JP4350350B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

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  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタに関し、例えばバーコード印字を行うプリンタに利用して特に有用な技術である。
【0002】
【従来の技術】
例えばキャッシュレジスタにおいてレシート印字を行うプリンタや、食品のPOSラベルや物流管理用のラベル印字を行う携帯型のラベルプリンタなどとして、発熱体を有するサーマルヘッドとプラテンローラとの間に感熱性の記録紙を押圧して印字を行うサーマルプリンタが多く適用されている。
【0003】
従来のサーマルプリンタは、例えば、サーマルヘッドが放熱板を兼ねたヘッド支持体に固定され、このヘッド支持体が回動可能にプリンタのフレーム等に軸支され、さらに、このヘッド支持体がバネ等により付勢されてプラテンローラ側に押圧されるように構成されている。(例えば特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平4−140175号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のサーマルプリンタにおいては、例えば通電のしすぎや用紙の傷等の影響によりサーマルヘッドの印字ドットに障害が生じた場合、プリンタ全体を分解してサーマルヘッドを交換するしかなく、このような作業は大変手間のかかるものであった。
【0006】
特に、従来のサーマルプリンタにおいては、ヘッド支持体をフレームに軸支するためのシャフトに、所謂Eリングと呼ばれるE型の止め金具を止着させてシャフトが横にスライドしないように固定したり、或いは、ヘッド支持体の左右側面に張り出すように設けられた支軸を、フレームに設けられた軸受けに圧入して固定するなど、サーマルヘッドを簡単に分解することが出来ない構造になっており、サーマルプリンタが本体装置に組み込まれたまま、サーマルヘッドの部分だけを取り外すのは不可能であった。
【0007】
一般に、文字等の印字を行うサーマルプリンタにあっては1ドットの印字障害くらいではサーマルヘッドの交換はさほど必要でないが、近年、物流管理用のラベル印字を行うラベルプリンタにおいてはバーコード印字を行う場合があり、今後細い線でバーコード印字を行うようになれば少しのドット欠けでも問題が生じる恐れがあるため、ドット不良等でサーマルヘッドの交換が必要となる頻度は以前よりも多くなると考えられる。
【0008】
この発明の目的は、サーマルヘッド交換等のメンテナンスが容易で、メンテナンスに掛かる時間の短縮やメンテナンスコストの低減が図れるサーマルプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、発熱体を有するサーマルヘッドプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタにおいて、上記サーマルヘッドが固定されるヘッド支持体と、該ヘッド支持体を移動可能に保持する第1フレームと、上記ヘッド支持体と上記第1フレームとの間に架設され上記サーマルヘッドと上記プラテンローラとの間に押圧力を発生させる付勢手段と、上記第1フレームと上記プラテンローラとを保持する第2フレームとを備え、上記サーマルヘッド、上記ヘッド支持体および上記付勢手段が上記第1フレームに組み付けられた状態で上記第2フレームから着脱可能なように構成したものである。
【0010】
サーマルヘッドはプラテンローラとの押圧力を得るためにバネ等の付勢手段により付勢されており、サーマルへッドを支持する部品と付勢手段の一端を支える部品との間に比較的大きな力がかかるため、これらの部品を簡単に着脱可能にすることは難しい。従って、本発明のように、付勢手段の一端を支えるとともにヘッド支持体を保持する第1フレームと、その他の部品を保持する第2フレームと2つのフレームを用いるとともに、この第1フレームと第2フレームとを着脱可能とすることで、サーマルヘッドの部分をプリンタ本体から容易に取り外すことが可能となる。
【0011】
また、サーマルヘッドの印字障害にはサーマルヘッドとプラテンローラとの押圧力の強弱が要因となる場合があるため、サーマルヘッドを取り外して印字検査を行う場合には、押圧力を発生させる付勢手段を元の状態に付けたまま印字テストを行えると好ましい。本発明によれば、付勢手段を元の状態に付けたままサーマルヘッドを取り外すことが出来るので、付勢手段による押圧力の強弱を含めた印字検査を行うことが出来る。また、サーマルヘッド自体の印字検査を行う場合にも、付勢手段の取り外しと付け直しの作業が不要なので、検査の簡略化を図ることが出来る。
