JP4376348B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部回路をサージ電圧から保護する保護回路として使用される半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、内部回路を構成する例えばMOSトランジスタのゲートを保護するため、内部回路に接続される入力回路又は入出力回路には、抵抗、ダイオード又はトランジスタ等からなる保護回路が設けられている。
【0003】
以下、従来の保護回路の一例について、図7を参照しながら説明する。
【0004】
図7に示すように、p型半導体基板1には、互いに間隔をおいて紙面に対して垂直方向に延びる第1のn型高濃度拡散層2及び第2のn型高濃度拡散層3が形成されている。第1及び第2のn型高濃度拡散層2、3はフィールド酸化膜4によって分離されていると共に、第1及び第2のn型高濃度拡散層2、3の上には層間絶縁膜5が形成されており、該層間絶縁膜5の上には、第1のn型高濃度拡散層2と平行に延びる第1の金属層6、及び第2のn型高濃度拡散層3と平行に延びる第2の金属層7が形成されている。第1の金属層6は、入力回路又は入出力回路に信号を入力する入力パッドINPに接続されていると共に、コンタクトを介して第1のn型高濃度拡散層2と接続されている。また、第2の金属層7の両端部は、基準電圧VSSを供給する基準電圧パッドVSPに接続されていると共に、第2の金属層7の中央部は第2のn型高濃度拡散層3と接続されている。
【0005】
以下、従来の保護回路の動作について説明する。
【0006】
正のサージ電圧が入力パッドINPから保護回路に印加された場合には、第1の金属層6を介して入力パッドINPに接続されている第1のn型高濃度拡散層2と半導体基板1とのPN接合がブレークダウンするので、正孔がp型半導体基板1に流入する。p型半導体基板1に正孔が流入すると、p型半導体基板1における第1のn型高濃度拡散層2の近傍の領域の電位が局所的に上昇するため、寄生バイポーラトランジスタQPが作動して、バイポーラ電流が入力パッドINPと基準電圧パッドVSPとの間に流れるので、サージ電流を基準電圧パッドVSPに逃がすことができる。
【0007】
一方、負のサージ電圧が入力パッドINPから保護回路に印加された場合には、p型半導体基板1と第1のn型高濃度拡散層2とが順バイアスになるため、ダイオードの順方向電流が基準電圧パッドVSPと入力パッドINPとの間に流れるので、サージ電流を入力パッドINPに逃がすことができる。
【0008】
以上の動作原理により、保護回路は、サージ電圧を速やかに吸収して、内部回路に高電圧が印加される事態を回避するので、半導体装置の内部素子の破壊が防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第1のn型高濃度拡散層2における第1の金属層6との接続部の直下の領域は低インピーダンスであるから、入力パッドINPに正のサージ電圧が印加された場合には、ブレークダウン電流は第1のn型高濃度拡散層2における第1の金属層6との接続部の直下の領域に集中する。このため、第1のn型高濃度拡散層2とp型半導体基板1との間のPN接合が破壊されたり、第1のn型高濃度拡散層2自体が破壊されたりする恐れがある。
【0010】
また、第1のn型高濃度拡散層2と第1の金属層6との接続部からp型半導体基板1までの電流経路を考えると、第1の金属層6と第1のn型高濃度拡散層2との接続面に対して垂直な方向(上下方向)の電流経路の距離は、接続面に対して平行な方向(左右方向)の電流経路の距離に比べて小さいので、ブレークダウン電流は、第1の金属層6と第1のn型高濃度拡散層2との接続面に垂直な方向に多く流れる一方、接続面に平行な方向には流れ難い。このため、寄生バイポーラトランジスタQPはサージ電流を確実に吸収することができない。
【0011】
従って、保護回路がサージ電流を吸収する能力を向上させるためには、第1のn型高濃度拡散層2の面積を大きくする必要があるが、第1のn型高濃度拡散層2の面積が大きくなると、入力容量又は入出力容量が増大するので、入力信号又は出力信号の遅延時間が大きくなって、回路の動作速度が遅くなるという問題がある。
【0012】
