JP4088624B2 - 自動車外の人を保護する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1,14,20,30および32の前文(プレアンブル部)に基づく自動車外の人を保護する装置に関する。
自動車外にいる歩行者などを巻き込んだ事故は、自動車の剛体状の車体により傷害発生の危険性が非常に高く、深刻な結果になることが多い。特に、衝突事故の場合には、例えば、フロントガラスのワイパーやウィンドウフレーム周辺の出っ張った部分でケガをする恐れがある。車体重量よりも軽い人間に合わせたエネルギー吸収ゾーン「クランプル・ゾーン」がないと、事故時の自動車の実質上全ての運動エネルギーが減衰することなく即時に自動車外で巻き込まれた人に作用する。
このため、自動車外の人と衝突した際の影響を軽減するために、車外、特に、自動車前部にエアバッグを設けることが公知である。このようなエアバッグによって、理想的には、例えば、歩行者が、自動車とぶつかっても全くケガをしないという効果が達成される。
日本国特許出願公開公報2001315599Aは、自動車の前部で展開可能なエアバッグを開示している。このエアバッグは、バンパーから上方に向かって繰り出されて棒状になる。
日本国特許出願公開公報06239198Aは、自動車の前部に設けられて、この前部をバンパーとともに覆うエアバッグを開示している。
このような自動車外のエアバッグの公知の形状における問題点は、エアバッグが、衝突時に最初に人と接触した際、エネルギーを消散するための減速距離が不十分にしかない、または、自動車の前部を覆うだけである。このような装備の自動車と人が衝突した場合、傷害が生じる危険性はかなり残っている。
日本国特許出願公開公報2001315599A 日本国特許出願公開公報06239198A
本発明の目的は、従来技術の周知の欠点を軽減し、衝突事故の際に自動車外の人を保護する改良された装置を明示することである。
この目的は、請求項1の特徴を有した自動車外の人を保護する装置によって解決される。また本発明の有利な変更例が従属クレームに記載されている。
すなわち、自動車外の人、特に歩行者やサイクリストを保護する装置は、自動車外で作用する少なくとも1つの膨張式のエアバッグを有している。本発明によれば、膨張時において、エアバッグは、衝突事故の際に人と最初に接触する接触部を自動車に対して下部に有する。この接触部は、エアバッグの他の部分に比べて、車体の垂直軸に対して交差する方向(垂直方向)について車体から最も離れるように構成される。更に、エアバッグは、接触部に隣接して、最初の接触後に人を受ける衝撃面を有する。
本発明の有利な変更例では、衝撃面が車体の垂直軸と交差する面(垂直面)に対して傾斜して構成される。この場合、衝撃面が移動方向と反対の方向に立ち上がるように構成するのが有利である。本発明の別の有利な変更例では、衝撃面が接触部上方において車体の長軸(長手軸)に対して実質的に傾斜するように構成する。結果的に、膨張したエアバッグが略くさび(楔)状に形成されるのが有用である。本発明の他の有利な変更例では、接触部が、実質的に自動車の外にいる人の身体の重心より下方の、特に、下脚部と同じ高さの面上に設けられている。このように接触部が低い位置となるようにエアバッグが形成されることで、衝突事故の際に、人は先ず僅かな回転運動で動き、上体が自動車の方向に動くことになる。その結果、人は、徐々に衝撃面に接触して、実質的に衝撃面上を転動することになる。
衝撃面の傾斜度及び/又は剛性を、衝突運動に影響を及ぼす要素、特に、自動車速度や衝突角度に適合させるのが有利である。好ましい一つの変更例では、エアバッグは、それぞれ異なった圧力に加圧できる少なくとも2つのチェンバ(チャンバないし区画室)を有する。各チェンバに少なくとも1つのガス発生装置を割り当てるのが有利である。本発明の別の変更例では、衝撃面は、人が体全体で接触可能であるような大きさに形成されている。このような様々な構成によって、人ができるだけ少ない衝撃伝達にてエアバッグに受けられ、完全に非弾性の衝撃の場合のごとく、エアバッグ上に静止することが可能になる。従って、傷害の危険性が低減され、人は道路にぶつからず、あるいは低速度でしか衝突しない。
本発明の別の実施形態では、衝突事故の際に人と最初に接触可能であり、好ましくは、その人の下脚部と同じ高さにある少なくとも1つの接触部を有する。また、エアバッグの他の部分から離れていて、人の上体をエアバッグの衝撃面の方向に僅かに回転させる接触部を用いることもできる。
