JP4399726B2 - 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート - Google Patents

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Description

本発明は、通常のレバー操作によるとは別に、シートバックの前倒しによっても開錠可能なスライドロック機構を備える自動車用スライドシートに関するものである。
自動車用スライドシートにおいては、座席位置を着座者の体格等に合わせて車内の前後方向に調整するため、通常のレバー操作により開錠可能なスライドロック機構が備えられている。それとは別に、ウオークイン空間や荷物スペース等を車内に確保するべく、シートバックの前倒しによっても開錠可能なスライドロック機構を備えることから、座席を車内の前方へ位置移動可能に構成するものがある。
後者の自動車用スライドシートにおいては、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠状態にある座席を車内の前方に向けて位置移動した後、シートバックを着座姿勢に戻し、スライドロック機構を開錠状態のままで座席を車内の前方から後方へと速やかに復帰動可能に構成すると共に、座席が初期定点位置に復帰動するに伴って、スライドロック機構を施錠する定点復帰メモリー機構を備えるものが提案されている。
その自動車用スライドシートと機能的に近似する一例(特許文献1)を挙げると、複数の前後方向に並ぶ下向きの突歯をロアレールのフランジ部に設け、ロアレールの突歯と噛合する切欠穴を設けた張出し片を有するラッチを中腹辺で揺動可能に軸承させてアッパーレールに備え、このラッチを突歯と噛合状態にバネ偏倚させてシートクッションの前側下部に備える操作レバーと前端側で連結し、操作レバーを引上げ操作すると、ラッチをロアレールの突歯より離脱させて開錠するスライドロック機構が備えられている。
それと共に、シートバックの前倒しに伴っても、スライドロック機構を開錠可能に構成するべく、ロック外し機構が備え付けられている。このロック外し機構は、スライドレールの上部側に固定されるサポートプレートと、サポートプレートの側面より突出する支軸を中腹辺に挿通させて揺動可能に装着する開錠レバーと、前端側を同じくサポートプレートの側面に支軸で軸承させて旋回可能に装着するトリッガーとから構成されている。
開錠レバーは、シートバックから延びてサポートプレートの側面で支持する牽引ケーブルをケーブル端のフックで支軸より直下の側面に連結し、ラッチの上辺縁と当接する第1ピンを上端側に備え、シートバックの前倒しに伴う牽引ケーブルによる引張力が作用すると、ラッチを第1ピンで押下げ揺動することから、スライドロック機構を開錠するよう取り付けられている。なお、開錠レバーの下端側には第2ピンがトリッガーの後方に向かって下り湾曲する上辺縁と当接するよう設けられている。
トリッガーは、ロアレールの下側に延長する水平のフラップと、フラップの延長端よりロアレールの下部側で上向きに立ち上がるフィンガーとを有し、そのフラップ,フィンガーをロアレールの下側で長手方向に沿って移動させられるようサポートプレートに取り付けられている。また、上述した開錠レバーの第2ピンを後方に向かって下り湾曲する上辺縁に当接させると共に、フラップの後端部と開錠レバーの後中腹辺との間に掛け渡すスプリングで後端側より上方に旋回可能に引張支持されている。
それに加えて、トリッガーのフィンガーが当接するよう、先端側の湾曲したV字状を呈する接触片がロアレールの下部側で長手方向の所定位置に取付け固定されている。
そのロック外し機構では、座席を車内の前方へと位置移動するに、上述したようにシートバックを前倒しし、牽引ケーブルによる引張力を開錠レバーに作用すると、開錠レバーがラッチを第1ピンで押下げ揺動させてスライドロック機構を開錠状態に保つ。これと共に、開錠レバーの第2ピンがトリッガーの上辺縁と摺接しながら下り湾曲する後端側に移動し、トリッガーが後端側よりスプリングで上方に引き上げられて開錠レバーを後端側で揺動不能に係止する。
