JP4278627B2 - 搬送量検出方法およびこれを使用する搬送装置 - Google Patents

搬送量検出方法およびこれを使用する搬送装置 Download PDF

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本発明は、連続的な被処理体を搬送し、その搬送量に基づいて処理を行わせるための搬送量検出方法および搬送装置に関する。
近年、例えば印刷システム、型加工やレーザ加工のシステム等の種々の処理装置による処理で精度向上や品質向上が要求されるようになってきており、この場合に被処理体の用紙等が連続のものは搬送における搬送量の検出が精度や品質に大きく影響する。特に、被処理体の厚みの違いによって搬送量の検出に影響を与える場合には、厚み毎に高精度な搬送量を検出する必要がある。
従来、連続状の用紙やフィルム等の被処理体を搬送する場合、搬送量は搬送するためのローラにエンコーダを設けて回転パルスによって検出することが一般的であり、ローラと被処理体との滑りによる検出誤差を最小とするために、被処理体を巻き付けているローラにエンコーダ設けることが行われる。このような搬送装置における連続的な被処理体の搬送量の検出を厚みに応じて行う技術が以下の特許文献に開示されている。
特開平7−187465号公報
上記特許文献には用紙送り量調整機構が開示されており、具体的には、用紙厚に応じて用紙供給ローラの回転量を調整するためのもので、用紙にマージナルパンチ孔を透設するマージナルパンチ胴を挟んで大径の第1移送ローラと小径の第2移送ローラを配置し、これらの回転量をエンコーダで検出して、その出力パルス数の差から用紙厚により異なる回転量率の偏差を求めることにより、用紙厚による搬送状態を検出するものである。
しかしながら、上記特許文献に開示されている送り量調整のための搬送量の検出においては、エンコーダはローラに巻き付けた用紙の内側(ローラと接触する側)の搬送状態を検出していることから、例えば、1パルスの差を検出するためのエンコーダの分解能は3184パルス以上が必要であり(上記公報の段落[0011])、用紙送り量を調整するなどのフィードバック制御に使用するためには5パルス以上の差を必要とした場合、当該エンコーダの分解能は15920パルス以上が必要となる。
すなわち、このような分解能を有するエンコーダは、エンコーダの円盤径にもよるが、分解能3000パルスを境として分解能が高くなるほど高価となり、また分解能が高すぎると製造困難であるという問題があり、製造可能であっても機構全体の高騰を招くという問題がある
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、安価かつ高精度に用紙厚みの違いによる搬送量の検出を実現可能とする搬送量検出方法および搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、連続状の被処理を搬送し、その搬送量に基づいて処理を行わせる処理装置に用いられ、当該連続状の被処理体を、搬送する経路で少なくとも一の所定径の第1ローラに巻き付けさせると共に、当該巻き付けられた部分の当該被処理体の外側部分に回転自在の所定径の第2ローラを当接させ、当該第1ローラおよび第2ローラに回転量を検出する第1検出手段および第2検出手段が設けられる搬送装置における搬送量検出方法であって、搬送される前記被処理体の巻き付け内側に対する回転量を前記第1検出手段より取得すると共に、巻き付け外側に対する回転量を前記第2検出手段より取得するステップと、前記取得した巻き付け内側の回転量より前記第1ローラの回転角度を演算すると共に、巻き付け外側の回転量より前記第2ローラの回転角度を演算するステップと、前記演算されたそれぞれの回転角度、および前記第2ローラの径より、前記第1ローラの中心より前記被処理体の巻き付け外側までの距離を演算するステップと、前記第1ローラの径、および前記演算した第1ローラの中心から巻き付け外側までの距離に基づいて、当該第1ローラの中心から前記被処理体の厚み中心までの距離を演算するステップと、前記演算した第1ローラの中心から被処理体の厚中心までの距離、並びに、当該第1ローラの径、および回転角度より、当該被処理体の厚み中心部分の搬送量を演算するステップと、を含む構成とする。
