JP4292747B2 - 発光サイリスタおよび自己走査型発光素子アレイ - Google Patents

発光サイリスタおよび自己走査型発光素子アレイ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、論理機能を有する発光素子および発光素子アレイに関し、特に、3.0Vで駆動する自己走査型発光素子アレイに関する。本発明は、また、自己走査型発光素子アレイを有する書き込み用光源、さらには書き込み用光源を備える光プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル回路の電源電圧は、高速,低消費電力の要請から、低電源電圧化が進んでおり、従来の5V系から、3.3V系へ、さらに低電圧の方向へ移行している。3.3Vの電源電圧では、±10%の誤差が許されており、3.0Vでの動作保証が必要である。
【0003】
デジタル回路の一例として、発光素子アレイを考える。多数個の発光素子を同一基板上に集積した発光素子アレイは、その駆動用ICと組み合わせて光プリンタヘッド等の書き込み用光源として利用されている。本発明者らは、発光素子アレイの構成要素としてPNPN構造を持つ3端子発光サイリスタに注目し、発光点の自己走査が実現できることを既に特許出願(特開平1−238962号公報、特開平2−14584号公報、特開平2−92650号公報、特開平2−92651号公報)し、光プリンタ用光源として実装上簡便となること、発光素子ピッチを細かくできること、コンパクトな自己走査型発光素子アレイを作製できること等を示した。
【0004】
さらに本発明者らは、スイッチ素子(発光サイリスタ)アレイをシフト部として、発光部である発光素子(発光サイリスタ)アレイと分離した構造の自己走査型発光素子アレイを提案している(特開平2−263668号公報)。これらの提案に係る自己走査型発光素子アレイは、5V電源系の駆動用ICで駆動されるように構成されている。
【0005】
前述したように、駆動用ICの電源電圧も、5V系から3.3V系へ、さらに低電圧へと変化している。これは、電源電圧を下げることで消費電力を下げることができるためである。このため、発光サイリスタも3.3V電源系で、駆動できることが望ましい。
【0006】
図1に、5Vで駆動され、かつ、シフト部と発光部を分離したタイプのダイオード結合自己走査型発光素子アレイの等価回路図を示す。この自己走査型発光素子アレイは、スイッチ素子T1 ,T2 ,T3 …、書込み用発光素子L1 ,L2 ,L3 …からなる。スイッチ素子および発光素子のいずれも3端子発光サイリスタが用いられる。シフト部の構成は、ダイオード接続を用いている。すなわち、スイッチ素子のゲート電極間は、ダイオードDで結合されている。VGAは電源(通常−5V)であり、負荷抵抗を経て各スイッチ素子のゲート電極に接続されている。また、スイッチ素子のゲート電極は、書込み用発光素子のゲート電極にも接続される。スイッチ素子T1 のゲート電極にはスタートパルスφS が加えられ、スイッチ素子のカソード電極には、交互に転送用クロックパルスφ1,φ2が加えられ、書込み用発光素子のカソード電極には、書込み信号φI が加えられている。
【0007】
図2は、チップ上に形成された自己走査型発光素子アレイの構造を示し、(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。図中、10はP型のGaAs基板、11はP型のAlGaAsエピタキシャル膜、12はN型のAlGaAsエピタキシャル膜、13はP型のAlGaAsエピタキシャル膜、14はN型のAlGaAsエピタキシャル膜、21はP型のAlGaAsのためのオーミック電極、22はN型のAlGaAsのためのオーミック電極、23はP型のGaAsのためのオーミック電極(裏面共通電極)、60は保護膜、70はVGA配線、71はφ1配線、72はφ2配線、73はφI 配線、80はシフト部カソード島、81は結合ダイオード用カソード島、82は発光点用カソード島、90は抵抗を、それぞれ示している。
【0008】
上記構造では、結合ダイオードとして、PNPN構造の上部PN部分を利用している。
【0009】
動作を簡単に説明する。まず転送用クロックパルスφ2の電圧がLレベルで、スイッチ素子T2 がオン状態であるとする。このとき、スイッチ素子T2 のゲート電極の電位はVGAの−5Vからほぼ0Vにまで上昇する。この電位上昇の影響はダイオードDによってスイッチ素子T3 のゲート電極に伝えられ、その電位を約−1Vに(ダイオードDの順方向立上り電圧(拡散電位に等しい))に設定する。しかし、ダイオードDは逆バイアス状態であるためゲート電極G1 への電位の接続は行われず、ゲート電極G1 の電位は約−5Vのままとなる。発光サイリスタのオン電圧は、ゲート電極電圧+ゲート・カソード間のPN接合の拡散電位(約1V)で近似されるから、次の転送用クロックパルスφ2のHレベル電圧は約−2V(スイッチ素子T3 をオンせるために必要な電圧)以下でありかつ約−4V(スイッチ素子T5 をオンさせるために必要な電圧)以上に設定しておけばスイッチ素子T3 のみがオンし、これ以外のスイッチ素子はオフのままにすることができる。従って2本の転送用クロックパルスでオン状態が転送されることになる。
【0010】
スタートパルスφS は、このような転送動作を開示させるためのパルスであり、スタートパルスφS をHレベル(約0V)にすると同時に転送用クロックパルスφ2 をLレベル(約−2〜約−4V)とし、スイッチ素子T1 をオンさせる。その後すぐ、スタートパルスφS はLレベルに戻される。
【0011】
いま、スイッチ素子T2 がオン状態にあるとすると、スイッチ素子T2 のゲート電極の電位は、VGAより上昇し、約0Vとなる。したがって、書込み信号φI の電圧が、PN接合の拡散電位(約1V)以下であれば、発光素子L2 を発光状態とすることができる。
【0012】
これに対し、スイッチ素子T1 のゲート電極は約−5Vであり、スイッチ素子T3 のゲート電極は約−1Vとなる。したがって、発光素子L1 の書込み電圧は約−6V、発光素子L3 の書込み電圧は約−2Vとなる。これから、発光素子L2 のにみ書込める書込み信号φI の電圧は、−1〜−2Vの範囲となる。発光素子L2 がオン、すなわち発光状態に入ると、発光強度は書込み信号φI に流す電流量で決められ、任意の強度にて画像書込みが可能となる。また、発光状態を次の発光素子に転送するためには、書込み信号φI ラインの電圧を一度0Vにまでおとし、発光している発光素子をいったんオフにしておく必要がある。