前記に鑑み、本発明は、入力パッドと電気的に接続される高濃度拡散層の面積を大きくすることなく、サージ電流を吸収する能力を向上させることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る半導体装置は、第1導電型の半導体基板に形成された第2導電型の第1の高濃度拡散層と、半導体基板に第1の高濃度拡散層と間隔をおいて形成され、基準電圧が印加される第2導電型の第2の高濃度拡散層と、入力回路又は入出力回路に入力信号を入力するための入力パッドと第1の高濃度拡散層とを電気的に接続する導電層と、半導体基板における第1の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第1の低濃度拡散層とを備えている。ここでいう入力パッドとは、入力信号を入力したり、出力信号を出力したりするための入出力パッドも含まれる。
【0014】
本発明の半導体装置によると、半導体基板における第1の高濃度拡散層の直下の領域に第2導電型の第1の低濃度拡散層が形成されているため、半導体基板の主面に対して垂直な方向(上下方向)の電流経路のインピーダンスが増大する。
【0015】
本発明の半導体装置は、半導体基板における第2の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第2の低濃度拡散層をさらに備えていることが好ましい。
【0016】
本発明の半導体装置は、半導体基板における第1の高濃度拡散層に対して第2の高濃度拡散層の反対側の領域に形成され、基準電圧が印加される第2導電型の第3の高濃度拡散層と、半導体基板における第3の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第3の低濃度拡散層とをさらに備えていることが好ましい。
【0017】
本発明の半導体装置は、入力パッドと第1の高濃度拡散層との間において導電層と直列に接続するように形成され、導電層よりも高い抵抗値を持つ高抵抗導電層をさらに備えていることが好ましい。
【0018】
本発明の半導体装置において、第1の高濃度拡散層は、第2の高濃度拡散層と対向する領域から外側に延びる非対向部を有し、導電層と非対向部とは電気的に接続されていることが好ましい。
【0019】
本発明の半導体装置は、半導体基板における第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧が印加される第1導電型の高濃度拡散層をさらに備えていることが好ましい。
【0020】
本発明の半導体装置は、半導体基板における第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧よりも高い電圧が印加される第2導電型の不純物拡散層をさらに備えていることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について図1を参照しながら説明する。
【0022】
図1は第1の実施形態に係る半導体装置の断面構造を示しており、図1に示すように、基準電圧VSSに接続されたp型半導体基板10には、所定の間隔をおいて紙面に対して垂直方向に延びる第1のn型高濃度拡散層21及び第2のn型高濃度拡散層22が形成されている。p型半導体基板10、第1のn型高濃度拡散層21及び第2のn型高濃度拡散層22によって、寄生バイポーラトランジスタQPが構成されており、p型半導体基板10がベース:Bに相当し、第1のn型高濃度拡散層21はコレクタ:Cに相当し、第2のn型高濃度拡散層22はエミッタ:Eに相当する。尚、第1及び第2のn型高濃度拡散層21、22は、例えば注入エネルギー:20keV、ドーズ量:5×1015cm2 の注入条件で形成することができる。
【0023】
第1の実施形態の特徴として、第1のn型高濃度拡散層21の直下の領域には、第1のn型高濃度拡散層21と平行に延び且つ第1のn型高濃度拡散層21よりも幅が若干狭い第1のn型低濃度拡散層31が形成されていると共に、第2のn型高濃度拡散層22の直下の領域には、第2のn型高濃度拡散層22と平行に延び且つ第2のn型高濃度拡散層22よりも幅が若干狭い第2のn型低濃度拡散層32が形成されている。第1及び第2のn型低濃度拡散層31、32の深さは、例えば1.5〜1.75μmであって、第1のn型低濃度拡散層31と第2のn型低濃度拡散層32との間隔は例えば0.5〜1.0μmである。尚、第1及び第2のn型低濃度拡散層31、32は、例えば注入エネルギー:700keV、ドーズ量:1×1013cm2 の注入条件で形成することができる。
