JP3985398B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器を洗浄して乾燥する食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器洗浄機について、図14、図15に基づいて説明する。食器の洗浄および乾燥を行うための構成として、被洗浄物である食器を収納する食器かご30、洗浄槽31、洗浄水を供給するための給水弁を給水手段32として有する。給水手段32が洗浄槽31に給水した洗浄水の水量を検知するために水量検知手段33を有して、水量検知手段33には洗浄水の水深に応じた水圧を検出する圧力方式(通称、PS方式)を採用している。もちろん、フロートの浮上により水位を検出するフロート方式、あるいは給水手段32から給水した水量を直接計測する流量計測方式等でもよいものある。
【0003】
被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄するための洗浄手段34としては、加圧された洗浄水を噴射する洗浄ノズル34aと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプ34bとを有している。また、洗浄水を加熱する加熱手段35、洗浄水の温度検知手段36を備えている。
【0004】
上記の給水手段32、洗浄ポンプ34a、加熱手段35等を制御する制御装置37にて運転が制御される。また、使用者が制御装置37を操作するための操作パネル37を備えている。そして、操作パネル37からの入力により、この制御装置37は、洗浄時間や洗浄またはすすぎ温度を変化させたいくつかの運転方法を実行するものである。また、上記の各部品は筐体39に収納されている。
【0005】
なお、図示は省略しているが、洗浄水を機外に排出するための排水ポンプ、洗浄槽31に外気を送り込むための送風機、洗浄槽31の開口部を開閉するための蓋等を有することで、収納した被洗浄物を全自動で洗浄して乾燥することができるものである。
【0006】
このような食器洗い乾燥機では、蓋を開放した状態で、食器かご30を引出して、被洗浄物である食器を収納する。次に、この食器かご30を洗浄槽31に押し込み、洗剤を投入する。蓋を閉じて、操作パネル38で運転コースを選択して、運転を開始する。ここでは洗浄工程と乾燥工程を有する標準的な運転コースを選択したものとする。以下ではこのような運転を標準コースとも呼ぶ。
【0007】
まず洗浄ポンプ34bが洗浄水を加圧する動作が安定するための所定量の洗浄水を、給水手段32と水量検知手段33によって、洗浄槽31に供給する給水工程が実行される。この給水工程に続いて、洗浄ポンプ34bによって加圧して且つ加熱手段35によって第1の第1洗浄温度まで加熱しながら、洗浄水を洗剤と共に洗浄ノズル34aの噴射口から噴射する本洗工程が行われる。
【0008】
なお、加熱手段35は一般に約1000wの発熱素子であって、洗浄手段34と同時に運転されるから、機器全体の消費電力が大きい。したがって、この食器洗い乾燥機は、通常は専用の電源コンセントに接続されて、他の消費電力の大きい機器とは同時運転できないものである。
【0009】
本洗工程で、洗浄水は洗浄ノズル34aの噴射口から鉛直方向または斜め上方向に噴射される。また、洗浄ノズル34aは洗浄水の噴射反力によって、略水平に一方向に、ほぼ一定の回転角速度で回転する。このようにして回転する洗浄ノズル34aから噴射された洗浄水の衝突力(機械力ともいう)・洗剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるものである。噴射した洗浄水のエネルギーは、圧力と流量に比例するものであり、これを以下では噴射水動力とも呼ぶ。
【0010】
洗浄水が第1の第1洗浄温度に高まるとともに、所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を排水ポンプによって機外に排出する排水工程に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器をすすぐために洗浄水を洗浄ノズル34aから噴射するすすぎ工程と、前記排水工程とが連続して4回繰り返されて、洗浄工程を終了する。すなわち、洗浄工程は、このような本洗工程とすすぎ工程で構成されている。
【0011】
なお、次工程の乾燥工程を短時間で行うために、最終のすすぎ工程は、加熱手段35によって洗浄水を第2洗浄温度まで加熱しながら行う加熱すすぎ工程となっている。ここで一般的には、第1洗浄温度は第2洗浄温度以下であることが多い。