【0013】
以上のような構成のダイオード結合型自己走査型発光素子アレイの動作可能な電圧(クロックパルスのLレベル電圧)VL は、
L <VGON −2VD −Ith×RP
である。ここで、VGON はオンしているサイリスタのゲート電圧であり、VD は結合ダイオードDの順方向立ち上がり電圧、Ithはサイリスタがオンできるしきい電流、RP はサイリスタのゲートの寄生抵抗である。それぞれの値は、VGON が約0.3V、VD は1.3V、Ith×RP は約0.3Vであり、VL <−3.1Vとなる。更に、安定動作を実現するには、0.2V程度の余裕が必要であり、結局、現状の自己走査型発光素子アレイを動作させるには、3.3V程度の電圧が必要となる。このため、いわゆる3.0V系電源では動作できない。
【0014】
本発明の目的は、動作電圧を引き下げて、3.0Vで動作する自己走査型発光素子アレイを提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、論理機能を有する発光素子を提供することにある。
【0016】
本発明のさらに他の目的は、論理機能を有する発光素子アレイを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、結合ダイオードとして、PN接合の代わりにショットキー接合を使う。ショットキー接合はPN接合に比べて本質的に障壁高さが低く、順方向立ち上がり電圧VS は約0.8V程度となる。このため、電源電圧は、PN接合を結合素子として使う場合よりも約0.5V動作電圧を引き下げることができる。
【0018】
また、PNPN構造のサイリスタの上側のPN接合を結合ダイオードとして使うと、このダイオードにしきい電流以上が流れると、サイリスタがオンしてしまい、ダイオードが基板から絶縁されなくなってしまう。しかし、PNP構造の上に金属を設けたショットキー接合では、サイリスタ動作ができないため、PNP構造によって常に基板から絶縁された状態を保つことができる。このため、ショットキー接合を用いることにより、自己走査型発光素子アレイと同じプロセス,素子構造で、種々の論理回路,論理機能を付加できる。
【0019】
本発明の第1の態様は、ゲート層にショットキー接触する金属端子を有し、前記ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードを含むPNPN構造の発光サイリスタである。
【0020】
本発明の第2の態様は、1次元的に配列された、ショットキーバリアダイオードを含むPNPN構造の複数個の発光サイリスタと、隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合する結合ダイオードとを備え、前記結合ダイオードとして、前記ショットキーバリアダイオードを用いたことを特徴とする自己走査型発光素子アレイである。
【0021】
本発明の第3の態様は、PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、前記2相のクロックパルスラインの一方を、スタートパルス形成用ダイオードを介して、最初に発光すべき発光サイリスタのゲート電極に接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、前記結合ダイオードおよび前記スタートパルス形成用ダイオードを、前記PNPN構造に形成されたショットキーバリアダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイである。
【0022】
本発明の第4の態様は、PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、前記2相のクロックパルスラインを、ダイオード−ダイオード・ロジックの論理和回路または論理積回路を介して、前記電源電圧ラインに接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、前記結合ダイオードおよび前記論理和回路または論理積回路を、前記PNPN構造に形成されたショットキーダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイである。
【0023】
本発明の第5の態様は、PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、前記2相のクロックパルスラインの一方を、スタートパルス形成用ダイオードを介して、最初に発光すべき発光サイリスタのゲート電極に接続し、前記2相のクロックパルスラインを、ダイオード−ダイオード・ロジックの論理和回路または論理積回路を介して、前記電源電圧ラインに接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、前記結合ダイオード,前記スタートパルス用ダイオード,および前記論理和回路または論理積回路を、前記PNPN構造に形成されたショットキーバリアダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイである。
【0024】
本発明の第6の態様は、アノード,カソード,ゲートのいずれかに、PNPN構造に含まれるショットキーバリアダイオードで構成された論理回路であって、発光状態をコントロールする論理回路が接続されたPNPN構造の発光サイリスタである。
【0025】
本発明の第7の態様は、PNPN構造に含まれるショットキーバリアダイオードで構成され、発光状態をコントロールするセット端子およびリセット端子が接続されたPNPN構造の発光サイリスタである。
【0026】
本発明の第8の態様は、PNPN構造に含まれるショットキーバリアダイオードで構成され、発光状態をコントロールするセット端子およびリセット端子が接続されたPNPN構造の発光サイリスタを有するフリップフロップ回路である。
【0027】
本発明の第9の態様は、第6の態様の論理回路が、ダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートまたはANDゲートである場合に、ゲート入力端子が2個の発光サイリスタを2次元マトリックス状に配列し、前記2個のゲート入力端子の一方を行ラインに、ゲート入力端子の他方を列ラインに接続して構成された2次元マトリックス発光素子アレイである。
【0028】
