JP4202032B2 - 部品の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のエンジン冷却水放熱用のラジエータや空調用のコンデンサに付設されるファンシュラウドにオーバフロー冷却水などを貯留するためのリザーブタンクを保持させるなどの部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような固定側部材としてのファンシュラウドに取付部品としてのリザーブタンクを保持するものとして、従来は図8に示すような取付構造がある。
この従来構造では、リザーブタンク10Aには、その下端に下方へ向けて突出するよう形成された取り付け突起12を設け、上端には幅方向の両端部にそれぞれ孔15、17を有する取り付け耳部14、16を設けてある。
【0003】
ファンシュラウド20Aには、その下部に、穴29を有する下受け部28が設けられ、上部にはリザーブタンクの取り付け耳部14、16に対応する薄肉壁部を備える取付けブロック30Aが設けられている。
薄肉壁部には取り付け耳部の孔15より大径の孔が形成されるとともに、Jナット62が嵌め込まれている。Jナット62は、弾性材を断面J字状またはU字状に折り曲げ、その1方の片にはネジ穴が形成され、他方の片にはネジ孔と整合させて該ネジ孔より大径の穴が形成されている。
【0004】
リザーブタンク10Aは、先ずその下端の取り付け突起12をファンシュラウド20Aの下受け部28の穴29に差込んで下から支えられ、それから取り付け耳部14、16の孔15、17に通したボルト60を取付けブロック30Aの薄肉壁部に嵌め込まれたJナット62のネジ孔にねじ込んでファンシュラウド20Aに固定される。
Jナット62にねじ込まれたボルト60は薄肉壁部の穴に挿し込まれているので、振動などの外力が加わってもボルト60が取付けブロック30Aから抜けることはなく、これにより、リザーブタンク10Aの脱落が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の取付構造では、2本のボルト60とこれに対応するJナット62を必要とし、Jナット62の薄肉壁部への嵌め込み作業およびボルト60の締結作業を行わなければならず、コストと工数がかかるという問題がある。
したがって本発明は、取り付けに手間がかからず、しかも低コストで実現される固定側部材への部品の取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の本発明は、固定側部材への部品の取付構造であって、固定側部材には、その前壁から前方へ突出するピンと、前方へ延びるクリップ支持部の先端から折り返し方向に延びて自由端側にピンと対向する爪を備えるクリップ片とを有するクリップ部が設けられ、上記の部品はピンを挿通可能の孔を有する第1の取り付け耳部を備えて、クリップ片はその撓みにより、第1の取り付け耳部のピンへの挿通を許し、挿通後は爪が係合して第1の取り付け耳部のピンからの抜けを阻止するよう構成し、部品が第1の取り付け耳部から横方向に離間した位置に第2の取り付け耳部を備え、固定側部材には、ピン方向に延びて第2の取り付け耳部を係止可能の引掛け部を備えるフック部が設けられているものとした。
【0007】
請求項2の発明は、さらに、部品が下部に係合部を備え、固定側部材には、下部に係合部と係合し部品を受ける下受け部を備えているものとした。請求項3の発明は、フック部の引掛け部の先端が、固定側部材の壁面に対向する側に傾斜面を有しているものである。
【0008】
請求項の発明は、固定側部材が車両のファンシュラウドであり、部品がリザーブタンクであって、リザーブタンクは第1の取り付け耳部と第2の取り付け耳部を上端に備えるとともに、下部には下方へ向けて突出する取り付け突起を備え、ファンシュラウドは上部に上記のクリップ部とフック部を備え、下部には取り付け突起を受ける穴を有する下受け部を備えているものとした。
【0009】
請求項の発明は、クリップ片の爪が、前方側に傾斜面を有しているものである。また、請求項の発明は、クリップ部のクリップ支持部がクリップ片に対して曲げ剛性の大きな断面を有しているものである。請求項の発明は、固定側部材が、クリップ片の自由端が対向する面に開口を有しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1はファンシュラウドへのリザーブタンク取り付けに適用した実施の形態を示す正面図である。図2はリザーブタンクを示す図である。
リザーブタンク10には、その下端に下方へ向けて突出するよう形成された取り付け突起12を設け、上端には幅方向の両端部にそれぞれ取り付け耳部14、16を設けてある。図中左側に位置する一方の取り付け耳部14には孔15が設けられている。他方の右側の取り付け耳部16にも孔17があってもよい。すなわち、本実施の形態では従来のリザーブタンク10Aをそのまま利用できる。
【0011】
