JP4129412B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、節水を図った食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
食器洗浄機は、洗浄槽内の水を洗浄ポンプにて圧送し、噴射ノズルから噴出させることにより前記洗浄槽内の食器を洗浄するように構成されている(例えば特許文献1参照)。この場合、噴射ノズルから噴出された洗浄水は、洗浄槽内に貯留された後、洗浄ポンプを介して再び噴射ノズルから噴出されるという循環を繰り返す。従って、食器洗浄機で使用される水の量は、食器を手洗いする場合に比べて少なくて済む。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−117996号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年の節水に対する消費者の意識の高まりから、使用水量の更なる低減を図った食器洗浄機が望まれている。しかし、使用水量を一律に少なくすると洗浄性能が低下する虞があり、食器の汚れの程度によっては十分な洗浄効果を期待できなくなる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用水量を低く抑えることができ、しかも洗浄性能の低下を極力抑えることができる食器洗浄機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の食器洗浄機は、食器を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽内に給水する給水装置と、前記洗浄槽内に貯溜された水を洗浄ポンプ及びポンプモータによって汲み上げ食器に吹き付けて前記食器を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内に空気を流通させることにより前記食器を乾燥する乾燥装置と、前記洗浄装置及び前記乾燥装置を駆動することにより洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程からなる複数の運転コースを実行する制御手段と、前記ポンプモータの入力電流値の変化率を検出する検出手段と、前記変化率に基づき前記洗浄ポンプ内に空気が巻き込まれたか否かを判断する判断手段とを備え、
前記制御手段を、洗浄工程及びすすぎ工程における前記洗浄槽内の水位が標準水位となる標準モードの前記運転コースと前記標準モードよりも低い水位となる節水モードの前記運転コースとを選択的に実行可能に構成するとともに、前記節水モードが設定された場合において、前記洗浄ポンプ内に空気が巻き込まれたと判断されたときは前記ポンプモータの入力電流値が正常になるようにフィードバックをかけながら前記ポンプモータの回転数を低減させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、食器の汚れの程度に応じた水位の運転コースを実行させることができる。つまり、食器の汚れの程度が軽い場合には低水位で運転コースを実行させることにより使用水量の低減を図り、食器の汚れの程度がひどい場合には高水位の運転コースを実行させることにより十分な洗浄性能を得ることができる。
【0008】
本発明の請求項2の食器洗浄機は、洗浄槽内に貯溜された水の汚れを検出する汚れ検出手段を備え、前記汚れ検出手段により前記洗浄水の汚れが検出されたときは、制御手段は、洗浄槽内の水位を高水位に切り換えて運転コースを実行することを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、食器の汚れの程度がひどいにもかかわらず低水位の運転コースが実行されてしまい、洗浄力が不足するといった不具合を防止できる。
【0010】
本発明の請求項3の食器洗浄機は、洗浄装置を洗浄槽内に貯留された水を汲み上げる洗浄ポンプ及びポンプモータから構成すると共に、制御手段を、低水位の運転コースを実行するときは高水位の運転コースを実行するときよりも回転数若しくは稼働時間のデューティー比率が低くなるように前記ポンプモータを駆動するように構成したこと特徴とする。
【0011】
