JP4415275B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の燃料ポンプを直列に接続して内燃機関に燃料を供給する燃料供給装置に関する。
従来、内燃機関に供給する燃料供給装置として、特許文献1、2に開示されるものが知られている。特許文献1では、燃料噴射弁に供給する燃料圧力をプレッシャレギュレータで調圧する構成において、プレッシャレギュレータの背圧室であるスプリング室の圧力を吸気管圧力または大気圧のいずれかに切り換えることにより、プレッシャレギュレータの設定圧を変更している。
また、特許文献2では、燃料噴射弁に供給される燃料圧力を検出し、検出圧力と目標圧力との差圧に基づいて燃料ポンプに印加する電圧を制御している。
しかしながら、特許文献1では、プレッシャレギュレータのスプリング室の圧力を切り換えて内燃機関に供給する燃料供給圧を調圧しても、プレッシャレギュレータが調圧可能な範囲は、大気圧と吸気管最大負圧との差という狭い範囲である。つまり、スプリング室の圧力が切り換わりプレッシャレギュレータの設定圧が変更されても、燃料ポンプの負荷が変化する範囲は小さいので、燃料ポンプが消費する電力の変化範囲も小さい。その結果、スプリング室の圧力が切り換わりプレッシャレギュレータの設定圧が変更されても、内燃機関の運転状態が高圧燃料を必要としない場合には、燃料ポンプは大きな電力を消費する恐れがある。
これに対し、特許文献2においては、検出圧力と目標圧力との差圧に基づいて燃料ポンプに印加する電圧が制御されるので、内燃機関の運転状態に応じて燃料ポンプの消費電力が増減する。したがって、燃料ポンプの消費電力を低減できる。
しかしながら、一般に電動式の燃料ポンプは、最大印加電圧で燃料ポンプの効率が最適になるように設計されているので、燃料ポンプに印加する電圧が低下すると、燃料ポンプの効率は低下する。燃料ポンプの効率は、燃料ポンプの電気駆動部に供給する駆動電流をI、印加する電圧をV、燃料ポンプが吐出する燃料の吐出圧をP、燃料吐出量をQとすると、(燃料ポンプの効率)=(P×Q)/(I×V)で表される。したがって、特許文献2においては、検出圧力と目標圧力との差圧に基づいて燃料ポンプに印加する電圧を制御することにより、燃料ポンプの消費電力は低減するが、燃料ポンプの効率が低下するという問題がある。
ところで、内燃機関から排出される排ガス中の未燃成分の低減、あるいは低温時または高温時における内燃機関の始動性の向上の為に、燃料噴射弁から噴射する燃料噴霧を微粒化することが求められている。燃料噴霧を微粒化するためには、例えば噴孔形状等の燃料噴射弁自体の改良だけでなく、燃料噴射弁に供給する燃料圧力を高圧化することが考えられる。前述した特許文献1、2においても、燃料ポンプを大型化することにより燃料ポンプの吐出圧が上昇すれば、燃料噴射弁に供給する燃料圧力を高圧化できる。
しかしながら、燃料ポンプを大型化することにより、前述した特許文献1、2の問題はさらに顕著になる。
そこで、特許文献3に開示されるように、2個の燃料ポンプを直列に接続することにより、燃料ポンプを大型化することなく、内燃機関に供給する燃料圧力を高圧化することが考えられる。しかしながら、特許文献3では、直列に接続された2個の燃料ポンプが両方駆動された状態で燃料を供給する構成である。したがって、燃料ポンプを大型化する必要はないが、直列に接続された各燃料ポンプにおいて、前述した特許文献1、2の問題は解消されないままである。
特開平5−39763号公報 特開平7−293397号公報 特開2003−293883号公報
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、燃料ポンプを大型化することなく燃料供給圧を高圧化するとともに、電力消費量を低減し、燃料ポンプの効率の低下を防止する燃料供給装置を提供することを目的とする。
請求項1からに記載の発明によると、複数の燃料ポンプを直列に接続しているので、上流側の燃料ポンプから下流側の燃料ポンプに向けて燃料吐出圧が上昇する。したがって、各燃料ポンプを大型化することなく、内燃機関に供給する燃料供給圧を高圧化できる。
