JP4342653B2 - 燃料噴射式4サイクルエンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気管内の気圧を吸気圧センサーで検出し、制御装置がこの吸気圧センサーの検出値をサンプリングして、燃料噴射量を制御している燃料噴射式4サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この様な燃料噴射式4サイクルエンジンにおいて、気筒の吸気圧を検出する際には、複数の吸気管を計測管で連結し、この計測管に吸気圧センサーを取り付けている。この吸気圧センサーでは、エンジン間のバラツキが生じやすく、燃料を濃い目に供給する必要がある。その結果、燃料消費量が増大するおそれが生じやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、エンジン間のバラツキを小さくするために、一本の吸気管の吸気圧を検出する吸気圧センサーを設け、この吸気圧センサーが検出する吸気圧の極小値を用いることが検討されている。そして、吸気圧の極小値を検出するための方法として、サンプリングの時間間隔を小さくして、前後の検出値を比較して極小値を求めることが考えられるが、サンプリングの時間間隔を小さくすると、マイコンなどの制御装置に負担がかかり、高い能力の制御装置を用いる必要がある。そのため、制御装置の値段が高くなり、コストが上昇する。
【0004】
また、吸気圧センサーの検出する吸気圧が略極小値となるクランク軸の回転位置であるピーク吸気圧位置と、エンジン回転数との関係を前もって調べておいて、クランク軸の回転数からピーク吸気圧位置を判断し、クランク軸の回転位置がピーク吸気圧位置になった際に、吸気圧センサーの吸気圧をサンプリングすることも考えられる。この様にすると、クランク軸が一回転する毎に一回サンプリングすれば済み、サンプリングの時間間隔を長くすることができ、安価な制御装置を採用することができる。しかしながら、確かにクランク軸の回転数により、ピーク吸気圧位置は略確定するが、エンジンの稼働状態や経年変化などにより、ピーク吸気圧位置がズレていることがある。そして、図8(a)に図示するように、吸気圧センサー57が短い空気流路99を介して吸気管52に取り付けられていると、吸気圧センサー57が検出する検出信号は図7(a)に図示するようになり、ピーク値(すなわち、極小値)付近が凸凹している。そのため、サンプリング時期(すなわち、制御装置がピーク吸気圧位置と判断したクランク軸の回転位置)が実際のピーク吸気圧位置からズレると、吸気圧の極小値を必ずしも正確に検出することができなかった。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、サンプリングする時期が実際のピーク吸気圧位置からズレても、吸気圧センサーの吸気圧の極小値を極力正確に検出することができる燃料噴射式4サイクルエンジンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料噴射式4サイクルエンジン(2)は、シリンダ(7)内へ空気を導く吸気管(52)にスロットル弁(54)が設けられ、このスロットル弁の下流側に吸気圧センサー(57)が取り付けられ、この吸気圧センサーで吸気管内の気圧を検出し、制御装置(81)がこの吸気圧センサーの検出値をサンプリングして、燃料噴射量を制御している。
そして、スロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサー(56)、
クランク軸(3)の回転数を検出するエンジン回転数センサー(40)、並びに、
このエンジン回転数センサーが検出するエンジン回転数および、スロットル開度センサーが検出するスロットル開度と、吸気圧センサーが検出している吸気圧が極小値となる際のクランク軸の回転位置すなわちピーク吸気圧位置(D)との関係を記憶している3次元マップが設けられ、
前記制御装置が、スロットル開度センサーの検出したスロットル弁の開度、及び、エンジン回転数センサーの検出したエンジン回転数により、3次元マップからピーク吸気圧位置を読み出し、クランク軸の回転位置がピーク吸気圧位置になった際に、吸気圧センサーからの検出信号をサンプリングしており、
かつ、前記吸気管から吸気圧センサーを介して制御装置に至る吸気圧検出経路または制御装置内に、吸気管内の気圧の値を平滑化する平滑手段が設けられている。
【0007】
また、前記平滑手段が、吸気圧センサーを吸気管に接続する細長い空気流路(101)または、吸気圧センサーを吸気管に接続する空気流路に設けられた空気箱(102)により構成されている場合がある。
【0008】
