JP4137118B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、出力バッファ回路または入出力バッファ回路を備えた半導体装置に関するものであり、特に、自己の電源電圧に比して高い電圧の信号が出力端子または入出力端子に印加される場合のある半導体装置に関するものである。
近年、CMOS構成の半導体集積回路(以下、LSI)を中心として、微細化等の進展によりLSIの駆動電源電圧は低電圧化してきている。しかしながら、低電圧化への移行状況はLSIの製品分野ごとに異なっているため、システムを構成する際、電源電圧の異なる複数のLSIを組み合わせて構成しなければならない場合が生じている。そこで、相互に異なる電源電圧で動作するLSIの端子同士を直接接続できれば好都合である。この場合、出力信号の電圧振幅とは異なる電圧振幅の信号が端子に印加されることも考慮しなければならない。従って、外部より電源電圧以上の電圧振幅を有する信号が印加されても、電源電圧との間で不要な漏れ電流が流れないことが必要であり、従来より回路方式が提案されてきている。
従来技術として、特許文献1に開示されているドライバ回路では、外部より電源電圧VDDより高い電圧が印加される場合にも漏れ電流が流れない回路例が提案されている。
第11図に示すようにドライバ回路100では、NANDゲート11およびNORゲート12には、出力データ信号DOUTが入力されると共に、NANDゲート11には直接に、NORゲート12にはインバータゲート160を介して反転されて、出力イネーブル信号ENが入力される。各々の出力端子は、電源電圧VDD側のPMOSトランジスタP1のゲート端子G1、およびソース端子が接地電圧に接続されているNMOSトランジスタN1のゲート端子に接続されている。
PMOSトランジスタP1のソース端子は、PMOSトランジスタP2を介して電源電圧VDDが入力され、NMOSトランジスタN1のドレイン端子は、ゲート端子が電源電圧源VDDに接続されたNMOSトランジスタN2を介してPMOSトランジスタP1のドレイン端子に接続されている。この接続点が端子BUSである。
また、PMOSトランジスタP2のゲート端子G2は、NMOSトランジスタN4を介してNMOSトランジスタN6に接続されている。NMOSトランジスタN6のソース端子は接地電圧に接続され、ゲート端子には出力イネーブル信号ENが入力される。また、NMOSトランジスタN4のゲート端子には電源電圧VDDが入力されている。
更に、PMOSトランジスタP2のゲート端子G2とドレイン端子との間には、ゲート端子に出力イネーブル信号ENが入力されるPMOSトランジスタP100が接続されている。また、図示されてはいないが、PMOSトランジスタP100のゲート端子を電源電圧VDDに接続する構成とされる場合もある。PMOSトランジスタP1、P2、P100のNウェルNWは、PMOSトランジスタで構成されるNウェル電圧制御回路130に接続されている。
ドライバ回路100では、端子BUSに電源電圧VDDよりPMOSトランジスタの閾値電圧以上の電圧が印加される場合にも、PMOSトランジスタP2は非導通状態を維持し、端子BUSからPMOSトランジスタP1、P2を介して電源電圧VDDに抜ける漏れ電流が流れることはない。
尚、上記の説明で参照した先行技術文献は下記のとおりである。
特開昭64−72618号公報
しかしながら、第12図に第1の課題を示す。上記のドライバ回路100に入力バッファ回路400を追加して端子BUSを介して自己の電源電圧VDDに比して高い電圧の入力信号が入力される場合のある入出力バッファ回路110を構成する場合、動作モードが、出力バッファモードから入力バッファモードに切り替わり、電源電圧VDDに比して高電圧の入力信号が入力される際に問題を生ずる可能性がある。
出力バッファモードにおいてハイレベルであった出力イネーブル信号ENが、ローレベルに切り替わることにより入力バッファモードが開始される。出力イネーブル信号ENがローレベルに切り替わると、NMOSトランジスタN6が非導通となる。この結果、PMOSトランジスタP2のゲート端子G2を駆動するトランジスタはなくなり端子G2はフローティング状態となる。この場合、直前のゲート端子電圧VG2がローレベルであるため、入力バッファモードへの切り替わり後も端子G2は低い電圧レベルを維持することとなる。また、PMOSトランジスタP100のゲート端子電圧は接地電圧となり、PMOSトランジスタP1のゲート端子電圧VG1は電源電圧VDDとなる。また、PMOSトランジスタP100のゲート端子が電源電圧VDDに接続されている場合もある。
この状態で、端子BUSより電源電圧VDDからPMOSトランジスタの閾値電圧以上に高い電圧信号VDDexが入力されると、PMOSトランジスタP1が導通する。ここで、PMOSトランジスタP100のゲート端子が接地電圧の場合にはPMOSトランジスタP100は導通状態を維持しており、また、PMOSトランジスタP100のゲート端子が電源電圧VDDに接続されている場合にもPMOSトランジスタP100は導通するので、端子G2の電圧レベルVG2は外部より入力される電圧レベルにまで充電されるが、トランジスタや配線の寄生抵抗や寄生容量に起因する時定数により急速な充電は行われない。
このため、端子G2の電圧レベルVG2の充電過渡期間(T)において、PMOSトランジスタP2が導通状態に維持される場合がある。この場合、端子BUSから電源電圧VDDへの漏れ電流IINが発生する。この漏れ電流IINは、端子BUSに接続されたインターフェース回路IFに接続された高い電圧レベルVDDexから流れ込むため、インターフェース回路IFの出力抵抗とPMOSトランジスタP1、P2のオン抵抗とにより分圧されて、バス線路BUSの電圧レベルVBUSが降下してしまう。降下電圧がバッファ回路Bufの入力閾値電圧を下回れば、出力電圧VXが出力されない場合もあり問題である。
また、第13図に第2の課題を示す。出力信号として電源電圧VDDより高い電圧VDDexを発生させるため、ドライバ回路100の出力構成を擬似的にNMOSトランジスタのオープンドレイン構成として使用する際に問題を生ずる可能性がある。
ドライバ回路100において、出力データ信号DOUTが入力されるべき端子に接地電圧を供給すると共に、出力イネーブル信号ENが入力されるべき端子に出力データ信号DOUTを入力する。