ファンシュラウド20は正面形状が略矩形のベース部22に図示しないファンを収容する丸穴24が設けられ、ベース部22からは図示しないファンモータを支持するための支持アーム26が張り出している。ベース部22は支持アーム26の張り出し側を前面とする。
ベース部22の下角部には側外方かつ支持アーム26の張り出しと同じ方向に下受け部28が設けられている。図3に拡大して示すように、下受け部28はリザーブタンク10の取り付け突起12を受ける穴29を有している。
【0012】
ベース部22の上部には取付けブロック30が設けられている。
取付けブロック30には、リザーブタンク10の一方の取り付け耳部14に対応させて後述するピンが付設されたクリップ部40と、他方の取り付け耳部16を横方向に差し込み可能のフック部36とが設けられている。
クリップ部40は、そのピンに取り付け耳部14の孔を正面方向から差し込んだとき、クリップ片が当該取り付け耳部と係合して、取り付け耳部のピンからの抜けを阻止するように構成されている。
【0013】
つぎに、上記のクリップ部40とフック部36の詳細について説明する。
図4はファンシュラウド20の取付けブロック30部分を拡大して示し、(a)は上面図、(b)は正面図である。図5は図4の(b)におけるA−A部断面図である。
まず、クリップ部40について説明する。
取付けブロック30はベース部22の上角部から側外方へ突き出た突出部42を有し、突出部42は一部前壁43を有して、その前壁43に前方へ突出するピン45を備えている。
突出部42はその側外方端に、ピン45と同方向に側壁48から前方へ延びるクリップ支持部50を有している。
【0014】
クリップ支持部50は、ピン45よりも十分に長く延びて、その先端には折り返し方向、すなわちクリップ支持部50と逆方向、かつ平行に延びるクリップ片56が設けられている。クリップ片56の自由端近傍にはピン45側へ突出する爪58が形成されている。突出部42からクリップ支持部50、およびクリップ片56は一体成形されている。
とくに図5に示すように、爪58は、突出部42の前壁43との間に、リザーブタンク10の取り付け耳部14の厚さに整合する間隙Dをもち、前側には傾斜面59を有している。
また、クリップ片56の先端とピン45との間隙は、取り付け耳部14の孔15と側縁間の距離S(図2参照)にほぼ整合させてある。
【0015】
また、クリップ支持部50は縦壁51にリブ53を備えて断面がE字形状となっており、とくに上辺52の先端側2/3ほどは図4の(a)に示す上面図においてクリップ片56と重なるまでの広幅となっている。この上辺52の根元部は突出部42までの間が直線的に広がって補強壁54となっている。
また、突出部42は前壁43とクリップ支持部50が延びる側壁48間が肉抜き開口されており、クリップ片56の先端はこの開口49に臨んでいる。
【0016】
図6は、図4の(b)におけるB−B部矢視図である。
クリップ片56は、突出部42から前方へ延びたクリップ支持部50の前端から距離Hの点を根元としてクリップ支持部50の上辺52から分かれており、略長方形の平面形状を有している。クリップ片56に形成された爪58の下端の角部は滑らかなR(アール)処理が施され、クリップ片56の爪58より先端は若干幅狭となっている。突出部42のピン45は、クリップ片56に対してはクリップ片56の先端の幅における略中央に位置している。
上記の突出部42、クリップ支持部50、クリップ片56、およびピン45とでクリップ部40が構成される。
【0017】
つぎに、フック部36は、取付けブロック30の突出部42とは反対側の端部に設けられる。
とくに図4の(a)に示すように、フック部36は、取付けブロック30の前壁面31から前方へ突き出した基部37から、引掛け部38をクリップ部40方向へ延ばして形成されている。
引掛け部38と取付けブロック30の前壁面31間の間隙Fは、リザーブタンク10の取り付け耳部16の厚さに整合させてある。引掛け部38の先端は、前壁面31に対向する側が傾斜面39となっている。
【0018】
リザーブタンク10をファンシュラウド20に取り付ける手順は以下のとおりである。
まず、リザーブタンク10の下端から突出する取り付け突起12を、ファンシュラウド20の下受け部28の穴29に挿し込んで、リザーブタンク10の重量を支える。
つぎに、リザーブタンク10をその取り付け突起12の軸まわりに捻った状態で、リザーブタンクの取り付け耳部16をフック部36に斜めに差し込む。この際、引掛け部38の先端が傾斜面39となっているので、斜め方向からでも滑らかに差し込むことができる。
【0019】
そして、取り付け耳部16をフック部36の奥へ差し込みながら、リザーブタンク10を取り付け突起12の軸まわりに回転させ、もう一方の取り付け耳部14を取付けブロック30の突出部42へ向けて移動させ、取り付け耳部14の孔15を突出部42のピン45に挿し込む。