【0012】
なお、上述の第1洗浄温度は、約55℃〜60℃に設定されることが多いが、実際に被洗浄物に付着した油脂の種類やその量からみると、約40〜55℃で設定してもよいものである。また、第2洗浄温度は、被洗浄物をより衛生的に仕上げるために約75℃以上に設定されるものもあるが、約50〜65℃であっても、乾燥工程の運転時間を少し長めにすればよいものである。
【0013】
上記の洗浄工程に続いて、送風機および加熱手段35を運転して、洗浄槽31内の湿気を排出するとともに、食器に付着した洗浄水の水滴を加熱して蒸発させる乾燥工程が行われて、運転を終える。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来構成の食器洗浄機では、本洗工程において、洗浄ポンプ34bが洗浄水を加圧する動作が安定するために必要なだけの量の洗浄水を給水して、これを加熱しながら洗浄する。一方、被洗浄物には、でんぷん、蛋白質、油脂等のさまざまな汚れが付着していて、汚れの種類や付着状態に応じて、適切な洗浄方法があるので、制御装置37はこれを実現するように運転を行う。
【0015】
まず、油脂に関しては、熱で溶解するために、噴射する洗浄水を第1洗浄温度まで加熱する必要がある。しかしながら、本洗工程での洗浄水量は、一般的な家庭用の食器洗い乾燥機では、通常約3〜4Lであって、この洗浄水を第1洗浄温度まで加熱するためには、加熱手段35の消費電力量が大きいものである。すなわち、本洗工程での省エネが困難なものである。
【0016】
例えば、3Lの洗浄水を40度加熱するためにだけでも、加熱効率を60%として、約0.2kwhの電力量を必要とする。もちろん、加熱すすぎで、洗浄水を加熱するときでも同様である。
【0017】
したがって、上述の従来構成の食器洗浄機においても、加熱手段35が1000Wに対して、洗浄手段34は100Wであって、1回の運転での消費エネルギーの大半を加熱手段35が占めていること明白である。
【0018】
次に、でんぷん、特に飯粒のこびりつき、また残菜等の付着に関しては、洗浄ポンプ34bの加圧能力を高めて、洗浄ノズル34aの噴射水動力を大きくすることで、被洗浄物および汚れに対する洗浄水の衝突による洗浄効果が高まり、洗浄時間の短縮が可能なものである。
【0019】
なお、この点については、本洗工程で洗浄ポンプ34aの加圧能力を変化させた洗浄方法が、従来からいくつか提案されている。例えば、特開昭59−155230では、本洗工程を弱噴射ではじめて、強噴射で終える洗浄方法が示されている。また、特開平5−146391では、洗浄工程をローパワーで開始して、所定温度に達してからハイパワーで洗浄するものが示されている。
【0020】
しかしながら、いずれにせよ、洗浄ポンプ34bの加圧能力を高めることは、洗浄手段34において洗浄水が循環する流量を増大することが必要である。このときに安定した噴射水動力を得るためには、弱噴射やローパワーで運転するときよりも多くの洗浄水を給水しておく必要がある。このために、本洗工程で洗浄水を第1洗浄温度に上昇するためには、加熱手段35の消費電力量を増大させるものになる。もちろん、加熱手段35の消費電力量は電源コンセントの容量で制限されるので、加熱に時間がかかるものである。
【0021】
したがって、上述の従来構成の食器洗浄機では、洗浄力を高めるためには、消費電力量が増大して、運転時間も長くなるという課題を有する。
【0022】
本発明は、以上のような従来の食器洗浄機が有している課題を解決するものであり、特に、本洗工程のなかで給水量および洗浄手段の噴射水動力を制御して洗浄力を高め、同時に加熱手段の消費電力量の削減が図れる食器洗浄機を提供することを目的としているものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の食器洗浄機は、被洗浄物を収納する食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、洗浄水の水量を検知する水量検知手段と、洗浄ポンプにより洗浄水を加圧し洗浄ノズルから噴射する洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記洗浄手段を制御して本洗工程を実行する制御装置と、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段とを備え、前記制御装置は、本洗工程において、第1給水量で前記洗浄手段の噴射水動力を低出力とし、かつ、前記加熱手段により第1洗浄温度に到達するまで洗浄水を加熱しながら洗浄する第1本洗工程と、その後、前記給水手段により第1給水量より多い第2給水量まで洗浄水を追加し、前記洗浄手段の噴射水動力を第1本洗工程より高出力にして洗浄する第2本洗工程を実行するとともに、前記食器量検知手段の出力により本洗工程における第1給水量および第2給水量を増加または減少するようにしたものである。
