JP4266482B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ユニットが設けられる被空気調和室内の空気調和を図る空気調和機に関する。詳細には、被空調室内の人を検知して作動する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機(以下「エアコン」と言う)は、被空調室内に設けられている室内機(室内ユニット)の熱交換器を通過させることにより温調した空気を吹き出すことにより、被空調室内の空気調和を図るようになっている。
【0003】
このようなエアコンでは、リモコンスイッチ等によって設定された運転モードで、室内が設定温度となるように空調運転を行うことにより、被空調室内が所望の空調状態となるようにしている。
【0004】
一方、エアコンの室内ユニットには、吹き出し口にフラップを設け、温調した空気(空調風)を室内の任意の方向へ吹き出すことができるようにしている。このようなフラップには、空調風の吹き出し方向を上下方向に変化させる上下フラップに加え、空調風の吹き出し方向を左右方向へ変化させることができる。
【0005】
また、エアコンによる空調運転を行うときに、空調風を人の居る方向へ吹き出すことにより、被空調室の大きさに対して空調能力の低いエアコンを用いても、快適な空調感が得られると共に、効率の良い空調運転が可能となる。このために、左右フラップが設けられたエアコンでは、左右フラップをスイングさせることにより、室内の全域に空調風が行き渡るようにできる。
【0006】
ところで、エアコンには、室内ユニットに赤外線式の人検知センサを取付け、室内ユニットが設けられている被空調室内に人が居るか否かを判断し、人の居ることを検知したときに空調運転を行うことにより、省エネを図るようにしたものがある。このような人検知センサは、被空調室内の全域を検出範囲とできるように、検出可能範囲が広くなっている。
【0007】
しかしながら、被空調室内の全域へ向けて効率良く空調風を吹き出すようにするためには、室内ユニットを被空調室の壁面の中央部に配置することが好ましいが、被空調室の形状等のために、室内ユニットを被空調室内の中央部に据え付けることが困難となることがある。すなわち、室内ユニットを壁際に据え付けなければならないことがある。
【0008】
このような場合、例えば左右フラップをスイングさせると、室内ユニットに隣接する壁面に吹き付けた空調風によって人検知センサが誤検出し、人が居なくなって停止する必要があるときに、人が居ると判断して空調運転を継続し、無駄に電力を消費し、省エネ効果が得られなくなってしまう。
【0009】
また、被空調室の隅に室内ユニットを取付けたときには、左右フラップのスイングを行うと、人の居ない壁面へ向けて空調風を吹き出してしまうことがあり、効率的な空調が困難となってしまうことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、室内ユニットの据え付け場所にかかわらず、人検知センサの誤検出を防止し、効率の良い空調が可能となる空気調和機を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、被空調室の壁面に据え付けられる室内ユニットの熱交換器を通過させることにより温調した空気を空調風として吹き出し口から吹き出すことにより、被空調室内の空気調和を図る空気調和機であって、前記吹き出し口に設けられて、吹き出し口からの空調風の吹き出し方向を変更可能であると共に吹出し方向を連続的に変更するスイングが可能なフラップと、検知方向を中心に所定の角度範囲内を検知領域として該知領域内赤外線放射体の有無を検知する検知手段と、前記検知手段の前記検知方向変更されたときに、検知方向が変更された向きで検知手段を支持する支持手段と、前記支持手段によって支持されている前記検知手段の前記検知方向を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出される前記検知手段の検知方向に基づいて、検知手段の前記検知領域内へ前記空調風が吹き出されるように前記フラップによるスイング範囲を制限する制限手段と、を含む。
【0012】
この発明によれば、検知手段が検知方向を変更可能に支持手段に支持されており、赤外線を検知する検知手段の向きを変えるなどすることにより、検知領域変更される検出手段は、この検知手段の検知方向を検出する。
【0013】
制限手段は、空調風の吹出し方向を連続的に変化させるスイングが行われるときに、この検出手段の検出結果に基づいてフラップによるスイング範囲を制限することにより、検知手段の検知領域へ空調風が吹き出されるようにしている。
【0014】
これにより、検知手段の誤検知(誤作動)の恐れのある壁面等を検知手段の検知領域から外したり、人の居る方向が検知領域となるようにすることができ、検知手段を的確にかつ効率よく作動させることができる。
【0015】
また、検知手段の検知領域にあわせて空調風を吹出すことができるので、効率的な空調が可能となる。
