JPH0522097Y2 - - Google Patents

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JPH0522097Y2
JPH0522097Y2 JP1987177902U JP17790287U JPH0522097Y2 JP H0522097 Y2 JPH0522097 Y2 JP H0522097Y2 JP 1987177902 U JP1987177902 U JP 1987177902U JP 17790287 U JP17790287 U JP 17790287U JP H0522097 Y2 JPH0522097 Y2 JP H0522097Y2
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desk
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の机を左右に並べて配設した状
態等において、各机の後側にコードを配線し易く
できるようにした、机の後側における配線コード
の挿通装置の構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
最近の事務所では、机の上に小型コンピユータ
やワードプロセツサ等のOA機器を載置すること
が多くなつた。この場合に複数の机を左右に並べ
て配設した状態において、各机の後ろ側に、前記
OA機器や電話等のための配線コードを挿通させ
る先行技術として、例えば、実公昭61−30507号
公報には、机の後端における後幕板を内パネルと
外パネルとに着脱自在に分離し、内パネルを机左
右両側の脚体の後端部間に連結し、内パネルに
は、配線コードを受けるための左右長手の複数の
溝板を上下に適宜隔てて設置し、外パネルの左右
両側面の上下中途部に複数のコード導入口を前記
各溝板の高さ位置に対応して連通するように穿設
する一方、外パネルの上下両面には左右長手の引
出し口を各々穿設し、外パネルの上面と机天板の
後端下面との間に隙間を形成した構成を開示して
いる。
この構成によれば、内パネルと外パネルとを組
立てた状態において、外パネルの左右両側の上下
端の角部が内パネルに接当するように突出してい
るから、外パネルの上面と机点板の後端下面との
間に形成された隙間から、配線コードを取出した
り、反対に内パネル内の溝板に配線コードを載せ
るには、一旦外パネルを内パネルに対して取り外
す必要があり、その着脱作業の手間が掛かるとい
う問題があつた。
他方、実開昭60−176630号公報では、机天板を
支持する左右の脚体の内側面間に左右長手の配線
コード用の収納棚を固着し、前記左右両脚体の後
端面に着脱自在に接続させた後幕板の左右両側端
面には上下長手の配線コード挿通用の案内部を形
成し、該各案内部に可撓性を有する配線コード挿
通具で塞ぐ一方、後幕板の上端面と机天板下面と
の間に左右長手の隙間を形成し、後幕板の上端に
は、係止フレームを上下回動可能に装着してあ
る。この先行技術においても、後幕板の上端面と
机天板下面との隙間から当該後幕板の前側の収納
棚に配線コードを挿通して左右両側の案内部に通
すには、前記係止フレームを一旦回動させて案内
部と連通させるようにするか、後幕板を外す作業
が必要となる。
本考案では、前記両先行技術のように、大きな
寸法の後幕板を着脱するという作業を伴うことな
く、机の左右両側にわたつて簡単に配線コードを
挿通させることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は、机における後幕板を、机天
板の左右の下面に取付く脚体及び/又は袖キヤビ
ネツトの内側面に連結し、該後幕板の上端と机天
板における後端下面との間に左右長手の配線コー
ド挿通用の隙間を形成し、後幕板の前面には左右
両側端を開放した配線コード用受樋を設ける一
方、前記脚体及び/又は袖キヤビネツトの後端上
面角部には、机天板の後端下面との間にて前記隙
間に連通する後向き開放状の切欠き部を設け、該
切欠き部内には、前記受樋と略一直線状に連通可
能な樋体をそれぞれ設け、前記脚体及び/又は袖
キヤビネツトの外側端面には、前記各樋体の端部
を塞ぐキヤツプ体を着脱自在に装着したものであ
る。
〔考案の作用・効果〕
この構成によれば、机天板の左右下面に取付く
脚体や袖キヤビネツトの後端上面角部が、机天板
下面との間で隙間ができるように後向き開放状の
切欠き部が設けられていることと、後幕板の上端
と机天板の後端下面との間に左右長手の隙間が形
成されており、これらの隙間が連通していること
が相まつて、机天板の後端下面において、配線コ
ード挿通用の隙間が机天板の左右両側に連通する
ことになり、従来のように後幕板や外パネルを取
り外すことなく、配線コードを簡単に後幕板の前
