JP4146923B2 - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフクラブのシャフトに関するもので、特に、剛性バランスに優れたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフクラブにおいては、打球時の衝撃が長く残存することは使用感が悪く、振動の減衰率が大きいものが望ましい。また、スイング時に適度なしなりが生じることが使用感を大幅に向上させることもある。
そこで、振動の減衰率を高めると共に、適度なしなりを生じさせるべく、ゴルフクラブ用シャフトの太さを変化させて調整したものが開発されている。
例えば、特開平7−108073号公報には、シャフトの肉厚を変化させることによりシャフト全体を砂時計形状としたものが、また、特開平9−70458号公報には、シャフトの表面部を切削加工することにより、シャフトの一部に、盛り上がった***部を形成したものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのゴルフクラブ用シャフトであると、振動の減衰率やしなり性を調整することはできるものの、それらの効果を十分に発揮させる形状とすると、曲げ剛性も変化、すなわち、必要以上に曲げ剛性が高められ、ゴルフクラブ用シャフトとして曲げ剛性のバランスが崩れ、かえって使いづらくなり品質の低下をもたらすことがあった。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、高い振動減衰率と良好なしなり性を確保しつつ、曲げ剛性のバランスに優れたゴルフクラブ用シャフトの提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のゴルフクラブ用シャフトは、先端から140180mmの位置に、引張り弾性率が5〜20ton/mm 2 の炭素繊維強化プラスチックからなる***部が形成されて、曲げ剛性(EI)のピークを有し、該ピークの値が2000000〜4000000kgmm2の範囲内であることを特徴とするものである。
その際、***部における炭素繊維の配向方向はシャフトの軸方向に平行であることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
ゴルフクラブ用シャフトの材質は、通常一般に用いられているものを適用でき、金属材料や複合材料からなるものが望ましい。
金属材料としては、超強靭鋼、マルテンサイト鋼、中炭素5%Cr鋼、α+β形チタン合金、β形チタン合金等が挙げられる。
複合材料としては、各種の繊維強化金属や繊維強化樹脂などの繊維強化材が挙げられる。
そのような繊維強化材の繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、無機質繊維等が挙げられ、繊維の形態としては、一方向材、織物、不織布が挙げられ、単一材料のみならず、2種以上の交織材料であっても良い。
繊維強化金属のマトリクスとしては、アルミニウムや鉄が挙げられ、繊維強化樹脂のマトリクスとしては不飽和ポリエステル樹脂や、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、アクリル樹脂やポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
これらの繊維強化材のなかでも、炭素繊維強化エポキシ樹脂材が軽量かつ強度が高いので好ましい。
【0006】
また、シャフトは単層構成のみならず、特に繊維強化樹脂材を用いる場合には、複数層構成のものとすることが望ましい。
繊維強化樹脂材からなる複数層構成の場合、その内の少なくとも1つの層の繊維方向をシャフトの長手方向に対して平行とし、他の層の繊維方向をシャフトの長手方向に対して20〜70゜の角度を有するものとすることが望ましい。このように、繊維の配向方向の異なる複数層構成の繊維強化樹脂製のシャフトとすることにより、スイング時のシャフトの剛性をより高めることができる。
【0007】
本発明のゴルフクラブ用シャフトは、その剛性分布を測定した場合に、例えば図2中の−○−○−で示されるように、先端から80〜500mmの位置に、値(EI値)が2000000〜4000000kgmm2の曲げ剛性のピークを有するものである。
ここで、曲げ剛性とは、ASTM D790に準じて測定されるもので、スパン長を200mmとして、15mmRの圧子部を10mm/分でシャフトの測定ポイントに下降させてシャフトに20kgの負荷をかけ、その負荷中のS−S曲線より求められるものである。