さらに、前記平滑手段が、吸気圧センサーの検出信号を平滑化する平滑回路(106)で構成されている場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における燃料噴射式4サイクルエンジンの実施の第1の形態を図1ないし図8を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の燃料噴射式4サイクルエンジンを搭載した船外機の基本構成を示す模式的構成図である。図2は吸気管の配置の模式図である。図3は3次元マップの説明図である。図4はタイムチャートである。図5は実施の第1の形態の制御装置の概略の回路図である。図6は吸気圧のサンプリングのフローチャートである。図7が吸気圧センサーの検出信号のグラフで、(a)が吸気管内の気圧を直接検出した場合のグラフ、(b)が吸気管内の気圧を平滑化した後に検出した場合のグラフである。図8は吸気圧センサーが取り付けられている吸気管の要部断面図で、(a)は吸気圧センサーが短い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(b)は吸気圧センサーが細長い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(c)は吸気圧センサーが空気箱を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(d)は吸気圧センサーが空気箱を具備する細長い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図である。なお、図4のタイムチャートは、模式的に図示されている。
【0010】
船外機1の上部には、内燃機関である燃料噴射式4サイクル多気筒エンジン2がカウリング内に搭載されており、このエンジン2のクランク軸3は、縦置き状態である。また、船外機1の下部には、プロペラ4が回転可能に設けられている。このプロペラ4は、ドライブシャフト5やプロペラシャフト6などを介して、エンジン2のクランク軸3に連結されており、クランク軸3により、プロペラ4を回転駆動できる。このエンジン2はL型4気筒で、各シリンダ7は略水平に配置されているとともに、上下に4段設けられている。各シリンダ7には、ピストン8が往復動自在に配置され、コンロッド9を介してクランク軸3に連結されている。また、ドライブシャフト5により、冷却水ポンプ27が駆動され、船外機外の水を吸い込んで、エンジン2などに冷却水として供給している。
【0011】
前記シリンダ7が形成されているシリンダボディ29には、エンジン温度センサー32が設けられており、シリンダボディ29の温度すなわちエンジン温度を検出している。また、クランク軸3の周囲には、パルス発生手段としてのパルサコイル36が設けられ、クランク軸3が回転すると、このパルサコイル36が、クランク軸3の回転数(すなわちエンジン回転数)に応じた周波数のパルス信号を出力している。このパルサコイル36がエンジン回転数センサー40を構成しており、パルスの数をカウントすることによりエンジン回転数が分かる。また、パルスの発生する際のクランク軸3の回転角度は略一定であるので、パルスが発生した際には、クランク軸3が特定の回転角度(パルス発生角度)になったことが分かる。
【0012】
シリンダボディ29の燃焼室45側はシリンダヘッド46で覆われている。このシリンダヘッド46には、各シリンダ7毎に、シリンダ7に空気を供給する吸気流路47と、燃焼室45の燃焼ガスを排気する排気流路48とが設けられている。吸気流路47の吸気孔を吸気弁49が開閉し、また、排気流路48の排気孔を排気弁51が開閉している。吸気弁49は吸気弁用カムシャフト49aで駆動され、排気弁51は排気弁用カムシャフト51aで駆動されている。このカムシャフト49a,51aは、クランク軸3とタイミングベルトなどを介して連動しており、クランク軸3が2回転すると、カムシャフト49a,51aは1回転している。さらに、シリンダヘッド46には点火プラグ50が着脱自在に取り付けられている。
【0013】
シリンダヘッド46の吸気流路47には各々、吸気管52が接続され、この4本の吸気管52の端部はサージタンク53に接続されて集合している。吸気管52には、各々スロットル弁54が設けられ、このスロットル弁54が、各気筒への吸気量を調整している。スロットル弁54は、互いに連動しており、スロットル弁54の開度(すなわちスロットル開度)は、スロットル開度センサー56が検出している。このスロットル開度センサー56は、スロットル弁54の開度を正常に検出している際には、出力電圧は0よりも大きな値となっており、故障などをした際には、略0電圧となっている。また、吸気管52の一本には、スロットル弁54の下流側に、吸気圧センサー57が設けられており、吸気管52内の気圧を検出している。さらに、吸気管52には、スロットル弁54の下流側に、各々インジェクター58が設けられている。