座席を車内の前方から後方へと復帰動するに、まず、座席を着座姿勢に戻す。それに伴って、牽引ケーブルによる開錠レバーの引張力が解除されるが、開錠レバーの第2ピンがトリッガーの後端側と係合し、トリッガーが開錠レバーを後端側で揺動不能に係止することから、開錠レバーがラッチを第1ピンで押し下げたしたままで、スライドロック機構が開錠状態に保たれる。これにより、座席を車内の前方から後方へと速やかに復帰動できる。
その座席を車内の後方に復帰動するに伴っては、トリッガーのフィンガーがロアレールの接触片に当接し、トリッガーがスプリングに抗して下方に旋回し、開錠レバーの第2ピンがトリッガーの上辺縁と摺接しながら上り湾曲する前端側に移動することから、トリッガーが開錠レバーの係止を解除し、開錠レバーが戻り揺動する。この開錠レバーが戻り揺動すると、開錠レバーが第1ピンによるラッチの押下げを解除するため、スライドロック機構が施錠状態になる。
そのロック外し機構では、アッパーレールのトリッガーとロアレールの接触片とが座席の定点復帰メモリー機構として組み付けられている。
特開平10‐181394号公報
上述したロック外し機構では、ラッチを揺動する第1ピンを上端側に突設し、一方、トリッガーを旋回する第2ピンを下端側に突設する開錠レバーをアッパーレールよりロアレールの下方に向けて備え、また、ロアレールの下部側にフラップで組み付けるトリッガーを備え、更に、開錠レバーとトリッガーとを互いに引っ張り合うスプリングをフラップの後端部と開錠レバーの後中腹辺との間に掛け渡すもので、ロアレールの下部側に組み付ける構成各部が多いところから構造的に複雑で組み立てにも手間を要する。
また、座席を車内前方の所定位置まで移動させて一旦停止するときでも、スライドロック機構が開錠状態に保たれたままとなる。この一旦停止時にはスライドロック機構が施錠し、一方、座席を車内の前方から後方へと復帰動するときにはスライドロック機構が開錠するよう構成するとよい。
本発明の解決しようとする課題は、スライドロック機構を開錠状態のままで座席を車内の前方から後方へと速やかに復帰動可能に構成すると共に、座席を初期定点位置に復帰動するに伴って自動的に施錠可能で構成の簡単なスライドロック機構を備えるところにある。
それに加えて、上述したようにスライドロック機構を開錠状態のままで座席を車内の前方から後方へと復帰動可能に構成すると共に、座席を車内前方の所定位置まで移動させて一旦停止するときでも施錠可能なスライドロック機構を備えるところにある。
本発明の請求項1は、車体フロアの前後方向に亘って敷設されるロア側と、シートクッションの下部側に取り付けられてロア側で摺動可能に支持されるアッパー側とからなる左右対のスライドレールを備え、
シーソ形態で揺動可能なロックレバーをアッパー側に軸承装着し、ロア側と係合乃至は離脱可能なロック片をロア側と係合状態にバネ偏倚させてロックレバーの前端側で保持し、ロックレバーを後端側より押え込んでロック片をロア側より離脱する押圧レバーを左右のアッパー側間に亘る作動シャフトで旋回可能に保持し、
通常のレバー操作によるとは別に、シートバックの前倒しによる作動シャフトの回動で開錠可能なスライドロック機構を備える自動車用スライドシートにおいて、
シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、押圧レバーにより押え込むロックレバーを後端側で係止可能にバネ引張させて掛止めラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを姿勢戻しした座席の車内前方から車内後方への復帰時に、掛止めラッチが下端寄りで突き当たってロックレバーより離脱揺動するロックオフプレートを座席の初期定点位置に相応させてロア側に設置した定点復帰メモリー機構を備え、
掛止めラッチと前側より向き合って相反方向に旋回可能なギヤ歯相互で噛み合うロックラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを前倒しした座席の車内後方から車内前方への移動時に、ロックラッチが下端寄りで突き当たって掛止めラッチをロックレバーより離脱させるロックオンプレートを座席の前方停止位置に相応させてロア側に設置し、