【0016】
このような本発明では、前記フラップとして、前記空調風の吹き出し方向を左右方向に変更する左右フラップを備えているときに、前記制限手段が、前記左右フラップの前記スイング範囲前記検知手段の前記検知領域となるように制限する。
【0017】
また、本発明では、前記検知手段によって前記赤外線放射体が検出されないときに、前記空調風の吹出し及びコンプレッサを停止する吹出し停止手段を含むことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を説明する。図1には本実施の形態に適用した空気調和機(以下「エアコン10」という)を示している。このエアコン10は、室外機(以下「室内ユニット12」とする)と室外機(以下「室外ユニット14」とする)とによって構成されており、ワイヤレスリモコンスイッチ(以下「リモコン120」という)の操作によって運転/停止される。また、エアコン10は、リモコン120で運転モード、設定温度等の運転条件が設定されて操作信号が送出されると、この操作信号を室内ユニット12で受信して操作信号に基づいた運転が行われる。
【0019】
図2には、エアコン10の冷凍サイクルを示している。このエアコン10は、被空調室に設置される室内ユニット12と室外に設置される室外ユニット14とは、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管の冷媒配管16Bとで接続されている。
【0020】
室内ユニット12には、ケーシング42内に熱交換器18が設けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されている。この四方弁24は、それぞれがコンプレッサ26に接続されているアキュムレータ28とマフラー22Bとが接続されている。
【0021】
さらに、室外ユニット14には、熱交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されている。また、ストレーナ34とモジュレータ38の間には、電動膨張弁36が設けられ、バルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の間に冷凍サイクルが構成されている。
【0022】
エアコン10は、コンプレッサ26の運転によってこの冷凍サイクル中を冷媒が循環されることにより冷房または暖房運転が可能となっている。すなわち、冷房モードでは、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒が熱交換器30へ供給されることにより液化され、この液化された冷媒が室内ユニット12の熱交換器18で気化することにより、熱交換器18を通過する空気を冷却する。また、暖房モードでは、逆に、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒が、室内ユニット12の熱交換器18で凝縮されることにより放熱し、この冷媒が放熱した熱で熱交換器18を通過する空気が加熱される。
【0023】
図2では矢印によって暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モードまたはドライモード)の冷媒の流れを示しており、四方弁24の切り換えによって、運転モードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが切り換えられ、電動膨張弁36の弁開度を制御することにより、冷媒の蒸発温度が調整される。なお、本発明は、任意の構成の空気調和機に適用することができ、エアコン10はその一例を示している。
【0024】
図3に示すように、室内ユニット12のケーシング42には、吸込み口46と吹出し口50が形成されている。このケーシング42は、ベース板40によって被空調室の壁面等へ固定される。
【0025】
ケーシング42内には、熱交換器18と吸込み口46の間にクロスフローファン44とフィルタ48が配置されており、クロスフローファン44の作動によって吸込み口46から吸引された空気は、フィルタ48及び熱交換器18を通過した後、吹出し口50から室内へ吹き出される。このとき、室内へ吹き出される空気が熱交換器18を通過することにより熱交換器18内を循環される冷媒との間で熱交換が行われ、室内を空調する空調風として吹き出される。
【0026】
室内ユニット12の吹出し口50には、左右フラップ52及び上下フラップ54が設けられている。吹出し口50から吹出される空調風は、左右フラップ52によって左右方向(水平方向、図3の紙面表裏方向)に変更され、また、上下フラップ54によって上下方向(垂直方向、図3の紙面上下方向)に変更される。
【0027】
図4に示すように、室内ユニット12には、電源基板56、コントロール基板58及びパワーリレー基板60が設けられている。エアコン10を運転するための電力が供給される電源基板56には、モータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆動回路68が設けられている。また、コントロール基板58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコン74が設けられている。
