JP4093325B2 - ボール継手連結部の製造方法 - Google Patents
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Description
回転斜板構造のアキシャルピストンエンジンでは、シリンダボア内で可動のシリンダピストンは、いかなる場合も、摺動シューを介して回転斜板の摺動面上に支持されている。通常は、回転斜板がどのような傾斜位置をとっても、摺動シューの摺動ソールが回転斜板の摺動面上に確実に平置できるように、シリンダピストンがボール継手により摺動シューに連結される。ボール継手の場合、一般に、摺動シューまたはシリンダピストン上に形成されたボールヘッドを、対応する接続部品すなわちシリンダピストンおよび/または摺動シューの球状凹部内に挿入するのが普通である。この凹部は、約180°の立体角領域内にのみ中空半球状に丸くくりぬかれている。そして、中空シリンダの開口側がこの半球状凹部部分に隣接している。凹部の開口側の開口径は、凹部の半中空球状部分の赤道直径に等しい。摺動シューおよびシリンダピストンが連結されると、2つの部品のうちの一方の部品上に形成されたボールヘッドが、凹部内に導入されかつ該凹部内に確実に係止される。これは、ピストンエンジンの吸引工程において、これに対応する張力をボール継手連結部を介して伝達するうえで必要である。
ボールヘッドを対応する凹部に連結する現在の方法では、凹部の開口部分でボールヘッドを囲む端縁領域は、ボールヘッドの挿入後に、例えば転造により球状化される。この種の方法は、例えば独国特許出願(DE-OS 1 776 027)に開示されている。これに対し、独国特許DE-AS 21 32 252には、摺動シューのボールヘッドをシリンダピストンの凹部内に係止するのに、凹部の内面に支持されるロックリングを使用することが開示されている。上記2つの方法は比較的複雑で、大量生産を行うには製造及び組立に関し、比較的高いコストを要する。
ドーム状凹部を囲む端縁領域でのシリンダピストンの塑性変形に対して、例えば耐摩耗性の改善のための窒化処理および熱処理により、ピストンが特殊硬化を受けるという不利な点がある。しかしながら、この硬化はこれに伴う塑性変形と相反する効果があるため、ドーム状凹部を囲む端縁領域の熱処理を行う必要がないが、これは相当の追加費用の発生を意味する。通例、鋼で製造されるシリンダピストンを変形させるのに必要な高い圧縮力は、摺動特性の向上のため銅合金または青銅合金で作られる摺動シューのボールヘッドに同時に変形を引き起こすがこれは望ましくないという問題もある。従って、実際には、銅合金または青銅合金で作られる摺動部品およびこれに挿入される鋼球の2つの部品で摺動シューを設計する必要がある。
いずれにせよ、球状化には複雑な工程の追加が必要になる。ボールヘッドを固定するロックリングの挿入による方法も、組立に必要な部品の数を増加させ、高額な組立費用および製造費用が発生するため実用的ではないとされている。
独国特許出願(DE 42 14 765 A1)には、摺動シューのボールヘッドに、摺動シューの縦方向軸線に対して傾斜した平坦化部を成形させることが開示されている。シリンダピストンの凹部内にボールヘッドを挿入した後は、凹部から引き出されずにボールヘッドを凹部内で傾けることができる。しかしながら、この方法は、摺動シューのボールヘッドと、ボールヘッド側のシリンダピストンの凹部との間の部分が摩擦を受けやすくさらにその摩擦は増大する欠点がある。また、接触面は、平坦化部により、相当に小さくなっている。さらに、回転斜板がシリンダドラムに対してなす旋回角度がかなり限定される。この方法は、特に、両方向に旋回できる回転斜板を備えたアキシャルピストンエンジンには使用できない。
従って、本発明では、効率的かつ経済的に大量生産できる、摺動シューとシリンダピストンとの間のボール継手連結部の製造方法を提供することが課題とされる。
この課題は、請求項1の特徴および請求項4または請求項12の特徴により解決される。
請求項1による解決手法は、凹部を囲む端縁領域が連結時に弾性変形し、またボールヘッドをスナップファスナ式に凹部内に押し込むことで、ボール継手の経済的な連結が実現されるという知見に基づいている。また、液体または気体状圧力媒体が摺動シューまたはシリンダピストン内に設けられたボアを通して凹部内に導入されることにより、凹部内にボールヘッドが容易に押し込まれる。凹部の端縁領域の弾性拡大はこの方法で実現される。