座席の前方停止位置におけるシートバックの姿勢戻しにより施錠し、且つ、座席を前方停止位置より車内後方へと復帰するに、シートバックの前倒しにより開錠すると共に、ロックラッチがロックオンプレートから外れる座席の位置戻しにより、ロックレバーを係止する掛止めラッチで開錠状態に保たれるスライドロック機構を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2は、操作レバー,シートバックを作動シャフトと二本の牽引ケーブルで個別に連結し、各牽引ケーブルによるストローク差から、通常のレバー操作による押圧レバーの旋回角よりも、シートバックの前倒しによる押圧レバーの旋回角を大きく設定し、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、ロックレバーを係止可能な掛止めラッチを備え付けたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシートでは、車体フロアの前後方向に亘って敷設されるロア側と、シートクッションの下部側に取り付けられてロア側で摺動可能に支持されるアッパー側とからなる左右対のスライドレールを備え、
シーソ形態で揺動可能なロックレバーをアッパー側に軸承装着し、ロア側と係合乃至は離脱可能なロック片をロア側と係合状態にバネ偏倚させてロックレバーの前端側で保持し、ロックレバーを後端側より押え込んでロック片をロア側より離脱する押圧レバーを左右のアッパー側間に亘る作動シャフトで旋回可能に保持し、通常のレバー操作によるとは別に、シートバックの前倒しによる作動シャフトの回動で開錠するという簡単な構成のスライドロック機構を備える。
そのスライドロック機構の構成中で、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、押圧レバーにより押え込むロックレバーを後端側で係止可能にバネ引張させて掛止めラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを姿勢戻しした座席の車内前方から車内後方への復帰時に、掛止めラッチが下端寄りで突き当たってロックレバーより離脱揺動するロックオフプレートを座席の初期定点位置に相応させてロアレールに設置した定点復帰メモリー機構を備えるから、少なくともロア側の下部側にまで組み付ける構成部材が必要とされない。このため、定点復帰メモリー機構を含む機構全体を機構的に簡単なものに構成でき、掛止めラッチ,ロックオフプレートを含む機構各部を容易に組み付けられる。
それに加えて、掛止めラッチと前側より向き合って相反方向に旋回可能なギヤ歯相互で噛み合うロックラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを前倒しした座席の車内後方から車内前方への移動時に、ロックラッチが下端寄りで突き当たって掛止めラッチをロックレバーより離脱させるロックオンプレートを座席の前方停止位置に相応させてロア側に設置し、
座席の前方停止位置におけるシートバックの姿勢戻しにより施錠し、且つ、座席を前方停止位置より車内後方へと復帰するに、シートバックの前倒しにより開錠すると共に、ロックラッチがロックオンプレートから外れる座席の位置戻しにより、ロックレバーを係止する掛止めラッチで開錠状態に保たれるスライドロック機構を備えるため、座席を車内前方の所定位置まで移動させて一旦停止するときも施錠可能で、座席を車内の前方から後方へと復帰動するときもスライドロック機構を開錠状態に保てるよう構成できる。
本発明の請求項2に係る定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシートでは、操作レバー,シートバックを作動シャフトと二本の牽引ケーブルで個別に連結し、各牽引ケーブルによるストローク差から、通常のレバー操作による押圧レバーの旋回角よりも、シートバックの前倒しによる押圧レバーの旋回角を大きく設定し、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、ロックレバーを係止可能な掛止めラッチを備え付けるものであるから、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時にのみ、ロックレバーを掛止めラッチで確実に係止でき、二本の牽引ケーブルを含む機構各部を簡単な構成で容易に組み付けられる。
