JP4123820B2 - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気管と排気消音装置と有する排気経路に排気ガスセンサを配設したスクータ型自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気ガスセンサを排気管に配設したスクータ型自動二輪車として、例えば本出願人の出願に係る特開2001−41076号公報に記載のものがある。
その自動二輪車は、排気ガス中の酸素濃度を検出するO2(酸素)センサ等の排気ガスセンサを、左右の前部集合管のうち一方の前部集合管であって、車体の中心を挟んでクラッチ装置とは反対側の前部集合管、具体的には、左側の前部集合管に取り付けたものである。
【0003】
さらに詳述すると、上記排気ガスセンサは、平面視でオイルパンの平面形状に干渉しない位置に配置されているとともに、側面視でマグネトカバーの後方に配置され、かつ、車体がバンク時に形成するバンク角の延長線とほぼ平行にして取り付けられているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成であれば、排気ガスセンサを側面視でフライホイールマグネト装置を覆うマグネトカバーの後方に配置するとともに、車体がバンク時に形成するバンク角の延長線とほぼ平行にして取り付けているので、エンジン下方のスペースを有効に利用できるとともに、オイルパンの容量も十分に確保でき、しかも、転倒時の排気ガスセンサの破損を防止できるという優れた効果を得ることができる。
【0005】
しかし、上記従来の自動二輪車では、排気ガスセンサの周囲に、これを防護できるような部材が配置されていないので、飛び石や路面上の障害物が衝突して破損しやすく、また、露出した位置に配設されているので体裁も悪いものである。
【0006】
これに対し、上記排気ガスセンサを防護するとともに、外部に露出しないように被覆できるようなガード部材を設ければよいとも考えられるが、この場合には、当然のことながらコスト高を招くととともに、重量化を回避できない。
【0007】
そこで本発明は、上記したガード部材等を設けることなく、路面上の石等が衝突せず、しかも、外部から看取しにくい排気ガスセンサを配設したスクータ型自動二輪車を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、シリンダをほぼ水平に前傾させて突設したエンジン本体の車体進行方向後部に変速装置を連設したエンジンを、車体フレームに固定的に搭載しているとともに、前輪を操舵するハンドルバーとシートの間の車体下部であって車体カバーの一部分に、上記エンジンを覆うフロアートンネルを車体進行方向に延在させかつそのフロアートンネルを中心とする車体幅方向両側に運転者用足載せ板部と同乗者用足載せ板部とを前後にしてかつ外側方に向けて突設しているスクータ型自動二輪車において、
前記エンジンのシリンダに接続された排気管を、運転者用足載せ板部の下方を通り、かつ、前記同乗者用足載せ板部の下方で、複数本の排気管と排気消音装置とが連結されており、それら各連結端部を、これらの各軸心を通る軸心通過直線が車体下部から上部に向かうに従い車体幅方向外側に傾斜するように並べて1つの集合部を形成しているとともに、排気ガスセンサを、上記軸心通過直線に直交する直線とほぼ平行にした傾斜姿勢にして車体幅方向内側に取り付けたことを特徴としている。
【0010】
請求項記載の発明は、同乗者用足載せ板部を、運転者用足載せ板部よりも高い位置に形成している。
【0011】
請求項記載の発明は、排気ガスセンサを、排気ガス中のOを測定するOセンサで構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る本発明スクータ型自動二輪車の右側面図、図2は、その平面図、図3は、その正面図、図4は、その背面図、図5は、エンジンを搭載した車体フレームの主要部を示す拡大側面図である。
【0013】
一実施形態に係る本発明自動二輪車1は、図1に示すように、後述するエンジンAを固定的に搭載した車体フレームBの前後に、前後輪2,3を配設した構成のものであり、それらの詳細は次の通りである。
【0014】
車体フレームBは、図1,5に示すように、ヘッドパイプ4、ヘッドアッパーチューブ5,5、ダウンチューブ6,6、ロアダウンチューブ7,7及びアッパーチューブ8,8を主として構成されている。
【0015】
ヘッドパイプ4は、前輪2を下端部に軸支したフロントフォーク9の上端部を操舵自在に支持するものであり、その上端部から下端部に向けて前下がりにして傾設されている。
【0016】
