JP4359042B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに係り、特に印字用紙やインクリボンの装填や交換のための作業空間を確保できるように、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、ヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持して成るプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクリボンを用いる熱転写方式のプリンタの場合、特許文献1に見られるように、サーマルヘッドを取り付けた上ボディー部に、転写リボンが収納された転写リボンカセットを着脱自在に装着されるようにしたものがある。
【0003】
しかし、インクリボンを交換する場合には、サーマルヘッドと上ボディー部との間に転写リボンカセットを挿入することになり、上ボディー部にサーマルヘッドを取り付けた構造のプリンタは、コンパクト化の関係上、転写リボンカセットを交換するための作業空間が殆ど確保できない。これにより、転写リボンカセットを交換する際に、インクリボンが上ボディー部やサーマルヘッドに引っ掛かり易く、トラブルの原因となる。
【0004】
このことから、印字用紙やインクリボンの装填や交換のための作業空間を確保できるように、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、ヘッドユニットと外装カバーとを各々開閉動作できるように回動支持して成るプリンタがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−29359号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヘッドユニットと外装カバーとを各々開閉動作できるプリンタにおいて、印字用紙やインクリボンの装填や交換作業の際、本体フレームに対する外装カバーの開操作をしてから、本体フレームに対するヘッドユニットのロックを解除しなくてはならず、少なくとも2回の開操作を必要とする。また、交換終了後に印字状態にするためにサーマルヘッドと外装カバーとの閉操作を行うには、先ずヘッドユニットを本体フレームに閉じてから外装カバーを本体フレームに閉じる必要があり、少なくとも2回の閉操作を必要とする。従って、手間がかかると共に操作が煩わしいという欠点がある。
【0007】
また、印字状態時には、サーマルヘッドの先端部をプラテンローラに対して圧接し、インクリボンや印字用紙の搬送路を確保するため、サーマルヘッドの先端部が水平より斜め下に傾斜して設けられている。このサーマルヘッドの傾斜により、インクリボン交換時には、サーマルヘッドの先端部がインクリボンに接触して、インクリボンを傷つけたり、皺になる等のトラブルの要因となる。そのため、インクリボン交換時にはサーマルヘッドを水平状態に維持し、印字状態時には傾斜することができる簡単な機構が要望されている。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、ヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持したプリンタにおいて、1動作で外装カバーとヘッドユニットとを同時に開状態や閉状態にすることができ、手間や煩わしさを解消することができるプリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、印字ヘッドを備えたヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持して成るプリンタにおいて、前記外装カバーに設けられ、該外装カバーを閉方向に回動する際に前記ヘッドユニットに当接して前記ヘッドユニットに対して押圧力を付与するダンパー部材と、前記ヘッドユニットに設けられた第1のシャフトを、前記本体フレームに設けられた第1の溝に係止することにより、前記ヘッドユニットの閉動作をストップすると共に前記ダンパー部材の押圧力で前記ヘッドユニットを前記第1の溝に固定して、前記印字ヘッドを前記プラテンローラに対して位置決めする位置決め機構と、前記ヘッドユニットに設けられた第2のシャフトを、前記本体フレームに設けられた第2の溝に係止させることにより、前記印字ヘッドの前記プラテンローラに対する角度を位置決め設定する角度設定機構と、前記外装カバーと前記本体フレームとを閉状態でロックするロック手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、ヘッドユニットと外装カバーとを開状態にするには、ロック機構を解除することで、ヘッドユニットと外装カバーとが本体フレームから同時に開放される。これにより、プラテンローラとヘッドユニットとの間及びヘッドユニットと外装カバーとの間に作業空間が確保され、インクリボン等の交換作業が可能になる。