図1は、自動車用スライドシート(図示せず)に装備される定点復帰メモリー機構を含むスライドロック機構の主要部を示す。そのスライドロック機構を備える自動車用スライドシートは、矢印Xが車内前部側で、矢印Yが車内後部側として向き設定されている。
その自動車用スライドシートとしては、例えばワゴン車に搭載されるフロントシート,セカンドシート,サードシートのいずれを構成するにも適用できる。主としては、ウオークイン空間や荷物スペース等を車内に確保するべく、ロングタイプのスライドレールを備えることから、セカンドシート,サードシートを含むリア側シートを構成するに適用される。
スライドレール1は、車体フロアの前後方向に亘って敷設されるロア側1a(以下、「ロアレール」という。)と、ロアレール1aで摺動可能に支持されるアッパー側1b(以下、「アッパーレール」という。)とからなる左右対のレールで組み立てられている。その構成中、アッパーレール1bは上方に起立する立上りフレーム1cを持ってシートクッション(図示せず)の下部側に取り付けられている。ロアレール1aには、後述するロック片が噛合乃至は離脱する止め穴1dが底部面の長手方向に複数並べて設けられている。
以下、図2並びに図3と共に参照して各機構部を説明すると、スライドロック機構は、主たる構成部材としてロアレール1aと係合乃至は離脱可能なロック片2と、ロック片2を前端側で保持するロックレバー3と、ロックレバー3を後端側より押え込んでロック片2をロアレール1aより離脱する押圧レバー4とを備えて組み立てられている。
ロック片2は、方形本体20より下部側に突出する二つの突歯21a,21bを有し、各突歯21a,21bがロアレール1aの前後対となる止め穴1bと噛合乃至は離脱するようアッパーレール1bで上下動可能に備え付けられている。このロック片2は、方形本体20の上部中央で上方に延びる立上り片22を立上りフレーム1cの板面より突出する平面コの字状のホルダー1eに挿通させてスライドガイド可能に保持されている。
ロックレバー3は、車内の前後方向に延びる細長なプレート部材で形成されている。そのロックレバー3は、立上りフレーム1cの板面より突出する支軸30を長手方向略中央の板面に挿通することから、全体がシーソー形態で揺動可能に軸承装着されている。また、支軸30を介して後端寄り板面から突出するバネ掛けピン31と、立上りフレーム1cの板面から突出するバネ掛けピン1fとの間に掛け渡すコイルスプリング32により、後端側が常時上方に引張支持されている。
そのロックレバー3の先端側には、方形本体20の上部側より側方に突出するガイドピン23を先端寄り側面に開口した長穴33に挿通することにより、ロック片2がロックレバー3の揺動に伴って上下動するよう保持されている。ロック片2は、上述したようにロックレバー3が後端側で上方側に引張支持されているため、通常状態では突歯21a,21bが二つの止め穴1dと噛合するよう備え付けられている。
押圧レバー4は、後端寄りの板面を作動シャフト5の軸線上に嵌着固定することから作動シャフト5で旋回可能に保持されている。この押圧レバー4は、後端側を基部として先端側をロックレバー3の後端側と相対させるよう前方に延在配置されている。作動シャフト5は、立上りフレーム12の各板面で回動可能に軸承することから左右の立上りフレーム12に亘るよう取り付けられている。
押圧レバー4の先端側には、押えピン40がロックレバー3の後端側に向かうよう突出装着されている。この押えピン40に対しては、押えピン40と下側で相対する受け片34がロックレバー3の後端寄り下辺から張り出すよう設けられている。
作動シャフト5の軸線上には、二つの立上りブラケット6,7が立付け装着されている。その各立上りブラケット6,7は、同じ角度,姿勢を保って作動シャフト5の軸線上に下部寄り板面で嵌着固定するから、互いに間隔を隔てて相平行するよう装着されている。各立上りブラケット6,7の上端側には、二本の牽引ケーブル8,9が突片6a,7aの板面にスリット6b,7bで掛け止めて連結されている。この牽引ケーブル8,9としては、樹脂チューブに挿通したケーブルワイヤが備えられている。
二本の牽引ケーブル8,9のうち、片方8は座者の体形等に合わせて座席位置を前後に調整する際の通常操作により引張力を立上りブラケット6に作用するようシートクッションに備える操作レバー(図示せず)と連結されている。他方9は、シートバック(図示せず)の前倒しに伴って引張力を立上りブラケット7に作用するようシートバックフレームまたはシートバックに備える操作レバーと連結されている。