【0014】
このインジェクター58への燃料系について説明する。船外機1が搭載されているボート等の船体59側には主燃料タンク61が設けられており、この主燃料タンク61の燃料たとえばガソリンなどは、手動式の第1の低圧ポンプ62によりフィルター63を経て、第2の低圧ポンプ64に送られている。フィルター63およびそれよりも下流の部材は、船外機1内に配置されている。そして、第2の低圧ポンプ64は、第1の低圧ポンプ62から送られた燃料を、気液分離装置であるベーパーセパレータータンク65に送る。このベーパーセパレータータンク65内には、燃料ポンプ66が配設され、この燃料ポンプ66が、供給配管67を介してインジェクター58にベーパーセパレータータンク65内の燃料を供給している。そして、この燃料はインジェクター58から吸気管52内に噴射されている。また、インジェクター58で余った燃料は戻り配管68を通ってベーパーセパレータータンク65に戻ってきている。
【0015】
また、排気流路48には、O2センサー71が設けられ、燃焼ガスの酸素濃度を検出している。そして、オイルポンプ28は、アッパーケーシング18内のオイルパン76から潤滑オイルを吸い込み、オイル流路77を介してクランク軸3の軸受けなどに供給している。オイル流路77には、油温センサー78および油圧センサー79が設けられており、油温センサー78は潤滑オイルの温度を、また、油圧センサー79は潤滑オイルの圧力を検出している。
【0016】
また、船外機1内には、点火プラグ50の点火時期や、インジェクター58の燃料噴射量や噴射時期などのエンジン稼働状態を制御するエンジンコントロールユニット(ECU)81が設けられている。このエンジンコントロールユニット81は、マイコンなどの制御装置で、入力側に、エンジン回転数センサー40、大気圧センサー80、トリムセンサー82、油温センサー78、油圧センサー79、O2センサー71、スロットル開度センサー56、吸気圧センサー57およびエンジン温度センサー32などが、また、出力側に点火プラグ50の点火回路やインジェクター58の駆動部などが接続されている。また、エンジンコントロールユニット81の内部には、CPU83、タイマー84、およびRAMやROMなどからなる記憶部86などが設けられている。
【0017】
さらに、記憶部86には、図3に図示する3次元マップが前もって記録されている。この3次元マップで、エンジン回転数センサー40が検出するエンジン回転数および、スロットル開度センサー56が検出するスロットル開度と、吸気圧センサー57が検出している吸気圧が極小値となる際のクランク軸3の回転位置すなわちピーク吸気圧位置との関係が判明する。3次元マップは、縦軸にピーク吸気圧位置が、横軸にスロットル開度が、曲線または折れ線でエンジン回転数が示されている。
【0018】
この様に構成されている船外機1のエンジン2が稼働すると、空気がサージタンク53から吸気管52を流れ、インジェクター58からガソリンなど燃料が供給されて混合されている。そして、吸気弁49が開いている際に、吸気流路47を通って、燃焼室45に流入している。ピストン8は上死点と下死点との間を往復動しており、クランク軸3が2回転する間に、略上死点から略下死点への吸気工程と、略下死点から略上死点への圧縮工程と、次の略上死点から略下死点への燃焼工程と、略下死点から略上死点への排気工程との4工程を行っている。この4工程の間に、カムシャフト49a,51aは1回転しており、吸気工程の際に吸気弁49が開き、排気工程の際に排気弁51が開いている。また、燃焼工程の始めの上死点付近で点火プラグ50が点火され、吸気工程の初期の付近で、インジェクター58から燃料が噴射されている。そして、エンジンコントロールユニット81は、入力側に接続されている種々のセンサーから入力される種々のデータに基づいて、点火プラグ50の点火時期およびインジェクター58の噴射時期および噴射時間(すなわち、燃料噴射量)などを決定し、制御している。
【0019】
ところで、エンジンコントロールユニット81は、吸気圧センサー57からの検出信号は、常時サンプリングしているのではなく、クランク軸3の1回転毎に1回サンプリングしている。そのサンプリングの方法を、図4のタイムチャートおよび図6のフローチャートに基づいて説明する。ステップ1において、エンジン回転数センサー40からのパルス信号をカウントして、エンジン回転数N(rpm)を算出する。ついで、ステップ2において、スロットル開度センサー56からスロットル開度を入力し、ステップ3に行く。ステップ3において、エンジン回転数およびスロットル開度に基づいて、図3の3次元マップからピーク吸気圧位置D(度)を決定する。ステップ4において、エンジン回転数センサー40のパルス信号の発生から、クランク軸3がピーク吸気圧位置Dになるのに要する時間すなわちタイミング時間T(秒)を下記式で算出する。