【0011】
また、ヘッドユニットと外装カバーとを印字状態にするには、外装カバーを閉方向に回動してダンパー部材をヘッドユニットに当接して該ヘッドユニットを本体フレーム側に回動させると共に、ヘッドユニットの第1のシャフトが本体フレームの第1の溝に係止し、ヘッドユニットの第2のシャフトが本体フレームの第2の溝に係止するまで回動させる。第1のシャフトが第1の溝に係止し、第2のシャフトが第2の溝に係止したら、この状態でロック手段により外装カバーと本体フレームとをロックする。この場合、ダンパー部材の押圧力をヘッドユニットを介して第1の溝で受けることにより、ヘッドユニットはダンパー部材と第1の溝とで挟み付けられた状態で固定されるので、印字ヘッドをプラテンローラに対して精度良く位置決めすることができる。更に、ヘッドユニットの第2のシャフトが本体フレームの第2の溝に係止することにより、印字ヘッドのプラテンローラに対する角度が印字状態になるように位置決め設定される。
【0012】
これにより、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、ヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持したプリンタであっても、1動作でヘッドユニットと外装カバーとを同時に本体フレームから開放することができ、また外装カバーを閉方向に回動して外装カバーを本体フレームにロックするだけの1動作でヘッドユニットと外装カバーとを同時に印字状態にすることができる。
【0013】
本発明の好ましい実施の態様によれば、前記外装カバーと前記ヘッドユニットとは、外装カバーとヘッドユニットとを連動して同時に開閉し、且つ外装カバーとヘッドユニットとの間に作業スペースを形成可能な連動開閉機構で連結されていることが好ましい。これにより、外装カバーの開動作だけでヘッドユニットも外装カバーの開閉動作に連動して同時に開閉され、且つ外装カバーとヘッドユニットとの間に例えばインクリボンカセット等を交換するために十分な作業スペースが自動的に確保される。連動開閉機構としては、例えば、ヘッドユニットに支持された連結シャフトと、外装カバーに固定された連結部材とで構成され、該連結部材に形成された前記外装カバーの開閉方向に長い長孔に前記連結シャフトが遊挿されている構造を採用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面にしたがって,本発明に係わるプリンタの好ましい実施の形態について詳説する。
【0015】
図1〜図9は本発明のプリンタの図であり、インクリボンを使用した熱転写式プリンタ10の例で以下に説明する。
【0016】
図1及び図2は熱転写式プリンタ10の一例を示した外観図で、図1は閉状態、図2は開状態を示している。図1及び2に示すように、熱転写式プリンタ10は、 主として、プラテンローラ24を備えた本体フレーム13(図3参照)と、外装カバー50と、印字ヘッド30を備えたヘッドユニット31とで構成され、本体フレーム13は外装ケース12に収納される。外装ケース12の正面下部には、電源スイッチ14が備え付けられており、ここで電源のON/OFFを行う。さらに、外装ケース12の正面両端部にはノブ20が設けられており、2つのノブ20を押すことで外装カバー50が本体フレーム13から開放される。外装カバー50の上部には、プリンタ10を操作管理するための液晶モニタ16が設けられる。なお符号18は印字された印字用紙の排出口であり、符号26は印字用紙を巻回したロール紙を支持する用紙供給リールである。
【0017】
図3〜5を使用して熱転写式プリンタ10における外装カバー50とヘッドユニット31について更に詳しく説明すると共に、図3では外装カバー50とヘッドユニット31の開閉構造について、図4では外装カバー50とヘッドユニット31を略8°の回動遊びをもって同時に開閉するための連動開閉機構46について、図5では前記連動開閉機構の動作について説明する。なお、開閉構造に関係のない部材や装置は図3〜5から省略した。
【0018】