ハイレベルの出力データ信号DOUTに対しては、ドライバ回路100は出力可能状態となり接地電圧に固定されたローレベル信号を出力する。この時、PMOSトランジスタP1は導通状態を維持しているためゲート端子G2の電圧レベルVG2は接地電圧である。
出力データ信号DOUTがローレベルに遷移すると、ドライバ回路100は出力不可状態となり、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN1は共に非導通となる。同時に、NMOSトランジスタN6も非導通状態となり端子G2は低い電圧レベルを維持したままフローティング状態となる。
ドライバ回路100からの駆動が行われないバス線路BUSは、外部プルアップ抵抗Rupにより外部電圧VDDexまで充電されることとなるが、寄生抵抗と寄生容量により充電は急速には行われない。
端子BUSに印加される電圧VBUSが電源電圧VDDからPMOSトランジスタの閾値電圧以上に高い電圧になると、PMOSトランジスタP1が導通して端子G2を充電することとなるが、この充電も急速には行われないため、電圧レベルVG2の充電過渡期間(T)においてPMOSトランジスタP2が導通状態に維持される場合がある。この場合、端子BUSから電源電圧VDDへの漏れ電流IINが発生する。この漏れ電流IINによるバス線路BUSの電圧降下が、バッファ回路Bufの入力閾値電圧を下回れば、出力電圧VXが出力されない場合もあり問題である。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、自己の電源電圧に比して高い電圧信号が出力端子または入出力端子に印加される場合にも、端子を介して不要な漏れ電流が流れることがなく端子電圧を正しく維持することが可能な、出力バッファ回路または入出力バッファ回路を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1および2に係る半導体装置は、自己の電源電圧に比して高い電圧信号が、出力端子または入出力端子に印加される場合、電源電圧源と、出力端子または入出力端子との間に直列接続されてなる、第1PMOSトランジスタと、第2PMOSトランジスタとを備えており、第1PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において電源電圧に保持されると共に、出力状態において出力信号に応じて駆動される。また、第2PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において出力端子または入出力端子に印加される印加電圧が、電源電圧に所定電圧を加えた電圧以上の電圧である第1領域では印加電圧に、電源電圧に所定電圧を加えた電圧未満の電圧である第2領域では電源電圧に設定されることを特徴とする。
請求項1および2の半導体装置では、出力状態においては、第1PMOSトランジスタが駆動制御されて、出力端子または入出力端子に出力信号が出力される。非出力状態においては、印加電圧が第2領域である場合に、第1および第2PMOSトランジスタのゲート端子に電源電圧が供給されて非導通状態に維持されると共に、印加電圧が第1領域である場合に、第2PMOSトランジスタのゲート端子に印加電圧が供給されて非導通状態が維持される。
ここで、電源電圧に所定電圧を加えた電圧とは、第2PMOSトランジスタのゲート端子が電源電圧に設定されている場合に、第2PMOSトランジスタが出力端子または入出力端子から電源電圧源に向けて導通し始める際の印加電圧である。
また、所定電圧は、第2PMOSトランジスタのゲート端子が電源電圧に設定されている場合に、第2PMOSトランジスタが出力端子または入出力端子から電源電圧源に向けて導通し始める際の第2PMOSトランジスタの閾値電圧に相当する電圧である。
これにより、非出力状態において、第2PMOSトランジスタのゲート端子はフローティング状態になることはなく、少なくとも電源電圧に設定される。出力状態から非出力状態に移行した際、出力端子または入出力端子に印加される印加電圧が電源電圧に所定電圧を加えた電圧以上である場合に、第2PMOSトランジスタのゲート端子は、電源電圧から印加電圧に設定されるが、この時間は短く第2PMOSトランジスタの導通による、出力端子または入出力端子から電源電圧源に不要な漏れ電流が流れることはない。端子への不要な漏れ電流を防止することができる。また、不要な漏れ電流がないので、出力端子または入出力端子を所定の電圧レベルに設定することができる。
また、請求項に係る半導体装置は、請求項1または2に記載の半導体装置において、非出力状態において電源電圧を供給し、出力状態において接地電圧を供給するゲート駆動部と、ゲート駆動部と第2PMOSトランジスタのゲート端子との間に、第1領域において第2PMOSトランジスタのゲート端子からゲート駆動部への印加電圧の印加を阻止し、第2領域および出力状態においてゲート駆動部からの供給電圧を第2PMOSトランジスタのゲート端子に供給する第1ゲート電圧制御部とを備えることを特徴とする。
請求項の半導体装置では、第2PMOSトランジスタのゲート端子は、第1ゲート電圧制御部を介してゲート駆動部により電圧が供給される。出力状態においては接地電圧が供給され、非出力状態のうち第2領域においては電源電圧が供給される。また、非出力状態のうち第1領域においては、第1ゲート電圧制御部により、第2PMOSトランジスタのゲート端子に印加される印加電圧がゲート駆動部に印加されることが阻止される。
これにより、非出力状態において、第2PMOSトランジスタは、ゲート駆動部によりゲート端子が電源電圧に設定されて第2領域において非導通状態に維持されることに加えて。第1領域においても、ゲート端子が印加電圧に設定されて非導通状態に維持される。この場合、印加電圧が過電圧としてゲート駆動部に印加されることはない。また、ゲート端子からゲート駆動部を介して電源電圧に至る不要な電流が流れることはなく、ゲート端子からの不要な電流の流入を防止することができる。
更に、不要な電流が流れないので、出力端子または入出力端子を所定の電圧レベルに設定することができる。
また、請求項に係る半導体装置は、請求項に記載の半導体装置において、第1ゲート電圧制御部は、ゲート駆動部と第2PMOSトランジスタのゲート端子とを接続する第3PMOSトランジスタを備え、第3PMOSトランジスタは、第2領域において導通することを特徴とする。
請求項の半導体装置では、第1ゲート電圧制御部に備えられる第3PMOSトランジスタにより、ゲート駆動部と第2PMOSトランジスタのゲート端子とが接続制御される。第2領域において導通されて第2PMOSトランジスタのゲート端子に電源電圧が供給される。