請求項2の発明では、所定の搬送手段により連続状の被処理体を搬送し、その搬送量に基づいて処理を行わせる処理装置に用いられるもので、当該被処理体における厚み方向の略中心部分の搬送量を検出する搬送装置であって、搬送する経路で前記連続状の被処理体を巻き付けさせる所定径の第1ローラと、前記被処理体の巻き付けられた部分の外側部分と当接される回転自在な所定径の第2ローラと、前記第1ローラの回転量を検出する第1検出手段と、前記第2ローラの回転量を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段および第2検出手段からの前記被処理体の巻き付け内側および巻き付け外側の各回転量より当該第1ローラおよび第2ローラの回転角度を演算し、それぞれの回転角度、および当該第2ローラの径より、当該第1ローラの中心から当該被処理体の巻き付け外側までの距離を演算し、当該巻き付け外側までの距離と第1ローラの径とから当該第1ローラの中心から被処理体厚み中心までの距離を演算し、当該第1ローラの中心から被処理体厚中心までの距離、並びに、当該第1ローラの径、および回転角度より、当該被処理体の厚み中心部分の搬送量を演算する処理を含む制御処理手段と、を有する構成とする。
本発明によれば、第1検出手段が設けられた第1ローラに連続状の被処理体が巻き付けられ、また被処理体の巻き付け外側に第2検出手段が設けられた第2ローラが当接されるもので、第1検出手段および第2検出手段からの被処理体の巻き付け内側および巻き付け外側の各回転量より各ローラの回転角度を演算し、それぞれの回転角度を用いて当該第1ローラの中心から当該被処理体の巻き付け外側までの距離を演算し、当該距離を用いて第1ローラの中心から被処理体厚み中心までの距離を演算して被処理体の厚み中心部分の搬送量を演算することにより、高分解能な検出手段を必要とせずに、被処理体の厚みに関係なく、常に厚み中心部分の搬送量を得ることができることから、安価かつ高精度に用紙厚みの違いによる搬送量の検出を実現可能とすることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。本実施形態では、本発明に係る搬送量検出方法を実現する搬送装置を印刷システムに適用した場合を示すが、レーザ光による加工を行うレーザ加工システム等においても適用することができる。また、被処理体として、本実施形態の印刷システムにおいては連続用紙を例として示すが、連続状のフィルムや、その他印刷(またはレーザ加工等)で印刷等の可能な可撓性の媒体であってもよいものである。
図1に、本発明に係る搬送量検出方法を実現する搬送装置を備える印刷システムの構成図を示す。図1(A)は印刷システムの平面構成図、図1(B)は概略側面構成図である。図1(A)、(B)において、印刷システム11は、支持体12,13間に例えばインクジェット方式により印刷を行う印字ヘッド14が配置され当該印字ヘッド14の下方に印字台15が配置される。また、当該印字ヘッド14の搬送方向両側に、当該支持体12,13にボールベアリング等により回転自在な第1ローラであるインフィードローラ16およびプルローラ17が配置される。
上記インフィードローラ16は、図1(B)に示すように、被処理体である連続用紙41を搬送する経路(印字ヘッド14での印字前)で巻き付けさせるものである。また、プルローラ17においても印字ヘッド14での印字後に巻き付けられる。すなわち、連続用紙41に対してインフィードローラ16とプルローラ17によって後述の搬送駆動機構で連続的に搬送する。