【0024】
この発明によれば、本洗工程において洗浄水量が少ない第1給水量で第1洗浄温度まで加熱して洗浄するので、加熱手段が洗浄水を加熱するための消費電力量は削減される。また、短時間で洗浄水の加熱が行われる。この第1洗浄温度に到達した段階で、油脂は溶解して洗浄される。続いて、洗浄水量が多い第2給水量まで洗浄水を追加されて、高出力の噴射水動力で洗浄されるので、でんぷん、その他付着した汚れが、噴射された洗浄水の衝突力により洗浄されることで、その後短時間で所定の洗浄力を得る。したがって、運転1回当たりの消費電力量が少なくて、省エネルギーである食器洗浄機を提供できる。また、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段が、食器かごに収納された食器の量を、その重量変化から検出して、多量の被洗浄物が収納された時には、第1給水量および第2給水量を増大させる。洗浄水を増量することで、噴射水動力の高出力化ができて、被洗浄物の収納量にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。特に、本洗工程で第2給水量を増大することで、洗浄力を高めて、且つ消費電力量を増大させない省エネ運転を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、被洗浄物を収納する食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、洗浄水の水量を検知する水量検知手段と、洗浄ポンプにより洗浄水を加圧し洗浄ノズルから噴射する洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記洗浄手段を制御して本洗工程を実行する制御装置と、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段とを備え、前記制御装置は、本洗工程において、第1給水量で前記洗浄手段の噴射水動力を低出力とし、かつ、前記加熱手段により第1洗浄温度に到達するまで洗浄水を加熱しながら洗浄する第1本洗工程と、その後、前記給水手段により第1給水量より多い第2給水量まで洗浄水を追加し、前記洗浄手段の噴射水動力を第1本洗工程より高出力にして洗浄する第2本洗工程を実行するとともに、前記食器量検知手段の出力により本洗工程における第1給水量および第2給水量を増加または減少するようにしたことである。
【0026】
この発明によれば、本洗工程において洗浄水量が少ない第1給水量で第1洗浄温度まで加熱して洗浄するので、加熱手段の消費電力量は削減される。また、短時間で加熱が行われる。この段階で油脂の洗浄される。続いて、洗浄水量が多い第2給水量まで洗浄水を追加されて、高出力の噴射水動力で洗浄されるので、でんぷん、その他付着した汚れが、より強力に噴射された洗浄水の衝突力により洗浄されることで、短時間で所定の洗浄力を得る。このときは洗浄水を加熱せずに運転するので、本洗工程での消費電力量を従来のものよりも少なくすることができる。また、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段が、食器かごに収納された食器の量を、その重量変化から検出して、多量の被洗浄物が収納された時には、第1給水量および第2給水量を増大させる。洗浄水を増量することで、噴射水動力の高出力化ができて、被洗浄物の収納量にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。特に、本洗工程で第2給水量を増大することで、洗浄力を高めて、且つ消費電力量を増大させない省エネ運転を行うことができる。
【0027】
【実施例】
以下、この発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。
【0028】
(実施例1)