エアバッグの展開は、自動車の外にいる人を検知する少なくとも1つの近接センサを介して起動されると有利である。
従って、例えばガス発生装置を早めに点火することによって、衝突時には、エアバッグは既に完全に膨張し、完全な安全効果を有する。
歩行者やサイクリストとの事故は、殆ど自動車の前部で発生するので、自動車の前部にエアバッグを設けると有利である。しかし最大限の保護のため、エアバッグを自動車の側部や後部にも設けてよい。
本発明の有利な変更例では、エアバッグは、使用していない時は、バンパー及び/又は保護帯に収容される。従って車体外形の邪魔にならず、空気力学やデザインに影響しない。同時にエアバッグを車体の最前部に直接設けてもよい。
本発明の目的は、更に、自動車外の人を保護する請求項14の特徴を有する装置によって達成される。また本発明の有用な変更形態が従属クレームに記載されている。
すなわち自動車外の人を保護する装置は、自動車外で作用する少なくとも1つの膨張式エアバッグを有する。本発明ではエアバッグに対向風(向かい風)を少なくとも一部充填可能とされている。
移動方向に開口している空気流入口からエアバッグに対向風を充填できるように構成し、空気流入口をガス発生装置の点火前、点火時または点火後に密閉するのが有利である。更に、空気流入口を、車体部分、特にバンパーに設けると有利である。本発明の別の変更例では、空気流入口が、エアバッグの開口部として形成されている。このように、エアバッグが最終的にガス発生装置によって充填され展開される前に、当該エアバッグに必要とされる大きな容量の一部につき、対向風によって充填することが可能である。その結果、比較的小型のガス発生装置を用いることが可能となり、コスト面で有利であり、全体を比較的小型にでき軽量化される。
本発明の一つの変更例では、エアバッグは、一方が空気流入口の縁部に作用し、他方が空気流入口における当該縁部の反対に位置するエアバッグ上の固定点に作用する少なくとも1つの阻止線を有し、エアバッグ内の圧力上昇にともなって、空気流入口が阻止線によって閉じられるように構成されている。この場合、エアバッグが少なくとも2つのチェンバを有し、空気流入口が第1チェンバ(区画室)内に通じ、ガス発生装置が第2チェンバ(区画室)内に通じ、阻止線の固定点が第2チェンバ上に設けられている。阻止線の使用が、エアバッグに設けられた空気流入口の簡単な閉鎖機構になっている。阻止線と第2チェンバが接続されていることによって、ガス発生装置が点火されると、第2チェンバ内の圧力が上昇して空気流入口が自動的に閉まる。これは、第1チェンバ内の圧力とは関係なく起こり、自動車速度にも関係しない。従って、空気流入口は、更に別の手段を用いることなく、簡単かつ確実に閉まる。
本発明の目的は、更に、自動車外の人を保護する請求項20の特徴を有する装置によって達成される。本発明の有利な発展例が従属クレームに記載されている。
すなわち自動車外の人を保護する装置は、自動車の外側に設けられた少なくとも2つのエアバッグを有しており、このエアバッグの衝撃面の向きがほぼ同じとなるように構成されている。
本発明の有利な変更例では、エアバッグの衝撃面は、互いに離間し、同じ向きの少なくとも1つの接続面によって互いに接続されている。接続面をエアバッグ間で伸張するエアバッグカバー材で形成すると有利である。一つの変更例では、接続面もエアバッグとして形成される。このエアバッグは、高圧エアバッグとして形成するのが有利である。接続面によって互いに接続された複数の離間するエアバッグを用いることによって、エアバッグ容量が低減でき、その結果、小型のガス発生装置を用いることが可能となり、本装置の展開作用および展開速度が向上する。
本発明の別の変更例では、膨張したエアバッグの衝撃面がほぼ隙間なく互いに隣接するよう構成される。起動の際に、エアバッグの少なくとも1つが膨張しないように構成するのが有利である。一つの変更例では、少なくとも2つのエアバッグのうちの1つにのみ割り当てることができる少なくとも1つのガス発生装置がエアバッグに充填するために設けられている。別の有利な変更例では、少なくとも1つのガス発生装置が、少なくとも2つのエアバッグを同時に充填するために設けられている。本発明のこれらの変更例により、例えば、最高2つのエアバッグと2つのガス発生装置またはその充填ガスを取り替えるだけでよいので、エアバッグを起動した際に生じる自動車の損失を低減することが可能になる。近接センサによって、例えば、1つのエアバッグの中央での衝突が予知された場合、そのエアバッグだけを膨張させればよい。2つのエアバッグの間での衝突が予知された場合、それら2つのエアバッグを膨張させなければならない。従って、設けられている全てのエアバッグを展開膨張させる必要がないので、コストを削減できる。