ヘッドユニット31は、主として、サーマルヘッド30とヘッドカバー33とヘッドフレーム57とで構成され、サーマルヘッド30とヘッドカバー33との間には印字圧力を加圧するための複数(例えば2個)のヘッド圧用バネ34が設けられる。これにより、印字状態時におけるサーマルヘッド30のプラテンローラ24に対する印字圧力が適正に加圧される。また、サーマルヘッド30はその先端部がプラテンローラ24を圧接可能に、ヘッドカバー33に支持されており、ヘッドカバー33はヘッドフレーム57に第1のシャフト32を中心に回動可能に、且つ片持ちに軸支されている。また、サーマルヘッド30は外力が加わるまではヘッドカバー33と共にヘッドフレーム57に対し平行状態に維持される。即ち、ヘッドフレーム57の先端部に形成された長孔57Aにヘッドカバー33の係合ピン33Aが挿入されると共に、係合ピン33はスプリング33Bによって長孔57Aの上端に当接するように付勢されている。外装カバー50の閉動作時に、カバーフレーム51に設けたダンパー部材54の押圧により、後記する第2のシャフト29が第2の溝37に係止するまで、係合ピン33Aがスプリング33Bの付勢力に抗して長孔57Aの下端方向に移動し、サーマルヘッド30及びヘッドカバー33の先端部が下向きに傾斜する。これにより、サーマルヘッド30の先端部が水平状態から傾斜状態になり、印字状態時においてサーマルヘッド30の先端部がプラテンローラ24を圧接する。
【0019】
また、外装カバー50は、カバーフレーム51と外装ケース58(図8参照)とが一体的に形成されたもので、前記した本体フレーム13の支持軸56に回動自在に支持される。そして、外装カバー50とヘッドユニット31とは、外装カバー50とヘッドユニット31とを略8°の回動遊びをもって同時に開閉することができ、且つ外装カバー50とヘッドユニット31との間に作業スペースを形成可能な連動開閉機構46で連結されている。連動開閉機構46は、図3〜5に示すように、ヘッドフレーム57とアーム60とに支持された連結シャフト44と、外装カバー50にネジ49で固定された連結部材47とで構成され、連結部材47に形成された外装カバー50の開閉方向に長い長孔48に連結シャフト44が遊挿されている。この長孔48の長さが略8°の回動遊びに相当する。これにより、図5に示すように、本体フレーム13に対して、ヘッドユニット31と外装カバー50とが連動して同時に開閉動作でき、且つ連結部材47の長孔48と連結シャフト44との関係で外装カバー50の回動に回動遊びをもたせることにより、外装カバー50とヘッドユニット31との間に十分な作業スペースが自動的に形成することを可能としている。
【0020】
外装カバー50と支持軸56との間には、外装カバー50及びヘッドユニット31を開方向に付勢する図示しない付勢手段、例えばコイルバネ等が設けられる。これにより、後記するロック機構を解除した状態では、外装カバー50とヘッドユニット31とが付勢手段の付勢力により自動的に開動作を行う。なお、外装カバー50とヘッドユニット31とを自動的に開く付勢手段を設けずに、作業者が開閉動作を行うようにしてもよい。
【0021】
また、ヘッドフレーム57には、インクリボン41が装填されたインクリボンカセット42をプリンタ10に装填した際にインクリボンカセット42に動力を伝達する図示しない動力伝達機構が設けられており、片持ち支持されたヘッドユニット31の開放側からインクリボンカセット42を装着することにより、インクリボンカセット42と動力伝達機構とが連結される。
【0022】
外装カバー50の先端部下面の両端位置には、バネを内蔵した凸状のダンパー部材54が設けられ、外装カバー50を閉方向に回動する際にヘッドカバー33に当接してヘッドユニット31に対して押圧力を付与する。
【0023】
また、ヘッドユニット31には、プラテンローラ24と平行な一対の第1のシャフト32が設けられると共に、本体フレーム13にはヘッドユニット31が閉方向に回動した際に第1のシャフト32を係止するための一対の第1の溝28が設けられる。これにより、ヘッドフレーム57の閉動作をストップすると共にダンパー部材54の押圧力でヘッドユニット31を一対の第1の溝28に固定して、サーマルヘッド30をプラテンローラ24に対して位置決めする位置決め機構が構成される。また、ヘッドユニット31にはプラテンローラ24と平行な一対の第2のシャフト29が設けられると共に、本体フレーム13にはヘッドユニット31が閉方向に回動した際に第2のシャフト29を係止するための一対の第2の溝37が設けられる。これにより、サーマルヘッド30のプラテンローラ24に対する角度を位置決め設定する角度設定機構が構成される。