また、インフィードローラ16に巻き付けられた連続用紙41の外側部分に当接するように第2ローラである補助ローラ18が配置され、支持体12,13にボールベアリング等により回転自在に支持される。そして、インフィードローラ16の一方の回転軸19には当該インフィードローラ16の回転量を検出する第1検出手段である第1エンコーダ20が設けられ、補助ローラ18の一方の回転軸21には当該補助ローラ18の回転量を検出する第2検出手段である第2エンコーダ22が設けられる。この第1エンコーダ20および第2エンコーダ22からの検出パルスは制御処理手段(図2で説明する)に送出される。
一方、インフィードローラ16の他方の回転軸23はプーリ24と直結され、駆動伝達ベルト25を介してプーリ26と連結される。このプーリ26と同軸に差動機構27を介してプーリ28が連結される。そして、差動モータ29のモータ軸30がプーリ26,28および差動機構27の回転軸と直結される。また、プルローラ17の一方の回転軸31は、ヒステリシスクラッチ32を介してプーリ33に直結され、当該プーリ33の回転軸にメインモータ34のモータ軸35が直結される。さらに、プーリ33とプーリ38とは駆動伝達ベルト36が懸架される。
そして、図1(B)に示すように、概略的に連続用紙41が供給ロール(図示せず)からインフィードローラ16に巻き付けられ、印字ヘッド14と印字台15との間を通されてプルローラ17に巻き付けられて巻き取りロール(図示せず)に巻き取られるものである。なお、インフィードローラ16を差動モータ29により駆動伝達ベルト25を介して駆動させているが(このことは補助ローラ18を駆動させてもよく、両方を駆動させてもよい)、いずれも駆動源を有さず、単に連続用紙41の搬送による連れ回り形態で回転させてもよい。図1(A)、(B)中、上記印字ヘッド14および印字台15を除いた部分が搬送装置である。
ここで、図2に、図1の搬送における搬送量検出の処理ブロック図を示す。なお、図2の制御処理手段51は、図1の印刷システム11全体の制御を行うものであるが、ここでは用紙搬送量に関する処理に対応する要素を示してあり、印刷データ処理や、搬送制御等は省略してある。
図2において、制御手段51は、第1エンコーダ20、第2エンコーダ22および入力手段52からの信号を受信し、後述の図4の処理を行った後に印字ヘッド14に対して制御信号を出力するものとして、サンプリング手段61、インタフェース(IF)62、搬送量演算手段63、設定手段64およびヘッド駆動制御手段65を含んで構成される。
上記サンプリング手段61は、第1エンコーダ20および第2エンコーダ22からの検出パルスを搬送量演算のために所定時間毎にサンプリングするためのもので、そのための電子回路で構成される。上記IF62は、主に入力手段52からの入力信号を当該制御処理手段51での信号形態と整合性をとるためのもので、そのための電子回路で構成される。上記搬送量演算手段63は、上記サンプリング手段61のサンプリング期間で抽出された第1エンコーダ20および第2エンコーダ22からの検出パルスに基づいて上記連続用紙41の厚み方向中心部分における搬送量を演算するもので、そのためのプログラムを備える電子回路で構成される。なお、上記搬送量の演算は図3および図4で詳細に説明する。
上記設定手段64は、上記入力手段52より入力される搬送量を演算するための要素値を記憶しておくもので、そのためのメモリ回路で構成される。この要素値としては、少なくとも、インフィードローラ16および補助ローラ18の径(半径)、これらのローラが1回転するときの第1エンコーダ20および第2エンコーダ22の総パルス数(これが分解能となる)である。上記ヘッド駆動制御手段65は、演算された連続用紙41の搬送量に基づいて、印字(ヘッドノズル駆動)を制御する制御信号を印字ヘッド14に送出するもので、そのためのプログラムを備えた電子回路で構成されるものである。
そこで、図3に図2における搬送量演算の処理フローチャートを示すと共に、図4に図2における搬送量演算の原理説明図を示す。図3において、まず、入力手段52より設定手段64に、インフィードローラ16の半径r1、補助ローラ18の半径R1、第1エンコーダ20の分解能TP1(インフィードローラ16が1回転したときの総パルス数)、第2エンコーダ22の分解能TP2(補助ローラ18が1回転したときの総パルス数)が少なくとも設定される(ステップ(S)1)。