また、ピークとは、極大を示す箇所を云い、シャフト全体にわたっての最大となる箇所を云うものではない。グリップ側が太いシャフトにおいては、図示例のもののように、グリップ側の弾性率の方が高くなることがあるからである。
本発明においては、当該ピークの値は、2000000〜4000000kgmm2の範囲内になければならない。2000000kgmm2未満であると、振動減衰率を高めることができず、また、良好なしなり性を発揮させにくいからである。他方、4000000kgmm2よりも大きいと、曲げ剛性のバランスが崩れ、ゴルフクラブ用シャフトとして不適当なものとなるからである。
また、当該ピークはゴルフクラブ用シャフトの先端(チップ)から、80〜500mmの位置になければならない。100〜300mmであればより好ましく、140〜180mmであればさらに好ましい。80mmよりも先端側に、また、500mmよりも遠くの位置にピークが存在しても、高い振動減衰率と良好なしなり性を発揮させるのは困難で、使用時の爽快感を向上させにくいからである。
【0008】
このような特異な剛性分布をもつものとしては、先端から80〜500mmの位置に、引張り弾性率が5〜20ton/mm2の炭素繊維強化プラスチックからなる***部が形成されているものが望ましい。
炭素繊維強化プラスチック製のゴルフクラブ用シャフトにおいて、***部を形成することにより振動の減衰率やしなり性を調整することができることは知られているが、上述したように、それらの効果を発揮させるように、即ち、十分な大きさ、高さの***部を形成すると、必要以上に曲げ剛性が高められ、ゴルフクラブ用シャフトとして曲げ剛性のバランスが崩れ、かえって好ましくないものとなることがあった。
そこで、本発明者等は鋭意研究を重ねたところ、単に層厚等を調整して***部を形成するのでなく、引張り弾性率が5〜20ton/mm2の炭素繊維強化プラスチックを用いて***部を形成することにより、その剛性(EI)を4000000kgmm2以下に抑えつつ、振動の減衰率やしなり性を向上させ得ることを見い出した。
【0009】
***部とは、図1に示すように、ゴルフクラブ用シャフト10に部分的に外方に突起したものであって、***部12は、その頂部(外径が最も太くなる箇所)と先端14との距離Xが80〜500mmの範囲内になる位置に形成される。この***部12の頂部の位置に曲げ剛性のピークが生じる。
また、その頂部の高さ(即ち、***部がなかった場合との差)Hは2〜5mmであることが好ましく、3〜4mmであればより好ましい。2mmよりも低いと、振動の減衰率やしなり性の向上効果が小さく、5mmよりも高いと曲げ剛性のバランスが崩れてしまうからである。
また、***部12の幅Wは、30〜150mmであることが好ましい。30mmよりも小さいと局部的な剛性アップによりシャフトバランスが取り難く、150mmよりも広いと曲げ剛性の領域が広くなり、シャフトバランスが取り難いからである。
***部を形成する炭素繊維強化プラスチックの引張り弾性率は、5〜20ton/mm2であることが望ましく、8〜16ton/mm2であればより望ましい。引張り弾性率が5ton/mm2未満であると、振動の減衰率やしなり性の向上効果が小さく、20ton/mm2以上であると、曲げ剛性のバランスが崩れやすくなるからである。
また、このように低弾性材料を用いることにより、シャフトの耐衝撃強度も高めることができる。
この***部の炭素繊維としては、ピッチ系またはPAN系のものが良く、引張強度が100〜300kg/mm2、密度が1.6〜1.9g/cm3のものが好適である。
【0010】
***部を形成する炭素繊維強化プラスチックの繊維の配向方向はシャフトの軸方向に平行であることが望ましい。***部の繊維の配向方向を調整、例えば、繊維の配向方向をシャフトの軸方向に対して45゜または90゜にすることなどによっても、曲げ剛性を調整、減少させることが可能ではある。しかしながら、そのような手段によると、曲げ剛性のバランスを保つことはできても、捩り剛性が変化し、悪化し、ゴルフクラブ用シャフトとして不適当なものになってしまうおそれがあるからである。従って、曲げ剛性および捩り剛性のバランスを共に良好に保った上で、高い振動減衰率と良好なしなり性を発揮させるには、繊維の配向方向がシャフトの軸方向に平行な繊維強化プラスチックからなる***部を形成することが望ましい。
繊維の配向方向をシャフトの軸方向に平行にして***部を形成する場合においても、捩り剛性を変化させないために、その炭素繊維強化プラスチックの±45゜の引張弾性率は1.5ton/mm2以下であることが好ましく、1.3ton/mm2以下であればより好ましい。