洗浄槽内の水位が低いと、洗浄ポンプが水を汲み上げる際に空気を巻き込み空回りするため、異音が発生したりポンプモータの寿命が低下したりするという問題があった。上記構成では、洗浄槽内の水位が低いときにはポンプモータの回転数若しくは稼働時間のデューティー比率を低下させたため、洗浄ポンプが水を汲み上げる際に空気を巻き込むことを防止することができる。
【0012】
この場合、ポンプモータの回転数若しくは稼働時間のデューティー比率を低くしたことによるポンプ性能の低下を補うために、低水位の運転コースでは、高水位の運転コースよりもポンプモータの稼働時間が長くなるように構成すると(請求項4の発明)、十分な洗浄力を確保することができる。
【0013】
また、前記洗浄装置を複数の噴射ノズルと、洗浄槽内に貯留された水を汲み上げて前記噴射ノズルに圧送する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプから前記噴射ノズルまでの圧送経路を切替える切替手段とから構成すると共に、前記制御手段を、低水位の運転コースを実行するときは前記切替手段に前記圧送経路を切り替えさせるように構成することも良い構成である(請求項5の発明)。
【0014】
上記構成によれば、洗浄ポンプから圧送された水は複数の噴射ノズルから順に噴射される。従って、ポンプモータの回転数若しくは稼働時間のデューティー比率を低くしたことにより循環水量が低下した場合でも、各噴射ノズルからの噴射速度が低下することを防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例について図1ないし図8を参照しながら説明する。図1ないし図3に示すように、本実施例に係る食器洗浄機1は、内部に洗浄槽6を有する洗浄機本体5、前記洗浄機本体5の前面に設けられ前記洗浄槽6の開口部8を開閉するための下部扉2及び上部扉3、前記下部扉2の下部に設けられた操作パネル4を備えて構成されている。前記扉2,3は、それぞれ上端部及び下端部において洗浄機本体5に軸支されている。両扉2,3は図示しないリンク機構を介して連動して回動するように構成されており、下部扉2を開閉操作すると略同時に上部扉3が開閉されるようになっている。
【0020】
前記下部扉2の前面にはハンドル9及び扉ロック機構(図示せず)の解除ボタン10が設けられており、後面には洗剤収容部40が設けられている。また、前記上部扉3には、前記洗浄槽6内の水蒸気を排出するための排気口11が設けられている。
【0021】
前記操作パネル4には、一時停止スイッチを兼用するスタートスイッチ12や、各種運転コースを設定するためのコース設定スイッチ13、洗浄工程や乾燥工程の条件等を設定するための条件設定スイッチ14、運転状況等を表示する表示部15が設けられている。
【0022】
一方、前記洗浄槽6内の底部にはシーズヒータ17及び前記シーズヒータ17を覆う多孔板からなる保護カバー18、排水部を兼用する貯水部6aが設けられている。前記貯水部6aは洗浄槽6の底部に設けられた開口6bに水密に接続されており、その上部にはフィルタ21aが取り付けられている。また、前記開口6bの上部にはフィルタ21bが取り付けられている。前記フィルタ21aはフィルタ21bよりも目が細かいものが用いられている。
【0023】
前記洗浄槽6内の下部には2個の噴射アーム19(噴射ノズルに相当)が設けられている。前記噴射アーム19は中空状をなし、その上面には複数の噴射孔19aが設けられている。前記噴射アーム19の基端部は、いずれも筒状のアーム支え20に回転自在に接続されている。また、洗浄槽6内の左右両側面には食器かご22を支持する段部23が設けられている(図3では左側面の段部のみ示す)。
【0024】
更に、洗浄機本体5のうち洗浄槽6の下部には洗浄ポンプ24、排水ポンプ25、送風機27が配置されている。前記洗浄ポンプ24及び排水ポンプ25は共通のポンプモータ26により駆動されるようになっている。前記洗浄ポンプ24の吸込口は前記貯水部6aの底部に配管24aを介して接続され、吐出口は前記アーム支え20に接続されている。前記排水ポンプ25の吸込口は前記貯水部6aの底部に配管25aを介して接続され、吐出口は排水管路28に接続されている。前記送風機27は送風管29を介して洗浄槽6内の下部のうち前記シーズヒータ17の近傍に接続されている。
【0025】
また、洗浄機本体5のうち洗浄槽6の後部には水道等の給水源からの水を前記洗浄槽6内に供給するための給水配管30が接続されている。前記給水配管30には給水弁38が設けられている。
【0026】