ここで、第1ゲート電圧制御部は、第3PMOSトランジスタを含む第1トランスミッションゲートを備えることが好ましい。
また、請求項に係る半導体装置は、請求項に記載の半導体装置において、第3PMOSトランジスタのゲート端子を、第1領域では印加電圧に設定し、第2領域では電源電圧から第3PMOSトランジスタが導通し始める電圧以下の電圧に設定する第2ゲート電圧制御部を備えることを特徴とする。
請求項の半導体装置では、第2ゲート電圧制御部により第3PMOSトランジスタの導通制御が行われる。第1領域では印加電圧に設定して非導通とし、第2領域では電源電圧から第3PMOSトランジスタが導通し始める電圧以下の電圧に設定して導通させる。
ここで、導通し始める電圧とは、第3PMOSトランジスタの閾値電圧に相当する電圧である。
これにより、第3PMOSトランジスタは、第1領域では非導通となって印加電圧のゲート駆動部への印加を阻止すると共に、第2領域では導通状態となり第2PMOSトランジスタのゲート端子をゲート駆動部で駆動することができる。
また、請求項に係る半導体装置は、請求項に記載の半導体装置において、第2ゲート電圧制御部は、出力端子または入出力端子と、第3PMOSトランジスタのゲート端子とを接続し、ゲート端子に電源電圧源が接続されてなる第4PMOSトランジスタを備えることを特徴とする。
請求項の半導体装置では、第2ゲート電圧制御部に備えられる第4PMOSトランジスタにより、第1領域において、第3PMOSトランジスタのゲート端子に印加電圧が供給される。これにより、第1領域において、第3PMOSトランジスタを非導通とすることができる。
また、請求項に係る半導体装置は、請求項に記載の半導体装置において、第2ゲート電圧制御部は、出力端子または入出力端子と、第3PMOSトランジスタのゲート端子とを接続する第1NMOSトランジスタを備え、第1NMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において電源電圧に設定され、出力状態において接地電圧に設定されることを特徴とする。
請求項の半導体装置では、第2ゲート電圧制御部に備えられる第1NMOSトランジスタにより、第3PMOSトランジスタのゲート端子と出力端子または入出力端子とが接続制御される。非出力状態において導通されて第3PMOSトランジスタのゲート端子に電源電圧から閾値電圧を減じた電圧が供給される。
これにより、第3PMOSトランジスタのゲート端子に印加される電圧は、電源電圧から第1NMOSトランジスタの閾値電圧を減じた電圧に制限されるので、第2領域において第3PMOSトランジスタを導通させることができる。
本発明によれば、自己の電源電圧に比して高い電圧信号が出力端子または入出力端子に印加される場合にも、端子を介して不要な漏れ電流が流れることはない。このため、出力端子または入出力端子に外部回路を接続する場合、出力端子または入出力端子に印加される電圧レベルに関わらず、端子電圧の電圧レベルを正しく設定することができ、端子BUSへの信号出力または入出力を安定して行なうことができる。
以下、本発明の半導体装置について具体化した実施形態を第1図乃至第10図に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図に示す第1実施形態の半導体装置における入出力バッファ回路1では、出力バッファ部に加えて、入力バッファ回路14と、その耐圧保護用としてゲート端子に電源電圧源VDDが接続されているNMOSトランジスタN3とが備えられている。
また、従来技術の入出力バッファ回路100における、PMOSトランジスタP100、およびNウェル電圧制御回路130に代えて、PMOSトランジスタP3、およびNウェル電圧制御回路13を備えている。PMOSトランジスタP3は、ソース端子およびドレイン端子が、各々第2PMOSトランジスタとして機能するPMOSトランジスタP2のゲート端子G2および入出力端子BUSに接続され、ゲート端子には電源電圧源VDDが接続されている。また出力イネーブル信号ENに代えて、ローレベルが出力状態を示す入出力モード切替信号CNTが入力される。入出力モード切替信号CNTは出力イネーブル信号ENとは逆論理で出力状態を示すため、インバータゲート160に代えて、論理レベルを合わせるためのインバータゲート16、17を備えている。
更に、入出力バッファ回路100におけるNMOSトランジスタN6に加えて、電源電圧VDDとNMOSトランジスタN6とを接続するPMOSトランジスタP6を備えてゲート駆動部8を構成している。PMOS/NMOSトランジスタP6/N6のゲート端子は、入出力モード切替信号CNTが入力されるインバータゲート17の出力端子が接続されている。
ゲート駆動部8の出力端子は、入出力バッファ回路100におけるNMOSトランジスタN4との間でソース・ドレイン端子同士が接続されるPMOSトランジスタP4を備えて構成される第1トランスミッションゲート6を介してPMOSトランジスタP2のゲート端子G2に接続されている。ここで、PMOSトランジスタP4が第3PMOSトランジスタとして機能し、第1トランスミッションゲート6が第1ゲート電圧制御部として機能する。
PMOSトランジスタP4のゲート端子は、ソース・ドレイン端子同士が接続されるPMOS/NMOSトランジスタP5/N5により構成される第2トランスミッションゲート7を介して入出力端子BUSに接続されている。更に、ゲート端子がインバータゲート18に接続されているNMOSトランジスタN7を介して接地電圧に接続されている。ここで、PMOSトランジスタP5が第4PMOSトランジスタとして機能し、NMOSトランジスタN5が第1NMOSトランジスタとして機能する。また、第2トランスミッションゲート7が第2ゲート電圧制御部として機能する。
PMOSトランジスタP5のゲート端子は電源電圧源VDDに接続されると共に、NMOSトランジスタN5のゲート端子はバッファ回路15に接続されている。バッファ回路15には入出力モード切替信号CNTが入力される。また、インバータゲート18には入出力モード切替信号CNTが入力される。
詳細は後述するが、Nウェル電圧制御回路13は、入出力端子BUSに印加される印加電圧に応じて、PMOSトランジスタP1乃至P5のNウェルNWの電位を、電源電圧VDDと印加電圧VBUSとの間を切れ目なくバイアスする回路である。印加電圧VBUSの電圧レベルに関わらずNウェルNWの電位を確実に設定することができ、NウェルNWはフローティング状態となることはない。