本発明の目的は、更に、自動車外の人を保護する請求項30の特徴を有する装置、および請求項32の特徴を有する装置によって達成される。
すなわち自動車外の人を保護する装置は、自動車外で作用するとともに、少なくとも2つのチェンバを有する少なくとも1つの膨張式エアバッグを有する。このチェンバのうちの少なくとも2つが、エアバッグの膨張時に車体の垂直軸に沿って上下に配置され、エアバッグの下部に設けられたチェンバが上方に位置するチェンバより高圧に加圧される。この場合、下部に設けられたチェンバが上方に位置する各チェンバより高圧に加圧されると有利である。
本発明の目的を達成するために、別の変更例では、装置が自動車外で作用する少なくとも2つの膨張式エアバッグを有するように構成される。このエアバッグのうちの少なくとも2つが、膨張時に車体の垂直軸に沿って上下に配置され、下部に設けられたエアバッグが上方に位置するエアバッグより高圧に加圧される。この場合も、下部に設けられたエアバッグが上方に位置する各エアバッグより高圧に加圧されると有利である。
本発明の上記2つの変更例は、膨張したエアバッグによって形成されて人を受ける衝撃面が、人と最初に接触する前に、略車体の垂直軸に沿って形成されるように構成されている。この場合、衝撃面は、好ましくは人と接触する前に車体の長手軸に対して略垂直に形成される。これらの発展例では、事故に巻き込まれた人の全高が瞬時に接触することによって、制御された衝突/移動作用を実現することが可能となる。特に、その人の身体の回転モーメントさえもエアバッグに制御されて伝えられる。
エアバッグ及び/又はチェンバ内のガス圧は、予想される衝撃の経時的な(その時々の)運動力学的条件に適合させることが有利である。これによって、本装置の潜在的保護能力が確実に最大限活用される。
上記記載の装置は、事故の一次衝突の際の影響を軽減するばかりでなく、その事故に巻き込まれた人が車道または車道周辺の物体にぶつかる二次衝突の際の影響も軽減する。エアバッグひいては自動車に当たって広範囲に受け止められるため、人はエアバッグに衝突しないで当該エアバッグ上を滑り降りる。従って、二次衝突の際の影響がかなり軽減される。
図1は、自動車1の外にいる人(ここでは歩行者3)を保護する本発明によるエアバッグ2が装備された自動車1の前部10を示している。図1では、エアバッグ2が既に完全に展開して膨張した状態が示されている。
エアバッグ2は、下部に接触部21を有する。接触部21は、エアバッグ2の他の部分に比べて、車体の垂直軸に対して交差する方向(直交方向)について車体1から最も離れている。この実施形態では、エアバッグ2の接触部21は、自動車1の車体から移動方向に最も離れている。衝突事故の際には、この接触部21で最初にエアバッグ2と歩行者3が接触する。このような構成では、接触部21は、歩行者3の身体の重心よりも下部、図1では、歩行者3の下脚部30領域に接触する。
接触部21には衝撃面20が隣接している。衝撃面20は、歩行者3側に傾斜し、車体の垂直軸に垂直な面に対して傾斜し、移動方向と反対の方向に立ち上がる。衝撃面20は、車道に対して一種の「くさび」となり、衝突事故の際には、歩行者3が車道から衝撃面20上に持ち上げられる。
図1に示された改良例によって、エアバッグ2の下部21が、衝突事故の際に、歩行者3の下脚部30に最初に接触することが可能になる。歩行者3の身体の重心よりも下方に位置するこの接触部21によって、衝突事故の際に、歩行者3は、上体がエアバッグ2の衝撃面20の方向に移動するとともに、脚部30が反対方向に移動するように回転する。従って、歩行者3は、エアバッグ2と低い位置で接触するために、エアバッグ2の衝撃面20上に実質的に「転動する」。そこで、歩行者3は、徐々にエアバッグ2の衝撃面20に接触する。
歩行者3側に傾斜しているエアバッグ2の衝撃面20は、歩行者3、特に歩行者3の頭部31を完全に受けることができる大きさを有する。このために、衝撃面20は、移動方向において少なくとも人の平均身長に相当する長さを有する。