側に挿入し、受樋に配線コードを入れることがで
きる効果を有する。
また、脚体や袖キヤビネツトにおける切欠き部
に設けた樋体は後幕板における受樋と略一直線状
に連通可能であるから、脚体及び/又は袖キヤビ
ネツトの外側面のキヤツプ体を外すだけで、後幕
板における受樋に載置された配線コードが脚体や
袖キヤビネツトにおける前記樋体を通つて机の横
方向外側に導くことを至極簡単に実行することが
できる。
特に、配線コードの両端部が長く繋がつた状態
であつても、そのまま、左右両に並設された机の
後端に沿つて配線することができ、従来のように
脚体や袖キヤビネツトの箇所を迂回して配線した
り、脚体や袖キヤビネツトの下端を潜らせるよう
に配線するという手間もいらず、且つ配線コード
の必要長さも短くできるという効果も有するので
ある。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図におけ
る符号1は金属板製等の机天板、2は偏平な脚体
であり、該脚体2にはその上端から前向きに突出
して机天板1の下面を支持する腕2a及び下端か
ら前向きに突出した脚支持部2bを有する。符号
3は袖キヤビネツトで、机の前方に向かつて引き
出すことのできる多段の抽斗を収納した箱状に形
成されている。
本考案における机は、前記左右一対の脚体2,
2を備えた机はいわゆる平机や、片方に袖キヤビ
ネツト3、他方に脚体を備えた片袖机、もしくは
両側に袖キヤビネツトを有する両袖机のいずれで
あつても良い。なお、机天板1の下面には、図示
しない平抽斗を有する。
符号4は机天板1の後部下面に配設する後幕板
で、該後幕板4は、前記脚体2,2間、脚体2と
袖キヤビネツト3間、若しくは両袖キヤビネツト
3,3間の内側面に突設した上下長手の取付け金
具4aと後幕板4の左右両側端面に設けた上下長
手のスライド金具4bとにより連結している。
この後幕板4を、その上端面と机天板1の後端
下面との間に、第1図、第3図、第4図で理解で
きるように、上下寸法Hの隙間5を形成させて取
付けるものとし、該隙間5には、後述するように
机天板1の後端側から配線コード6を出し入れす
ることができる。
符号7は後幕板4の前面に着脱自在に取付く左
右長手の受樋で、該受樋7は薄金属板等にて断面
U字状に形成されており、横向きコ字型の接当部
8を後幕板4の前面に当接させ、その上部前向き
鉤部9を後幕板4における係止部10に着脱自在
に係止させるものであり、受樋7の前縁には軟質
合成樹脂製や軟質ゴム製等の屈伸自在なひれ片1
1を上向き突出させて机天板1の下面まで届くよ
うに構成し、机の前方向から配線コード6を挿入
可能にしている。また、受樋7の左右両側縁は、
前記脚体2及び袖キヤビネツト3の内側面との間
に適宜隙間を空け、配線コード6を机1の下面か
ら前方向に引き出すことが可能となるようにして
も良い。
なお第5図に示すように、受樋7の後縁側にも
軟質ゴム製等の屈伸自在なひれ片12を設けても
良い。
符号13と符号14は前記袖キヤビネツト3及
び脚体2の後端上面角部に各々形成した切欠き部
で、この各切欠き部13,14は前記後幕板4上
端と机天板1下面との隙間5と連通するように同
じ高さ寸法Hとし、奥行き寸法Wは、前記受樋7
の前縁箇所と略同じ位置となるようにしている。
袖キヤビネツト3における切欠き部13には、
その左右両側板3a,3aに前記受樋7と略同じ
形状の上向きU字状の切り溝15,15を設け、
該両切り溝15,15に跨るようにU字状断面の
樋体16を嵌挿する一方、脚体2における切欠き
部14の切り溝にも前記受樋7と略同じ断面形状
のU字状の樋体17を嵌挿することにより、受樋
7に連通可能な配線コード6のため挿通空間を形
成するものである。
即ち、袖キヤビネツト3における樋体16は、
合成樹脂にて一体的に形成され、樋体16におけ
る後縁板18は低い位置にて後向きに突出し、前
縁板19は高い位置にて前向きに突出し、前後両
縁板18,19の下面から突出する係合割りピン
20,20が袖キヤビネツト3の取付け孔21,
21に各々嵌合する。
そして、樋体16における左右両側縁近傍の内
周には、側面視U字状のガイド突条22,22を
一体的に突設してある。机の外側におけるガイド
突条22に着脱自在に嵌挿して樋体16の外端面
近傍を塞ぐキヤツプ体23は、第9図に示すよう
に、合成樹脂材にて断面逆L字状に形成され、そ
の上端にはキヤツプ体の裏面側に水平に突出する
把持部23aを有する。
キヤツプ体23の裏面左右両側には、その上下
適宜位置に前記ガイド突条22に上下摺動自在に
被嵌する係合鉤部24,25を突設し、キヤツプ
体23を前記隙間5の上下寸法Hより少ない寸法
だけ上昇させると、当該キヤツプ体23を机の外
側に取り外せるように構成されている(第3図の
一点鎖線参照)。
また、キヤツプ体23の下端には、上向きU状