本発明の第10の態様は、第6の態様の論理回路が、ダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲートである場合に、ゲート入力端子がN個(Nは2以上の整数)の第1の発光サイリスタを1次元状に配列し、各第1の発光サイリスタのゲート入力端子を、N本のラインにマトリックス状に接続して構成された1次元マトリックス発光素子アレイである。
【0029】
本発明の第11の態様は、隣接するゲート間が結合ダイオードで結合されて、一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第1の発光サイリスタよりなるシフト部と、一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第2の発光サイリスタよりなるメモリ部と、一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第3の発光サイリスタよりなる発光部と、前記メモリ部へデータを書き込むための書き込みラインと、2入力ANDゲートとを備え、前記2入力ANDゲートの一方の入力は前記書き込みラインに接続され、他方の入力は前記シフト部の対応する第1の発光サイリスタのゲートに接続され、前記2入力ANDゲートの出力は、前記メモリ部の対応する第2の発光サイリスタのゲートに接続され、前記発光部の第3の発光サイリスタのゲートは、前記メモリ部の対応する第2の発光サイリスタのゲートに接続されている自己走査型発光素子アレイにおいて、前記結合ダイオードおよび前記2入力ANDゲートを、前記PNPN構造に形成されたショットキーダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイである。
【0030】
【発明の実施の形態】
【0031】
【実施例1】
本実施例は、ショットキー接触のゲート電極を持った発光サイリスタ、すなわちゲート層にショットキー接触端子を持った発光サイリスタである。
【0032】
図3に、チップ上に形成された発光サイリスタの構造を示す。(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。図中、10は第1の導電型のGaAs基板、11は第1の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜、12は第2の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜、13は第1の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜、14は第2の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜、21は第1の導電型のAlGaAsのためのオーミック電極、22は第2の導電型のAlGaAsのためのオーミック電極、23は第1の導電型のGaAsのためのオーミック電極(裏面共通電極)、60は保護膜である。
【0033】
第1の導電型がP型の場合、30はカソード配線、40はショットキー接触カソード配線、50はゲート配線である。第1の導電型がN型の場合、30はアノード配線、40はショットキー接触アノード配線、50はゲート配線である。
【0034】
以上の構造の製造方法を、図4を参照して説明する。なお、第1の導電型は、P型であるものとする。
【0035】
まず、図4(A)に示すように、P型のGaAs基板10上に、P型のAlGaAsエピタキシャル膜11、N型のAlGaAsエピタキシャル膜12,P型のAlGaAsエピタキシャル膜(ゲート層)13、N型のAlGaAsエピタキシャル膜(カソード層)14をエピタキシャル成長させる。
【0036】
次に、図4(B)に示すように、カソード層14をパターニングし、ゲート層13を露出させる。ゲート層13上には、ゲートオーミック電極21(AuZn)を、カソード層14上にはカソードオーミック電極22(AuGe)をリフトオフで形成する。
【0037】
次に、図4(C)に示すように、素子分離をエッチングによって行う。
【0038】
次に、図4(D)に示すように、保護膜60として、SiO2 をプラズマCVDで形成する。保護膜60に、コンタクトホールをリアクティブイオンエッチング(RIE)で形成する。
【0039】
次に、図4(E)に示すように、アルミ膜をスパッタリングで形成する。アルミ膜をスパッタで形成することにより、アルミ膜がゲート層13に接触する部分に、初期のクリーニング効果で安定した金属−半導体接触が実現できる。
【0040】
アルミ膜をパターニングして、カソード配線30,ショットキー接触カソード配線40,ゲート配線50を形成する。GaAs基板10の裏面に、裏面電極23を形成する。
【0041】
以上のような構造の発光サイリスタにおけるショットキー接触カソード配線40とゲート配線50との間の電流−電圧特性を図5に示す。ショットキー接触カソード配線40を基準に、ゲート配線50の電位を変化させた。順方向立ち上がり電圧は約0.8Vであり、逆方向電流は−10nA(−5V時)となった。
【0042】
以上のように、本実施例では、P型基板を用いた発光サイリスタのゲート層上にAlショットキー接触を得た。この構成では、Al配線材料をそのままショットキー電極材料に使えるため、工程が簡便である。しかし、Al配線材料とは別のショットキー電極を別に形成してもよい。この場合、Au,Al,Pt,Ti,Mo,W,WSi,TaSiなどの材料が使える。
【0043】
【実施例2】
本実施例は、ショットキーバリアダイオードを結合ダイオードとして使った自己走査型発光素子アレイである。
【0044】
図6に、回路図を示す。図1の回路の結合ダイオードDがショットキーバリアダイオードSBに置き換わっている。
【0045】
図7に、チップ上に形成された自己走査型発光素子アレイの構造を示す。(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。図中、10はP型のGaAs基板、11はP型のAlGaAsエピタキシャル膜、12はN型のAlGaAsエピタキシャル膜、13はP型のAlGaAsエピタキシャル膜、14はN型のAlGaAsエピタキシャル膜、21はP型のAlGaAsのためのオーミック電極、22はN型のAlGaAsのためのオーミック電極、23はP型のGaAsのためのオーミック電極(裏面共通電極)、60は保護膜、70はVGA配線、71はφ1配線、72はφ2配線、73はφI 配線、80はシフト部カソード島、82は発光部用カソード島、83は結合ダイオードとして用いられるショットキーバリアダイオード、90は抵抗である。