図1において、基本構成は従来例と同様であり、食器かご30、洗浄槽31、給水手段32、水量検知手段33を有している。従来例とは、制御装置1と操作パネル2による洗浄運転の方法が異なるものであって、給水量や噴射水動力を多水準に制御して運転するものである。したがって、洗浄工程、特に本洗工程での運転方法を中心に説明する。
【0029】
実施例1では、そのための洗浄手段3としては、洗浄ノズル3aと、DCブラシレスモータに駆動される洗浄ポンプ3bを備えていて、制御装置1からの指令によって、その回転数を制御することで、洗浄ポンプ3bの加圧能力を制御する。そして、洗浄ポンプ3bの加圧能力に連動して、洗浄ノズル3aからの噴射流量が変化するものであって、噴射水動力が多水準に制御される。
【0030】
なお、洗浄ポンプ3を駆動するモータとしては、DCブラシレスに限らず、インダクションモータでも回転数を制御するする手段を有すればよいものであることはいうまでもない。また、水量検知手段33は圧力方式であって、多水準の水位、少なくとも2水準の水位を検知できるものである。フロート式、その他の方式でも、可能であることは言うまでもない。
【0031】
次に本実施例の食器洗浄機としての動作を説明する。洗浄工程の運転方法は、基本的には従来のものと同様であるので説明を省略する。以下では本実施例における特徴的なこととして、給水量と噴射水動力を多水準に制御することで、本洗工程において、洗浄力の強化と消費電力量の削減が同時に図れる点について述べる。
【0032】
図2、図3に標準的な運転コースでの、洗浄温度チャート、洗浄水の給水量および洗浄ノズル3aの噴射圧を示す。本実施例の本洗工程においては、給水手段32と水量検知手段33によって、洗浄水量が少ない第1給水量まで給水されて、加熱手段35により第1洗浄温度まで加熱して洗浄する第1本洗工程が、まず行われる。この第1給水量は従来例の給水量より少ないので、熱容量が小さくて、温度上昇させるための加熱手段35の消費電力量は削減される。また同時に、加熱手段35の消費電力すなわち加熱能力が同一であれば、従来例より短時間で加熱が行われる。この第1本洗工程の段階で、高温の第1洗浄温度までするので、油脂は溶解して洗浄される。もちろん、洗浄ポンプ3aの回転を低く制御することで、洗浄ノズル3の噴射圧は従来例の噴射圧よりも小さい。すなわち、噴射水動力は小さくて、洗浄水の衝突力による洗浄効果は小さいが、この第1本洗工程において、油脂の溶解と、飯粒汚れの膨潤による洗浄効果という主目的が図れるものである。
【0033】
次に、洗浄水が第1洗浄温度に達すると、制御装置1は給水手段32と水量検知手段33によって、洗浄水量が多い第2給水量まで洗浄水を追加する。そして、第2本洗工程として、洗浄手段3の噴射水動力を高出力に切換えて洗浄する。本実施例で、第2給水量は従来例の給水量より多いので、洗浄ポンプ3bを駆動するモータの回転数を高めてその加圧能力を従来例よりも増大しても、洗浄手段3より安定して噴射水動力が得られるものである。このように洗浄ノズル3aの噴射圧を高めて洗浄できるので、噴射水動力が高出力になるものである。
【0034】
このことで、第2本洗工程では、第1本洗工程ですでに膨潤した飯粒汚れ、でんぷん、その他付着した汚れが、より強力に洗浄ノズル3aから噴射された洗浄水の衝突力により洗浄される。したがって、短時間で所定の洗浄力を得るものである。もちろん、この第2本洗工程では、追加された洗浄水の影響で、洗浄水の温度が低温度になるが、洗浄水の衝突力による洗浄効果という主目的は図れるものであり、第1本洗工程で溶解した油脂は、すでに洗剤にて乳化しているので、再汚染する恐れはないものである。
【0035】
また本実施例では、この第2本洗工程では、洗浄水を加熱せずに洗浄手段3のみを運転するので、本洗工程での消費電力量が、加熱手段35の動作しない分だけ、さらに少なくすることができる。すなわち、給水量の削除分だけ加熱エネルギーが低減できて、消費電力量が減るものである。このように洗浄力を高めて、且つ本洗工程での消費電力量を削減することが同時に達成できる。また、加熱すすぎについても、第1給水量にてすすぐことで、消費電力量の抑制が図れている。もちろん、洗浄工程の全体での使用水量と消費電力量の削減が図れることはいうまでもない。
【0036】
なお、本洗工程で洗浄水温度が低下する幅は、第1給水量と第2給水量の差異、被洗浄物の量、追加される洗浄水の水温、洗浄槽31等の熱容量の組み合わせによって異なるものであって、本実施例においても、図2のようなタイムチャートが、運転の都度、若干変動するものであることはいうまでもない。また、本実施例では給水される洗浄水の水温を、約20度であると設定している。
【0037】