この間、他方の取り付け耳部16が取付けブロック30の前壁面31と引掛け部38間の平行な間隙内に進行するに従い、リザーブタンク10には回転する付勢力が働くので、これも一方の取り付け耳部14の突出部42へ向けての移動を助ける。
【0020】
取り付け耳部14の孔15をピン45に挿し込む過程において、取り付け耳部14の側縁が爪58の傾斜面59に乗り上げ、これによりクリップ片56が撓んでの取り付け耳部14の通過を許す。取り付け耳部14が爪58を通過すると、クリップ片56は元の姿勢に復帰するので、取り付け耳部14はピン45に挿し込まれた状態でクリップ片56の爪58に押えられ、抜け止めされる。
【0021】
前述のように、クリップ支持部50はリブ53を備えて上辺52が広幅のE字形状断面を有し、また補強壁54でも支持されて、単なる板状のクリップ片56に比較して高い剛性を持っているので、取り付け耳部14がピン45に挿し込まれる過程においてもほとんど変形しない。
またクリップ支持部50とクリップ片56をつなぐ接続部57も、クリップ支持部50のリブ53および上辺52につながっているので、同様に剛性が高い。とくに、図6に示す接続部57からクリップ片56開始点までの長さHが長いほど接続部57の剛性は高くなる。
これにより、取り付け耳部14の挿し込み過程では、クリップ片56のみが曲がり変形して取り付け耳部14の通過を許す。
【0022】
以上の手順で取り付けられたファンシュラウド20に取り付けられたリザーブタンク10は、取り付け突起12をファンシュラウドの下受け部28の穴29に挿し込んで、底部を着座させることによって重量を支えられるとともに、リザーブタンク10下端の前後、左右方向の移動を阻止される。
【0023】
また、一方の取り付け耳部14では、クリップ部40のピン45に孔15を差し込むことによって上下方向が位置決めされるとともに、図7に示すように、左右方向が位置決めされ、かつ、クリップ片56の爪58によって前方への抜けが阻止される。
この際、クリップ部40のクリップ支持部50および接続部57は大きな剛性を有している一方、取り付け耳部14をピン45から抜く方向の外力は爪58を介してクリップ片56の長手方向に加わるので、クリップ片56も曲がらない。したがって、クリップ部40は取り付け耳部14をピン45から抜く方向の外力に対して、確実に取り付け耳部14を保持する。
【0024】
そして、他方の取り付け耳部16では、フック部36の引掛け部38によって前方への抜けが阻止されるとともに、リザーブタンク10の本体がフック部36の基部37および引掛け部38に当接することにより上方への移動が阻止される。
したがって、リザーブタンク10は上下、前後、ならびに左右方向のすべてにおいて位置決めされ、ファンシュラウド20に確実に保持される。
【0025】
一方、リザーブタンク10をファンシュラウド20から取り外す場合は、取付けブロック30の裏面側から突出部42の開口を通して、または取付けブロック30の表面側から直接、クリップ片56の自由先端を変位させれば、クリップ片56は容易に撓んで爪58が取り付け耳部14から外れるので、取り付け耳部14をピン45から抜くことができる。その後は取り付け時と逆順のステップを採ることで簡単にリザーブタンク10を外せる。
【0026】
実施の形態は以上のように構成され、ベース部22の取付けブロック30に、リザーブタンク10上端の一方の取り付け耳部14に対応させてピン45が付設されたクリップ部40と、他方の取り付け耳部16を横方向に差し込み可能のフック部36とを設け、クリップ部40は、そのピン45に取り付け耳部14の孔15を正面方向から差し込んだとき、クリップ片56が当該取り付け耳部14と係合して、取り付け耳部のピン45からの抜けを阻止するものとしたので、従来のようなJナット嵌め込み、ボルトで結合するものと比較して、コストが低減し、作業も極めて簡単であるという効果を有する。
【0027】
なお、上記実施の形態では、固定側部材としてのファンシュラウド20にリザーブタンク10を取付部品として取り付ける例について説明したが、本発明はこれに限定することなく、種々の固定側部材に取付部品を確実に保持させる場合に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明は、固定側部材にピンとクリップ片とを有するクリップ部を設け、部品はピンを挿通可能の孔を有する第1の取り付け耳部を備えて、クリップ片の撓みにより第1の取り付け耳部のピンへの挿通を許し、挿通後はクリップ片の爪が係合して第1の取り付け耳部のピンからの抜けを阻止するよう構成し、部品には第1の取り付け耳部から横方向に離間した位置に第2の取り付け耳部を備え、固定側部材には第2の取り付け耳部を係止可能の引掛け部を備えるフック部を設けられているものとしたので、ボルト、ナットによる結合が不要で、コストが低減し、作業も極めて簡単であるという効果を有する。また、取り付け作業性を保持しながら部品の支持点を増やすことができる。
【0029】