【0046】
以上の構成のように、ダイオード結合型自己走査型発光素子アレイにおける結合ダイオードに、ショットキーバリアダイオードを使うと、順方向電圧がPNダイオードに比べて約0.5V低いため、VL =−2.8Vで安定した動作が可能となった。
【0047】
【実施例3】
本実施例は、実施例2の自己走査型発光素子アレイにおいてスタートパルス端子を省略したときに、結合ダイオードとしてショットキーバリアダイオードを使った自己走査型発光素子アレイである。スタートパルス端子を省略することにより、チップ上のボンディングパッドの数を減らしている。図6の回路においてスタートパルス端子φS を省き、クロックパルス端子φ2に兼ねさせている。
【0048】
このようにスタートパルス端子を省略する技術は、特開2001−68736号公報に開示されているが、この場合はPNダイオードを用いることにより実現していた。
【0049】
本実施例では、ショットキーバリアダイオードを用いている。図8に、その回路構成を示す。この場合、発光素子T1 のゲートは、ショットキーバリアダイオード91を介してクロックパルス端子φ2に接続される。実施例2と同様、ショットキーバリアダイオードを使った方がより低い電源電圧で動作可能となる。
【0050】
【実施例4】
本実施例は、実施例2の自己走査型発光素子アレイにおいてスタートパルス端子およびVGA端子を省略したときに、結合ダイオードとしてショットキーバリアダイオードを使った自己走査型発光素子アレイである。スタートパルス端子およびVGA端子を省略することにより、チップ上のボンディングパッドの数を減らしている。図8の回路においてVGA端子を省き、φ1とφ2のクロックパルスから合成する。
【0051】
このようにスタートパルス端子およびVGA端子を省略する技術は、特開2001−68736号公報に開示されているが、この場合はPNダイオードを用いることにより実現していた。
【0052】
本実施例では、ショットキーバリアダイオードを用いる。図9に、その回路構成を示す。ダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートのダイオードとして、ショットキーバリアダイオード92,93を用いている。
【0053】
従来のように、ダイオードとして、ゲート−カソード間のPN接合を使うと、このダイオードにある値以上の電流を流した場合、このPN接合を含むPNPN寄生サイリスタがオンしてしまい、VGA端子の電圧は、おおよそVD (ダイオードの順方向立ち上がり電圧)に固定されてしまう。このため、VGAラインに流せる電流には限度があった。しかし、本実施例のように、PN接合の代わりにショットキーバリアダイオード92,93を使うことで、寄生サイリスタができないため、VGAラインに流す電流値に制限がなくなった。このVGAラインに流れる電流により、自己走査型発光素子アレイの転送速度が規定されるため、ショットキーバリアダイオードを使うことによって、高速に転送する自己走査型発光素子アレイを実現できた。
【0054】
以上の実施例では、スタートパルス端子およびVGA端子の両方を省略したが、VGA端子のみを省略してもよい。この場合には、図1の回路において、ショットキーバリアダイオード92,93よりなるORゲートを設けることになる。
【0055】
【実施例5】
本実施例は、ダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートを発光サイリスタのゲート上に設け、2つ以上のゲート信号の論理和によって発光状態をコントロールできる発光サイリスタである。
【0056】
図10は、その回路構成と真理値表を示す。真理値表において、「*」は、HレベルおよびLレベルのどちらでもよいことを表す。図10(A)に示すように、3端子サイリスタ(第1導電型はN型)94のゲート端子Gにショットキーバリアダイオード95,96よりなるダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートが付加されている。発光サイリスタ94のカソードは直接に接地され、ダイオード96のカソードは、抵抗120を介して接地されている。D1 ,D2 は、ダイオード95,96のアノード端子110,111である。
【0057】
図11は、その構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。なお、図11において、図3と同一の要素には、同一の参照番号を付して示してある。ダイオード95,96は、アノード端子110,111と、ゲート層13とのショットキー接触により形成される。抵抗120は、ゲート層13の幅を細め、くびれ状態となるようにして形成した。一方、抵抗120の他端はゲート層13上に電極21でオーミック接触をとり、これに接続される配線100は接地される。
【0058】
3端子発光サイリスタ94は、もともとゲートとアノードの2つの端子でコントロールされる論理回路と考えられる。すなわち、発光状態L(1が発光、0が非発光を表す)は、ゲートレベルG(Hレベルが1、Lレベルが0を表す)とアノードレベルA(Hレベルが1、Lレベルが0を表す)を使い、
【0059】
【数1】
Figure 0004292747
【0060】
で表される。このため、発光サイリスタ94をオンさせるには、図10(B)の真理値表に示すように、D1 ,D2 の両端子が共にLレベルのときにアノードレベルAをHレベルとしたとき点灯させることができる。
【0061】
以上の実施例では、発光サイリスタの第1の導電型をN型とした場合を示したが、P型の場合も、同様に構成できる。図12に、その回路図および真理値表を示す。図12(A)に示すように、発光サイリスタ97のゲートにダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲートが付加されている。このANDゲートは、ショットキーバリアダイオード95,96で構成される。ショットキーバリアダイオードの向きが図10の場合とは逆向きになる。
【0062】
以上の構成において、発光サイリスタのカソードレベルをK(Hレベルが1、Lレベルが0を表す)とすると、
【0063】
【数2】
Figure 0004292747
【0064】
となる。
【0065】
また、第1の導電型がN型の場合で、ダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲートと組み合わせた場合の回路構成および真理値表を図13に示す。図14に、その構造を示す。図中、13はゲート層、21はオーミック電極、112,113はAND入力端子D1 ,D2 、114はAND出力端子、130はダイオード−ダイオード・ロジックでのANDゲートである。