車体の垂直軸に対して交差する面に対する衝撃面20の傾斜度および剛性は、その時の状況に合わせることが可能であり、特に、接近速度、または歩行者3の衝突の推定角度によって決めることができる。エアバッグ2は、自動車1に歩行者3が間もなく衝突することを検知する近接センサ13によって起動される。有利な一実施形態では、差し迫った歩行者3の衝突点を判断でき、かつ、傾斜度および硬度において最適な状態で適切にエアバッグ2を仕向けることができるように、近接センサ13は、歩行者3の大きさや動きも特定する。
エアバッグ2は、使用していない時は、自動車1のバンパー11または保護帯12内に組み込まれるか、少なくともバンパー11や保護帯12で被覆される。近接センサ13についても、バンパー11や外装帯12内に直接組み込まれていてもよい。
図2は、自動車外の人を保護する装置を示し、離間して配置された3つのエアバッグ2a,2b,2cが展開膨張時に接続面4によって互いに接続されている。エアバッグ2a,2b,2cの衝撃面20a,20b,20cの向きは同じであり、衝突事故の際には、自動車外の人の方向に傾斜する。この場合、エアバッグ2a,2b,2cは、図1のエアバッグと同じような形状に形成され、サポートになるとともに、接続面4を方向付ける働きをする。接続面4は、図1のエアバッグと同じ特性を有する。
接続面4は、例えば、各エアバッグ2a,2b,2c間で伸張するエアバッグ生地で形成されている。3つの離間したエアバッグ2a,2b,2cと、エアバッグ間で伸張する接続面4を有する実施形態によって、自動車の広い部分、図示の例では自動車の前部全体を被覆することが可能になる。小さなエアバッグ2a,2b,2cを用いることによってエアバッグ容積を削減でき、その結果、小型かつ/またはコスト効率のよいガス発生装置を使用できる。また、小容量であるため、より迅速かつ制御された展開が可能となる。
図3は、図2の3つの離間したエアバッグ2a,2b,2cの装置を異なった視点から見た斜視図である。図1のエアバッグと同じように形成された各エアバッグ2a,2b,2cの形状がよく示されている。特に、自動車外の人の方向に傾斜する衝撃面20、および、その人の身体の重心よりも下方に位置して前方に突出される接触部21aが示されている。この衝撃面20と接触部21aによって、特に図1について記載した発明による有利な一連の衝突が可能になる。
図4は、図2および図3に示した自動車外の人を保護する装置の別の実施形態を示し、3つの離間したエアバッグと接続面5を有する。シート状構造とされた更に別のエアバッグ5が接続面として取り付けられている外側のエアバッグ2cのみが、図4の側面図に示されている。この場合、高圧エアバッグ5がシート状構造のエアバッグとして設けられている。高圧エアバッグ5の構成により、3つの離間したエアバッグ2a,2b,2c間に位置する接続面5の部分間の剛性を強化することができる。従って、人の衝突作用は、エアバッグ2a,2b,2c,5によって覆われた表面全体に渡ってほぼ均一になる。エアバッグ2a,2b,2cが小容量である点で図3について記載した利点は、図4の装置についても当てはまるが、表面全体に渡る衝突作用は一層均一である。
図5は、3つのエアバッグ2a’,2b’,2c’ を有する自動車外の人を保護する装置を示す。衝撃面20a’,20b’,20c’は同じ向きとされ、実質的に隙間なく互いに隣接している。3つのエアバッグ2a’,2b’,2c’によって形成され、人の方向に傾斜する実質的に連続した衝撃面20a’,20b’,20c’が設けられている。エアバッグ2a’,2b’,2c’は、更に、人と最初に接触する箇所が、その人の重心よりも下になるように構成されている。これにより、当該実施形態においても、人が、実質的に連続した衝撃面20’と徐々に接触し、エアバッグ2a’,2b’,2c’と人との望ましい有利な、連続した接触が達成される。