請求項2ないし請求項3は、請求項1による解決手法の有益な改良に関するものである。
請求項2によれば、ドーム状凹部内へのボールヘッドの押し込み時に生じる弾性応力分布が、可能な限り均一に放射状に分布されるという利点があり、請求項3によれば、凹部を囲む端縁領域に放射状スリットを設けることにより、端縁領域の弾性変形が容易になる。
請求項4の解決手法は、アンダーカットされた凹部内にボールヘッドを導入するため、ボールヘッドに最初に平坦化部を形成することでボール継手連結部を簡単かつ安価に製造できるという知見に基づいている。ボールヘッドは、挿入後に塑性変形される。従来技術により開示されている球状化とは異なり、この場合は、変形に適した材料、例えば摺動シューの形成に従来より使用されている銅合金または青銅合金によりボールヘッドが製造されるという利点がある。また、金型を形成する凹部を、シリンダピストンに従来より使用されているような硬化材料で製造できるという利点もある。したがって、ボールヘッドの塑性変形の方が、従来技術に開示されている凹部の端縁領域の球状化よりも、その材料特性には十分適している。
請求項5ないし請求項11は、請求項4の解決方法の有益な改良に関するものである。
請求項8によれば、ボールヘッドの素材が半径方向に変形するように、ボールヘッドが塑性変形するための液体または気体状圧力媒体が導入される縦方向ボアがボールヘッドを貫通している。しかしながら、請求項9のように素材を、縦方向ボア内に挿入されるコーキングマンドレルにより変形させてもよい。この場合、請求項7による改良に基づいて請求項10のようにボールヘッドが変形するときに同時に変形する内部突起部を縦方向ボア内に設けることが望ましい。
請求項12の解決手法は、凹部を囲む端縁領域および/またはボールヘッドを、連結前に熱変形させてから、ボールヘッドを凹部内に挿入し、ボールヘッドおよび凹部を囲む端縁領域の熱調節により、所期の係合した連結が得られ、ボール継手の経済的な連結が達成されるという知見に基づいている。
請求項13は、上記本発明の有益な改良に関するものであり、熱変形と弾性変形とを組み合わせている。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例をより詳細に説明する。
図1Aは、本発明の第一実施例の方法の実施のために用意したシリンダピストンを示す図である。
図1Bは、圧力媒体を介しての、ボールヘッドとドーム状凹部との連結を示す図である。
図1Cは、摺動シュー側のボールヘッドがシリンダピストン側の凹部内にはめこまれて完成したボール継手連結部を示す図である。
図2は、シリンダピストン側のボールヘッドを摺動シュー側の凹部内にはめこんで完成したボール継手連結部を示す図である。
図3は、本発明に従って開発された図1Aのシリンダピストンを軸線方向から見た図である。
図4Aは、本発明の第二実施例の方法のために用意した摺動シューを示す図である。
図4Bは、本発明の第二実施例の方法のために用意したシリンダピストンを示す図である。
図4Cは、図4Bのシリンダピストンへの図4Aの摺動シューの連結を示す図である。
図4Dは、転造装置により図4Aに示すものに対応する形状に予備成形される摺動シューを示す図である。
図5Aは、本発明の第三実施例の方法のために用意した摺動シューを示す図である。
図5Bは、本発明の第三実施例の方法のために用意したシリンダピストンを示す図である。
図5Cは、図5Aの摺動シューの図5Bのシリンダピストンへの連結を示す図である。
図6は、摺動シュー側のボールヘッドをシリンダピストン側の凹部内に係合させて完成した、第四実施例によるボール継手連結部を示す図である。
図1Aは、本発明による方法の実施のために用意したシリンダピストン1を示している。シリンダピストン1は、それ自体は既知のもので、例えば回転斜板構造のアキシャルピストンエンジン内の回転シリンダドラムに配置されたピストンエンジンのシリンダボア内で可動である。
シリンダピストン1の一端には、球形ドーム状および/または半球状凹部2が設けられている。ドーム状凹部2は、シリンダピストン1の前面の開口部3に開口している。ドーム状凹部2は、180°より大きい立体角(>180°)をもつようにアンダーカットされているが、これが本発明にとって重要な意味がある。換言すれば、開口部3の直径dは、縦方向軸線4に対して垂直な赤道面5の部分の凹部2の直径Dより小さい。これを示すため、開口直径dおよび赤道面5の部分における凹部2の直径Dが図1Aに図示されている。ドーム状凹部2は、赤道面5と開口部3との間に、弾性変形可能な端縁領域6を有している。シリンダピストン1は、特に窒化鋼の熱処理によって変形しにくくした弾性材料で均質に作られる。従来技術として既知となっている球状化法とは異なり、本発明では、端縁領域6の塑性変形は問題にならない。従って、窒化時に、シリンダピストン1に均質で均一な熱処理を受けさせられるようになり、この熱処理から凹部2の端縁領域6を除外する必要がなく、またこのために必要とされる追加費用も不要となる。
