JPH10112640A - 入出力回路 - Google Patents

入出力回路

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JPH10112640A
JPH10112640A JP8263327A JP26332796A JPH10112640A JP H10112640 A JPH10112640 A JP H10112640A JP 8263327 A JP8263327 A JP 8263327A JP 26332796 A JP26332796 A JP 26332796A JP H10112640 A JPH10112640 A JP H10112640A
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JP
Japan
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signal
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JP8263327A
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Junichi Takahashi
淳一 高橋
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力レベルがCMOS又はTTLと変化した場
合でも貫通電流を抑止するだけでなく、外部回路との入
出力レベルの不一致による誤動作を防止した入出力回路
を提供する。 【解決手段】入力バッファ選択信号により複数のうちの
1つが活性化されると共に、入出力共通端子からの入力
信号が選択して供給されしきい値の異なる複数の入力バ
ッファ回路と、入力バッファ選択信号により無効化され
た入力バッファの出力信号の伝達を抑制すると共に、有
効とされる入力バッファの出力信号を伝達する入力信号
伝達回路と、入力信号伝達回路の出力を入力とし内部回
路へ入力信号を出力する入力信号出力手段と、入力バッ
ファ選択信号により出力レベルを切り替える出力バッフ
ァ回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力回路に関
し、特にCMOSで構成される半導体集積回路の入出力
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の半導体集積回路の間で入出力レベ
ルが異なる場合、出力信号を供給する半導体集積回路の
出力バッファの出力レベルによって、この出力信号を受
ける入力バッファを構成するPチャネルトランジスタ及
びNチャネルトランジスタが共に導通し貫通電流が流れ
る場合がある。
【0003】そこで、本出願人は特開平7−36582
号公報により入力バッファと出力バッファでそれぞれ入
力レベル及び出力レベルが異なっても、貫通電流が流れ
ない入出力回路を提案した。
【0004】図3に示すように、この従来の入出力回路
は、入力バッファ選択信号2と入出力端子1を入力とす
るNANDゲート8と、NANDゲート8の出力を入力
とするインバーター11と、インバーター11の出力を
入力とし入力バッファ選択信号2で制御されるトランス
ファーゲート13と、入力バッファ選択信号2を入力と
するインバーター10と、入力バッファ選択信号2と入
出力端子1を入力とするNORゲート9と、NORゲー
ト9の出力を入力とするインバーター12と、インバー
ター12の出力を入力としインバーター10の出力によ
って制御されるトランスファーゲート14と、トランス
ファーゲート13とトランスファーゲート14のそれぞ
れの出力を入力としストローブ信号5によって入力デー
タ信号6を出力するラッチ17と、出力データ信号7を
入力としストローブ信号4によって出力信号18を生成
するラッチ16と、出力信号18を入力とし、アウトプ
ットイネーブル信号3によって入出力端子1へデータを
出力するトライステートバッファ15から成る。
【0005】この従来例では、NANDゲート8とイン
バーター11はCMOSレベル(高入力レベル:VIH
=0.7VDD,低入力レベル:VIL=0.3VD
D,VDD=4.5〜5.5V)を満足するCMOS入
力バッファであり、NORゲート9とインバーター12
はTTLレベル(VIH=2.2V,VIL=0.8
V,VDD=4.5〜5.5V)を満足するTTL入力
バッファである。
【0006】ここで、TTLレベルの入力バッファはベ
ータレシオが大きいことが要求されるため、CMOSの
NORゲート9をTTLレベルの入力バッファとして用
いている。
【0007】入力バッファ選択信号2は、NANDゲー