【0024】
また、前述したように、一対のノブ20を押すことで外装カバー50と本体フレーム13とのロックを解除するロック機構は、図6及び図7に示すように、外装カバー50の先端部両脇に突出した一対のロックピン52と、本体フレーム13の軸22Bに回動自在に支持されたレバー22とで構成され、レバー22の先端にロックピン52に係合するコ字状のフック部22Aが形成される。レバー22と軸22Bの間には、レバー22の回動方向をロック方向に付勢する図示しない付勢手段、例えばコイルバネ等が設けられる。これにより、図7のように、レバー22のフック部22Aをロックピン52に係合することにより外装カバー50は閉状態に保持される。また、ノブ20を押してレバー22を付勢手段の付勢力に抗して回動させることにより、図6のようにレバー22のフック部22Aとロックピン52との係合が解除されて外装カバー50が開放状態になる。
【0025】
次に上記のごとく構成されたプリンタ10の作用を、図5、図8、及び図9を用いて、インクリボンカセット42を交換して外装カバー50とヘッドユニット31を印字状態にセットするまでの例で説明する。
【0026】
インクリボンカセット42を交換する際、プリンタ10は図5(A)の外装カバー50が閉状態である。まずプリンタ10のノブ20を押してレバー22を回動させてレバー22のフック部22Aとロックピン52との係合を解除する。こうしてロック機構が解除されると、図5(B)及び図5(C)に示すように、外装カバー50とヘッドユニット31とは、外装カバー50に固定された連結部材47の長孔48とヘッドユニット31に支持された連結シャフト44とを介して連結されているため、外装カバー50とヘッドユニット31とが連動して同時に開く。この開動作において、連結部材47の長孔48は外装カバー50の開閉方向に長くなっているので、外装カバー50とヘッドユニット31との間には長孔48の長さ分に相当する回動遊びが形成される。これにより、外装カバー50とヘッドユニット31との間にインクリボンカセット42を交換するための作業空間が自動的に確保される。このように、外装カバー50を開閉動作させることで、ヘッドユニット31も同時に開閉でき、且つ外装カバー50とヘッドユニット31との間に作業空間を十分に確保することができるので、インクリボンカセット42を交換する際に、インクリボン41が外装カバー50やヘッドユニット31に引っ掛かることがなく、トラブルの発生を確実に防止できる。また、図8に示すように、インクリボンカセット42の交換時は、外装カバー50に設けられたダンパー部材54からの外力がサーマルヘッド30に付与されていないため、サーマルヘッド30が水平状態に維持される。これにより、プラテンローラ24とサーマルヘッド30との間にインクリボン41を通す際に、サーマルヘッド30の先端部がインクリボン41に接触して、インクリボン41を傷つけたり、皺になる等のトラブルを防止できる。
【0027】
インクリボンカセット42を装填したら次に、外装カバー50を閉方向に回動すると、図5及び図9で示すように、外装カバー50に設けたダンパー部材54がヘッドユニット31に当接し、本体フレーム13側に回動する。即ち、外装カバー50とヘッドユニット31とが本体フレーム13側に押し下げられ、ヘッドユニット31の第1のシャフト32が本体フレーム13の第1の溝28に、第2のシャフト29が第2の溝37に係止され、ヘッドユニット31のそれ以上の押し下げが規制される。完全に外装カバー50を閉じると、本体フレーム13に設けられたレバー22のフック部22Aがカバーフレーム51に設けられたロックピン52に係合されて、外装カバー50及びヘッドユニット31をロックする。これにより、外装カバー50に設けられたダンパー部材54がヘッドユニット31のヘッドカバー33を押圧する押圧力が発生する。その押圧力を、ヘッドユニット31の第1のシャフト32が本体フレーム13の第1の溝28で、ヘッドユニット31の第2のシャフトが本体フレーム13の第2の溝37で受けることにより、サーマルヘッド30はプラテンローラ24に対して正しく印字状態になるように位置決めと角度設定がなされる。
【0028】