【0024】
第1及び第2のn型高濃度拡散層21、22は、フィールド酸化膜40によって互いに分離されていると共に他の素子からも分離されている。また、第1及び第2のn型高濃度拡散層21、22の上には、第1の層間絶縁膜41及び第2の層間絶縁膜42が順次形成されている。
【0025】
第2の層間絶縁膜42の上には、第1のn型高濃度拡散層21と平行に延びる第1の金属層51、及び第2のn型高濃度拡散層22と平行に延びる第2の金属層52が形成されている。第1の金属層51の両端部は、入力回路又は入出力回路に入力信号を出力する入力パッドINPに接続されていると共に、第1の金属層51の中央部は、第1の層間絶縁膜41の上に第1の金属層51と平行に延びるように形成された高抵抗導電層60を介して第1のn型高濃度拡散層21と接続されている。第2の金属層52の両端部は、基準電圧VSSを供給する基準電圧パッドVSPに接続されていると共に、第2の金属層52の中央部は第2のn型高濃度拡散層52と接続されている。この場合、高抵抗導電層60の抵抗値は、第1及び第2の金属層51、52の抵抗値よりも若干高く設定されている。
【0026】
第1の実施形態によると、p型半導体基板10における高抵抗導電層60と第1のn型高濃度拡散層21との接続部の直下の領域に第1のn型低濃度拡散層31が形成されているため、高抵抗導電層60と第1のn型高濃度拡散層21との接続面に対して垂直な方向(上下方向)の電流経路のインピーダンスが増大する。
【0027】
このため、入力パッドINPに正のサージ電圧が印加された場合に発生するブレークダウン電流が、第1のn型高濃度拡散層21における高抵抗導電層60との接続部の直下の領域に局所的に集中しなくなるので、つまり第1のn型高濃度拡散層21を流れるブレークダウン電流の電流密度が小さくなるので、第1のn型高濃度拡散層21の直下の領域とp型半導体基板10との間のPN接合の破壊及び第1のn型高濃度拡散層21自体の破壊を防止することができる。
【0028】
また、ブレークダウン電流は、第1のn型高濃度拡散層21の内部における、高抵抗導電層60と第1のn型高濃度拡散層21との接続面に対して平行な方向(左右方向)の電流経路に、従来に比べて多く流れるようになるため、寄生バイポーラトランジスタQPを流れるバイポーラ電流が増加するので、保護回路のサージ電流を吸収する能力が向上して、半導体装置のサージ耐圧が向上する。
【0029】
第1の実施形態によると、p型半導体基板10における第2の金属層52と第2のn型高濃度拡散層22との接続部の直下の領域に、第1のn型低濃度拡散層31と対向するように第2のn型低濃度拡散層32が形成されているため、第1のn型高濃度拡散層21及び第1のn型低濃度拡散層31と、第2のn型高濃度拡散層22及び第2のn型低濃度拡散層32との対向面積が大きくなって、寄生バイポーラトランジスタQPの電流能力が大きくなるので、該保護回路のサージ電流を吸収する能力がより向上する。
【0030】
第1の実施形態によると、第1の金属層51と第1のn型高濃度拡散層21との間に高抵抗導電層60が設けられているため、図2に示す等価回路からも分かるように、入力パッドINPと寄生バイポーラトランジスタQPのコレクタCとの間に、高抵抗導電層60の抵抗成分が直列に挿入されたことになるので、保護回路に流入するサージ電流を抑制することができる。このため、第1のn型高濃度拡散層21の直下の領域とp型半導体基板10との間のPN接合の破壊及び第1のn型高濃度拡散層21自体の破壊をより確実に防止することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る保護回路について図3及び図4を参照しながら説明するが、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部材については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0031】
図3は第2の実施形態に係る半導体装置の断面構造を示し、図4は第2の実施形態に係る半導体装置の平面構造を示し、図3は図4におけるIII −III 線の断面図である。