T=D×60÷(360×N)
そして、ステップ5において、エンジン回転数センサー40のパルス信号の発生からタイマー84のカウントを開始し、タイミング時間Tが経過すると、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングしている。ステップ6において、今回検出した信号と、前回検出した信号とを比較して、低い方を吸気圧センサー57の正規の吸気圧信号とする。
【0020】
ところで、カムシャフト49a,51aは、クランク軸3が2回転する毎に1回転しており、クランク軸3の回転位置を検出しても、このクランク軸3の回転位置に対応するカムシャフト49a,51aの回転位置は、180度異なる2か所の回転位置があり、何れの回転位置か不明である。しかしながら、正規の吸気圧信号があった場合に、吸気圧センサー57が取り付けられている吸気管52に接続されている気筒が吸気工程付近であると判断しているので、カムシャフト49a,51aが、180度異なる2か所の回転位置の何れであるかが分かる。そして、ステップ1に戻る。
【0021】
この様にして、エンジンコントロールユニット81は、吸気圧センサー57からの検出信号をサンプリングし、このサンプリングされた検出信号の値(以下、検出値)に基づいて、インジェクター58の噴射時期および噴射時間(すなわち、燃料噴射量)などを決定し、インジェクター58を制御している。
【0022】
ところで、図4のタイムチャートは模式的に図示されており、実際の波形は複雑である。特に、吸気管52内の気圧変動は、図7(a)に図示するように複雑に脈動しており、ピーク値付近が凸凹している。そして、吸気圧センサー57が、図8(a)に図示するように、吸気管52の壁52aに近接して取り付けられ、吸気圧センサー57と吸気管52の内部とを接続する空気流路99が短いと、吸気圧センサー57は、図7(a)に図示する吸気管52内の気圧変動を検知し、その出力も図7(a)に図示する波形と同様に脈動する。したがって、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングする時期が前後に少しズレると、吸気圧センサー57の検出値がズレることになる。そこで、吸気圧センサー57が検出する検出値を平滑化して、図7(b)に図示するように、ピーク値付近を平坦としている。このピーク値付近を平坦とする手段(以下、「平滑手段」と呼ぶ。)として、実施の第1の形態では、吸気圧センサー57の取付構造を図8(b)に図示する構造としている。
【0023】
図8(b)に図示する実施の第1の形態では、吸気圧センサー57と吸気管52とを細長い空気流路であるホース101で接続している。そして、吸気管52内の気圧がこのホース101内を通って伝達される間に、吸気管52内の気圧変動が平滑化されている。
【0024】
この実施の第1の形態の第1変形例としては、図8(c)に図示するように、吸気圧センサー57と吸気管52とを接続する空気流路に、空気箱102が設けられている。そして、吸気管52内の気圧がこの空気箱102内を通って伝達される間に、吸気管52内の気圧変動が平滑化されている。なお、空気箱102の断面積は、吸気管52の壁52aに形成される検出器用開口52bの面積や吸気圧センサー57の空気圧取込孔57aの面積よりも大きくなっている。
【0025】
また、実施の第1の形態の第2変形例としては、図8(d)に図示するように、細長いホース101および空気箱102の両者を併用して、ホース101に空気箱102を設けることも可能である。そして、吸気管52内の気圧はホース101および空気箱102内を通って伝達される間に、吸気管52内の気圧変動が平滑化されている。
【0026】