また、さらに部品の下部に係合部を備え、固定側部材の下部には係合部と係合して部品を受ける下受け部を備えることにより、部品が重量物であっても、下部で支えながら楽に取り付けることができる。また下受け部で受けることによって高さ位置が決まるので、ピンと第1の取り付け耳部の位置合わせが容易となる。
【0030】
さらに、フック部の引掛け部の先端に傾斜面を有するものとすることにより、第2の取り付け耳部のフック部への差し込みがとくに容易となる。
【0031】
固定側部材が車両のファンシュラウドであり、部品がリザーブタンクである場合には、リザーブタンク側では第1の取り付け耳部と第2の取り付け耳部を上端に備えるとともに、下部には取り付け突起を備え、ファンシュラウド側ではクリップ部とフック部を上部に備えるとともに、下部には取り付け突起を受ける穴を有する下受け部を備えることにより、まず下受け部でリザーブタンクを下支えした状態で、第2の取り付け耳部をフック部へ差し込み、それから第1の取り付け耳部をピンに挿し込むことで、簡単にリザーブタンクをファンシュラウドに組み付けることができる。
【0032】
クリップ片の爪には前方側に傾斜面を有することにより、第1の取り付け耳部をピンに挿し込む際、第1の取り付け耳部の側縁が傾斜面に乗り上げ、クリップ片が滑らかに撓んで第1の取り付け耳部の挿通を許す。
【0033】
また、クリップ支持部をクリップ片に対して曲げ剛性の大きな断面とすることにより、第1の取り付け耳部の抜け方向の外力がクリップ片を介して作用してもクリップ支持部が変形しないので、抜けが確実に阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】リザーブタンクを示す図である。
【図3】ファンシュラウドの下受け部を示す部分拡大図である。
【図4】ファンシュラウドの取付けブロックを示す部分拡大図である。
【図5】図4におけるA−A部断面図である。
【図6】図4におけるB−B部矢視図である。
【図7】ファンシュラウドにリザーブタンクを取り付けた状態を示す上面図である。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10、10A リザーブタンク
12 取り付け突起(係合部)
14、16 取り付け耳部
15、17 孔
20 ファンシュラウド
22 ベース部
24 丸穴
26 支持アーム
28 下受け部
29 穴
30 取付けブロック
36 フック部
37 基部
38 引掛け部
39 傾斜面
40 クリップ部
42 突出部
43 前壁
45 ピン
48 側壁
49 開口
50 クリップ支持部
51 縦壁
52 上辺
53 リブ
54 補強壁
56 クリップ片
57 接続部
58 爪
59 傾斜面

Claims (7)

  1. 固定側部材への部品の取付構造であって、固定側部材には、その前壁から前方へ突出するピンと、前方へ延びるクリップ支持部の先端から折り返し方向に延びて自由端側に前記ピンと対向する爪を備えるクリップ片とを有するクリップ部が設けられ、前記部品は前記ピンを挿通可能の孔を有する第1の取り付け耳部を備えて、前記クリップ片はその撓みにより、第1の取り付け耳部の前記ピンへの挿通を許し、挿通後は前記爪が係合して第1の取り付け耳部のピンからの抜けを阻止するよう構成し
    前記部品は前記第1の取り付け耳部から横方向に離間した位置に第2の取り付け耳部を備え、固定側部材には、前記ピン方向に延びて第2の取り付け耳部を係止可能の引掛け部を備えるフック部が設けられていることを特徴とする固定側部材への部品の取付構造。
  2. 前記部品は下部に係合部を備え、固定側部材には、下部に前記係合部と係合し前記部品を受ける下受け部を備えていることを特徴とする請求項1記載の固定側部材への部品の取付構造。
  3. 前記フック部の引掛け部の先端は、固定側部材の壁面に対向する側に傾斜面を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固定側部材への部品の取付構造。
  4. 固定側部材が車両のファンシュラウドであり、前記部品がリザーブタンクであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の固定側部材への部品の取付構造。
  5. 前記クリップ片の爪は、前方側に傾斜面を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の固定側部材への部品の取付構造。
  6. 前記クリップ部のクリップ支持部はクリップ片に対して曲げ剛性の大きな断面を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の固定側部材への部品の取付構造。
  7. 固定側部材は、前記クリップ片の自由端が対向する面に開口を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載の固定側部材への部品の取付構造。
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