近接センサ13とこれに対応する評価手段(図示略)を使用することにより、本実施形態では、場合によっては、衝突時にエアバッグ2a’,2b’,2c’の1つだけ、または、多くても2つを展開して、残りのエアバッグを使用しなくても十分であるといった利用形態が得られる。このためには、衝突時の人の予想衝突点を現在の近接データから算出しなくてはならない。そして、衝突点がエアバッグ2a’,2b’,2c’の二つの間の中央に予想され、それらエアバッグ2a’,2b’,2c’の二つを膨張させなければならないのか、あるいは、衝突点がエアバッグ2a’,2b’,2c’の一つの中央に予想され、エアバッグ2a’,2b’,2c’の一つだけを膨張させればよいのかを判断する必要がある。このようなエアバッグ2a’,2b’,2c’による状況対応型の展開により、保護作用が損なわれることなく、人との衝突事故の際の費用を削減できる。最高でエアバッグ2a’,2b’,2c’の二つを膨張させるだけでよいので、ガス発生装置の数も削減できる。例えば、そのエアバッグ2a’,2b’,2c’にガス線を介して接続されたガス発生装置を全部で2つ使用するだけでもよい。
図6は、単一のエアバッグ2’’によって自動車外の人を保護する更なる変更例に係る装置を示す。この場合、エアバッグ2’’は、図1に関して上記した形状を有する。即ち、特に、エアバッグ2’’の下部に位置する接触部が、人体の重心よりも下部で最初に接触するとともに、車体から最も離れている。この接触部に隣接する衝撃面20’’は、人の方向に傾斜し、人を受けることができる。
図7および図8は、自動車1の外にいる人を保護する別の変更例を示し、自動車1の外側で作用するエアバッグ2’’’を有する。この場合、矢印で図示されている対向風(向かい風)を利用してエアバッグ2’’’を移動速度によって規定される一定の圧力まで膨張させる。
図7には、エアバッグ2’’’の起動直後の状態が示されている。対向風が、自動車1のバンパー11の空気流入口13からエアバッグカバー22内に導入される。その結果、エアバッグカバー22が徐々に一定の圧力まで膨張する。この圧力は、主として、所定の時点における自動車1の速度によって決まり、例えば、圧力センサ(図示略)によってモニターされる。起動後一定時間経過後、歩行者から一定の距離離れていない場合、または、速度に依存する一定の圧力を越えた後、空気流入口13が閉じ、図8に示すように、ガス発生装置6が点火される。そこで、エアバッグ2’’’は、ガスがガス発生装置6からエアバッグカバー22内に流入することによって所期の作動圧力になる。展開膨張したエアバッグ2’’’は、衝撃面20’’’の傾斜度や接触部について図1に関して記載した形状を有する。
図9〜11は、自動車1の外側で作用するエアバッグ2’’’’を有し、衝突事故の際に外にいる人を保護する本発明による装置の別の実施形態を示す。エアバッグ2’’’’は、図7および8に関して説明したように、まず、対向風(向かい風;矢印で図示)によって一定の圧力まで充填される。
この実施形態では、空気流入口23がエアバッグ2’’’’自体に設けられている。エアバッグは、上部チェンバ220と下部チェンバ221を有し、空気流入口23は、上部チェンバ220に配置されている。図9に示されているように、空気流入口23は、エアバッグの開口部として形成されている。エアバッグ2’’’’の上部チェンバ220は、対向風によって膨張し、空気流入口23の開口部は、阻止線24によって形状が保持されている。この場合、阻止線24は、一方が開口部23の上部240を形成するエアバッグ生地に固定され、他方が下部チェンバ221部分の固定点241に固定されている。また、阻止線24によって、特に、エアバッグ2’’’’内への空気の流入口23が対向風によって後方に曲がらないように構成されている。
上部チェンバ220内が一定の圧力になり、エアバッグ2’’’’の起動後一定時間経過し、および/または、車外の人から一定距離離れていない場合、図10に示すように、ガス発生装置6が点火される。発生したガスは、ガス発生装置6からエアバッグ2’’’’の下部チェンバ221内に導入されて、下部チェンバ221が展開し始める。下部チェンバ221の膨張は、同時に、阻止線24に固定点241から張力を加える。阻止線24としては、開口部23の上部240を形成するエアバッグ生地に張力を加える。このようにして開口部23が閉まる。下部チェンバ221の圧力が上昇し、その結果、阻止線24に強い張力が加わるため、開口部23はほとんど密閉される。この時、溝222によって接続された2つのチェンバ220,221内の圧力は、所期の動作圧力まで上昇し、エアバッグ2’’’’は、図11に示すように、上記の有用な形状になる。エアバッグ2’’’’に対向風を前もって充填することによって、小型のガス発生装置6を使用することが可能となり、コスト削減および軽量化が可能となる。
