JP4353919B2 - 燃料供給制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の運転停止後に燃料供給管中の燃料圧力を低減する燃料供給制御装置に関する。
従来より、内燃機関の運転停止後、燃料温度センサと燃料圧力センサの検出結果に基づいて燃料供給管内の燃料を燃料タンクに戻すリリーバルブの開度をフィードバック制御することにより、燃料供給管内の燃料温度及び燃料圧力を低下させる燃料供給制御装置が知られている(特許文献1を参照)。このような燃料供給制御装置によれば、内燃機関の運転停止後にインジェクタから燃料が漏れることや燃料供給管中にベーパーが発生することを防止できる。
特開平9−42109号公報
しかしながら、従来の燃料供給制御装置は、内燃機関の運転停止後にフィードバック制御によって燃料供給管内の燃料圧力を低下させる構成になっているために、内燃機関の運転停止後もECMやリリーフバルブに対して電力を供給する必要があり、バッテリの負担が大きい。また、ECMやリリーフバルブの消費電力を補うために燃費が悪化する。なお、このような問題を解決するために、バッテリを別個に設ける方法も考えられるが、この方法を用いた場合には、内燃機関のコストが増加してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、多くの電力を消費することなく内燃機関の運転停止後に燃料供給管内の燃料圧力を低下させることが可能な燃料供給制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る燃料供給制御装置は、少なくとも燃料供給管内の燃料温度に基づいて内燃機関の運転停止後における燃料供給管内の燃料圧力の減圧割合を算出し、算出された減圧割合に基づいてリリーフバルブの目標開度を設定し、リリーフバルブの開度が目標開度になるようにリリーフバルブの開度をフィードバック制御し、リリーフバルブの開度が目標開度に到達した段階において、リリーフバルブへの通電を停止することによりリリーフバルブの開度を固定する。
本発明に係る燃料供給制御装置によれば、内燃機関の運転停止後、最低限の消費電力で燃料供給管内の燃料圧力を低下させ、インジェクターからの燃料漏れや燃料供給管中におけるベーパーの発生を防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態となる燃料供給制御装置の構成について説明する。
本発明の実施形態となる燃料供給制御装置は、図1に示すように、内燃機関に供給する燃料を貯蔵する燃料タンク1と、燃料供給管2を介してインジェクター3に燃料タンク1に貯蔵されている燃料を供給する燃料ポンプ4と、燃料供給管2内の燃料を燃料タンク1に戻すリリーフ配管5と、リリーフ管5内の燃料流量を有段又は無段階に調整可能なリリーフバルブ6と、燃料供給管2中の燃料温度及び燃料圧力を検出する燃温センサ7及び燃圧センサ8と、燃温センサ7及び燃圧センサ8の検出結果を参照してリリーフバルブ6の開度を制御するECM9とを備える。なお、上記リリーフバルブ6は、電源がオフ状態である時も現在の開度を保持可能なステップモータ等の弁により構成されている。また、ECM9は、内燃機関の運転状態に応じて目標燃料圧力を算出し、算出された目標燃料圧力に基づいて燃料ポンプ4の動作を制御する。
そして、このような構成を有する燃料供給制御装置では、ECM9が以下に示す燃料供給制御処理を実行することにより、バッテリに大きな負担を掛けることなく、内燃機関の運転停止後に燃料供給管2内の燃料圧力を低下させる。以下、図2に示すフローチャートを参照して、この燃料供給制御処理を実行する際のECM9の動作について説明する。
図2に示すフローチャートは、内燃機関が始動されるのに応じて開始となり、燃料供給制御処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、ECM9が、内燃機関の停止条件が成立したか否かを判別する。そして、内燃機関の停止条件が成立するのに応じて、ECM9は、燃料供給制御処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、ECM9が、燃温センサ7により燃料供給管2内の燃料温度を検出し、図3に示すようなリリーフバルブの開度と燃料供給管2内の燃料温度の関係を示すマップを参照して、検出された燃料温度に対応するリリーフバルブ6の目標開度(減圧割合)を算出する。これにより、ステップS2の処理は完了し、燃料供給制御処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、ECM9が、ステップS2の処理により算出された目標開度になるようにリリーフバルブ6の開度を調整し、燃料供給管2内の燃料圧力を減少させる。これにより、ステップS3の処理は完了し、燃料供給制御処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、ECM9が、図示しない開度センサによりリリーフバルブ6の開度がステップS2の処理により算出された目標開度に到達したか否かを判別する。そして、判別の結果、リリーフバルブ6の開度が目標開度に到達していないと判断された場合、ECM9は燃料供給制御処理をステップS3の処理に戻す。一方、リリーフバルブ6の開度が目標開度に到達したと判断された場合には、ECM9は燃料供給制御処理をステップS5の処理に進める。