入出力バッファ回路1は、入出力モード切替信号CNTの電圧レベルがローレベルの場合には出力状態となる。インバータゲート17を介してゲート駆動部8から出力されるローレベル信号は、第1トランスミッションゲート6を構成するPMOS/NMOSトランジスタP4/N4が共に導通してPMOSトランジスタP2のゲート端子G2にはローレベルが供給される(VG2=Lo)。これによりPMOSトランジスタP2は導通状態を維持することとなる。
ここで、ローレベルの入出力モード切替信号CNTは、NANDゲート11には論理反転されたハイレベル信号として、NORゲート12にはそのままのローレベル信号として、各々一方の入力端子に入力される。このため、この場合のNANDゲート11およびNORゲート12は論理反転ゲートとして機能することとなる。従って、入出力バッファ回路に入力される出力データ信号DOUTは、NANDゲート11およびNORゲート12を介して論理反転された上で、PMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1とを駆動し、導通状態にあるPMOSトランジスタP2とNMOSトランジスタN2とを介して、入出力端子BUSにデータが出力される。
また、第1トランスミッションゲート6を構成するPMOSトランジスタP4の導通は以下のとおりである。ゲート端子G4は、電源電圧VDDがゲート端子に印加されているPMOSトランジスタP5、およびゲート端子にバッファ回路15を介して入出力モード切替信号CNTと同相のローレベルの信号が印加されるNMOSトランジスタN5により、第2トランスミッションゲート7は非導通であり、入出力端子BUSからの経路は遮断される。これに対して、ローレベルの入出力モード切替信号CNTが反転されてゲート端子に供給されることにより、NMOSトランジスタN7は導通するので、接地電圧が供給されることとなる。このため、PMOSトランジスタP4が導通状態となる。
入出力バッファ回路1は、入出力モード切替信号CNTの電圧レベルがハイレベルの場合には非出力状態となり、入力バッファ回路14を介して入出力端子BUSからの入力信号を受け入れて入力データ信号DINを受け付ける入力バッファ動作を行なう。
非出力状態では、ハイレベルの入出力モード切替信号CNTが、NANDゲート11には論理反転されたローレベル信号として、NORゲート12にはそのままのハイレベル信号として、各々一方の入力端子に入力されて、NANDゲート11およびNORゲート12は共に非活性状態となる。すなわち、NANDゲート11からはハイレベルの信号が出力され、NORゲート12からはローレベルの信号が出力される。PMOSトランジスタP1のゲート端子G1を電源電圧VDDに固定しNMOSトランジスタN1のゲート端子を接地電圧に固定して、出力バッファとしての機能は非活性となる。
また、インバータゲート17を介してゲート駆動部8からは電源電圧VDDのハイレベル信号が出力されているが、入出力端子BUSに入力される印加電圧VBUSに応じて第1トランスミッションゲート6が制御されることにより、電源電圧VDDより高電圧の印加電圧VBUSが入力される場合にも入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間に不要な漏れ電流が流れることのない構成とすることができる。第1トランスミッションゲート6の制御とはPMOSトランジスタP4の導通制御である。ハイレベルの入出力モード切替信号CNTによりNMOSトランジスタN7は非導通となっており、第2トランスミッションゲート7によりゲート端子G4の電圧レベルVG4が制御されてPMOSトランジスタP4の導通制御が行われる。
第2トランスミッションゲートにおいて、バッファ回路15を介してNMOSトランジスタN5のゲート端子には、電源電圧VDDや後述するように降圧された電圧レベルが印加されている。NMOSトランジスタN5は、入出力端子BUSに入力される印加電圧VBUSの電圧レベルに応じて非飽和特性又は飽和特性で動作し、ゲート端子G4を印加電圧VBUS、または電源電圧VDDや降圧電圧からNMOSトランジスタの閾値電圧Vthnを減じた電圧に印加する特性を有している。
また、PMOSトランジスタP5はゲート端子が電源電圧VDDに固定されている。このため、印加電圧VBUSが、電源電圧VDDにPMOSトランジスタの閾値電圧Vthpを加えた電圧以上の高電圧である場合に導通し、ゲート端子G4を印加電圧VBUSに印加する特性を有している。
ここで、印加電圧VBUSに対するゲート端子電圧VG4の特性について、第5図に基づき詳細に説明する。ここでは、NMOSトランジスタN5のゲート端子に電源電圧VDDが印加されている場合を例にとり説明する(第5図中、(I))。尚、以下の説明では、PMOS/NMOSトランジスタのオン抵抗や配線抵抗等の電圧降下成分を無視して説明する。
印加電圧VBUSが、電源電圧VDDから閾値電圧Vthnを減じた電圧未満である場合(0≦VBUS<VDD−Vthn)、NMOSトランジスタN5は非飽和領域で導通し、ゲート端子電圧VG4は印加電圧VBUSとなる(VG4=VBUS)。ここで、NMOS/PMOSの両閾値電圧が略等しいという条件では、PMOSトランジスタP4は閾値電圧Vthp以上にバイアスされることとなり、非出力状態においてゲート駆動部8から出力されている電源電圧VDDがゲート端子G2に供給される(VG2=VDD)。従って、VG2>VBUSとなり、PMOSトランジスタP2は非導通状態に維持され、入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間には漏れ電流は流れない。
印加電圧VBUSが、電源電圧VDDから閾値電圧Vthnを減じた電圧以上であり、且つ電源電圧VDDから閾値電圧Vthpを減じた電圧未満である場合(VDD−Vthn≦VBUS<VDD−Vthp)、NMOSトランジスタN5は飽和領域で導通し、ゲート端子電圧VG4には電源電圧VDDから閾値電圧Vthnを減じた電圧が印加される(VG4=VDD−Vthn)。ここで、NMOS/PMOSの両閾値電圧が略等しいという条件では、PMOSトランジスタP4は閾値電圧Vthp以上にバイアスされることとなり、非出力状態において電源電圧VDDのハイレベル信号がゲート端子G2に供給される(VG2=VDD)。従って、VG2>VBUSとなるのでPMOSトランジスタP2は非導通状態に維持され、入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間に漏れ電流は流れない。