なおまた、上述の第1洗浄温度は、本実施例では約57℃に設定しているが、実際に被洗浄物に付着した油脂の種類やその量からみると、約40〜55℃で設定してもよいものである。
【0038】
なおまた、加熱すすぎの洗浄温度すなわち第2洗浄温度は、従来例と同様に約65℃に設定しているが、さらなる省エネルギーのために、これを低温度にして乾燥工程の運転時間を少し長めにしてもよいものである。もちろん、本実施例でも食器洗浄機としての運転方法は標準コースに限らず、乾燥工程を省略した運転も選択できるものであって、このような運転方法では加熱すすぎの洗浄温度がさらに低温度であってもよくて、さらなる省エネルギーを図ることができるものである。
【0039】
なおまた、本実施例では図3に示すように、給水量の増加と噴射圧の増大を連動させて、ほぼ同時に行っているが、洗浄手段3を一時停止して、給水手段32を動作させてもよいものである。このことで、水量検知手段33は、洗浄手段3の動作によって洗浄水が循環することに関係なく、洗浄水量を検出できるものである。
【0040】
(実施例2)
本実施例は、基本構成が実施例1と同様であり、図1の構成と同じであるから、基本構成についての説明を省略する。この実施例2は、本洗工程の運転方法が実施例1とは異なるものであり、この点を中心に説明する。すなわち、図4のように本洗工程で供給された洗浄水が第1洗浄温度以上であれば、制御装置1が加熱手段35の作動を休止して本洗工程を行う点で、実施例1とは異なる。
【0041】
本実施例では、制御装置1は本洗工程において、すでに図3に示したような洗浄水量が少ない第1給水量で、洗浄手段3の噴射水動力を低出力にして第1本洗工程を行う。この第1本洗工程では、洗浄手段3が作動した時点で、洗浄水がすでに高温であるから、特に油脂が速やかに溶解されて洗浄される。
【0042】
続いて、第1洗浄時間を経ると、洗浄水量が多い第2給水量まで給水手段32により洗浄水が追加されて、洗浄ポンプ3bの回転を高めて、洗浄ノズル3aの噴射圧を上げる。すなわち、洗浄手段3の噴射水動力を高出力にした第2本洗工程を行う。この工程では、でんぷん、その他付着した汚れが、洗浄手段3から噴射された洗浄水の衝突力により洗浄されることで、短時間で所定の洗浄力を発揮する。
【0043】
なお、本実施例で、この第2本洗工程では、洗浄水を加熱せずに洗浄手段3のみを運転するので、本洗工程での消費電力量が、加熱手段35の動作しない分だけ、さらに少なくすることができて、省エネルギーが図れる。
【0044】
なおまた、加熱手段35は加熱すすぎ工程において、第1給水量での加熱能力があればよいので、その消費電力を低減することができる。このため機器全体の消費電力も小さくできるので、一般家庭の電源コンセントにて他の機器と同時運転も可能となって、家庭用の機器として、使い勝手がよいものとすることもできる。
【0045】
なお本実施例2では、給水手段32が供給する洗浄水が本洗工程の第1給水量のみ高温であるとして、運転されるものとしている。もちろん、給水手段32が給湯機に接続されていて、連続して高温度の洗浄水が得られるなら、第2本洗工程以後も、図4に示す第1洗浄温度より高温になる。さらにこのような場合には、加熱すすぎを含めて、加熱手段35は低出力のものとしても、あるいは高出力のものでデューティ制御すればよいことは言うまでもない。
【0046】
なお、上述の第1洗浄温度は、約57℃に設定しているが、実際に被洗浄物に付着した油脂の種類やその量からみると、約40〜55℃で設定してもよいものである。また、加熱すすぎの洗浄温度すなわち第2洗浄温度は、従来例と同様に約65℃に設定しているが、これを低温度にして乾燥工程の運転時間を少し長めにしてもよいものであることは、実施例1と同様である。
【0047】
(実施例3)
本実施例は、基本構成が実施例1と同様であり、基本構成についての説明は省略する。本実施例3は、図5に示すように、食器かご30の支持部に、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段10を設けて、制御装置15はこの食器量検知手段10からの食器量検知信号に連動して、本洗工程における第1給水量および第2給水量を増減させる点で、実施例1とは異なるものである。
【0048】
本実施例では本洗工程の開始時には、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段10が、食器かご30の重量変化を検出する。制御装置15はこの食器量検知手段10からの食器量検知信号に基づいて食器かご30に収納された食器の重量、すなわちその量を推定する。なお、本実施例の食器量検知手段10としては、圧電素子を有して、食器かご30すなわち被洗浄物の重量に応じて電圧を発生することで、食器の重量を検出するものである。