【0066】
ダイオード−ダイオード・ロジックによるANDゲート130は、図14に示すように、発光サイリスタのゲートとは独立した島の上に形成される。
【0067】
図13の回路構成において、第1の導電型がP型の場合の回路図および真理値表を図15に示す。発光サイリスタ94のゲートにダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートが付加される。ORゲートは、ショットキーバリアダイオード95,96で構成される。
【0068】
以上では、発光サイリスタのゲートにダイオード−ダイオード・ロジック(DDL)を付加した例を示したが、アノードまたはカソードにDDLを付加してもよい。式(1),(2)で示したように、アノードまたはカソードとゲートとの論理値が逆のときにオンしているため、NOTゲートを準備しなくても、種々の論理を実現できる。論理回路の例を図16〜図19に示す。
【0069】
図16は、発光サイリスタ94のアノードにショットキーバリアダイオード98を付加した例である。
【0070】
図17は、発光サイリスタ94のアノードに、ショットキーバリアダイオード95,96よりなるORゲートを付加した例である。
【0071】
図18は、発光サイリスタ97のカソードにショットキーバリアダイオード98を付加した例である。
【0072】
図19は、発光サイリスタ97のカソードに、ショットキーバリアダイオード95,96よりなるANDゲートを付加した例である。
【0073】
本実施例では、各論理ゲートの入力を2本の場合について述べたが、同様の考え方で3本以上に拡張できることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。
【0074】
【実施例6】
本実施例は、順序回路としてRS−FF(セット・リセット・フリップフロップ)を付加し、発光状態をコントロールできる発光サイリスタである。
【0075】
図20に、その構成と、状態遷移動作を示す。状態遷移動作を表す図20(B)では、2つの状態[ON]と[OFF]から、セット,リセットパルスによって、状態が変化する様子を表している。この構成によれば、発光サイリスタ97がオン状態を保持する特性を生かし、セットおよびリセット端子をショットキーバリアダイオード95,96で付加した。セット端子をHレベルとすることで、発光サイリスタのゲート端子の電圧が基板電位に近づき、発光サイリスタがオンする。オン状態でリセット端子をHレベルとすると、ショットキーバリアダイオード95の立ち上がり電圧のほうがオン状態の発光サイリスタのカソード電圧よりも絶対値として小さくなり、ショットキーバリアダイオード95の立ち上がり電圧でクランプされる。このため、発光サイリスタはオフ状態となる。
【0076】
第1の導電型がP型である構造例を図21に示す。(A)は上面図、(B)は断面図である。図中、140はセット端子、141はカソード端子、142はリセット端子である。なお、その他の構成要素で、図3の構成要素と同一の要素には、同一の参照番号を付して示している。この構造では、リセット端子用のショットキーバリアダイオードを発光サイリスタ97のカソード島上に作製している。
【0077】
さらに、2個の発光サイリスタを用い、セット端子,リセット端子を2個ずつとし、それぞれの論理積によりコントロールできる構成例を図22に示す。図中、SBはショットキーバリアダイオードを示す。それぞれが2本のアドレス線でコントロールできるようになるため、任意のビットをセット/リセットできる、スタティックなメモリとして使える。もちろん、セット/リセット端子を3本以上とすることも可能である。
【0078】
【実施例7】
本実施例は、実施例5のダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲート付き発光サイリスタ(図12)を用いて、2次元マトリックスの発光素子アレイを実現したものである。
【0079】
図23に、その回路を示す。発光サイリスタTij(i=1,2,3,…、j=1,2,3,…)がマトリックス状に配列され、各発光サイリスタのゲートには、2個のショットキーバリアダイオードSBにより構成される2入力ANDゲートが接続されている。ANDゲートの2個の入力端子は、それぞれ、行ラインRi(i=1,2,3,…)および列ラインCj(j=1,2,3,…)に接続されている。
【0080】
発光サイリスタの各ゲートは、また、対応する各抵抗Rを介して基板電位端子Vsub に接続され、発光サイリスタの各カソードは、抵抗RK を介して共通のカソード端子Kに接続されている。
【0081】
以上のような構成の2次元マトリックス発光素子アレイにおいて、行ラインRiおよび列ラインCjがともにHレベルのとき、端子KがLレベルでサイリスタTijが点灯する。また、ある発光サイリスタが点灯した状態でも、別の発光サイリスタを指定すれば、この指定された発光サイリスタも同時に点灯できる。すなわち、複数の発光点をスタティックに点灯できる。
【0082】
以上の実施例では、ANDゲートを用いたが、ORゲートを用いることもできることは、当業者には容易に理解できるであろう。
【0083】
【実施例8】
本実施例は、実施例5のダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲート付き発光サイリスタ(図12)を用いて、1次元配列発光サイリスタアレイを実現したものである。
【0084】
図24に、その回路を示す。各発光サイリスタTのゲートには、3個のショットキーバリアダイオードSBよりなる3入力ANDゲートが設けられている。これら各ANDゲートの3個の入力端子は、3組の信号線(A1 ,A2 ,A3 )、(B1 ,B2 ,B3 )、(C1 ,C2 ,C3 )にマトリックス状に接続することによって、9本の信号線(A1 〜A3 ,B1 〜B3 ,C1 〜C3 )によって、27個の発光サイリスタの発光をコントロールできる(図では、ゲート入力端子の1つが信号線A1 につながっている部分しか描いていないが、実際にはこの3倍の発光素子が並ぶ)。
【0085】
各発光サイリスタTのカソードは、抵抗RK を介してφI ラインに接続され、各発光サイリスタのゲートは、抵抗Rを経て、基板電位Vsub に接続されている。
【0086】
