JP3293053B2 - 間仕切パネルの配線装置 - Google Patents

間仕切パネルの配線装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切パネルの配線装
置に係わり、更に詳しくは複数の間仕切パネルを連結し
た間仕切装置と机とを組合せて構成するワークステーシ
ョンに配線機能を設けるための間仕切パネルの配線装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切パネルに配線機能を付与し
たものは各種提供されている。例えば、本出願人の先願
に係る実開平4−73121号公報には、間仕切パネル
の適宜高さ位置に、表裏両面のうち少なくとも何れか一
方に開口した横長の開口溝を備えた横梁部材を水平状に
配設し、該横梁部材の下部全長に、前記開口溝に連通し
たコード収容用の樋状部を形成するとともに、該横梁部
材の開口溝を塞ぐための左右横長のカバー体を、前記横
梁部材に着脱自在に取り付く硬質材製の枠体と、該枠体
の内部を塞ぐ軟質材製の遮蔽板とで構成し、該遮蔽板
を、その上端縁又は下端縁のうち何れか一方が自由端と
なるように前記枠体に装着してなる間仕切パネルの配線
装置が開示されている。
【0003】前述の公報記載の配線装置は、横梁部材の
開口溝内に設けたカバー体の上下遮蔽板間にその変形を
利用してコードを挿通し、該コードを横梁部材の樋状部
に収容することにより、間仕切パネルの左右方向にコー
ドを配線することが可能であり、また間仕切パネルの端
面であって前記横梁部材の樋状部に連通した着脱自在の
蓋体を設けたコード挿通孔を通して、隣接した他の間仕
切パネルの内部に配線することができるといった利点が
ある。
【0004】しかし、先端に大型のプラグやコネクタが
接続された電源コードや多芯信号コードを、隣接する間
仕切パネルの内部へ配線する場合や、間仕切パネルの表
裏を貫通して配線する場合には不便であった。つまり、
カバー体は枠体を有していることにより、コードを必ず
枠体内に挿通しなければならないこと、カバー体は横梁
部材に着脱自在に取付けられるものの、該カバー体は一
度開口溝に嵌着し、他の間仕切パネルと連結した状態で
は取り外しが困難なこと、横梁部材は表裏両側に区画壁
で仕切られたコード収容用の樋状部を有するが、両樋状
部は連通していないこと等によって、先端に大型のプラ
グやコネクタが接続された電源コードや多芯信号コード
を配線することが難しいのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、複数の間仕切パネル
を直線状、L字状、T字状若しくは十文字状に互いに連
結して間仕切装置を構成した場合において、先端に大型
のプラグやコネクタが接続された電源コードや多芯信号
コードでも、一枚の間仕切パネルの内部に配線すること
は勿論、隣接する複数の間仕切パネルの連結部を跨いで
配線することも容易であり、更に間仕切パネルの表裏に
貫通して配線することも容易である間仕切パネルの配線
装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、内部中空の間仕切パネルの上部に上パネル
板を着脱自在に取付けるとともに、該上パネル板の両端
部に形成したコード挿通用開口にスライド開閉可能な蓋
体を設けてなる間仕切パネルの配線装置を構成した。
【0007】また、間仕切パネルの表裏両面のうち少な
くとも表面側の所定高さ位置に、上パネル板と下パネル
板間に横長のダクトを形成し、該ダクトを閉鎖可能で且
つ両端部に形成したコード挿通用開口にスライド開閉可
能な蓋体を設けたダクトカバーを、前記ダクト内に着脱
自在に取付けてなる間仕切パネルの配線装置を構成し
た。
【0008】また、間仕切パネルの表裏両面側の同一高
さ位置に、上パネル板と下パネル板間に表裏に貫通した
横長のダクトを形成し、該ダクトを閉鎖可能で且つ両端
部に形成したコード挿通用開口にスライド開閉可能な蓋
体を設けたダクトカバーを、前記ダクト内に着脱自在に
取付けてなる間仕切パネルの配線装置を構成した。
【0009】前述の場合、前記ダクトカバーの蓋体をス
ライド開放し、開放したコード挿通用開口に指を掛けて
該ダクトカバーを取り外し可能となすことが好ましい実
施例である。