の開放溝26を形成し、該開放溝26に対して係
合鉤部27にて摺動自在に支持された副キヤツプ
片28を下向きに取り外し自在に装着している。
脚体2における側面視U字状の樋体17には、
前記樋体16と略同じく左右一対のガイド突条3
0,30を有しており、前記と同様のキヤツプ体
23にて外側のガイド突条30に摺動自在に被嵌
して覆い、且つ、樋体17の中央部下面には上下
に連通する挿通孔31を有する。
脚体2における内側板2cには、前記樋体17
の下方位置にて、上下長手の溝部32を形成し、
該溝部32に対して断面コ字型の上下長手のカバ
ー体33を着脱自在に装着してあり、脚体2の下
端板には床面に連通する透かし切り溝34を穿設
してある。
この構成により、複数の机を左右に並設すると
き、袖キヤビネツト3及び脚体2における外側の
キヤツプ体23を各々外しておけば、後幕板4に
おける受樋7と、脚体2及び袖キヤビネツト3に
おける各樋体17、樋体16が左右に一直線状に
並ぶことになり、しかもこれらのものはすべて上
面が開放されているので、前記袖キヤビネツト3
及び脚体2における切欠き部13,14と隙間5
とにわたつて、配線コード6を机の後端側から至
極簡単に挿通でき、外部から配線コード6を見え
なくすることができる。
しかも、挿通された配線コード6は前記受樋7
と樋体16と樋体17とにより略全長にわたつて
支持されるから、配線コード6が部分的に垂れ下
がることもない。
また、脚体2や袖キヤビネツト3の外側面に出
る配線コード6の本数が少ないときには、副キヤ
ツプ片28を取り除いた後のキヤツプ体23下端
の開放溝26に配線コード6を通した状態にてキ
ヤツプ体23を樋体16または樋体17に再度装
着しておけば、当該箇所の大きな空間を塞ぐこと
ができ、外観を良くすることができる。
さらに、脚体2内側面におけるカバー体33を
外した後、床面から立ち上がる配線コード6を、
透かし切り溝34と溝32に通して上方に延ば
し、切欠き部14より受樋7方向に配線すること
や、机の外側に引き出すことも簡単にできるので
ある。
なお、符号35は机天板1の左右両側縁におけ
る前記キヤツプ体23の略上方位置に上下方向に
切欠き形成した配線コード6の挿通溝であつて、
机天板1下面側にて前記のように配線した配線コ
ード6を挿通溝35に沿わせ机天板1の上面側に
導くことができるものである。この挿通溝35に
は、図示しないが断面逆L字状などの保護キヤツ
プを着脱自在に装着しておいても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は机の斜
視図、第2図は第1図の−視一部切欠き拡大
平面図、第3図は第2図の−視断面図、第4
図は第3図の−視断面図、第5図は受樋の別
実施例を示す断面図、第6図は第2図の−視
断面図、第7図は第3図の−視一部切欠き側
面図、第8図は第7図の−視一部切欠き平面
図、第9図はキヤツプ体の斜視図である。 1……机天板、2……脚体、3……袖キヤビネ
ツト、4……後幕板、5……隙間、6……配線コ
ード、7……受樋、9……鉤部、10……係止
部、12……ひれ片、13,14……切欠き部、
15……切り溝、16,17……樋体、22,3
0……ガイド突条、23……キヤツプ体、24,
25,27……係合鉤部、26……開放溝、28
……副キヤツプ片、33……カバー体、35……
挿通溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机における後幕板を、机天板の左右の下面に取
    付く脚体及び/又は袖キヤビネツトの内側面に連
    結し、該後幕板の上端と机天板における後端下面
    との間に左右長手の配線コード挿通用の隙間を形
    成し、後幕板の前面には左右両側端を開放した配
    線コード用受樋を設ける一方、前記脚体及び/又
    は袖キヤビネツトの後端上面角部には、机天板の
    後端下面との間にて前記隙間に連通する後向き開
    放状の切欠き部を設け、該切欠き部内には、前記
    受樋と略一直線状に連通可能な樋体をそれぞれ設
    け、前記脚体及び/又は袖キヤビネツトの外側端
    面には、前記各樋体の端部を塞ぐキヤツプ体を着
    脱自在に装着したことを特徴とする机における配
    線コードの挿通装置。
JP1987177902U 1987-11-21 1987-11-21 Expired - Lifetime JPH0522097Y2 (ja)

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JPH0181930U JPH0181930U (ja) 1989-06-01
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