牽引ケーブル8,9は、いずれも、立上りブラケット6,7を各々引張って作動シャフト5を回動すると共に、作動シャフト5の軸線上に装着された押圧レバー4を下方に旋回するものとして備え付けられている。この牽引ケーブル8,9による引張のストローク差から、通常のレバー操作による押圧レバー4の旋回角よりも、シートバックの前倒しによる押圧レバー4の旋回角が大きくなるよう設定されている。
そのスライドロック機構の構成下に、定点復帰メモリー機構が主たる構成部材としてロックレバー3を後端側より係止する掛止めラッチ10と、掛止めラッチ10の突当てプレート11とを備えて組み付けられている。
掛止めラッチ10は、引掛けフック10aを上端側に有し、略中腹辺を立上りフレーム1cの側面に支軸10bで枢着させて揺動可能に軸承することから、アッパーレール1bよりロアレール1aに向けて立て姿勢に装着されている。引掛けフック10aは、上端側より下り勾配で前方に張り出すガイド辺と、ガイド辺の下端より後方に切り欠いた引掛け辺とから楔形を呈するよう形成されている。その引掛けフック10aの下部側には、歯先が同心円上に並ぶ円弧状のギヤ歯10cが前方に張り出すよう設けられている。
その掛止めラッチ10に対しては、引掛けフック10aの係合片35がロックレバー3の後端寄り上辺から押えピン40の受け片34と反対方向に張り出すよう設けられている。また、掛止めラッチ10の下部寄りに背後より当接するストッパ片10dがアッパーレール1bの側面より突出するよう設けられている。
そのストッパ片10dと共に、掛止めラッチ10を引張支持するコイルスプリング10eが掛止めラッチ10の中腹辺より突出するバネ掛け片10fと立上りフレーム1cの板面より突出するバネ掛けピン1gとの間に掛渡し装着されている。このコイルスプリング10eは、掛止めラッチ10をストッパ片10dに当接させて係合片35との係止状態を保つよう備え付けられている。
掛止めラッチ10には、アッパーレール1bよりロアレール1aに向けて立上りフレーム1cの板面に支軸12aで軸承装着することから、前側より相対するロックラッチ12が組み合わされている。ロックラッチ12には、歯先が同心円上に並ぶ円弧状のギヤ歯12bが上端寄りから後方に張り出すよう設けられている。このロックラッチ12は、相噛み合うギヤ歯10c,12bで掛止めラッチ10と相反方向に揺動可能に備え付けられている。
そのロックラッチ12に対しては、シートバックを前に倒した座席の車内後方から車内前方への移動時に、下端寄りが突き当たって掛止めラッチ10をロックレバー3より離脱させるロックオンプレート13が備え付けられている。ロックオンプレート13は、後端側がロックラッチ12の乗上げ可能な上り勾配の傾斜面でなり、座席の前方停止位置に相応させてロアレール1aの内側に設置されている。
上述したスライドロック機構並びに定点復帰メモリー機構は、スライドレールの片側に備えるものに基づいて説明したが、一本の作動シャフト5並びに二つの立上りブラケット6,7,二本の牽引ケーブル8,9を基点としてスライドレールの左右に各々組み付けられている。
そのスライドロック機構並びに定点復帰メモリー機構を備える座席の標準的な定点位置(図1参照)では、ロックレバー3がコイルスプリング32で後端側より引上げ引張されているため、ロック片2が突歯21a,21bをロアレール1aの止め穴1dと噛合し、スライドレール1がロック片2で施錠状態に保たれている。また、掛止めラッチ10はロックオフプレート11と下端寄りで当接することから、上端側が支軸10bを支点にロックレバー3の後端側より離間する後方に揺動している。
着座者が通常のレバー操作により牽引ケーブル8を引っ張ると、図4aで示すように立上りブラケット6が牽引ケーブル8で引っ張られて斜め前方に揺動することから、作動シャフト5が回動すると共に、押圧レバー4が下方に旋回する。その押圧レバー4が旋回すると、押圧レバー4の押えピン40がロックレバー30の受け片34に当り、ロック片2を保持するロックレバー3の先端側を上方に揺動することから、ロック片2がロアレール1aより離脱するよう上昇し、スライドロック機構が開錠する。