そして、この様に、クランク軸3の回転位置がピーク吸気圧位置Dになった際に、吸気圧センサー57の検出した吸気圧をサンプリングする燃料噴射式4サイクルエンジン4において、吸気管52と吸気圧センサー57とを接続する空気流路の容積がホース101や空気箱102などにより増大されて、吸気圧センサー57に伝達される吸気管52内の気圧が平滑化すると、吸気圧センサー57の検出値も平滑化し、ピーク値付近が平坦となる。その結果、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングする時期が、実際のピーク吸気圧位置よりも前後にズレても、吸気圧センサー57の検出値が、実際のピーク吸気圧の値からズレることを極力防止することができる。なお、平滑化すると、波形の位相が遅れるので、平滑手段が設けられている場合のピーク吸気圧位置Dは、平滑手段が設けられていない場合よりも、遅くなる。したがって、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングする時期は、平滑手段が設けられていない場合よりも、遅らす必要がある。
【0027】
前述のように、実施の第1の形態では、平滑手段が細長い空気流路101や空気箱102で構成されているので、故障することが少なく、耐久性が向上する。
【0028】
次に、本発明における燃料噴射式4サイクルエンジンの実施の第2の形態について説明する。図9は実施の第2の形態における制御装置の説明図で、(a)が概略図、(b)が平滑回路の回路図である。
【0029】
この実施の第2の形態では、吸気圧センサー57は図8(a)に図示するように、吸気管52に短い空気流路99で接続されており、吸気管52の空気圧変動を略直接検出することができる様になっている。そして、平滑手段としてエンジンコントロールユニット81に平滑回路106が設けられており、吸気圧センサー57からの信号は、平滑回路106を介してCPU83に入力されている。この電気的な平滑回路106は、抵抗107およびコンデンサー108からなる積分回路である低域フィルターで構成され、入力された信号を平滑化(たとえば、高い周波数の成分を除去)して出力している。したがって、吸気圧センサー57の検出信号は、図7(a)の様になり、ピーク値付近で凸凹となっているが、この信号が平滑回路106で、図7(b)に図示するように平滑化され、ピーク値付近の値が平坦となる。その結果、実施の第1の形態と同様に、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングする時期が前後にズレても、吸気圧センサー57の検出値がズレることを極力防止することができる。
【0030】
前述のように、実施の第2の形態では、平滑手段が電気的な平滑回路106で構成されており、設置スペースの増大を防止することができるとともに、吸気圧センサー57の取付構造は従前と同じ構造を採用することができる。
【0031】
この様に、実施の形態においては、吸気管52から吸気圧センサー57を介してエンジンコントロールユニット81に至る吸気圧検出経路に、平滑手段が設けられているので、吸気圧センサー57の検出信号をサンプリングする時期が前後にズレても、吸気圧センサー57の検出値がズレることを極力防止することができる。
【0032】
また、制御装置(エンジンコントロールユニット81)は、スロットル開度センサー56の検出したスロットル弁54の開度、及び、エンジン回転数センサー40の検出したエンジン回転数により、3次元マップからピーク吸気圧位置Dを読み出し、クランク軸3の回転位置がピーク吸気圧位置Dになった際に、吸気圧センサー57からの検出信号をサンプリングしている。したがって、クランク軸3の一回転毎に一回サンプリングをしており、サンプリングの時間間隔を比較的長くすることができる。しかも、3次元マップは、吸気圧センサー57の検出する吸気圧が略極小値となるクランク軸3の回転位置であるピーク吸気圧位置Dとスロットル弁54の開度およびエンジン回転数との関係を記憶しており、ピーク吸気圧位置Dをエンジン回転数のみで判断しているものよりも、ピーク吸気圧位置を正確に判断することができ、吸気圧の極小値をより正確に検出することができる。
【0033】
さらに、クランク軸3の一回転毎に一回、吸気圧センサー57の信号をサンプリングし、前回の値と比較して、カムシャフト49a,51aの回転位置を検出することができる。そのため、カムシャフト49a,51aの回転位置を検出するカムシャフトセンサーが不要となり、部品点数を削減することができる。
【0034】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)燃料噴射式4サイクルエンジンは、船外機以外の用途たとえば、水上オートバイやスノーモービルなどにも用いることができる。また、気筒数は適宜変更可能である。ただし、多気筒であることが好ましい。さらに、エンジンの形式はL型でも、V型でも、また、筒内噴射式でも可能である。
(2)平滑回路の具体的構成は適宜変更可能である。
