用
配線コード35とが金属製等の仕切板10によつ
て隔離されているから、平行配列された両コード
32,35のうち電話用配線に雑音を誘起させる
おそれがないのである。
なお、前記脚3,4の上端と机天板6とを連結
部材18を介して連結するにおいて、連結部材1
8の基部19を断面L字状に形成して脚3,4上
端部近傍の開口部8を取り囲み、各脚3,4にお
ける左右両側縁7,7を互いに連結させるように
基部19を溶接手段により固着し、当該開口部8
を補強すると共に、前記基部19の上方に一体的
に設けた天板連結部20を、前後両脚3,4を継
ぐ横梁5の長手方向と略直交する方向(換言すれ
ば、後部4においては相対向する他の後部脚4方
向、前部脚3においても同様に相対峙する他の前
部脚3方向)に向つて延長し、該天板連結部20
を机天板6上面に左右に延設する垂直板21に沿
わせてボルト22締結するのである。
符号24は机1の上部に照明器具2等を支持す
るための支柱23の下端部が嵌る漏斗筒状の支持
部材であり、該支持部材24は後部脚4,4の上
端に固着し、支持部材24の下端には、前記照明
器具2等の支柱23の下端が接当する内向きのス
トツパー片が設けられている。
25,26は前記机天板6上面の取付孔27に
嵌挿されて前記支柱23を支持するための合成樹
脂製円環状の振れ止めキヤツプで、該両振れ止め
キヤツプ22,26により各支柱23の下方中途
部をガタ付かないように固定するものである。
なお、第16図から第18図に示すのは、机天
板6の下面に沿つてコードを配線する場合の他の
実施例で、机1aの天板6aの後部下面におい
て、左右一対の後脚4a,4aの上端間をつなぐ
長手横梁4a′内側面における片方の後部脚4a寄
り位置に、雄プラグ40と雌プラグ41とを有す
るボツクス42を設ける一方、机の左右後部から
立設した支柱23a,23aのうち前記ボツクス
42に近い支柱23aには、雄プラグ43とスイ
ツチ44とを有するスイツチボツクス45を設け
ると共に、該支柱23a内に挿通した配線コード
46を、雄プラグ47にて前記ボツクス42の雌
プラグ41を着脱自在に接続する。
該配線コード46を支柱23aのスイツチボツ
クス45における雌プラグ43に接続すると共
に、スイツチ44を経て照明器具2aに接続し
て、スイツチ44にて照明器具2aをON・OFF
し、且つ雌プラグ43にて机上の他の電気器具が
使用できるように構成する。
前記ボツクス42より遠い箇所における後部脚
4a(右後部脚)とその前部脚3aとの上端間を
つなぐ横梁5aにおいては、後部脚4a寄りの内
部に、雌プラグ48をその差し込み口が横梁5a
の下面に突出するように設け、該雌プラグ48と
前記ボツクス42の両プラグ40,41とを、机
天板6aの下面に沿設した配線コード49にて接
続する。
また、前記ボツクス42に近い後部脚4a(左
後部脚)内には配線コード50を上下長手に挿通
し、該配線コード50の上端にボツクス42を雄
プラグ40に接続される雌プラグ51を備える一
方、配線コード50の下端を後部脚4aの下端よ
り引出してこれに雄プラグ52を設けてなるもの
である。
この実施例においては、配線コード50下端の
雄プラグ52を床面等の電源に接続し、この机1
aの右側に並べた隣接机1aには、横梁5a下面
の雌プラグ48と隣接机1aにおけるボツクス4
2の雄プラグ40とを、両端にプラグを有する配
線コード53を介して接続するものである。
なお、この実施例において、符号35aは机上
の電話器36aに対する電話用配線コードを示
し、該電話用配線コード35aと前記配線コード
50とは前記実施例と同様に後部脚4a内の仕切
板にて互いに隔離された空間通路に挿通するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は机の斜
視図、第2図は机天板上のスイツチボツクス部分
近傍における配線状態を示す一部切欠断面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は支柱支
持部を除いて示す後部脚の斜視図、第5図は第4
図の−線断面図、第6図は第4図の−線
断面図、第7図は机天板と後部脚との連結状態を
示す第9図の−線断面図、第8図は第7図の
−線断面図、第9図は第8図の−線断面
図、第10図は支柱を立設しないときにおける脚
上端部の断面図、第11図はキヤツプ25の断面
図、第12図は第11図の平面図、第13図は第
11図の底面図、第14図はキヤツプ26の断面
図、第15図は第14図の平面図、第16図から
第18図は机天板下面のコード配線の他の実施例
を示し、第16図机の斜視図、第17図は第16
図の−視拡大断面図、第18図は第17
図の−視断面図である。 1……机、2……照明器具、3……前部脚、4
……後部脚、5……横梁、6……机天板、8……
長手開口部、9……カバー体、10……仕切板、
14……コーナー板、15……配線端子用プラ
グ、17……切欠溝、18……連結部材、19…
…基部、20……天板連結部、23……支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机天板を支持する脚を、その上下長手一側面に
    沿つて長手開口部を有する中空状に形成し、該脚
    の中空部内に沿つて設けた上下長手の仕切板によ
    り、前記長手開口部側に対して非開放状となる奥
    側配線空間と、前記長手開口部側に対して開放状
    となる前側配線空間とを形成し、前記長手開口部
    には表側配線空間を塞ぐ上下長手のカバー体を着
    脱自在に設ける一方、前記長手開口部の下端近傍
    には、カバー体の下端に隣接してコーナー板を脚
    に固着し、該コーナー板には配線端子用プラグを
    設け、該配線端子用プラグ後面のコード取出し口
    を前記奥側配線空間に臨ませたことを特徴とする
    机の脚装置。
JP1980009330U 1980-01-28 1980-01-28 Expired JPS6124096Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56111835U JPS56111835U (ja) 1981-08-29
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