【0032】
図3に示すように、基準電圧VSSに接続されたp型半導体基板10には、第1のn型高濃度拡散層21が形成されていると共に、第1のn型高濃度拡散層21の両側に第2のn型高濃度拡散層22及び第3のn型高濃度拡散層23が形成されている。第2の層間絶縁膜42の上には、第1の金属層51、第2の金属層52及び第3の金属層53が形成されている。第1の金属層51の両端部は、入力回路又は入出力回路に入力信号を出力する入力パッドINPに接続されていると共に、中央部は高抵抗導電層60を介して第1のn型高濃度拡散層21と接続されており、第2の金属層52の両端部は、基準電圧VSSを供給する基準電圧パッドVSPに接続されていると共に、中央部は第2のn型高濃度拡散層22と接続されており、第3の金属層53の両端部は、基準電圧VSSを供給する基準電圧パッドVSPに接続されていると共に、中央部は第3のn型高濃度拡散層23と接続されている。
【0033】
第2の実施形態によると、p型半導体基板10と、第1のn型高濃度拡散層21及び第1のn型低濃度拡散層31とからなる第1のダイオードの両側に、p型半導体基板10と、第2のn型高濃度拡散層22及び第2のn型低濃度拡散層32とからなる第2のダイオード並びにp型半導体基板10と、第3のn型高濃度拡散層23及び第3のn型低濃度拡散層33とからなる第3のダイオードが形成される。このため、p型半導体基板10と、第1のn型高濃度拡散層21及び第1のn型低濃度拡散層31と、第2のn型高濃度拡散層22及び第2のn型低濃度拡散層32とによって、第1の寄生バイポーラトランジスタQP1が構成されると共に、p型半導体基板10と、第1のn型高濃度拡散層21及び第1のn型低濃度拡散層31と、第3のn型高濃度拡散層23及び第3のn型低濃度拡散層33とによって、第2の寄生バイポーラトランジスタQP2が構成されるので、入力パッドINPに正のサージ電圧が印可された場合に、第1及び第2の寄生バイポーラトランジスタQP1、QP2が作動して、バイポーラ電流が入力パッドINPとその両側の基準電圧パッドVSPとの間に流れるので、サージ電流を両側の基準電圧パッドVSPに逃がすことができる。このため、保護回路のサージ電流を吸収する能力が倍増するので、半導体装置のサージ耐圧が大きく向上する。
【0034】
ところで、保護回路の入力容量は、入力パッドINPに接続されるダイオード、つまり、p型半導体基板10と、第1のn型高濃度拡散層21及び第1のn型低濃度拡散層31とからなる第1のダイオードのPN接合の接合容量によって決定される。このため、第1のダイオードの両側に、前記の第2のダイオード及び第3のダイオードを設けても、入力容量が増加しないので、回路の動作速度が低下する恐れはない。
【0035】
図4に示すように、第1のn型高濃度拡散層21は、第2のn型高濃度拡散層22及び第3のn型高濃度拡散層23よりも両端側に延びて、第2及び第3のn型高濃度拡散層22、23と対向しない非対向部21aを有していると共に、第1のn型低濃度拡散層31は、第2のn型低濃度拡散層32及び第3のn型低濃度拡散層23よりも両端側に延びて、第2及び第3のn型低濃度拡散層32、33と対向しない非対向部31aを有している。また、第1のn型高濃度拡散層21と高抵抗導電層60(第1の金属層51)とを接続する第1のコンタクト71は、第1のn型高濃度拡散層21の非対向部21aにも形成されている。
【0036】
尚、図4において、71aは第1のn型高濃度拡散層21の非対向部21aに形成されている非対向部コンタクトを示し、72は第2のn型高濃度拡散層22と第2の金属層52とを接続する第2のコンタクトを示し、73は第3のn型高濃度拡散層23と第3の金属層53とを接続する第3のコンタクトを示している。
【0037】
以上説明したように、非対向部コンタクト71aの側方には、第2のn型高濃度拡散層22及び第3のn型高濃度拡散層23が存在しない。このため、非対向部コンタクト71aと第1のn型高濃度拡散層21との接続部から第2又は第3のn型高濃度拡散層22、23までの距離(第1及び第2の寄生バイポーラトランジスタQP1、QP2のベースの長さに相当する)は、第1のn型高濃度拡散層21の中央部に位置する第1のコンタクト71と第1のn型高濃度拡散層21との接続部から第2又は第3のn型高濃度拡散層22、23までの距離よりも長くなる。従って、非対向部コンタクト71aを経由する電流経路のインピーダンスは、中央部に位置する第1のコンタクト71を経由する電流経路のインピーダンスよりも大きくなるので、非対向部コンタクト71aを経由する電流経路を流れる電流量は抑制される。