さらに、繊維の配向方向をシャフトの軸方向と平行になるように設計することで、製造時の巻付け工程において、繊維の蛇行を防止でき、***部の形成精度を高めることもでき、精度の高いシャフトを容易に製造することができる。
【0011】
【実施例】
[実施例1]
以下のようにしてゴルフクラブ用シャフトを製造した。
製造には、一端(細端)の外径が5.3mm、他端(太端)の外径が14mmのマンドレルを用いた。このマンドレルに離型剤を塗布した後、エポキシ樹脂に炭素繊維を含浸させた繊維強化樹脂(繊維目付:125g/m2)を所定寸法に切断した繊維強化樹脂材をその炭素繊維の繊維方向がマンドレルの長手方向に対し+45゜と−45゜になるように貼り合わせたものをマンドレルに巻き付けた。
【0012】
そして、表面温度を35℃に設定したローリング台を利用して、繊維強化樹脂材をマンドレルに押し付け、繊維強化樹脂材の締付けを向上させた。
次に、この繊維強化樹脂材が巻き付けられたマンドレル上に、エポキシ樹脂に炭素繊維を含浸させた繊維強化樹脂(繊維目付:150g/m2)を所定寸法に切断した繊維強化樹脂材をその炭素繊維の繊維方向がマンドレルの長手方向と平行になるように巻き付けた。
そして、表面温度を22℃に設定したローリング台を利用して、上記同様に繊維強化樹脂材をマンドレルに押し付けた。
さらに、同様の工程により所定形状になるように各所に諸プリプレグを積層した。
そして、三角形状の繊維強化樹脂材を巻き付けて積層する層数を増加させることにより、***部を形成した。この***部においては、引張り弾性率が10ton/mm2の炭素繊維強化プラスチックを用い、その繊維方向はシャフトの軸方向と平行になるようにした。尚、±45゜引張弾性率は1.21ton/mm2である。
さらに、これらの上に、形状を維持する為のポリプロピレンテープをピッチ2.5mmで巻き付け、140℃の加熱炉内に120分間吊るし、繊維強化樹脂材を加熱硬化した。
その後、ポリプロピレンテープを剥ぎ取り、マンドレルを抜き取った。そして、所要の切断、研磨処理を施して、炭素繊維強化樹脂製の***部の形成されたゴルフクラブ用シャフトを製造した。
尚、***部の形成されていない従来一般の形状のゴルフクラブ用シャフトであると、加熱硬化時の落下(炉落ち)を防ぐために、炉落ち防止用のガラス繊維クロスプリプレグをグリップ部に巻き付け、そのクロスプリプレグをマンドレルに耐熱テープで固定しなければならなかったが、本実施例の***部を形成したゴルフクラブ用シャフトであると落下しないので、当該炉落ち防止工程を省略することができる。
【0013】
得られたゴルフクラブ用シャフトは、ウッドタイプのゴルフクラブ用のもので、全長が1145mm、先端から頂部迄の距離Xが140mm、頂部の高さHが4mm、***部の幅が145mmのものである。
このシャフトにゴルフクラブヘッドとグリップを取り付けてゴルフクラブを製造した。
このゴルフクラブを用いて試打を行なったところ、非常に良好な使用感の評価が得られた。
【0014】
また、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に曲げ剛性を求めた。結果を図2中に−○−○−で示した。
曲げ剛性の測定は、ASTM D790に準じ、スパン長を200mmとして支持部(10mmR)上にシャフトを置き、また、スパン中心の測定ポイント上にブチルゴム製シート(厚さ:2mm、硬度:60゜)を載せ、15mmRの圧子部を10mm/分でブチルゴム製シートを介在させてシャフトの測定ポイントに下降させてシャフトに20kgの負荷をかけ、その負荷中のS−S曲線より求めた。
さらに、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に捩り剛性を求めた。結果を図4中に−○−○−で示した。
捩り剛性値は、シャフトに使用する材料の横弾性係数とシャフトの断面二次極モーメントとの積の変化量から求めた。
【0015】
[実施例2]
上記実施例1と同様にして、アイアンタイプのゴルフクラブ用シャフトを製造した。そのシャフトは、全長が1005mm、先端から頂部迄の距離Xが140mm、頂部の高さHが3.5mm、***部の幅が145mmのものである。
このシャフトにゴルフクラブヘッドとグリップを取り付けてゴルフクラブを製造した。
このゴルフクラブを用いて試打を行なったところ、非常に良好な使用感の評価が得られた。
また、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に曲げ剛性を求めた。結果を図3中に−○−○−で示した。
【0016】
[実施例3]
上記実施例2と同様にして、アイアンタイプのゴルフクラブ用シャフトを製造した。