【0012】
好ましくは、上記第2フレームには上記プラテンローラの回転軸を保持するための受け溝が設けられ、上記第1フレームは、上記受け溝に保持された部品に引っ掛けられるフック部を有し、上記プラテンローラを上記受け溝から外れないようにロックするロック手段を兼ねるようにすると良い。
【0013】
このような構成により、プラテンローラをロック・解放する機能と、サーマルヘッドを容易に着脱可能とする機能と、両機能を備えた上で部品点数の削減を図ることが出来る。
【0014】
さらに好ましくは、1つの操作で固定と解放が可能な固定具の開閉或いはネジの着脱により上記第1フレームと上記第2フレームとの着脱を可能なように構成すると良い。それにより、サーマルプリンタを本体装置につけたまま容易にサーマルヘッド部分の着脱が可能になる。
【0015】
具体的には、上記ヘッド支持体と上記第1フレームの両側壁にはそれぞれ支軸を通す軸孔が設けられ、上記第2フレームには一方の側壁に支軸を通す軸孔が、他方の側壁に支軸を受ける軸受け溝が設けられ、1本の支軸が上記第1フレームおよび第2フレームの軸孔と上記ヘッド支持体の軸孔とに通され且つ第2フレームの軸受け溝に軸受けされることで、上記ヘッド支持体が当該支軸を中心に回動可能な状態に上記第1フレームに保持され、且つ、第1フレームが当該支軸を中心に回動可能な状態に第2フレームに保持されるように構成されており、上記支軸には、当該支軸が軸線方向にスライド可能な可動範囲を残した状態で上記ヘッド支持体と上記第1フレームとから抜けないように係止する止め具が止着され、さらに、上記支軸が第2フレームの軸孔に通された状態で当該支軸に当接して該支軸の上記可動範囲のスライドを制限するとともに当該支軸が上記第2フレームの軸受け溝から外れないように係止する固定手段を備え、上記固定手段の係止を解いて上記支軸を上記可動範囲内でスライドさせることで、上記第1フレームと上記ヘッド支持体とに上記支軸が通されたまま、当該支軸を上記第2フレームの軸孔から抜いて上記第1フレームを上記第2フレームから取り外すことが可能なように構成する。
【0016】
また、上記固定手段は、1つの操作或いはネジの着脱により上記支軸の係止と解放が可能な固定具により構成すると良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態のラベルプリンタにおいて印字機構とその周辺部分を示す斜視図である。
【0019】
この実施の形態のサーマルプリンタは、特に制限されるものではないが、用紙として剥離紙を剥すことで裏側の接着面が露出される剥離紙付きの記録シートP(ラベル紙と云う)に印字を行う携帯型のラベルプリンタ1であり、さらに物流管理用のラベルにバーコード印字を行うことが要求されるものである。このラベルプリンタ1においては、記録シートPが収容されるロール紙収容部の上方に感熱方式の印字を行う印字機構10が設けられている。
【0020】
図1において、4はプラテンローラ12を回転させるためのギヤが入ったギヤボックス、5は用紙をプラテンローラ12とサーマルヘッド13の間に案内する用紙ガイド、6は後述するシャフト17の一端を係止する固定具である。
【0021】
図2は、上記印字機構10を示す斜視図で、(a)は全部品が組み付いた状態、(b)はプラテンローラを外した後にロックフレームを外した状態である。
【0022】
印字機構10は、図1と図2(a)に示されるように、基板上に発熱体のドット列13A(図4参照)が形成されたサーマルヘッド13と、このサーマルヘッド13の発熱体の部分に用紙を押圧させるとともに回転駆動して用紙送りを行うプラテンローラ12と、サーマルヘッド13を支持するとともにサーマルヘッド13に放熱作用を及ぼすヘッド支持体15と、このヘッド支持体15を回動可能に保持する第1フレームとしてのロックフレーム16と、ヘッド支持体15とロックフレーム16の後部との間に設けられ両者を互いに反発させる方へ付勢する付勢手段としてのバネ14,14と、これらの部品全体を保持する外フレーム18と、ヘッド支持体15とロックフレーム16と外フレーム18に形成された各軸受けに通されて各部品を回動可能に支持するシャフト(支軸)17等から構成される。
【0023】
外フレーム18にはプラテンローラ12の軸受け部材12D,12Dを保持する受け溝18a,18aが設けられている。軸受け部材12D,12Dはプラテンローラ12の中心軸12Aを回転可能に保持するものである。さらに、ロックフレーム16には、上記受け溝18a,18aに保持された軸受け部材12D,12Dに引っ掛れられて軸受け部材12D,12Dが受け溝18a,18aから外れないように係止するフック部16a,16aが設けられている。これらによりロックフレーム16がロック手段として機能される。