本実施例では、シーズヒータ17及び送風機27から乾燥装置が構成される。また、洗浄ポンプ24及びポンプモータ26から洗浄装置が構成される。給水配管30及び給水弁38から給水装置が構成される。
【0027】
図4は食器洗浄機1の電気的構成をブロック図として示している。この図4において、制御回路16はマイクロコンピュータを主体に構成されており、RAMやROM等の記憶手段を備えている。前記記憶手段には前記マイクロコンピュータが実行する制御プログラムが記憶されている。
【0028】
前記制御回路16には、操作パネル4の各種スイッチの操作に応動するスイッチ入力部31、下部扉2の開閉動作に応動する扉スイッチ32、洗浄槽6内の洗浄水温度を検出する水温センサ33、洗浄槽6内の水位を検出する標準水位センサ34及び低水位センサ39の各出力信号が与えられるようになっている。
【0029】
また、制御回路16は、インバータ回路35を介してポンプモータ26をインバータ制御するようになっている。更に、制御回路16は駆動回路36を介して送風機27、シーズヒータ17、表示部15、報知器37、給水弁38を駆動制御するようになっている。
【0030】
ここで、前記水位センサ34,39について説明する。本実施例に係る食器洗浄機1は、洗浄工程及びすすぎ工程における洗浄槽6内の水位が異なる2つの水位モードを選択的に実行可能に備えている。これら水位モードのうちの一方は標準モードで、他方は標準モードの水位よりも低い水位の節水モードである。
【0031】
前記条件設定スイッチ14には節水モードを設定するためのスイッチが含まれており、節水モードが設定された状態で各種の自動運転コースが実行されると、制御回路16は洗浄槽6内の水位を低水位にして洗浄工程及びすすぎ工程を実行する。一方、節水モードに設定されることなく自動運転コースが実行されると、制御回路16は洗浄槽6内の水位を標準水位にして洗浄工程及びすすぎ工程を実行する。
【0032】
尚、自動運転コースは洗浄工程から乾燥行程までの一連の工程を自動的に実行するコースであり、使用者は複数の自動運転コースの中から任意のコースをコース設定スイッチ13にて設定することができる。つまり、本実施例では、コース設定スイッチ13、節水モードを設定するための条件設定スイッチ14との組み合わせにより、水位が異なる複数の自動運転コースを選択的に実行することができる。
【0033】
そこで、本実施例では、標準モード及び節水モードに対応する水位を検出するための水位センサとして標準水位センサ34及び低水位センサ39を備えている。前記標準水位センサ34及び低水位センサ39の構成について図5及び図6を参照しながら説明する。図5に示すように、洗浄槽6に隣接して水タンク41が設けられている。前記水タンク41は、その上部に空気孔41aが設けられており、底部には前記貯水部6aの底部に接続された連通管42が設けられている。これにより、前記洗浄槽6内の水位に応じて貯水部6a内の水が前記水タンク41内に出入りし、水タンク41内の水位が変動するようになっている。
【0034】
図6に示すように、前記水タンク41内には標準水位用フロート43及び低水位用フロート44が収容されている。水タンク41の上部にはマイクロスイッチからなる標準水位センサ34及び低水位センサ39が基板47を介して固定されている。前記フロート43,44と前記水位センサ34,39との間にはそれぞれ略L字状の回動アーム48,49が配設されている。
【0035】
洗浄槽6内の水位が図5に一点鎖線Aで示す標準水位に達することに伴い水タンク41内の水位が上昇すると、前記フロート43が浮上して回動アーム48が回動される。この結果、前記標準水位用センサ34としてのマイクロスイッチがオンからオフに切換わる。一方、洗浄槽6内の水位が図5に一点鎖線Bで示す低水位に達することに伴い水タンク41内の水位が上昇すると、前記フロート44が浮上して回動アーム49が回動される。この結果、前記低水位用センサ39としてのマイクロスイッチがオンからオフに切換わる。つまり、前記水タンク41内の水位を検出することにより前記洗浄槽6内の水位が検出される。
【0036】
次に本実施例の作用について図7及び図8を参照しながら説明する。まず、図7の(a)を参照しながら制御回路16が実行する標準的な自動運転コース(以下、「標準コース」とする)について説明する。コース設定スイッチ13にて標準コースが設定された後、スタートスイッチ12にて運転の開始が指示されると、制御回路16は洗浄工程、第1及び第2すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥行程を順に実行する。