【0010】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の間仕切パネル
の配線装置は、内部にコードを配線する場合には、上パ
ネル板又は間仕切パネルの表裏両面のうち少なくとも表
面側の所定高さ位置であって、上パネル板と下パネル板
間に形成した横長のダクトを閉鎖していたダクトカバー
を外し、蓋体をスライド開放してコード挿通用開口を開
放した状態で、該開口内にコードを配した後、再びダク
トカバーをダクトに装着することで行うのである。尚、
隣接する間仕切パネルの連結部を跨いで配線するには、
直線状の連結部では対応する両ダクトカバーを外し、蓋
体を閉じたままで両ダクト内にコードを配設した後、各
ダクトカバーを装着し、またL字状、T字状若しくは十
文字状の連結部ではそのコーナー支柱に隣接する両ダク
トカバーを外し、各蓋体を開いた状態で、開放されたコ
ード挿通用の各開口内にコードを配した後、再び各ダク
トカバーをダクトに装着することにより、コーナー支柱
を迂回して隣接する間仕切パネル間にコードを配線する
のである。
【0011】また、間仕切パネルの表裏両面側の同一高
さ位置であって、上パネル板と下パネル板間に表裏に貫
通した横長のダクトを形成し、表裏のダクトにダクトカ
バーを着脱自在に取付ける構造の場合には、表裏のダク
トカバーを外し、各ダクトカバーの蓋体を開いた状態
で、コードをダクトに貫通させ且つ開放した各コード挿
通用開口内に配した後、再び両ダクトカバーをダクトに
装着することによって、間仕切パネルを貫通した配線が
可能となる。この場合、複数の間仕切パネルを直線状、
L字状、T字状若しくは十文字状に互いに連結して間仕
切装置を構成した場合、間仕切パネルで区画された複数
の空間にわたって連結用のコーナー支柱を迂回してコー
ドを配線することが可能である。
【0012】ここで、上パネル板又はダクトカバーの蓋
体をスライド開放し、開放したコード挿通用開口に指を
掛けて該上パネル板又はダクトカバーを取り外し可能と
なした場合には、複数の間仕切パネルを互いに連結した
後において、隣接する間仕切パネル間にダクトカバーを
外すために指を入れる間隙がない場合でも、それぞれの
間仕切パネルのダクトカバーは、コードを配線する作業
の際に、蓋体をスライド開放し、開放したコード挿通用
開口に指を掛けてダクトから容易に外すことが可能であ
る。
【0013】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明の代表的実施例を
示し、図2はその簡略分解斜視図を示している。
【0014】本発明に係る間仕切パネル1は、枠体2の
表裏に上パネル板3と、下パネル板4とを上下に所定の
間隔を隔てて固定し、上パネル板3と下パネル板4との
間に表裏に貫通したダクト5を形成し、該ダクト5にそ
れを閉鎖し得るダクトカバー6を着脱自在に設けたもの
であり、両側端には連結支柱7,7をネジ止め等で取付
け、該連結支柱7を介して端部カバー8又はコーナー支
柱9を取付けることができるようになしたものである。
ここで、隣接する間仕切パネル1,1を直線状に連結す
るには、前記連結支柱7を共用して両間仕切パネル1,
1の側端に取付けて行い、またL字状、T字状又は十文
字状に連結するには、その連結態様に合った形状のコー
ナー支柱9を用い、該コーナー支柱9に間仕切パネル1
の側端に固定した連結支柱7を取付けて行うのである。
また、複数の間仕切パネル1,…で囲まれた空間には、
机10を配置してワークステーションとして使用するの
である。そして、前記ダクト5の高さ位置は、前記机1
0の天板より若干上位に設定している。
【0015】前記ダクトカバー6は、図3に示すよう
に、金属板で折曲形成した横長の長尺部材であり、表面
板11の上下縁を直角に折曲して形成した上板12と下
板13の内縁に、互いに対向するように上折曲片14と
下折曲片15をそれぞれ形成し、該上折曲片14と下折
曲片15の両端部に、上下方向に弾力性を有する係合爪
16,16を突設し、該係合爪16,16を前記枠体2
の縦枠17の表裏面側に開口した係合孔18,18内に
着脱自在に係合するようになしている。また、前記ダク
トカバー6の表面板11の両端部には、その長手方向外
方に開放したコード挿通用切欠19を形成し、該切欠1
9に端部キャップ20を介して蓋体21をスライド開閉
