JP7147395B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents
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Description
上記荷室のフロア(つまり荷室フロア)をリヤサイドフレームよりも下方に段下げした低床フロアに形成し、かつ、荷室の直後方にリヤエンドパネルを有さない掃出しフロアに形成する場合、荷室の積み降ろしを考慮して、リヤバンパフェースをテールゲートと一体化して、当該リヤバンパフェースをテールゲートと共に開閉することが好ましい。
また、テールゲート側には、リヤバンパビームおよびリヤバンパフェースが一体的に設けられるので、テールゲートにリヤバンパフェースを取込んだ状態で、当該テールゲートの横開き開閉が可能となる。
上記構成によれば、下部側パネルでインナトリムの下部を支持することができ、当該下部側パネルにてインナトリムの支持剛性向上を図ることができる。
上記構成によれば、下部側パネルでインナトリムの下部を支持することができ、当該下部側パネルにてインナトリムの支持剛性向上を図ることができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部車体構造を示し、図1は当該後部車体構造を備えた車両の概略斜視図、図2は車両の後部車体構造を、車幅方向中央で断面し、車室内から見た状態で示す側面図、図3は図2の斜視図、図4は図2の要部のみを抽出して示す部分斜視図である。
このドア開口部1は、ヒンジピラー2、フロントピラー3、ルーフサイドレール4、クオータピラー5、リヤホイールハウス部6およびサイドシル7で囲繞されており、観音開き構造のフロントドア8とリヤドア9とで開閉されるよう構成している。
また、上述の荷室11の後部開口は、横開き構造のテールゲート13により開閉されるよう構成されており、荷室11の上方は常時開放されたオープンデッキ構造の車両に構成されている。
図2、図3に示すように、上記リヤサイドフレーム19は、リヤサイドフレームアッパ20とリヤサイドフレームロア21とを接合して、車両の前後方向に延びる閉断面を備えた車体強度部材である。
ここで、上述のリヤフロアパン22の深底部前縁部は、その車幅方向中央が車両前方に位置するように形成されており、上記補強フレーム23の車幅方向中央が、後述する左右のサイドピラー34,34の下端相互間に橋渡される上記クロスメンバアッパ15、上記クロスメンバロア16のうちのクロスメンバロア16に連結されている(図2参照)。
図2、図3に示すように、上述の中間補強部材33は、サイドピラー34上部から後方に延びる水平部33Aと、この水平部33Aの後端から下方かつ後方に延びるスラント部33Bと、該スラント部33Bの後端から下方に延びる垂下部33Cと、を一体形成したものである。
また、中間補強部材33のスラント部33Bとリヤサイドフレームアッパ20の上面部とを、上下方向に延びる下部補強部材41で連結している。
ここで、図2~図4に示すように、後部補強部材40はその上部フランジ40aがリヤピラー39下面に固定されており、その下部フランジ40bが中間補強部材33に接合固定されている。
さらに、上部補強部材42は、その上部フランジ42aがサイドパネル35に固定されており、下部の取付け座42b,42cがサストップ32上面と共締め固定されている。
また、上述のリヤサイドフレーム19,19と上記リヤバンパフェース50との間には、前端がリヤサイドフレーム19の後端に固定された左右一対のクラッシュボックス51,51(衝撃荷重吸収部材)と、これら左右一対のクラッシュボックス51,51の後端間に車幅方向に延びるよう橋渡されたリヤバンパビーム54とを備えている。
この実施例では、上記ヒンジ機構58により、リヤバンパフェース50およびリヤバンパビーム54が独立して開閉するよう構成している。
上記補強パネル76はテールゲート13のテールゲートインナを兼ねるもので、剛性を有する鉄板にて構成されると共に、該補強パネル76は図7に示すように、上部側パネル77と下部側パネル78と、これら両者を上下に連結する連結パネル79と、を備えている。
図5、図6、図7に示すように、補強パネル76の上部側パネル77はテールゲートアウタ75の背面部の前方側で、かつ上記リヤエンド補強部材27の左右一対の立上り部27B,27B間にわたって位置するよう形成されており、図5に示すように、上部側パネル77の前部車幅方向複数箇所(この実施例では車幅方向2箇所)にはインナトリム取付け用の前方突起77a,77a(いわゆる取付け座)が一体形成されている。