【0049】
制御装置16は多量の被洗浄物が収納された時には、本洗工程で第1給水量および第2給水量を増大させるように制御する。なぜなら、被洗浄物の収納量が多い時には、噴射洗浄水が直接衝突し難い食器、すなわち洗浄効果が低い食器を生じるので、所定の洗浄性能を得るためには、洗浄手段3の噴射水動力を高出力にするか洗浄時間を延長する必要がある。本実施例3では、給水する洗浄水を増量することで、洗浄手段3の噴射水動力の高出力化ができて、被洗浄物の収納量にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。
【0050】
また特に、本実施例3で本洗工程の第2給水量を増大したときの、洗浄温度チャート、給水量および噴射圧を、図6、図7に示す。この場合、第2本洗工程では、噴射圧および流量が大きいので、実施例1よりもさらに洗浄力を高めている。且つ加熱手段35を休止することで消費電力量を増大させない省エネルギーな運転を行うことができる。もちろん、第2本洗工程開始時の洗浄温度は、実施例1よりも低温度ではあるが、第2本洗工程では噴射水動力の洗浄効果がより高出力であるので、多量の被洗浄物であっても、所定の洗浄力を得るものである。
【0051】
なお、被洗浄物の収納量が標準的な量あるいは少ないときに、このように運転すれば、洗浄力が実施例1よりもさらに強力になることはいうまでもない。
【0052】
もちろん、収納量が少ないときは、本洗工程で少なくとも第1給水量および第2給水量を減少させることができる。特に第2給水量を従来例と同水準とすることで、噴射水動力の最大値が抑制されて、殆どの時間で低騒音化が図れて、所定の洗浄力も得るものである。
【0053】
なお、本実施例では給水される洗浄水の水温を、約20度であると設定している。また、加熱すすぎについても、第1給水量にてすすぐことで、消費電力量の抑制が図れている。
【0054】
(実施例4)
本実施例は、基本構成が実施例1と同様であり、基本構成についての説明は省略する。本実施例3は、図8に示すように、被洗浄物の汚れの量を検出する汚れ量検知手段20を設けて、制御装置21はこの汚れ量検知手段20の汚れ量検知信号に連動して、本洗工程における第1給水量および第2給水量を増減させる点で、実施例1とは異なるものである。
【0055】
本実施例では、被洗浄物の汚れの量を検出する汚れ量検知手段20が、発光素子と受光素子を有していて、洗浄水の濁度の変化から、食器かご30に収納された食器の汚れの量を検出する。制御装置21は、多量の汚れがある時には、第1給水量および第2給水量を増大させる。給水する洗浄水を増量することで、洗浄手段3の噴射水動力の高出力化ができて、被洗浄物の汚れの量にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。たとえば、本洗工程を開始した直後に、洗浄水の濁度が大きく変化した場合は、汚れが多いものとして、第1給水量を多めにすることも可能である。
【0056】
通常は、汚れの量は、機器が想定している量以下である場合も多くて、洗剤の影響を除くと、洗浄水の濁度が大きくは変化しないので、以下のように運転されることが多い。
【0057】
すなわち図9、図10に示すように、本洗工程において、第2給水量での洗浄水の追加は、他の実施例1〜3よりも少ない。このことで、第1給水量から第2給水量に変化したときの、洗浄温度の低下は減少する。適正な洗浄力を得るとともに、加熱すすぎ工程を開始した時点で洗浄温度が高いので、消費電力量を増大させない省エネルギーな運転を行うことができる。
【0058】
(実施例5)
本実施例は、基本構成が実施例1と同様であり、基本構成についての説明は省略する。本実施例3は、図11、図12に示すように、被洗浄物の量または汚れの量を指定する操作パネル26を設けて、制御装置25はこの操作パネル26からの指令に基づいて、本洗工程における第1給水量および第2給水量を増減させる点で、実施例1とは異なるものである。
【0059】
本実施例では、被洗浄物の量または汚れの量を操作パネル26にて指定して、制御装置25は、被洗浄物の収納量や汚れの量に応じて、第1給水量および第2給水量を増大させる。操作パネル26には、食器の量、汚れの量および汚れの度合いを選択するスイッチを有している。ここでの選択にて、食器の量、汚れの量が多い時には、制御装置25は第1給水量および第2給水量を増大させるものである。