ヘッドアッパーチューブ5,5は、これらの前端部が上記ヘッドパイプ4の上部に連結されているとともに、前輪2の上端部と略同程度の高さ位置にまで後下がりに形成されている。
【0017】
ダウンチューブ6,6は、ヘッドアッパーチューブ5,5よりも短く形成されており、それらの前端部がヘッドパイプ4の下部に連結され、かつ、前記ヘッドアッパーチューブ5,5とほぼ一定の間隔をもって対設されている。
【0018】
ヘッドアッパーチューブ5,5の略中間部分とダウンチューブ6,6の下端部間には、サイドアッパーチューブ10,10が架設されている。
【0019】
ロアダウンチューブ7,7は側面視横向き略L字形に曲成されており、これらの前端部が、ダウンチューブ6,6の下端部に連結されているとともに、後端部がアッパーチューブ8,8の中程に接続されている。
【0020】
すなわち、ロアダウンチューブ7,7は、これらの前輪2の後方に位置する前半部がほぼ起立して形成されているとともに、後記するエンジンAのシリンダブロック14の下側に位置する部分から後半部が、前側から後側に向かってやや上方に傾斜するようにして、また、クランクケース12付近でさらに上方に大きく傾斜して形成されている。
【0021】
アッパーチューブ8,8は、ヘッドパイプ4の下側後方より後輪3の上方にわたる長さにして延設されており、これの前端部が、前記ロアダウンチューブ7,7の前端部近傍に連結され、かつ、その前端部から後方に向かってやや下方に傾斜するようにして延設されており、また、後輪3の前側に位置する部分より後端部寄りの部分がやや上方に傾斜して形成されている。
【0022】
前記エンジンAは、エンジン本体11のクランクケース12の車体進行方向α後部に、変速装置13を前後方向(車体進行方向α)で一体的に連設した2気筒4サイクルの所謂ユニット型のものである。
【0023】
エンジン本体11は、車体幅方向(車体進行方向αに直交する水平方向)に指向させた図示しないクランク軸を配設したクランクケース12の前側に、2気筒用のシリンダ14を配設したものである。
シリンダ14は、シリンダブロック17、シリンダヘッド18及びヘッドカバーとからなり、気筒中心軸O1をほぼ水平に近い前上がりに傾設されている。
【0024】
上記構成からなるエンジンAは、上記アッパーチューブ8,8の下側に、変速装置13をシート15の下方に位置させ、従ってまた、エンジン本体11をハンドルバー16とシート15の間に位置させた状態で固定的に搭載されている。
【0025】
シート15は、前側に運転者用着座部15aを、また、後側に同乗者用着座部15bを段差をもって形成した所謂タンデム型のものである。
【0026】
エンジンAの車両側面視で上記気筒中心軸O1より上側には吸気系(図示しない)が配設され、その気筒中心軸O1より下側にはラジエータ20及び排気系(図示しない)が配設されている。
【0027】
エンジンAの変速装置13には、出力軸を兼ねるピボット軸21が配設されており、そのピボット軸21を中心として、後端に後輪3を回動自在に軸支したスイングアーム22が上下揺動自在に支持されている。
なお、シート15の後側には、図示しないフューエルタンクが配設されている。
【0028】
23は、上記車体フレームBを覆う車体カバーであり、それは、フロントレッグシールド24、フロントボックス25、メンテナンスリッド26、リアレッグシールド27、リアフレームカバー30,30及び一対のサイドレッグシールド28,28を主要の構成部品としてなるものである。
【0029】
フロントレッグシールド24とフロントボックス25は、これらを前後から合わせることにより、ヘッドパイプ4とフロントフォーク9とを囲繞するように形成されている。
フロントレッグシールド9には、ヘッドライト31等が配設されているとともに、ウインドスクリーン32が取り付けられている。なお、41はフロントフェンダである。
【0030】
フロントボックス25の下方には、上記のメンテナンスリッド26とリアレッグシールド27とが連設されている。
メンテナンスリッド26は、フロントボックス25に形成したメンテナンス用開口(図示しない)を開閉するためのものであり、正面視略下向きU字形に形成されているとともに、リアレッグシールド27に対して着脱自在になっている。
【0031】
リアレッグシールド27は、前記アッパーチューブ8,8を跨ぐようにして車体正面視略下向きU字形、換言すると、下方に向けて湾入させることにより、車体進行方向αに延びるフロアートンネルβを形成しているものである。
【0032】
リアレッグシールド27の下側縁部であって前側には、運転者用足載せ板部27a,27aが、また、後側には同乗者用足載せ板部27b,27bが車体幅方向外側に向けてほぼ水平に突設されている。
【0033】