【0024】
そして、ロックフレーム16の後部の取っ手16bをバネ14側に押すことで、ロックフレーム16がシャフト17を中心に回動し、そのフック部16a,16aが軸受け部材12D,12Dから離れてプラテンローラ12を着脱することが可能になっている。
【0025】
この実施の形態の印字機構においては、プラテンローラ12を外した後、サーマルヘッド13、バネ14,14、ヘッド支持体15およびシャフト17をばらすことなくロックフレーム16を外フレーム18から取り外すことが可能に構成されている。以下、これらの構成について詳細に説明する。
【0026】
図3と図4は、プラテンローラを外した印字機構を示すもので、図3はその平面図、図4(a)はその正面図、図4(b)は左側面図、図4(c)は右側面図である。また、図5は、印字機構のシャフトを取外し位置にずらした状態を示す正面図、図6は、印字機構においてロックフレームを外フレームから取り外した状態を示すもので、(a)は外フレームの正面図、(b)はその左側面図、(c)はロックフレームとそれに組み付けられた構成の正面図、(d)はその左側面図である。また、図7は、ロックフレームと一体的に取外し可能な部分の分解斜視図である。
【0027】
図7に示すように、ヘッド支持体15は、その前面部にサーマルヘッド13が固着されるとともに、左右の側壁部には前方に張り出したフランジ部15a,15aが設けられ、このフランジ部15a,15aにはシャフト17を通す軸孔15d,15dが形成されている。また、ヘッド支持体15の背部下側には後方に張り出した張出部15bが設けられている。
【0028】
ロックフレーム16は、プラテンローラ12の軸受け部材12Dを係止するフック部16a,16aや後方の取っ手16bのほか、左右の側壁部にシャフト17を通す軸孔16d,16dが設けられ、また、下側後方の部分にはヘッド支持体15の張出部15bを遊びを持った状態で導入する切欠16cが設けられている。
【0029】
外フレーム18は、図6(a),(b)に示すように、左右の側壁部18L,18にプラテンローラ12の軸受け部材12Dを保持する受け溝18a,18aが設けられる他、右の側壁部18Rにはシャフト17を通す軸孔18cが、左の側壁部18Lにはシャフト17を受ける軸受け溝としてのU字溝18bが設けられている。
【0030】
図6(c)と(d)および図7に示されるように、ヘッド支持体15とロックフレーム16とは、それぞれ左右の側壁部に設けられた軸孔15d,15d,16d,16d(図7)にシャフト17が通され、且つ、ヘッド支持体15の両側壁部の内側で止め金具(例えばEリング)19,19がシャフト17の止め溝17a,17aに止着されることで、互いに組み付けられ分解されないようになっている。
【0031】
止め金具19,19が止着される2つの止め溝17a,17aは、図6(c)に示すように、ヘッド支持体15の左右の側壁部の間隔よりも少し狭い間隔に設けられ、それにより、止め金具19,19を止着したままシャフト17を左右にスライドさせることが可能になっている。さらに、左側の止め溝17aは、シャフト17を最も左に寄せた場合に、シャフト17の右端がロックフレーム16の右側の軸孔16dから抜けずその先端部が該軸孔16dの中に少し入り込むような位置に設定されている。また、右側の止め溝17aは、シャフト17を最も右側に寄せた場合に、シャフトの右端と左端がともにロックフレーム16の両側面から所定長突出するような位置に設定されている。
【0032】
バネ14,14は、ロックフレーム16とヘッド支持体15にそれぞれ形成された図示しない凸部に両端が嵌合されてセットされるようになっている。バネ14,14はロックフレーム16の後部面とヘッド支持体15のヘッド固着面とを互いに反発させる方向に付勢するが、ロックフレーム16の切欠16cの部分に入り込んだヘッド支持体15の張出部15bがストッパーとなって、ロックフレーム16の後部面とヘッド支持体15のヘッド固着面とが一定間隔以上開かないように制限されるようになっている。これにより、ロックフレーム16を外フレーム18から取り外した際に、バネ14,14の付勢箇所が一定以上開かないように制限されバネ14,14が外れないようになっている。
【0033】
上記のようにヘッド支持体15やバネ14が組み付けられたロックフレーム16は、図3と図4に示すように、シャフト17が右側にスライドされた状態で、シャフト17の右端が外フレーム18の右側壁の軸孔18cに、シャフト17の左端が外フレーム18の左側壁のU字溝18bに、それぞれ軸受けされた状態で保持されている。