また、開閉手段は、直列に接続された複数の燃料ポンプのうち、下流側の燃料ポンプが停止しているときに下流側の燃料ポンプよりも上流側の燃料ポンプから内燃機関に燃料を供給する燃料通路を開き、下流側の燃料ポンプが駆動されているときに前述した燃料通路を閉じる。例えば直列に接続された複数の燃料ポンプがすべて駆動されているときには、下流側の燃料ポンプから最大圧力の燃料が内燃機関に供給され、下流側の燃料ポンプが停止しているときには、駆動されている上流側の燃料ポンプから、最大圧力よりも低圧の燃料が内燃機関に供給される。つまり、各燃料ポンプに供給する電力を制御することなく、内燃機関の運転状態に応じて下流側の燃料ポンプへの通電をオン、オフすることにより、内燃機関に供給する燃料の圧力を調圧できる。したがって、直列に接続された各燃料ポンプの効率の低下を防止できる。
また、内燃機関の運転状態に応じて下流側の燃料ポンプへの通電をオン、オフすることにより、燃料ポンプを直列に接続した燃料供給装置の電力消費量を低減できる。
ここで、前述した開閉手段の構成は、例えば、燃料ポンプ同士の接続箇所に三方電磁弁を使用することにより実現することはできる。しかしながら、開閉手段として三方電磁弁を使用すると、燃料供給装置が大型化するとともに、三方電磁弁への通電を制御する必要が生じる。
これに対し、請求項に記載の発明のように、逆止弁により開閉手段を構成すれば、開閉手段を簡単な構成で実現でき、開閉手段の制御も不要である。
請求項に記載の発明によると、複数の燃料ポンプのそれぞれの吐出圧を圧力制御手段が制御するので、下流側の燃料ポンプの駆動をオン、オフすることにより、燃料供給装置の燃料供給圧を各圧力制御手段が制御する所望の値に設定できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料供給装置を図1に示す。燃料供給装置10は、図示しない燃料タンクの燃料を燃料レール2に供給する。燃料レール2には、内燃機関6の各気筒毎に燃料噴射弁4が取り付けられている。
(燃料供給装置10の構成)
燃料供給装置10の2個の燃料ポンプ20、30は、燃料ポンプ20の燃料吐出口22と燃料ポンプ30の燃料吸入口31とが配管200で接続されることにより直列に接続されており、燃料タンク内に設置されている。燃料ポンプ20、30は、例えば、電気駆動部であるモータによりインペラを回転し、吸入した燃料を昇圧するタービン式の電動ポンプである。
燃料ポンプ20は、燃料吸入口21から吸入した燃料タンクの燃料を昇圧し、燃料吐出口22から吐出する。燃料ポンプ20が吐出する燃料の圧力は、圧力制御手段としてのプレッシャレギュレータ24により調圧される。燃料ポンプ30は、燃料ポンプ20の下流側に接続されており、プレッシャレギュレータ24で調圧された燃料ポンプ20の吐出燃料を燃料吸入口31から吸入して昇圧し、燃料吐出口32から吐出する。燃料ポンプ30が吐出する燃料の圧力は、圧力制御手段としてのプレッシャレギュレータ34により調圧される。プレッシャレギュレータ34の設定圧は、プレッシャレギュレータ24の設定圧よりも高い。
配管210は、燃料ポンプ30の燃料吐出口32と燃料レール2とを接続している。配管200と配管210とは配管202により接続されている。開閉手段としての逆止弁26は、配管202に設置されている。逆止弁26は、燃料ポンプ20の吐出側である配管200から内燃機関6側である配管210への燃料流れを許容し、配管210から配管200への燃料流れを規制する。逆止弁26としては、例えば、配管210から配管200への燃料流れを規制する方向にスプリングがボールに荷重を加える公知の機械弁を使用する。
制御手段としてのエンジン制御装置(ECU)100は、図示しないCPU、ROMおよびRAMから構成されている。ECU100は、ROMに記憶されている制御プログラムをCPUが実行することにより、内燃機関6の運転状態に応じて燃料ポンプ30への通電をオン、オフする。つまり、ECU100は、内燃機関6の運転状態に応じて、燃料ポンプ30の停止、駆動を切り換える。またECU100は、内燃機関6の始動時から停止時までの間、燃料ポンプ20への通電をオンする。つまり、ECU100は、燃料ポンプ20を常時駆動する。
(燃料供給装置10の作動)