【0028】
電源基板56の駆動回路68には、クロスフローファン44を駆動するファンモータ76(例えばDCブラシレスモータ)が接続されており、コントロール基板58に設けられているマイコン74からの制御信号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。このとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させるように制御する。これによって、室内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調整される。
【0029】
コントロール基板58の駆動回路72には、パワーリレー基板60、左右フラップ52を操作する左右フラップモータ77及び上下フラップ54を操作する上下フラップモータ78が接続されている。
【0030】
図3に示すように、例えば左右フラップ52は、左右方向に所定の間隔で並んでいるフィン52Aのそれぞれが連結バー52Bによって連結されており、この連結バー52Bを左右フラップモータ77の駆動力によって左右方向に移動させることにより、フィン52Aの向きが変えられる。また、上下フラップ54は、フィン54Aのそれぞれがピン54Bに取付けられており、上下フラップモータ78の駆動力によってこのピン54Bを回動させることにより、フィン54Aの向きが上下方向に変えられる。
【0031】
マイコン74は、左右フラップモータ77及び上下フラップモータ78を制御することにより、左右フラップ52及び上下フラップ54のそれぞれを操作する。これにより、左右フラップ52が左右方向へスイングされることにより、吹出し口50から吹き出される空調風の吹出し方向が左右方向へ換えられ、上下フラップ54が上下方向へスイングされることにより、室内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の吹出し方向が上下方向へ換えられる。エアコン10では、左右フラップ52及び上下フラップ54の向きを任意の位置に固定可能となっていると共に、予め設定している所定の範囲内でスイング可能となっている。
【0032】
エアコン10では、クロスフローファン44の回転と左右フラップ52及び上下フラップ54の操作を制御することにより、所望の風量及び風向または室内を快適にするために制御された風量及び風向で空調された空気を室内へ吹出す。
【0033】
図4に示すように、バーパワーリレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ等が設けられており、マイコン74からの信号によって、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン10は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニット14への電力の供給が可能となる。
【0034】
マイコン74及び電源回路56のシリアル電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユニット14へ接続されており、マイコン74は、このシリアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリアル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御する。
【0035】
また、室内ユニット12には、リモコンスイッチ120(図1参照)からの操作信号を受信する受信回路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板82が設けられており、この表示基板82がマイコン74に接続されている。図1に示すように、表示基板82の表示部82Aは、ケーシング42の前面に配置されており、この表示部82Aにリモコンスイッチ120から送出される操作信号を受信する受信部が設けられている。これにより、リモコンスイッチ120を表示部82Aへ向けて操作することにより、リモコンスイッチ120からの操作信号がマイコン74に入力される。
【0036】
図4に示すように、マイコン74には、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コントロール基板58に設けられているサービスLED及び運転切換スイッチ88が接続されている。運転切換スイッチ88は、「通常運転」とメンテナンス時等に行う「試験運転」との切換及び、電源スイッチ88Aの接点を開放してエアコン10への運転電力の供給を遮断する「停止」に切換えられる。通常、この運転切換スイッチ88は、「通常運転」に設定され電源スイッチ88Aの接点が閉じられている。なお、サービスLEDは、メンテナンス時に点灯操作することにより、サービスマンに自己診断結果を知らせるようになっている。