【0038】
ところで、第1のn型高濃度拡散層21の端部に形成されている第1のコンタクト71から第2又は第3のn型高濃度拡散層22、23の端部に流れる電流の経路は、第1、第2及び第3のn型高濃度拡散層21、22、23の外側の領域にまで拡がる。このため、第1のn型高濃度拡散層21の長さが、第2及び第3のn型高濃度拡散層22、23の長さと等しい場合には、第1のn型高濃度拡散層21の端部に形成されている第1のコンタクト71から第2又は第3のn型高濃度拡散層22、23の端部に流れる電流量は、第1のn型高濃度拡散層21の中央部に形成されている第1のコンタクト71から第2又は第3のn型高濃度拡散層22、23の中央部に流れる電流量に比べて、電流経路が第1、第2及び第3のn型高濃度拡散層21、22、23の外側の領域にまで拡がっている分だけ多くなるので、第1のn型高濃度拡散層21の端部に形成されている第1のコンタクト71を経由する電流経路に電流集中が発生する。
【0039】
ところが、前述したように、第2の実施形態によると、非対向部コンタクト71aを経由する電流経路のインピーダンスが、中央部に位置する第1のコンタクト71を経由する電流経路のインピーダンスよりも大きくなり、非対向部コンタクト71aを経由する電流経路を流れる電流量が抑制されるので、非対向部コンタクト71aを経由する電流経路における電流集中が緩和される。このため、局所的な電流集中が回避されるので、第1のコンタクト71及び第1のn型高濃度拡散層21の破壊が防止され、保護回路のサージ耐圧が向上する。
【0040】
尚、第2の実施形態においては、第1のn型高濃度拡散層21の両側に第2及び第3のn型高濃度拡散層22、23を設けて、第1のダイオードの両側に第2及び第3のダイオードが形成されるようにしたが、入力信号パッドINPに接続されるn型高濃度拡散層と基準電圧パッドVSPに接続されるn型高濃度拡散層とを交互に配置してもよい。このようにすると、入力信号パッドINPに接続されるn型高濃度拡散層の両側に寄生バイポーラトランジスタが形成されるので、サージ電流を吸収する能力を確実に向上させることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る保護回路について図5及び図6を参照しながら説明するが、第3の実施形態においては、第1又は第2の実施形態と同様の部材については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0041】
図5は第3の実施形態に係る半導体装置の断面構造を示し、図6は第2の実施形態に係る半導体装置の平面構造を示し、図5は図6におけるV−V線の断面図である。
【0042】
図5に示すように、第2の実施形態と同様、基準電圧VSSに接続されたp型半導体基板10には、第1のn型高濃度拡散層21が形成されていると共に、第1のn型高濃度拡散層21の両側には、第2のn型高濃度拡散層22及び第3のn型高濃度拡散層23が形成されている。また、第1の金属層51の両端部は入力パッドINPに接続されていると共に中央部は高抵抗導電層60を介して第1のn型高濃度拡散層21と接続されており、第2の金属層52の両端部は基準電圧パッドVSPに接続されていると共に中央部は第2のn型高濃度拡散層22と接続されており、第3の金属層53の両端部は基準電圧パッドVSPに接続されていると共に中央部は第3のn型高濃度拡散層23と接続されている。また、第1の金属層51と入力パッドINPとは第1の金属配線81により接続されていると共に、第3の金属層53と基準電圧パッドVSPとは第2の金属配線82により接続されている。尚、第2の金属層52と基準電圧パッドVSPとは第2の金属配線82により接続されているが、図示は省略している。
【0043】
第3の実施形態の特徴として、p型半導体基板10には、第1、第2及び第3のn型高濃度拡散層21、22、23を囲むように方形枠状のp型高濃度拡散層91が形成されていると共に、該p型高濃度拡散層91の上側には第4の金属層54が形成されており、該第4の金属層54は第2の金属配線82を介して基準電圧パッドVSPに接続されている。