燃料ポンプ20、30の運転状態と、燃料供給装置10が燃料レール2に供給する燃料の圧力との関係について説明する。
前述したように、上流側の燃料ポンプ20は、内燃機関6の始動時から停止時までECU100から通電をオンされ常時駆動されている。上流側の燃料ポンプ20が駆動されている状態で、下流側の燃料ポンプ30への通電がオフされ燃料ポンプ30が停止している場合、逆止弁26は燃料ポンプ20の吐出圧により開弁し、配管202の燃料通路を開く。燃料ポンプ20が吐出する燃料はプレッシャレギュレータ24により調圧され、逆止弁26から配管202、210を通って燃料レール2に供給される。
上流側の燃料ポンプ20が駆動されている状態で、下流側の燃料ポンプ30への通電がオンされ燃料ポンプ30が駆動されている場合、下流側の燃料ポンプ30は上流側の燃料ポンプ20が吐出しプレッシャレギュレータ24により調圧された燃料を配管200を通して燃料吸入口31から吸入する。そして燃料ポンプ30は、燃料吸入口31から吸入した燃料を昇圧し、燃料吐出口32から吐出する。燃料ポンプ30は燃料ポンプ20が昇圧した燃料をさらに昇圧するので、燃料ポンプ30が吐出する燃料圧力は燃料ポンプ20の吐出圧よりも高圧になっている。燃料ポンプ30が吐出する燃料は、プレッシャレギュレータ34により調圧される。プレッシャレギュレータ34の設定圧は、例えばプレッシャレギュレータ34のスプリング荷重を大きくすることにより、プレッシャレギュレータ24の設定圧よりも高くなっている。このようにして、燃料ポンプ30は、燃料ポンプ20よりも高圧の燃料を配管210を通り燃料レール2に供給する。
燃料ポンプ30から燃料が吐出されると、燃料ポンプ20と燃料ポンプ30との吐出圧の差により逆止弁26が閉弁するので、配管202の燃料通路は逆止弁26により閉じられる。したがって、燃料ポンプ20が吐出する燃料は配管210に供給されない。
次に、図2および図3に示すフローチャートに基づいて、燃料供給装置10の作動についてさらに説明する。図2は内燃機関6の始動時および運転時の処理を示し、図3は内燃機関6の停止時の処理を示すフローチャートである。図2、図3に示すフローチャートの処理は、具体的にはECU100のROMに記憶されている制御プログラムをECU100のCPUが実行することにより行われる。
(内燃機関6の始動時および運転時)
図2に示すように、ECU100は、ステップ300において、検出した内燃機関6の運転状態に応じて、燃料噴射弁4が噴射する燃料の圧力を高圧または低圧のいずれにするかを設定する。例えば、内燃機関6を始動するときに、低温時には燃料噴霧の微粒化を促進するために、高温時には燃料噴霧の微粒化を促進するとともに燃料中にベーパが発生することを防止するために、燃料噴射弁4に供給される燃料の圧力を高圧にすることが望ましい。また、車両の定速走行時のように内燃機関6の負荷が低い場合には、燃料噴射弁4に供給される燃料の圧力は低圧でもよい。
ステップ302においてECU100は、設定した燃圧が低圧か高圧かを判定する。燃圧設定が低圧であれば、ステップ304においてECU100は、下流側の燃料ポンプ30の運転状態を判定する。燃圧設定が低圧であり、燃料ポンプ30への通電がオフされ燃料ポンプ30が停止している場合、ECU100は、ステップ300に処理を移行する。一方、燃圧設定が低圧であり、燃料ポンプ30への通電がオンされ燃料ポンプ30が駆動されている場合、ECU100は、燃料供給装置10から燃料レール2に供給する燃料圧力を低圧にするために、ステップ306において下流側の燃料ポンプ30への通電をオフし燃料ポンプ30を停止させる。そして、ステップ300に処理を移行する。
燃圧設定が高圧であれば(ステップ302)、ECU100は、ステップ308において下流側の燃料ポンプ30の運転状態を判定する。燃圧設定が高圧であり、燃料ポンプ30への通電がオンされ燃料ポンプ30が駆動されている場合、ECU100は、ステップ300に処理を移行する。一方、燃圧設定が高圧であり、燃料ポンプ30への通電がオフされ燃料ポンプ30が停止している場合、ECU100は、燃料供給装置10から燃料レール2に供給する燃料圧力を高圧にするために、ステップ310において下流側の燃料ポンプ30への通電をオンし燃料ポンプ30を駆動させる。そして、ステップ300に処理を移行する。