【0037】
室内ユニット12には、室外ユニット14との間の配線が接続される端子台90が設けられている。端子台90のターミナル90A、90B、90Cには、室内ユニット12から室外ユニット14へ供給する電源用の配線と、室内ユニット12と室外ユニット14の間でシリアル通信を行うための配線が接続される。
【0038】
図5に示すように、室外ユニット14には、端子台92が設けられており、この端子台92のターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ室内ユニット12の端子台90のターミナル90A、90B、90Cに接続される。
【0039】
この室外ユニット14には、整流基板94、コントロール基板96が設けられている。コントロール基板96には、マイコン98、ノイズフィルタ100A、100B、100C、シリアル回路102及びスイッチング電源104等が設けられている。
【0040】
整流基板94には、ノイズフィルタ100Aを介して供給される電力を倍電圧整流し、ノイズフィルタ100B、100Cを介して平滑化した直流電力をスイッチング電源104へ出力する。スイッチング電源104は、マイコン98と共にインバータ回路106に接続されており、このインバータ回路106がコンプレッサモータ108に接続されている。インバータ回路106は、マイコン98から出力される制御信号に応じた周波数の電力をコンプレッサモータ108へ出力し、コンプレッサ26を回転駆動する。
【0041】
なお、マイコン98は、インバータ回路106から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるように制御しており、これによって、コンプレッサモータ108、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、コンプレッサ26の運転能力(エアコン10の冷暖房能力)が制御される。
【0042】
このコントロール基板96には、四方弁24及び熱交換器30を冷却するための送風ファン(図示省略)を駆動するファンモータ110、ファンモータコンデンサ110Aが接続されている。また、室外ユニット14には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプレッサ温度センサ116が設けられており、これらがマイコン98に接続されている。
【0043】
マイコン98は、運転モードに応じて四方弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ114及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づいて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレッサモータ108の運転周波数(コンプレッサ26の能力)等を制御する。
【0044】
また、コントロール基板96には、電動膨張弁36を開閉駆動するモータ118が図示しないドライバを介して接続されており、マイコン98は、モータ118によって電動膨張弁36の開度を制御する。
【0045】
エアコン10では、リモコンスイッチ120によって設定された運転条件が入力されることにより、該運転条件に基づいた運転モード、風向、風量で運転し、被空調室内の室温が設定温度となるようにしている。
【0046】
ところで、図1及び図6に示すように、室内ユニット12には、表示部82Aに人検知センサ130が設けられている。図4に示すように、室内ユニット12には、人検知回路132が設けられており、人検知センサ130はこの人検知回路132を介してマイコン74に接続されている。
【0047】
図7に示すように、人検知センサ130は、赤外線を集光するフルネルレンズ134と、フルネルレンズ134によって集光される赤外線を検出する集電素子136によって形成されている。
【0048】
図4に示す人検知回路132は、人体等の赤外線放射体から放射される赤外線を集光することにより集電素子136の出力電圧が上昇し、所定値(閾値)を越えると、オン信号をマイコン74に出力する。これにより、マイコン74は、被空調室内に人が居ると判断するようになっている。
【0049】
エアコン10は、例えば運転モードとして人検知モードが設定されており、この人検知モードが選択されると、人検知センサ130によって被空調室内に居る人を検知しているときにのみ、コンプレッサ26及びクロスフローファン44等を駆動して、空調運転を行う。また、エアコン10は、人検知センサ130が人を検知していないと判断される状態となると、コンプレッサ26及びクロスフローファン44を停止状態として待機する。
【0050】
一方、図7に示すように、人検知センサ130は、ピン138を介してブラケット140に取付けられている。このピン138は、軸線方向が略上下方向(図7の紙面上限方向)に沿って設けられ、両端がブラケット140に軸支されている。これにより、人検知センサ130は、ピン138を軸にしてフルネルレンズ134の向きを左右方向(図7の紙面表裏方向)に変えることができるようになっている。