【0044】
また、p型高濃度拡散層91の外側には方形枠状の第4のn型高濃度拡散層24が形成されていると共に、該第4のn型高濃度拡散層24の上側には第5の金属層55が形成されており、該第5の金属層55は、第4のn型高濃度拡散層24と、基準電圧Vssよりも高い電圧例えば電源電圧Vddが印加される高電位パッドVDPとを電気的に接続している。
【0045】
ところで、入力回路又は入出力回路から入力パッドINPに基準電圧Vssよりも低い電圧が印加された場合には、第1のn型高濃度拡散層21又は第1のn型低濃度拡散層31からp型半導体基板10に電子が流れ込む。p型半導体基板10に電子が流れ込むと、p型半導体基板10の電位が変動してしまう恐れがあると共に、p型半導体基板10に流れ込んだ電子がp型半導体基板10に形成されている他の半導体素子にまで拡散して、該他の半導体素子の誤動作を引き起こす恐れがある。
【0046】
ところが、第3の実施形態においては、第1、第2及び第3のn型高濃度拡散層21、22、23を囲むように形成され、基準電圧パッドVSPに接続されたp型高濃度拡散層91が設けられているため、p型半導体基板10に流れ込んだ電子はp型高濃度拡散層91を介して基準電圧パッドVSPに流出するので、入力パッドINPに基準電圧Vssよりも低い電圧が印加された場合でもp型半導体基板10の電位変動を防止することができる。
【0047】
また、第3の実施形態においては、p型高濃度拡散層91の外側に、基準電圧Vssよりも高い電圧が印加される高電位パッドVDPに接続された第4のn型高濃度拡散層24及び第4のn型低濃度拡散層34が設けられているため、p型半導体基板10に流れ込んだ電子は、第4のn型高濃度拡散層24又は第4のn型低濃度拡散層34の近傍に形成される空乏層を突き抜けて、第4のn型高濃度拡散層24又は第4のn型低濃度拡散層34に引き込まれた後、高電位パッドVDPに流出するので、入力パッドINPに基準電圧Vssよりも低い電圧が印加された場合でも他の半導体素子が誤動作を起こす事態を防止することができる。この場合、第1のn型低濃度拡散層31からp型半導体基板10に流れ込んだ電子を第4のn型低濃度拡散層34に確実に引き込むためには、第4のn型低濃度拡散層34は、第1のn型低濃度拡散層31と同程度以上の深さ持っていることが好ましい。
【0048】
尚、第3の実施形態においては、p型高濃度拡散層91の外側に第4のn型高濃度拡散層24及び第4のn型低濃度拡散層34を設けたが、これに代えて、第4のn型高濃度拡散層24又は第4のn型低濃度拡散層34のみを設けてもよい。この場合にも、第4のn型高濃度拡散層24又は第4のn型低濃度拡散層34は、第1のn型低濃度拡散層31と同程度以上の深さを持っていることが好ましい。
【0049】
また、p型高濃度拡散層91と、第4のn型高濃度拡散層24及び第4のn型低濃度拡散層34とは、それぞれが互いに独立して各機能を発揮できるので、いずれか一方のみが設けられていてもよい。
【0050】
また、第1〜第3の実施形態においては、第1のn型高濃度拡散層21と第1の金属層51との間に高抵抗導電層60を設けたが、高抵抗導電層60を設ける位置は特に限定されず、入力パッドINPと第1のn型高濃度拡散層21との間において第1の金属層51と直列に接続されておればよい。また、該高抵抗導電層60を設けることなく、第1のn型高濃度拡散層21と第1の金属層51とを直接に接続してもよい。
【0051】
さらに、第1〜第3の実施形態においては、p型半導体基板10に、第1のn型高濃度拡散層21及び第2のn型高濃度拡散層22(又は第3のn型高濃度拡散層23)並びに第1のn型低濃度拡散層31及び第2のn型低濃度拡散層32(又は第3のn型低濃度拡散層23)を設けたが、これに代えて、n型半導体基板に、第1のp型高濃度拡散層及び第2のp型高濃度拡散層(又は第3のp型高濃度拡散層)並びに第1のp型低濃度拡散層及び第2のp型低濃度拡散層(又は第3のp型低濃度拡散層)を設けてもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明の半導体装置によると、半導体基板の主面に対して垂直な方向の電流経路のインピーダンスが増大するため、入力パッドに正のサージ電圧が印加された場合に発生するブレークダウン電流は、第1の高濃度拡散層の直下の領域に局所的に集中しなくなるので、つまり第1の高濃度拡散層を直下方向に流れるブレークダウン電流の電流密度が小さくなるので、第1の高濃度拡散層と半導体基板との間のPN接合の破壊及び第1の高濃度拡散層自体の破壊を防止することができる。