【0037】
洗浄工程及び各すすぎ工程では、給水弁38を開放動作させて洗浄槽6内に給水する給水動作、洗浄ポンプ24を動作させて貯水部6a内の水を噴射アーム19から噴出させる洗い動作或いはすすぎ動作、排水ポンプ25を動作させて貯水部6a内の水を排出する排水動作が順に実行される。
【0038】
また、洗浄工程及び加熱すすぎ工程では、制御回路16は給水動作時にシーズヒータ17を発熱させる。制御回路16は水温センサ33からの入力に基づき洗浄槽6内の水温が約65℃となるように前記シーズヒータ17を間欠的に発熱させる。
【0039】
このとき、条件設定スイッチ14にて「節水モード」が設定されていない場合は、制御回路16は標準モードで洗浄工程及びすすぎ工程を実行する。即ち、制御回路16は、標準水位センサ34により洗浄槽6内の水位が標準水位に達したことが検知されるまで給水動作を実行する。この結果、洗浄槽6内には約3.5Lの水が貯留される。また、このとき、制御回路16はポンプモータ26を連続的に駆動する。
【0040】
一方、条件設定スイッチ14にて「節水モード」が設定されている場合は、図7の(b)に示すように、制御回路16は節水モードで洗浄工程及びすすぎ工程を実行する。即ち、制御回路16は、低水位センサ39により洗浄槽6内の水位が低水位に達したことが検知されるまで給水動作を実行する。この結果、洗浄槽6内には約2.5Lの水が貯溜される。また、このとき、制御回路16は、ポンプモータ26の稼働時間のディーティー比率(稼動比率)が例えば2秒ON/1秒OFFとなるように間欠的に駆動する。
【0041】
ここで、節水モードにおけるポンプモータ26の稼働時間のディーティー比率を2秒ON/1秒OFFに設定した理由について図8を参照しながら説明する。図8は、洗浄槽6内に低水位まで給水したときのポンプモータ26のディーティー比率と最高水位及び最低水位との関係を示している。
【0042】
上記食器洗浄機1は、洗浄槽6内の水を洗浄ポンプ24で汲み上げながら噴射アーム19から洗浄槽6内に噴射する構成であるため、洗浄ポンプ24の汲み上げ時間が長いと、その分、洗浄槽6内の水位が低下する。図8に示すように、本実施例にかかる食器洗浄機1では、洗浄ポンプ24の稼動時間(ON時間)を3秒にすると、休止時間(OFF時間)が1〜3秒のいずれであっても洗浄槽6内の水位は「0」になる。洗浄槽6内の水位が「0」になると、洗浄ポンプ24に空気が巻き込まれて空回りするため、異音の発生やポンプモータ26の寿命の低下を招く。
【0043】
一方、洗浄ポンプ24の稼働時間が1秒及び2秒のときは、水位が「0」になることはない。しかし、洗浄力の点では休止時間に対する稼働時間の比率が高い方が良い。そこで、本実施例では、節水モード時のデューティー比率を2秒ON/1秒OFFに設定した。
【0044】
乾燥工程では、シーズヒータ17を間欠的に発熱させつつ送風機27を作動させることにより洗浄槽6内に温風を流通させる。
【0045】
このように本実施例によれば、節水モードを設定するためのスイッチを設け、節水モードが設定されたときは低水位で自動運転コースが実行され、節水モードが設定されないとき、即ち標準モードのときは標準水位で自動運転コースが実行される。従って、使用者は食器の汚れの程度に応じて使用水量を選択することができ、全体としての使用水量の低減を図ることができる。
【0046】
また、本実施例では、節水モードにおけるポンプモータ26の稼動比率を低くした。従って、洗浄槽6内の水位が低いことにより洗浄ポンプ24が空気を巻き込んでしまうことを防止できる。特に、本実施例では、稼動比率を空気の巻き込みが生じない範囲で高く設定したため、稼動比率を低減したことによる洗浄力の低下を小さく抑えることができる。
【0047】
図9は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。第2の実施例では、節水モード時におけるポンプモータ26の制御方法が第1の実施例と異なっている。
【0048】
具体的には、節水モードの設定時には制御回路16はポンプモータ電流値を一定時間(0.1秒)毎に検出し、その変化によって洗浄ポンプ24に空気が巻き込まれたか否かを判断するようにしている。そして、空気が巻き込まれたと判断したときには、前記モータ電流値が正常になるようにフィードバックをかけながらポンプモータ26の回転数を低減するようにしている。つまり、本実施例では、制御回路16は検出手段及び判断手段として機能する。