【0051】
ピン138には、スリット板142が取付けられており、このスリット板142が、人検知センサ130と一体に回転するようになっている。また、ブラケット140には、スリット板142に対向して方向検出センサ144が取付けられている。この方向検出センサ144は、人検知センサ130と一体でスリット板142が回動したときに、例えばスリット板142の所定位置に形成されているスリット(図示省略)の有無から人検知センサ130の向き、すなわち、フルネルレンズ134の向きを検出するようになっている。
【0052】
マイコン74は、この方向検出センサ144によって検出される人検知センサ130の向きに応じて左右フラップ52の向き、すなわち、左右フラップ52のスイング範囲を制限するようにしている。
【0053】
人検知センサ130は、フルネルレンズ134が向けられた方向で所定の角度範囲内(例えば約100°)が検出領域となっている。これにより、フルネルレンズ134(人検知センサ130)を室内ユニット12の正面に向けたときには、図8(A)に破線で示す角度θ0の範囲が検出領域となる。また、人検知センサ130は、右方向(矢印R方向)へ向けられたときには、一点鎖線で示す角度θRの範囲が検出領域となり、左方向(矢印L方向)へ向けられたときには、二点鎖線で示す角度θLの範囲が検出領域となる。
【0054】
すなわち、人検知センサ130は、右方向へ向けられることにより、室内ユニット12の左側が非検出領域となり、左方向へ向けられることにより、室内ユニット12の右側が非検出領域となる。
【0055】
一方、図8(B)に示すように、左右フラップ52のスイング範囲は、角度φ0の領域となっているのに対して、マイコン74は、人検知センサ130が右方向へ向けられることにより、室内ユニット12の左側のスイング範囲を狭め、右側に寄った角度φRの範囲内で左右フラップ52をスイングする。また、人検知センサ130が方向へ向けられることにより、室内ユニット12の右側のスイング範囲を狭め、左方向に寄った角度φLの範囲内で左右フラップ52をスイングする。この左右フラップ52のスイング範囲は、それぞれの向きで人検知センサ130の検知範囲を含む領域となっている。
【0056】
なお、人検知センサ130の上下方向に沿った向きは、水平方向に対して僅かに下方側(図7の紙面下方側、本実施の形態では一例として約24°)へ向けられている。
【0057】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0058】
エアコン10では、リモコンスイッチ120のスイッチ操作によって運転モード、設定温度、風向及び風量が設定されて運転開始(例えば運転/停止ボタンの操作)が指示されることにより空調運転を開始する。エアコン10は、空調運転を開始すると、設定温度と室内温度を測定し、この測定結果に基づいて、コンプレッサ26の運転周波数、風量(クロスフローファン44の回転数)等を設定し、この設定結果に基づいて空調運転を行う。
【0059】
室外ユニット14では、設定された運転モードに応じて四方弁24を切換える。これにより、例えば、冷房ないしドライモードに設定されると、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒は、室外ユニット14の熱交換器30へ供給されて熱交換器30を通過するときに液化され、この液化された冷媒が室内ユニット12の熱交換器18へ供給される。熱交換器18では、この冷媒が通過するときに気化することにより、熱交換器18を通過する空気を冷却する。
【0060】
また、暖房モードに設定されると、四方弁34を切り換えてコンプレッサ26によって圧縮した高圧の冷媒が室内ユニット12の熱交換器18へ供給する。この冷媒が熱交換器18で液化することにより、熱交換器18を通過する空気を加熱する。
【0061】
このようにして熱交換器18を通過する空気を温調することにより、温調された空気が吹出し口50から空調風として被空調室内に吹出される。
【0062】
ところで、エアコン10には、室内ユニット12に人検知センサ130を設け、例えば人検知モードに設定されることにより、この人検知センサ130の検知結果に基づいて運転/待機の切り換えを行う。すなわち、リモコンスイッチ120によって運転/停止を含む操作を行うときには、被空調室内に操作者が居る。エアコン10では、この操作者から発せられる赤外線を人検知センサ130によって検知することにより、空調運転を開始する。
【0063】
これに対して、被空調室内に人が居なくなることにより、人検知センサ130が非検知状態となる。エアコン10は、人検知センサ130が非検知状態となると、クロスフローファン44及びコンプレッサ26の回転を停止して待機状態となる。また、この待機状態から被空調室に人が入り、人検知センサ130が検知状態となると、エアコン10は、クロスフローファン44及びコンプレッサ26の回転を開始する。これにより、被空調室内が空調される。