【0053】
また、ブレークダウン電流は、第1の高濃度拡散層の内部における半導体基板の主面と平行な方向の電流経路に従来に比べて多く流れるため、半導体基板、第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層によって形成される寄生バイポーラトランジスタを流れるバイポーラ電流が増加するので、サージ電流を吸収する能力が向上して、半導体装置のサージ耐圧が向上する。
【0054】
本発明の半導体装置が、第2の高濃度拡散層の直下の領域に第2導電型の第2の低濃度拡散層を備えていると、第1の高濃度拡散層及び第1の低濃度拡散層と、第2の高濃度拡散層及び第2の低濃度拡散層との対向面積が大きくなるため、寄生バイポーラトランジスタの形成が容易になるので、バイポーラ電流が増加し、これによって、サージ電流を吸収する能力がより向上する。
【0055】
本発明の半導体装置が、第1の高濃度拡散層に対して第2の高濃度拡散層の反対側の領域に形成され、基準電圧が印加される第2導電型の第3の高濃度拡散層と、第3の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第3の低濃度拡散層とを備えていると、半導体基板と、第1の高濃度拡散層及び第1の低濃度拡散層と、第2の高濃度拡散層及び第2の低濃度拡散層とによって、第1の寄生バイポーラトランジスタが構成されると共に、半導体基板と、第1の高濃度拡散層及び第1の低濃度拡散層と、第3の高濃度拡散層及び第3の低濃度拡散層とによって、第2の寄生バイポーラトランジスタが構成されるため、入力パッドに正のサージ電圧が印可された場合、第1及び第2の寄生バイポーラトランジスタが作動して、バイポーラ電流が第1の高濃度拡散層及び第1の低濃度拡散層から両側に流れる。このため、サージ電流を吸収する能力が倍増するので、半導体装置のサージ耐圧が大きく向上する。
【0056】
本発明の半導体装置が、入力パッドと第1の高濃度拡散層との間において導電層と直列に接続され、導電層よりも高い抵抗値を持つ高抵抗導電層を備えていると、入力パッドと寄生バイポーラトランジスタのコレクタとの間に抵抗成分が直列に挿入されたことになるため、保護回路に流入するサージ電流を抑制できるので、第1の高濃度拡散層と半導体基板との間のPN接合の破壊及び第1の高濃度拡散層自体の破壊をより確実に防止することができる。
【0057】
本発明の半導体装置において、第1の高濃度拡散層が、第2の高濃度拡散層と対向する領域から外側に延びる非対向部を有し、導電層と非対向部とが電気的に接続されていると、導電層と第1の高濃度拡散層の非対向部との接続部を経由する電流経路のインピーダンスが、導電層と第1の高濃度拡散層の対向部との接続部を経由する電流経路のインピーダンスよりも大きくなるため、導電層と第1の高濃度拡散層の非対向部との接続部を経由する電流経路を流れる電流量が抑制され、該電流経路における電流集中が緩和される。このため、局所的な電流集中が回避されるので、導電層と第1の高濃度拡散層との接続部、及び第1の高濃度拡散層の破壊が防止され、これによって、半導体装置のサージ耐圧が向上する。
【0058】
本発明の半導体装置が、第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧が印加される第1導電型の高濃度拡散層を備えていると、入力パッドに基準電圧よりも低い電圧が印加され、半導体基板に電子が流れ込んでも、流れ込んだ電子は第1導電型の高濃度拡散層を介して基準電圧側に流出するので、半導体基板の電位変動を防止することができる。
【0059】
本発明の半導体装置が、第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧よりも高い電圧が印加される第2導電型の不純物拡散層を備えていると、入力パッドに基準電圧よりも低い電圧が印加され、半導体基板に電子が流れ込んでも、流れ込んだ電子は、第2導電型の不純物拡散層に引き込まれた後、高電圧側に流出するため、他の半導体素子が誤動作を起こす事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る半導体装置の断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る半導体装置により実現される保護回路の等価回路図である。