フロアートンネルβ及びシート15と、エンジン本体11及び変速装置13との位置関係は、本実施形態では、図1に示すように、フロアートンネルβ内にエンジン本体11が位置するとき、シート15の運転者用着座部15a下方に変速装置13が位置するようになっている。
【0034】
運転者用足載せ板部27a,27aは、図2に示すように、車体平面視において、ハンドルバー16のグリップ33,33に重なる位置に形成されているとともに、車体側面視においては、路面Gを基準としてエンジンAのシリンダブロック14よりやや低い高さにして形成されている。
【0035】
同乗者用足載せ板部27b,27bは、車体平面視においては、シート15の運転者着座部15aの後部側を挟む車体幅方向の両側位置に配設されているとともに、路面Gを基準として運転者用足載せ板部27a,27aよりもやや高く形成されている。
また、ピボット軸21に対しては、これのほぼ真上に配設されていることになる。
【0036】
図6は、排気経路の平面図、図7は、図1にI‐I線に沿う断面図である。なお、図6は、遮熱板40を取り外した状態で示している。
排気経路Cは、エンジンAのシリンダブロック14に上流端部を連結した排気管(以下「エキゾーストパイプ」という。)34,35と、これらの下流端部に集合管37を介して連結した排気消音装置(以下「マフラ」という。)36とからなる。なお、38,39はブラケットである。
【0037】
エキゾーストパイプ34,35は、エンジンAのシリンダブロック14から一旦下方に向かって延びた後、当該エンジンAの下部を通って車体進行方向α後部でかつ車体進行方向αに向かって右側部に延出されており、それらの集合管37に連結される下流端部どうしは、次のような相対的位置関係になっている。
【0038】
すなわち、エキゾーストパイプ34,35の集合管37との連結端部は、これらの各軸心O2,O3を通る軸心通過直線L1が車体下部から上部に向かうに従い車体幅方向外側に傾斜するように並べられかつ1つの集合部を形成している。具体的には、横断面(I‐I線に沿う断面)において、エキゾーストパイプ34は、エキゾーストパイプ35よりも、車体幅方向外側であってやや上側に位置している。
【0039】
詳しくは、エキゾーストパイプ34の集合管37との連結端部の軸心O2は、エキゾーストパイプ35の集合管37との連結端部の軸心O3の車体幅方向外側であってやや上側に位置している。
【0040】
上記のエキゾーストパイプ34,35を連結される集合管37は、略8の字形断面になった筒体であり、路面Gを基準としたとき、それの車体幅方向外端部を車体幅方向内端部に比べて高くした傾斜姿勢になっており、これの車体幅方向内側斜め上方に向けて傾斜した上面をセンサ取付け面37aとして、これにセンサ螺合孔37bを形成している。
【0041】
排気ガスセンサSは、排気ガス中の酸素濃度を検出するO2(酸素)センサやA/F(空燃比)センサ等の円筒形に形成されているものであり、上記センサ螺合孔37bに螺合されている。
【0042】
センサ螺合孔37bに螺合された排気ガスセンサSは、図7に示すように、上記軸心O2と軸心O3とを通る軸心通過直線L1を想定したとき、上記軸心通過直線L1に直交する直線L2にほぼ平行にした傾斜姿勢にして車体幅方向内側に取り付けられている。
換言すると、センサ螺合孔37bに排気ガスセンサSを螺着することにより、当該排気ガスセンサSは、これの上端部を基端部よりも車体幅方向内側に傾けた傾斜姿勢にして取り付けられている。
【0043】
また、排気ガスセンサSは、集合管37に取り付けられた状態で、同乗者用足載せ板部27bの車体幅方向内方に位置し、さらには、車体幅方向外方には、その同乗者用足載せ板部27bに垂下形成されたサイドレッグシールド28の後端部が位置することにより、外部から看取でき難いように覆われている。
【0044】
特に、本実施形態では、図7に示すように、車体側面視において、サイドレッグシールド28の下縁が、排気ガスセンサSの上半部を覆うように車体幅方向内側に傾斜して延出されているので、車体近傍に位置する人からは看取されることがない。
また、当該延出したサイドレッグシールド28の下縁を、車体幅方向内側に傾斜して延出させることにより、所謂バンク角を制限することもない。
【0045】
ところで、本発明に係る自動二輪車1には、図示しない排気ガスの浄化装置が装備されている。
この浄化装置は、例えば排気ガス中の酸素濃度を検出し、この検出値に応じて空燃比を変化させることにより排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)等の有害成分の生成を低下させるものである。また、排気系統内に触媒を設ければ、その排気ガス浄化効率をさらに向上させることができる。
【0046】
次に、本実施形態の作用について説明する。