このように、本発明では、プラテンローラ24を支持する本体フレーム13に対して、ヘッドユニット31と外装カバー50とを開閉動作できるように回動支持し、インクリボンカセット42の交換作業空間を確保できるようにしたプリンタ10において、1回のロック解除操作でヘッドユニット31と外装カバー50とを同時に本体フレーム13から開放して開状態にすることができる。また、外装カバー50を閉方向に回動して外装カバー50を本体フレーム13にロックするだけの1回のロック操作で、ヘッドユニット31と外装カバー50とを同時に印字状態にすることができ、プラテンローラ24に対するサーマルヘッド30の位置決めや角度設定がなされる。
【0029】
なお、本発明の実施の形態では、インクリボンを用いた熱転写方式のプリンタの例で説明したが、熱発色用紙を用いるダイレクトサーマル方式のプリンタにおいても同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プラテンローラを支持する本体フレームに対して、ヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持したプリンタにおいて、1動作でヘッドユニットと外装カバーとを同時に開状態や閉状態にすることができ、開閉作業における手間や煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの閉状態を示す外観図
【図2】本発明のプリンタの開状態を示す外観図
【図3】本発明のプリンタの構造の主要部を説明する分解斜視図
【図4】本発明のプリンタにおける連動開閉機構の拡大図
【図5】本発明のプリンタにおける連動開閉機構の動作の説明図
【図6】本発明のプリンタの主としてロック機構のロック状態を説明する部分拡大斜視図
【図7】本発明のプリンタの主としてロック機構のロック解除状態を説明する部分拡大斜視図
【図8】プリンタの開状態でインクリボンカセットを装填した状態図
【図9】インクリボンカセットが装填されたプリンタの閉じた状態図
【符号の説明】
10…熱転写式プリンタ、12…外装ケース、13…本体フレーム、14…電源スイッチ、15…本体フレーム支持軸孔、16…液晶モニタ、18…ラベル排出口、20…ノブ、22…レバー、22A…レバーのフック部、22B…軸、24…プラテンローラ、26…用紙供給リール、28…第1の溝、29…第2のシャフト、30…サーマルヘッド(印字ヘッド)、31…ヘッドユニット、32…第1のシャフト、33…ヘッドカバー、34…ヘッド圧用バネ、37…第2の溝、41…インクリボン、42…インクリボンカセット、44…連結シャフト、46…連動開閉機構、47…連結部材、48…長孔、50…外装カバー、51…カバーフレーム、52…ロックピン、53…外装カバーフレーム支持軸孔、54…ダンパー部材、56…支持軸、57…ヘッドフレーム、58…外装ケース
Claims (3)
- プラテンローラを支持する本体フレームに対して、インクリボンを用いて熱転写印字を行なう印字ヘッドを備えたヘッドユニットと外装カバーとを開閉動作できるように回動支持して成るプリンタにおいて、
前記外装カバーに設けられ、該外装カバーを閉方向に回動する際に前記ヘッドユニットに当接して前記ヘッドユニットに対して押圧力を付与するダンパー部材と、
前記ヘッドユニットに設けられた第1のシャフトを、前記本体フレームに設けられた第1の溝に係止することにより、前記ヘッドユニットの閉動作をストップすると共に前記ダンパー部材の押圧力で前記ヘッドユニットを前記第1の溝に固定して、前記印字ヘッドを前記プラテンローラから離間させ、かつ前記インクリボンが前記印字ヘッド面から離間するように位置決めする位置決め機構と、
前記ヘッドユニットに設けられた第2のシャフトを、前記本体フレームに設けられた第2の溝に係止させることにより、前記印字ヘッドと前記プラテンローラとのインクリボンを介する接触に際し、前記印字ヘッドの印字面が水平面に対して角度を形成するように位置決め設定する角度設定機構と、
前記外装カバーと前記本体フレームとを閉状態でロックするロック手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ。 - 前記外装カバーと前記ヘッドユニットとは、外装カバーとヘッドユニットとを連動して同時に開閉し、且つ外装カバーとヘッドユニットとの間に作業スペースを形成可能な連動開閉機構で連結されていることを特徴とする請求項1のプリンタ。
- 前記連動開閉機構は、前記ヘッドユニットに支持された連結シャフトと、外装カバーに固定された連結部材とで構成され、該連結部材に前記外装カバーの開閉方向に長く形成された長孔に前記連結シャフトが遊挿されていることを特徴とする請求項2のプリンタ。
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