入力信号電圧VBUSが、電源電圧VDDから閾値電圧Vthpを減じた電圧以上であり、且つ電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧未満である場合(VDD−Vthp≦VBUS<VDD+Vthp)も同様に、NMOSトランジスタN5は飽和領域で導通しており、ゲート端子電圧VG4には電源電圧VDDから閾値電圧Vthnを減じた電圧が印加される(VG4=VDD−Vthn)。ここで、NMOS/PMOSの両閾値電圧が略等しいという条件では、PMOSトランジスタP4は閾値電圧Vthp以上にバイアスされることとなり、ゲート端子G2に電源電圧VDDが供給される(VG2=VDD)。この場合にはVG2>VBUS−Vthpとなり、PMOSトランジスタP2は、バイアス電圧が閾値電圧Vthp以下であるため依然として非導通状態に維持され、入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間に漏れ電流は流れない。
印加電圧VBUSが、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧以上である場合(VDD+Vthp≦VBUS)、PMOSトランジスタP5が非飽和領域で導通し、ゲート端子電圧VG4には印加電圧VBUSが供給される(VG4=VBUS)。従って、PMOSトランジスタP4は非導通となる。しかしながら、この状態においてはPMOSトランジスタP3が導通するので、ゲート端子電圧VG2が印加電圧VBUSに印加される(VG2=VBUS)。VG2=VBUSであるので、PMOSトランジスタP2は非導通状態に維持されており、入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間に漏れ電流は流れない。
尚、NMOSトランジスタN4のゲート端子が電源電圧VDDであることから、ゲート端子G2からゲート駆動部8に向けて印加電圧VBUSが印加されることはない。ゲート駆動部8に過電圧が印加されることはない。更に、このときのゲート駆動部8はPMOSトランジスタP6が導通しており電源電圧VDDが出力されている。NMOSトランジスタN4が導通することはなく、ゲート端子G2からゲート駆動部8に向けて不要な漏れ電流が流れることはない。
PMOSトランジスタP2のゲート端子電圧VG2の特性を第6図に示す。印加電圧VBUSが電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧未満では電源電圧が供給され、印加電圧VBUSが電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧以上では印加電圧VBUSが供給される。印加電圧VBUSの電圧レベルに関わらずPMOSトランジスタP2が導通することはなく、入出力端子BUSと電源電圧VDDとの間に漏れ電流が流れることはない。
ここで、NMOSトランジスタN5のゲート端子に印加される電圧は電源電圧VDDであるとして説明したが、バッファ回路15が後述する電圧降圧機能を備えていればゲート端子には降圧電圧VDDLが供給されることとなる。NMOSトランジスタN5の飽和特性によりゲート端子G4に供給される電圧VG4は、第5図中の(II)に示すVDDL−Vthnとなり、PMOSトランジスタP4は更に確実に導通状態にバイアスされることとなる。
次に、Nウェル電圧制御回路13の具体例を第2図乃至第4図にて説明する。
第2図に示す第1具体例のNウェル電圧制御回路13Aでは、ソース端子が電源電圧VDDに接続され、ドレイン端子およびバックゲート端子がNウェルNWに接続されるPMOSトランジスタP31Aと、ソース端子が入出力端子BUSに接続され、ドレイン端子およびバックゲート端子がNウェルNWに接続され、更にゲート端子が電源電圧VDDに接続されるPMOSトランジスタP32Aとが備えられている。
PMOSトランジスタP31Aは、ゲート端子G31Aに接続されるPMOSトランジスタ制御部により導通・非導通が制御される。
PMOSトランジスタ制御部は、NMOSトランジスタN31A、PMOSトランジスタP33A、そして、必要に応じて第1電圧降圧部31が備えられている。NMOSトランジスタN31Aは、ドレイン端子が入出力端子BUSに接続され、ソース端子が第1電圧降圧部31を介してPMOSトランジスタP31Aのゲート端子G31Aに接続され、ゲート端子が電源電圧VDDに接続されている。PMOSトランジスタP33Aは、ソース端子が入出力端子BUSに接続され、ドレイン端子がPMOSトランジスタP31Aのゲート端子G31Aに接続され、バックゲート端子はNウェルNWに接続され、ゲート端子が電源電圧VDDに接続されている。
第1電圧降圧部31は、NMOSトランジスタN31Aのソース端子からの電圧を降圧して、PMOSトランジスタP31Aのゲート端子G31Aに供給する。
第2図では、第1電圧降圧部31の具体例を合わせて示す。具体例(A)は、所定数のダイオードを直列接続して降圧する。ダイオードの所定数を適宜に設定することにより、PMOSトランジスタP31Aを導通する際には、PMOSトランジスタP31Aのゲート端子G31Aに、電源電圧VDDから閾値電圧Vthpを減じた電圧以下の電圧が供給される。具体例(B)は、NMOSトランジスタN31Aのソース端子の電圧を抵抗素子により分圧する。分圧比を適宜に設定してやれば、PMOSトランジスタP31Aのゲート端子G31Aに、電源電圧VDDから閾値電圧Vthpを減じた電圧以下の電圧が供給される。
第3図に示す第2具体例のNウェル電圧制御回路13Bは、PMOSトランジスタ制御部に関して、第1具体例のNウェル電圧制御回路13A(第2図)の第1電圧降圧部31に代えて第2電圧降圧部32が備えられている。
PMOSトランジスタ制御部において、NMOSトランジスタN31Bは、ソース端子がPMOSトランジスタP31Bのゲート端子G31Bに直接接続されると共に、ゲート端子が第2電圧降圧部32を介して電源電圧VDDに接続されている。
第2電圧降圧部32は、電源電圧VDDを降圧してNMOSトランジスタN31Bのゲート端子をバイアスする。これにより、NMOSトランジスタN31Bのソース端子に適宜に降圧された電圧が出力されゲート端子G31Bに供給することができる。