【0049】
図9は、洗浄ポンプ24の稼動時におけるモータ電流値の変化を示す実験データである。図9に示すように、空気が巻き込まれていないときのモータ電流値はほぼ1.4Aであるのに対して、空気が巻き込まれるとモータ電流値は1.18〜1.3A程度に低下する。従って、モータ電流値の変化により空気が巻き込まれたことを検出することができる。
【0050】
このような構成によれば、節水モード時におけるポンプモータ26への空気の巻き込みを防止しつつ洗浄性能の低減を極力抑えることができる。
【0051】
また、食器洗浄機1の設置状況に応じて異なる水位変動、或いは製品間のばらつきによる水位変動にも対応できる。具体的には、食器洗浄機1のうち貯水部6aが設けられている側が高くなるように前後方向或いは左右方向に若干傾斜した状態で設置されていると、貯水部6a内の水位が下がるため洗浄ポンプ24に空気が巻き込まれ易い。逆に貯水部6aが設けられている側が低くなるように傾斜した状態で食器洗浄機1が設置されていると、貯水部6a内の水位が上がるため洗浄ポンプ24に空気が巻き込まれ難い。このような場合には、節水モードであってもポンプモータ26の回転数を低減させる必要がない。
【0052】
従って、節水モードでは一律にポンプモータ26の回転数を低減させるように構成すると、空気を巻き込む虞が無いときにまで不必要にポンプ能力を落としてしまうことになる。これに対して本実施例では、空気の巻き込みを検知したときにのみポンプモータ26の回転数を低減させ、しかも、そのポンプモータ26の回転数の低減を空気の巻き込みを解消できる最低限のレベルに抑えたため、節水モード時における洗浄力の低下を極力抑えることができる。
【0053】
図10は本発明の第3の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。第3の実施例では、洗浄ポンプ24の吐出口と各噴射アーム19のアーム支え20とを繋ぐ圧送経路51の分岐に切替弁52(切替手段に相当)が設けられている。
【0054】
前記切替弁52の1個の入口は洗浄ポンプ24の吐出側に接続され、2個の出口は各アーム支え20に接続されている。前記切替弁52は、2個の出口を開口させる全開状態と、出口のどちらか一方を開口させる半開状態とに切替えることができる。
【0055】
そして、制御回路16は、節水モードが設定されていない状態、つまり標準モードで自動運転コースを実行するときは、切替弁52の両方の出口を開放させる(全開状態)。この結果、両方の噴射アーム19から同時に水が噴射される。
【0056】
一方、制御回路16は、節水モードが設定された状態で自動運転コースを実行するときは、ポンプモータ26を標準モードよりも低速で連続的に回転させると共に前記切替弁52の出口を交互に開口させる。この結果、2個の噴射アーム19は交互に水を噴射する。尚、図10は、切替弁52の図示右側の出口が開放された状態を示している。
【0057】
このように本実施例では、節水モードでは標準モードよりもポンプモータ26を低速で駆動した。このため、洗浄ポンプ24が空気を巻き込むことがない。しかも、節水モードでは、噴射アーム19が交互に水を噴射するように構成したため、ポンプモータ26を低速で駆動したことによる噴射アーム19からの水の噴射速度の低下を抑えることができ、洗浄力の低下を極力抑えることができる。
【0058】
図11及び図12は本発明の第4の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。図11に示すように、第4の実施例では2つの水位センサ34,39に代えて1つの水位センサ61により洗浄槽6内の水位を検出するように構成している。前記水位センサ61は節水モード時の水位を検出するように構成されている。
【0059】
図12は、制御回路16が実行する給水動作のフローチャートである。この図12において、制御回路16は節水モードが設定されているか否かを判断し(ステップS1)、節水モードが設定されているときは(YES)、ステップS2に移行して給水弁38を開放する。そして、水位センサ61により洗浄槽6内の水位が低水位に達したことが検知されると(ステップS3にてYES)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了する。
【0060】