そこで、搬送が開始されると(S2)、第1エンコーダ20から入力される検出パルスと、第2エンコーダ22からの検出パルスとを、サンプリング手段61が所定間隔でサンプリングし、インフィードローラ16および補助ローラ18の回転量に対応するサンプリングパルス数P1,P2を特定する(S3)。
続いて、搬送量演算手段63において、特定した第1エンコーダ20からのサンプリングパルス数P1とインフィードローラ16の1回転分のパルス数(分解能)TP1とから、当該インフィードローラ16でのサンプリング期間の回転角度θ1を演算すると共に、特定した第2エンコーダ22からのサンプリングパルス数P2と補助ローラ18の1回転分のパルス数(分解能)TP2とから、当該補助ローラ18でのサンプリング期間の回転角度θ2を演算する(S4)。
例えば、
1/TP1=θ1/360 → θ1=(360×P1)/TP1
2/TP2=θ2/360 → θ2=(360×P2)/TP2
の式で各ローラの回転角度θ1,θ2を求めることができる。なお、回転角度θ1,θ2は、1回転以内であっても、1回転以上であっても同様に求めることができる。
また、演算した上記各回転角度θ1,θ2に基づいて、搬送される連続用紙41の巻き付け外側の搬送量L2(図4)の演算式
2=2πR1×(θ2/360)
2=2πr2×(θ1/360)
より、インフィードローラ16の中心から連続用紙41の巻き付け外側までの距離r2(図4)を演算する(S5)。
すなわち、上記互いのL2の演算式より、
2πR1×(θ2/360)=2πr2×(θ1/360)
となり、上記θ1,θ2の値を代入して、
2=(TP1/TP2)×(P2/P1)×R1
となる。
続いて、上記演算したインフィードローラ16の中心から連続用紙41の巻き付け外側までの距離r2と、当該インフィードローラ16の半径r1より、当該インフィードローラ16の中心から連続用紙41の厚み中心部分までの距離r0(図4)を演算する(S6)。すなわち、
0=r1+{(r2−r1)/2}
に、上記r2の値を代入することで得られる。
また、演算した上記インフィードローラ16の中心から連続用紙41の厚み中心部分までの距離r0より、連続用紙41の厚み中心部分の搬送量L0(図4)を演算する(S7)。すなわち、
0=2πr0×(θ1/360)
に、上記r0の値を代入することで連続用紙41の厚み中心部分の搬送量を求めることができるものである。
そして、演算した連続用紙41の厚み中心部分の搬送量L0に基づいて、ヘッド駆動制御手段65が印字ヘッド14に駆動制御信号を送出して制御するものである(S8)。
ここで、用紙厚みの違いによる第1エンコーダ20と第2エンコーダ22による回転検出について説明する。例えば、インフィードローラ16および補助ローラ18の半径を共に30mmとし、第1エンコーダ20および第2エンコーダ22の分解能を共に3000パルスとし、用紙厚みを70μmと170μmの場合とする。
いま、インフィードローラ16がサンプリング期間として1/2回転(図4のL1で約94mmの回転量)のときにおいて、当該インフィードローラ16に対する第1エンコーダ20からの入力パルス数は、用紙が70μmの場合でも、170μmの場合でも同様に1500パルスである。
一方、補助ローラ18(第2エンコーダ22)においては、用紙厚が70μmのときには、(3000パルス/2)×(30.07/30)==1503.5パルスであるのに対し、用紙厚が170μmのときには、(3000パルス/2)×(30.17/30)=1509.0パルスとなり、用紙厚みの違いによって第2エンコーダ22からの入力パルスに差が生じるもので、用紙厚みが異なっても厚み中心部分での搬送量を演算することができ、正確な搬送量を検出することができるものである。
すなわち、連続用紙41の厚みによらず、分解能3000パルス程度のエンコーダを用いることによっても、常に厚み中心部分の搬送量を得ることができることから、安価かつ高精度に用紙厚みの違いによる搬送量の検出を実現可能とすることができるものである。