図25に、チップ上に形成された発光サイリスタアレイの構造を示す。(A)は平面図、(B)は(A)のX−X線断面図である。図中、図3の構成要素と同一の要素には、同一の参照番号を付して示している。なお、図25では抵抗RK は図示していない。
【0087】
【実施例9】
本実施例は、実施例8の回路(図24)に、発光サイリスタ列をもう1列設けたものである。すなわち、3入力ANDゲート付き発光サイリスタTを使った発光サイリスタアレイを、データを記憶するメモリ用とし、さらに発光サイリスタL列を設けたものである。図26に、回路構成を示す。各発光サイリスタLのゲートは、対応する発光サイリスタTのゲートに接続され、各発光サイリスタLのカソードは抵抗RK Lを介してφL ラインに接続されている。
【0088】
この構成では、φI ラインに接続されている発光サイリスタTをメモリ素子として使い、データを書き込んだ後、φL ラインをLレベルとすることで、発光サイリスタTに記憶されているデータにしたがって発光サイリスタLが点灯する。
【0089】
駆動タイミング波形を図27に示す。27点のデータをφI ラインに接続された発光サイリスタに記憶させ、その後、φL ラインをLレベルとすることで、φI ラインのデータに従って点灯する。図26では、各発光サイリスタLのカソードは直接φL ラインに接続されているため、φL ラインを駆動するドライバは点灯数に応じた電流を供給できる回路となっている。
【0090】
【実施例10】
本実施例は、2入力ANDゲートと自己走査型発光素子アレイとを組み合わせた例である。図28に、その回路を示す。ゲート間がショットキーゲートダイオードで接続された発光サイリスタ列よりなるシフト部150と、メモリ用の発光サイリスタTn 列よりなるメモリ部160と、点灯用の発光サイリスタLn 列よりなる発光部170とを備え、サイリスタTのゲートは、ショットキーバリアダイオードで構成される2入力ANDゲート180に接続され、ANDゲートの入力端子は、書き込み(Write)ラインおよびシフト部サイリスタのゲートにそれぞれ接続されている。
【0091】
以上の構成において、シフト部が指定するメモリ部サイリスタTn を点灯させたい場合は、WriteラインをHレベルとし、点灯させたくない場合はLレベルとする。この情報は、メモリ部サイリスタTn (メモリ素子)に記憶され、発光部サイリスタLn は発光ラインφL をLレベルとしたとき、この情報に基づいて点灯する。
【0092】
以上の構成を採ることにより、複数の発光データをメモリ部サイリスタTn 上に書き込んだ上で、一度に発光部サイリスタLn を同時点灯することにより、積分光量を稼ぐことができる。
【0093】
図28の構造例を、図29に示す。図29では、φM およびφL ラインと発光サイリスタのカソードとの間の抵抗は図示を省略した。なお図29において、図3と同一の構成要素には同一の参照番号を付して示す。ただし、24は、ショットキー電極を示している。
【0094】
図30に駆動パルスの例を示す。シフト部150の指定する発光点番号のメモリ部サイリスタTn (メモリ素子)をオンさせるには、Write端子をHレベルとし、オンさせないときはLレベルとする。データセット第1〜第8の8発光点用データをメモリ部サイリスタT1 〜T8 に記憶させた後、Write端子をLレベルとし、発光ラインφL をLレベルとすることで、発光部サイリスタL1 〜L8 のうち、Write端子に入力されたデータによって指定される発光部サイリスタが点灯する。その後、メモリラインφM をHレベルとして、メモリ素子を消去する。所定の点灯時間の後に、発光ラインφL をHレベルとして、発光部サイリスタLn を消灯した後、次のデータセット第9〜第16の8発光点用データをWrite端子から読み込んでいく。
【0095】
このように、8発光点を一区切りとし、この区切り毎に発光ラインφL をLレベルとして発光させている。このような駆動方法を採ることにより、チップ側の構成は同じでも駆動波形を変化させることによって同時点灯数を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】5Vで駆動され、かつ、シフト部と発光部を分離したタイプのダイオード結合自己走査型発光素子アレイの等価回路図である。
【図2】チップ上に形成された自己走査型発光素子アレイを示し、(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。
【図3】実施例1の発光サイリスタの構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。
【図4】図3の発光サイリスタの製造方法を示す図である。
【図5】図3の発光サイリスタの電流−電圧特性を示す図である。
【図6】実施例2の自己走査型発光素子アレイの等価回路図である。
【図7】図6の自己走査型発光素子アレイの構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のX−X線断面図である。
【図8】実施例3の自己走査型発光素子アレイの等価回路図である。
【図9】実施例4の自己走査型発光素子アレイの等価回路図である。
【図10】実施例5の発光サイリスタの構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図11】図10の発光サイリスタの構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図12】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図13】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図14】図13の発光サイリスタの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図15】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図16】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図17】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図18】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図19】実施例5の発光サイリスタの他の構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は真理値表である。