着座者が座席位置を体格等に合わせて車内前方に調整するときには、図4bで示すように着座者が操作レバーを引張り支持したままでスライドロック機構を開錠状態に保つことから、座席をスライドレール1で所望位置の前方に移動させられる。この際に、ロックレバー3の係合片35が掛止めラッチ10の引掛けフック10aと掛かるまで、ロックレバー3が牽引ケーブル8のストロークに応じて旋回する押圧レバー4で押え込まれない。
着座者が座席を所望の前方位置まで移動して操作レバーから手を離すと、牽引ケーブル8による引張りが解除される。これにより、図4cで示すようにロックレバー3がコイルスプリング32で後端側より引上げ引張され、ロック片2が突歯21a,21bをロアレール1aの止め穴1dと噛合するため、スライドロック機構が元のように施錠状態に保たれる。
上述したとは逆に座席を車内後方に調整するときには、図5aで示すように着座者が操作レバーを引張り支持することからスライドロック機構を開錠状態に保って座席をスライドレール1で所望位置の後方に移動する。この座席の後方移動に伴っては、図5bで示すように掛止めラッチ10がロックオフプレート11の上に乗り上げてロックレバー3の後端側より離間方向の揺動姿勢に保たれる。また、着座者が座席を所望の後方位置まで移動して操作レバーから手を離すと、上述した如くスライドロック機構が元のように施錠状態に保たれる。
ウオークインスペースや荷物スペース等を確保するべく、乗員がシートバックを前倒しすると、図6aで示すように引張力が牽引ケーブル9に作用し、立上りブラケット7が牽引ケーブル9で引っ張られて斜め前方に揺動することから、作動シャフト5が回動すると共に、押圧レバー4の押えピン40がロックレバー30の受け片34に当るよう押圧レバー4が下方に旋回する。
そのシートバックの前倒しに伴っては、ロックレバー3の係合片35が掛止めラッチ10の引掛けフック10aと掛かる位置まで、押圧レバー4が牽引ケーブル9のストロークに応じてロックレバー3を押え込む。この押圧レバー4が旋回すると、ロック片2を保持するロックレバー3の先端側を上方に揺動することから、ロック片2がロアレール1aより離脱するよう上昇し、スライドロック機構が開錠する。
その押圧レバー4によるロックレバー3の押込み状態から、図6bで示すように座席を少しでも前方に移動すると、掛止めラッチ10がロックオフプレート11から外れ、図6cで示すようにコイルスプリング10dが掛止めラッチ10をストッパ片10cと下寄り背後で当接させるよう引張支持するため、掛止めラッチ10の引掛けフック10aがロックレバー3の係合片35に掛かる。
これにより、掛止めラッチ10がロックレバー3を係止することにより、図6dで示すようにスライドロック機構が開錠状態に保たれるため、スライドロック機構の開錠状態のまま座席を所定の前方まで位置移動できる。
座席を所定の前方停止位置(フロントモスト)まで移動すると、図7aで示すようにロックラッチ12がロックオンプレート13に乗り上がって反時計方向に揺動する。これに伴って、掛止めラッチ10がギヤ歯10c,12bで時計方向に揺動することから、掛止めラッチ10の引掛けフック10aがロックレバー3の係合片35より外れる。
その掛止めラッチ10の引掛けフック10aがロックレバー3の係合片35より外れてから、シートバックを前倒しすると、図7bで示すようにロックレバー3が押圧レバー4による押込みから解除させるため、ロックレバー3がコイルスプリング32で後端側より引上げ引張されている。これにより、ロック片2が突歯21a,21bをロアレール1aの止め穴1dと噛合するから、スライドロック機構が施錠状態となる。
その座席を所定の前方停止位置から定点位置まで復帰動するときは、シートバックを一旦前倒しする。これに伴っては、図8aで示すようにロックレバー3の係合片35が掛止めラッチ10の引掛けフック10aと掛かる位置まで、押圧レバー4が牽引ケーブル9のストロークに応じてロックレバー3を押え込む。この押圧レバー4が旋回すると、ロック片2を保持するロックレバー3の先端側を上方に揺動することから、ロック片2がロアレール1aより離脱するよう上昇し、スライドロック機構が開錠する。
そのシートバックを前倒しのままでスライドロック機構を開錠状態に保つことから、図8bで示すようにロックラッチ12がロックオンプレート13から外れるよう座席を位置戻しすると、図8cで示すように掛止めラッチ10がコイルスプリング10eで引張されて揺動し、ロックレバー3の係合片35が掛止めラッチ10の引掛けフック10aに掛かる。これにより、掛止めラッチ10がスライドロック機構を開錠状態に保つ。