第3図に示す第2電圧降圧部32の具体例は、第1電圧降圧部31(第2図)の具体例と同様である。所定数のダイオードを直列接続することにより(具体例(A))、また電源電圧VDDを抵抗素子により分圧することにより(具体例(B))、降圧された電圧を得ることができる。
第1、第2具体例のNウェル電圧制御回路13A、13Bでは、印加電圧VBUSが、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧以上の場合(VBUS≧VDD+Vthp)には、PMOSトランジスタP33A、P33Bが導通しゲート端子G31A、G31Bを電圧VBUSにバイアスして、PMOSトランジスタP31A、P31Bは非導通となる。一方、PMOSトランジスタP32A、P32Bは導通しNウェルNWの電位は印加電圧VBUSとなる。
印加電圧VBUSが、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧未満に降圧すると(VBUS<VDD+Vthp)、PMOSトランジスタP32A、P33A、P32B、P33Bは非導通となる。一方、NMOSトランジスタN31A、N31Bは導通する。
印加電圧VBUSがNMOSトランジスタN31A、N31Bのゲート端子の電圧から閾値電圧Vthnを減じた電圧に降圧するまでは、NMOSトランジスタN31A、N31Bは飽和動作をするため、ソース端子の電圧はゲート端子の電圧から閾値電圧Vthnを減じた電圧に略固定される。それ以上に降圧すると、NMOSトランジスタN31A、N31Bは線形動作して導通することとなり、NMOSトランジスタN31A、N31Bのソース端子には印加電圧VBUSがそのまま出力される。
ここで、NMOSトランジスタN31A、N31Bのゲート端子に供給される電圧は、電源電圧VDD(第2図)、または電源電圧VDDから降圧された電圧(第3図)である。この電圧が、直接に(第3図)、または降圧されて(第2図)、PMOSトランジスタP31A、P31Bのゲート端子G31A、G31Bに供給される。第1および第2電圧降圧部31、32がない場合に、電源電圧VDDからNMOSトランジスタN31A、N31Bの閾値電圧Vthnを減じた電圧になることを上限として印加電圧VBUSが設定される。
NMOSトランジスタN31A、N31BとPMOSトランジスタP31A、P31Bとの閾値電圧は略等しいとする場合、PMOSトランジスタP31A、P31Bは、ゲート・ソース間の電位差が閾値電圧Vthp以上に印加されることになる。導通してNウェルNWに電源電圧VDDが供給される。
また、NMOSトランジスタN31A、N31BとPMOSトランジスタP31A、P31Bとの閾値電圧が異なる場合にも、第1または第2電圧降圧部31、32の少なくとも何れか一方を備えることにより、印加電圧VBUSを十分に降圧して、PMOSトランジスタP31A、P31Bを導通させることができる。
第4図に示す第3具体例のNウェル電圧制御回路13Cでは、第1、第2具体例のNウェル電圧制御回路13A、13B(第2図、第3図)において、PMOSトランジスタ制御部によりPMOSトランジスタP31A、P31Bを制御し、PMOSトランジスタP32A、P32Bのゲート端子を電源電圧VDDに接続した接続関係を、逆転させた構成である。すなわち、NMOSトランジスタN31CおよびPMOSトランジスタP33Cを、PMOSトランジスタP32Cのゲート端子G32Cと電源電圧VDDとの間に備え、NMOSトランジスタN31Cのゲート端子を入出力端子BUSに接続する。また、PMOSトランジスタP31C、P33Cのゲート端子は入出力端子BUSに接続する。この場合、第1電圧降圧部31、第2電圧降圧部32については第1、第2具体例のNウェル電圧制御回路13A、13Bと同様な接続とすることができる。すなわち、第1電圧降圧部31は、NMOSトランジスタN31Cとゲート端子G32Cとの間に備えることができる。第2電圧降圧部32は、NMOSトランジスタN31Cのゲート端子と入出力端子BUSとの間に接続することができる。
第3具体例のNウェル電圧制御回路13Cでは、第1、第2電圧降圧部31、32を備えない場合には、印加電圧VBUSが電源電圧VDDに閾値電圧Vthnを加えた電圧未満で、NMOSトランジスタN31Cが飽和動作する。PMOSトランジスタP32Cのゲート端子G32Cには印加電圧VBUSから閾値電圧Vthnを減じた電圧が供給される。NMOS/PMOSの両閾値電圧が略等しいという条件で、PMOSトランジスタP32Cが導通して、Nウェル電位VNWを印加電圧VBUSとする。
印加電圧VBUSが電源電圧VDDに閾値電圧Vthnを加えた電圧以上になると、NMOSトランジスタN31Cは線形動作する。PMOSトランジスタP32Cのゲート端子G32Cには電源電圧VDDが供給される。PMOSトランジスタP32Cが導通されて、NウェルNWには印加電圧VBUSが供給される。
尚、第1、第2電圧降圧部31、32を備えた場合の作用・効果については、第1、第2具体例のNウェル電圧制御回路13A、13Bの場合と同様であるのでここでの説明は省略する。ここで、第1電圧降圧部31による電圧降下の効果によれば、印加電圧VBUSが電源電圧VDDに閾値電圧Vthnを加算した電圧以上の電圧においては、電源電圧VDDから第1電圧降圧部31により降圧された電圧レベルがゲート端子G32Cに設定され、第2電圧降圧部32による電圧降下の効果によれば、ゲート端子G32Cには、印加電圧VBUSから第2電圧降圧部32により降圧された電圧レベルを減じ、更に閾値電圧Vthnを減じた電圧レベルに設定される。
第7図に示す第2実施形態の入出力バッファ回路2では、第1実施形態の入出力バッファ回路1とは異なり、外部とのインターフェース用に出力バッファ部分については、内部回路において使用される電源電圧VDDに比して高電圧の電源電圧VDDHを使用する。更に、電源電圧VDDで動作する回路部分と、高電源電圧VDDHで動作する回路部分とのインターフェースとして、レベル変換回路19、20、21が備えられている。尚、NMOSトランジスタN5のゲート端子には電源電圧VDDが印加される。
第2実施形態の入出力バッファ回路2では、第1実施形態の入出力バッファ回路1と同様の作用・効果を奏するものである。NMOSトランジスタN5のゲート端子に電源電圧VDDが印加されることによる作用・効果は、入出力バッファ回路1において、バッファ回路15が電圧降圧機能を備えている場合と同様である。即ち、ゲート端子電圧VG4は、高電源電圧VDDHに比して降圧された電源電圧VDDから、更に閾値電圧Vthnを減じた電圧となり(VG4=VDD−Vthn)、PMOSトランジスタP4をより確実に導通状態にバイアスすることができる。