ト8とインバータ11から構成されるCMOS入力バッ
ファとNORゲート9とインバータ12から構成される
TTL入力バッファのいずれかを選択する信号であり、
入力バッファ選択信号2が高レベルの時にはCMOS入
力バッファが選択され、低レベルの時にはTTL入力バ
ッファが選択される。
【0008】また、アウトプットイネーブル信号3は、
高レベルの時、ラッチ16の出力信号18をトライステ
ートバッファ15を通して入出力端子1へ出力し、低レ
ベルの時には、トライステートバッファ15をハイイン
ピーダンスとする。
【0009】ストローブ信号4は、高レベルの時又は立
ち上がりエッジで、出力データ信号7をラッチ16に取
り込みトライステートバッファ15へ出力し、低レベル
の時は、ラッチ16の出力を保持する。
【0010】また、ストローブ信号5は、高レベルの時
又は立ち上がりエッジで、トランスファーゲート13又
はトランスファーゲート14の出力をラッチ17に取り
込み入力データ信号6を出力し、低レベルの時にはラッ
チ17の出力を保持する。
【0011】入出力端子1からTTLレベルの信号を取
り込む場合には、入力バッファ選択信号2を低レベルと
することにより、トランスファーゲート13がオフ、ト
ランスファーゲート14がオンとなり、入出力端子1に
入力したTTLレベルの信号は、NORゲート9とイン
バーター12から構成されるTTL入力バッファを通し
てラッチ17へ入力し、ストローブ信号5が高レベルに
なった時に入力データ信号6として取り込まれる。
【0012】また、入出力端子1からCMOSレベルの
信号を取り込む場合には、入力バッファ選択信号2を高
レベルとすることにより、トランスファーゲート13が
オン、トランスファーゲート14がオフとなるため、入
出力端子1に入力したCMOSレベルの信号は、NAN
Dゲート8とインバーター11から構成されるCMOS
入力バッファを通ってラッチ17へ入力し、ストローブ
信号5が高レベルになった時に入力データ信号6として
取り込まれる。
【0013】いずれの場合でもデータを取り込む際に
は、アウトプットイネーブル信号3を低レベルとし、ト
ライステートバッファ15をハイインピーダンスとする
ことで、ラッチ16の保持した値と入出力端子1に入力
する入力データとの衝突を防ぐことができる。
【0014】一方、入出力端子1へデータを出力する場
合には、アウトプットイネーブル信号3を高レベルにす
ることによって、トライステートバッファ15が活性化
されるため、ストローブ信号4を高レベルあるいは立ち
上がりエッジとすることにより出力データ信号7が入出
力端子1へ出力される。
【0015】この従来例では、入出力端子1にデータを
出力する場合に、CMOS入力バッファ及びTTL入力
バッファにトライステートバッファ15の出力データが
入力されるが、入力バッファの初段にそれぞれ2入力N
ANDゲート、2入力NORゲートを使用しており、入
力バッファ選択信号2によってNANDゲート8及びN
ORゲート9の入力端子の1つが高レベル又は低レベル
に固定されるため、電源と接地との間に貫通電流は流れ
ない。しかし、出力データはラッチ17へ伝達されるの
で、ストローブ信号5は低レベルにしておく必要があ
る。
【0016】なお、この従来例においては、CMOS入
力バッファ又はTTL入力バッファの選択は、入出力回
路に接続される外部回路の出力レベルに応じて、回路設
計者があらかじめ入力バッファ選択信号2を高レベル又
は低レベルに設定することにより行うことができるが、
さらに出力信号がTTLレベル、CMOSレベルとダイ
ナミックに変化するようなデバイスの出力を入力する場
合、入力バッファ選択信号2は、例えばコンパレータ等
により入力レベルを検出して制御することもできる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
入出力回路に供給する電源電圧と、入出力端子に接続す
る外部回路の電源電圧が、互いに3.3V又は5Vのよ
うに等しい場合には問題とならないが、外部回路の電源
電圧が3.3Vで入出力回路の電源電圧が5Vの場合の
ように互いの電源電圧が異なる場合、外部回路の絶対最
大定格を超える信号が入出力回路から出力されて、入出
力回路から外部回路に寄生的な定常電流が流れたり、こ
の定常電流をトリガーとして外部回路の入力バッファ部
でラッチアップが発生したり、最悪の場合には回路が破
壊される可能性がある。
【0018】次に、図4(A),(B)及び図5
(A),(B)を用いて外部回路と入出力回路の電源電
圧が異なる場合に発生する不具合について説明する。
【0019】図4(A)及び図5(A)は、外部回路と
してそれぞれ電源電圧3.3Vで動作する標準的なCM
OS入出力バッファを例として、このCMOS入出力バ