その後、座席を移動させ易くするため、乗員がシートバックを着座姿勢に戻すと、図9で示すように牽引ケーブル9による引張りは解除されるが、掛止めラッチ10の引掛けフック10aがロックレバー3の係合片35に掛かったままであるから、掛止めラッチ10がスライドロック機構を開錠状態に保っている。このため、座席を車内後方へと直ちに位置移動できる。
その座席をスライドレール1の定点位置(ロックオフプレート11の配設位置)まで復帰動すると、図10(図1と同じ)で示すように掛止めラッチ10がロックオフプレート11に乗り上がることから、掛止めラッチ10の引掛けフック10aがロックレバー3の係合片35より外れるよう揺動する。
それと略同時に、ロックレバー3がコイルスプリング32で後端側より引上げ引張され、ロック片2が突歯21a,21bをロアレール1aの止め穴1dと噛合するため、元のようにスライドロック機構がロック片2で施錠状態に保たれる。これにより、座席を初期定点位置でスライドロック機構により自動的に施錠できる。
このようにスライドロック機構の押圧レバー4で押え込むロックレバー3を後端側より係止する掛止めラッチ10をアッパーレール1cに備えると共に、掛止めラッチ10が下端寄りで突き当たってロックレバー3より離脱揺動する突当てプレート11をロアレール1aに備えるだけであるから、少なくともロアレール1aの下部側にまで組み付ける構成部材を必要としないため、機構全体を簡単に構成でき、掛止めラッチ10,突当てプレート11を含む機構各部を容易に組み付けられる。
それと共に、掛止めラッチ10と前側より向き合って相反方向に旋回可能なギヤ歯相互で噛み合うロックラッチ12をアッパーレール1bに軸承装着し、シートバックを前倒しした座席の車内後方から車内前方への移動時に、ロックラッチ12が下端寄りで突き当たって掛止めラッチ12をロックレバー3より離脱させるロックオンプレート13をロアレールに設置したスライドロック機構を備えるため、座席を車内前方の所定位置まで移動させて一旦停止するときもスライドロック機構を施錠可能で、座席を車内の前方から後方へと復帰動するときもスライドロック機構を開錠可能に簡単な構成で組み立てられる。
また、操作レバー,シートバックを作動シャフト5と個別に連結する二本の各牽引ケーブル8,9によるストローク差から、通常のレバー操作による押圧レバー4の旋回角よりも、シートバックの前倒しによる押圧レバー4の旋回角を大きく設定するものであるから、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時にのみ、ロックレバー3を掛止めラッチ10で確実に係止でき、二本の牽引ケーブル8,9を含む機構各部を簡単な構成で容易に組み付けられる。
本発明に係る自動車用スライドシートに装備される主要部の定点復帰メモリー機構を含むスライドロック機構を概略的に示す側面図である。 図1の定点復帰メモリー機構を含むスライドロック機構を概略的に示す平面図である。 図1の牽引ケーブルを連結する作動シャフトを概略的に示す斜視図である。 図1のスライドロック機構を座席の前方移動時に通常のレバー操作で開錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図4aのスライドロック機構を開錠状態に保って座席を車内前方へと位置調整する時点で示す動作説明図である。 図4bのスライドロック機構を座席の前方調整位置でレバー解除による施錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図1のスライドロック機構を座席の後方移動時に通常のレバー操作で開錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図5aのスライドロック機構を座席の後方調整位置でレバー解除による施錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図1のスライドロック機構をシートバックの前倒しにより開錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図6aのスライドロック機構を開錠状態に保つ初期時点で示す動作説明図である。 