ドーム状凹部2は、縦方向ボア7を介して図示しないピストンエンジンのシリンダボアに連結させて、圧力媒体が対応する摺動シューに設けられた縦方向のボアを介して摺動シューの摺動ソールに導入できるようにしてあり、また、これにより潤滑効果および油圧軽減効果が得られるようにしてあるが、これ自体は既知のものである。
図1Bは、首部12を介して摺動シュー10に形成されたボールヘッド11がはめ込まれる工程を示す。ボールヘッド11は半球状の球形で、ボールヘッド11の直径は、僅かな支持間隙を除くと、ドーム状凹部2の赤道直径Dに等しい。
ボールヘッド11をシリンダピストン1のドーム状凹部2内にはめ込むため、摺動シュー10およびシリンダピストン1からなるものを2つのジョー13、14でクランプするが、これらのジョー13、14は、ボールヘッド11がドーム状凹部2内にはめ込まれるときには、互いに向き合う方向に動く。摺動シュー10は第1ジョー13上にあり、シリンダピストン1は第2ジョー14上にある。ボールヘッド11がドーム状凹部2内にはめ込まれるとき、開口部3と赤道面5との間の部分にあって、ドーム状凹部2を囲む端縁領域6は、ボールヘッド11に係合するように弾性的に変形および/または拡大する。図1Cは、組立て状態の完成図である。
ドーム状凹部2を囲む端縁領域6の拡大を容易にするため、液体または気体の圧力媒体15をドーム状凹部2に導入してもよい。しかしながら、この方法は、本発明の実施の必須要件ではない。この目的のため、第2ジョー15のボア16を通して、シリンダピストン1の縦方向ボア7内にパイプ17が挿入されている。例えば、加圧オイルまたは圧縮空気のような液体または気体状圧力媒体15が、パイプ17および縦方向ボア7を通してドーム状凹部2に導入され、端縁領域6の拡大を容易にする。同様に、摺動シュー10のボア(図示せず)を通して圧力媒体をドーム状凹部2に導入することもできる。
図2は逆配置のボール継手連結部を示す。ボールヘッド11は首部12を介してシリンダピストン1上に形成され、半球ドーム状凹部2は摺動シュー10に設けられている。本発明はこの設計のボール継手連結部にも同様に適用され、この場合に、球状凹部2を囲む端縁領域6は、ボールヘッド11がはめ込まれおよび/または挿入されるとき、弾性変形する。
図3は、縦方向軸線4に沿ってシリンダピストン1に備えられた球状凹部2を示す。球状凹部2を囲む端縁領域6と縦方向ボア7とが見えている。図3で示される本発明の改良によれば、ドーム状凹部2を囲む端縁領域6に等間隔の半径方向スリット20aが設けられている。これらのスリット20aは、端縁領域6の弾性拡大を容易にする。しかしながら、スリット20aは必ずしも必須のものではない。13aは回転斜板を示し、該回転斜板上に摺動シュー10が支持される。
図4Aないし図4C及び図4D、および図5Aないし図5Cには、本発明の改良による、2つの実施例が示されている。これらの図面には、図1Aないし図1Cの実施例に使用した参照番号をできる限り用いている。
図4Bおよび図5Bに示すように、シリンダピストン1は、図1Aと同様に設計されている。この実施例でも球形ドーム状凹部2はアンダーカットされており、このため、ドーム状凹部2は180°より大きい立体角(>180°)を有する。かくして、赤道面5の直径Dは、凹部2の直径dより大きい。従って、シリンダピストン1側については、素材の降伏点にかかわりなく、図1Aないし図1Cに関して既に記載した実施例と大差はなく、従って大きい立体角
および/または小さい開口径dが可能である。
しかしながら、図4A、図4Dおよび図5Aに示す摺動シュー10上のボールヘッド11は、摺動シュー10の縦方向軸線21の周囲の平坦化部20を有する。その平坦化部20の直径d′は、凹部2の開口径dにほぼ等しいか、小さい。従って、ボールヘッド11は、容易に凹部2内に挿入できる。ボールヘッド11が凹部2内に挿入された後、塑性変形して平坦化部20が消滅し、ボールヘッド11の図4Cおよび図5Cに示す外表面22が、ドーム状凹部2の球状内表面23に係合する。図4Cおよび図5Cは、凹部2内に挿入されたボールヘッド11が最終的に完全に形成された状態を示している。