一方、節水モードが設定されていないときは(ステップS1にてNO)、ステップS4に移行して給水弁38を開放する。そして、水位センサ61により洗浄槽6内の水位が低水位に達したことが検知されると(ステップS5にてYES)、時間tの計測を開始する(ステップS6)。ステップS7では、低水位に達してからの時間tが時間T(例えば6秒)を経過したか否かを判断し、時間Tを経過したときは(YES)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了する(ステップS8)。
【0061】
時間Tは、洗浄槽6内の水位が低水位に達してから標準水位に達するまでに要する時間であり、予め制御回路16に記憶されている。
【0062】
このような構成によれば、水位センサを一つにすることができ、製品コストの低減を図ることができる。
【0063】
図13は本発明の第5の実施例を示すものであり、第4の実施例と異なるところを説明する。尚、第4の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第5の実施例では、低水位に達してから標準水位に達するまでに要する時間(追加給水時間)T1を低水位に達するまでの時間に基づいて設定するように構成されている。
【0064】
具体的には、図13に示すように、ステップS1にて節水モードが設定されていないと判断されると(YES)、制御回路16は、給水弁38を開放する(ステップS4)と共に給水時間t1の計測を開始する(ステップS11)。
【0065】
そして、水位センサ61により洗浄槽6内の水位が低水位に達したことが検知されると(ステップS5にてYES)、給水時間t1の計測を終了する(ステップS12)。続いて、ステップS13では、時間t1と低水位の水量とから給水速度を求め、洗浄槽6内の水位が標準水位に達するまでの追加給水時間T1を算出する。
【0066】
ステップS6では、低水位に達してからの時間tを計測し、時間tが時間T1を経過したと判断されると(ステップS14)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了する(ステップS8)。尚、節水モード時の給水動作は第4の実施例と同じである。
【0067】
このような構成によれば、食器洗浄機1を使用する家庭によって給水速度が異なる場合であっても正確に高水位まで給水することができる。
【0068】
図14は本発明の第6の実施例を示すものであり、第4の実施例と異なるところを説明する。尚、第4の実施例と同一部分には同一符号を付している。
【0069】
この第6の実施例では、水位センサ61は標準水位を検出するように構成されており、標準水位に達するまでの時間に基づいて低水位に達するまでに要する時間を算出している。
【0070】
具体的には、制御回路16は給水動作の実行が開始されると、前回までの給水動作回数Nに「1」を加算し(ステップS21)、Nが「1」であるときは(ステップS21にてYES)、給水弁38を開放すると共に給水時間t2の計測を開始する(ステップS23、S24)。次のステップS25では、水位センサ61により洗浄槽6内の水位が標準水位に達したか否かを判断する。そして、標準水位に達した場合には(YES)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了すると共に給水時間t2の計測を終了する(ステップS26、S27)。
【0071】
続いて、制御回路16は給水時間t2に基づき給水速度を算出する(ステップS28)。そして、この給水速度と低水位の水量とから低水位までの給水時間T2を算出し、記憶する(ステップS29)。
【0072】
一方、Nが「1」ではないときは(ステップS21にてNO)、次のステップS30で節水モードが設定されているか否を判断する。節水モードが設定されているときは(Yes)、給水弁38を開放すると共に給水時間tの計測を開始する(ステップS31、S32)。そして、給水時間tが時間T2に達すると(ステップS33)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了する(ステップS34)。
【0073】
また、ステップS30にて節水モードが設定されていないと判断されると(NO)、給水弁38を開放する(ステップS35)。そして、水位センサ61により洗浄槽6内の水位が標準水位に達したことが検知されると(ステップS36)、給水弁38を閉鎖して給水動作を終了する(ステップS34)。