図6bのスライドロック機構を開錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図6cのスライドロック機構を開錠状態に保って座席を車内前方へと位置移動する時点で示す動作説明図である。 図1のスライドロック機構を座席の前方停止位置への移動時点で示す動作説明図である。 図7aのスライドロック機構をシートバックの姿勢戻し時点で示す動作説明図である。 図7bのスライドロック機構をシートバックの前倒し時点で示す動作説明図である。 図8aのスライドロック機構を座席の位置戻し時点で示す動作説明図である。 図8cのスライドロック機構を開錠状態に保った時点で示す動作説明図である。 図8cのスライドロック機構をシートバックの姿勢戻し時点で示す動作説明図である。 図9のスライドロック機構を座席の定点復帰に伴う施錠状態に保った時点で示す動作説明図である。
符号の説明
1 スライドレール
1a ロア側
1b アッパー側
2 ロック片
3 ロックレバー
32 ロックレバーの引張バネ
4 押圧レバー
5 作動シャフト
8,9 牽引ケーブル
10 掛止めラッチ
10c 掛止めラッチのギヤ歯
10e 掛止めラッチの引張バネ
11 ロックオフプレート
12 ロックラッチ
12b ロックラッチのギヤ歯
13 ロックオンプレート

Claims (2)

  1. 車体フロアの前後方向に亘って敷設されるロア側と、シートクッションの下部側に取り付けられてロア側で摺動可能に支持されるアッパー側とからなる左右対のスライドレールを備え、
    シーソ形態で揺動可能なロックレバーをアッパー側に軸承装着し、ロア側と係合乃至は離脱可能なロック片をロア側と係合状態にバネ偏倚させてロックレバーの前端側で保持し、ロックレバーを後端側より押え込んでロック片をロア側より離脱する押圧レバーを左右のアッパー側間に亘る作動シャフトで旋回可能に保持し、
    通常のレバー操作によるとは別に、シートバックの前倒しによる作動シャフトの回動で開錠可能なスライドロック機構を備える自動車用スライドシートにおいて、
    シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、押圧レバーにより押え込むロックレバーを後端側で係止可能にバネ引張させて掛止めラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを姿勢戻しした座席の車内前方から車内後方への復帰時に、掛止めラッチが下端寄りで突き当たってロックレバーより離脱揺動するロックオフプレートを座席の初期定点位置に相応させてロア側に設置した定点復帰メモリー機構を備え、
    掛止めラッチと前側より向き合って相反方向に旋回可能なギヤ歯相互で噛み合うロックラッチをアッパー側よりロア側に向けて軸承装着し、シートバックを前倒しした座席の車内後方から車内前方への移動時に、ロックラッチが下端寄りで突き当たって掛止めラッチをロックレバーより離脱させるロックオンプレートを座席の前方停止位置に相応させてロア側に設置し、
    座席の前方停止位置におけるシートバックの姿勢戻しにより施錠し、且つ、座席を前方停止位置より車内後方へと復帰するに、シートバックの前倒しにより開錠すると共に、ロックラッチがロックオンプレートから外れる座席の位置戻しにより、ロックレバーを係止する掛止めラッチで開錠状態に保たれるスライドロック機構を備えたことを特徴とする定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート。
  2. 操作レバー,シートバックを作動シャフトと二本の牽引ケーブルで個別に連結し、各牽引ケーブルによるストローク差から、通常のレバー操作による押圧レバーの旋回角よりも、シートバックの前倒しによる押圧レバーの旋回角を大きく設定し、シートバックの前倒しによるスライドロック機構の開錠時に、ロックレバーを係止可能な掛止めラッチを備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート。
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