このように、内燃機関6の運転状態に応じて下流側の燃料ポンプ30への通電をオン、オフすることにより、内燃機関6で高圧燃料が必要なときには下流側の燃料ポンプ30への通電をオンし、内燃機関6で高圧燃料が不要なときには下流側の燃料ポンプ30への通電をオフしている。したがって、常時燃料ポンプ20、30を駆動する構成に比べ、燃料供給装置10の電力消費量を低減できる。
また、ECU100は、燃料ポンプ20、30に印加する電圧を可変制御するのではなく、燃料ポンプ20、30に一定の最大印加電圧を印加する。最大印加電圧は、燃料ポンプ20、30の効率をほぼ最適にする電圧値であるから、印加電圧を可変制御する場合に比べ、燃料ポンプ20、30の効率が向上する。
(内燃機関6の停止時)
次に、内燃機関6を停止するときの燃料ポンプ20、30の停止順序を、図3に基づいて説明する。
ECU100は、ステップ320において、内燃機関6を停止するか否かを判定する。内燃機関6を停止する場合、ECU100は、ステップ322において下流側の燃料ポンプ30の運転状態を判定する。
内燃機関6を停止するときに、下流側の燃料ポンプ30への通電がオンされ燃料ポンプ30が駆動されている場合、ECU100は、ステップ324において燃料ポンプ30への通電をオフし燃料ポンプ30を停止させる。燃料ポンプ30が停止すると、逆止弁26は燃料ポンプ20の吐出圧により開弁する。その結果、燃料ポンプ20の吐出燃料が燃料レール2に供給されるので、燃料レール2内の燃料圧力は低下する。そして、ECU100は、燃料ポンプ30への通電をオフしてから所定時間待機した後、ステップ326において、上流側の燃料ポンプ20への通電をオフし燃料ポンプ20を停止させる。
内燃機関6を停止するときに、すでに下流側の燃料ポンプ30への通電がオフされ燃料ポンプ30が停止している場合、ECU100は、ステップ326に処理を移行し、上流側の燃料ポンプ20への通電をオフし燃料ポンプ20を停止させる。
このように、内燃機関6を停止するときに、燃料ポンプ20、30の両方が駆動されている場合、上流側の燃料ポンプ20よりも下流側の燃料ポンプ30を先に停止させ、燃料レール2に供給する燃料の圧力を低下させることにより、内燃機関6が停止するときに燃料レール2内の燃料圧力が低下する。したがって、内燃機関6の停止中に燃料レール2の高圧燃料のために燃料噴射弁4から燃料が漏れることを防止できる。
また、本実施形態では、下流側の燃料ポンプ30が駆動されているときに、燃料ポンプ30よりも上流側の燃料ポンプ20から燃料レール2に燃料を供給する配管202の燃料通路を閉じ、下流側の燃料ポンプ30が停止しているときに、配管202の燃料通路を開く開閉手段として逆止弁26を採用しているので、開閉手段を簡単な構成で実現できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
図4に示す第2実施形態の燃料供給装置12では、燃料吐出口22と燃料吸入口31とが配管200で接続され、燃料吐出口32と燃料吸入口41とが配管204で接続されることにより、3個の燃料ポンプ20、30、40がこの順番で上流側から直列に接続されている。燃料ポンプ40の燃料吐出口42は、配管210に接続されている。逆止弁36は、配管204と配管210とを接続する配管206に設置されている。逆止弁36は、配管204と配管210との差圧に応じて配管206の燃料通路を開閉する。プレッシャレギュレータ24、34、44の設定圧は、(プレッシャレギュレータ44の設定圧)>(プレッシャレギュレータ34の設定圧)>(プレッシャレギュレータ24の設定圧)となるように設定されている。
最も上流側の燃料ポンプ20が駆動され下流側の燃料ポンプ30、40が停止しているときには、逆止弁26は開弁し、逆止弁36は閉弁する。したがって、燃料ポンプ20が吐出しプレッシャレギュレータ24により調圧された燃料が燃料レール2に供給される。
また、2個の燃料ポンプ20、30が駆動され、最も下流側の燃料ポンプ40が停止しているときには、逆止弁26は燃料ポンプ20と燃料ポンプ30との吐出圧の差により閉弁し、逆止弁36は開弁する。したがって、燃料ポンプ30が吐出しプレッシャレギュレータ34により調圧された燃料が燃料レール2に供給される。