【0060】
すなわち、洗浄水を増量することは、洗浄手段3の噴射水動力の高出力化ができて、被洗浄物の汚れの量にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。またこのようにして、食器量検知手段や汚れ量検知手段を設けずに、操作パネル26で指示するだけの、低コストな構成で、簡単に所定の洗浄力を得る。また特に、本洗工程で第2給水量を増大することは、洗浄手段3の洗浄力を高めて、消費電力量を増大させない省エネ運転を行うことができるものである。
【0061】
なお、本実施例5のように、汚れのこびりつき度合いを選択することができる操作パネル26とすれば、制御装置25はこの操作パネル26からの指令に基づいて、本洗工程における第1給水量での洗浄時間、または第2給水量での洗浄時間を増減することができる。
【0062】
すなわち、被洗浄物の汚れのこびりつき度合いを操作パネル26にて指定すれば、制御装置25は汚れの付着状態に応じて、第1給水量での洗浄時間、または第2給水量での洗浄時間を延長するものである。本洗工程での洗浄時間を延長することは、洗浄水の噴射による洗浄力を高めるので、被洗浄物の汚れの付着状態にかかわらず、所定の洗浄力を得るものである。
【0063】
また特に本洗工程の中でも、第1給水量での洗浄時間を延長することは、こびりつき汚れのなかでも飯粒に対する膨潤効果による洗浄力を高めて、しかも洗浄手段3の噴射水動力は低出力であるから、運転時はすすぎ工程を含めて、多くの時間で低騒音である。また、本洗工程の中でも、第2給水量を増大することは、こびりつき汚れのなかでも飯粒に対する噴射衝突による洗浄力を高めて、しかも消費電力量を増大させない省エネ運転を行うことができる。
【0064】
なお、上述の各実施例において、例えば制御装置25が操作パネル26の指令に基づいて汚れの量を推定して、すすぎ工程のすすぎ回数を増減してもよい。もちろん、汚れ量検知手段からの汚れ量検知信号に連動して、すすぎ回数を増減してもよいものであることはいうまでもない。
【0065】
このようにすると、実施例5では、制御装置25が操作パネル26の入力から、汚れの量を推定して、汚れの量が少ない時にはすすぎ工程のすすぎ回数を少なくして洗浄するので、使用水量が少ない。また、すすぎ工程のすすぎ回数が少ないほど、図13に示すように、最終の加熱すすぎを開始する時の洗浄温度が高くなる。加熱すすぎで第2洗浄温度に高めるための時間が短縮できて、加熱手段35および洗浄手段3の消費電力量が低減できるものである。
【0066】
もちろん、操作パネル26での指令方法は、本実施例の図12のようなものに限らす、運転コースとして標準コースの他に選択できるようなものであってよいことはいうまでもない。
【0067】
なお、上述の各実施例において、すすぎ工程の最終に行う加熱すすぎ工程で、制御装置は本洗工程と同様の運転方法を実行してもよい。
【0068】
この運転方法では、制御装置は加熱すすぎ工程で、洗浄水量が少ない第1給水量で洗浄手段の噴射水動力を低出力にて洗浄水を加熱しながら洗浄して、同工程で加熱手段により洗浄水が所定すすぎ温度に到達した後は、洗浄水量が多い第2給水量まで洗浄水を追加して、且つ洗浄手段の噴射水動力を高出力にて洗浄水を加熱しないで洗浄する。このことで所定の高温度すすぎで被洗浄物を衛生的に仕上げるとともに、噴射水動力による洗浄効果がさらに高まる。しかも加熱すすぎ工程においても、消費電力量を増大させない省エネ運転を行うことができるものである。
【0069】
なおまた、上述の各実施例では、給水量および洗浄手段の噴射水動力を2段階に変化させているが、さらに多数の水準で制御したり、あるいは連続的に変化するように制御してもよいものである。もちろん、給水量が多くて、噴射水動力を高出力にしたときに、加熱手段を休止させるものであることはいうまでもない。
【0070】
なおまた、上述の各実施例では、洗浄手段として略水平に回転する洗浄ノズルを搭載しているが、これに限定するものではなくて、洗浄水をポンプで加圧して噴射する方式の洗浄手段であればよいものである。例えば、固定された洗浄ノズルと回転する食器かごの組み合わせでもよいものである。
【0071】
なおまた、上述の各実施例では、標準コースの洗浄工程が本洗工程から開始するものとして説明しているが、本洗工程に先だって、洗浄水で被洗浄物をすすぐための予洗工程を設けたものであってもよいものである。もちろん、この場合には洗剤を投入するための洗剤投入手段を設けてあって、本洗工程開始時に洗剤が投入されるものであってもよいことはいうまでもない。