【0064】
エアコン10に設けている人検知センサ130は、ピン138を軸にして回動することにより、フルネルレンズ134及び集光素子136の向きが変えられる。すなわち、人検知センサ130の向きが変えられる。
【0065】
この人検知センサ130の向きを変えることにより、人検知センサ130の検知領域が移動する。すなわち、人検知センサ130の検知領域が変えられる。
【0066】
これにより、例えば、被空調室内で人が居る領域が限られるときには、この領域が人検知センサ130の検知領域となるようにすることができる。また、室内ユニット12の据え付けるときに、室内ユニット12の据え付ける壁面に隣接する壁面が室内ユニット12に近く、この壁面に人検知センサ130の検知領域がかかるときには、この壁面が人検知センサ130の検知領域から外れるように人検知センサ130の向きを変えることができる。
【0067】
これにより、人検知センサ130が、人の居ない壁面に向けられることにより実質的な検知領域が狭くなるのを防止することができ、限られた検知領域内で効率良く人の有無を検知することができる。
【0068】
また、人検知センサ130の検知領域にこの壁面が含まれていると、吹出し口50から吹出される空調風(例えば温風)が、この壁面にあたるなどすることにより、人検知センサ130の誤動作を生じ、被空調室内に人が居ないにもかかわらず、人検知モードに設定されたエアコン10が空調運転をしつづけてしまうことがある。
【0069】
このときに、この壁面を人検知センサ130の検知領域から外れるように人検知センサ130の向きを変えることにより、人検知センサ130の誤動作を防止し、人の有無に基づいた確実な空調運転/待機の切り換えを行うことができる。
【0070】
一方、エアコン10では、人検知センサ130の向きを方向検知センサ144の検出結果に基づいて制限している。すなわち、図8(A)の二点鎖線で示すように、人検知センサ130の向きを右方向へ向けたときには、図8(B)に二点鎖線で示すように、左右フラップ52のスイング範囲を右側に寄せることができる。これにより、人検知センサ130を被空調室内で人の居る領域へ向ければ、この領域に向けて空調風を吹出すことができる。
【0071】
人検知センサ130の検知領域から人の居ない壁面又は壁面側が外れるように人検知センサ130の向きを変えることにより、人検知センサ130の検知領域から外れた方向に空調風を吹出すことがないため、人の居ない方向や壁面へ向けて空調風を吹出すことによる空調効率の低下を防止することができる。
【0072】
すなわち、被空調室内の全域を空調しようとする場合、被空調室内の広さに応じた能力のエアコン10を用いる必要がある。これに対して、人検知センサ130の検知領域のみに空調風を吹出すことにより、この人検知センサを人の居る方向へ向けることができる。
【0073】
また、被空調室内の構造や家具の配置によっては、室内ユニット12の取付け位置に制約を受けたり、人の居る領域が室内ユニット12の正面から外れることがある。このときに、人の居る領域に人検知センサ130を向けることにより、この領域を効率的に空調することができる。
【0074】
これにより、空調能力が低くても被空調室内に居る人は快適な空調感が得られる。
【0075】
なお、以上説明した本実施の形態は,本発明の構成を限定するものではない。本発明は、人検知手段を設け,この人検知手段の検出結果に基づいて空調運転を行う任意の構成の空気調和機に適用することができる。
【0076】
また,本実施の形態では、スリット板142と方向検知センサ144によって、正面、右方向及び左方向の3段階で人検知センサ130の向きを検出するようにしたが、検出手段の構成はこれに限定するものではなく、人検知センサ130の検知方向を可能な構成であれば任意の構成を用いることができる。
【0077】
このときに、例えば、人検知センサ130の向きを3段階以上又は角度として詳細に検出し、この検出結果にあわせて、左右フラップ52のスイング範囲を細かく設定するようにしてもよい。
【0078】
さらに,本実施の形態では、室内ユニット12の略中央部に1個の人検知センサを設けたエアコン10を例に説明したが、これに限らず、右方向の検知用と左方向の検知用に2個の人検知センサを設けたものであっても良い。例えば、図9及び図10(A)に示すように、エアコン10Aでは、表示部83Aに右方向の検知用の人検知センサ130Rと左方向の検知用の人検知センサ130Lを設けている。また、エアコン10Aには、吸込み口46が形成されているパネル内にセンサ切換えスイッチ150(図10(C)参照)を設け、このセンサ切換えスイッチ150によって人検知センサ130R、130Lの切換えを行う。
【0079】
このときに、人検知センサ130R、130Lを選択した時には、左右フラップ52のスイング範囲を制限せず、人検知センサ130R又は人検知センサ130Lを選択した時には、選択した人検知センサ130R、130Lに応じてフラップ52のスイング範囲(図8(B)に示す角度φR又は角度φL)を制限すればよい。