(3)低域フィルターなどからなる平滑回路は、エンジンコントロールユニット内に設けられているが、吸気圧センサーとエンジンコントロールユニットとの間の電気回路に設けることも可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、吸気管から吸気圧センサーを介して制御装置に至る吸気圧検出経路または制御装置内に、吸気管内の気圧の値を平滑化する平滑手段が設けられているので、制御装置は、平滑化された吸気管内の気圧の値をサンプリングしている。そして、平滑化された信号のピーク値付近は平坦となり、サンプリングする時期が実際のピーク吸気圧位置からズレても、吸気圧センサーの吸気圧の極小値を極力正確に検出することができる。
【0036】
また、平滑手段が、吸気圧センサーを吸気管に接続する細長い空気流路または、吸気圧センサーを吸気管に接続する空気流路に設けられた空気箱により構成されている場合には、故障などの発生を減少させることができる。
【0037】
さらに、平滑手段が、吸気圧センサーの検出信号を平滑化する平滑回路で構成されている場合には、電気的に処理できるので、スペースなどを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の燃料噴射式4サイクルエンジンを搭載した船外機の基本構成を示す模式的構成図である。
【図2】図2は吸気管の配置の模式図である。
【図3】図3は3次元マップの説明図である。
【図4】図4はタイムチャートである。
【図5】図5は実施の第1の形態の制御装置の概略の回路図である。
【図6】図6は吸気圧のサンプリングのフローチャートである。
【図7】図7が吸気圧センサーの検出信号のグラフで、(a)が吸気管内の気圧を直接検出した場合のグラフ、(b)が吸気管内の気圧を平滑化した後に検出した場合のグラフである。
【図8】図8は吸気圧センサーが取り付けられている吸気管の要部断面図で、(a)は吸気圧センサーが短い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(b)は吸気圧センサーが細長い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(c)は吸気圧センサーが空気箱を介して吸気管に取り付けられている場合の図、(d)は吸気圧センサーが空気箱を具備する細長い空気流路を介して吸気管に取り付けられている場合の図である。
【図9】図9は実施の第2の形態における制御装置の説明図で、(a)が概略図、(b)が平滑回路の回路図である。
【符号の説明】
2 エンジン
7 シリンダ
52 吸気管
54 スロットル弁
57 吸気圧センサー
81 エンジンコントロールユニット(制御装置)
101 ホース(細長い空気流路、平滑手段)
102 空気箱(平滑手段)
106 平滑回路(平滑手段)
Claims (3)
- シリンダ内へ空気を導く吸気管にスロットル弁が設けられ、このスロットル弁の下流側に吸気圧センサーが取り付けられ、この吸気圧センサーで吸気管内の気圧を検出し、制御装置がこの吸気圧センサーの検出値をサンプリングして、燃料噴射量を制御している燃料噴射式4サイクルエンジンにおいて、
前記スロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサー、
クランク軸の回転数を検出するエンジン回転数センサー、並びに、
このエンジン回転数センサーが検出するエンジン回転数および、スロットル開度センサーが検出するスロットル開度と、吸気圧センサーが検出している吸気圧が極小値となる際のクランク軸の回転位置すなわちピーク吸気圧位置との関係を記憶している3次元マップが設けられ、
前記制御装置が、スロットル開度センサーの検出したスロットル弁の開度、及び、エンジン回転数センサーの検出したエンジン回転数により、3次元マップからピーク吸気圧位置を読み出し、クランク軸の回転位置がピーク吸気圧位置になった際に、吸気圧センサーからの検出信号をサンプリングしており、かつ、
前記吸気管から吸気圧センサーを介して制御装置に至る吸気圧検出経路または制御装置内に、吸気管内の気圧の値を平滑化する平滑手段が設けられていることを特徴とする燃料噴射式4サイクルエンジン。 - 前記平滑手段が、吸気圧センサーを吸気管に接続する細長い空気流路または、吸気圧センサーを吸気管に接続する空気流路に設けられた空気箱により構成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射式4サイクルエンジン。
- 前記平滑手段が、吸気圧センサーの検出信号を平滑化する平滑回路で構成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射式4サイクルエンジン。
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