図4Aないし図4C及び図4Dに示す実施例では、摺動シュー10の摺動ソール24に圧力媒体を導入する場合に必須の縦方向ボア25が、内部突起部26の形成により細くなっている。摺動シュー10の縦方向ボア25内に図4Cに示すコーキングマンドレル27を挿入することにより、ボールヘッド11の素材は、半径方向外側に変形され、平坦化部20が消滅し、かつボールヘッド11の外表面22がドーム状凹部2の内表面23に係合する。この場合、ボールヘッド11の材質は、凹部2を囲む端縁領域6の材質より軟質で、じゅうぶんに変形可能な材質が望ましい。凹部2を囲むシリンダピストン1の端縁領域6は、ボールヘッド11の変形のための金型として機能する。前述のように、必要な摺動特性のため、摺動シューは、いかなる場合でも、例えば窒化鋼のような硬質鋼から成るシリンダピストン1よりも軟質で変形容易な材質、例えば銅合金または青銅合金で形成される。従って、ボールヘッド11の変形の度合いは、例えば球状化の成形など、従来技術として開示されている、ドーム状凹部2を囲む端縁領域6の塑性変形よりも材料条件によく合致したものである。
図4Dに参照番号31で全体を示す転造加工装置は、冷間の非切削処理で予備成形された丸いボールヘッド11に、平坦化部20を形成するためのものである。すなわち、ボールヘッド11に対して互いに直径方向をはさんで対峙する少なくとも2つのロール32a、32bを持つ転造加工装置31を用いて平坦化部を転造する。これらのロール32a、32bは同一の設計であることが望ましく、かつこれらの側面には各ロールとも環状凹部33を有し、該凹部33の凹形状は、図4Aに参照番号34で示すボールゾーンの凸形状と対の関係をなしている。かくして、各ロール32a、32bはそれぞれ円筒状側面33aを有し、該側面33aの幅bは平坦化部20の幅に等しい。この円筒状側面部分33aには2つの側面部分33b、33cが互いに鏡面対称の関係をなして軸の方向で隣接している。この側面部分33b、33cは、対応するロールの回転面として円弧の形状をなして広がる形で曲線を描いている。回転面の半径rはボールヘッド11の半径に等しく、回転面の幅については、ボールヘッド11が形成されるとき、ロール32a、32b近辺のボール形状が、側面部分からの抗圧力により変形されずに保たれるように大きさが決められる。この実施例では、ボールヘッド11の尾根部に対峙する側面部分33cは、約5〜10°の範囲の角度に亘って広がり、または、縦方向ボア25の端部の付近まで広がる。首部12に対峙する側面部分33bは、首部12とボール表面との間の境界部分12aまで、または該境界部分12aの付近まで延びている。側面部分33b、33cには、数mmの幅をもつ円筒状の側面部分36が軸線方向に隣接している。
ロール32a、32bは、機械装置(図示せず)により軸線方向に調節ができるようになっており、かつ駆動装置(図示せず)も設けられている。該駆動装置は、一方ではボールヘッド11および/または摺動シュー10と、他方ではロール32a、32bと連動されている。この方法により、ボールヘッド11および/または摺動シュー10またはロール32a、32bを、縦方向軸線21を中心に一体回転させることができる。このように行われる回転工程では、軸線をはさむ、ロール32a、32b間の空間は、両ロール間でボールヘッド11が所期の平坦形状になるまで、調整装置(これも図示せず)により減少していく。内部突起部26(図4A参照)も、素材の変形により同時に凸状にされる。上記回転工程は転造工程とみなすことができ、従って転造工程として設計することもできる。これはロール32a、32bについても適用され、ロール32a、32bは、ロールおよび/または成形ロールとして設計することができる。本発明に関連して、他の方法で突起部26を形成することもできる。
平坦化部20の除去のための、図4Dに示すボールヘッドの成形および/または逆成形は、図4Cにて既述したのと同じ方法で行なうことができる。本発明に関連して、シリンダピストン1上に対応して配置されたボールヘッド11を成形および/または逆成形することもできる。