【図3】第2の実施形態に係る半導体装置の断面図であって、図4のIII −III 線の断面図である。
【図4】第2の実施形態に係る半導体装置の平面図である。
【図5】第3の実施形態に係る半導体装置の断面図であって、図6のV−V線の断面図である。
【図6】第3の実施形態に係る半導体装置の平面図である。
【図7】従来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
10 P型半導体基板
21 第1のn型高濃度拡散層
21a 非対向部
22 第2のn型高濃度拡散層
23 第3のn型高濃度拡散層
24 第4のn型高濃度拡散層
31 第1のn型低濃度拡散層
32 第2のn型低濃度拡散層
33 第3のn型低濃度拡散層
34 第4のn型低濃度拡散層
40 フィールド酸化膜
41 第1の層間絶縁膜
42 第2の層間絶縁膜
51 第1の金属層
52 第2の金属層
53 第3の金属層
54 第4の金属層
55 第5の金属層
60 高抵抗導電層
71 第1のコンタクト
71a 非対向部コンタクト
72 第2のコンタクト
73 第3のコンタクト
81 第1の金属配線
82 第2の金属配線
91 p型高濃度拡散層
INP 入力パッド
VSP 基準パッド
QP 寄生バイポーラトランジスタ
QP1 第1の寄生バイポーラトランジスタ
QP2 第2の寄生バイポーラトランジスタ

Claims (6)

  1. 第1導電型の半導体基板に形成された第2導電型の第1の高濃度拡散層と、
    前記半導体基板に前記第1の高濃度拡散層と間隔をおいて形成され、基準電圧が印加される第2導電型の第2の高濃度拡散層と、
    入力回路又は入出力回路に入力信号を入力するための入力パッドと前記第1の高濃度拡散層とを電気的に接続する導電層と、
    前記半導体基板における前記第1の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第1の低濃度拡散層とを備え
    前記第1の高濃度拡散層は、前記第2の高濃度拡散層と対向する領域から外側に延びる非対向部を有し、
    前記導電層と前記非対向部とは電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体基板における前記第2の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第2の低濃度拡散層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板における前記第1の高濃度拡散層に対して前記第2の高濃度拡散層の反対側の領域に形成され、基準電圧が印加される第2導電型の第3の高濃度拡散層と、
    前記半導体基板における前記第3の高濃度拡散層の直下の領域に形成された第2導電型の第3の低濃度拡散層とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記入力パッドと前記第1の高濃度拡散層との間において前記導電層と直列に接続するように形成され、前記導電層よりも高い抵抗値を持つ高抵抗導電層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体基板における前記第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧が印加される第1導電型の高濃度拡散層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板における前記第1の高濃度拡散層及び第2の高濃度拡散層を囲む領域に形成され、基準電圧よりも高い電圧が印加される第2導電型の不純物拡散層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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