ここで、第8図(A)により、第1実施形態のバッファ回路15において、出力電圧が電源電圧VDDから降圧された電圧VDDLにレベルシフトされる場合の具体例15A、および第2実施形態のレベル変換回路19乃至21において、出力電圧が電源電圧VDDより高電圧の電源電圧VDDHにレベルシフトされる場合の具体例(19A乃至21A)を示す。
入力信号INは、PMOSトランジスタP52およびNMOSトランジスタN52で構成されるインバータゲートと、NMOSトランジスタN51とのゲート端子に入力される。インバータゲートの出力端子は、NMOSトランジスタN53のゲート端子に接続されている。NMOSトランジスタN51、N53は、ソース端子が接地電圧に接続されると共に、ドレイン端子は、各々、PMOSトランジスタP51、P53のドレイン端子に接続されている。PMOSトランジスタP51、P53のゲート端子は、互いに他のトランジスタのドレイン端子に接続され、ソース端子は共に降圧された電圧VDDL(15Aの場合)、または高電源電圧VDDH(19A乃至21Aの場合)に接続されている。
ハイレベルの入力信号INが入力されるとする。NMOSトランジスタN51が導通しPMOSトランジスタP53のゲート端子電圧を接地電圧にすることにより、PMOSトランジスタP53が導通する。また、インバータゲートにより反転されたローレベルの信号がNMOSトランジスタN53のゲート端子に入力されて、NMOSトランジスタN53は非導通となる。従って、出力される信号OUTはPMOSトランジスタP53を介して降圧電圧VDDLまたは高電源電圧VDDHとなる。
ここで、出力される信号OUTはPMOSトランジスタP51のゲート端子に入力され、PMOSトランジスタP51を非導通とする。
入力信号INとして、接地電圧のローレベル信号が入力されるとする。この場合には、NMOSトランジスタN51が非導通となり、PMOSトランジスタP53のゲート端子から接地電圧への径路は遮断される。一方、インバータゲートにより反転されたハイレベルの信号がNMOSトランジスタN53のゲート端子に入力されるので、NMOSトランジスタN53は導通する。従って、出力される信号OUTは、NMOSトランジスタN53を介して接地電圧となる。出力される信号OUTはPMOSトランジスタP51のゲート端子に入力され、PMOSトランジスタP51が導通して、PMOSトランジスタP53を非導通に維持する。
尚、第8図(B)に示すように、ソース・ドレイン端子にそれぞれ入力信号IN・出力信号OUTが入出力され、ゲート端子に電源電圧VDDが接続された、NMOSトランジスタN54により降圧回路を形成することもできる。この場合、入力信号INとして電源電圧VDDレベルのハイレベル信号が入力されると、電源電圧VDDレベルから閾値電圧Vthnを減じた電圧が出力される。
第9図、第10図には、第1、第2実施形態の入出力バッファ回路1、2を使用して、入出力端子BUSを介して自己の電源電圧より高い電圧レベルの印加電圧VBUSが印加される場合の動作状態を示す。
第9図に示す第1の動作状態は、出力状態から非出力状態に切り替わる際に、従来技術においては、インターフェース回路IFから供給される電圧VDDexから入出力端子BUSを介して電源電圧VDDに漏れ電流IINが流れてしまう結果、バッファ回路Bufが入出力端子BUSの電圧レベルVBUSを正しく認識できない課題があるところ(第12図の第1の課題)、入出力バッファ回路1、2では、出力状態から非出力状態への切り替わりの際にも不要な電流は流れず、入出力端子BUSの電源レベルVBUSをバッファ回路Bufが正しく認識できることを示す。出力電圧VXは正しく出力される。
第10図に示す第2の動作状態は、NMOSトランジスタのオープンドレイン構成においてバス線路BUSを充電する際に、従来技術においては、外部プルアップ抵抗Rupにより充電に所定時間を要し、電圧VDDexから電源電圧VDDに漏れ電流IINが流れてしまう結果、バッファ回路Bufが電圧レベルVBUSを正しく認識できない課題があるところ(第13図の第2の課題)、入出力バッファ回路1、2では、充電途中でも不要な電流は流れず、入出力端子BUSの電源レベルVBUSをバッファ回路Bufが正しく認識できることを示す。出力電圧VXは正しく出力される。
以上詳細に説明したとおり、第1、第2実施形態に係る入出力バッファ回路1、2では、非出力状態である入力状態において、PMOSトランジスタP2のゲート端子G2がフローティング状態になることはなく、少なくとも電源電圧VDDに設定される。出力状態から入力状態に移行した際、入出力端子BUSに印加される印加電圧VBUSが電源電圧VDDにPMOSトランジスタの閾値電圧Vthpを加えた電圧以上である場合に、ゲート端子G2は短時間に電源電圧VDDから印加電圧VBUSに設定される。このため、PMOSトランジスタP2の導通により入出力端子BUSから電源電圧源VDDに不要な漏れ電流が流れることはない。入出力端子BUSへの不要な漏れ電流の流入を防止することができる。また、不要な漏れ電流がないので印加電圧BUSの電圧レベルが変動することはなく、所定の電圧レベルに維持することができる。
また、入力状態において、PMOSトランジスタP2は、ゲート駆動部8によりゲート端子G2が電源電圧VDDに設定されて(VG2=VDD)、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧未満の電圧において非導通状態に維持される。加えて、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧以上の電圧において、ゲート端子G2が印加電圧VBUSに設定されて非導通状態に維持される。更にこの場合、ゲート駆動部8に過電圧が印加されることもない。また、ゲート端子G2からゲート駆動部8を介して電源電圧VDDに至る不要な漏れ電流が流れることはなく、不要な漏れ電流を防止することができる。更に、不要な漏れ電流がないので、入出力端子BUSを所定の電圧レベルに設定することができる。