ステップS5の処理では、ECM9が、燃料ポンプ4,リリーフバルブ6,及びECM9の順に電源をオフにする。これにより、ステップS5の処理は完了し、燃料供給制御処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、電源オフ後もリリーフバルブ6の開度が目標開度に維持されることによって、燃料供給管2中の燃料がリリーフ管5を介して燃料タンク1に戻り、燃料供給管2中の燃料圧力は段階的に低下する。このため、高温条件下での急激な減圧によって燃料供給管2内にベーパーが発生することを防止できる。これにより、ステップS6の処理は完了し、一連の燃料供給制御処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態となる燃料供給制御装置によれば、ECM9が、燃料供給管2内の燃料温度に基づいて内燃機関の運転停止後における燃料供給管2内の燃料圧力の減圧割合を算出し、算出された減圧割合に基づいてリリーフバルブ6の目標開度を設定し、リリーフバルブ6の開度が目標開度になるようにリリーフバルブ6の開度をフィードバック制御すると共に、リリーフバルブ6の開度が目標開度に到達した段階において、リリーフバルブ6への通電を停止することによりリリーフバルブ6の開度を固定するので、内燃機関の運転停止後、最低限の消費電力で燃料供給管2内の燃料圧力を低下させ、インジェクター3からの燃料漏れや燃料供給管2中におけるベーパーの発生を防止できる。また、燃料供給管2内の燃料圧力を低下させることにより、インジェクター3の油密性を向上させることができる。また、内燃機関の運転停止時に燃料供給管2内の燃料流量を調整し、電源オフ後はフィードバック制御は行わないので、電力消費量を最小限に抑えることができる。
また、本発明の実施形態となる燃料供給制御装置によれば、ECM9は、リリーフバルブ6への通電を停止した後にECM9への通電を停止するので、リリーフバルブ6への通電を停止する前にECM9への通電を停止することにより、リリーフバルブ6への制御信号出力が停止して、リリーフバルブ6が閉弁してしまうことを防ぎ、通電停止後もリリーフバルブ6の開度を目標開度に維持することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となる燃料供給制御装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態となる燃料供給制御処理の流れを示すフローチャート図である。 リリーフバルブの開度と燃料温度の関係を示すマップ図である。
符号の説明
1:燃料タンク
2:燃料供給管
3:インジェクター
4:燃料ポンプ
5:リリーフ管
6:リリーフバルブ
7:燃温センサ
8:燃圧センサ
9:ECM

Claims (2)

  1. 内燃機関に燃料を供給する燃料供給管に設けられたリリーフバルブの開度を制御することにより燃料供給管中の燃料圧力を制御する燃料供給制御装置であって、
    少なくとも燃料供給管内の燃料温度に基づいて内燃機関の運転停止後における燃料供給管内の燃料圧力の減圧割合を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された減圧割合に基づいてリリーフバルブの目標開度を設定する目標開度設定手段と、
    前記リリーフバルブの開度が前記目標開度設定手段により設定された目標開度になるようにリリーフバルブの開度をフィードバック制御する開度制御手段と、
    前記リリーフバルブの開度が目標開度に到達した段階において、リリーフバルブへの通電を停止することによりリリーフバルブの開度を固定する通電制御手段と
    を備えることを特徴とする燃料供給制御装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給制御装置であって、
    燃料供給制御装置は電子部品により構成されるコントロールユニットであり、前記通電制御手段は、前記リリーフバルブへの通電を停止した後にコントロールユニットへの通電が停止されるように制御することを特徴とする燃料供給制御装置。
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