【図20】実施例6の発光サイリスタの構成を示す図であり、(A)は回路図、(B)は論理動作を示す図である。
【図21】図20の発光サイリスタの構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図22】実施例6の発光サイリスタの他の構成を示す回路図である。
【図23】実施例7の2次元マトリックスの発光素子アレイの回路図である。
【図24】実施例8の1次元マトリックスの発光素子アレイの回路図である。
【図25】図24の発光サイリスタアレイの構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図26】実施例9の発光サイリスタアレイの構成を示す回路図である。
【図27】図26の発光サイリスタアレイの駆動タイミング波形を示す図である。
【図28】実施例10の自己走査型発光素子アレイの構成を示す回路図である。
【図29】図28の自己走査型発光素子アレイの構造を示す平面図である。
【図30】図28の自己走査型発光素子アレイの駆動パルスを示す図である。
【符号の説明】
10 第1の導電型のGaAs基板
11 第1の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜第1層
12 第2の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜第2層
13 第1の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜第3層
14 第2の導電型のAlGaAsエピタキシャル膜第4層
21 第1の導電型のAlGaAsのためのオーミック電極
22 第2の導電型のAlGaAsのためのオーミック電極
23 第1の導電型のGaAsのためのオーミック電極(裏面共通電極)
24 第1の導電型のAlGaAsのためのショットキー電極
30 発光電流配線
40 ショットキーバリア配線
50 ゲート配線
60 保護膜
70 VGA配線
71 φ1配線
72 φ2配線
73 φI 配線
80 シフト部カソード島
82 発光点用カソード島
83 ショットキーバリア型結合ダイオード
90 抵抗
94,98 発光サイリスタ
95,96 ショットキーバリアダイオード
100 ゲート端子(基板電位を与える)
110,111 OR入力端子
112,113 AND入力端子
114 AND出力端子
120 抵抗(くびれ)
130 ダイオード−ダイオード・ロジックでのANDゲート
140 セット端子
141 カソード端子
142 リセット端子
150 シフト部
160 メモリ部
170 発光部

Claims (25)

  1. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードを含むPNPN構造の発光サイリスタ。
  2. 前記金属端子は、Au,Al,Pt,Ti,Mo,W,WSi,TaSiよりなる群から選ばれた金属よりなることを特徴とする請求項1に記載の発光サイリスタ。
  3. 前記第3の半導体層は、AlGaAsで形成され、前記金属端子は、Al配線で形成されることを特徴とする請求項1に記載の発光サイリスタ。
  4. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードと、
    1次元的に配列された前記ショットキーバリアダイオードを含むPNPN構造の複数個の発光サイリスタと、
    隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合する結合ダイオードとを備え、
    前記結合ダイオードとして、前記ショットキーバリアダイオードを用いたことを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  5. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードを含み、
    PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、
    隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、
    電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、
    前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、
    前記2相のクロックパルスラインの一方を、スタートパルス形成用ダイオードを介して、最初に発光すべき発光サイリスタのゲート電極に接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記結合ダイオードおよび前記スタートパルス形成用ダイオードを、前記PNPN構造に形成されたショットキーバリアダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  6. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードを含み、
    PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、
    隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、
    電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、
    前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、
    前記2相のクロックパルスラインを、ダイオード−ダイオード・ロジックの論理和回路または論理積回路を介して、前記電源電圧ラインに接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記結合ダイオードおよび前記論理和回路または論理積回路を、前記ショットキーバリアダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  7. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードを含み、
    PNPN構造の発光サイリスタ複数個を一次元的に接続し、
    隣接する発光サイリスタのゲート電極間を結合ダイオードにて互いに接続し、