【0072】
なおまた、上述の各実施例では、本洗工程の一部で従来例の給水量と同等あるいは多量の洗浄水を給水しているが、これは機器の大きさ、被洗浄物の収納量がほぼ同程度のものであることを前提としていることはいうまでもない。また、特に加熱すすぎを除いたすすぎ工程では、従来例と同等以上の水量に増大させても、ほぼ同様の効果は得られものである。
【0073】
【発明の効果】
以上のように発明は、被洗浄物を収納する食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、洗浄水の水量を検知する水量検知手段と、洗浄ポンプにより洗浄水を加圧し洗浄ノズルから噴射する洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記洗浄手段を制御して本洗工程を実行する制御装置と、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段とを備え、前記制御装置は、本洗工程において、第1給水量で前記洗浄手段の噴射水動力を低出力とし、かつ、前記加熱手段により第1洗浄温度に到達するまで洗浄水を加熱しながら洗浄する第1本洗工程と、その後、前記給水手段により第1給水量より多い第2給水量まで洗浄水を追加し、前記洗浄手段の噴射水動力を第1本洗工程より高出力にして洗浄する第2本洗工程を実行するとともに、前記食器量検知手段の出力により本洗工程における第1給水量および第2給水量を増加または減少するようにしたから、本洗工程での消費電力量が少なく、かつ、所定の洗浄力を短時間で得ることができる。また、多量の被洗浄物が収納された時は、洗浄水を増量して噴射水動力を高出力化し、被洗浄物の収納量にかかわらず、所定の洗浄力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における食器洗浄機の要部断面図
【図2】 同実施例1の洗浄温度を示すタイムチャート
【図3】 同実施例1の給水量と洗浄ノズルの噴射圧を示すタイムチャート
【図4】 同実施例2の洗浄水温を示すタイムチャート
【図5】 本発明の実施例3における食器洗浄機の要部断面図
【図6】 同実施例3の洗浄温度を示すタイムチャート
【図7】 同実施例3の給水量と洗浄ノズルの噴射圧を示すタイムチャート
【図8】 本発明の実施例4における食器洗浄機の要部断面図
【図9】 同実施例4の洗浄温度を示すタイムチャート
【図10】 同実施例4の給水量と洗浄ノズルの噴射圧を示すタイムチャート
【図11】 本発明の実施例5における食器洗浄機の要部断面図
【図12】 同実施例5の操作パネルの正面図
【図13】 同実施例5ですすぎ回数が異なる場合の洗浄温度を示すタイムチャート
【図14】 従来の食器洗浄機の要部断面図
【図15】 同従来例の洗浄温度を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 制御装置
2 操作パネル
3 洗浄手段
3a 洗浄ノズル(洗浄手段)
3b 洗浄ポンプ(洗浄手段)
10 食器量検知手段
20 汚れ量検知手段
30 食器かご
31 洗浄槽
32 給水手段
33 水量検知手段
35 加熱手段
36 温度検知手段
Claims (1)
- 被洗浄物を収納する食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄水を給水する給水手段と、洗浄水の水量を検知する水量検知手段と、洗浄ポンプにより洗浄水を加圧し洗浄ノズルから噴射する洗浄手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記洗浄手段を制御して本洗工程を実行する制御装置と、被洗浄物の量を検出する食器量検知手段とを備え、前記制御装置は、本洗工程において、第1給水量で前記洗浄手段の噴射水動力を低出力とし、かつ、前記加熱手段により第1洗浄温度に到達するまで洗浄水を加熱しながら洗浄する第1本洗工程と、その後、前記給水手段により第1給水量より多い第2給水量まで洗浄水を追加し、前記洗浄手段の噴射水動力を第1本洗工程より高出力にして洗浄する第2本洗工程を実行するとともに、前記食器量検知手段の出力により本洗工程における第1給水量および第2給水量を増加または減少するようにした食器洗浄機。
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