また、3個の燃料ポンプ20、30、40がすべて駆動されているときには、逆止弁26、36は、燃料ポンプ20、30と燃料ポンプ40との吐出圧の差により閉弁する。したがって、燃料ポンプ40が吐出し、圧力制御手段としてのプレッシャレギュレータ44により調圧された燃料が燃料レール2に供給される。
内燃機関6が停止するときには、第1実施形態と同様に、最も下流側の燃料ポンプ40から燃料ポンプ30、20の順番に運転を停止することにより、内燃機関6の停止中における燃料レール2の圧力を低下できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図5に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
図5に示す燃料供給装置14では、第1実施形態の構成において、燃料ポンプ30の燃料吐出口32の近傍に逆止弁38を設置している。逆止弁38は、燃料ポンプ30から燃料レール2側に燃料が流れるときに開弁し、燃料レール2側から燃料ポンプ30に燃料が流れるときに閉弁する。これにより、燃料ポンプ30の気密性が低く、燃料ポンプ30から僅かに燃料が漏れる場合にも、内燃機関6の停止中において、燃料レール2の燃料が燃料ポンプ30から漏れて燃料レール2の燃料圧力が低下することを防止できる。燃料ポンプ20からの漏れは、開閉手段としての逆止弁26が防止する。
(他の実施形態)
上記実施形態では、2個または3個の燃料ポンプを直列に接続したが、4個以上の燃料ポンプを直列に接続してもよい。
また、上記実施形態では、下流側の燃料ポンプが駆動されているときに、駆動されている燃料ポンプよりも上流側の燃料ポンプから燃料レール2に燃料を供給する配管の燃料通路を閉じ、下流側の燃料ポンプが停止しているときに、停止している燃料ポンプよりも上流側の燃料ポンプから燃料レール2に燃料を供給する配管の燃料通路を開く開閉手段として逆止弁26、36を採用したが、他の開閉手段として、三方電磁弁を使用し、ECU100により三方電磁弁を切換制御してもよい。
また、上記実施形態では、各燃料ポンプの吐出圧をプレッシャレギュレータで調圧したが、プレッシャレギュレータで燃料ポンプの吐出圧を調圧せず、燃料ポンプが吐出する燃料をそのまま燃料レール2に供給してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
第1実施形態による燃料供給装置を示す模式的構成図。 内燃機関の運転状態に応じた下流側の燃料ポンプの駆動制御を示すフローチャート。 内燃機関を停止するときの燃料ポンプの停止順序を示すフローチャート。 第2実施形態による燃料供給装置を示す模式的構成図。 第3実施形態による燃料供給装置を示す模式的構成図。
符号の説明
4:燃料噴射弁、6:内燃機関、10、12、14:燃料供給装置、20、30、40:燃料ポンプ、21、31、41:燃料吸入口、22、32、42:燃料吐出口、24、34、44:プレッシャレギュレータ(圧力制御手段)、26、36:逆止弁(開閉手段)、100:ECU(制御手段)

Claims (2)

  1. 内燃機関に燃料を供給する燃料供給装置において、
    互いの燃料吸入口と燃料吐出口とが直列に接続されている複数の電動式の燃料ポンプと、
    複数の前記燃料ポンプのうち、下流側の前記燃料ポンプが停止しているときに前記下流側の前記燃料ポンプよりも上流側の前記燃料ポンプから前記内燃機関に燃料を供給する燃料通路を開き、前記下流側の前記燃料ポンプが駆動されているときに前記燃料通路を閉じる開閉手段と、
    を備え、
    前記開閉手段は、前記下流側の前記燃料ポンプが駆動されているときに、前記下流側の前記燃料ポンプの吐出圧と前記上流側の前記燃料ポンプの吐出圧との差圧により前記燃料通路を閉じる逆止弁である燃料供給装置。
  2. 複数の前記燃料ポンプのそれぞれの吐出圧を制御する圧力制御手段をさらに備える請求項1に記載の燃料供給装置。
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