    電源電圧ラインを、前記各発光サイリスタに、各負荷抵抗を介して接続し、
    前記一次元的に配列された各発光サイリスタに、2相のクロックパルスラインを、それぞれ1素子おきに接続し、
    前記2相のクロックパルスラインの一方を、スタートパルス形成用ダイオードを介して、最初に発光すべき発光サイリスタのゲート電極に接続し、
    前記2相のクロックパルスラインを、ダイオード−ダイオード・ロジックの論理和回路または論理積回路を介して、前記電源電圧ラインに接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記結合ダイオード,前記スタートパルス形成用ダイオード,および前記論理和回路または論理積回路を、前記ショットキーバリアダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  8. 前記ショットキーバリアダイオードは、前記PNPN構造のAlGaAs層と、このAlGaAs層に接触するAl配線とにより構成されることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイ。
  9. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードで構成された論理回路であって、発光状態をコントロールする論理回路が接続されたPNPN構造の発光サイリスタ。
  10. 前記論理回路は、ダイオード−ダイオード・ロジックのORゲートであることを特徴とする請求項9に記載の発光サイリスタ。
  11. 前記論理回路は、ダイオード−ダイオード・ロジックのANDゲートであることを特徴とする請求項9に記載の発光サイリスタ。
  12. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードで構成され、発光状態をコントロールするセット端子およびリセット端子が接続されたPNPN構造の発光サイリスタ。
  13. 前記ショットキーバリアダイオードは、前記PNPN構造のAlGaAs層と、このAlGaAs層に接触するAl端子とにより構成されることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の発光サイリスタ。
  14. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードで構成され、発光状態をコントロールするセット端子およびリセット端子が接続されたPNPN構造の発光サイリスタを有するフリップフロップ回路。
  15. 前記ショットキーバリアダイオードは、前記PNPN構造のAlGaAs層と、このAlGaAs層に接触するAl端子とにより構成されることを特徴とする請求項14に記載のフリップフロップ回路。
  16. ゲート入力端子が2個の請求項10または11に記載の発光サイリスタを2次元マトリックス状に配列し、前記2個のゲート入力端子の一方を行ラインに、ゲート入力端子の他方を列ラインに接続して構成された2次元マトリックス発光素子アレイ。
  17. ゲート入力端子がN個(Nは2以上の整数)の請求項11に記載の第1の発光サイリスタを1次元状に配列し、各第1の発光サイリスタのゲート入力端子を、N×N本のラインにマトリックス状に接続して構成された1次元マトリックス発光素子アレイ。
  18. 1次元状に配列された第2の発光サイリスタをさらに備え、第1の発光サイリスタのゲートは、対応する第2の発光サイリスタのゲートに接続され、
    前記第1の発光サイリスタはメモリ用に用いて、第1の発光サイリスタに記憶されているデータにしたがって、前記第2の発光サイリスタの発光状態をコントロールすることを特徴とする請求項17に記載の1次元マトリックス発光素子アレイ。
  19. 基板上に順に積層した、第1の導電型の第1の半導体層、第2の導電型の第2の半導体層、第1の導電型の第3の半導体層、第2の導電型の第4の半導体層のPNPN構造を構成する当該第3の半導体層にショットキー接触する金属端子を有し、当該ショットキー接触により構成されるショットキーバリアダイオードと、
    隣接するゲート間が結合ダイオードで結合されて、一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第1の発光サイリスタよりなるシフト部と、
    一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第2の発光サイリスタよりなるメモリ部と、
    一次元的に配列された複数個のPNPN構造の第3の発光サイリスタよりなる発光部と、
    前記メモリ部へデータを書き込むための書き込みラインと、
    2入力ANDゲートとを備え、
    前記2入力ANDゲートの一方の入力は前記書き込みラインに接続され、他方の入力は前記シフト部の対応する第1の発光サイリスタのゲートに接続され、
    前記2入力ANDゲートの出力は、前記メモリ部の対応する第2の発光サイリスタのゲートに接続され、
    前記発光部の第3の発光サイリスタのゲートは、前記メモリ部の対応する第2の発光サイリスタのゲートに接続されている自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記結合ダイオードおよび前記2入力ANDゲートを、前記ショットキーダイオードで構成することを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  20. 前記ショットキーバリアダイオードは、前記PNPN構造のAlGaAs層と、このAlGaAs層に接触するAl配線とにより構成されることを特徴とする請求項19に記載の自己走査型発光素子アレイ。
  21. 3.0Vで動作することを特徴とする請求項4,5,6,7または19に記載の自己走査型発光素子アレイ。
  22. 3.0Vで動作することを特徴とする請求項16に記載の2次元マトリックス発光素子アレイ。
  23. 3.0Vで動作することを特徴とする請求項17または18に記載の1次元マトリックス発光素子アレイ。
  24. 請求項4〜8のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイを有する書き込み用光源。
  25. 請求項24に記載の光源を備える光プリンタ。
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