【0034】
さらに、左側壁部18LのU字溝18bに軸受けされたシャフト17は、図1に示すように、シャフト17の左端部を係止する固定手段としての固定具6により、横方向のスライドとU字溝18bの導入口側への移動が制限されて、シャフト17がその位置で固定されるようになっている。固定具6は、本体ケースの蓋1Aを開けたときに容易に着脱が可能な位置に、例えばネジ6aにより本体ケース枠等に止着されている。
【0035】
このように組み付けられた印字機構10から、サーマルヘッド13、バネ14およびヘッド支持体15が組み付けられているロックフレーム16を外すには、先ず、ロックフレーム16の取っ手16bを動かしてプラテンローラ12を外した後、ネジ6a(図1)を緩めて固定具6を外す。すると、シャフト17がスライド移動可能になるので、図4(a)から図5に示すように、シャフト17を左にスライドさせる。
【0036】
シャフト17が左にスライドすると、シャフト17の右端が外フレーム18の軸孔18cから抜けるので、図2(b)に示すようにロックフレーム16を前方にずらすことが可能となる。そして、このようにずらすことで、サーマルヘッド13、バネ14,14、ヘッド支持体15、シャフト17が組み付けられたまま、ロックフレーム16を外フレーム18から取り外すことが出来る。
【0037】
以上のように、この実施の形態のラベルプリンタ1および印字機構10によれば、周辺の構成を全てばらすことなくサーマルヘッド13の部分だけ簡単に取り外すことが出来る。従って、サーマルヘッド13が故障した場合などに、交換作業の時間短縮ならびにメンテナンスコストの削減を図ることが出来る。
【0038】
さらに、サーマルヘッド13はバネ14,14とバネ14,14の一端側が支持されるロックフレーム16と一緒に外されるので、バネ14,14の力が取外し作業の邪魔になることも無い。
【0039】
また、バネ14,14の取り付け状態を保持したままサーマルヘッド13を取り外すことが出来るので、取り外したサーマルヘッド13を検査用の固定ジクにセットして印字検査を行う際に、一緒に取り外されたバネ14,14が印字面に対する押圧力を与えるようにロックフレーム16ごと固定ジグにセット可能とすることで、サーマルヘッド13に新たな押圧力を与える必要がなく、一緒に取り外したバネ14,14の押圧力を利用して印字検査を行うことが出来る。また、バネ14,14の取付け状態が使用時のまま保持されて取り外されるので、バネ14,14に起因する印字障害の検査も行うことが出来る。
【0040】
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
【0041】
例えば、実施の形態では、サーマルヘッドと共に着脱可能とする第1フレームとして、プラテンローラ12のロック機能を兼ね備えたロックフレーム16を例示したが、上記の第1フレームにはこのようなロック機能はあっても無くても良い。
【0042】
また、外フレーム18のU字溝18bから突出したシャフト17を固定する固定具の形状や固定の仕方は様々に変更可能である。例えば、この固定具のその他の例を示した図8にあるように、ワンタッチでシャフト17の固定と解放を行うことの出来る固定具8としても良い。この固定具8は図示しない本体フレーム等に固定ピン8aを介して回動自在に取り付けられ、取っ手8bを上下に移動させて回動させることで、シャフト17の固定と解放とを行うようにしたものである。
【0043】
また、第1フレーム(ロックフレーム16)を第2フレーム(外フレーム18)から着脱可能とする構成も、シャフト17をスライドさせて着脱可能とする構成に限られず、シャフト17の両端を図1や図8の固定具6,8で係止する構成としたり、或いは、第1フレームにロック機能を付加しない場合には、シャフトを利用しない着脱構成としても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に従うと、サーマルヘッドの部分が容易に交換可能となり、サーマルヘッドが故障した際などのメンテナンス作業の時間短縮およびコスト削減を図ることが出来る。
【0045】
また、サーマルヘッドとプラテンローラとの押圧力を発生させる付勢手段がサーマルヘッドと一緒に外されるので、取り外したサーマルヘッドを検査用の固定ジクにセットして印字検査を行う際に、一緒に取り外された付勢手段が印字面に対する押圧力を与えるように第1フレームごと固定ジグにセット可能とすることで、印字検査の簡略化を図ることが出来る。
【0046】