但し、引張り弾性率が24ton/mm2の炭素繊維強化プラスチックであって、その炭素繊維の配向方向をシャフトの軸方向に対して±45゜として***部を形成した。尚、±45゜引張弾性率は1.68ton/mm2である。
このシャフトにゴルフクラブヘッドとグリップを取り付けてゴルフクラブを製造した。
また、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に曲げ剛性を求めた。結果を図3中に−×−×−で示した。
さらに、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に捩り剛性を求めた。結果を図4中に−×−×−で示した。
【0017】
[比較例1]
***部を形成する炭素繊維強化プラスチックとして、引張り弾性率が24ton/mm2(±45゜引張弾性率は1.68ton/mm2)のものを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、ウッドタイプのゴルフクラブ用シャフトを製造した。
このシャフトにゴルフクラブヘッドとグリップを取り付けてゴルフクラブを製造した。
このゴルフクラブを用いて試打を行なったところ、使いづらい悪い評価が得られた。
また、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に曲げ剛性を求めた。結果を図2中に−△−△−で示した。
【0018】
[比較例2]
***部を形成する炭素繊維強化プラスチックとして、引張り弾性率が24ton/mm2のものを用いたこと以外は、上記実施例2と同様にして、アイアンタイプのゴルフクラブ用シャフトを製造した。
このシャフトにゴルフクラブヘッドとグリップを取り付けてゴルフクラブを製造した。
このゴルフクラブを用いて試打を行なったところ、使いづらい悪い評価が得られた。
また、このゴルフクラブ用シャフトにおいて、先端(チップ)からの距離毎に曲げ剛性を求めた。結果を図3中に−△−△−で示した。
【0019】
尚、図2中には、***部を形成しないこと以外は実施例1と同様にして製造した従来型のゴルフクラブ用シャフトの剛性分布結果も併記(−□−□−)した。同様に、図3中には、***部を形成しないこと以外は実施例2と同様にして製造した従来型のゴルフクラブ用シャフトの剛性分布結果も併記(−□−□−)した。
図2,3から示されるように、先端から約140mmの位置に、約3400000kgmm2の曲げ剛性のピークを有する実施例1のシャフト、約3300000kgmm2の曲げ剛性のピークを有する実施例2のシャフトを用いたゴルフクラブであると、高い振動減衰率と良好なしなり性が発揮され、かつ、曲げ剛性のバランスに優れたものであった。
実施例3のシャフトを用いたゴルフクラブであると、曲げ剛性のバランスには優れていたが(図3)、捩り剛性のバランスの点においては劣るものであった(図4)。
比較例1のシャフト及び比較例2のシャフトを用いたゴルフクラブであると、曲げ剛性のバランスが悪く、使いづらいものであった。
【0020】
【発明の効果】
本発明のゴルフクラブ用シャフトは、高い振動減衰率と良好なしなり性を確保しつつ、曲げ剛性のバランスに優れ、使用者に爽快感をもたらすものである。
また、低弾性材料からなる***部を形成したものであると、振動減衰率、しなり性、曲げ剛性のバランス、耐衝撃性に優れたものである。
特に、繊維の配向方向がシャフトの軸方向に平行な炭素繊維強化プラスチックからなる***部を形成したものであると、捩り剛性のバランスにも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフクラブ用シャフトの要部を示す側面図である。
【図2】 ゴルフクラブ用シャフトの曲げ剛性分布のグラフである。
【図3】 ゴルフクラブ用シャフトの曲げ剛性分布のグラフである。
【図4】 ゴルフクラブ用シャフトの捩り剛性分布のグラフである。
【符号の説明】
10 ゴルフクラブ用シャフト
12 ***部
14 先端

Claims (2)

  1. 先端から140180mmの位置に、引張り弾性率が5〜20ton/mm 2 の炭素繊維強化プラスチックからなる***部が形成され、その部分に、曲げ剛性のピークを有し、該ピークの値が2000000〜4000000kgmm2の範囲内であることを特徴とするゴルフクラブ用シャフト。
  2. 前記***部における炭素繊維の配向方向がシャフトの軸方向に平行であることを特徴とする請求項記載のゴルフクラブ用シャフト。
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