ッファの出力レベル及び入力レベルを示している。ここ
で外部回路としては、NEC製セルベースICであるC
BC8シリーズ(電源電圧:3.3V±10%、絶対最
大定格:−0.5〜4.6V、高レベル入力電圧(VI
H):0.7VDD、低レベル入力電圧(VIL):
0.3VDD、出力レベル:0〜3.6V)の入出力バ
ッファを想定している。
【0020】また、図4(B)及び図5(B)は、それ
ぞれ電源電圧を5Vとした場合の従来の入出力回路の入
力レベル及び出力レベルを示している。図4(A),
(B)からわかるように、外部回路がデータを出力する
場合には、従来の入出力回路の入力バッファとしてはC
MOSレベル入力バッファは使用できないものの、TT
Lレベル入力バッファを用いることで外部回路と入出力
回路とのインターフェースをとることができる。
【0021】しかし、図5(A),(B)からわかるよ
うに、従来の入出力回路の出力バッファが5V振幅の信
号を出力した時、外部回路の入力レベルは満足するが、
絶対最大定格の4.6Vを超えてしまうため、外部回路
の入力バッファ部で寄生的な定常電流が流れたり、この
電流をトリガーにしてラッチアップが発生したり、外部
回路が破壊される場合がある。
【0022】このため、本発明の目的は、CMOSで構
成される半導体集積回路の入出力回路において、入力レ
ベルがCMOSレベルとTTLレベルの間で変化しても
貫通電流が流れないだけでなく、外部回路の許容入力レ
ベルに応じて入出力回路の出力レベルを変化させる構成
とし、入出力回路と外部回路とで電源電圧が異なって
も、外部回路でラッチアップや破壊などが生じない入出
力回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
入出力回路は、入力バッファ選択信号により複数のうち
の1つが活性化されると共に入出力共通端子からの入力
信号が選択して供給されしきい値の異なる複数の入力バ
ッファ回路と、前記入力バッファ選択信号により非選択
とされた入力バッファ回路の出力信号の伝達を抑制する
と共に選択された入力バッファ回路の出力信号を伝達す
る入力信号伝達回路と、前記入力信号伝達回路の出力を
入力とし、読み込みストローブ信号により内部回路へ入
力信号を出力する入力信号出力手段と、前記内部回路か
らの出力信号をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回
路の出力を入力とし出力イネーブル信号に応じて該出力
信号を前記入出力共通端子へ出力する出力バッファ回路
とを備えた入出力回路において、前記入力バッファ選択
信号により前記出力バッファ回路の出力レベルを切り替
えることを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の入出力回路の実施の形態
を示す回路図である。なお、従来例と共通の構成要素に
は共通の参照文字/数字を付してある。
【0026】本実施の形態による入出力回路は、図3に
示す従来の入出力回路を構成するトライステートバッフ
ァ15に代えて、図1に示すようにアウトプットイネー
ブル信号3及び入力バッファ選択信号2により制御され
るトライステートバッファ19を用いている点が従来の
入出力回路と異なり、入力レベルの切り替えに関する機
能及びトライステートバッファ19を除く回路構成は従
来例と同様なため説明を省略し、トライステートバッフ
ァ19の機能について詳しく説明する。
【0027】図2はトライステートバッファ19の回路
図であり、トライステートバッファ19は、出力信号1
8を入力とするインバータ20と入力バッファ選択信号
2を入力とするインバータ33を備えている。
【0028】また、トライステートバッファ19は、入
力バッファ選択信号2とアウトプットイネーブル信号3
を入力としマスク信号22を出力するNANDゲート2
1と、マスク信号22とインバーター20の出力を入力
とするNORゲート23と、NORゲート23の出力を
入力としPチャネルトランジスタ30aに対する制御信
号28aを出力するインバーター24と、マスク信号2
2を入力とするインバーター25と、インバーター25
の出力とインバーター20の出力を入力とするNAND
ゲート26と、NANDゲート26の出力を入力としN
チャネルトランジスタ31aに対する制御信号29aを
出力するインバーター27とから構成される出力バッフ
ァ制御回路32aと、出力バッファ制御回路32aと全
く同一の回路でPチャネルトランジスタ30bとNチャ
ネルトランジスタ31bとを制御信号28b及び制御信
号29bで制御する出力バッファ制御回路32bを備え
ている。
【0029】また、Pチャネルトランジスタ30aとN