また、サーマルヘッドと付勢手段と第1フレームが組み付けられたまま着脱されるので、付勢手段の取付け状態の異常で印字障害が発生している場合など、付勢手段に起因する印字障害についても検査することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のラベルプリンタにおいて印字機構とその周辺部分を示す斜視図である。
【図2】図1の印字機構の部分を示す斜視図で、(a)は全部品が組み付いた状態、(b)はプラテンローラを外した後にロックフレームを外した状態である。
【図3】プラテンローラを外した印字機構を示す平面図である。
【図4】プラテンローラを外した印字機構を示すもので、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
【図5】図4の印字機構においてシャフトを取外し位置にずらした状態を示す正面図である。
【図6】図4の印字機構においてロックフレームを外フレームから取り外した状態を示すもので、(a)は外フレームの正面図、(b)はその左側面図、(c)はロックフレームとそれに組み付けられた構成の正面図、(d)はその左側面図である。
【図7】ロックフレームと一体的に取外し可能な部分の分解斜視図である。
【図8】外フレームの左側面に張り出したシャフトを固定する固定具のその他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ
6,8 固定具
10 印字機構
12 プラテンローラ
13 サーマルヘッド
14 バネ
15 ヘッド支持体
15d 軸孔
16 ロックフレーム
16a フック部
16d 軸孔
17 シャフト
18 外フレーム
18a 受け溝
18b U字溝
18c 軸孔
19 止め金具(止め具)

Claims (2)

  1. 発熱体を有するサーマルヘッドとプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタにおいて、
    上記サーマルヘッドが固定されるヘッド支持体と、
    該ヘッド支持体を移動可能に保持する第1フレームと、
    上記ヘッド支持体と上記第1フレームとの間に架設され上記サーマルヘッドと上記プラテンとの間に押圧力を発生させる付勢手段と、
    上記第1フレームと上記プラテンローラとを保持する第2フレームとを備え、
    上記第2フレームには着脱可能な上記プラテンローラの回転軸を保持するための受け溝が設けられ、
    上記第1フレームは、上記受け溝に保持された部品に引っ掛けられるフック部を有し、上記プラテンローラを上記受け溝から外れないようにロックするロック手段を兼ねており、
    上記ヘッド支持体と上記第1フレームの両側壁部にはそれぞれ支軸を通す軸孔が設けられ、
    上記第2フレームには一方の側壁に支軸を通す軸孔が、他方の側壁に支軸を受ける軸受け溝が設けられ、
    1本の支軸が上記第1フレームおよび第2フレームの軸孔と上記ヘッド支持体の軸孔とに通され且つ第2フレームの軸受け溝に軸受けされることで、上記ヘッド支持体が当該支軸を中心に回動可能な状態に上記第1フレームに保持され、且つ、第1フレームが当該支軸を中心に回動可能な状態に第2フレームに保持されるように構成されており、
    上記支軸には、当該支軸が軸線方向にスライド可能な可動範囲を上記ヘッド支持体の上記両側壁部の内側に残した状態で上記ヘッド支持体と上記第1フレームとから抜けないように係止する止め具が止着され、
    さらに、上記支軸の一端部が第2フレームの軸孔に通された状態で当該支軸の他端部に上記第2フレームの外側から当接して該支軸の上記可動範囲のスライドを制限するとともに当該支軸が上記第2フレームの軸受け溝から外れないように係止する固定手段を備え、
    上記固定手段の係止を解いて上記支軸を上記可動範囲内でスライドさせることで、上記第1フレームと上記ヘッド支持体とに上記支軸が通されたまま、当該支軸を上記第2フレームの軸孔から抜いて上記第1フレームを上記第2フレームから取り外すことが可能に構成されていることにより、上記サーマルヘッド、上記ヘッド支持体および上記付勢手段が上記第1フレームに組み付けられた状態で上記第2フレームから着脱可能に構成されていることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 上記固定手段は、ネジの着脱により上記支軸の係止と解放が可能な固定具により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
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