【0074】
ステップS37では、制御回路16は給水動作回数Nが所定回数Mに達したか否かを判断する。そして、所定回数Mに達した場合には(NO)、給水動作回数Nを「0」にする(ステップS38)。一方、給水動作回数Nが所定回数Mよりも小さいときは、そのまま終了する。
【0075】
このように、水位センサ61を洗浄槽6内の水位が標準水位に達したことを検知するように構成した場合であっても、洗浄槽6内の水位が低水位となるように給水動作を実行することができる。
【0076】
また、本実施例では、低水位に達するまでの給水時間T2を定期的(本実施例では、給水動作回数がM回に達する毎)に更新するように構成した。このような構成により、例えば給水動作が繰り返し実行されることにより給水配管30等の内部が汚れて給水速度が変化した場合でも、低水位までの正確な給水時間を設定することができる。
【0077】
図15は本発明の第7の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第7の実施例では、洗浄槽6内を循環する水の汚れを検知する汚れセンサ71(汚れ検出手段に相当)の出力信号が制御回路16に与えられるようになっている。
【0078】
前記汚れセンサ71は例えば貯水部6a内に対向配置された受光素子及び発光素子から構成されている。
【0079】
制御回路16は、節水モードで自動運転コースを実行するときは、汚れセンサ71から与えられる出力信号に基づき洗浄槽6内の水が汚れているか否かを判断する。そして、汚れていると判断した場合は標準モードに切替えて自動運転コースを継続するようになっている。つまり、洗浄工程及び各すすぎ工程における洗浄槽6内の水位は標準水位に切替えられる。また、ポンプモータ26は連続的に駆動される。
【0080】
食器の汚れがひどいにも関わらず節水モードで自動運転コースが実行されると、洗浄力が不足して食器の汚れを十分に落とすことができない。上記構成によれば、洗浄力が不足するといった不具合を無くすことができる。
【0081】
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく例えば次のような変形が可能である。
第2の実施例において、洗浄ポンプへの空気の巻き込みの発生を検知した時には、給水弁38を数秒間開放させて数百mlの水を洗浄槽内に追加供給し、水位を上昇させるように構成しても良い。
【0082】
第6の実施例における低水位給水時間T2の算出は、給水時間t2に予め設定された係数x(0<x<1)を掛けることにより行っても良い。また、給水動作回数が所定回数に達する毎に係数を設定し直すように構成しても良い。
【0083】
節水モードでのポンプモータの稼動比率や回転数を標準モードよりも低くする場合には、洗浄工程或いはすすぎ工程の時間を長くしたり、洗浄水の温度を上げたりすると良い。このような構成により、節水モード時における洗浄力を確保することができる。
【0084】
自動運転コースによっては、節水モードの設定を受け付けないように、或いは節水モードが設定された場合でも自動的に標準モードに変更されるように構成しても良い。例えば、汚れの程度がひどい食器を洗浄するための自動運転コース(所謂「がんこ汚れ」コース)で節水モードが設定されると、その自動運転コースの効果を十分に得ることができない。従って、このような自動運転コースでは節水モードに設定された場合でも標準モードで実行するように構成すると良い。
【0085】
上記実施例では、節水モードを設定するためのスイッチを設けたが、各運転コースについて洗浄槽の水位が予め設定されていても良い。つまり、この場合は、運転コースを設定することにより自動的に水位が設定される。
【0086】
洗浄槽内の水位としては低水位及び高水位の2種類に限らず、3種類以上の水位の中から選択できるように構成されていても良い。
【0087】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、洗浄工程及びすすぎ工程における洗浄槽内の水位が異なる複数の運転コースを選択的に実行可能に構成し、食器の汚れの程度に応じた水位の運転コースを実行させることができるようにしたため、食器の汚れの程度に応じた洗浄性能を保持しつつ使用水量の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す食器洗浄機の全体構成を示す外観斜視図