ところで、上記実施形態では、インフィードローラ16に対して補助ローラ18を配置した場合を示したが、図1の例でいえば、プルローラ17(第1エンコーダ20を設ける)に対して補助ローラ18(第2エンコーダ22)を配置しても、同様に、連続用紙41の厚み中心部分の搬送量を高精度に検出することができるものである。
本発明の搬送量調整方法および搬送装置は、上記印刷システムの他、機械的加工システム、レーザ加工システム等の連続的な被処理体の搬送量に基づいて処理を行う種々のシステムでの利用に適する。
本発明に係る搬送量検出方法を実現する搬送装置を備える印刷システムの構成図である。 図1の搬送における搬送量検出の処理ブロック図である。 図2における搬送量演算の処理フローチャートである。 図2における搬送量演算の原理説明図である。
符号の説明
11 印刷システム
14 印字ヘッド
16 インフィードローラ
17 プルローラ
18 補助ローラ
20 第1エンコーダ
22 第2エンコーダ
41 連続用紙
51 制御処理手段

Claims (2)

  1. 連続状の被処理を搬送し、その搬送量に基づいて処理を行わせる処理装置に用いられ、当該連続状の被処理体を、搬送する経路で少なくとも一の所定径の第1ローラに巻き付けさせると共に、当該巻き付けられた部分の当該被処理体の外側部分に回転自在の所定径の第2ローラを当接させ、当該第1ローラおよび第2ローラに回転量を検出する第1検出手段および第2検出手段が設けられる搬送装置における搬送量検出方法であって、
    搬送される前記被処理体の巻き付け内側に対する回転量を前記第1検出手段より取得すると共に、巻き付け外側に対する回転量を前記第2検出手段より取得するステップと、
    前記取得した巻き付け内側の回転量より前記第1ローラの回転角度を演算すると共に、巻き付け外側の回転量より前記第2ローラの回転角度を演算するステップと、
    前記演算されたそれぞれの回転角度、および前記第2ローラの径より、前記第1ローラの中心より前記被処理体の巻き付け外側までの距離を演算するステップと、
    前記第1ローラの径、および前記演算した第1ローラの中心から巻き付け外側までの距離に基づいて、当該第1ローラの中心から前記被処理体の厚み中心までの距離を演算するステップと、
    前記演算した第1ローラの中心から被処理体の厚中心までの距離、並びに、当該第1ローラの径、および回転角度より、当該被処理体の厚み中心部分の搬送量を演算するステップと、
    を含むことを特徴とする搬送量検出方法。
  2. 所定の搬送手段により連続状の被処理体を搬送し、その搬送量に基づいて処理を行わせる処理装置に用いられるもので、当該被処理体における厚み方向の略中心部分の搬送量を検出する搬送装置であって、
    搬送する経路で前記連続状の被処理体を巻き付けさせる所定径の第1ローラと、
    前記被処理体の巻き付けられた部分の外側部分と当接される回転自在な所定径の第2ローラと、
    前記第1ローラの回転量を検出する第1検出手段と、
    前記第2ローラの回転量を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段および第2検出手段からの前記被処理体の巻き付け内側および巻き付け外側の各回転量より当該第1ローラおよび第2ローラの回転角度を演算し、それぞれの回転角度、および当該第2ローラの径より、当該第1ローラの中心から当該被処理体の巻き付け外側までの距離を演算し、当該巻き付け外側までの距離と第1ローラの径とから当該第1ローラの中心から被処理体厚み中心までの距離を演算し、当該第1ローラの中心から被処理体厚中心までの距離、並びに、当該第1ローラの径、および回転角度より、当該被処理体の厚み中心部分の搬送量を演算する処理を含む制御処理手段と、
    を有することを特徴とする搬送装置。
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