また、PMOSトランジスタP4のゲート端子G4に印加される電圧は、電源電圧VDDあるいは降圧された電圧VDDLから、NMOSトランジスタN5の閾値電圧Vthnを減じた電圧に制限されるので、電源電圧VDDに閾値電圧Vthpを加えた電圧未満の電圧において、PMOSトランジスタP4を確実に導通させることができる。PMOSトランジスタP2のゲート端子G2を電源電圧VDDに設定することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
第1実施形態の半導体装置に係る回路図である。 Nウェル電圧制御回路の第1具体例を示す回路図である。 Nウェル電圧制御回路の第2具体例を示す回路図である。 Nウェル電圧制御回路の第3具体例を示す回路図である。 実施形態におけるPMOSトランジスタP4のゲート端子電圧(VG4)特性を示す特性図である。 実施形態におけるPMOSトランジスタP2のゲート端子電圧(VG2)特性を示す特性図である。 第2実施形態の半導体装置に係る回路図である。 レベル変換回路の具体例を示す回路図である。 実施形態における第1の動作状態を示す説明図である。 実施形態における第2の動作状態を示す説明図である。 従来技術の半導体装置に係る回路図である。 従来技術における第1の課題を示す説明図である。 従来技術における第2の課題を示す説明図である。

Claims (9)

  1. 自己の電源電圧に比して高い電圧信号が、出力端子または入出力端子に印加される場合のある半導体装置において、
    電源電圧源と、前記出力端子または前記入出力端子との間に直列接続されてなる、第1PMOSトランジスタと、第2PMOSトランジスタとを備え、
    前記第1PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において前記電源電圧に保持されると共に、出力状態において出力信号に応じて駆動され、
    前記第2PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において前記出力端子または前記入出力端子に印加される印加電圧が、
    前記電源電圧に所定電圧を加えた電圧以上の電圧である第1領域では前記印加電圧に、
    前記電源電圧に所定電圧を加えた電圧未満の電圧である第2領域では前記電源電圧に設定され
    前記電源電圧に所定電圧を加えた電圧とは、前記第2PMOSトランジスタのゲート端子が前記電源電圧に設定されている場合に、前記第2PMOSトランジスタが前記出力端子または前記入出力端子から前記電源電圧源に向けて導通し始める際の前記印加電圧であることを特徴とする半導体装置。
  2. 自己の電源電圧に比して高い電圧信号が、出力端子または入出力端子に印加される場合のある半導体装置において、
    電源電圧源と、前記出力端子または前記入出力端子との間に直列接続されてなる、第1PMOSトランジスタと、第2PMOSトランジスタとを備え、
    前記第1PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において前記電源電圧に保持されると共に、出力状態において出力信号に応じて駆動され、
    前記第2PMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において前記出力端子または前記入出力端子に印加される印加電圧が、
    前記電源電圧に所定電圧を加えた電圧以上の電圧である第1領域では前記印加電圧に、
    前記電源電圧に所定電圧を加えた電圧未満の電圧である第2領域では前記電源電圧に設定され、
    前記所定電圧は、前記第2PMOSトランジスタのゲート端子が前記電源電圧に設定されている場合に、前記第2PMOSトランジスタが前記出力端子または前記入出力端子から前記電源電圧源に向けて導通し始める際の前記第2PMOSトランジスタの閾値電圧に相当する電圧であることを特徴とする半導体装置。
  3. 非出力状態において前記電源電圧を供給し、出力状態において接地電圧を供給するゲート駆動部と、
    前記ゲート駆動部と前記第2PMOSトランジスタのゲート端子との間に、前記第1領域において前記第2PMOSトランジスタのゲート端子から前記ゲート駆動部への前記印加電圧の印加を阻止し、前記第2領域および出力状態において前記ゲート駆動部からの供給電圧を前記第2PMOSトランジスタのゲート端子に供給する第1ゲート電圧制御部とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1ゲート電圧制御部は、
    前記ゲート駆動部と前記第2PMOSトランジスタのゲート端子とを接続する第3PMOSトランジスタを備え、
    前記第3PMOSトランジスタは、前記第2領域において導通することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1ゲート電圧制御部は、
    前記第3PMOSトランジスタを含む第1トランスミッションゲートを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記第3PMOSトランジスタのゲート端子を、前記第1領域では前記印加電圧に設定し、前記第2領域では前記電源電圧から前記第3PMOSトランジスタが導通し始める電圧以下の電圧に設定する第2ゲート電圧制御部を備えることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記導通し始める電圧とは、前記第3PMOSトランジスタの閾値電圧に相当する電圧であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記第2ゲート電圧制御部は、
    前記出力端子または前記入出力端子と、前記第3PMOSトランジスタのゲート端子とを接続し、ゲート端子に前記電源電圧源が接続されてなる第4PMOSトランジスタを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  9. 前記第2ゲート電圧制御部は、
    前記出力端子または前記入出力端子と、前記第3PMOSトランジスタのゲート端子とを接続する第1NMOSトランジスタを備え、
    前記第1NMOSトランジスタのゲート端子は、非出力状態において前記電源電圧に設定され、出力状態において接地電圧に設定されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
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