チャネルトランジスタ31aの各ドレイン及びPチャネ
ルトランジスタ30bとNチャネルトランジスタ31b
の各ドレインは、共通接続しさらに入力端子1に接続し
ている。また、Pチャネルトランジスタ30bのソース
は、抵抗34を介して電源VDDに接続している。
【0030】次に、表1に示す真理値表を参照してトラ
イステートバッファ19の機能について説明する。ここ
で、表の中の添え字は図中の信号線に相当し、“1”は
高レベルを“0”は低レベルを表す。
【0031】表1
【0032】表1から、アウトプットイネーブル信号3
が“0”の時には、Pチャネルトランジスタ30a,3
0b及びNチャネルトランジスタ31a,31bが全て
オフとなるので、無条件で入出力端子1がハイインピー
ダンス状態になることがわかる。
【0033】また、アウトプットイネーブル信号3が
“1”で、入力バッファ選択信号2も“1”の時には、
Pチャネルトランジスタ30aとNチャネルトランジス
タ31aから成るCMOSゲートが活性化し、Pチャネ
ルトランジスタ30bとNチャネルトランジスタ31b
はオフ状態となる。
【0034】同様に、アウトプットイネーブル信号3が
“1”で、入力バッファ選択信号2が“0”の場合に
は、Pチャネルトランジスタ30bとNチャネルトラン
ジスタ31bから成るCMOSゲートが活性化し、Pチ
ャネルトランジスタ30aとNチャネルトランジスタ3
1aはオフ状態となる。
【0035】本実施の形態で電源電圧を5Vとし、抵抗
34を20KΩ、Pチャネルトランジスタ30bがオン
したときに抵抗34とPチャネルトランジスタ30b及
び入出力端子1を介して負荷に流れる出力電流を0.1
mAとすると、Pチャネルトランジスタ30bがオンし
たときの入力端子1の出力電圧は3Vとなり、Pチャネ
ルトランジスタ30aがオンしたときの入出力端子1の
出力電圧5Vよりも2V低い値となる。
【0036】すなわち、入力選択信号2が“1”のとき
は、入出力端子1の出力レベルは0〜5Vの範囲とな
り、入力選択信号2が“0”のときは、入出力端子1の
出力レベルは0〜3Vの範囲となる。
【0037】次に、図1を参照して外部回路と本実施の
形態による入出力回路を入出力端子1を介して接続した
場合の回路動作について説明する。
【0038】外部回路から入出力端子1を介してデータ
を入力するときは、アウトプットイネーブル信号3を低
レベルにし、トライステートバッファ19の出力をハイ
インピーダンスにすることで、入力データとラッチ16
の出力データが競合しないようにする。
【0039】次に、入力データがCMOSレベルであれ
ば、入力バッファ選択信号2を高レベルにして、NAN
Dゲート8とインバータ11から成るCMOS入力バッ
ファを活性化して、ラッチ17に入力データを取り込
む。
【0040】また、入力データがTTLレベルであれ
ば、入力バッファ選択信号2を低レベルにして、NOR
ゲート9とインバータ12から成るTTL入力バッファ
を活性化して、ラッチ17に入力データを取り込む。
【0041】一方、本実施の形態による入出力回路が入
出力端子1を介して外部回路にデータを出力する場合
は、アウトプットイネーブル信号3を高レベルにしてト
ライステートバッファ19を活性化すると共に、外部回
路の許容入力レベルに応じて、入力バッファ選択信号2
を高レベル又は低レベルにすることにより、トライステ
ートバッファ19からの出力レベルを切り替える。
【0042】すなわち、外部回路の電源電圧が本実施の
形態による入出力回路と同じく5Vの場合、入力バッフ
ァ選択信号2を高レベルにしてトライステートバッファ
19の出力レベルを0〜5Vの電圧範囲に設定する。
【0043】次に、外部回路の電源電圧が3Vで本実施
の形態による入出力回路の電源電圧が5Vの場合、入力
バッファ選択信号2を低レベルにしてトライステートバ
ッファ19の出力レベルを0〜3Vの電圧範囲に設定す
る。これにより、本実施の形態による入出力回路の出力
レベルが外部回路の許容入力レベルよりも大きくなるこ
とはないので、入出力端子1を介して定常電流が外部回
路に流れ込んだり、この電流が原因となって外部回路が
ラッチアップを起こすという問題は改善する。
【0044】上記の説明においては、外部回路の電源電
圧が3Vの場合について説明したが、外部回路の電源電
圧が2.5Vの場合についても、図2の抵抗34の値を
2KΩから2.5KΩかに変更するか、抵抗34に流れ
る電流を0.1mAから0.125mAに増やすことに
より、トライステートバッファ19の出力電圧を0〜
2.5Vの範囲に設定することが可能である。
【0045】これにより、トライステートバッファ19
の出力レベルを外部回路の許容入力レベルに合わせるこ
とができ、トライステートバッファ19から入出力端子