【0080】
また、本実施の形態では、人検知センサ130の向きを左右方向に変更した例を説明したが、さらに、人検知センサ130の向きを上下方向に変更可能とし、この人検知センサ130の上下方向に沿った向きに応じて上下フラップ54のスイング範囲を制限するようにしてもよい。この場合、検出手段としては、左右方向の向きを検出するのと同じように任意の構成を用いることができる。
【0081】
例えば、人検知センサ130の向きを水平方向に近い下側を向けるようにすることにより、室内ユニット12の真下側を上下フラップ54のスイング範囲から外し、人検知センサ130がこれよりも下側に向いたときには、上側をスイング範囲から外せばよい。
【0082】
これにより、室内ユニット12の据え付け位置が低く床面に近い時には、人検知センサ130を水平方向に近くなる向きとすることにより、室内ユニット12の下側を検知領域及び空調風の吹出し領域から外すことができ、また、室内ユニット12の据え付け位置が高い時には、人検知センサ130の向きを下側に向ければ、比較的床面から高い位置を人検知センサ130の検知領域及び空調風の吹出し領域から外して効率的な空調が可能となると共に、的確な人検知が可能となる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、検知手段の検知方向を変えることにより検知領域を変更可能とし、この変更された検知領域へ向けて空調風を吹出すようにフラップのスイング範囲を制限することにより、検知手段の誤動作を防止することができると共に、効率的な空調が可能となるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルを示す概略図である。
【図3】室内ユニットの概略構成図である。
【図4】室内ユニットの電気回路の概略構成図である。
【図5】室外ユニットの電気回路の概略構成図である。
【図6】表示部近傍を示す室内ユニットの要部拡大図である。
【図7】人検知センサの取付けを示す概略構成図である。
【図8】(A)は人検知センサの向きに対する検知領域を示す概略図であり、(B)は人検知センサの向きに応じた空調風の吹出し方向を示す概略図である。
【図9】本発明を適用したエアコンの他の一例を示す概略構成図である。
【図10】(A)は図9に示すエアコンの表示部を示す概略図、(B)は図9に示すエアコンに設けた人検知センサの検知領域を示す概略図、(C)は図9に示すエアコンに設けるセンサ切換えスイッチの概略図である。
【符号の説明】
10 エアコン(空気調和機)
12 室内ユニット
14 室外ユニット
18 熱交換器
26 コンプレッサ
42 ケーシング
44 クロスフローファン
50 吹出し口
52 左右フラップ
54 上下フラップ
58 コントロール基板
74 マイコン(制御手段)
77 左右フラップモータ
78 上下フラップモータ
130 人検知センサ(検知手段)
134 フルネルレンズ
138 ピン(支持手段)
140 ブラケット(支持手段)
144 方向検出センサ(検出手段)

Claims (3)

  1. 被空調室の壁面に据え付けられる室内ユニットの熱交換器を通過させることにより温調した空気を空調風として吹き出し口から吹き出すことにより、被空調室内の空気調和を図る空気調和機であって、
    前記吹き出し口に設けられて、吹き出し口からの空調風の吹き出し方向を変更可能であると共に吹出し方向を連続的に変更するスイングが可能なフラップと、
    検知方向を中心に所定の角度範囲内を検知領域として該知領域内赤外線放射体の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段の前記検知方向変更されたときに、検知方向が変更された向きで検知手段を支持する支持手段と、
    前記支持手段によって支持されている前記検知手段の前記検知方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出される前記検知手段の検知方向に基づいて、検知手段の前記検知領域内へ前記空調風が吹き出されるように前記フラップによるスイング範囲を制限する制限手段と、
    を含む空気調和機。
  2. 前記フラップとして、前記空調風の吹き出し方向を左右方向に変更する左右フラップを備えているときに、前記制限手段が、前記左右フラップの前記スイング範囲前記検知手段の前記検知領域となるように制限する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記検知手段によって前記赤外線放射体が検出されないときに、前記空調風の吹出し及びコンプレッサを停止する吹出し停止手段を含む請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
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