図12は、エアバッグ2’’’’’を有する本発明による装置の別の実施形態を示す。エアバッグ2’’’’’は、それぞれのガス発生装置6a,6b,6cによってガスが供給される3つの独立したチェンバ25a,25b,25cを有する。従って、3つのチェンバ25a,25b,25cは、それぞれ異なった圧力に加圧でき、また異なる時間に充填できるので、エアバッグ2’’’’’の衝撃面20’’’’’は、その都度、衝突状況に最適な状態に合わせることが可能である。例えば、衝撃面20’’’’’は、部位によって様々な硬度に設定可能である。また、上部チェンバ25cに充填する量を少なくすることによって、特に頭部との接触をソフトにできる。近接センサのデータとその結果得られる衝突運動の算出に基づいて、チェンバ25a,25b,25cそれぞれに充填可能である。
図13、14は、本発明の別の実施形態を示す。この場合も、車外の人を保護する装置は、自動車1の前部10に設けられている。この装置は、自動車1に対して上下に配置された2つのエアバッグ2e,2e’を有する。下側に設けられたエアバッグ2e’は、上側に設けられたエアバッグ2eよりも高圧となるように加圧される。
図示の例では、下側に設けられたエアバッグ2e’は、上側に設けられたエアバッグ2eよりも容量が小さい。そのため、例えば、構造上同一のガス発生装置(図示略)をそれぞれ2つのエアバッグ2e,2e’に使用する場合、上部のエアバッグ2eよりも下部のエアバッグ2e’の方が高圧になるという効果が得られる。構造上同一のガス発生装置を使用することは、コスト面でかなり有利である。
2つの膨張したエアバッグ2e,2e’によって形成される衝撃面20eは、図13に示す始動位置において、自動車1の長軸方向に対して略垂直をなす。この2つのエアバッグ2e,2e’の始動位置においては、自動車外の人とまだ接触していないが、間もなく接触することとなる。エアバッグ2e,2e’は、既に完全に展開してそれぞれの所定の圧力に加圧されている。
エアバッグ2e,2e’に充填するガス発生装置(図示略)は、人が自動車1に間もなく衝突することを評価装置(図示略)とともに検知評価する近接センサによって点火される。
人が2つの完全に膨張したエアバッグ2e,2e’に衝突すると、当該人は、最初に、2つのエアバッグ2e,2e’によって形成された略垂直な衝撃面20e(図13)に接触する。上体が上部エアバッグ2eに実質的に接触し、脚部が下部エアバッグ2e’に接触する。
下部エアバッグ2e’が上部エアバッグ2eよりも高圧に加圧されているため、下部エアバッグ2e’も最初はより強い力を人に加える。この下部エアバッグ2e’によって加わる力が、人体の重心よりも下方に作用し、僅かな回転モーメントを人に加えることによって、上体が自動車1の方向に回転する。しかし、既に上体部分も上部エアバッグ2eに接触しているので、上体は、人に加える力が小さい上部エアバッグ2eに沈む。その結果、人の上体は、2つのエアバッグ2e,2e’と最初に接触した後、自動車の方向に動き、そして、徐々に上部エアバッグ2eに沈む。このようにして、人はエアバッグにいわば転がり込み、静かに拘束される。
自動車に対する人の相対移動は、自動車の前部のエアバッグ2e,2e’上において、車道に対して傾斜した図14に示されている位置で終了する。この時、その瞬間における自動車の速度と人の移動速度は同じであり、この装置のエネルギー吸収能力が最大限活用されることとなる。本発明の一変更例では、エアバッグ2e,2e’の必要硬度または圧力は、その都度、各時点における状況に様々に適応させることが可能である。
2つのエアバッグ2e,2e’は、膨張時には、車体構造、特に、自動車前部またはボンネット上に支持され、衝突事故の際に生じる力を自動車に伝える。
この実施形態の有利な一変更例(図示略)では、上下に配置された2つのエアバッグが結合されて、上下に位置する2つのチェンバを有する一つのエアバッグが形成されている。下部チェンバは上部チェンバよりも高圧に加圧される。この場合においても、完全に膨張したエアバッグの衝撃面は垂直とされる。従って、衝突事故の際、人とエアバッグとの最初の接触では、その人のほぼ体全体が接触する。チェンバによって形成された2つのエアバッグ部は、圧力が異なっているために硬度が異なり、その結果、上記したように僅かな回転モーメントが人の上体に自動車の長軸方向に加わる。しかし、上体が直ちに上部の柔らかいエアバッグ部に受けられて当該エアバッグ部に沈み込むため、回転時の接触が連続した接触となる。