【図2】 扉を開放した状態で示す食器洗浄機の斜視図
【図3】 食器洗浄機の縦断側面図
【図4】 食器洗浄機の概略的な電気的構成を示すブロック図
【図5】 水位検知機構を示す図
【図6】 水タンクの構成を示す図
【図7】 (a)は標準モード時の水位と標準コースの工程とを共に示す図、(b)は節水モード時の水位と標準コースの工程とをともに示す図
【図8】 節水モード時におけるポンプモータの稼働率を説明するための図
【図9】 本発明の第2の実施例を示すものであり、洗浄ポンプに空気が巻き込まれたときのモータ電流値の変化を説明するための図
【図10】 本発明の第3の実施例を示すものであり、節水モード時における噴射アームからの水の噴射動作を説明するための図
【図11】 本発明の第4の実施例を示す図4相当図
【図12】 給水動作を示すフローチャート
【図13】 本発明の第5の実施例を示す図12相当図
【図14】 本発明の第6の実施例を示す図12相当図
【図15】 本発明の第7の実施例を示す図4相当図
【符号の説明】
図中、1は食器洗浄機、6は洗浄槽、16は制御回路(制御手段、検出手段、判断手段)、17はシーズヒータ(乾燥装置)、19は噴射アーム(噴射ノズル)、24は洗浄ポンプ(洗浄装置)、26はポンプモータ(洗浄装置)、27は送風機(乾燥装置)、30は給水配管(給水装置)、38は給水弁(給水装置)、51は圧送経路、52は切替弁(切替手段)、71は汚れセンサ(汚れ検出手段)を示す。
Claims (5)
- 食器を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽内に給水する給水装置と、前記洗浄槽内に貯溜された水を洗浄ポンプ及びポンプモータによって汲み上げ食器に吹き付けて前記食器を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内に空気を流通させることにより前記食器を乾燥する乾燥装置と、前記洗浄装置及び前記乾燥装置を駆動することにより洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程からなる複数の運転コースを実行する制御手段と、前記ポンプモータの入力電流値の変化率を検出する検出手段と、前記変化率に基づき前記洗浄ポンプ内に空気が巻き込まれたか否かを判断する判断手段とを備え、
前記制御手段は、洗浄工程及びすすぎ工程における前記洗浄槽内の水位が標準水位となる標準モードの前記運転コースと前記標準モードよりも低い水位となる節水モードの前記運転コースとを選択的に実行可能に構成されているとともに、前記節水モードが設定された場合において、前記洗浄ポンプ内に空気が巻き込まれたと判断されたときは前記ポンプモータの入力電流値が正常になるようにフィードバックをかけながら前記ポンプモータの回転数を低減させることを特徴とする食器洗浄機。 - 洗浄槽内に貯溜された水の汚れを検出する汚れ検出手段を備え、
前記汚れ検出手段により前記洗浄水の汚れが検出されたときは、制御手段は、洗浄槽内の水位を高水位に切り換えて運転コースを実行することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。 - 制御手段は、低水位の運転コースを実行するときは高水位の運転コースを実行するときよりも回転数若しくは稼働時間のデューティー比率が低くなるようにポンプモータを駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
- 低水位の運転コースは、高水位の運転コースよりもポンプモータの稼働時間が長くなるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の食器洗浄機。
- 洗浄装置は、複数の噴射ノズルと、洗浄槽内に貯留された水を汲み上げて前記噴射ノズルに圧送する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプから前記噴射ノズルまでの圧送経路を切替える切替手段とを備えて構成され、
制御手段は、低水位の運転コースを実行するときは前記切替手段に前記圧送経路を切り替えさせるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の食器洗浄機。
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