可能に設けている。
【0016】前記端部キャップ20は、図3及び図4に
示すように、合成樹脂製で一体成形したものであり、前
記ダクトカバー6の表面板11の裏側に側方から嵌入す
る本体部22の一側に、前記切欠19と略同形の開口2
3を形成し、該開口23の周縁には前記切欠19の内縁
に係合するリブ24を突設し、また本体部22の上下両
端部にはそれぞれ表面板11と上板12及び上折曲片1
4、並びに下板13及び下折曲片15で形成される溝内
に係合する突起25,…を突設し、更に開口23の開放
端側に、ダクトカバー6の側端縁に当止してこれを覆う
ための端面板26を形成している。そして、前記端部キ
ャップ20の本体部22の裏側には、開口23の上下縁
に沿って一対のスライド溝27,27を対向形成し、該
スライド溝27,27に前記蓋体21の上下縁をスライ
ド可能に装着できるようにしている。
【0017】また、前記蓋体21は、前記開口23に内
嵌し閉止し得る基板28の周囲に、閉止時に該開口23
の裏面縁に当接するフランジ29を側端縁を除いて凹段
状に形成し、該フランジ29の上下部分の裏側には前記
スライド溝27の内縁に弾性的に摺接する一対の脚片3
0,30を突設している。また、蓋体21の基板28で
端部キャップ20の開口23を閉止した状態で、外側方
の脚片30の先端を受け入れて閉止状態を維持するため
に、前記スライド溝27の内縁の適所に係合凹部31を
設けることが好ましい。そして、蓋体21を開放するに
は、前記脚片30,…の弾性力に抗して基板28を指で
押し込み、スライド溝27,27に沿って内方へ摺動さ
せて、該蓋体21を端部キャップ20の裏側に格納する
ことによって行うのである。尚、端部キャップ20の開
口23を開放することは、ダクトカバー6のコード挿入
用切欠19を開放することを意味している。また、蓋体
21を開放した際に、該蓋体21が必要以上内方へ移動
しないように、端部キャップ20の本体部22の裏側内
端部に当止部32を突設している。図5は、蓋体21に
よって端部キャップ20の開口23を閉止した状態を示
している。
【0018】また、本実施例では、前記ダクト5内に
は、図1、図3及び図6に示すように、コンセントボッ
クス33を装着している。ここで、コンセントボックス
33は、それに固定した取付金具34の下端の嵌合部3
5を下パネル板4,4間、若しくは下パネル板4と一枚
物のパネル板36間に嵌入し、取付金具34の上端の取
付板37を上パネル板3の裏面にネジ止め固定して取付
け、前記ダクトカバー6をダクト5内に装着した際に、
コンセントボックス33の差込口38が表面に露出する
ように該ダクトカバー6の表面板11に差込口用開口3
9を形成している。尚、コンセントボックス33を取付
けない場合には、前記差込口用開口39は着脱自在な閉
止板40で覆っている。
【0019】前記ダクトカバー6は、各間仕切パネル1
で同一の高さに設定しており、複数の間仕切パネル1,
…を連結した場合、ダクトカバー6の側部には隣接する
間仕切パネル1のダクトカバー6が近接し、又は隣接す
る間仕切パネル1にダクト5及びダクトカバー6を設け
ない場合にはパネル板が近接している。そこで、このよ
うな配置においては、ダクトカバー6の取り外しが通常
は困難であるが、前記蓋体21をスライド開放し、開放
した開口23に指を掛けて手前に引くことによって、当
該ダクトカバー6を容易に外すことが可能である。
【0020】そして、コード41を配線するには、前述
の如くダクトカバー6を取り外した状態で、コード41
をダクト5内に配設し、蓋体21をスライドして開放さ
れた開口23内にコード41を配した状態で、再度ダク
トカバー6をダクト5内に装着するのである。尚、表裏
一側面側において隣接する間仕切パネル1,1間にわた
ってコード41を配線する場合には、両間仕切パネル
1,1の連結部に位置する蓋体21,21は開放する必
要はなく、閉止状態の蓋体21,21の裏側をコード4
1が通過するのである。また、間仕切パネル1の表裏両
面の同一高さ位置に、表裏に貫通したダクト5を形成
し、該ダクト5の表裏両側にそれぞれダクトカバー6,
6を着脱自在に装着した場合には、両ダクトカバー6,
6の蓋体21,21をスライドしてコード挿通用開口2
3,23を開放すれば、間仕切パネル1を貫通させてコ