本発明は、上記に例示した実施形態に限られるものではない。本発明に不可欠な特徴は、自動車外の人を保護する装置が、自動車外において作用する少なくとも1つのエアバッグを有するとともに、膨張時のエアバッグが、衝突事故の際に人と最初に接触する接触部を自動車に対して下部側に有し、その接触部が、エアバッグの他の部分に比べて、車体の垂直軸に対して垂直方向に車体から最も離れていること、かつ、エアバッグが、この接触部に隣接して、衝突事故の際に人を受ける衝撃面を有することで足りる。
自動車外の人を保護する本発明に係る装置を備えた自動車の側面図である。 3つのエアバッグと、そのエアバッグ間で伸張する接続面とを有する本発明の実施形態に係る装置を備えた自動車の前面図である。 本発明に係る図2の装置を備えた自動車の斜視図である。 高圧エアバッグとして形成された接続面を有する自動車外の人を保護する本発明に係る装置を備えた自動車の側面図である。 互いに直接隣接する3つのエアバッグを有する本発明に係る装置を備えた自動車の前面図である。 自動車の全幅を覆う1つのエアバッグを有する本発明に係る装置を備えた自動車の前面図である。 エアバッグに自動車の空気流入口から対向風が一部充填されたことを示す概略図である。 完全に膨張した際の図7に示すエアバッグの概略図である。 エアバッグに対向風を一部充填する開口部を有するエアバッグにつき、対向風のみが充填される第1段階における概略図である。 ガス発生装置が点火され、対向風を充填するための開口部が閉じられている第2段階における図9のエアバッグの概略図である。 対向風を充填するための開口部が完全に閉じ、図9および図10に示すエアバッグが完全に膨張した状態を示す概略図である。 自動車外の人を保護する本発明に係る装置を備えた自動車の側面図であり、異なった圧力で充填可能な3つのチェンバを有するエアバッグを有する。 自動車外の人を保護する本発明に係る装置を備えた自動車の側面図であり、自動車に対して上下に配置された2つのエアバッグを有し、人の衝突前の状態において下部エアバッグが上部エアバッグよりも高圧に加圧されている。 人が衝突した後の図13の自動車の側面図である。
符号の説明
1 自動車
2 エアバッグ
3 歩行者
10 自動車前部
11 バンパー
12 保護帯
13 近接センサ
20 衝撃面
21 接触部
30 下脚部

Claims (19)

  1. 自動車外で作用する少なくとも1つの膨張式のエアバッグを有し、自動車外の人、特に歩行者やサイクリストを保護する装置であって、
    膨張時に、前記エアバッグが、衝突事故の際に人と最初に接触する接触部を自動車に対応して下部領域に有し、前記接触部が、前記エアバッグの他の部分に比べて、車体の垂直軸に対して交差する方向に当該車体から最も離れる構成であり、
    前記エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)は、前記接触部(21)に隣接して前記最初の接触後に人(3)を受ける衝撃面(20,20’,20’’,20’’’,20’’’’,20’’’’’,20a,20a’,20b,20b’,20c,20c’)と、衝突運動に影響を及ぼす要素を検知する少なくとも1つの近接センサ(13)と、検知された前記要素に対し前記衝撃面(20,20’,20’’,20’’’,20’’’’,20’’’’’,20a,20a’,20b,20b’,20c,20c’)の傾斜を適合させる手段(25a,25b,25c)を有することを特徴とする装置。
  2. 前記衝撃面(20)が、車体の垂直軸と直交する面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記衝撃面(20)が移動方向と反対の方向に立ち上がることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記衝撃面(20)が接触部(21)上方において車体の長軸に対して実質的に傾斜していることを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  5. エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)が、略くさび状に形成されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記衝撃面(20,20’,20’’,20’’’,20’’’’,20’’’’’,20a,20a’,20b,20b’,20c,20c’)の傾斜度及び/又は剛性を、衝突運動に影響を及ぼす要素、特に、自動車速度や衝突角度に適応させることが可能であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)が、それぞれ異なった圧力に加圧できる少なくとも2つのチェンバ(25a,25b,25c)を有することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記各チェンバ(25a,25b,25c)に、少なくとも1つのガス発生装置(6a,6b,6c)が割り当てられていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記衝撃面(20,20’,20’’,20’’’,20’’’’,20’’’’’,20a,20a’,20b,20b’,20c,20c’)が、衝突事故の際に、前記人(3)の体全体が接触可能な大きさに形成されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記接触部(21)が、実質的に自動車(1)の外にいる人(3)の身体の重心より下方の、特に下脚部(30)と同じ高さの面上に設けられていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)の展開が、自動車(1)の外にいる人(3)を検知する少なくとも1つの近接センサ(13)を介して起動されることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)が、自動車(1)の前部領域(10)に設けられていることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記エアバッグ(2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’,2a,2a’,2b,2b’,2c,2c’)が、使用していない時は、バンパー(11)及び/又は保護帯(12)に収容されることを特徴とする請求項1から12までのいずれか1項に記載の装置。
  14. 自動車外で作用する少なくとも1つの膨張式のエアバッグを有し、自動車外の人、特に歩行者やサイクリストを保護する装置であって、
    前記エアバッグ(2’’’,2’’’’)に対向風を少なくとも一部充填可能であることを特徴とする装置。
  15. 移動方向に開口している空気流入口(13,23)から前記エアバッグ(2’’’,2’’’’)に前記対向風を充填することが可能であり、空気流入口(13,23)が、ガス発生装置(6)の点火前、点火時または点火後に密閉可能であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記空気流入口(13,23)が、車体部分、特にバンパー(11)に設けられていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記空気流入口が、前記エアバッグ(2’’’’)の開口部(23)として形成されていることを特徴とする請求項15又は16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記エアバッグ(2’’’’)が、一方が開口部(23)の縁部(240)に作用し、他方が開口部(23)に対して当該縁部(240)と反対側のエアバッグ(2’’’’)上の固定点(241)に作用する少なくとも1つの阻止線(24)を有し、エアバッグ(2’’’’)内の圧力上昇にともなって、開口部(23)が阻止線(24)によって閉じられることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記エアバッグが、少なくとも2つのチェンバ(220,221)を有し、開口部(23)が第1チェンバ(220)内に通じ、ガス発生装置(6)が第2チェンバ(221)内に通じ、阻止線(24)の固定点(241)が当該第2チェンバ(221)上に設けられていることを特徴とする請求項18に記載の装置。
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