排気ガスセンサSを、前記エキゾーストパイプ34,35とマフラ36との連結部近傍であって、同乗者用足載せ板部27bの車体幅方向内方に取り付けたので、車体のバンク角を大きく確保できるとともに、省スペース化を図ることができる。
また、マフラ36よりも小径のエキゾーストパイプ34,35に、本実施形態では、集合管37に排気ガスセンサSを取り付けているので、省スペース化を図ることができる。
【0047】
さらに、排気ガスセンサSは、これの上側を同乗者用足載せ板部27bによって、車体幅方向外側をサイドレッグシールド28によって、また、下側をエキゾーストパイプ34,35によって覆われているので、例えば前輪2が跳ね上げた飛び石や路面上の障害物から防護することができる。
【0048】
なお、本発明は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上記の実施形態では、集合管37に排気ガスセンサSを取り付けた例について説明しているが、これに限るものではなく、エキゾーストパイプ34,35とマフラ36との連結部近傍に取り付ければよいものである。
【0049】
上記においては、エキゾーストパイプが2本のものを例として説明したが、3本以上のものであっても適用できることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】
請求項1〜記載の発明によれば、ガード部材等を設けることなく、飛び石等が衝突することによる排気ガスセンサの破損を防止することができるとともに、排気ガスセンサを同乗者用足載せ板部の車体幅方向内方に取り付けているので、外部から看取されにくく体裁が良い。
【0051】
また、車体を傾けたときにも、排気ガスセンサがバンク角を制限することもない。
また、排気管の集合部が、車輪の跳ね上げた飛び石や路面上の障害物から排気ガスセンサを確実に保護することができる。
【0052】
請求項1〜記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
【0053】
請求項記載の発明によれば、運転者用足載せ板部の下方に位置する排気管よりも、大径の排気消音装置との接続部を高い位置に設置できるので、所謂バンク角を大きく確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明スクータ型自動二輪車の右側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の背面図である。
【図5】エンジンを搭載した車体フレームの主要部を示す拡大側面図である。
【図6】排気経路の平面図である。
【図7】図1に示すI‐I線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 エンジン本体
13 変速装置
15 シート
16 ハンドルバー
17 シリンダ
23 車体カバー
27a 運転者用足載せ板部
27b 同乗者用足載せ板部
34,35 排気管
36 排気消音装置
A エンジン
B 車体フレーム
G 路面
S 排気ガスセンサ
α 車体進行方向
β フロアートンネル

Claims (3)

  1. シリンダをほぼ水平に前傾させて突設したエンジン本体の車体進行方向後部に変速装置を連設したエンジンを、車体フレームに固定的に搭載しているとともに、前輪を操舵するハンドルバーとシートの間の車体下部であって車体カバーの一部分に、上記エンジンを覆うフロアートンネルを車体進行方向に延在させかつそのフロアートンネルを中心とする車体幅方向両側に運転者用足載せ板部と同乗者用足載せ板部とを前後にしてかつ外側方に向けて突設しているスクータ型自動二輪車において、
    前記エンジンのシリンダに接続された排気管を、運転者用足載せ板部の下方を通り、かつ、前記同乗者用足載せ板部の下方で、複数本の排気管と排気消音装置とが連結されており、それら各連結端部を、これらの各軸心を通る軸心通過直線が車体下部から上部に向かうに従い車体幅方向外側に傾斜するように並べて1つの集合部を形成しているとともに、排気ガスセンサを、上記軸心通過直線に直交する直線とほぼ平行にした傾斜姿勢にして車体幅方向内側に取り付けたことを特徴とするスクータ型自動二輪車。
  2. 同乗者用足載せ板部を、運転者用足載せ板部よりも高い位置に形成したことを特徴とする請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
  3. 排気ガスセンサは排気ガス中のOを測定するOセンサであることを特徴とする請求項1又は2記載のスクータ型自動二輪車。
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