図5Aないし図5Cは、本発明の他の実施例を示す。図4Aに示すボールヘッド11とは異なり、図5Aに示すボールヘッド11には内部突起部26が設けられていない。そのかわり、摺動シュー10の縦方向ボア25は、図5Cに示す変形後に、半径方向の凹み部分30が形成される。この実施例では、この変形は拡大マンドレル(図示しない)で行われるか、ボールヘッド11の摺動シュー10の縦方向ボア25に導入される気体状圧力媒体または液体状圧力媒体により行われるが液体状圧力媒体の方がより適している。しかしながら、半径方向の凹みの形成は、ボールヘッド11の軸線方向の据え込み成形により行なうこともできる。
図6(この図面でも、同類の部品は同じ参照番号で示されている)に示す第四実施例の継手連結は、図1Aないし図1Cに示す第一実施例により示される。継手連結は下記の方法により作られる。
シリンダピストン1は、ボールヘッド11がシリンダピストン1のドーム状凹部2内に挿入される前に加熱される。シリンダピストン1を均質かつ均一に加熱することもできるが、ドーム状凹部2を囲む端縁領域6のみの加熱でも充分である。それに加えボールヘッド11を冷却したり、あるいは、単にボールヘッド11を冷却するだけでもよい。これは、例えば液体窒素のような適当な冷却剤中に浸漬することにより行なうことができる。加熱によりドーム状凹部2の端縁領域6が拡大され、かつそのため、開口径dが拡大されるとともに、ボールヘッド11は冷却によって収縮し、これに対応してボールヘッドの直径が減少する。これにより、抵抗なしにボールヘッド11をドーム状凹部2内に挿入することができる。ボールヘッド11のドーム状凹部2の端縁領域6の温度が、再び差がなくなると、端縁領域6がボールヘッド11に係合して、ボールヘッド11はドーム状凹部2内に抜け止めされる。
もちろん、図4Aないし図4Dおよび図5Aないし図5Cによる方法は、互いに容易に組み合わせ、および/または図1ないし図3および図6により説明した弾性変形と組み合わせることができる。後者では熱変形が不充分なこともある。しかしながら、ボールヘッド11およびドーム状凹部2の端縁領域6の熱処理を行なわない場合と比較すると弾性変形はかなり小さいので、シリンダピストン1の材質に求められる弾性特性は比較的小さくてすむ。もちろん、本発明は、ボールヘッド11がシリンダピストン1に形成されかつ半球ドーム状凹部2が摺動シュー10に形成される場合にも同様に適用される。より詳しくは、本発明は、シリンダピストン1が鋼からなりかつ摺動シュー10が非鉄系合金からなる場合に、より理想的に実施できる。
半球ドーム状凹部2の端縁領域6および/またはボールヘッド11を熱処理する場合の利点は、端縁領域6の壁厚の影響が小さくなるということである。これに対し、弾性変形の場合には、端縁領域6の壁厚は重要な影響がある。更に、主に弾性変形による工程で予想される、部分的塑性変形による構造的変化や素材の変形や拡張ロスが防止される。
図1Aないし図1Cによる継手連結と、図6による継手連結との相違は、図6の実施例は端縁領域6にテーパを付す必要がないことである。これは、第一実施例では、シリンダピストン1の端部の環状の溝37により形成され、該溝37は端縁領域6に参照番号36で示すテーパを付す。第一実施例では、端縁領域6が過度の強度をもつことにより第一実施例の方法では拡大が困難になるような半径方向の厚さをもつ場合には、このテーパ36が必要になる。図6の実施例ではこのようなテーパは不要である。なぜならば、加熱を行うので、加熱時の拡大および冷却時の収縮の問題は、半径方向に厚い端縁領域6には起こらないからである。
本発明は図示の実施例に限定されるものではない。ドーム状凹部2を囲む端縁領域6の弾性変形またはボールヘッド11の塑性変形について、他の多くの可能性を考えることができるからである。
Claims (13)
- ピストンエンジンの摺動シュー(10)とシリンダピストン(1)の間のボール継手連結部を製造する方法において、
シリンダピストン(1)および/または摺動シュー(10)に、半球ドーム状凹部(2)であって、該凹部(2)が180°より大きい立体角(α)領域を有し、かつ、赤道面(5)の直径(D)が凹部(2)の開口径(d)より大きくなるようにアンダーカットされた半球ドーム状凹部(2)を成形する一方、
摺動シュー(10)および/またはシリンダピストン(1)に球状ボールヘッド(11)を成形し、
ドーム状凹部(2)内にボールヘッド(11)をはめ込んで、ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)を弾性変形によりボールヘッド(11)に係合し、