上記インナトリム73は上部側パネル77の複数の前方突起77a,77aと、下部側パネル78の複数の前方突起78a,78aとに固定されている。また、インナトリム73の上部側における車幅方向端部73a(図6参照)は、図6に示すように、第2のヒンジ機構74に対して車幅方向の内方に離間しており、インナトリム73の下部側における車幅方向端部73b(図6参照)は、図6に示すようにヒンジ機構58およびクラッシュボックス51に対して車幅方向の内方に離間している。
この構成によれば、テールゲート側ヒンジ部材60の補強を上記補強パネル76にて行ない、第2のヒンジ機構74の支持剛性向上を図ることができる。
この構成によれば、下部側パネル78でインナトリム73の下部を支持することができ、当該下部側パネル78にてインナトリム73の支持剛性向上を図ることができる。
次に、図10~図14を参照して本発明の車両の後部車体構造の実施例2について説明する。
すなわち、車幅方向一方のクラッシュボックス51後端には、ヒンジ機構58が設けられるが、クラッシュボックス51を、後方に向かうに従い上下方向に拡大したので、この上下方向拡大により、図14にも示すように、ヒンジ機構58の上下方向寸法(いわゆるスパン)の拡大を図ることができ、充分なヒンジ機構剛性を確保することができる。
この構成によれば、下部側パネル78でインナトリム73の下部を支持することができ、当該下部側パネル78にてインナトリム73の支持剛性向上を図ることができる。
この発明の補強部材は、実施例のリヤエンド補強部材27に対応し、以下同様に、
テールゲート外面部は、テールゲートアウタ75に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
13P…テールゲート部分
19…リヤサイドフレーム
22c…フロア面
27…リヤエンド補強部材(補強部材)
50…リヤバンパフェース
50P…リヤバンパフェース部分
51…クラッシュボックス
54…リヤバンパビーム
54P…リヤバンパビーム部分
58…ヒンジ機構
59…車体側ヒンジ部材
60…テールゲート側ヒンジ部材
63…ラッチ機構
73…インナトリム
74…第2のヒンジ機構
75…テールゲートアウタ(テールゲート外面部)
76…補強パネル
78…下部側パネル
Claims (5)
- テールゲートが横開きする車両の後部車体構造であって、
左右のリヤサイドフレーム間のフロア面全体が当該リヤサイドフレームより下方に段下げ形成され、
かつ、上記テールゲートとリヤバンパフェースとが一体化されると共に、
上記リヤサイドフレームと上記リヤバンパフェースとの間に、前端がリヤサイドフレーム後端に固定された左右一対のクラッシュボックスと、これら左右一対のクラッシュボックスの後端間に橋渡されたリヤバンパビームとを備え、
車幅方向一方のクラッシュボックス後端と上記リヤバンパビームとの間に上記テールゲートのヒンジ機構が設けられ、
車幅方向他方のクラッシュボックス後端と上記リヤバンパビームとの間に上記テールゲートのラッチ機構が設けられ、
上記リヤバンパビームが、上記テールゲートおよび上記リヤバンパフェースと共に開閉するよう構成され、
上記テールゲートは、下部のリヤバンパフェース部分とリヤバンパビーム部分とが、上記ヒンジ機構を介して横開き可能に支持されており、
上部のテールゲート部分全体とテールゲートのインナトリム全体が、上記ヒンジ機構より上方に配設される第2のヒンジ機構を介して横開き可能に支持された
車両の後部車体構造。 - 車体後端に上記リヤサイドフレーム間をフロアラインに沿って連結すると共に、側部が上記リヤサイドフレームの外側まで延びる補強部材を備え、
上記第2のヒンジ機構の車体側ヒンジ部材が当該補強部材に取付けられた
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 上記テールゲートは、テールゲート外面部および上記インナトリムを支持する補強パネルを備え、
上記第2のヒンジ機構のテールゲート側ヒンジ部材が、上記補強パネルに取付けられた
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 上記補強パネルは、上記リヤバンパビームの前方側で、かつ上記クラッシュボックス間に位置して上記インナトリムの下部を支持する下部側パネルを備えた
請求項3に記載の車両の後部車体構造。 - 上記テールゲートは、テールゲート外面部およびインナトリムを支持する補強パネルを備え、
該補強パネルは、上記リヤバンパビームの前方側で、かつ上記クラッシュボックス間に位置して上記インナトリムの下部を支持する下部側パネルを備えた
請求項1~4の何れか一項に記載の車両の後部車体構造。
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