1を介して外部回路に定常電流が流れ込み、回路電流が
異常に増加したり、この電流が原因となって外部回路が
破壊するという問題は発生しない。
【0046】また、本実施の形態による入出力回路が、
入出力端子1を介して外部回路にデータを出力する場
合、外部回路の許容入力レベルに合わせて入力バッファ
選択信号2によりトライステートバッファ19を制御す
るが、この入力バッファ選択信号2は、本実施の形態に
よる入出力回路が入出力端子1を介して外部回路からデ
ータを取り込むときに、入力データの入力レベルに合わ
せて入力バッファを切り替える動作を兼用しており、従
来の入出力回路に対して外部ピン数を増加しないで、ト
ライステートバッファ19の出力レベルを外部回路の許
容入力レベルに合わせることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による入出
力回路は、入力バッファ選択信号により複数のうちの1
つが活性化されると共に、入出力共通端子からの入力信
号が選択して供給されしきい値の異なる複数の入力バッ
ファ回路を備えることにより、例えば入力レベルがCM
OS又はTTLレベルと変化しても貫通電流を防止でき
る。
【0048】また、本発明による入出力回路と異なる電
源電圧を有する外部回路に対してデータを出力する場
合、外部ピン数を増やすことなく、外部回路の許容入力
レベルに応じて本発明による入出力回路の出力レベルを
変えることができるので、外部回路に寄生的な定常電流
が流れたり、この定常電流をトリガーにして、ラッチア
ップなどの誤動作が生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入出力回路の実施の形態を示す回路図
である。
【図2】本発明のトライステートバッファの実施の形態
を示す回路図である。
【図3】従来の入出力回路を示す回路図である。
【図4】電源電圧3.3Vにおける外部回路の出力レベ
ル及び電源電圧5.0Vにおける従来の入出力回路の入
力レベルを表す波形図である。
【図5】電源電圧3.3Vにおける外部回路の入力レベ
ル及び電源電圧5.0Vにおける従来の入出力回路の出
力レベルを表す波形図である。
【符号の説明】
1 入出力端子 8,21,26 NANDゲート 9,23 NORゲート 10,11,12,20,24,25,27,33
インバータ 13,14 トランスファーゲート 15,19 トライステートバッファ 16,17 ラッチ 30a,30b Pチャネルトランジスタ 31a,31b Nチャネルトランジスタ 32a,32b 出力バッファ制御回路 34 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力バッファ選択信号により複数のうち
    の1つが活性化されると共に入出力共通端子からの入力
    信号が選択して供給されしきい値の異なる複数の入力バ
    ッファ回路と、 前記入力バッファ選択信号により非選択とされた入力バ
    ッファ回路の出力信号の伝達を抑制すると共に選択され
    た入力バッファ回路の出力信号を伝達する入力信号伝達
    回路と、 前記入力信号伝達回路の出力を入力とし、読み込みスト
    ローブ信号により内部回路へ入力信号を出力する入力信
    号出力手段と、 前記内部回路からの出力信号をラッチするラッチ回路
    と、 前記ラッチ回路の出力を入力とし出力イネーブル信号に
    応じて該出力信号を前記入出力共通端子へ出力する出力
    バッファ回路とを備えた入出力回路において、 前記入力バッファ選択信号により前記出力バッファ回路
    の出力レベルを切り替えることを特徴とする入出力回
    路。
  2. 【請求項2】 前記複数の入力バッファ回路が、TTL
    レベル入力バッファ回路及びCMOSレベル入力バッフ
    ァ回路から成ることを特徴とする請求項1記載の入出力
    回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639845B2 (en) 1999-07-02 2003-10-28 Nec Corporation Data holding circuit having backup function

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639845B2 (en) 1999-07-02 2003-10-28 Nec Corporation Data holding circuit having backup function

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991130