そのはめ込みの際、シリンダピストン(1)または摺動シュー(10)のボア(7)を介してドーム状凹部(2)に導入される、圧力(p)が加えられた液体または気体状圧力媒体によりドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)を拡大し、その拡大を保持する、
ことを特徴とするボール継手連結部の製造方法。 - 前記ボールヘッド(11)がはめ込まれるとき、ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)に、弾性応力分布が半径方向に均一に生じることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)に、弾性変形を容易にする半径方向スリット(20a)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。
- 摺動シュー(10)および/またはシリンダピストン(1)に成形する球状ボールヘッド(11)を、縦方向軸線(21)に平行で直径(d′)がドーム状凹部(2)の開口径(d)にほぼ等しいか、これより小さな平坦化部(20)を有する形状に成形し、
ボールヘッド(11)を凹部(2)内に挿入し、
ボールヘッド(11)の平坦化部(20)が消滅し、かつ、ボールヘッド(11)の外表面(22)がドーム状凹部(2)の球状内表面(23)に係合するまでボールヘッド(11)を塑性変形させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のボール継手連結部の製造方法。 - 前記ボールヘッド(11)は、非切削および/または冷間処理により、平坦化部(20)を備える形状に変形されることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
- 前記ボールヘッド(11)は、転造により平坦化部(20)を備える形状に変形されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の製造方法。
- 前記ボールヘッド(11)の成形時に、成形により生じる素材の変形により、縦方向ボア(25)内に内部突起部(26)が形成されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の製造方法。
- 前記縦方向ボア(25)がボールヘッド(11)を貫通し、該縦方向ボア(25)には、ボールヘッド(11)の塑性変形を行うための液体または気体状圧力媒体が導入され、ボールヘッド(11)の素材を容易に半径方向に変形させることを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記縦方向ボア(25)がボールヘッド(11)を貫通し、該縦方向ボア(25)には、ボールヘッド(11)の塑性変形を行うために、ボールヘッド(11)の素材を半径方向に変形させるコーキングマンドレル(27)が挿入されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の製造方法。
- 前記縦方向ボア(25)は、コーキングマンドレル(27)により半径方向に変形される内部突起部(26)を有していることを特徴とする請求項9に記載の製造方法。
- 前記ボールヘッド(11)は、ボールヘッド(11)の軸線方向の据え込み成形により塑性変形されることを特徴とする請求項4ないし請求項10のいずれか1項に記載の製造方法。
- ボールヘッド(11)をドーム状凹部(2)内にはめ込む前に、少なくとも、ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)を加熱しおよび/またはボールヘッド(11)を冷却し、
ボールヘッド(11)をドーム状凹部(2)内に挿入して、ボールヘッド(11)の挿入後に、ボールヘッド(11)およびドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)の温度差がなくなることにより、ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)がボールヘッド(11)に係合することを特徴とする請求項1に記載のボール継手連結部の製造方法。 - 前記ドーム状凹部(2)を囲む端縁領域(6)が、ボールヘッド(11)の挿入時に更に弾性変形されることを特徴とする請求項12に記載の製造方法。
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