ード41を配線することが可能である。更に、複数の間
仕切パネル1,…を連結するコーナー支柱9を有する場
合には、前述の配線方法を組合せて該コーナー支柱9を
迂回させて、間仕切パネル1,…で区画される空間にわ
たってコード41を配線することが可能である。例え
ば、図8に示した実施例は、複数の間仕切パネル1,…
を十文字状に連結し、各空間に机10,…を配置し、各
机10,…上に置いた4台のワープロ42,…を、一つ
の机10上に置いた1台のプリンター43に接続する配
線例を示している。
【0021】図9は、上パネル板3と下パネル板4間に
上下幅の広いダクト5aを形成し、該ダクト5を上下に
前記ダクトカバー6と閉止パネル板44を着脱自在に装
着して閉止する実施例を示している。この場合も、ダク
トカバー6を取り外して配線することは前記同様であ
る。また、上下幅の広いダクト5aを形成すると、図1
0に示すように、該ダクト5aにハンギングパネル45
を着脱自在に装着して、該ハンギングパネル45にトレ
ー等を係止することも可能である。
【0022】図11は、前記閉止パネル板44の取付構
造を示し、前記枠体2の縦枠17の内面下方に上向きフ
ック46を突設するとともに、内面上位に係合開口47
を形成し、閉止パネル板44の裏面側端部であってビー
ム部材の下面に前記上向きフック46を受け入れる下方
へ開口した係合穴48を形成するとともに、上方に前記
係合開口47の側縁に弾性的に係止する板バネ片49を
突設し、着脱自在にダクト5a内に装着できる構造であ
る。
【0023】図12は、前記ダクトカバー6をダクト5
内に着脱自在に装着するための構造の他の実施例を示
し、ダクトカバー6の上板12と下板13の両端部に凸
部50,…を形成するとともに、上パネル板3の下面と
下パネル板4の上面とに、前記凸部50,…を係合する
凹部51,…を形成したものである。尚、本図には前記
端部キャップ20及び蓋体21の図示は省略している。
【0024】図13は、内部中空の間仕切パネル1の上
パネル板3を着脱自在となし、該上パネル板3の両側部
に前記同様にスライド開閉可能な蓋体21,21を設け
たものである。ここで、間仕切パネル1の中空内部が前
記ダクト5に相当し、上パネル板3がダクトカバー6に
相当する。
【0025】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の間仕切パネルの
配線装置は、以下に示す顕著な効果を奏するのである。
【0026】請求項1又は2によれば、上パネル板又は
間仕切パネルの表裏両面のうち少なくとも表面側の所定
高さ位置であって、上パネル板と下パネル板間に形成し
た横長のダクトを閉鎖していたダクトカバーを外し、蓋
体をスライド開放してコード挿通用開口を開放した状態
で、該開口内にコードを配した後、再びダクトカバーを
ダクトに装着することで、先端に大型のプラグやコネク
タが接続された電源コードや多芯信号コードでも、一枚
の間仕切パネルの内部に配線することは勿論、隣接する
複数の間仕切パネルの連結部を跨いで配線することも容
易で、しかもその配線作業を簡単に行うことができる。
つまり、複数の間仕切パネルを連結構成した間仕切装置
において、隣接する間仕切パネルの連結部を跨いで配線
するには、直線状の連結部では対応する両ダクトカバー
を外し、蓋体を閉じたままで両ダクト内にコードを配設
した後、各ダクトカバーを装着し、またL字状、T字状
若しくは十文字状の連結部では連結用のコーナー支柱に
隣接する両ダクトカバーを外し、各蓋体を開いた状態
で、開放されたコード挿通用の各開口内にコードを配し
た後、再び各ダクトカバーをダクトに装着することによ
り、コーナー支柱を迂回して隣接する間仕切パネル間に
コードを配線することができる。
【0027】請求項3によれば、間仕切パネルの表裏の
ダクトカバーを外し、各ダクトカバーの蓋体を開いた状
態で、コードをダクトに貫通させ且つ開放した各コード
挿通用開口内に配した後、再び両ダクトカバーをダクト
に装着することによって、先端に大型のプラグやコネク
タが接続された電源コードや多芯信号コードでも、間仕
切パネルを貫通した配線が可能である。この場合、複数
の間仕切パネルを直線状、L字状、T字状若しくは十文
字状に互いに連結して間仕切装置を構成した場合、その
連結部にコーナー支柱を有する場合であっても、間仕切
パネルで区画された複数の空間にわたってコーナー支柱
を迂回してコードを配線することができる。
【0028】請求項4によれば、複数の間仕切パネルを
互いに連結した後において、隣接する間仕切パネル間に
ダクトカバーを外すために指を入れる間隙がない場合で
も、それぞれの間仕切パネルのダクトカバーは、コード
を配線する作業の際に、蓋体をスライド開放し、開放し
たコード挿通用開口に指を掛けてダクトから容易に外す
ことができ、それにより配線作業が更に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切パネルの配線装置の代表的実施
例を示す間仕切装置の簡略斜視図である。
【図2】間仕切装置の簡略分解斜視図である。
【図3】ダクトカバーの取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【図4】ダクトカバーと端部キャップと蓋体との関係を
示す要部分解斜視図である。
【図5】ダクトカバーをダクトに装着し且つ蓋体を閉止
した状態の部分縦断面図である。
【図6】ダクトカバーとコンセントボックスとの関係を
示す部分縦断面図である。
【図7】蓋体が半開きの状態を示す部分縦断面図であ
る。
【図8】本発明の配線例を示す間仕切装置の簡略平面図
である。
【図9】本発明の他の実施例を示す簡略正面図である。
【図10】ダクトにハンギングパネルを装着した例を示
す簡略正面図である。
【図11】閉止パネル板の取付構造を示す要部分解斜視
図である。
【図12】ダクトカバーの他の取付構造を部分断面で示
した簡略正面図である。
【図13】スライド開閉可能な蓋体を有する上パネル体
を間仕切パネルに着脱自在となした実施例を示す簡略正
面図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル 2 枠体 3 上パネル板 4 下パネル板 5 ダクト 6 ダクトカバー 7 連結支柱 8 端部カバー 9 コーナー支柱 10 机 11 表面板 12 上板 13 下板 14 上折曲片 15 下折曲片 16 係合爪 17 縦枠 18 係合孔 19 切欠 20 端部キャップ 21 蓋体 22 本体部 23 開口 24 リブ 25 突起 26 端面板 27 スライド溝 28 基板 29 フランジ 30 脚片 31 係合凹部 32 当止部 33 コンセントボックス 34 取付金具 35 嵌合部 36 パネル板 37 取付板 38 差込口 39 差込口用開口 40 閉止板 41 コード 42 ワープロ 43 プリンター 44 閉止パネル板 45 ハンギングパネル 46 上向きフック 47 係合開口 48 係合穴 49 板バネ片 50 凸部 51 凹部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部中空の間仕切パネルの上部に上パネ
    ル板を着脱自在に取付けるとともに、該上パネル板の両
    端部に形成したコード挿通用開口にスライド開閉可能な
    蓋体を設けてなることを特徴とする間仕切パネルの配線
    装置。
  2. 【請求項2】 間仕切パネルの表裏両面のうち少なくと
    も表面側の所定高さ位置に、上パネル板と下パネル板間
    に横長のダクトを形成し、該ダクトを閉鎖可能で且つ両
    端部に形成したコード挿通用開口にスライド開閉可能な
    蓋体を設けたダクトカバーを、前記ダクト内に着脱自在
    に取付けてなることを特徴とする間仕切パネルの配線装
    置。
  3. 【請求項3】 間仕切パネルの表裏両面側の同一高さ位
    置に、上パネル板と下パネル板間に表裏に貫通した横長
    のダクトを形成し、該ダクトを閉鎖可能で且つ両端部に
    形成したコード挿通用開口にスライド開閉可能な蓋体を
    設けたダクトカバーを、前記ダクト内に着脱自在に取付
    けてなる請求項2記載の間仕切パネルの配線装置。
  4. 【請求項4】 前記ダクトカバーの蓋体をスライド開放
    し、開放したコード挿通用開口に指を掛けて該ダクトカ
    バーを取り外し可能となした請求項2又は3記載の間仕
    切パネルの配線装置。
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